JP2004181827A - プラスチック金型におけるスプルーブッシュの製造法、及び、同製造法に用いる鍛造金型 - Google Patents

プラスチック金型におけるスプルーブッシュの製造法、及び、同製造法に用いる鍛造金型 Download PDF

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Abstract

【課題】切削加工や精密仕上げの加工工程を改善し、材料の節約、製品精度の均一化向上と多量生産が可能なスプルーブッシュの製造法を提供する。
【課題手段】円板状の軟鋼材1と棒状の鋼材2とを回転圧接加工により接合し、その後、圧接加工時に生じた高熱による熱硬化を取り除き、鋼材2の軸芯部にストレート穴の穿設加工を行い、その後、軟鋼材1に鍛造金型(固定型)に嵌合させるための切削加工を行い、その後、スプルーブッシュ母材sを高周波で加熱し、上記ストレート穴に鍛造金型を用いて熱間プレス加工によりストレート穴をテーパー状に鍛造加工し、その後、仕上げ前の熱処理を施し、各部の切削及び研磨加工を行い、その後、ラッピング加工を行う。上記熱間プレス加工は無酸化室で行う。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明が属する技術分野】
この発明は、プラスチック金型におけるスプルーブッシュの製造法及び同製造法に用いる鍛造金型に関する。
【0002】
【従来の技術】
下記記載の非特許文献1及び特許文献1に示すように、一般的に溶融樹脂を射出成形機の射出ノズルから金型へ導く流路のことをスプルーと呼び、この部分を特殊鋼でブッシュとした部品をスプルーブッシュという。従来、プラスチック射出成形用金型の一般標準部品としてのスプルーブッシュは市販されている。
【0003】
上記スプルーブッシュの製造法は、従来、丸棒鋼材を旋盤、又は自動盤により幾重にも切削工具にて前加工が成されており、それに各段階で熱処理を施し、研削してラッピング加工をして製作している。
【0004】
しかしながら、上記ラッピング加工も個々手作業にて行うため、仕上げの精度が個々バラバラで均等性にかけるものが多く、その精度を揃えるために多大な神経と努力と時間を浪費しているのが現実である。
【0005】
【特許文献1】特開平11−105076号公報
【非特許文献1】
「はじめての金型技術」松岡甫篁・小松道男著.2001年11月15日.株式会社工業調査会発行。特に、第162−166頁参照。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
したがって、本発明の課題は、プラスチック金型におけるスプルーブッシュの製造法において、切削加工や精密仕上げの加工工程を改善し、僅少な材料で加工精度及び加工速度の向上を考慮し、以って、材料の節約、製品精度の均一化向上と多量生産が可能なプラスチック金型におけるスプルーブッシュの製造法を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記課題を達成するために、以下の手段を講じた。即ち、
請求項1記載のプラスチック金型におけるスプルーブッシュの製造法は、円板状の軟鋼材と棒状の鋼材とを回転圧接加工により接合する接合工程を具備することを特徴とする。
請求項2記載のプラスチック金型におけるスプルーブッシュの製造法は、鍛造金型を用いて熱間鍛造によりテーパー状に鍛造加工する鍛造工程を具備することを特徴とする。
請求項3記載のプラスチック金型におけるスプルーブッシュの製造法は、請求項1記載の接合工程と、鋼材の軸芯部に下穴の穿設加工を行う穿設工程によりスプルーブッシュ母材を得る工程と、請求項2記載の鍛造工程と、を具備することを特徴とする。
【0008】
請求項4記載のプラスチック金型におけるスプルーブッシュの製造法は、請求項3記載の手段において、上記接合工程後、圧接加工時に生じた高熱による熱硬化を取り除き、鋼材の軸芯部にストレート状の下穴の穿設加工を行い、その後、スプルーブッシュ母材を鍛造金型に嵌合させるための切削加工を行い、その後、高周波で加熱して上記鍛造工程を行い、その後、仕上げ前の熱処理を施し、各部の切削及び研磨加工を行い、その後、ラッピング加工を行うことを特徴とする。請求項5記載のプラスチック金型におけるスプルーブッシュの製造法は、請求項2乃至請求項4記載のいずれかの手段において、上記熱間鍛造を無酸化室で行うことを特徴とする。
【0009】
請求項6記載のプラスチック金型におけるスプルーブッシュの製造法に用いる鍛造金型は、予めストレート穴が穿設されているスプルーブッシュ母材sにテーパー穴を形成することが可能な構成とすることを特徴とする。
請求項7記載のプラスチック金型におけるスプルーブッシュの製造法に用いる鍛造金型は、請求項6記載の手段において、固定型と可動型とからなり、両型にスプルーブッシュ母材sの嵌合凹部を設けると共に、可動型には、テーパー状の外形部を有する加工金具を内蔵させたことを特徴とする。
請求項8記載のプラスチック金型におけるスプルーブッシュの製造法に用いる鍛造金型は、請求項7記載の手段において、上記加工金具は、スプルーブッシュ母材sのストレート穴及び外周部に作用させることを特徴とする。
請求項9記載のプラスチック金型におけるスプルーブッシュの製造法に用いる鍛造金型は、請求項8記載の手段において、可動型に加工金具を内蔵させるに当たって、加工金具を可動型に対して、所定幅にわたって、移動可能に設けたことを特徴とする。
請求項10記載のプラスチック金型におけるスプルーブッシュの製造法に用いる鍛造金型は、請求項9記載の手段において、可動型と加工金具との間には、可動型に対する加工金具を跳ね出すための跳出用スプリングを設けたことを特徴とする。
【0010】
【発明の実施の形態】
【実施例1】
以下、本発明の実施の形態について添付した図面を用いて説明する。図1は加工工程1における圧接加工の概略説明図、図2は加工工程2後におけるスプルーブッシュ母材sの側面図、図3は加工工程3に用いる鍛造金型10の断面図である。
【0011】
A.加工工程1(圧接加工)
先ず、工程1として、回転圧接により円盤状の軟鋼材1と棒状で所定長さの鋼材2とを圧接結合させる。この圧接結合に先立って、一方の軟鋼材1には予め鋼材2の先端の形状に近似した形状の穴を穿設しておく。また、他方の鋼材2の圧接部分は、略円錐台形状に形成しておく。そして、これらの2つの母材を、図1に示すように配置し、圧接結合させる。
【0012】
この圧接時の加熱手段としては、軟鋼材1と棒状の鋼材2との回転差(通常は軟鋼材1側の回転をゼロとする。)に伴う摩擦熱を利用して圧接・溶接する手段を採用する。この圧接・溶接する手段としては、市販の回転圧接機(例、東芝機械株式会社製等)を用いることができる。但し、圧接加工後、加熱時に発生した高熱により部分的に発熱硬化することがあるので、事後熱処理にて焼きなましをすることが望ましい。
【0013】
本発明は、このプラスチック金型におけるスプルーブッシュの製造法において、従来の引き抜き加工に換えて、この工程のみ採用し、その他の工程は他の従来手段等を採用してもよく(請求項1に相当する発明)、この圧接工程より、軟鋼材1及び鋼材2の素材の種類の選択の幅が広がり、より適切で安価で、加工性のよいスプルーブッシュの製造法が得られる。
【0014】
B.加工工程2(ドリル加工・切削加工)
次に、工程2として、スプルーブッシュ母材sの中心(鋼材2部分の中心軸線部)を軸芯に高速細穴放電穴あけ機により穴あけ加工し、続いて、少し太目のドリルにてストレート穴4を再度調整加工する。この穴あけ加工には、例えば、普通市販の旋盤にてドリル穴あけを行うこととする。上記放電加工で穴あけを行い、次にドリルを用いて再度穴あけ加工を行う理由は、最初からドリルで穴あけ加工をした場合、細い穴径であるため穴芯が曲がってしまうことがあるから、先ず、放電加工でドリルの案内穴とすることが好ましい。そして、同時に軟鋼材1の外径寸法も鋼材2と同芯に揃えるために、切削工具で下型の仕様寸法に加工する。
【0015】
即ち、軟鋼材1の平面部3も、同時加工で芯に直角とするため切削加工を行う。換言すれば、穴あけ加工機による鋼材2への穴あけ加工と同時的に軟鋼材1の外形(平面部3等)も整えておくことになる。その結果、図2に示すような、断面T形のスプルーブッシュ母材sを得ることができる。なお、図2における符号4は、ドリル加工によるストレート穴である。
【0016】
C.加工工程3(鍛造加工)
以上の加工工程2(ドリル加工・切削加工)の加工の後、加工工程3(鍛造加工)に入る。鍛造加工にて工程2のストレート穴4は、はじめてテーパー穴となり、加工金型31中心のテーパー部の表面にしわができないため、テーパー穴4は鏡面に近い精度に仕上がり、後工程のラッピング加工が容易となる。
又、鍛造加工においては、一般的に、空気中で加熱した場合は穴の内面にスケールが出来てしまい、目標としての鏡面精度(面粗さ度約1.6s(s=μmRmax・JIS表記)に加工し難くなるため、鍛造プレス部に内部の見える無酸化室105を設け(図4参照)、その無酸化室105内にて高周波加熱し、鍛造プレスの金型まで自動搬送装置を設置して、テーパー金型(図3)にて鍛造形成する。
【0017】
本発明は、このプラスチック金型におけるスプルーブッシュの製造法において、この工程のみ採用して、その他の工程は他の手段を採用してもよく、この鍛造工程より、加工期間が短く、単価が低く、簡単で、耐久性及び品質(鏡面性等)がよいスプルーブッシュの製造法が得られる。
本発明は、このプラスチック金型におけるスプルーブッシュの製造法において、この工程のみ採用して、その他の工程は他の手段を採用してもよく(請求項2に相当する発明)、この圧接工程より、軟鋼材1及び鋼材2の素材の種類の選択の幅が広がり、より適切で安価で、加工性のよいスプルーブッシュの製造法が得られる。
【0018】
(鍛造金型10について)
鍛造金型10は、図3に示すように、後述のプレス100における機台101上に載置・固定される固定型としての下型20と、該下型20に対して上下動する可動型としての上型30とからなる。
【0019】
(下型20)
そして、下型20には、その中心部にスプルーブッシュ母材sの軟鋼材1部分が嵌合可能な平面形状円形の嵌合凹部21と、該嵌合凹部21の中央部から下方に貫通する穴22とが形成される。また、前記嵌合凹部21の両側に所定距離はなれて、アングル支持体23が設けられ、該アングル支持体23には回動可能に略L型の係止アングル24が軸支されている。また、上記係止アングル24の中間部には、スプリング保持軸26が設けられ、該スプリング保持軸26と、下型20に立設されたスプリング支持棒25との間には、係止用スプリング27が縮装されている。そして、該係止用スプリング27は、後述の上型30側の係合金具35に係合勝手に弾接している。この下型20は、本実施例では、図4に示すようにプレス100の機台101にセットされる。
【0020】
(上型30)
上型30の中心穴部には、加工金具保持体32が上下摺動可能に内装されており、更に、加工金具保持体32内には、テーパーピン形状の雄型からなる加工金具31が跳出用スプリング34と共に内装されている。また、前記上型30に上下に長く穿設された長穴37を貫通する係合金具35が、加工金具保持体32の両側に設けられている。そして、係合金具35には、略L型の係止アングル24が係止用スプリング27により係合勝手となっている。
【0021】
また、加工金具保持体32と加工金具31との間には隙間が形成され、該隙間が加工物用の嵌合凹部36を形成することになる。なお、図中、符号33はエア抜き穴である。そして、この上型30は、本実施例では図4に示すようにプレス100のプレス作業本体102にセットされる(作業体103の部位)。
【0022】
(プレス100について)
鍛造金型10は、鍛造機械、例えば、図5に示すようなプレス100にセットして用いる。該プレス100は、テーブル状の機台101と、プレス作業本体102と、プレス作業本体102に支持されて上下動する作業体103と、前記作業体103の上下動を操作するモーター駆動のフライホィール104と、プレス100を空間的にカバーする無酸化室105と、テーブル状の機台101の近傍に配置される操作用ロボット106、及び、その他のロボット等107と、からなる。熱間プレス加工を無酸化室で行うことにより、鍛造後にスケールを生じさせない効果がある。
【0023】
(金型10の使用)
鍛造金型10の使用について説明する。
図3は、上型30は下型20に対して最下位置にあり、鍛造加工後の位置である。このとき、加工金具保持体32の下面がスプルーブッシュ母材sの軟鋼材肩面1aに当接しており、加工金具保持体32の加工物用嵌合凹部36がスプルーブッシュ母材sの鋼材側面2a当接している。
その後、プレス100の作業体103が上動し、上型30が上動しても、係合金具35が、係止アングル24の下面に当接して、加工金具保持体32、加工金具31及びスプルーブッシュSは上動せず、上型30から突出状態となる。この突出は、跳出用スプリング34により助長され、スプルーブッシュSは、加工金具保持体32及び加工金具31からの分離が促進される。
【0024】
そして、更に上型30が上動すると、係合金具35が長穴37の最下壁に衝突し、係合金具35は係止アングル24を押し開き、加工金具保持体32及び加工金具31は上型30と共に上動する。この間、加工後のスプルーブッシュSは除去され、新たにスプルーブッシュ母材sが嵌合凹部21に供給される。
そして、次工程が開始される。即ち、上型30が下動し、この下動の過程でスプルーブッシュ母材sのストレート穴4をテーパー穴に鍛造加工する。この間、スプルーブッシュ母材sの軟鋼材1部分は嵌合凹部21に嵌合状態で支持され、鋼材2部分は加工物用嵌合凹部36に嵌合状態で支持されることになる。なお、上型30が下動する過程で、係合金具35が、L型アングル24を押し開き、上型30が最下位置に達した状態において、図3に示すように、係合金具35はL型アングル24の下部位置となる。
【0025】
C.加工工程4(ラッピング加工)
加工工程3の後、残った外部加工、例えば、軟鋼材1の平面部3や曲面外周部は旋盤仕上げを施し、他の軟鋼材肩面1aや鋼材側面2aは研磨仕上げを施す。そして、一番最後にダイヤモンドペースト(一般名=メディアと称している)を通過させて鍛造加工後のテーパー穴4の中をラッピング加工し、目的の精度が得られたら完成となる。前記ラッピング加工は、例えば、旭ダイヤ社製のラッピング用メディアを用いることが好ましい。
【0026】
【実施例2】
次に、本発明に係る実施例2について説明する。図5は加工工程3に用いる鍛造金型10’の実施例2の断面図である。
実施例2の鍛造金型10’は、基本的には、実施例1の鍛造金型10と同じであり、図5において、図3と同じ符号を付すことによって、その説明を省略する。実施例2においては、加工金具保持体32の上部と上型30の下部との間にも跳出用スプリング34aを付設している。この跳出用スプリング34aにより、上型30が上動したときに、上型30から加工金具保持体32が下方に突出し易くしている。
【0027】
【発明の効果】
本発明方法は、上記構成により、切削加工や精密仕上げの加工工程を改善し、僅少な材料で加工精度及び加工速度の向上を考慮し、以って、材料の節約、製品精度の均一化向上と多量生産が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】加工工程1における圧接加工の概略説明図。
【図2】加工工程後におけるスプルーブッシュ母材sの側面図。
【図3】加工工程3に用いる鍛造金型10の実施例1の断面図。
【図4】加工工程3に用いる無酸化室の概念図。
【図5】加工工程3に用いる鍛造金型10’の実施例2の断面図。
【符号の説明】
s・・スプルーブッシュ母材 S・・スプルーブッシュ
1・・軟鋼材 1a・・軟鋼材肩面
2・・鋼材 2a・・鋼材側面
3・・平面部 4・・ストレート穴(テーパー穴)
10,10’・・鍛造金型
20・・下型 21・・(加工物用)嵌合凹部 22・・穴
23・・アングル支持体 24・・係止アングル
25・・・・スプリング支持棒 26・・スプリング保持軸
27・・係止用スプリング
30・・上型 31・・加工金具 32・・加工金具保持体
33・・エア抜き穴 34,34a・・跳出用スプリング
35・・係合金具 36・・加工物用嵌合凹部 37・・長穴
100・・プレス 101・・機台 102・・プレス作業本体
103・・作業体 104・・フライホィール 105・・無酸化室
106・・操作用ロボット 107・・その他のロボット等

Claims (10)

  1. 円板状の軟鋼材と棒状の鋼材とを回転圧接加工により接合する接合工程を具備することを特徴とするプラスチック金型におけるスプルーブッシュの製造法。
  2. 鍛造金型を用いて熱間鍛造によりテーパー状に鍛造加工する鍛造工程を具備することを特徴とするプラスチック金型におけるスプルーブッシュの製造法。
  3. 請求項1記載の接合工程と、鋼材の軸芯部に下穴の穿設加工を行う穿設工程によりスプルーブッシュ母材を得る工程と、請求項2記載の鍛造工程と、を具備することを特徴とするプラスチック金型におけるスプルーブッシュの製造法。
  4. 上記接合工程後、圧接加工時に生じた高熱による熱硬化を取り除き、鋼材の軸芯部にストレート状の下穴の穿設加工を行い、
    その後、スプルーブッシュ母材を鍛造金型に嵌合させるための切削加工を行い、その後、高周波で加熱して上記鍛造工程を行い、その後、仕上げ前の熱処理を施し、各部の切削及び研磨加工を行い、
    その後、ラッピング加工を行うことを特徴とする請求項3記載のプラスチック金型におけるスプルーブッシュの製造法。
  5. 上記熱間鍛造を無酸化室で行うことを特徴とする請求項2乃至請求項4記載のいずれかのプラスチック金型におけるスプルーブッシュの製造法。
  6. 予めストレート穴が穿設されているスプルーブッシュ母材sにテーパー穴を形成することが可能な構成とすることを特徴とするスプルーブッシュの製造法に用いる鍛造金型。
  7. 固定型と可動型とからなり、両型にスプルーブッシュ母材sの嵌合凹部を設けると共に、可動型には、テーパー状の外形部を有する加工金具を内蔵させたことを特徴とする請求項6のスプルーブッシュの製造法に用いる鍛造金型。
  8. 上記加工金具は、スプルーブッシュ母材sのストレート穴及び外周部に作用させることを特徴とする請求項7のスプルーブッシュの製造法に用いる鍛造金型。
  9. 可動型に加工金具を内蔵させるに当たって、加工金具を可動型に対して、所定幅にわたって、移動可能に設けたことを特徴とする請求項8のスプルーブッシュの製造法に用いる鍛造金型。
  10. 可動型と加工金具との間には、可動型に対する加工金具を跳ね出すための跳出用スプリングを設けたことを特徴とする請求項9のスプルーブッシュの製造法に用いる鍛造金型。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012020485A (ja) * 2010-07-15 2012-02-02 Ngk Insulators Ltd スプルーブッシュとその製造方法

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