JP2004182082A - ミラー角度調整装置および電動ミラー装置 - Google Patents

ミラー角度調整装置および電動ミラー装置 Download PDF

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Abstract

【課題】本発明の目的は、ミラーの傾斜角度調整速度を可変させることが可能な構成を有していても、小型・軽量化が可能であると共に、コストを低く抑えることが可能なミラー角度調整装置を提供することにある。
【解決手段】本発明は、ミラーの傾斜角度を調整するためのミラー角度調整装置10に関する。
本発明に係るミラー角度調整装置10は、長手柱体の外周部に螺旋溝24a,24bが形成されてなるリードスクリュー16a,16bと、螺旋溝24a,24bに螺合された係合部材15a,15bと、係合部材15a,15bをギア14a,14bを介して回転させるモータ12a,12bと、を備え、螺旋溝24a,24bは、中央部に溝間隔の狭い第1領域と、中央部よりも両端側に第1領域の溝間隔よりも広い溝間隔を有する第2領域と、を有して形成されたことを特徴とするミラー角度調整装置。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ミラー角度調整装置および電動ミラー装置に係り、特に、ミラーの傾斜角度に応じて角度調整速度を可変させることが可能な構成を備えたミラー角度調整装置および電動ミラー装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来から、車両に配設された電動ミラー装置には、ミラーの傾斜角度に応じて、ミラーの傾斜角度調整速度を可変させることが可能な構成を備えたものがある。
【0003】
このミラーの傾斜角度調整速度を可変させることが可能な構成としては、急速変角用ギアおよび鏡面調整用ギアを有して構成された傾斜角度調整装置が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
【0004】
【特許文献1】
特開平9−220977号(第4−6頁、図1、図2)
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上述のように、急速変角用ギアおよび鏡面調整用ギアを有して構成された傾斜角度調整装置においては、ギア数が多いため、小型・軽量化が困難であると共に、コストが嵩むという問題があった。
【0006】
本発明は、上記問題に鑑みてなされたものであって、その目的は、ミラーの傾斜角度調整速度を可変させることが可能な構成を有していても、小型・軽量化が可能であると共に、コストを低く抑えることが可能なミラー角度調整装置を提供することにある。
【0007】
また、本発明の他の目的は、ミラーの傾斜角度が小さいときには、ミラーを低速で傾動させることが可能であると共に、ミラーの傾斜角度が大きいときには、ミラーを高速で傾動させることが可能なミラー角度調整装置を提供することにある。
【0008】
さらに、本発明の他の目的は、小型・軽量化が可能であると共に、コストを低く抑えることが可能な電動ミラー装置を提供することにある。
【0009】
また、本発明の他の目的は、簡易な構成で、ミラーの傾斜角度が小さいときには、ミラーを低速で傾動することが可能であると共に、ミラーの傾斜角度が大きいときには、ミラーを高速で傾動することが可能な電動ミラー装置を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】
前記課題は、請求項1に記載のミラー角度調整装置によれば、前記アジャスタは、長手柱体の外周部に螺旋溝が形成されてなるスライド部材と、前記螺旋溝に螺合された回転部材と、該回転部材を回転させるモータと、を備え、前記スライド部材には、前記ミラーとの接続部が設けられ、前記螺旋溝は、溝間隔の狭い第1領域と、該第1領域の溝間隔よりも広い溝間隔を有する第2領域とを有して形成されたこと、により解決される。
【0011】
このように、アジャスタが、長手柱体の外周部に螺旋溝が形成されてなるスライド部材と、螺旋溝に螺合された回転部材と、回転部材を回転させるモータと、を備え、スライド部材に、ミラーとの接続部が形成され、螺旋溝は、溝間隔の狭い第1領域と、第1領域の溝間隔よりも広い溝間隔を有する第2領域とを有して形成されていると、回転部材が第1領域で螺旋溝に螺合しているときと、第2領域で螺旋溝に螺合しているときとで、スライド部材のスライド速度を可変することができる。従って、従来のように、急速変角用ギアおよび鏡面調整用ギア等を備えた複雑な機構を用いなくても、上述のような簡易な構成によって、ミラーの傾斜角度調整速度を可変させることが可能となるので、ミラー角度調整装置全体の小型・軽量化が可能になると共に、部品点数の削減により、コストを低く抑えることが可能となる。
【0012】
このとき、請求項2に記載のように、請求項1に記載のミラー角度調整装置において、第1領域が、スライド部材の中央部に形成され、第2領域が、スライド部材の中央部よりも両端側に形成されていると、スライド部材は、スライド量が小さいときには低速でスライド可能であると共に、スライド量が大きいときには高速でスライドすることが可能となる。これにより、ミラーの傾斜角度が小さいときには、ミラーを低速で傾動させることが可能となり、また、ミラーの傾斜角度が大きいときには、ミラーを高速で傾動させることが可能となる。
【0013】
また、前記ミラー角度調整装置は、より好適には、請求項3に記載のように、ミラーを上下方向に傾動させる上下傾斜角度調整用のアジャスタと、ミラーを左右方向に傾動させる左右傾斜角度調整用のアジャスタと、有して構成される。
【0014】
また、前記課題は、請求項4に記載の電動ミラー装置によれば、ミラーと、該ミラーの傾斜角度を調整するためのミラー角度調整装置と、を備えた電動ミラー装置において、前記ミラー角度調整装置は、長手柱体の外周部に螺旋溝が形成されてなるスライド部材と、前記螺旋溝に螺合された回転部材と、該回転部材を回転させるモータと、を備えたアジャスタを有して構成され、前記スライド部材は、前記ミラーの鏡面と反対側に自在継手を介して接続され、前記螺旋溝は、溝間隔の狭い第1領域と、該第1領域の溝間隔よりも広い溝間隔を有する第2領域とを有して形成されたこと、により解決される。
【0015】
このように、ミラー角度調整装置が、長手柱体の外周部に螺旋溝が形成されてなるスライド部材と、螺旋溝に螺合された回転部材と、回転部材を回転させるモータと、を備えたアジャスタを有して構成され、スライド部材が、ミラーの鏡面と反対側に自在継手を介して接続され、螺旋溝が、溝間隔の狭い第1領域と、該第1領域の溝間隔よりも広い溝間隔を有する第2領域とを有して形成されていると、回転部材が第1領域で螺旋溝に螺合しているときと、第2領域で螺旋溝に螺合しているときとで、スライド部材のスライド速度を可変することができる。従って、従来のように、急速変角用ギアおよび鏡面調整用ギア等を備えた複雑な機構を用いなくても、上述のような簡易な構成によって、ミラーの傾斜角度調整速度を可変することが可能となるので、電動ミラー装置全体の小型・軽量化が可能になると共に、部品点数の削減により、コストを低く抑えることが可能となる。
【0016】
このとき、請求項5に記載のように、請求項4に記載の電動ミラー装置において、第1領域が、スライド部材の中央部に形成され、第2領域が、スライド部材の中央部よりも両端側に形成されていると、スライド部材は、スライド量が小さいときには低速でスライド可能であると共に、スライド量が大きいときには高速でスライドすることが可能となる。これにより、ミラーの傾斜角度が小さいときには、ミラーを低速で傾動することが可能となり、また、ミラーの傾斜角度が大きいときには、ミラーを高速で傾動することが可能となる。
【0017】
また、前記電動ミラー装置は、より好適には、請求項6に記載のように、ミラーを上下方向に傾動させる上下傾斜角度調整用のアジャスタと、ミラーを左右方向に傾動させる左右傾斜角度調整用のアジャスタと、有して構成される。
【0018】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の一実施形態について、図を参照して説明する。なお、以下に説明する部材、配置等は、本発明を限定するものではなく、本発明の趣旨に沿って各種改変することができることは勿論である。
【0019】
図1乃至図7は本発明の一実施形態を示す図で、図1はミラー角度調整装置の内部構成を示す側面図、図2はミラー角度調整装置の正面図、図3はリードスクリューの構成を示す側面図、図4は電動ミラー装置の構成を示す図、図5は電動ミラー装置を車両の下側から見た図、図6は電動ミラー装置においてミラーの左右傾斜角度調整速度が可変する様子を示す説明図、図7は電動ミラー装置においてミラーの上下傾斜角度調整速度が可変する様子を示す説明図である。なお、図1,図2,図4においては、ミラー角度調整装置の内部構成における理解の容易のためにケースの一部を切り欠いて示してある。また、図5,図6,図7においては、電動ミラー装置の内部構成における理解の容易のためにミラーハウジングの一部を切り欠いて示してある。
【0020】
はじめに、本発明の一実施形態に係るミラー角度調整装置10の構成について説明する。図1に示す本発明の一実施形態に係るミラー角度調整装置10は、例えば、乗用自動車のドアに配設された電動ミラー装置に備えられ、この電動ミラー装置に配設されたミラーの傾斜角度を調整するためのものである。
【0021】
本実施形態に係るミラー角度調整装置10は、上ケース11aおよび下ケース11bからなるケース11と、モータ12a,12bと、ウォームギア13a,13b(モータ12b,ウォームギア13bは図2参照)と、ギア14a,14bと、係合部材15a,15bと、リードスクリュー16a,16bと、ミラーホルダ17とを有して構成されている。
【0022】
ケース11の外側部分には、固定部18が形成されており、この固定部18には、不図示のネジ等を挿入可能な径からなる貫通孔19が形成されている。そして、ミラー角度調整装置10は、固定部18によって後述する電動ミラー装置30に固定されるようになっている。
【0023】
ケース11の内側部分には、図2に示すように、2個のモータ12a,12bが互いに反対方向を向くように配設されており、このモータ12a,12bの回転軸20a,20bには、ウォームギア13a,13bがそれぞれ配設されている。
【0024】
下ケース11bのモータ12a,12bの近傍部には、図1に示すように、軸21a,21bがそれぞれ形成されており、この軸21a,21bには、ギア14a,14bがそれぞれ回転自在に固定されている。
【0025】
そして、ギア14a,14bは、図2に示すように、ウォームギア13a,13とそれぞれ歯合するようになっている。
【0026】
上ケース11aにおけるモータ12a,12bの間の部分には、給電端子22が形成されており、この給電端子22に外部電源装置(不図示)から電力が供給されることにより、モータ12a,12bの一方又は両方が駆動するようになっている。
【0027】
モータ12a,12bは、いずれも外部電源装置から電力が供給されることにより、一定の回転速度で回転軸20a,20bを回転することができるように構成されていると共に、回転軸20a,20bを正逆方向に切り替えて回転することができるようになっている。
【0028】
図1に示すように、係合部材15a,15bは、ギア14a,14bとそれぞれ一体に形成されている。係合部材15aのミラーホルダ17側の端部には、一対の係合爪23aが形成されており、この係合爪23aは、後述するリードスクリュー16aの螺旋溝24aに摺動可能に係合されている。
【0029】
同様に、係合部材15bのミラーホルダ17側の端部にも、一対の係合爪23bが形成されており、この係合爪23bは、後述するリードスクリュー16bの螺旋溝24bに摺動可能に係合されている。
【0030】
なお、係合部材15aおよびギア14a、係合部材15bおよびギア14bによって、本発明に係る回転部材が構成されている。
【0031】
ミラーホルダ17は、ミラー(不図示)を固定するためのものであり、ミラーホルダ17のケース11側の部分には、後述するリードスクリュー16a,16bに形成されたピボット25a,25bを支持するための球面状のピボット受26a,26bがそれぞれ形成されている。
【0032】
リードスクリュー16a,16bは、本発明に係るスライド部材に相当するものである。このリードスクリュー16a,16bは、長手円柱体で構成されており、その外周部には、長手方向に沿って螺旋状に螺旋溝24a,24bがそれぞれ形成されている。
【0033】
また、リードスクリュー16a,16bのミラーホルダ17側の部分には、球状のピボット25a,25bがそれぞれ形成されている。
【0034】
このピボット25a,25bは、ピボット受26a,26b内に嵌合されており、このピボット25aおよびピボット受26a、ピボット25bおよびピボット受26bにより、本発明に係る自在継手がそれぞれ構成されている。
【0035】
このように、自在継手が構成されることにより、リードスクリュー16a,16bが、ミラーホルダ17と首振り可能に一体的に固定されている。
【0036】
そして、リードスクリュー16a,16bは、上ケース11aに形成された貫通孔27a,27b内にスライド可能に挿入配置されている。
【0037】
ここで、リードスクリュー16aに形成された螺旋溝24aは、リードスクリュー16aの中央部よりも両端側の部分の方が、その溝間隔が広くなるように形成されている。
【0038】
同様に、リードスクリュー16bに形成された螺旋溝24bは、リードスクリュー16bの中央部よりも両端側の部分の方が、その溝間隔が広くなるように形成されている。
【0039】
すなわち、図3に示すリードスクリュー16aを例に説明すれば、螺旋溝24aのうち、リードスクリュー16aの中央部に位置する第1領域Aは、比較的に溝間隔が狭くなるように形成されている。
【0040】
一方、螺旋溝24aのうち、リードスクリュー16aの中央部よりも両端側に位置する第2領域B1,B2は、第1領域の溝間隔よりも、その溝間隔が広くなるように形成されている。
【0041】
そして、上記モータ12a、ウォームギア13a、ギア14a、係合部材15a、リードスクリュー16aによって後述する電動ミラー装置に備えられたミラーを上下に傾動するための上下傾斜角度調整用アジャスタが構成されている。
【0042】
また、上記モータ12b、ウォームギア13b、ギア14b、係合部材15b、リードスクリュー16bによって後述する電動ミラー装置に備えられたミラーを左右に傾動するための左右傾斜角度用アジャスタが構成されている。
【0043】
そして、前記上下傾斜角度調整用アジャスタにおいては、外部電源装置(不図示)からモータ12aに電力が供給されることにより、回転軸20aと共にウォームギア13aが回転し、これにより、ギア14aと共に係合部材15aが回転するようになっている。
【0044】
このようにして、係合部材15aが回転すると、係合爪23aがリードスクリュー16aの螺旋溝24a内を移動し、これによって、リードスクリュー16aが図1に示すX方向に沿って前進又は後退するようになっている。なお、リードスクリュー16aの前進および後退を切り替えるためには、モータ12aの回転軸20aの回転方向を正逆反対にすれば良いことは勿論である。
【0045】
同様に、前記左右傾斜角度調整用アジャスタにおいては、外部電源装置(不図示)からモータ12bに電力が供給されることにより、回転軸20bと共にウォームギア13bが回転し、これにより、ギア14bと共に係合部材15bが回転するようになっている。
【0046】
このようにして、係合部材15bが回転すると、係合爪23bがリードスクリュー16bの螺旋溝24b内を移動し、これによって、リードスクリュー16bが図1に示すX方向に沿って前進又は後退するようになっている。なお、リードスクリュー16bの前進および後退を切り替えるためには、モータ12bの回転軸20bの回転方向を正逆反対にすれば良いことは勿論である。
【0047】
ここで、上述のように、本実施形態のミラー角度調整装置10に備えられたモータ12a,12bは、一定の回転速度で回転軸20a,20bを正逆方向に回転するものである。
【0048】
また、リードスクリュー16aにおいて、螺旋溝24aの溝間隔は、リードスクリュー16aの中央部よりも両端側の部分の方が広くなるように形成されている。同様に、リードスクリュー16bにおいて、螺旋溝24bの溝間隔は、リードスクリュー16bの中央部よりも両端側の部分の方が広くなるように形成されている。
【0049】
従って、図1に示すミラー角度調整装置10において、リードスクリュー16aの両端側の部分(すなわち、図3に示す第2領域B2,B3)に係合爪23aが位置しているときは、係合爪23aがリードスクリュー16aの中央部(すなわち、図3に示す第1領域)に位置しているときよりも、モータ12aの回転数が一定状況下において、リードスクリュー16aが速く前進又は後退することが可能である。
【0050】
同様に、リードスクリュー16bの両端側の部分に係合爪23bが位置しているときは、係合爪23bがリードスクリュー16bの中央部に位置しているときよりも、モータ12bの回転数が一定状況下において、リードスクリュー16bが速く前進又は後退することが可能である。
【0051】
そして、本実施形態に係るミラー角度調整装置10においては、リードスクリュー16aの中央部分に係合爪23aが位置し、リードスクリュー16bの中央部分に係合爪23bが位置しているときに、ミラーホルダ17が水平となるように構成されている。
【0052】
次に、図4,図5を参照しながら、上記構成からなるミラー角度調整装置を用いた電動ミラー装置について説明する。
【0053】
なお、図4においては、内部構成の理解の容易のために、後述するミラー50を一点鎖線で示すと共に、ミラー角度調整装置10においては、その上ケース11a(図1参照)の一部を切り欠いて示してある。
【0054】
図4,図5に示す本実施形態に係る電動ミラー装置30は、例えば、乗用自動車等のドアに配設され、運転者に車両後方の状況を把握させるためのものである。
【0055】
本実施形態に係る電動ミラー装置30は、ミラー角度調整装置10と、ミラーハウジング40と、ミラー50とを有して構成されている。
【0056】
ミラーハウジング40は、車両のドアに一体的に配設されるものであり、車両後方側へ向けて開口部41を有する凹状体で構成されている。ミラーハウジング40の内側底部には、図5に示すように、ボス部42が複数形成されており、このボス部42にミラー角度調整装置10の固定部18が固着具60によって固定されることにより、ミラー角度調整装置10がミラーハウジング40に一体に固定されている。
【0057】
ミラー50は、ミラーハウジング40の開口部41を塞ぐようにしてミラー角度調整装置10のミラーホルダ17に固定されている。ミラー50の車両後方側面50aは鏡面で構成されており、これにより、運転者が車両後方の状況を把握することが可能となっている。
【0058】
そして、上述のようにして、ミラー角度調整装置10がミラーハウジング40に一体に固定された状態では、図4に示すように、ミラー角度調整装置10のピボット25aが、ミラー50の鉛直方向下側で、且つミラー50の上下方向に沿って伸びる中心軸線L1上に位置するようになっている。また、ピボット25bは、ミラー50の水平方向外側で、且つミラー50の左右方向に沿って伸びる中心軸線L2上に位置するようになっている。
【0059】
そして、本実施形態に係る電動ミラー装置30は、図示しない乗用自動車の運転席に配設された電動ミラー調整スイッチにより動作するように構成されている。
【0060】
すなわち、図示しない乗用自動車の運転席に配設された電動ミラー調整スイッチのうち、ミラー50の上下傾斜角度調整用スイッチを操作すると、ミラー角度調整装置10のモータ12aが駆動するようになっており、ミラー50の左右傾斜角度調整用スイッチを操作すると、ミラー角度調整装置10のモータ12bが駆動するようになっている。
【0061】
また、上述の上下傾斜角度調整用スイッチおよび左右傾斜角度調整用スイッチを同時に操作すると、モータ12aおよびモータ12bが同時に駆動する構成となっている。
【0062】
さらに、電動ミラー装置30においては、乗用自動車に備えられたトランスミッションレバーをリバースに切り替えたことに連動して、電動ミラー装置30が作動し、ミラー50を車両下側へ大きく傾斜するような構成となっている。
【0063】
次に、上記構成からなる電動ミラー装置の動作について説明する。
図示しない乗用自動車の運転席に配設された電動ミラー調整スイッチのうち、上下傾斜角度調整用スイッチを「ミラーを車両上側へ向ける」ように操作すると、外部電源装置(不図示)から、図4に示すモータ12aに電力が供給されることにより、回転軸20aと共にウォームギア13aが正回転し、これにより、ギア14aと共に係合部材15aがR1方向に回転する。
【0064】
このようにして、係合部材15aが回転すると、係合爪23aがリードスクリュー16aの螺旋溝24a(いずれも図1参照)内を移動し、これによって、リードスクリュー16aが図5に示すX1方向に沿って前進する。
【0065】
そして、リードスクリュー16aがX1方向に沿って前進すると、ミラー50の鉛直方向下側の部分がピボット25aによって押されるので、ミラー50は、車両70の上側へ向けて傾くことになる。
【0066】
一方、図示しない乗用自動車の運転席に配設された電動ミラー調整スイッチのうち、上下傾斜角度調整用スイッチを「ミラーを車両下側へ向ける」ように操作すると、外部電源装置(不図示)から、図4に示す回転軸20aと共にウォームギア13aが逆回転し、ギア14aと共に係合部材15aがR1方向とは反対方向に回転する。このようにして、係合部材15aが回転すると、リードスクリュー16aが図5に示すX2方向に沿って後退する。
【0067】
このようにして、リードスクリュー16aがX2方向に沿って後退すると、ミラー50の鉛直方向下側の部分がピボット25aによって引き寄せられるので、ミラー50は、車両70の下側へ向けて傾くことになる。
【0068】
同様に、図示しない乗用自動車の運転席に配設された電動ミラー調整スイッチのうち、左右傾斜角度調整用スイッチを「ミラーを車両内側へ向ける」ように操作すると、外部電源装置(不図示)から、図4に示すモータ12bに電力が供給されることにより、回転軸20bと共にウォームギア13bが正回転し、これにより、ギア14bと共に係合部材15bがR2方向に回転する。
【0069】
このようにして、係合部材15bが回転すると、係合爪23bがリードスクリュー16bの螺旋溝24b(いずれも図1参照)内を移動し、これによって、リードスクリュー16bが図5に示すX1方向に沿って前進する。
【0070】
そして、リードスクリュー16bがX1方向に沿って前進すると、ミラー50の水平方向外側の部分がピボット25bによって押されるので、ミラー50は、車両70の内側へ向けて傾くことになる。
【0071】
一方、図示しない乗用自動車の運転席に配設された電動ミラー調整スイッチのうち、上下傾斜角度調整用スイッチを「ミラーを車両外側へ向ける」ように操作すると、外部電源装置(不図示)から、図4に示す回転軸20bと共にウォームギア13bが逆回転し、ギア14bと共に係合部材15bがR2方向とは反対方向に回転する。このようにして、係合部材15bが回転すると、リードスクリュー16bが図5に示すX2方向に沿って後退する。
【0072】
このようにして、リードスクリュー16bがX2方向に沿って後退すると、ミラー50の鉛直方向下側の部分がピボット25bによって引き寄せられるので、ミラー50は、車両70の外側へ向けて傾くことになる。
【0073】
また、電動ミラー装置30においては、乗用自動車に備えられたトランスミッションレバーをリバースに切り替えたことに連動して、電動ミラー装置30が作動し、ミラー50を車両下側へ大きく傾斜する。
【0074】
ここで、上述のように、本実施形態の電動ミラー装置30においては、リードスクリュー16aの両端部分、すなわち螺旋溝24aの溝間隔の広い部分に係合爪23a(いずれも図1参照)が位置するときに、ミラー50が上下方向に大きく傾いた状態となるように設定されている。
【0075】
同様に、リードスクリュー16bの両端部分、すなわち螺旋溝24bの溝間隔の広い部分)に係合爪23b(いずれも図1参照)が位置するときに、ミラー50が左右方向に大きく傾いた状態となるように設定されている。
【0076】
従って、図6に示すように、ミラー50を上下方向に傾動させることが可能な傾動範囲αにおいて、ミラー50がほぼ垂直な状態か、又は僅かに傾いた状態となる傾動範囲α1においては、螺旋溝24aにおける溝間隔の狭い部分に係合爪23a(いずれも図1参照)が位置するため、ミラー50をゆっくりと傾動させることができ、その微調整が可能である。
【0077】
一方、ミラー50が上側又は下側に大きく傾いた状態となる傾動範囲α2,α3においては、螺旋溝24aの溝間隔の広い部分に係合爪23a(いずれも図1参照)が位置するため、ミラー50を素早く所定の傾斜角度に調整することが可能である。
【0078】
同様に、図7に示すように、ミラー50を左右方向に傾動させることが可能な傾動範囲Βにおいて、ミラー50がほぼ水平な状態か、又は僅かに傾いた状態となる傾動範囲Β1においては、螺旋溝24bの溝間隔の狭い部分に係合爪23b(いずれも図1参照)が位置するため、ミラー50をゆっくりと傾動させることができ、その微調整が可能である。
【0079】
一方、ミラー50が外側又は内側に大きく傾いた状態となる傾動範囲Β2,Β3においては、螺旋溝24bの溝間隔の広い部分に係合爪23b(いずれも図1参照)が位置するため、ミラー50を素早く所定の傾斜角度に調整することが可能である。
【0080】
上記したように、本実施形態によれば、以下の効果を奏する。
(イ)本実施形態の電動ミラー装置30に備えられたミラー角度調整装置10において、係合部材15a,15bが第1領域で螺旋溝24a,24bに螺合しているときと、第2領域で螺旋溝24a,24bに螺合しているときとで、リードスクリュー16a,16bのスライド速度をそれぞれ可変することが可能である。
【0081】
従って、従来のように、急速変角用ギアおよび鏡面調整用ギア等を備えた複雑な機構を用いなくても、上述のような簡易な構成によって、ミラーの傾斜角度調整速度を可変させることが可能となるので、装置全体の小型・軽量化が可能になると共に、部品点数の削減により、コストを低く抑えることが可能となる。
【0082】
(ロ)また、第1領域Aが、リードスクリュー16a,16bの中央部に形成され、第2領域が、リードスクリュー16a,16bの中央部よりも両端側に形成されているので、リードスクリュー16a,16bは、スライド量が小さいときには低速でスライド可能であると共に、スライド量が大きいときには高速でスライドすることが可能となる。
【0083】
これにより、ミラーの傾斜角度が小さいときには、ミラーを低速で傾動させることが可能となり、また、ミラーの傾斜角度が大きいときには、ミラーを高速で傾動させることが可能となる。
【0084】
なお、本発明の実施の形態は、以下のように改変することができる。
(a)本実施形態に係るミラー角度調整装置10においては、スライド部材としてのリードスクリュー16a,16bが雄ネジで構成されていたが、本発明はこれに限定されるものではなく、スライド部材は、雌ネジで構成されていても良い。
【0085】
すなわち、図8に示す第1改変例に係るミラー角度調整装置110のように、ミラーホルダ117の裏面側の部分に、ピボット125a,125bとそれぞれ一体に形成されたスライド部材としてのアジャスタナット115a,115bが配設され、ギア114a,114bにネジ116a,116bがそれぞれ配設されていても良い。
【0086】
このようにしても、ミラーの傾斜角度が小さいときには、ミラーを低速で傾動させることが可能となり、また、ミラーの傾斜角度が大きいときには、ミラーを高速で傾動させることが可能となる。
【0087】
(b)本実施形態に係るミラー角度調整装置10においては、ミラーホルダ17の裏面側の部分に、ピボット25a,25bとそれぞれ一体に形成されたリードスクリュー16a,16bが配設され、また、ギア14a,14bに係合部材15a,15bがそれぞれ配設されていたが、本発明はこれに限定されるものではない。
【0088】
例えば、図9に示す第2改変例に係るミラー角度調整装置210のように、ミラーホルダ217の裏面側の部分に、ピボット225a,225bとそれぞれ一体に形成されたアジャスタナット215a,215bが配設され、ギア214a,214bにリードスクリュー216a,216bがそれぞれ配設されていても良い。
【0089】
このようにしても、ミラーの傾斜角度が小さいときには、ミラーを低速で傾動させることが可能となり、また、ミラーの傾斜角度が大きいときには、ミラーを高速で傾動させることが可能となる。
【0090】
(c)本実施形態に係るミラー角度調整装置10においては、モータ12a,12bが一定の回転速度で回転するように構成されていたが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば、印加電圧を増減させることにより、モータ12a,12bの回転速度を可変することができるように構成されていても良い。
【0091】
上記改変例に係る実施の形態から把握できる請求項以外の技術的思想について、以下にその効果と共に記載する。
【0092】
(1)ミラーの傾斜角度を調整するためのアジャスタを有して構成されたミラー角度調整装置において、アジャスタは、長手柱体の外周部に螺旋溝が形成されてなる螺旋部材と、螺旋部材を回転させるモータと、螺旋部材に螺合されたアジャスタナット部材と、を備え、アジャスタナット部材には、ミラーとの接続部が形成され、アジャスタナット部材に形成された螺旋溝は、溝間隔の狭い第1領域と、第1領域の溝間隔よりも広い溝間隔を有する第2領域とを有して形成されたことを特徴とするミラー角度調整装置。
【0093】
このように構成されていると、螺旋部材が第1領域で螺旋溝に螺合しているときと、第2領域で螺旋溝に螺合しているときとで、アジャスタナット部材のスライド速度を可変することができる。従って、従来のように、急速変角用ギアおよび鏡面調整用ギア等を備えた複雑な機構を用いなくても、上述のような簡易な構成によって、ミラーの傾斜角度調整速度を可変させることが可能となるので、ミラー角度調整装置全体の小型・軽量化が可能になると共に、部品点数の削減により、コストを低く抑えることが可能となる。
【0094】
(2)上記第1領域は、アジャスタナット部材の中央部に形成され、上記第2領域は、アジャスタナット部材の中央部よりも両端側に形成されたことを特徴とする上記技術的思想(1)に記載のミラー角度調整装置。
【0095】
このように構成されていると、アジャスタナット部材は、スライド量が小さいときには低速でスライド可能であると共に、スライド量が大きいときには高速でスライドすることが可能となる。これにより、ミラーの傾斜角度が小さいときには、ミラーを低速で傾動させることが可能となり、また、ミラーの傾斜角度が大きいときには、ミラーを高速で傾動させることが可能となる。
【0096】
(3)ミラーの傾斜角度を調整するためのアジャスタを有して構成されたミラー角度調整装置において、アジャスタは、長手柱体の外周部に螺旋溝が形成されてなる螺旋部材と、螺旋部材を回転させるモータと、螺旋溝に螺合されたアジャスタナット部材と、を備え、アジャスタナット部材には、ミラーとの接続部が形成され、螺旋溝は、溝間隔の狭い第1領域と、第1領域の溝間隔よりも広い溝間隔を有する第2領域とを有して形成されたことを特徴とするミラー角度調整装置。
【0097】
このように構成されていると、アジャスタナット部材が第1領域で螺旋溝に螺合しているときと、第2領域で螺旋溝に螺合しているときとで、アジャスタナット部材のスライド速度を可変することができる。従って、従来のように、急速変角用ギアおよび鏡面調整用ギア等を備えた複雑な機構を用いなくても、上述のような簡易な構成によって、ミラーの傾斜角度調整速度を可変させることが可能となるので、ミラー角度調整装置全体の小型・軽量化が可能になると共に、部品点数の削減により、コストを低く抑えることが可能となる。
【0098】
(4)上記第1領域は、螺旋部材の中央部に形成され、上記第2領域は、螺旋部材の中央部よりも両端側に形成されたことを特徴とする上記技術的思想(3)に記載のミラー角度調整装置。
【0099】
このように構成されていると、アジャスタナット部材は、スライド量が小さいときには低速でスライド可能であると共に、スライド量が大きいときには高速でスライドすることが可能となる。これにより、ミラーの傾斜角度が小さいときには、ミラーを低速で傾動させることが可能となり、また、ミラーの傾斜角度が大きいときには、ミラーを高速で傾動させることが可能となる。
【0100】
【発明の効果】
以上詳述したように、本発明のミラー角度調整装置によれば、従来のように、急速変角用ギアおよび鏡面調整用ギア等を備えた複雑な機構を用いなくても、簡易な構成によって、ミラーの傾斜角度調整速度を可変させることが可能となるので、ミラー角度調整装置全体の小型・軽量化が可能になると共に、部品点数の削減により、コストを低く抑えることが可能となる。
【0101】
また、本発明の電動ミラー装置によれば、簡易小型な構成からなるミラー角度調整装置を有して構成されているので、電動ミラー装置全体の小型・軽量化が可能になると共に、部品点数の削減により、コストを低く抑えることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係るミラー角度調整装置の内部構成を示す側面図である。
【図2】本発明の一実施形態に係るミラー角度調整装置の正面図である。
【図3】本発明の一実施形態に係るリードスクリューの構成を示す側面図である。
【図4】本発明の一実施形態に係る電動ミラー装置の構成を示す図である。
【図5】本発明の一実施形態に係る電動ミラー装置を車両の下側から見た図である。
【図6】本発明の一実施形態に係る電動ミラー装置においてミラーの左右傾斜角度調整速度が可変する様子を示す説明図である。
【図7】本発明の一実施形態に係る電動ミラー装置においてミラーの上下傾斜角度調整速度が可変する様子を示す説明図である。
【図8】本発明の一実施形態に係るミラー角度調整装置の第1改変例を示す図である。
【図9】本発明の一実施形態に係るミラー角度調整装置の第2改変例を示す図である。
【符号の説明】
10,110,210 ミラー角度調整装置、11 ケース、11a 上ケース、11b 下ケース、12a,12b モータ、13a,13b ウォームギア、14a,14b,114a,114b,214a,214b ギア、15a,15b 係合部材、16a,16b,216a,216b リードスクリュー、17,117,217 ミラーホルダ、18 固定部、19 貫通孔、20a,20b 回転軸、21a,21b 軸、22 給電端子、23a,23b 係合爪、24a,24b 螺旋溝、25a,25b,125a,125b,225a,225b ピボット、26a,26b ピボット受、27a,27b 貫通孔、30 電動ミラー装置、40 ミラーハウジング、41 開口部、42 ボス部、50 ミラー、50a 車両後方側面、60 固着具、70 車両、115a,115b,215a,215b アジャスタナット、116a116b ネジ

Claims (6)

  1. ミラーの傾斜角度を調整するためのアジャスタを有して構成されたミラー角度調整装置において、
    前記アジャスタは、長手柱体の外周部に螺旋溝が形成されてなるスライド部材と、
    前記螺旋溝に螺合された回転部材と、
    該回転部材を回転させるモータと、を備え、
    前記スライド部材には、前記ミラーとの接続部が設けられ、
    前記螺旋溝は、溝間隔の狭い第1領域と、該第1領域の溝間隔よりも広い溝間隔を有する第2領域とを有して形成されたことを特徴とするミラー角度調整装置。
  2. 前記第1領域は、前記スライド部材の中央部に形成され、前記第2領域は、前記スライド部材の中央部よりも両端側に形成されたことを特徴とする請求項1に記載のミラー角度調整装置。
  3. 前記ミラーを上下方向に傾動させる上下傾斜角度調整用のアジャスタと、前記ミラーを左右方向に傾動させる左右傾斜角度調整用のアジャスタと、を有して構成されたことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のミラー角度調整装置。
  4. ミラーと、該ミラーの傾斜角度を調整するためのミラー角度調整装置と、を備えた電動ミラー装置において、
    前記ミラー角度調整装置は、長手柱体の外周部に螺旋溝が形成されてなるスライド部材と、
    前記螺旋溝に螺合された回転部材と、
    該回転部材を回転させるモータと、を備えたアジャスタを有して構成され、
    前記スライド部材は、前記ミラーの鏡面と反対側に自在継手を介して接続され、
    前記螺旋溝は、溝間隔の狭い第1領域と、該第1領域の溝間隔よりも広い溝間隔を有する第2領域とを有して形成されたことを特徴とする電動ミラー装置。
  5. 前記第1領域は、前記スライド部材の中央部に形成され、
    前記第2領域は、前記スライド部材の中央部よりも両端側に形成されたことを特徴とする請求項4に記載の電動ミラー装置。
  6. 前記ミラーを上下方向に傾動させる上下傾斜角度調整用のアジャスタと、前記ミラーを左右方向に傾動させる左右傾斜角度調整用のアジャスタと、を有して構成されたことを特徴とする請求項4又は請求項5に記載の電動ミラー装置。
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