JPH09121987A - 子供の保持具 - Google Patents

子供の保持具

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JPH09121987A
JPH09121987A JP7305007A JP30500795A JPH09121987A JP H09121987 A JPH09121987 A JP H09121987A JP 7305007 A JP7305007 A JP 7305007A JP 30500795 A JP30500795 A JP 30500795A JP H09121987 A JPH09121987 A JP H09121987A
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洋一 仲田
Katsuo Uno
勝男 宇野
Sachiko Mimura
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    • A47DFURNITURE SPECIALLY ADAPTED FOR CHILDREN
    • A47D13/00Other nursery furniture
    • A47D13/02Baby-carriers; Carry-cots
    • A47D13/025Baby-carriers; Carry-cots for carrying children in seated position

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 子供の成長に合わせて子供を収容する収容体
を取り換えることができ、子供を搬送者の前面側と背面
側に正しい位置に保持できる子供の保持具を提供するこ
と。 【解決手段】 搬送者Pが子供を保持して搬送するため
の子供の保持具において、搬送者Pの肩Sの付近に配置
される当て部材110を備え、この当て部材110の背
中側と胸側にはそれぞれ取付手段130,120を有
し、搬送者Pの上半身に着脱可能に装着する支持手段1
00と、この支持手段100の当て部材の背中側の取付
手段120と胸側の取付手段130のいづれにも着脱可
能に取り付け可能な子供の収容体200,300と、を
備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、搬送者が子供(新
生児や乳児等)を保持して搬送するための保持具に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】親等の搬送者が、新生児や乳児のような
子供を保持して搬送するために保持具を用いる。この保
持具には、いろいろな種類のものが提案されている。例
えば保持具としては、新生児を搬送者の体の前面側に抱
きかかえるようにして、所謂「抱っこ」して搬送する形
式のものや、新生児を搬送者の体の背面側に背負うよう
にして、所謂「おんぶ」して搬送する形式のものがあ
る。この種の従来の保持具は、新生児の体重を搬送者の
肩に掛けて支えるためのベルトと、新生児を収容する袋
部分を有していて、この袋部分がベルトと一体に形成さ
れている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところがこの種の保持
具は、上述したように袋部分とベルトが一体化されてい
るので、子供が成長して例えば新生児から乳児に至る過
程では、その袋部分がその子供の体型に合わなくなって
しまい、保持具が使えなくなってしまうという問題が生
じる。またある種の保持具には、新生児等を搬送者の体
の前面側に抱えたり搬送者の背面側に保持することが兼
用できる種類のものもあるが、新生児の体重がベルトの
みを介して全て搬送者の肩に加わるので、搬送者の負担
が大きい。またこの種の保持具では、新生児等を搬送者
の体の前面側に抱きかかえる状態の搬送者に対する位置
と、新生児等を搬送者の体の背面側に保持する状態にお
ける搬送者に対する位置が必ずしも一定でないので、保
持具を使用する度にベルトの長さの調整をして新生児等
の搬送者に対する位置を調整する必要がある。そこで本
発明は上記課題を解消するためになされたものであり、
子供の成長に合わせて子供を収容する収容体を取り換え
ることができ、子供を搬送者の前面側と背面側に正しい
位置に保持できる子供の保持具を提供することを目的と
している。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的は、請求項1の
発明にあっては、搬送者が子供を保持して搬送するため
の子供の保持具において、搬送者の肩の付近に配置され
る当て部材を備え、この当て部材の背中側と胸側にはそ
れぞれ取付手段を有し、搬送者の上半身に着脱可能に装
着する支持手段と、この支持手段の当て部材の背中側の
取付手段と胸側の取付手段のいづれにも着脱可能に取り
付け可能な子供の収容体と、を備える子供の保持具によ
り、達成される。請求項1の発明では、支持手段の当て
部材が搬送者の肩の付近に配置するようにして着脱可能
に装着される。そして当て部材の背中側の取付手段か、
あるいは胸側の取付手段に対して、子供の収容体を着脱
自在に取付ることができる。これにより、搬送者は新生
児、乳児等の子供を、搬送者の背中側あるいは胸側に保
持することができる。しかも子供の収容体は、子供の収
容体のみを子供の成長に合わせて支持手段側に付け替え
ることにより、子供が成長しても搬送者は支持手段およ
び子供収容体を介して子供を確実に保持することができ
る。そして、当て部材が搬送者の肩の付近に配置されて
子供の重みは当て部材を介して搬送者の肩の付近全体に
分散されるので、搬送者の肩への負担を単なるベルトを
用いた場合と異なり小さくすることができる。また子供
の収容体は、あらかじめ位置の定められた当て部材の背
中側の取付手段か、あらかじめ位置の定められた胸側の
取付手段のいづれかに取付るようになっているので、子
供の収容体を搬送者の背中側や胸側のいづれに装着した
場合であっても、子供を搬送者に対して最適な位置に保
持することができる。
【0005】請求項2にあっては、子供の収容体は、新
生児を収容する新生児収容体あるいは乳児を収容する乳
児収容体である。請求項2の発明では、子供の収容体は
新生児や乳児を収容する大きさを有する収容体を用意し
ておく。これにより、搬送者は子供の大きさに応じて子
供の収容体を選択することができる。
【0006】請求項3にあっては、支持手段は、当て部
材を搬送者の肩の付近に配置して保持するためのベルト
を備える。請求項3の発明では、支持手段のベルトが、
当て部材を搬送者の肩の付近に配置して保持できるよう
になっている。これにより当て部材は搬送者の肩付近か
らずれることがない。
【0007】請求項4にあっては、子供の収容体は止め
具を備え、この止め具は当て部材の背中側の取付手段と
胸側の取付手段のいづれかの止め具と着脱可能に連結さ
れる。請求項4の発明では、子供の収容体の止め具が、
当て部材の背中側の取付手段あるいは胸側の取付手段の
いづれかの止め具と着脱可能に連結できるようになって
いる。これにより子供の収容体の取付取外しが容易であ
る。請求項5にあっては、新生児収容体あるいは乳児収
容体は背もたれを備える。請求項5の発明では、新生児
収容体あるいは乳児収容体には背もたれを設けているの
で、新生児あるは乳児を確実に保持することができる。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適な実施の形態
を添付図面に基づいて詳細に説明する。なお、以下に述
べる実施の形態は、本発明の好適な具体例であるから、
技術的に好ましい種々の限定が付されているが、本発明
の範囲は、以下の説明において特に本発明を限定する旨
の記載がない限り、これらの形態に限られるものではな
い。
【0009】本発明の子供の保持具の実施の形態では、
図1〜図5に示す支持手段100と、図6と図7に示す
乳児収容体(子供の収容体)200と、図12と図13
に示す新生児収容体(子供の収容体)300を適宜組合
わせて子供を搬送することができるものである。まず支
持手段100について図1〜図5を参照して説明する。
支持手段100は、図1〜図3にその構造を示してい
る。この支持手段100は、図4と図5に示す親等の搬
送者Pの肩S全体の付近に配置される当て部材110を
備えている。この当て部材110は、図1〜図3に示す
ように搬送者Pの肩Sの付近全体の形状に合わせたもの
であり、しっかりとしたしかし肩Sの形状にフィットす
る構造となっている。この当て部材110は、当て板1
50と、取付手段120,120、肩ベルト140,1
40、背ベルト160および取付手段130,130等
を有している。
【0010】当て板150は上述したように比較的しっ
かりとした補強材に対して、布で覆ったようなものであ
り、搬送者Pの肩S全体の付近の形状に合わせた形とな
っている。図3と図5の当て板150には上述した取付
手段120,120が両肩付近に対応して位置されてい
る。この取付手段120,120は、たとえばリング状
のものである。当て板150は、通しベルト151,1
51を有している。図2と図4に示すように、前側の肩
ベルト140,140には取付手段130,130がそ
れぞれ取付られている。この取付手段130,130は
先程の取付手段120,120と同様のものである。
【0011】図1の肩ベルト140,140のそれぞれ
の一端は当て板150の上側に固定されており、他端側
はベルト145,145の一端側が取付られている。こ
のベルト145,145は、図2に示すようにベルト調
整部135,135によりその長さが調整可能である。
ベルト145,145の他端は、背ベルト160,16
0の一端に取付られている。背ベルト160,160の
他端は、図1に示すように当て板150の内側の両端部
に取付られている。図3の補助ベルト170,170
は、ベルト145,145の他端側と背ベルト160の
一端側の接続部分に取付られている。補助ベルト17
0,170の他端にはオス止め具171,171が取付
られている。このオス止め具171,171は、例えば
プラスチックにより作られている。上述した肩ベルト1
40、背ベルト160、ベルト145、補助ベルト17
0,170は、それぞれ例えば柔軟性の良い補強した布
により作ることができる。
【0012】次に、この支持手段100を搬送者Pが装
着する様子を、図4と図5で説明する。支持手段100
の肩ベルト140,140は、搬送者Pの肩Sに対して
両腕を通すようにして取付る。この場合に、当て部材1
10の当て板150は、搬送者Pの肩S全体の付近に沿
って配置され、かつX字型に交差した背ベルト160,
160が搬送者Pの背中に配置される。これにより肩ベ
ルト140,140は図4に示すように搬送者Pの胸側
に位置し、背ベルト160,160は搬送者Pの背中側
に位置し、かつベルト145,145(図3参照)は搬
送者Pの腰の両横部分に位置して、補助ベルト170,
170は搬送者Pの腰の両側あるいは、わきの下から腰
の間付近(体側)に位置することになる。そして図2の
ベルト調整部135,135によりベルト145,14
5の長さを調整することにより、当て板150は、図5
に示すように搬送者Pの肩S全体に対して確実に位置決
めされる。
【0013】次に、図6と図7の乳児収容体200の構
造について説明する。この乳児収容体200は、乳児を
収容して保持するものであり、図1〜図5の支持手段1
00の取付手段120,120(図3参照)に着脱可能
に取付ることができ、取付手段130,130(図2参
照)に対しても着脱可能に取付られるものである。図6
と図7の乳児収容体200は、背もたれ210、収容部
230、取付フック240,240、腰ベルト220,
220、メス止め具250,250、オス止め具22
2、メス止め具221等を備えている。図6の収容部2
30は、乳児の臀部および背中部分を支えるようになっ
ており、背もたれ210は乳児の背中および首付近を支
えることができる部分である。背もたれ210は、取付
ボタン211により収容部230の上の部分に対して着
脱可能に取付ることができる。カバー212は、この取
付ボタン211が直接乳児の体に当たらないようにする
ためのカバーであって、収容部230の内部に取付られ
ている。収容部230は、その側部両側に取付フック2
40,240が取付られている。このフック240,2
40は、オス型のフックであり、例えばプラスチックに
よりしっかりと造られている。
【0014】収容部230の下部には、上述したメス止
め具250,250と、腰ベルト220,220が取付
られている。腰ベルト220,220の先端にはそれぞ
れオス止め具222、メス止め具221が取付られてい
る。これらメス止め具250,250、メス止め具22
1,オス止め具222は、例えばプラスチックによりし
っかりと造られている。
【0015】図8と図9は、この乳児収容体200を支
持手段100の取付手段120,120に対して取付
て、乳児収容体200が搬送者Pの背面側に保持した状
態を示している。また図10と図11は、乳児収容体2
00を支持手段100の取付手段130,130に取付
て、乳児収容体200が搬送者Pの胸側に保持された状
態を示している。
【0016】次に図12と図13を参照して、別の新生
児収容体300の構造について説明する。新生児収容体
300は、背もたれ310、収容部315、締めベルト
380、取付フック340,340、腰ベルト320,
320、メス止め具350,350、オス止め具32
2、メス止め具321等を有している。新生児収容体3
00の収容部315は、新生児の臀部、腹部、背中部分
等を収容する部分である。そして背もたれ310は収容
部315の背面側に一体に形成されており、補強材31
5tで補強されている。収容部315の両側部分は、フ
ァスナ360により着脱可能に取付れている。このファ
スナ360を外すと、収容部315の前面側315aが
背もたれ310側から外れるようになっている。収容部
315の上部分には、2つの取付フック340,340
が取付られており、これらの取付フック340,340
はプスラチック等によりしっかりと作られたオス型のフ
ックである。収容部315の下部には2つのメス止め具
350,350が取付られている。そして収容部315
の下部には腰ベルト320,320が取付られている。
腰ベルト320の端部にはそれぞれオス止め具322、
メス止め具321が設けられている。メス止め具35
0,350,321およびオス止め具322は、プラス
チックによりしっかりと作られている。
【0017】締めベルト380は、図13に示すように
オス止め具390とメス止め具391を備えていて、こ
れらの止め具390,391は着脱可能に連結すること
ができる。これにより締めベルト380が、収容部31
5の周囲を締めることができるので、新生児P2はこの
収容部315により抜け出ないようにしてしっかりと保
持することができる。図14に示すように新生児P2の
足Lは、図12の足の通し穴370,370から出すよ
うになっている。
【0018】図14と図15は、この新生児収容体30
0が搬送者Pに取付られた支持手段100の取付手段1
20,120に対して取付られており、新生児収容体3
00は搬送者Pの背中側に保持された状態を示してい
る。図16、図17は、新生児収容体300が搬送者P
の支持手段100の取付手段130,130に取付ら
れ、新生児収容体300が搬送者Pの胸側に保持されて
いる状態を示している。
【0019】次に、上述した子供の保持具の使用方法に
ついて順次説明する。図1〜図3に示す支持手段100
は、図4と図5に示すような状態で搬送者Pが装着す
る。つまり支持手段100の肩ベルト140,140に
対して搬送者Pはそれぞれ両腕を通すことで、支持手段
100を上半身に装着するのであるが、この場合に当て
部材110の当て板150は、図5に示すように搬送者
Pの背中の付近(肩S付近全体)に対して位置決めされ
る。そして背ベルト160,160が背中において交差
した状態になる。そして補助ベルト170,170はま
だ開放された状態である。
【0020】次に、図6と図7に示す乳児収容体200
は図4と図5に示す支持手段100に対して次のように
して装着する。図8と図9は、乳児収容体200が、搬
送者Pに装着されている支持手段100に対して取付れ
らた状態であり、乳児収容体200は当て板150側に
取付られる。つまり乳児収容体200は搬送者Pの背中
側に保持している。この場合には、乳児収容体200の
取付フック240,240が、当て板150の取付手段
120,120に装着されるとともに、腰ベルト22
0,220のオス止め具222とメス止め具221が連
結される。これにより図9に示すように乳児収容体20
0の上部が取付フック240,240および取付手段1
20,120によりしっかりと固定され、しかも乳児収
容体200の下部が腰ベルト220,220によりしっ
かりと搬送者Pの腰に対して固定されることになる。そ
して支持手段100の補助ベルト170,170のオス
止め具171,171が、図9に示すように乳児収容体
200のメス止め具250,250に対して連結され
る。
【0021】このようにして図8と図9に示すように乳
児収容体200は、搬送者Pの装着している支持手段1
00に対してしっかりと固定されることになる。そして
乳児P1は図8に示すように乳児収容体200に収容さ
れて、乳児P1の足Lが腰ベルト220の両側に位置す
るようになり、乳児P1の頭部と背中の付近は背もたれ
210によりしっかりと支えられる。
【0022】ところでこの場合に、図8に示すように、
支持手段100の取付手段130,130が使用されて
いないので、この空いている取付手段130,130
(図2参照)を利用して、例えば図8に示すような収容
袋体を取付ることができる。この収容袋体には、搬送者
Pが収容したい物品を収容する。これにより、搬送者P
は手持ちの袋やカバンを必要とせず、ハンドフリー状態
で乳児P1を所謂「おんぶの状態」で確実に搬送するこ
とができる。しかも、取付フック240,240を当て
板150の取付手段120,120に装着することによ
り、乳児収容体200の上下方向の位置が確定され、か
つ当て部材110の当て板150は搬送者Pの肩S全体
の付近にしっかりと位置決めされていることから、乳児
P1の搬送者Pに対する位置を常に一定にすることがで
きるので、搬送者Pは乳児P1を搬送し易くなる。
【0023】次に、図10と図11は、図8と図9に代
えて、乳児収容体200を搬送者Pの胸側(前側)に装
着した状態を示している。この場合には、支持手段10
0の肩ベルト140,140の取付手段130,130
に対して、乳児収容体200の取付フック240,24
0を装着する。そして、腰ベルト220,220のオス
止め具222とメス止め具221を連結する。これによ
り乳児収容体200の上部は、肩ベルト140,140
に対して取付手段130,130、取付フック240,
240を用いてしっかりと固定されるとともに、乳児収
容体200の下部は腰ベルト220,220を用いて搬
送者Pに対してしっかりと固定される。しかも、補助ベ
ルト145のオス止め具171は、乳児収容体200の
メス止め具250に対してそれぞれ連結される。
【0024】そして乳児P1は、乳児収容体200に収
容される。この状態では、乳児P1は搬送者Pに対面し
ており、足Lは腰ベルト220の両側に出ている。そし
て背もたれ210は乳児P1の背中および頭部付近を保
持している。この場合にあっても図10に示すように収
容袋体MBは、使用されていない当て板150の取付手
段120,120(図3参照)に取付ることができる。
なお図8と図9に示すように、乳児収容体200を搬送
者Pの背中側に保持する場合には、取付フック240,
240を図3の通しベルト151,151に通した後で
取付手段120,120に連結するのが望ましい。
【0025】次に、図12と図13の新生児収容体30
0が、図14と図15に示すように搬送者Pに装着され
ている支持手段100に取付けられる場合を説明する。
図14と図15に示すように新生児収容体300は、搬
送者Pの支持手段100の当て板150側に取付られて
いる。つまり新生児収容体300の取付フック340,
340は取付手段120,120に連結されている。そ
して補助ベルト170,170のオス止め具171,1
71は、新生児収容体300のメス止め具350,35
0に連結される。しかも新生児収容体300の腰ベルト
320,320のオス止め具322とメス止め具321
が連結される。これにより、新生児収容体300の上部
は、取付手段120,120と取付フック340により
確実に当て板150に保持されるとともに、新生児収容
体300の下部は腰ベルト320,320により搬送者
Pの腰に対して確実に保持される。
【0026】しかも締めベルト380の締め方を調整す
ることにより、新生児収容体300に収容されている新
生児P2を確実に抜け出ないように保持することができ
る。図14と図15の場合であっても、肩ベルト140
の取付手段130,130(図2参照)は、この取付手
段130,130を使用して収容袋体MBを装着するこ
ともできる。
【0027】次に、図16と図17を参照すると、新生
児収容体300は、搬送者Pの肩ベルト140,140
の取付手段130,130を用いて搬送者Pの前側(胸
側)に保持している。つまり、図17に示すように、肩
ベルト140,140の取付手段130,130には、
新生児収容体300の取付フック340,340が連結
されている。そして腰ベルト320,320のオス止め
具322とメス止め具321が連結されている。さらに
補助ベルト170,170のオス止め具171,171
が、新生児収容体300のメス止め具350,350に
連結される。
【0028】このようにすることで、新生児収容体30
0の上部は肩ベルト140,140側に確実に保持さ
れ、しかも新生児収容体300の下部は腰ベルト32
0,320により確実に搬送者Pの腰に対して保持され
る。従って、図16に示すように新生児P2は、新生児
収容体300に収容されると、足Lが腰ベルト320の
両側に位置されるとともに背もたれ310が新生児P2
の背中および頭部の部分を保持する。
【0029】このように、本発明の子供の保持具の実施
の形態では、当て部材110を備える支持手段100
が、子供の収容体である新生児収容体300あるいは乳
児収容体200と別体になっているので、子供の成長に
合わせて、例えば新生児収容体300を選んだり乳児収
容体200を選択することによって、子供の成長に合わ
せた適切な子供の搬送を行うことができる。しかも、新
生児収容体300あるいは乳児収容体200は、搬送者
Pが装着している支持手段100に対して搬送者Pの胸
側(前側)で所謂「抱っこ」の状態で保持でき、かつ搬
送者Pの背中側で所謂「おんぶ」の状態で保持すること
も勿論できる。そして子供を搬送者Pの前側あるいは後
側で保持する状態であっても、支持手段100が新生児
収容体300あるいは乳児収容体200を搬送者Pに対
して位置ずれすることなく保持できる。つまり常に子供
の搬送者Pに対する保持位置を一定にできるので搬送者
Pは子供を搬送し易くなる。しかも図8、図10、図1
4、図16に示すように、空いている側の取付手段12
0,120あるいは130,130に対して別の品物を
収容するための収容袋体MBを装着できるので、搬送者
Pは別途手荷物を持つ必要がなくなり、搬送者Pの両手
はフリー状態となる。従って子供の世話を両手で行うこ
とができるので、子供を搬送する場合の安全性をより高
めることができる。
【0030】ところで、上述した子供の保持具の実施の
形態では、支持手段100、新生児収容体300、乳児
収容体200は、例えば柔らかい肌ざわりのいい布等の
材質で造られているが、例えば、布としてはオックスフ
ォード、タッサー、ツイル、デニム、ヒッユリー等の織
物を用いることができる。またこの布の概念は、例えば
ナイロン、ポリエステル、ポリウレタン等の化学繊維等
も含む。また各種フック等の止め具は、プラスチックあ
るいは金属等で造ることができる。また新生児収容体3
00や乳児収容体200に対して雨よけのフード等を着
脱可能に設定することも勿論可能である。
【0031】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
子供の成長に合わせて子供を収容する収容体を取り換え
ることができ、子供を搬送者の前面側と背面側に正しい
位置に保持できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の子供の保持具の支持手段を正面側から
見た図。
【図2】支持手段を正面側から見た図。
【図3】支持手段を背面側から見た図。
【図4】支持手段を搬送者に対して装着した状態を示す
正面図。
【図5】支持手段を搬送者に装着した状態を示す背面
図。
【図6】乳児収容体を示す正面図。
【図7】乳児収容体を示す背面図。
【図8】乳児収容体を搬送者に装着した支持手段に対し
て装着して、乳児を搬送者の背中側に保持した状態を示
す図。
【図9】図8の状態における乳児収容体と支持手段の連
結状態を示す図。
【図10】乳児収容体を搬送者に支持手段に対して着け
た状態を示し、乳児が搬送者の前側(胸側)に保持した
状態を示す図。
【図11】図10における乳児収容体と支持手段の連結
状態を示す図。
【図12】新生児収容体を示す正面側から見た斜視図。
【図13】乳児収容体の背面側から見た斜視図。
【図14】乳児収容体を搬送者が装着している支持手段
に対して装着しており、新生児が搬送者の背面側に保持
されている状態を示す図。
【図15】図14の状態における新生児収容体と支持手
段の連結状態を示す図。
【図16】新生児収容体が搬送者の装着している支持手
段に対して装着されており、新生児が搬送者の前側(胸
側)に保持された状態を示す図。
【図17】図16の状態における新生児収容体と支持手
段の連結状態を示す図。
【符号の説明】
110 当て部材 120 当て部材の背中側の取付手段 130 当て部材の胸側の取付手段 150 当て板 200 乳児収容体(子供の収容体) 300 新生児収容体(子供の収容体) P 搬送者 P1 乳児 P2 新生児 S 肩

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 搬送者が子供を保持して搬送するための
    子供の保持具において、 搬送者の肩の付近に配置される当て部材を備え、この当
    て部材の背中側と胸側にはそれぞれ取付手段を有し、搬
    送者の上半身に着脱可能に装着する支持手段と、 この支持手段の当て部材の背中側の取付手段と胸側の取
    付手段のいづれにも着脱可能に取り付け可能な子供の収
    容体と、を備えることを特徴とする子供の保持具。
  2. 【請求項2】 子供の収容体は、新生児を収容する新生
    児収容体あるいは乳児を収容する乳児収容体である請求
    項1に記載の子供の保持具。
  3. 【請求項3】 支持手段は、当て部材を搬送者の肩の付
    近に配置して保持するためのベルトを備える請求項1又
    は請求項2に記載の子供の保持具。
  4. 【請求項4】 子供の収容体は止め具を備え、この止め
    具は当て部材の背中側の取付手段と胸側の取付手段のい
    づれかの止め具と着脱可能に連結される請求項1に記載
    の子供の保持具。
  5. 【請求項5】 新生児収容体あるいは乳児収容体は背も
    たれを備える請求項2に記載の子供の保持具。
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