JP3729424B2 - 子供の保持具 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、搬送者が子供(新生児や乳児等)を保持して搬送するための保持具に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
親等の搬送者が、新生児や乳児のような子供を保持して搬送するために保持具を用いる。この保持具には、いろいろな種類のものが提案されている。
例えば保持具としては、新生児を搬送者の体の前面側に抱きかかえるようにして、所謂「抱っこ」して搬送する形式のものや、新生児を搬送者の体の背面側に背負うようにして、所謂「おんぶ」して搬送する形式のものがある。この種の従来の保持具は、新生児の体重を搬送者の肩に掛けて支えるためのベルトと、新生児を収容する袋部分を有していて、この袋部分がベルトと一体に形成されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
ところがこの種の保持具は、上述したように袋部分とベルトが一体化されているので、子供が成長して例えば新生児から乳児に至る過程では、その袋部分がその子供の体型に合わなくなってしまい、保持具が使えなくなってしまうという問題が生じる。またある種の保持具には、新生児等を搬送者の体の前面側に抱えたり搬送者の背面側に保持することが兼用できる種類のものもあるが、新生児の体重がベルトのみを介して全て搬送者の肩に加わるので、搬送者の負担が大きい。またこの種の保持具では、新生児等を搬送者の体の前面側に抱きかかえる状態の搬送者に対する位置と、新生児等を搬送者の体の背面側に保持する状態における搬送者に対する位置が必ずしも一定でないので、保持具を使用する度にベルトの長さの調整をして新生児等の搬送者に対する位置を調整する必要がある。
そこで本発明は上記課題を解消するためになされたものであり、子供の成長に合わせて子供を収容する収容体を取り換えることができ、子供を搬送者の前面側と背面側に正しい位置に保持できる子供の保持具を提供することを目的としている。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記目的は、請求項1の発明にあっては、搬送者が子供を保持して搬送するための子供の保持具において、子供の収容体と、該子供の収容体を支持するための支持体として搬送者の肩の付近に配置される当て部材とを備え、前記当て部材が、搬送者の身体の前面の両側に回される幅広の肩ベルトと、搬送者の身体の背中側の肩付近に配置されほぼ肩付近の形状に合わせた当て板とを有し、かつ、前記肩ベルトに設けられ前記子供の収容体を着脱する肩ベルト取付け手段と、前記背中側の当て板に設けられ前記子供の収容体を着脱する当て板取付け手段とを備えており、前記子供の収容体は、前記肩ベルト取付け手段と、前記当て板取付け手段のいずれにも着脱可能に取り付けられる構成とした、子供の保持具により、達成される。
【0005】
請求項2にあっては、子供の収容体は、新生児を収容する新生児収容体あるいは乳児を収容する乳児収容体である。
請求項2の発明では、子供の収容体は新生児や乳児を収容する大きさを有する収容体を用意しておく。これにより、搬送者は子供の大きさに応じて子供の収容体を選択することができる。
【0007】
請求項3の発明では、前記子供の収容体は止め具を備え、この止め具は前記当て板取付手段と前記肩ベルト取付手段のいづれかの止め具と着脱可能に連結される。
請求項4の発明では、新生児収容体あるいは乳児収容体は背もたれを備える。
請求項4の発明の構成によれば、新生児収容体あるいは乳児収容体には背もたれを設けているので、新生児あるは乳児を確実に保持することができる。
【0008】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の好適な実施の形態を添付図面に基づいて詳細に説明する。
なお、以下に述べる実施の形態は、本発明の好適な具体例であるから、技術的に好ましい種々の限定が付されているが、本発明の範囲は、以下の説明において特に本発明を限定する旨の記載がない限り、これらの形態に限られるものではない。
【0009】
本発明の子供の保持具の実施の形態では、図1〜図5に示す支持手段100と、図6と図7に示す乳児収容体(子供の収容体)200と、図12と図13に示す新生児収容体(子供の収容体)300を適宜組合わせて子供を搬送することができるものである。
まず支持手段100について図1〜図5を参照して説明する。
支持手段100は、図1〜図3にその構造を示している。この支持手段100は、図4と図5に示す親等の搬送者Pの肩S全体の付近に配置される当て部材110を備えている。この当て部材110は、図1〜図3に示すように搬送者Pの肩Sの付近全体の形状に合わせたものであり、しっかりとしたしかし肩Sの形状にフィットする構造となっている。この当て部材110は、当て板150と、取付手段120,120、肩ベルト140,140、背ベルト160および取付手段130,130等を有している。
【0010】
当て板150は上述したように比較的しっかりとした補強材に対して、布で覆ったようなものであり、搬送者Pの肩S全体の付近の形状に合わせた形となっている。図3と図5の当て板150には上述した取付手段120,120が両肩付近に対応して位置されている。この取付手段120,120は、たとえばリング状のものである。当て板150は、通しベルト151,151を有している。
図2と図4に示すように、前側の肩ベルト140,140には取付手段130,130がそれぞれ取付られている。この取付手段130,130は先程の取付手段120,120と同様のものである。
【0011】
図1の肩ベルト140,140のそれぞれの一端は当て板150の上側に固定されており、他端側はベルト145,145の一端側が取付られている。このベルト145,145は、図2に示すようにベルト調整部135,135によりその長さが調整可能である。ベルト145,145の他端は、背ベルト160,160の一端に取付られている。背ベルト160,160の他端は、図1に示すように当て板150の内側の両端部に取付られている。
図3の補助ベルト170,170は、ベルト145,145の他端側と背ベルト160の一端側の接続部分に取付られている。補助ベルト170,170の他端にはオス止め具171,171が取付られている。このオス止め具171,171は、例えばプラスチックにより作られている。
上述した肩ベルト140、背ベルト160、ベルト145、補助ベルト170,170は、それぞれ例えば柔軟性の良い補強した布により作ることができる。
【0012】
次に、この支持手段100を搬送者Pが装着する様子を、図4と図5で説明する。
支持手段100の肩ベルト140,140は、搬送者Pの肩Sに対して両腕を通すようにして取付る。この場合に、当て部材110の当て板150は、搬送者Pの肩S全体の付近に沿って配置され、かつX字型に交差した背ベルト160,160が搬送者Pの背中に配置される。これにより肩ベルト140,140は図4に示すように搬送者Pの胸側に位置し、背ベルト160,160は搬送者Pの背中側に位置し、かつベルト145,145(図3参照)は搬送者Pの腰の両横部分に位置して、補助ベルト170,170は搬送者Pの腰の両側あるいは、わきの下から腰の間付近(体側)に位置することになる。そして図2のベルト調整部135,135によりベルト145,145の長さを調整することにより、当て板150は、図5に示すように搬送者Pの肩S全体に対して確実に位置決めされる。
【0013】
次に、図6と図7の乳児収容体200の構造について説明する。
この乳児収容体200は、乳児を収容して保持するものであり、図1〜図5の支持手段100の取付手段120,120(図3参照)に着脱可能に取付ることができ、取付手段130,130(図2参照)に対しても着脱可能に取付られるものである。
図6と図7の乳児収容体200は、背もたれ210、収容部230、取付フック240,240、腰ベルト220,220、メス止め具250,250、オス止め具222、メス止め具221等を備えている。
図6の収容部230は、乳児の臀部および背中部分を支えるようになっており、背もたれ210は乳児の背中および首付近を支えることができる部分である。背もたれ210は、取付ボタン211により収容部230の上の部分に対して着脱可能に取付ることができる。カバー212は、この取付ボタン211が直接乳児の体に当たらないようにするためのカバーであって、収容部230の内部に取付られている。収容部230は、その側部両側に取付フック240,240が取付られている。このフック240,240は、オス型のフックであり、例えばプラスチックによりしっかりと造られている。
【0014】
収容部230の下部には、上述したメス止め具250,250と、腰ベルト220,220が取付られている。腰ベルト220,220の先端にはそれぞれオス止め具222、メス止め具221が取付られている。これらメス止め具250,250、メス止め具221,オス止め具222は、例えばプラスチックによりしっかりと造られている。
【0015】
図8と図9は、この乳児収容体200を支持手段100の取付手段120,120に対して取付て、乳児収容体200が搬送者Pの背面側に保持した状態を示している。また図10と図11は、乳児収容体200を支持手段100の取付手段130,130に取付て、乳児収容体200が搬送者Pの胸側に保持された状態を示している。
【0016】
次に図12と図13を参照して、別の新生児収容体300の構造について説明する。
新生児収容体300は、背もたれ310、収容部315、締めベルト380、取付フック340,340、腰ベルト320,320、メス止め具350,350、オス止め具322、メス止め具321等を有している。
新生児収容体300の収容部315は、新生児の臀部、腹部、背中部分等を収容する部分である。そして背もたれ310は収容部315の背面側に一体に形成されており、補強材315tで補強されている。収容部315の両側部分は、ファスナ360により着脱可能に取付れている。このファスナ360を外すと、収容部315の前面側315aが背もたれ310側から外れるようになっている。収容部315の上部分には、2つの取付フック340,340が取付られており、これらの取付フック340,340はプスラチック等によりしっかりと作られたオス型のフックである。収容部315の下部には2つのメス止め具350,350が取付られている。そして収容部315の下部には腰ベルト320,320が取付られている。腰ベルト320の端部にはそれぞれオス止め具322、メス止め具321が設けられている。メス止め具350,350,321およびオス止め具322は、プラスチックによりしっかりと作られている。
【0017】
締めベルト380は、図13に示すようにオス止め具390とメス止め具391を備えていて、これらの止め具390,391は着脱可能に連結することができる。これにより締めベルト380が、収容部315の周囲を締めることができるので、新生児P2はこの収容部315により抜け出ないようにしてしっかりと保持することができる。図14に示すように新生児P2の足Lは、図12の足の通し穴370,370から出すようになっている。
【0018】
図14と図15は、この新生児収容体300が搬送者Pに取付られた支持手段100の取付手段120,120に対して取付られており、新生児収容体300は搬送者Pの背中側に保持された状態を示している。図16、図17は、新生児収容体300が搬送者Pの支持手段100の取付手段130,130に取付られ、新生児収容体300が搬送者Pの胸側に保持されている状態を示している。
【0019】
次に、上述した子供の保持具の使用方法について順次説明する。
図1〜図3に示す支持手段100は、図4と図5に示すような状態で搬送者Pが装着する。つまり支持手段100の肩ベルト140,140に対して搬送者Pはそれぞれ両腕を通すことで、支持手段100を上半身に装着するのであるが、この場合に当て部材110の当て板150は、図5に示すように搬送者Pの背中の付近(肩S付近全体)に対して位置決めされる。そして背ベルト160,160が背中において交差した状態になる。そして補助ベルト170,170はまだ開放された状態である。
【0020】
次に、図6と図7に示す乳児収容体200は図4と図5に示す支持手段100に対して次のようにして装着する。
図8と図9は、乳児収容体200が、搬送者Pに装着されている支持手段100に対して取付れらた状態であり、乳児収容体200は当て板150側に取付られる。つまり乳児収容体200は搬送者Pの背中側に保持している。この場合には、乳児収容体200の取付フック240,240が、当て板150の取付手段120,120に装着されるとともに、腰ベルト220,220のオス止め具222とメス止め具221が連結される。
これにより図9に示すように乳児収容体200の上部が取付フック240,240および取付手段120,120によりしっかりと固定され、しかも乳児収容体200の下部が腰ベルト220,220によりしっかりと搬送者Pの腰に対して固定されることになる。
そして支持手段100の補助ベルト170,170のオス止め具171,171が、図9に示すように乳児収容体200のメス止め具250,250に対して連結される。
【0021】
このようにして図8と図9に示すように乳児収容体200は、搬送者Pの装着している支持手段100に対してしっかりと固定されることになる。そして乳児P1は図8に示すように乳児収容体200に収容されて、乳児P1の足Lが腰ベルト220の両側に位置するようになり、乳児P1の頭部と背中の付近は背もたれ210によりしっかりと支えられる。
【0022】
ところでこの場合に、図8に示すように、支持手段100の取付手段130,130が使用されていないので、この空いている取付手段130,130(図2参照)を利用して、例えば図8に示すような収容袋体を取付ることができる。この収容袋体には、搬送者Pが収容したい物品を収容する。これにより、搬送者Pは手持ちの袋やカバンを必要とせず、ハンドフリー状態で乳児P1を所謂「おんぶの状態」で確実に搬送することができる。しかも、取付フック240,240を当て板150の取付手段120,120に装着することにより、乳児収容体200の上下方向の位置が確定され、かつ当て部材110の当て板150は搬送者Pの肩S全体の付近にしっかりと位置決めされていることから、乳児P1の搬送者Pに対する位置を常に一定にすることができるので、搬送者Pは乳児P1を搬送し易くなる。
【0023】
次に、図10と図11は、図8と図9に代えて、乳児収容体200を搬送者Pの胸側(前側)に装着した状態を示している。この場合には、支持手段100の肩ベルト140,140の取付手段130,130に対して、乳児収容体200の取付フック240,240を装着する。そして、腰ベルト220,220のオス止め具222とメス止め具221を連結する。これにより乳児収容体200の上部は、肩ベルト140,140に対して取付手段130,130、取付フック240,240を用いてしっかりと固定されるとともに、乳児収容体200の下部は腰ベルト220,220を用いて搬送者Pに対してしっかりと固定される。しかも、補助ベルト145のオス止め具171は、乳児収容体200のメス止め具250に対してそれぞれ連結される。
【0024】
そして乳児P1は、乳児収容体200に収容される。この状態では、乳児P1は搬送者Pに対面しており、足Lは腰ベルト220の両側に出ている。そして背もたれ210は乳児P1の背中および頭部付近を保持している。
この場合にあっても図10に示すように収容袋体MBは、使用されていない当て板150の取付手段120,120(図3参照)に取付ることができる。
なお図8と図9に示すように、乳児収容体200を搬送者Pの背中側に保持する場合には、取付フック240,240を図3の通しベルト151,151に通した後で取付手段120,120に連結するのが望ましい。
【0025】
次に、図12と図13の新生児収容体300が、図14と図15に示すように搬送者Pに装着されている支持手段100に取付けられる場合を説明する。
図14と図15に示すように新生児収容体300は、搬送者Pの支持手段100の当て板150側に取付られている。つまり新生児収容体300の取付フック340,340は取付手段120,120に連結されている。そして補助ベルト170,170のオス止め具171,171は、新生児収容体300のメス止め具350,350に連結される。しかも新生児収容体300の腰ベルト320,320のオス止め具322とメス止め具321が連結される。これにより、新生児収容体300の上部は、取付手段120,120と取付フック340により確実に当て板150に保持されるとともに、新生児収容体300の下部は腰ベルト320,320により搬送者Pの腰に対して確実に保持される。
【0026】
しかも締めベルト380の締め方を調整することにより、新生児収容体300に収容されている新生児P2を確実に抜け出ないように保持することができる。図14と図15の場合であっても、肩ベルト140の取付手段130,130(図2参照)は、この取付手段130,130を使用して収容袋体MBを装着することもできる。
【0027】
次に、図16と図17を参照すると、新生児収容体300は、搬送者Pの肩ベルト140,140の取付手段130,130を用いて搬送者Pの前側(胸側)に保持している。つまり、図17に示すように、肩ベルト140,140の取付手段130,130には、新生児収容体300の取付フック340,340が連結されている。そして腰ベルト320,320のオス止め具322とメス止め具321が連結されている。さらに補助ベルト170,170のオス止め具171,171が、新生児収容体300のメス止め具350,350に連結される。
【0028】
このようにすることで、新生児収容体300の上部は肩ベルト140,140側に確実に保持され、しかも新生児収容体300の下部は腰ベルト320,320により確実に搬送者Pの腰に対して保持される。従って、図16に示すように新生児P2は、新生児収容体300に収容されると、足Lが腰ベルト320の両側に位置されるとともに背もたれ310が新生児P2の背中および頭部の部分を保持する。
【0029】
このように、本発明の子供の保持具の実施の形態では、当て部材110を備える支持手段100が、子供の収容体である新生児収容体300あるいは乳児収容体200と別体になっているので、子供の成長に合わせて、例えば新生児収容体300を選んだり乳児収容体200を選択することによって、子供の成長に合わせた適切な子供の搬送を行うことができる。
しかも、新生児収容体300あるいは乳児収容体200は、搬送者Pが装着している支持手段100に対して搬送者Pの胸側(前側)で所謂「抱っこ」の状態で保持でき、かつ搬送者Pの背中側で所謂「おんぶ」の状態で保持することも勿論できる。
そして子供を搬送者Pの前側あるいは後側で保持する状態であっても、支持手段100が新生児収容体300あるいは乳児収容体200を搬送者Pに対して位置ずれすることなく保持できる。つまり常に子供の搬送者Pに対する保持位置を一定にできるので搬送者Pは子供を搬送し易くなる。
しかも図8、図10、図14、図16に示すように、空いている側の取付手段120,120あるいは130,130に対して別の品物を収容するための収容袋体MBを装着できるので、搬送者Pは別途手荷物を持つ必要がなくなり、搬送者Pの両手はフリー状態となる。従って子供の世話を両手で行うことができるので、子供を搬送する場合の安全性をより高めることができる。
【0030】
ところで、上述した子供の保持具の実施の形態では、支持手段100、新生児収容体300、乳児収容体200は、例えば柔らかい肌ざわりのいい布等の材質で造られているが、例えば、布としてはオックスフォード、タッサー、ツイル、デニム、ヒッユリー等の織物を用いることができる。またこの布の概念は、例えばナイロン、ポリエステル、ポリウレタン等の化学繊維等も含む。
また各種フック等の止め具は、プラスチックあるいは金属等で造ることができる。また新生児収容体300や乳児収容体200に対して雨よけのフード等を着脱可能に設定することも勿論可能である。
【0031】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、子供の成長に合わせて子供を収容する収容体を取り換えることができ、子供を搬送者の前面側と背面側に正しい位置に保持できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の子供の保持具の支持手段を正面側から見た図。
【図2】支持手段を正面側から見た図。
【図3】支持手段を背面側から見た図。
【図4】支持手段を搬送者に対して装着した状態を示す正面図。
【図5】支持手段を搬送者に装着した状態を示す背面図。
【図6】乳児収容体を示す正面図。
【図7】乳児収容体を示す背面図。
【図8】乳児収容体を搬送者に装着した支持手段に対して装着して、乳児を搬送者の背中側に保持した状態を示す図。
【図9】図8の状態における乳児収容体と支持手段の連結状態を示す図。
【図10】乳児収容体を搬送者に支持手段に対して着けた状態を示し、乳児が搬送者の前側(胸側)に保持した状態を示す図。
【図11】図10における乳児収容体と支持手段の連結状態を示す図。
【図12】新生児収容体を示す正面側から見た斜視図。
【図13】乳児収容体の背面側から見た斜視図。
【図14】乳児収容体を搬送者が装着している支持手段に対して装着しており、新生児が搬送者の背面側に保持されている状態を示す図。
【図15】図14の状態における新生児収容体と支持手段の連結状態を示す図。
【図16】新生児収容体が搬送者の装着している支持手段に対して装着されており、新生児が搬送者の前側(胸側)に保持された状態を示す図。
【図17】図16の状態における新生児収容体と支持手段の連結状態を示す図。
【符号の説明】
110 当て部材
120 当て部材の背中側の取付手段
130 当て部材の胸側の取付手段
150 当て板
200 乳児収容体(子供の収容体)
300 新生児収容体(子供の収容体)
P 搬送者
P1 乳児
P2 新生児
S 肩

Claims (4)

  1. 搬送者が子供を保持して搬送するための子供の保持具において、
    子供の収容体と、該子供の収容体を支持するための支持体として搬送者の肩の付近に配置される当て部材とを備え、
    前記当て部材が、
    搬送者の身体の前面の両側に回される幅広の肩ベルトと、
    搬送者の身体の背中側の肩付近に配置されほぼ肩付近の形状に合わせた当て板と
    を有し、
    かつ、前記肩ベルトに設けられ前記子供の収容体を着脱する肩ベルト取付け手段と、
    前記背中側の当て板に設けられ前記子供の収容体を着脱する当て板取付け手段と、
    を備えており、
    前記子供の収容体は、前記肩ベルト取付け手段と、前記当て板取付け手段のいずれにも着脱可能に取り付けられる構成とした
    ことを特徴とする子供の保持具。
  2. 前記子供の収容体は、新生児を収容する新生児収容体あるいは乳児を収容する乳児収容体である請求項1に記載の子供の保持具。
  3. 前記子供の収容体は止め具を備え、この止め具は前記当て板取付手段と前記肩ベルト取付手段のいづれかの止め具と着脱可能に連結される請求項1に記載の子供の保持具。
  4. 新生児収容体あるいは乳児収容体は背もたれを備える請求項2に記載の子供の保持具。
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