JP2004181268A - 子守帯および使用者装着部材 - Google Patents

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Kenzo Kasai
Ichiro Onishi
伊知朗 大西
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    • A47FURNITURE; DOMESTIC ARTICLES OR APPLIANCES; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; SUCTION CLEANERS IN GENERAL
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    • A47D13/00Other nursery furniture
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    • A47D13/025Baby-carriers; Carry-cots for carrying children in seated position

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Abstract

【課題】 新生児や、首、腰の座らない時期の乳児を寝かしたいわゆる横抱き状態で保持することができる子守帯を提供する。
【解決手段】 子守帯は、使用者装着部材200と横抱き状態の赤ちゃん保持部材100とを備える。赤ちゃん保持部材100は、背中部保持部材118と、この背中部保持部材の上端部の左右側部から側方に張り出すヘッドサポート120、121と、股間部保持部材110と、腹部保持部材113とを含む。ヘッドサポート120、121の両端部は、横抱き上部連結手段を介して使用者装着部材200に着脱可能に連結され、股間部保持部材110は、横抱き下部連結手段を介して使用者装着部材に着脱可能に連結される。
【選択図】 図1

Description

この発明は、育児に用いられる子守帯の構造に関する。
従来の子守帯において、赤ちゃんを前面側と背面側とに乗せ変え可能な構造を有するものとして、特開平9−121987号公報に開示される子守帯を挙げることができる。この子守帯は、使用者に装着され、ベルト部材からなる支持手段に幼児収容体を着脱可能に取付けることを特徴としている。
特開平9−121987号公報
しかし、上記子守帯の構造においては、使用者に装着される支持手段が、ベルト部材のみからなるために、幼児収容体に収容される赤ちゃんの体重が局所的に加わることになり、使用者への負担が大きい問題が挙げられる。
また、幼児の頭部領域が保護されていないため、特に使用者の背面側で赤ちゃんを保持する場合には、赤ちゃんの頭部の保護が十分でない問題が挙げられる。
また、赤ちゃんを前面側と背面側とに乗せ変える場合のいずれにおいても、赤ちゃんを縦抱きの状態で保持することを前提としており、新生児や、首、腰の座らない時期の乳児を寝かした状態で保持することができない。
したがって、この発明の目的は、上記問題点を解決するためになされたものであり、新生児や、首、腰の座らない時期の乳児を寝かした状態で保持することのできる、いわゆる横抱きを可能とする子守帯の使用者装着部材を提供することである。
この発明の他の目的は、前面荷重、背面荷重において、バランス良く荷重を受けることにより、使用者への負担の軽減を図る構造を有する子守帯の使用者装着部材を提供することである。
この発明のさらに他の目的は、赤ちゃんを横抱き状態で安定して保持することのできる子守帯を提供することである。
一つの局面において、この発明は、赤ちゃんを抱っこする使用者が装着するものであり、赤ちゃんを保持する赤ちゃん保持部材を着脱可能に取り付けることができる子守帯の使用者装着部材であって、横抱き状態の赤ちゃん保持部材を連結するための使用者側第1連結手段と、前面縦抱き状態の赤ちゃん保持部材を連結するための使用者側第2連結手段と、背面縦抱き状態の赤ちゃん保持部材を連結するための使用者側第3連結手段とを備える。
使用者用装着部材は、好ましくは、使用者の身体に当てられる使用者用パッド部材と、使用者用パッド部材を使用者に装着するため、使用者用パッド部材の上端部から突出して延びる肩ベルトとをさらに備える。
使用者用装着部材は、好ましくは、使用者の腰に装着される腰ベルトをさらに備える。腰ベルトは、好ましくは、使用者用パッド部材を腰ベルトに対して上下方向に移動可能なように案内するための案内手段を備える。案内手段は、例えば、使用者用パッド部材を上下方向に移動可能なように使用者用パッド部材の下端部領域を収容する袋状部分を有する。また、使用者用パッド部材と腰ベルトとの間に、両者を連結するための連結手段を設けるようにしてもよい。
他の局面において、使用者用装着部材は、使用者の身体に当てられる使用者用パッド部材と、使用者用パッド部材を使用者に装着するため、前記使用者用パッド部材の上端部から突出して延びる肩ベルトと、使用者の腰に装着される腰ベルトとをさらに備える。腰ベルトは、使用者用パッド部材を腰ベルトに対して上下方向に移動可能なように案内するための案内手段を備える。案内手段は、好ましくは、使用者用パッド部材を上下方向に移動可能なように使用者用パッド部材の下端部領域を収容する袋状部分を有する。
さらに他の局面において、子守帯は、使用者に装着される使用者装着部材と、使用者装着部材に対して着脱可能に設けられ、使用者装着部材と共に赤ちゃんを横抱き状態で保持するための赤ちゃん保持部材とを備える。赤ちゃん保持部材は、赤ちゃんの背中部分を支える背中部保持部材と、この背中部保持部材の上端部の左右側部から側方に張り出すヘッドサポートと、赤ちゃんの股間部を支える股間部保持部材と、赤ちゃんの腹部に当てられる腹部保持部材とを含む。ヘッドサポートの両端部は、横抱き上部連結手段を介して使用者装着部材に着脱可能に連結され、股間部保持部材は、横抱き下部連結手段を介して使用者装着部材に着脱可能に連結される。
赤ちゃん保持部材は、好ましくは、股間部保持部材上を延びるベルトを含む。このベルトの先端が横抱き下部連結手段を介して使用者装着部材に着脱可能に連結される。例えば、股間部保持部材の外面にループが形成されており、上記ベルトはこのループを通過して延びている。
さらに他の局面において、子守帯は、次の特徴を有している。
すなわち、他の局面における子守帯においては、使用者に装着される使用者装着部材と、上記使用者装着部材に対して着脱可能に設けられ、上記使用者装着部材とともに赤ちゃんを保持するための赤ちゃん保持部材とを備え、上記使用者装着部材と上記赤ちゃん保持部材との間には、使用者の前面において、上記赤ちゃん保持部材により、赤ちゃんを寝かせた状態で抱っこするための横抱き状態を可能にするための第1連結手段と、使用者の前面において、上記赤ちゃん保持部材により、赤ちゃんを起こした状態で抱っこするための前面縦抱き状態を可能にするための第2連結手段と、使用者の背面おいて、上記赤ちゃん保持部材により、赤ちゃんを起こした状態で抱っこするための背面縦抱き状態を可能にするための第3連結手段とが設けられる。上記構成を採用することにより、子守帯の使用に際して、横抱き状態、前面縦抱き状態および背面縦抱き状態での使用が可能となるため、子守帯の使用に際して、新生児期からの使用が可能になる。
上記構成において、好ましくは、上記使用者装着部材は、使用者の背中に配置される使用者用背中パッド部材と、上記使用者用背中パッド部材を使用者に装着するため、上記使用者用背中パッド部材の上端部から前方に延びるように設けられる肩ベルトとを備える。かかる構成を採用することにより、赤ちゃんの体重を使用者用背中パッド部材全体で受けることが可能になり、使用者に加わる赤ちゃんの体重を背中全体に分散させることが可能になる。これにより、使用者の疲労感が軽減され、子守帯の使用感覚を改善させることが可能になる。
また、上記構成においてさらに好ましくは、上記使用者用背中パッド部材は芯材を含む。これにより、特に、背面縦抱き状態においては、使用者に加わる赤ちゃんの体重を効果的に背中全体に分散させることが可能になる。
また、上記構成において好ましくは、上記使用者装着部材は、使用者の腰に装着される腰ベルトをさらに備える。これにより、使用者装着部材の使用者への装着をより安定させることができるとともに、赤ちゃんの体重を腰部領域にも分散させることが可能になる。
また、上記構成において好ましくは、上記腰ベルトは、上記使用者用背中パッド部材を上記腰ベルトに対して上下方向に移動可能なように案内するための案内手段を備える。また、好ましくは、上記案内手段は、上記使用者用背中パッド部材を上下方向に移動可能なように上記使用者用背中パッド部材の下端部領域を収容する袋状部分を有する。また、好ましくは、上記使用者用背中パッド部材と上記腰ベルトとの間に、両者を連結するための連結手段が設けられる。この構成により、使用者用背中パッド部材が腰ベルトに対して伸縮することになるため、使用者の体型に応じて、使用者用背中パッド部材の位置を適合させることが可能になる。
また、上記構成において好ましくは、上記肩ベルトは左右1対となるように設けられ、上記赤ちゃん保持部は、赤ちゃんの頭部、上半身部および下半身部を保持する帯状の保持部材を有し、上記第1連結手段は、上記保持部材の左右の上端部近傍を、上記1対の肩ベルトのそれぞれに対して着脱可能に連結するための横抱上部連結手段と、上記保持部材の下端部を、上記1対の肩ベルトのいずれか一方に対して着脱可能に連結するための横抱下部連結手段とを含む。この構成により、赤ちゃんを横抱きにして保持することが可能になり、新生児や、首、腰の座らない時期の乳児を寝かした状態で保持することが可能になる。
また、上記構成においてさらに好ましくは、上記横抱上部連結手段の内面側には、クッション部材が設けられる。この構成により、横抱上部連結手段の内面側が赤ちゃんに当接する場合においても、赤ちゃんへの不快感を防止することが可能になる。
また、上記構成においてさらに好ましくは、上記保持部材は、赤ちゃんの頭部、上半身部および下半身部に接し、内部に芯材が設けられる赤ちゃん用パッド部材と、上記赤ちゃん用パッド部材の外側に設けられ、赤ちゃんの頭部領域から下半身部領域にかけて配置されるとともに、その下端部に上記横抱下部連結手段が設けられる帯状支持部材とを備える。この構成により、赤ちゃんが接する部分においては、赤ちゃん用パッド部材が設けられていることから、赤ちゃんに対して、快適な空間を提供することが可能になる。また、帯状支持部材を設けることにより、赤ちゃんを背面側から全体的にサポートすることが可能になるため、赤ちゃんのサポート時における安定性を向上させることが可能になる。
また、上記構成においてさらに好ましくは、上記上半身部に位置する上記赤ちゃん用パッド部材と上記帯状支持部材との間には、使用者の手を挿入するための空間が設けられる。この空間に使用者の手を挿入することにより、使用者の手によるサポートが安定し、赤ちゃんのサポート時における安定性をさらに向上させることが可能になる。
また、上記構成においてさらに好ましくは、上記保持部材の背面側には、上記帯状支持部材を収納するための帯状支持部材収納領域が設けられる。これにより、帯状支持部材の不使用時には帯状支持部材収納領域に帯状支持部材を収納することが可能になるため、外観上の意匠の向上を図ることが可能になる。
また、上記構成においてさらに好ましくは、上記使用者装着部材は、使用者の腰に装着される腰ベルトをさらに備え、上記肩ベルトは左右1対となるように設けられ、上記赤ちゃん保持部は、赤ちゃんの頭部、上半身部および下半身部を保持する保持部材を有し、上記第2連結手段は、赤ちゃんの頭部領域に位置する上記保持部材の左右の上端部近傍を、上記1対の肩ベルトのそれぞれに対して着脱可能に連結するための前面縦抱上部連結手段と、赤ちゃんの脇部領域に位置する上記保持部材の左右の中間領域を、上記1対の肩ベルトのそれぞれに対して着脱可能に連結するための前面縦抱中間部連結手段と、赤ちゃんの股部に位置する上記保持部材の下端部を、上記腰ベルトに対して着脱可能に連結するための前面縦抱下端部連結手段とを含む。この構成により、赤ちゃんを使用者の前面において縦抱きにして保持することが可能になる。また、前面縦抱上部連結手段を備えることから、赤ちゃんの頭部の側面部にこの前面縦抱上部連結手段が位置することとなり、赤ちゃんの頭部の横振れを防止して、赤ちゃんの頭部および頚椎領域を保護することが可能になる。
また、上記構成においてさらに好ましくは、上記前面縦抱上部連結手段の内面側には、クッション部材が設けられる。また、上記発明においてさらに好ましくは、上記前面縦抱中間部連結手段の内面側には、クッション部材が設けられる。この構成により、前面縦抱上部連結手段の内面側および前面縦抱中間部連結手段の内面側が赤ちゃんに当接する場合においても、赤ちゃんへの不快感を防止することが可能になる。
また、上記構成においてさらに好ましくは、上記保持部材の背面側には、上記前面縦抱上部連結手段を収納するための、前面縦抱上部連結手段収納領域が設けられる。また、上記発明においてさらに好ましくは、上記保持部材の背面側には、上記前面縦抱中間部連結手段を収納するための、前面縦抱中間部連結手段収納領域が設けられる。これにより、前面縦抱上部連結手段または前面縦抱中間部連結手段の不使用時にはそれぞれの収納領域に前面縦抱上部連結手段または前面縦抱中間部連結手段を収納することが可能になるため、外観上の意匠の向上を図ることが可能になる。
また、上記構成においてさらに好ましくは、上記使用者装着部材は、上記肩ベルトは左右1対となるように設けられ、上記赤ちゃん保持部は、赤ちゃんの頭部、上半身部および下半身部を保持する保持部材を有し、上記第3連結手段は、赤ちゃんの頭部領域に位置する上記保持部材の左右の上端部近傍を、上記1対の肩ベルトのそれぞれに対して着脱可能に連結するための背面縦抱上部連結手段と、赤ちゃんの脇部領域に位置する上記保持部材の左右の中間領域を、上記1対の肩ベルトのそれぞれに対して着脱可能に連結するための背面縦抱中間部連結手段と、赤ちゃんの股部に位置する上記保持部材の下端部を、上記保持部材の背面側に対して着脱可能に連結するための背面縦抱下端部連結手段とを含む。この構成により、赤ちゃんを使用者の背面において縦抱きにして保持することが可能になる。また、背面縦抱上部連結手段を備えることから、赤ちゃんの頭部の側面部にこの背面縦抱上部連結手段が位置することとなり、赤ちゃんの頭部の横振れを防止して、赤ちゃんの頭部および頚椎領域を保護することが可能になる。
また、上記構成においてさらに好ましくは、上記背面縦抱上部連結手段の内面側には、クッション部材が設けられる。また、上記構成においてさらに好ましくは、上記背面縦抱中間部連結手段の内面側には、クッション部材が設けられる。この構成により、背面縦抱上部連結手段の内面側および背面縦抱中間部連結手段の内面側が赤ちゃんに当接する場合においても、赤ちゃんへの不快感を防止することが可能になる。
また、上記構成においてさらに好ましくは、上記保持部材の背面側には、上記背面縦抱上部連結手段を収納するための、背面縦抱上部連結手段収納領域が設けられる。また、上記発明においてさらに好ましくは、上記保持部材の背面側には、上記背面縦抱中間部連結手段を収納するための、背面縦抱中間部連結手段収納領域が設けられる。これにより、背面縦抱上部連結手段または背面縦抱中間部連結手段の不使用時にはそれぞれの収納領域に背面縦抱上部連結手段または背面縦抱中間部連結手段を収納することが可能になるため、外観上の意匠の向上を図ることが可能になる。
また、上記構成において好ましくは、上記保持部材は、赤ちゃんの頭部、上半身部および下半身部に接し、内部に芯材が設けられる赤ちゃん用パッド部材を含む。この構成により、赤ちゃんを背面側から確実にサポートすることが可能になり、赤ちゃんの保持状態を安定させることが可能になる。
また、上記構成においてさらに好ましくは、上記上半身部に位置する上記赤ちゃん用パッド部材の外側には、帯状部材が設けられ、上記赤ちゃん用パッド部材と上記帯状部材とにより、上記使用者の手を挿入するための空間が設けられる。この空間に使用者の手を挿入することにより、使用者の手によるサポートが安定し、赤ちゃんのサポート時における安定性をさらに向上させることが可能になる。
また、上記構成においてさらに好ましくは、上記赤ちゃん用パッド部材の、頭部領域および上半身部領域と、下半身部領域とは分離可能に設けられる。この構成により、赤ちゃんが成長し、首および腰が座った状態においては、使用者の前面または背面における縦抱状態時に上半身部領域を取外すことにより、赤ちゃんは上半身を自由に動かすことが可能になり、赤ちゃんの好奇心を満足させることが可能になる。
また、上記構成において好ましくは、上記赤ちゃん用パッド部材の芯材は、下半身部領域において、内側に向けて屈曲するように設けられる。これにより、特に縦抱き時において、下半身部領域の屈曲面により赤ちゃんの体重が使用者側に移動させられることになる。その結果、赤ちゃんの体重による使用者装着部材の下方への引張りが軽減され、より効果的に赤ちゃんの体重を使用者用背中パッド部材全体で受けることが可能になる。
また、上記構成においてさらに好ましくは、上記下半身部に位置する前記赤ちゃん用パッド部材の、赤ちゃんの股部が当接する領域には、内側に切り込まれた曲面領域が設けられる。これにより、使用者装着部材に赤ちゃん保持部材を装着したままにおいても、赤ちゃんを前向き、後向きのいずれの状態で保持した場合にも、赤ちゃんの股部に余裕が生まれ、赤ちゃんに不快感を与えることがない。
また、上記構成においてさらに好ましくは、上記下半身部に位置する上記赤ちゃん用パッド部材の、赤ちゃんの股部が当接する領域には、補助パッド部材がさらに設けられる。このように補助パッド部材を設けることにより、赤ちゃんの股部へのパッド部材の当接が和らげられ、赤ちゃんに与える不快感を解消することが可能になる。また、赤ちゃんを前向き状態、後向き状態で載せた場合でも、赤ちゃんの股部に不快感を与えることがない。
また、上記構成においてさらに好ましくは、上記保持部材の最下端部の左右の位置には、上記保持部材の左右の中間領域にそれぞれ連結するための、最下端部連結手段が設けられる。これにより、保持部材の下端部領域において、赤ちゃんの下腹部領域を保護することが可能になる。また、最下端部連結手段に長さ調節機能を有する構成を採用することにより、赤ちゃんの股ぐり寸法に応じた収容空間を形成することが可能になり、赤ちゃんを最適な状態で、保持することが可能になる。
好ましい子守部材においては、使用者が赤ちゃんを抱っこするために用いる子守部材であって、使用者の肩部に装着されるため、腕を通すための環状領域が設けられる使用者装着部材と、上記使用者装着部材に対して着脱可能に設けられ、上記使用者装着部材とともに赤ちゃんを保持するための赤ちゃん保持部材とを備え、上記使用者装着部材と上記赤ちゃん保持部材との間には、使用者の前面において、上記赤ちゃん保持部材により、赤ちゃんを寝かせた状態で抱っこするための横抱き状態を可能にするための第1連結手段と、使用者の前面において、上記赤ちゃん保持部材により、赤ちゃんを起こした状態で抱っこするための前面縦抱き状態を可能にするための第2連結手段と、使用者の背面おいて、上記赤ちゃん保持部材により、赤ちゃんを起こした状態で抱っこするための背面縦抱き状態を可能にするための第3連結手段とが設けられる。
上記構成を採用することにより、子守部材の使用に際して、横抱き状態、前面縦抱き状態および背面縦抱き状態での使用が可能となるため、子守部材の使用に際して、新生児期からの使用が可能になる。
また、上記構成において好ましくは、当該子守部材は、少なくとも前身ごろと後身ごろとを有する衣服形態を備える。これにより、子守部材のファッション性の向上が図られ、子守部材の装着時における違和感を軽減することが可能になる。
以下、この発明に基づいた実施の形態における子守帯1について、図を参照しながら説明する。
(子守帯1の特徴的構成)
まず、本実施の形態における子守帯1の特徴的構成としては、図1に示すように、赤ちゃん保持部材100とリュック形式の使用者装着部材200とを備え、使用者であるお母さん1000の前面において、赤ちゃん2000を横抱きすることができる状態と、図2に示すように、お母さん1000の前面において、赤ちゃん2000を縦抱きすることができる状態(対面状態)と、図3に示すように、お母さん1000の前面において、赤ちゃん保持部材100の上半身領域を取外し、赤ちゃん2000を前向きの縦抱きにすることができる状態と、図4に示すように、お母さん1000の背面において、赤ちゃん2000を縦抱きすることができる状態(赤ちゃん2000は前向き)と、図5に示すように、お母さん1000の背面において、赤ちゃん保持部材100の上半身領域を取外し、赤ちゃん2000を後向きの縦抱きにすることができる状態と、が選択可能に設けられていることを特徴としている。
ここで、図1に示す状態においては、赤ちゃん保持部材100と使用者装着部材200との間には、お母さん1000の前面において、赤ちゃん保持部材100により、赤ちゃん2000を寝かせた状態で抱っこするための横抱き状態を可能にするための第1連結手段が設けられており、図2および図3に示す状態においては、お母さん1000の前面において、赤ちゃん保持部材100により、赤ちゃん2000を起こした状態で抱っこするための前面縦抱き状態を可能にするための第2連結手段が設けられており、図4および図5に示す状態においては、お母さん1000の背面おいて、赤ちゃん保持部材100により、赤ちゃん2000を起こした状態で抱っこするための背面縦抱き状態を可能にするための第3連結手段が設けられている。
以下、図を参照しながら、まず赤ちゃん保持部材100および使用者装着部材200の構造について説明する。
(赤ちゃん保持部材100の構造)
図6から図9を参照して、赤ちゃん保持部材100の構造について説明する。なお、図6は、赤ちゃん保持部材100を内面側から見た平面図であり、図7は、赤ちゃん保持部材100を外面側から見た背面図であり、図8は、図6中VIII−VIII線矢視にしたがった第1断面図であり、図9は、図6中VIII−VIII線矢視にしたがった第2断面図である。
本実施の形態における赤ちゃん保持部材100は、背面保持部材101、股間部保持部材110、腹部保持部材113、および背中部保持部材118を備え、全体として縦長の帯状の形態を呈している。
図6を参照して、背面保持部材101の両側には、側部保持部材102,103が設けられ、この側部保持部材102,103の外側にはそれぞれ、耳状部材119A,119Bが設けられている。側部保持部材102,103のそれぞれの上端部分には、延長部104,105が設けられ、この延長部104,105には、上方に延びるようにベルト部材106,107が設けられている。ベルト部材106,107の先端部分には、ベルト部材106,107の長さ調節が可能な、オス型バックル108,109が連結されている。
なお、背面保持部材101、側部保持部材102,103、耳状部材119A,119B、および延長部104,105の内面部分には、赤ちゃん2000が接する領域であるため、通気性のあるクッション部材が設けられている。
図7を参照して、背面保持部材101の外面部には、袋状部材101aが設けられ、側部保持部材102,103の外面部にも、袋状部材102a,103aが設けられている。各袋状部材101a,102a,103aの上部は、開放状態となるように取付けられ、袋状部材101a,102a,103aの上端部には、ギャザアGが設けられている。
背面保持部材101と袋状部材101aとの間によって形成される空間101Aには、後述する帯状支持部材128が収納可能とされ、側部保持部材102と袋状部材102aとの間によって形成される空間102Aには、延長部104、ベルト部材106、およびオス型バックル108が収納可能とされ、側部保持部材103と袋状部材103aとの間によって形成される空間103Aには、延長部105、ベルト部材107、およびオス型バックル109が収納可能とされる。
また、耳状部材119A,119Bの外面部には、リング状部材131,132がそれぞれ設けられている。
再び、図6を参照して、股間部保持部材110は、赤ちゃん2000の股部の形状に沿うように両側が、内側に切り込まれた曲面領域111a,111bが形成され、この曲面領域111a,111bを埋めるように、補助パッド部材111,112が設けられている。なお、股間部保持部材110の内面部分は、赤ちゃん2000が接する領域であるため、通気性のあるクッション部材が設けられている。
また、補助パッド部材111,112は、赤ちゃん2000の股部へのパッド部材の当接を和らげるとともに、前向きおよび後向きのどちらの状態でも(図2および図3に示す状態)、赤ちゃん2000の股部に与える不快感を解消することを目的としていることから、股間部保持部材110の内面部分に設けられるクッション部材よりも柔らかいクッション部材が設けられていることが好ましく、また、縫い目を、赤ちゃん2000の股部には当接しない位置に配置することが好ましい。
また、図7を参照して、股間部保持部材110の外面部には、股間部保持部材110との間に通過領域を形成するようにループ134が取付けられている。
再び、図6を参照して、腹部保持部材113の先端部分には、横方向に延びる貫通路114が設けられ、この貫通路114の内部には、ベルト115が配置され、このベルト115の両側の先端部分には、ベルト115の長さ調節が可能なフック部材116,117が設けられている。なお、腹部保持部材113の内面部分は、赤ちゃん2000が接する領域であるため、通気性のあるクッション部材が設けられている。
また、図7を参照して、股間部保持部材110と腹部保持部材113との境界領域の外面部には、ファスナレール133が設けられ、このファスナレール133には、ファスナ133Aが設けられこのファスナ133Aには、係合ボタン133Bが設けられている。
図6および図8を参照して、背中部保持部材118は芯材としての赤ちゃん用パッド部材118b,118cを備え、上部パッド部材118bに対して、下部パッド部材118cは、内側(後述する帯状支持部材128が設けられる側とは反対側)に向けて屈曲するように取付けられている。赤ちゃん用パッド部材118b,118cの表面は、通気性のあるクッション部材で覆われている。
赤ちゃん用パッド部材118b,118cは、背面保持部材101と袋状部材101aとの間に設けられた空間101A内に、下部パッド部材118cが収容可能に設けられ、背面保持部材101と下部パッド部材118cとの間には、面ファスナ135,136が設けられることにより、背面保持部材101と下部パッド部材118cとの着脱が可能に設けられている。
背中部保持部材118の外側には、図7に示すように、背中部保持部材118の上端部から股間部保持部材110にかけて帯状支持部材128が設けられている。帯状支持部材128は、その上端部のみが背中部保持部材118に固定されている。また、図8に示すように、赤ちゃん用パッド部材118bの外側に位置する領域においては、使用者であるお母さん1000の手を挿入することができるように、空間128aが形成されるように、帯状支持部材128が背中部保持部材118に取付けられている。
帯状支持部材128の下方先端部分には、ベルト129が取り付けられ、このベルト129の先端部分には、ベルト129の長さ調節が可能なフック部材130Bが設けられている。
また、この帯状支持部材128の不使用時には、図9に示すように、背面保持部材101と袋状部材101aとの間に設けられた空間101A内に収容可能に形成されている。
背中部保持部材118の上端部には、赤ちゃん2000の頭部領域を保護するための扇状の頭部保護パッド127が設けられ、柔軟なクッション部材から構成されている。また、頭部保護パッド127は、図8に示すように、内側に向く位置と、図9に示すように、外側に向く位置とが選択可能に設けられている。
また、背中部保持部材118の上端部の左右両側には、図6および図7に示すようにヘッドサポート120,121が設けられている。ヘッドサポート120の先端部分には、外側に係合領域を有する係合ボタン126が2箇所設けられている。また、ベルト122が設けられ、このベルト122の先端部分には、ベルト122の長さ調節が可能なオス型バックル124が設けられている。ヘッドサポート121の先端部分には、外側に係合領域を有する係合ボタン126が2箇所設けられている。また、ベルト123が設けられ、このベルト123の先端部分には、ベルト123の長さ調節が可能なオス型バックル125が設けられている。
図7を参照して、ヘッドサポート120の外面には、ヘッドサポート120とともに空間120Aを形成する袋状部材120Bが取付けられ、袋状部材120Bの開口端部にはギャザアGが設けられている。ベルト122の不使用時には、ベルト122はこの空間120A内に収納される。ヘッドサポート121の外面には、ヘッドサポート121とともに空間121Aを形成する袋状部材121Bが取付けられ、袋状部材121Bの開口端部にはギャザアGが設けられている。ベルト123の不使用時には、ベルト123はこの空間121A内に収納される。
(使用者装着部材200の構造)
次に、図10から図15を参照して、使用者装着部材200の構造について説明する。なお、図10は、使用者装着部材200を開いた状態での正面図であり、図11は、使用者装着部材200を開いた状態での背面図であり、図12は、使用者装着部材200を閉じた状態での正面図であり、図13および図14は、図11中のXIII−XIII線矢視における第1および第2断面図であり、図15は、図11中XV−XV線矢視における断面図である。
図10から図12を参照して、この使用者装着部材200は、使用者であるお母さん1000に装着されることを目的としており、使用者用背中パッド部材201と、この使用者用背中パッド部材201の上端部から上方に延びるように設けられる1対の肩ベルト210,211とを備える。さらに、本実施の形態においては、使用者装着部材200の下端部領域に、お母さん1000の腰に装着される腰ベルト300が設けられている。
図13の断面図に示すように、使用者用背中パッド部材201は、芯材201aと、この芯材201aを覆うように通気性を有するクッション部材201bが設けられている。再び、図10から図12を参照して、使用者用背中パッド部材201の上端部からは、1対の肩ベルト210,211が設けられている。肩ベルト210の上方には、内側に係合領域を有する2個の係合ボタン210bと、2個の係合ボタン210cが設けられている。同様に、肩ベルト211の上方には、内側に係合領域を有する2個の係合ボタン211bと、2個の係合ボタン211cが設けられている。
肩ベルト210の外面の中央領域には、補強ベルト210Aが取付けられている。この補強ベルト210Aの中央領域には、補強ベルト210Aが延びる方向に沿ってスライド可能なように、メス型バックル214が取付けられている。また、このメス型バックル214の下方の補強ベルト210Aには、ループ218が設けられている。補強ベルト210Aの下端部には、後述する腰ベルトに設けられる補強ベルト303の長さ調節を行なうために、長さ調節用リング216が取付けられている。
肩ベルト211の外面の中央領域には、肩ベルト210と同様に、補強ベルト211Aが取付けられている。この補強ベルト211Aの中央領域には、補強ベルト211Aが延びる方向に沿ってスライド可能なように、メス型バックル215が取付けられている。また、このメス型バックル215の下方の補強ベルト211Aには、ループ219が設けられている。補強ベルト211Aの下端部には、後述する腰ベルトに設けられる補強ベルト304の長さ調節を行なうために、長さ調節用リング217が取付けられている。
また、使用者用背中パッド部材201の内面の、お母さん1000の肩部に当接するの背中領域には、パッド部材202,203が設けられている。
使用者用背中パッド部材201の外面には、図11に示すように、肩ベルト210,211の近傍に、縦方向に通過領域を形成するループ212,213が設けられ、中間領域の外側に、横方向に通過領域を形成するループ220,221が設けられている。
使用者用背中パッド部材201の下方領域には、横方向に延びるように腰ベルト300が設けられている。この腰ベルト300は、中央領域301、側部領域302A,302Bを備え、全体として横長の帯形状を呈し、表面は通気を有するクッション部材から構成されている。
中央領域301には、図13の断面図に示すように、使用者用背中パッド部材201の下端部収容し、使用者用背中パッド部材201が上下方向に摺動可能にガイドするための案内領域を形成するための袋状ガイド部材310が設けられている。また、中央領域301は、使用者用背中パッド部材201からの力を十分受けることができるように、芯材301aと、この芯材301aを覆うように設けられる通気性の有るクッション部材301bとを有している。
また、使用者用背中パッド部材201と中央領域301との間には、使用者用背中パッド部材201の中央領域301からの外れを防止するために、両者を連結するための連結部材309が設けられている。その結果、図13に示す状態は、使用者用背中パッド部材201が中央領域301に最も近接している位置を示し、図14は、使用者用背中パッド部材201が中央領域301から最も離れた状態を示している。
なお、芯材301aについては、必ず必要な部材ではなく、力の分散が使用者用背中パッド部材201で十分であると考えられる場合は、設ける必要はない。
図11および図13を参照して、使用者用背中パッド部材201の外面側において、袋状ガイド部材310の上部近傍領域には、横方向に延びるファスナレール219が設けられている。また、このファスナレール219を上方から覆うようにファスナカバー218が設けられ、このファスナカバー218の外面には、外側に係合領域を有する係合ボタン218aが設けられている。
図11を参照して、腰ベルト300の側部領域302Aの外面には、補強ベルト303が取付けられている。この補強ベルト303の一端は、長さ調節用リング216に係合している。また、補強ベルト303の他端側は、お母さん1000の腹部を取り巻くために長く設けられ、先端部分に長さ調節可能な、オス型バックル305が取付けられている。
また、補強ベルト303には、補強パッド400Aが設けられている。図11および図15を参照して、この補強パッド400Aは、芯材402と、この芯材402を覆うクッション部材403と、補強ベルト303を通過させるための空間400aを形成するためのループ部材404とを備える。さらに、ループ部材404の上端部には、ファスナレール401が設けられ、このファスナレール401を上方から覆うようにファスナカバー400が設けられ、このファスナカバー400の外面には、外側に係合領域を有する係合ボタン405が設けられている。
なお、上記実施の形態において連結部材を収納するための収納空間を設け、この収納空間に所定部材を収納可能にする理由は、上記図1から図5に示す使用状態においては、使用する部材と使用しない部材とが存在し、使用しない部材については、収納空間に部材を収納することにより意匠上の外観を向上させるため、また、あらかじめ使用しない部材を収納しておくことで、誤使用を防ぐためである。なお、本実施の形態においては、収納空間をあらかじめ設けるようにしたが、各部材を着脱可能な構成にして、使用時のみ装着し、不使用時には取外す構成を採用することも可能である。
(赤ちゃん保持部材100と使用者装着部材200との結合関係)
次に、再び図1から図5を参照して、各使用形態における赤ちゃん保持部材100と使用者装着部材200との結合関係について説明する。
上述したように、本実施の形態における子守帯1の特徴的構成としては、赤ちゃん保持部材100と使用者装着部材200との結合関係を選択することにより、図1に示す、使用者であるお母さん1000の前面において、赤ちゃん2000を横抱きすることができる状態と、図2に示す、お母さん1000の前面において、赤ちゃん2000を縦抱きすることができる状態(対面状態)と、図3に示す、お母さん1000の前面において、赤ちゃん保持部材100の上半身領域を取外し、赤ちゃん2000を前向きの縦抱きにすることができる状態と、図4に示す、お母さん1000の背面において、赤ちゃん2000を縦抱きすることができる状態(赤ちゃんは前向き)と、図5に示す、お母さん1000の背面において、赤ちゃん保持部材100の上半身領域を取外し、赤ちゃん2000を後向きの縦抱きにすることができる状態とを選択することができる点にある。
(横抱き連結状態)
まず、図1を参照して、赤ちゃん保持部材100により、赤ちゃんを寝かせた状態で抱っこするための横抱き状態を可能にするための第1連結手段について説明する。
横抱き状態を可能にするためには、使用者装着部材200の肩ベルト210に設けられたメス型バックル214に、赤ちゃん保持部材100のヘッドサポート120から延びるベルト122に設けられたオス型バックル124を連結させる。
また、使用者装着部材200の肩ベルト211に設けられたメス型バックル215に、赤ちゃん保持部材100のヘッドサポート121から延びるベルト123に設けられたオス型バックル125を連結させる。
さらに、赤ちゃん保持部材100に設けられた帯状支持部材128を赤ちゃん2000の股部を通過させるとともに、帯状支持部材128の先端部に設けられたベルト129をループ134を通して、ベルト129の先端に設けられたフック部材130Bを、肩ベルト210に設けられたループ218に係合させる。
なお、メス型バックル214とオス型バックル124、およびメス型バックル215とオス型バックル125により、横抱上部連結手段を構成し、フック部材130Bとループ218とにより、横抱下部連結手段を構成する。
また、赤ちゃん2000の下腹部を保護するために、腹部保持部材113に設けられたベルト115に取付けられたフック部材117を、耳状部材119Bに設けられたリング状部材132に係合させる。図示していないが、ベルト115の反対側に設けられたフック部材116についても、同様に耳状部材119Aに設けられたリング状部材131に係合させる。ここで、上述したようにフック部材116,117にベルト115の長さを調節できるようにしておくことで、赤ちゃん2000の股ぐり寸法に適用した腹部保持部材113の位置決めを行なうことが可能になり、赤ちゃんの下腹部を適切に保護することが可能になる。
なお、図1に示す状態は、赤ちゃん2000の頭がお母さん1000の左腕側に位置する場合を示しているが、赤ちゃん2000の頭がお母さん1000の右腕側に位置する場合にも、同様の結合状態を採用することにより実現することが可能である。
また、この横抱き状態においては、赤ちゃん2000の頭部側を2点で支持し、また、頭部側から股部を通過する帯状支持部材128により、赤ちゃん2000の背面部を全体的に覆うようにして支持する、3点支持構造を採用していることから、赤ちゃん2000の横抱き状態を安定させることが可能になる。
また、赤ちゃん保持部材100に設けられた延長部104,105、ベルト部材106,107、およびオス型バックル108,109は、この使用形態では用いることがないため、空間102A、103Aに収納しておくことで、誤使用を防ぐとともに、意匠上の観点からもすっきりした印象を与えることができる。
(前面縦抱き連結状態)
次に、図2を参照して、赤ちゃん保持部材100により、赤ちゃん2000をお母さん1000の前面において縦抱き状態を可能にするための第2連結手段について説明する。
前面縦抱き状態を可能にするためには、使用者装着部材200の肩ベルト210に設けられた2個の係合ボタン210bに、赤ちゃん保持部材100のヘッドサポート121に設けられた2個の係合ボタン126を嵌め合わせる。このとき、赤ちゃん保持部材100のヘッドサポート121から延びるベルト121は使用しないため、あらかじめ空間121Aに収納しておく。
また、使用者装着部材200の肩ベルト210に設けられたメス型バックル214に、赤ちゃん保持部材100の延長部105から延びるベルト部材107の先端に設けられるオス型バックル109を連結させる。
また、使用者装着部材200の肩ベルト211に設けられた2個の係合ボタン211bに、赤ちゃん保持部材100のヘッドサポート120に設けられた2個の係合ボタン126を嵌め合わせる。このとき、赤ちゃん保持部材100のヘッドサポート120から延びるベルト122は使用しないため、あらかじめ空間120Aに収納しておく。
また、図示していないが、使用者装着部材200の肩ベルト211に設けられたメス型バックル215に、赤ちゃん保持部材100の延長部104から延びるベルト部材106の先端に設けられるオス型バックル108を連結させる。
さらに、図示していないが、赤ちゃん保持部材100に設けられたファスナレール133と、使用者装着部材200の補強パッド400Aに設けられたファスナレール401とをファスナ133Aを用いて結合させる。なお、ファスナ133Aの移動を防止するために、ファスナ133Aに設けられた係合ボタン133Bと、ファスナカバー400に設けられた係合ボタン405aとを嵌め合わせる。
なお、肩ベルト210側における2個の係合ボタン210bと2個の係合ボタン126、および、肩ベルト211側における2個の係合ボタン211bと2個の係合ボタン126により前面縦抱上部連結手段を構成し、肩ベルト210側におけるメス型バックル214とオス型バックル109、および肩ベルト211側におけるメス型バックル215とオス型バックル108により、前面縦抱中間部連結手段を構成し、ファスナレール133、ファスナレール401およびファスナ133Aにより、前面縦抱下端部連結手段を構成する。
また、赤ちゃん2000の下腹部を保護するために、腹部保持部材113に設けられたベルト115に取付けられたフック部材117を、耳状部材119Bに設けられたリング状部材132に係合させる。図示していないが、ベルト115の反対側に設けられたフック部材116についても、同様に耳状部材119Aに設けられたリング状部材131に係合させる。
この縦抱き状態においては、赤ちゃん2000の頭部側を2点で支持し、赤ちゃん2000の腹部側面を2点で支持し、さらに赤ちゃん2000の股部を1点で支持する5点支持構造を採用していることから、赤ちゃん2000の縦抱き状態を安定させることが可能になる。また、赤ちゃん2000の頭部側面に、ヘッドサポート120,121が配設されることから、赤ちゃん2000の頭部の振れを防止し、赤ちゃん2000の頭部および頚椎領域の保護を図ることが可能になる。
また、赤ちゃん保持部材100の背中部保持部材118の背面側には、帯状支持部材128により空間128aが形成されていることから、お母さん1000の手1001をこの空間128aに挿入して沿えることができるため、さらに安定した状態で、赤ちゃん2000を保持することが可能となる。
なお、赤ちゃん200が成長して首および腰が座り、赤ちゃん2000を自立させておくことに対して医学的な問題が生じない場合は、図3に示すように、背中部保持部材118を赤ちゃん保持部材100から取外すことにより、赤ちゃん2000を前向きにして縦抱っこをすることが可能になる。
また、赤ちゃん保持部材100に設けられたベルト部材121,122、オス型バックル124,125、および帯状支持部材128は、この使用形態では用いることがないため、空間120A、121A、101Aにそれぞれ収納しておくことで、誤使用を防ぐとともに、意匠上の観点からもすっきりした印象を与えることができる。
(背面縦抱き連結状態)
次に、図4を参照して、赤ちゃん保持部材100により、赤ちゃん2000をお母さん1000の背面において縦抱き状態を可能にするための第3連結手段について説明する。
背面縦抱き状態を可能にするためには、使用者装着部材200の肩ベルト211に設けられた2個の係合ボタン211cに、赤ちゃん保持部材100のヘッドサポート121に設けられた2個の係合ボタン126を嵌め合わせる。このとき、赤ちゃん保持部材100のヘッドサポート121から延びるベルト121は使用しないため、あらかじめ空間121Aに収納しておく。
また、使用者装着部材200の肩ベルト211に設けられたメス型バックル215に、赤ちゃん保持部材100の延長部105から延びるベルト部材107の先端に設けられるオス型バックル109を連結させる。なお、ベルト部材107のずれを防止するために、ループ213にベルト部材107を通過させる。
また、使用者装着部材200の肩ベルト210に設けられた2個の係合ボタン210cに、赤ちゃん保持部材100のヘッドサポート120に設けられた2個の係合ボタン126を嵌め合わせる。このとき、赤ちゃん保持部材100のヘッドサポート120から延びるベルト122は使用しないため、あらかじめ空間120Aに収納しておく。なお、ベルト部材106のずれを防止するために、ループ212にベルト部材107を通過させる。
また、使用者装着部材200の肩ベルト210に設けられたメス型バックル214に、赤ちゃん保持部材100の延長部104から延びるベルト部材106の先端に設けられるオス型バックル108を連結させる。
さらに、図示していないが、赤ちゃん保持部材100に設けられたファスナレール133と、使用者装着部材200の使用者用背中パッド部材201に設けられたファスナレール219とをファスナ133Aを用いて結合させる。なお、ファスナ133Aの移動を防止するために、ファスナ133Aに設けられた係合ボタン133Bと、ファスナカバー218に設けられた係合ボタン218aとを嵌め合わせる。
なお、肩ベルト211側における2個の係合ボタン211cと2個の係合ボタン126、および肩ベルト210側における2個の係合ボタン210cと2個の係合ボタン126とにより、背面縦抱上部連結手段を構成し、肩ベルト211側におけるメス型バックル215とオス型バックル109、および肩ベルト210側におけるメス型バックル214とオス型バックル108により、背面縦抱中間部連結手段を構成し、ファスナレール133、ファスナレール219、およびファスナ133Aにより背面縦抱下端部連結手段を構成する。
また、赤ちゃん2000の下腹部を保護するために、腹部保持部材113に設けられたベルト115に取付けられたフック部材117を、耳状部材119Aに設けられたリング状部材132に係合させる。図示していないが、ベルト115の反対側に設けられたフック部材116についても、同様に耳状部材119Bに設けられたリング状部材131に係合させる。なお、赤ちゃん2000の下腹部の移動を防止するために、使用者装着部材200に設けられたループ220,221にベルト115を通過させる。
この縦抱き状態においては、赤ちゃん2000の頭部側を2点で支持し、赤ちゃん2000の腹部側面を2点で支持し、さらに赤ちゃん2000の股部を1点で支持する5点支持構造を採用していることから、赤ちゃん2000の縦抱き状態を安定させることが可能になる。また、赤ちゃん2000の頭部側面に、ヘッドサポート120,121が配設されることから、赤ちゃん2000の頭部の振れを防止し、赤ちゃんの頭部および頚椎領域の保護を図ることが可能になる。
なお、赤ちゃん2000が成長して首および腰が座り、赤ちゃん2000を自立させておくことに対して医学的な問題が生じない場合は、図5に示すように、背中部保持部材118を赤ちゃん保持部材100から取外すことにより、赤ちゃん2000を後向きにして縦抱っこをすることが可能になる。
また、赤ちゃん保持部材100に設けられたベルト部材121,122、オス型バックル124,125、および帯状支持部材128は、この使用形態では用いることがないため、空間120A、121A、101Aにそれぞれ収納しておくことで、誤使用を防ぐとともに、意匠上の観点からもすっきりした印象を与えることができる。
以上、本実施の形態における子守帯1においては、子守帯1の使用に際して、横抱き状態、前面縦抱き状態および背面縦抱き状態での使用が可能となるため、子守帯1の使用に際して、新生児期からの使用が可能になる。
なお、上記赤ちゃん保持部材100の股間部保持部材110に、上述したように、曲面領域111a,111bを設けるとともに、赤ちゃん保持部材100と使用者装着部材200とを連結する各ベルトの長さを調節可能とすることで、上述したように、前面縦抱き状態および背面縦抱き状態において、赤ちゃん保持部材100を使用者装着部材200に装着した状態のままで、赤ちゃん1000を前向きまたは後向きに保持することが可能になる。
なお、上記実施の形態の他の形態として、強度上の観点から、赤ちゃん保持部材100に設けられる、ベルト106,107を下方領域まで延長させて、股間部保持部材110の領域で交差させる構造が考えられる(図6参照)。しかし、股間部保持部材110の領域でベルト106,107を交差させた場合には、交差部が盛り上がり赤ちゃん2000に不快感を与えるおそれがある。このような場合には、図16に示すように、ベルト106,107を股間部保持部材110の曲面領域111a,111bに沿って配置することにより、強度の向上が図れるとともに、赤ちゃん2000への不快感を解消することが可能となる。
また、上記実施の形態においては、赤ちゃん2000の抱っこ状態をより安定的に実現するために腰ベルト300を設けるようにしたが、肩ベルトのみで十分赤ちゃん2000の体重を支持できる場合は、必ずしも腰ベルト300を設ける必要はない。また、肩ベルトについても、左右1対となるように設けているが、たとえば肩ベルトを1本のたすきがけのように形成することも可能である。
連結部分において、オス型バックル、メス型バックルを使用しているが、両者を入換えて使用することも可能である。また、オスメス両性のバックルを使用することも可能である。
また、上記実施の形態における使用者として、お母さんの場合について説明したが、その他お父さんや、他の保護者や保育者であっても構わない。また、特にお父さんにあっては、子守帯の装着を容姿から嫌がる場合もあるが、たとえば、図17に示すように、使用者装着部材200の機能を腕部を通す環状領域を備え、前身ごろおよび後身ごろを有する洋服に組み込む構成にすることにより、ファッション性を高めることで、お父さんには、違和感なく装着することが可能になり、父親と子供とのスキンシップを向上させることが可能になる。
したがって、今回開示した上記実施の形態はすべての点で例示であって、限定的な解釈の根拠となるものではない。したがって、本発明の技術的範囲は、上記した実施の形態のみによって解釈されるのではなく、特許請求の範囲の記載に基づいて画定される。また、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれる。
以上、図面を参照してこの発明の実施形態を説明したが、この発明は、図示した実施形態のものに限定されない。図示された実施形態に対して、この発明と同一の範囲内において、あるいは均等の範囲内において、種々の修正や変形を加えることが可能である。
この発明は、特に横抱き状態で赤ちゃんを保持する子守帯および使用者装着部材に有利に利用され得る。
この発明に基いた実施の形態における子守帯1を用いて、お母さん1000の前面において、赤ちゃん2000を横抱きすることができる状態を示す図である。 この発明に基いた実施の形態における子守帯1を用いて、お母さん1000の前面において、赤ちゃん2000を縦抱きすることができる状態を示す第1の図である。 この発明に基いた実施の形態における子守帯1を用いて、お母さん1000の前面において、赤ちゃん2000を縦抱きすることができる状態を示す第2の図である。 この発明に基いた実施の形態における子守帯1を用いて、お母さん1000の背面において、赤ちゃん2000を縦抱きすることができる状態を示す第1の図である。 この発明に基いた実施の形態における子守帯1を用いて、お母さん1000の背面において、赤ちゃん2000を縦抱きすることができる状態を示す第2の図である。 赤ちゃん保持部材100を内面側から見た平面図である。 赤ちゃん保持部材100を外面側から見た背面図である。 図6中VIII−VIII線矢視にしたがった第1断面図である。 図6中VIII−VIII線矢視にしたがった第2断面図である。 使用者装着部材200を開いた状態での正面図である。 使用者装着部材200を開いた状態での背面図である。 使用者装着部材200を閉じた状態での正面図である。 図11中のXIII−XIII線矢視における第1断面図である。 図11中のXIII−XIII線矢視における第2断面図である。 図11中XV−XV線矢視における断面図である。 他の形態における赤ちゃん保持部材100を内面側から見た平面図である。 他の形態における子守帯1を用いて、お母さん1000の前面において、赤ちゃん2000を横抱きすることができる状態を示す図である。
符号の説明
1 子守帯、100 赤ちゃん保持部材、101 背面保持部材、101A,102A,103A,128a,400a 空間、101a,102a,103a 袋状部材、102,103 側部保持部材、104,105 延長部、106,107 ベルト部材、108,109,124,125,305 オス型バックル、110 股間部保持部材、111,112 補助パッド部材、111a,111b 曲面領域、113 腹部保持部材、114 貫通路、115,122,123 ベルト、116,117 フック部材、118 背中部保持部材、118b,118c 赤ちゃん用パッド部材、119A,119B 耳状部材、120,121 ヘッドサポート、120B 袋状部材、121A 空間、121B 袋状部材、126,133B,210b,210c,211b,211c,218a,405a 係合ボタン、127 頭部保護パッド、128 帯状支持部材、129 ベルト、130B フック部材、131,132 リング状部材、133,219,401 ファスナレール、133A ファスナ、134ループ、135,136 面ファスナ、200 使用者装着部材、201 使用者用背中パッド部材、201a,301a,402 芯材、201b クッション部材、202,203 パッド部材、210,211 肩ベルト、210A,211A,303 補強ベルト、212,213,218,219,220,221 ループ、214,215 メス型バックル、216 長さ調節用リング、217 長さ調節用リング、218,400 ファスナカバー、300 腰ベルト、301 中央領域、301b クッション部材、302A,302B 側部領域、309 連結部材、310 袋状ガイド部材、400A 補強パッド、403 クッション部材、404 ループ部材、1000 お母さん、2000赤ちゃん。

Claims (11)

  1. 赤ちゃんを抱っこする使用者が装着するものであり、赤ちゃんを保持する赤ちゃん保持部材を着脱可能に取り付けることができる子守帯の使用者装着部材であって、
    横抱き状態の赤ちゃん保持部材を連結するための使用者側第1連結手段と、
    前面縦抱き状態の赤ちゃん保持部材を連結するための使用者側第2連結手段と、
    背面縦抱き状態の赤ちゃん保持部材を連結するための使用者側第3連結手段とを備える、子守帯の使用者装着部材。
  2. 使用者の身体に当てられる使用者用パッド部材と、
    前記使用者用パッド部材を使用者に装着するため、前記使用者用パッド部材の上端部から突出して延びる肩ベルトとをさらに備える、請求項1に記載の子守帯の使用者装着部材。
  3. 使用者の腰に装着される腰ベルトをさらに備える、請求項1または2に記載の子守帯の使用者装着部材。
  4. 前記腰ベルトは、前記使用者用パッド部材を腰ベルトに対して上下方向に移動可能なように案内するための案内手段を備える、請求項3に記載の子守帯の使用者装着部材。
  5. 前記案内手段は、前記使用者用パッド部材を上下方向に移動可能なように前記使用者用パッド部材の下端部領域を収容する袋状部分を有する、請求項4に記載の子守帯の使用者装着部材。
  6. 前記使用者用パッド部材と前記腰ベルトとの間に、両者を連結するための連結手段が設けられる、請求項4または5に記載の子守帯の使用者装着部材。
  7. 赤ちゃんを抱っこする使用者が装着するものであり、赤ちゃんを保持する赤ちゃん保持部材を着脱可能に取り付けることができる子守帯の使用者装着部材であって、
    使用者の身体に当てられる使用者用パッド部材と、
    前記使用者用パッド部材を使用者に装着するため、前記使用者用パッド部材の上端部から突出して延びる肩ベルトと、
    使用者の腰に装着される腰ベルトとをさらに備え、
    前記腰ベルトは、前記使用者用パッド部材を腰ベルトに対して上下方向に移動可能なように案内するための案内手段を備える、子守帯の使用者装着部材。
  8. 前記案内手段は、前記使用者用パッド部材を上下方向に移動可能なように前記使用者用パッド部材の下端部領域を収容する袋状部分を有する、請求項7に記載の子守帯の使用者装着部材。
  9. 使用者が赤ちゃんを抱っこするために用いる子守帯であって、
    使用者に装着される使用者装着部材と、
    前記使用者装着部材に対して着脱可能に設けられ、前記使用者装着部材と共に赤ちゃんを横抱き状態で保持するための赤ちゃん保持部材とを備え、
    前記赤ちゃん保持部材は、赤ちゃんの背中部分を支える背中部保持部材と、この背中部保持部材の上端部の左右側部から側方に張り出すヘッドサポートと、赤ちゃんの股間部を支える股間部保持部材と、赤ちゃんの腹部に当てられる腹部保持部材とを含み、
    前記ヘッドサポートの両端部は、横抱き上部連結手段を介して前記使用者装着部材に着脱可能に連結され、
    前記股間部保持部材は、横抱き下部連結手段を介して前記使用者装着部材に着脱可能に連結される、子守帯。
  10. 前記赤ちゃん保持部材は、前記股間部保持部材上を延びるベルトを含み、
    前記ベルトの先端が前記横抱き下部連結手段を介して前記使用者装着部材に着脱可能に連結される、請求項9に記載の子守帯。
  11. 前記股間部保持部材の外面にループが形成されており、
    前記ベルトは前記ループを通過して延びている、請求項10に記載の子守帯。
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