JP4652612B2 - 背負い具 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、負傷者、障害者、又は、老人等を背負うための背負い具に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、自力で行動することが困難な状態にある一人の人間、例えば、負傷者、障害者、又は、老人等を、一人の搬送者が搬送する際には、背負うのが一般的であり、この際、布製の背負い具を使用している。
【0003】
そして、かかる背負い具は、背負われる人の背中に当てる背負い具本体と、同背負い具本体の左右側部よりそれぞれ伸延させた連結ベルトとを具備し、両連結ベルトは、背負う人の肩越しに交差させて、左側の連結ベルトは右側の大腿部を保護している背負い具本体の下部に連結すると共に、右側の連結ベルトは左側の大腿部を保護している背負い具本体の下部に連結するようにしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、上記した背負い具は、未だ、以下のような課題を有している。
【0005】
▲1▼背負う人が一人で背負われる人を背負う際には、一旦、背負われる人を椅子等に座らせた状態にして、背負い具本体を背負われる人の背中に当て、同状態にて背負う人が背負われる人の前で背を向けた状態にて腰を落として近接し、左右側の連結ベルトを肩越しに交差させて、左側の連結ベルトを右側の大腿部を保護している背負い具本体の下部に連結すると共に、右側の連結ベルトを左側の大腿部を保護している背負い具本体の下部に連結するが、かかる背負い作業を背負う人が低姿勢にて行わなければならないという煩雑さがあると共に、かかる低姿勢から背負われる人を背負って立ち上がらなければならないという大きな肉体的負担がある。
【0006】
▲2▼上記した背負い具では、背負い具本体の大きさが一定であるために、背負われる人の体の大きさに適合しないことがあり、同背負い具本体に設けた連結ベルトの位置も背負われる人の体の大きさによって相対的に位置が変化するために、かかる背負い具本体を利用して背負うと、背負われる人の重心が前後側いずれかの方向に偏りがちになり、例えば、後側に偏ると背負う人の負担が大きくなって、疲労し易いという不具合がある。
【0007】
▲3▼そこで、連結ベルトをきつく締めると、背負われる人の重心が前側に移動するが、背負われる人が背負う人の背中に密着されて、背負われる人に圧迫感を与えると共に、背負う人が前屈み姿勢となって、この場合も、背負う人の負担が大きくなって、疲労し易いという不具合がある。
【0008】
しかも、両者の発汗が過多の状態となって、両者が互いに受ける不快感が大きくなるという不具合がある。
【0009】
▲4▼背負われる人の重心は、背負う人の腰部の位置に配置すると、背負う人の肉体的負担や疲労が軽減されると共に、背負われる人の搬送姿勢も安定して、背負われる人の疲労も少ないが、上記した背負い具では、背負われる人の重心位置を、背負う人の腰部の位置に保持することができないために、背負う人の肉体的負担や疲労が大きく、しかも、背負われる人の疲労も大きいという不具合がある。
【0010】
【課題を解決するための手段】
そこで、本発明では、背負う人が装着する背負い側装着体と、背負われる人が装着する背負われ側装着体とからなり、背負い側装着体は、背負う人の背中に当てる装着体本体と、同装着体本体連結した左右一対の肩掛けベルトとを具備する一方、背負われ側装着体は、背負われる人の少なくとも背中から大腿部の裏側にかけて当てる装着体本体と、同装着体本体の左右側部よりそれぞれ伸延させた左右一対の連結ベルトとを具備し、側の連結ベルトは右側の大腿部を保護している装着体本体の下部に着脱自在に連結すると共に、右側の連結ベルトは左側の大腿部を保護している装着体本体の下部に着脱自在に連結して、背負われる人の大腿部を背負う人の腰部の左右側方に保持させることができるようにした背負い具であって、背負い側装着体が具備する左右一対の肩掛けベルトは、背負う人の体型に応じて締め付け調節可能とする一方、背負われ側装着体が具備する装着体本体は、本体上半部と本体下半部とに接続・離脱自在に二分割形成すると共に、背負われる人の体型に応じて本体上半部と本体下半部の接続位置を上下方向に調節可能としたことを特徴とする背負い具を提供するものである。
【0011】
また、本発明は、以下の構成にも特徴を有する。
【0013】
(1)背負い側装着体が具備する装着体本体に背負い側下支え連結ベルトを設ける一方、背負われ側装着体が具備する装着体本体に背負われ側下支え連結ベルトを設けて、同背負われ側下支え連結ベルトを背負われる人の股間を通して背負い側下支え連結ベルトに連結するようにしたこと。
【0014】
(2)背負われ側装着体が具備する装着体本体の内面には、通気性を有するクッション体を着脱自在に取り付けたこと。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下に、本発明の実施の形態について説明する。
【0016】
すなわち、本発明に係る背負い具は、背負う人が装着する背負い側装着体と、背負われる人が装着する背負われ側装着体とからなるものであり、背負い側装着体は、背負う人の背中に当てる装着体本体と、同装着体本体の上部と下部とにわたって連結した左右一対の肩掛けベルトとを具備する一方、背負われ側装着体は、背負われる人の少なくとも背中から大腿部の裏側にかけて当てる装着体本体と、同装着体本体の左右側の中途部よりそれぞれ伸延させた連結ベルトとを具備している。
【0017】
そして、両連結ベルトは、それぞれ伸縮長さ調節自在となして、背負う人が装着した肩掛けベルト越しに交差させて、左側の連結ベルトは右側の大腿部を保護している装着体本体の下部に着脱自在に連結すると共に、右側の連結ベルトは左側の大腿部を保護している装着体本体の下部に着脱自在に連結して、背負われる人の大腿部を背負う人の腰部の左右側方に保持させることができるようにしている。
【0018】
しかも、背負い側装着体が具備する左右一対の肩掛けベルトは、背負う人の体型に応じて締め付け調節可能とする一方、背負われ側装着体が具備する装着体本体は、本体上半部と本体下半部とに接続・離脱自在に二分割形成すると共に、背負われる人の体型に応じて本体上半部と本体下半部の接続位置を上下方向に調節可能としている。
【0019】
さらには、背負い側装着体が具備する装着体本体に背負い側下支え連結ベルトを設ける一方、背負われ側装着体が具備する装着体本体に背負われ側下支え連結ベルトを設けて、同背負われ側下支え連結ベルトを背負われる人の股間を通して背負い側下支え連結ベルトに連結するようにしている。
【0020】
また、背負われ側装着体が具備する装着体本体の内面には、通気性を有するクッション体を着脱自在に取り付けている。
【0021】
【実施例】
以下に、本発明の実施例を、図面を参照しながら説明する。
【0022】
図1は、本発明に係る背負い具Aの使用状態を示す側面図、図2は、同背負い具Aの使用状態を示す正面図である。
【0023】
そして、かかる背負い具Aは、図3及び図4にも示すように、背負う人M1が装着する背負い側装着体1と、背負われる人M2が装着する背負われ側装着体2とから構成している。
【0024】
背負い側装着体1は、図5及び図6にも示すように、背負う人M1の背中に当てる装着体本体3と、同装着体本体3の上部と下部とにわたって連結した左右一対の肩掛けベルト4,4とを具備している。
【0025】
装着体本体3は、正面視長方形のシート状に形成して、上部と下部にそれぞれクッション体5,5を設けている。
【0026】
左右一対の肩掛けベルト4,4は、装着体本体3の背面において取付片6,6を交差状に縫着して取り付け、各取付片6,6の上端部より前方へ伸延させて肩掛けベルト本体7,7を形成し、各肩掛けベルト本体7,7の下端部より下方へ伸延させて股巻きベルト片8,8を伸縮長さ調節自在に形成する一方、各取付片6,6の下端部より下方へ伸延させて股巻きベルト連結片9,9を形成し、各股巻きベルト連結片9,9の中途部と股巻きベルト片8,8の中途部とを交差状となして、交差部を縫着して連結している。
【0027】
そして、股巻きベルト片8の先端部に雄側連結具10を取り付ける一方、股巻きベルト連結片9の先端部に雌側連結具11を取り付けて、両連結具10,11を嵌合させてワンタッチにて連結することも、また、ワンタッチにて連結解除することもできるようにしている。
【0028】
このようにして、股巻きベルト片8は、背負う人M1の股に巻いて股巻きベルト連結片9に連結することにより、背負い側装着体1を背負う人M1に確実に固定することができるようにしている。
【0029】
ここで、股巻きベルト片8と股巻きベルト連結片9は、後述する締め付け調節ベルト体16にそれぞれ取り付けた収納ポケット12に出し入れ自在に収納して、必要に応じて、例えば、山岳救助時の様に傾斜の激しい場所での搬送作業時に使用するようにしており、図5及び図6において、右側の股巻きベルト片8と股巻きベルト連結片9は、収納ポケット12に収納した状態を示している。
【0030】
また、各肩掛けベルト本体7,7には、同肩掛けベルト本体7,7の伸延方向に伸延させて形成した肩当てクッション片13,13を取り付け、各肩掛けベルト本体7,7の下部に伸縮長さ調節自在の締め付け調節ベルト体14,14を各肩掛けベルト本体7,7の伸延方向に沿わせて取り付けて、各締め付け調節ベルト体14,14を伸縮長さ調節することにより、各肩掛けベルト本体7,7の長さを、背負う人M1の体型に適合させるべく締め付け調節が行えるようにしている。
【0031】
そして、上記した締め付け調節ベルト体14,14には、連結ベルト挿通用リング片15,15を取り付け、各連結ベルト挿通用リング片15,15と装着体本体3の左右側下部との間に伸縮長さ調節自在の締め付け調節ベルト体16,16を介設して、各締め付け調節ベルト体16,16を伸縮長さ調節することにより、各肩掛けベルト本体7,7と装着体本体3との間隔を、背負う人M1の体型に適合させるべく締め付け調節が行えるようにしている。
【0032】
各肩掛けベルト本体7,7の上部には、後述する連結ベルト31を挿通するために伸縮長さ調節自在に形成した挿通用リング形成体17,17の中途部を取り付けて、各挿通用リング形成体17,17の一側端部に雄側連結具18,18を取り付ける一方、他側端部に雌側連結具19,19を取り付けて、両連結具18,18,19,19を嵌合させてワンタッチにて連結してベルト挿通用のリングを形成することも、また、ワンタッチにて連結解除することもできるようにしている。
【0033】
また、各肩掛けベルト本体7,7の上部には、連結受け片49,49を取り付け、各連結片49,49の先端部に雌側連結具50,50を取り付けている。
【0034】
装着体本体3の背面上部には、後述する連結ベルト31を挿通して規制するために伸縮長さ調節自在に形成した挿通・規制用リング形成体20の中途部を取り付けて、各挿通・規制用リング形成体20の一側端部に雄側連結具21を取り付ける一方、他側端部に雌側連結具22を取り付けて、両連結具21,22を嵌合させてワンタッチにて連結してベルト挿通用のリングを形成することも、また、ワンタッチにて連結解除することもできるようにしている。
【0035】
また、装着体本体3の背面上部には、上下方向に伸延させて伸縮長さ調節自在に形成した背負い側下支え連結ベルト23の上端部を縫着して取り付け、同背負い側下支え連結ベルト23の下端部に雄側連結具24を取り付けている。
【0036】
背負われ側装着体2は、図4にも示すように、背負われる人M2の少なくとも背中から大腿部の裏側にかけて当てる装着体本体30と、同装着体本体30の左右側の中途部よりそれぞれ伸延させた連結ベルト31とを具備している。
【0037】
装着体本体30は、図7〜図10にも示すように、本体上半部32と本体下半部33とに接続・離脱自在に二分割形成すると共に、背負われる人M2の体型に応じて本体上半部32と本体下半部33の接続位置を上下方向に調節可能としている。
【0038】
そして、本体上半部32は、図7及び図8に示すように、左右方向に幅広の長方形シート状に形成した頭部及び顔面側方保護体34と、同頭部及び顔面側方保護体34の下端縁中央部に上端縁部を連設した長方形シート状の背中保護体35と、上記頭部及び顔面側方保護体34と略同形状に形成した通気性を有する頭部及び顔面側方保護用のクッション体36と、横長四角形に形成した通気性を有する背中上部保護用のクッション体37とを具備している。
【0039】
頭部及び顔面側方保護体34の正面には、面ファスナー38を介して上記クッション体36を着脱自在に取り付けており、同頭部及び顔面側方保護体34の背面には、上部に頭部側把持片39を取り付けると共に、左右側部に連結受け片40,40を取り付けている。48は、連結受け片40の先端部に取り付けた雌側連結具である。
【0040】
背中保護体35の正面には、上部に面ファスナー41を介して前記クッション体37を着脱自在に取り付け、下部に面ファスナー42を介して本体下半部33を着脱自在かつ上下方向に接続位置調節自在に取り付けており、同背中保護体35の背面には、左右側上端部に二又状連結体43,43の基端部を取り付け、上部左右側に側部把持片44,44を取り付けている。45は、二又状連結片43の中途部に囲繞した首部側方保護用のクッション体である。
【0041】
二又状連結体43は、それぞれ長さ調節自在に形成した一側連結片43aと他側連結片43bとを具備し、各連結片43a,43bの先端部に雄側連結具46,47を取り付けている。
【0042】
そして、一側連結片43aの先端部に取り付けた雄側連結具46は、頭部及び顔面側方保護体34の背面に取り付けた連結受け片40の雌側連結具48に嵌合させてワンタッチにて連結することも、また、ワンタッチにて連結解除することもできるようにしている。
【0043】
また、他側連結片43bの先端部に取り付けた雄側連結具47は、肩掛けベルト本体7の上部に取り付けた連結受け片49の雌側連結具50に嵌合させてワンタッチにて連結することも、また、ワンタッチにて連結解除することもできるようにしている。
【0044】
ここで、左右一対の他側連結片43b,43bは、図4に示すように、交差状となるように連結して、頭部及び顔面側方保護体34の左右側端部を、背負われる人M2の顔面の側方保護位置に保持することができるようにしている。
【0045】
本体下半部33は、図9及び図10に示すように、横長長方形シート状に形成した腰部保護体51と、同腰部保護体51の下端縁中央部に上端縁部を連設して縦長長方形シート状に形成した臀部保護体52と、同臀部保護体52の下部左右側縁部に連設してシート状に形成した大腿部下側保護体53,53と、上記腰部保護体51と略同形状に形成した通気性を有する腰部保護用のクッション体54と、上記臀部保護体52と略同形状に形成した通気性を有する臀部保護用のクッション体55と、長方形に形成した通気性を有する大腿部下側保護用のクッション体56,56とを具備している。
【0046】
腰部保護体51の正面には、面ファスナー57を介して上記クッション体54を着脱自在に取り付けており、同腰部保護体51の背面には、左右側部に長さ調節自在に形成した左右一対の連結ベルト31,31の基端部を縫着して取り付け、各連結ベルト31,31の先端部に雄側連結具58,58を取り付け、また、左側部に長さ調節自在に形成した腹部ベルト59の基端部を縫着して取り付け、同腹部ベルト59の先端部に雄側連結具60を取り付ける一方、右側部にベルト受け片61の基端部を縫着して取り付け、同ベルト受け片61の先端部に雌側連結具62を取り付け、また、左右側部に腰部側把持片63,63を縫着して取り付けている。79は、面ファスナーであり、同面ファスナー79を前記背中保護体35の下部に張設した面ファスナー42に面接触させて、腰部保護体51を着脱自在かつ上下方向に接続位置調節自在に取り付けている。
【0047】
ここで、連結ベルト31は、端部31aを雄側連結具58から離隔する方向に引くことにより、短縮張設することができるようにしている。
【0048】
臀部保護体52の正面には、面ファスナー64を介して上記クッション体55を着脱自在に取り付けており、同臀部保護体52の背面には、左右側上部に臀部側把持片65,65を取り付け、下端部に連結具取付片66を介して雌側連結具67を取り付けている。
【0049】
ここで、雌側連結具67には、背負い側装着体1に設けた背負い側下支え連結ベルト23の雄側連結具24を嵌合してワンタッチにて連結することも、また、ワンタッチにて連結解除することもできるようにしている。
【0050】
そして、背負い側下支え連結ベルト23は、図5及び図6に示すように、端部23aを雄側連結具24から離隔する方向、すなわち、上方へ引き上げることにより短縮調節することができるようにしている。
【0051】
大腿部下側保護体53,53の正面には、面ファスナー68,68を介して上記クッション体56,56を着脱自在に取り付けており、同大腿部下側保護体53,53の背面には、大腿部巻回ベルト体69,69の基端部を縫着して取り付け、各大腿部巻回ベルト体69,69の内面の中途部と先端部とにはそれぞれ面ファスナー70,70,71,71を張設して、中途部の面ファスナー70,70に面ファスナー72,72を介して大腿部上側保護体73,73を着脱自在に取り付けると共に、先端部の面ファスナー71,71を接続するための面ファスナー80,80を張設し、また、大腿部下側保護体53,53の背面には、連結ベルト受け片74,74の基端部を取り付け、各連結ベルト受け片74,74の先端部に雌側連結具75,75を取り付けている。76は補助牽引用ワイヤ連結リング片、77は連結金具、78は補助牽引用ワイヤである。
【0052】
次に、上記のように構成した背負い具Aの使用方法を、図11を参照しながら説明する。
【0053】
(1)図11(a)に示すように、背負われる人M2に背負われ側装着体2を装着する。
【0054】
この際、背負われ側装着体2の装着は、地面Gに背負われ側装着体2を展開状態にて載置し、同背負われ側装着体2上に背負われる人M2を横臥させる。
【0055】
そして、同状態にて、腹部ベルト59を背負われる人M2の腹部に掛け回して、先端部の雄側連結具60を右側部のベルト受け片61の先端部に取り付けた雌側連結具62に嵌合してワンタッチにて連結する。
【0056】
続いて、大腿部下側保護体53,53を背負われる人M2の大腿部の下側に当てると共に、大腿部巻回ベルト体69,69を大腿部の上面側に掛け回して、同大腿部巻回ベルト体69,69の中途部に取り付けた大腿部上側保護体73,73を大腿部の上側に当て、かつ、大腿部巻回ベルト体69,69の先端部に張設した面ファスナー71,71を大腿部下側保護体53,53の背面に張設した面ファスナー80,80に面接触させて接続する。
【0057】
(2)図11(b)に示すように、背負われる人M2を腰掛け台Bに腰掛けさせる。
【0058】
(3)図11(b)に示すように、背負う人M1は、背負い側装着体1を装着する。
【0059】
この際、装着体本体3の背面上部に取り付けた挿通・規制用リング形成体20の雄側連結具21と雌側連結具22とを嵌合させてワンタッチにて連結してリング状となし、また、左右一対の肩掛けベルト本体7,7の上部に取り付けた挿通用リング形成体17,17の雄側連結具18,18と雌側連結具19,19とをそれぞれ嵌合させてワンタッチにて連結してリングを形成しておく。
【0060】
(4)図11(b)に示すように、背負う人M1は、背負われる人M2の前に立ち、背負われ側装着体2に基端部を取り付けた連結ベルト31,31の先端部を、背負い側装着体1の上記挿通・規制用リング形成体20中に挿通すると共に、各連結ベルト31,31をそれぞれ挿通用リング形成体17,17中に挿通し、さらに、連結ベルト挿通用リング片15,15中に挿通する。
【0061】
(5)図11(c)に示すように、両連結ベルト31,31をさらに引っ張り、各連結ベルト31,31を肩掛けベルト越しに胸の前で交差させて、左側の連結ベルト31の先端部に取り付けた雄側連結具58を、右側の大腿部を保護している大腿部下側保護体53の背面に取り付けた連結ベルト受け片74の雌側連結具75に嵌合してワンタッチにて連結すると共に、右側の連結ベルト31の先端部に取り付けた雄側連結具58を、左側の大腿部を保護している大腿部下側保護体53の背面に取り付けた連結ベルト受け片74の雌側連結具75に嵌合してワンタッチにて連結する。
【0062】
(6)図2に示すように、背負い側装着体1に設けた背負い側下支え連結ベルト23の雄側連結具24を、背負われる人M2の股間を通して背負われ側装着体2に設けた雌側連結具67に嵌合してワンタッチにて連結する。
【0063】
(7)図11(c)に示すように、両連結ベルト31,31の端部31a,31aを雄側連結具58から離隔する方向、すなわち、前上方へ引いて、両連結ベルト31,31を短縮調節する。
【0064】
(8)背負い側下支え連結ベルト23の端部23aを雄側連結具24から離隔する方向、すなわち、前上方へ引き上げて、同背負い側下支え連結ベルト23を短縮調節する。
【0065】
(9)図1及び図11(d)に示すように、背負われる人M2を背負われる人M1の背中側に引き寄せて背負う。
【0066】
この際、背負われる人M2の大腿部を背負う人M1の腰部の左右側方に保持させて、背負われる人M2の重心が背負う人M1の腰部に位置するようにする。
【0067】
(10)図11(d)に示すように、左右一対の他側連結片43b,43bの先端部に取り付けた雄側連結具47,47を、肩掛けベルト本体7,7の上部に取り付けた連結受け片49,49の雌側連結具50,50に嵌合させてワンタッチにて連結する。
【0068】
この際、左右一対の他側連結片43b,43bは、図4に示すように、交差状となるように連結して、頭部及び顔面側方保護体34の左右側端部を、背負われる人M2の顔面の側方保護位置に保持する。
【0069】
このようにして、背負う人M1は、背負われる人M2を楽に背負うことができる。
【0070】
そして、搬送中に、小休止する際には、図11(a)に示すように、背負われる人M2を背負われ側装着体2を装着したまま地面に横臥させて休息させることができる。
【0071】
この際、背負われ側装着体2には、通気性のあるクッション体36,37,45,54,5 5,56を設けているため、背負われる人M2は地面上に横臥しているにもかかわらず、体に痛みや苦痛を感じることはない。
【0072】
そして、各クッション体36,37,54,55,56は、各保護体34,35,51,52,53に着脱自在として、洗濯、メンテナンス、さらには、取り替え作業が容易に行えるようにしている。
【0073】
また、大腿部上側保護体73は、面ファスナー70,72を介して大腿部巻回ベルト体69,69に着脱自在かつ取付位置調節自在として、洗濯、メンテナンス、さらには、取り替え作業が容易に行えるようにすると共に、背負われる人M2の大腿部の太さに適合させて取付位置調節することができるようにしている。
【0074】
図12及び図13は、他の実施例としての搬送形態を示しており、図12に示す搬送形態では、左側の連結ベルト31の先端部に取り付けた雄側連結具58を、右側の大腿部を保護している大腿部下側保護体53の背面に取り付けた連結ベルト受け片74の雌側連結具75に嵌合してワンタッチにて連結すると共に、右側の連結ベルト31の先端部に取り付けた雄側連結具58を、左側の大腿部を保護している大腿部下側保護体53の背面に取り付けた連結ベルト受け片74の雌側連結具75に嵌合してワンタッチにて連結した状態にて、かかる連結ベルト31,31の中途部に担ぎ棒81を前後方向に挿通し、同担ぎ棒81の前端部と後端部とを二人の搬送者M3,M3が担いで搬送するようにしている。
【0075】
また、図13に示す搬送形態では、左右一対の側部把持片44,44、臀部側把持片65,65、及び、補助牽引用ワイヤ連結リング片76,76中に、左右一対の担ぎ棒81,81を前後方向に挿通して、担架のようにして二人の搬送者M3,M3により搬送するようにしている。
【0076】
なお、上記した左右一対の側部把持片44,44、腰部側把持片63,63、臀部側把持片65,65、及び、補助牽引用ワイヤ連結リング片76,76を複数の搬送者が把持して搬送することもできる。
【0077】
【発明の効果】
本発明によれば、次のような効果が得られる。
【0078】
(1)請求項1記載の本発明では、背負う人が装着する背負い側装着体と、背負われる人が装着する背負われ側装着体とからなり、背負い側装着体は、背負う人の背中に当てる装着体本体と、同装着体本体連結した左右一対の肩掛けベルトとを具備する一方、背負われ側装着体は、背負われる人の少なくとも背中から大腿部の裏側にかけて当てる装着体本体と、同装着体本体の左右側部よりそれぞれ伸延させた左右一対の連結ベルトとを具備し、側の連結ベルトは右側の大腿部を保護している装着体本体の下部に着脱自在に連結すると共に、右側の連結ベルトは左側の大腿部を保護している装着体本体の下部に着脱自在に連結して、背負われる人の大腿部を背負う人の腰部の左右側方に保持させることができるようにした背負い具であって、背負い側装着体が具備する左右一対の肩掛けベルトは、背負う人の体型に応じて締め付け調節可能とする一方、背負われ側装着体が具備する装着体本体は、本体上半部と本体下半部とに接続・離脱自在に二分割形成すると共に、背負われる人の体型に応じて本体上半部と本体下半部の接続位置を上下方向に調節可能としている。
【0079】
このようにして、背負う人は、背負い側装着体を装着すると共に、背負われる人には背負われ側装着体を装着して、背負われる人を、一旦、椅子等に腰を掛けた状態にして、同状態にて背負う人が背負われる人の前に立ち、背負われ側装着体の左右一対の連結ベルトを胸の前で交差させて、左側の連結ベルトを右側の大腿部を保護している装着体本体の下部に連結する一方、右側の連結ベルトを左側の大腿部を保護している装着体本体の下部に連結して、かかる連結状態にて両連結ベルトを短縮調節することにより、背負われる人を背負う人の背中側に引き寄せることができて、背負われる人を楽に背負うことができる。
【0080】
この際、背負われる人の大腿部を背負う人の腰部の左右側方に保持させることにより、背負われる人の重心を、背負う人の腰部の位置に確実に配置することができて、背負う人の肉体的負担や経時的疲労を軽減することができると共に、背負われる人に圧迫感を与えない搬送姿勢を安定化させことができて、背負われる人の疲労も軽減することができる。
【0082】
しかも、背負う人が背負い側装着体を装着すると共に、背負う人が自分の体型に応じて肩掛けベルトを締め付け調節することにより、背負い側装着体を自分の体型に合わせて適正に装着することができる。
【0083】
そして、背負う人が複数いる場合には、あらかじめ背負う人がそれぞれ背負い側装着体を自分の体型に合わせて適正に装着しておくことにより、速やかに背負い作業を交代することができる。
【0084】
また、背負われ側装着体が具備する装着体本体は、本体上半部と本体下半部とに接続・離脱自在に二分割形成すると共に、背負われる人の体型に応じて本体上半部と本体下半部の接続位置を上下方向に調節可能としているため、同装着体本体を適宜調節することにより、背負われる人の体の大きさに適合させることができて、同背負い具本体に設けた連結ベルトの位置も背負われる人の体の大きさに応じて適正な位置に保持することができる。
【0085】
従って、背負われる人の重心位置を、前後方向に偏らせることなく、背負う人の腰部の位置に確実に配置することができて、この点からも、背負う人の肉体的負担や疲労を軽減することができると共に、背負われる人に圧迫感を与えない搬送姿勢を安定化させことができて、背負われる人の疲労も軽減することができる。
【0086】
(2)請求項記載の本発明では、背負い側装着体が具備する装着体本体に背負い側下支え連結ベルトを設ける一方、背負われ側装着体が具備する装着体本体に背負われ側下支え連結ベルトを設けて、同背負われ側下支え連結ベルトを背負われる人の股間を通して背負い側下支え連結ベルトに連結するようにしている。
【0087】
このようにして、背負われる人を、背負い側下支え連結ベルトに連結した背負われ側下支え連結ベルトにより下支えしているため、背負われる人の重心位置を、背負う人の腰部の位置に確実に保持することができて、この点からも、背負う人の肉体的負担や疲労を軽減することができると共に、背負われる人に圧迫感を与えない搬送姿勢を安定化させことができて、背負われる人の疲労も軽減することができる。
【0088】
(3)請求項記載の本発明では、背負われ側装着体が具備する装着体本体の内面には、通気性を有するクッション体を着脱自在に取り付けている。
【0089】
このようにして、クッション体を介して通気性を良好に確保して、背負われる人の搬送中の快適性を良好に確保することができる。
【0090】
しかも、背負われ側装着体にクッション体を取り付けているため、背負われる人を多少凹凸のある地面においても横臥させて小休止させることができ、背負われる人が山岳救助等における負傷者である場合には便利なものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかる背負い具の使用状態を示す側面図。
【図2】同背負い具の使用状態を示す正面図。
【図3】同背負い具の使用状態を示す正面図。
【図4】背負われ側装着体の使用状態を示す正面図。
【図5】背負い側装着体の展開状態を示す正面図。
【図6】同背負い側装着体の展開状態を示す背面図。
【図7】背負われ側装着体の本体上半部の分解正面説明図。
【図8】同背負われ側装着体の本体上半部の背面図。
【図9】背負われ側装着体の本体下半部の分解正面説明図。
【図10】同背負われ側装着体の本体下半部の背面図。
【図11】背負い具の使用説明図。
【図12】背負い具の他の使用形態を示す説明図。
【図13】背負い具のもう一つの他の使用形態を示す説明図。
【符号の説明】
A 背負い具
1 背負い側装着体
2 背負われ側装着体
3 装着体本体
4 肩掛けベルト
5 クッション体
6 取付片

Claims (3)

  1. 背負う人が装着する背負い側装着体(1)と、背負われる人が装着する背負われ側装着体(2)とからなり、
    背負い側装着体(1)は、背負う人の背中に当てる装着体本体(3)と、同装着体本体(3)に連結した左右一対の肩掛けベルト(7,7)とを具備する一方、
    背負われ側装着体(2)は、背負われる人の少なくとも背中から大腿部の裏側にかけて当てる装着体本体(30)と、同装着体本体(30)の左右側部よりそれぞれ伸延させた左右一対の連結ベルト(31,31)とを具備し、
    側の連結ベルト(31)は右側の大腿部を保護している装着体本体(30)の下部に着脱自在に連結すると共に、右側の連結ベルト(31)は左側の大腿部を保護している装着体本体(30)の下部に着脱自在に連結して、背負われる人の大腿部を背負う人の腰部の左右側方に保持させることができるようにした背負い具であって、
    背負い側装着体(1)が具備する左右一対の肩掛けベルト(7,7)は、背負う人の体型に応じて締め付け調節可能とする一方、背負われ側装着体(2)が具備する装着体本体(30)は、本体上半部(32)と本体下半部(33)とに接続・離脱自在に二分割形成すると共に、背負われる人の体型に応じて本体上半部(32)と本体下半部(33)の接続位置を上下方向に調節可能としたことを特徴とする背負い具。
  2. 背負い側装着体(1)が具備する装着体本体(3)に背負い側下支え連結ベルト(23)を設ける一方、背負われ側装着体(2)が具備する装着体本体に背負われ側下支え連結ベルト(66)を設けて、同背負われ側下支え連結ベルト(66)を背負われる人の股間を通して背負い側下支え連結ベルト(23)に連結するようにしたことを特徴とする請求項記載の背負い具。
  3. 背負われ側装着体(2)が具備する装着体本体(30)の内面には、通気性を有するクッション体(36,37,54,55,56)を着脱自在に取り付けたことを特徴とする請求項1又は2記載の背負い具。
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