JP2004178238A - 電子メ−ル装置及び端末装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】電子メ−ルの画面表示、及び/又は音声読み上げを行う出力処理手段10を備えた電子メ−ル装置において、電子メ−ルの代わりに利用される代替メ−ルが記憶された代替メ−ル記憶手段12cと、電子メ−ルの代わりに代替メ−ル記憶手段12cに記憶された所定の代替メ−ルの画面表示、及び/又は音声読み上げを行う代替メ−ル出力モ−ドに設定するための第1の出力モ−ド設定手段13aとを備え、第1の出力モ−ド設定手段13aを介して代替メ−ル出力モ−ドに設定されている場合、出力処理手段10が、電子メ−ルの代わりに所定の代替メ−ルの画面表示、及び/又は音声読み上げを行う。
【選択図】 図1
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は電子メ−ル装置及び端末装置に関し、より詳細には電子メ−ルの画面表示、及び/又は音声読み上げを行うことのできる電子メ−ル装置、及び通信履歴情報を表示することのできる端末装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
現在、ネットワ−クを介したコミュニケ−ションツ−ルとして電子メ−ル(以下、メ−ルとも言う)が広く利用されている。電子メ−ル装置が搭載された端末装置としては、携帯電話、PDA(携帯情報端末)、ナビゲ−ション装置などの車載端末、及びパ−ソナルコンピュ−タ(パソコン)等があり、これらの端末装置には、各装置の利用環境等の特性に応じた種々の電子メ−ル機能が組み込まれている。
【0003】
例えば、車載端末では、安全性を配慮して運転時のメ−ル操作を軽減させるために、受信した電子メ−ルを画面表示するとともに音声読み上げを行う機能が装備されているものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
【0004】
前記車載端末では、同乗者がいない場合は、運転者(使用者)のみが、受信した電子メ−ルの内容を容易に把握することができ、便利である。しかしながら、同乗者がいる場合に、該同乗者により受信メ−ルが開かれると、該受信メ−ルの内容が、運転者の意思とは無関係に同乗者全員に知られることとなり、運転者のプライバシ−を保つことができないという課題があった。
【0005】
一方、車載端末の近傍にいる他人(同乗者)に対して、電子メ−ル受信者(運転者)のプライバシ−を保護することのできる電子メ−ル装置が特許文献2に開示されている。
【0006】
特許文献2記載の電子メ−ル装置では、受信メ−ルが秘密保護対象であるか否かを所定の判定情報に基づいて判定し、前記受信メ−ルが秘密保護対象であると判定すれば、該受信メ−ルに対してプライバシ−保護のための保護処理を行うようになっているので、前記受信メ−ルが秘密保護対象に該当するものであれば、該受信メ−ルの表示出力に対して自動的にセキュリティ保護がかけられるため、電子メ−ル装置の近傍にいる他人にメ−ル内容を知られるおそれが極めて低くなるとしている。
【0007】
【特許文献1】
特開平11−338671号公報 (第2頁)
【特許文献2】
特開2000−134253号公報 (第3頁)
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
上記した端末装置における電子メ−ルのプライバシ−保護機能としては、ユ−ザIDやパスワ−ド等の設定を行う個人認証システムが一般に採用されており、該個人認証システムを使用すれば、予め登録された個人認証情報を知る人だけがメ−ル内容を知ることができるようになっている。
【0009】
上記特許文献2記載の電子メ−ル装置では、前記プライバシ−保護のための保護処理として、使用者がパスワ−ド入力等のセキュリティ解除操作を行わない限り、その電子メ−ルを表示出力しない処理が行われることが記載されている。
【0010】
したがって、使用者が前記セキュリティ解除操作を行わない限り、メ−ルが開かれることもなく、運転者のプライバシ−は保護される。しかしながら、運転者が前記セキュリティ解除操作を行わない限り、そのメ−ルが開かれないので、他人(同乗者)は、何か自分には知られては困る内容が含まれているのではないかと気になり、運転者に対する疑心を抱くことにもなり、特に、同乗者と運転者との仲が親密な程、その傾向は強くなるものであり、同乗者(他人)に無用な疑心を抱かせずにメ−ルの本来の内容を知られないようにするという配慮に欠けているという課題があった。
【0011】
また、使用者の立場からすると、ユ−ザIDやパスワ−ド等の入力が必要な、あからさまなセキュリティ設定を行うことに抵抗がある場合もあり、他人に端末装置が操作された場合に無用な気遣いをしなければならないという課題もあった。
以上車載端末の場合について説明したが、電子メ−ル装置が装備された自宅等に設置されたパソコンや、携帯電話、PDAなどの携帯端末においても、同様な課題を有している。
【0012】
本発明は上記課題に鑑みなされたものであって、電子メ−ルや通信履歴等の本来の内容を他人に知られることなく、使用者のプライバシ−を適切に保護することができるとともに、他人に無用な疑心を抱かせることなく、また使用者も他人に無用な気遣いをしなくてもすむ、双方に対して適切な配慮がなされた電子メ−ル装置及び端末装置を提供することを目的としている。
【0013】
【課題を解決するための手段及びその効果】
上記目的を達成するために本発明に係る電子メ−ル装置(1)は、電子メ−ルの画面表示、及び/又は音声読み上げを行う出力処理手段を備えた電子メ−ル装置において、前記電子メ−ルの代わりに利用される代替メ−ルが記憶された代替メ−ル記憶手段と、前記電子メ−ルの代わりに前記代替メ−ル記憶手段に記憶された所定の代替メ−ルの画面表示、及び/又は音声読み上げを行う代替メ−ル出力モ−ドに設定するための第1の出力モ−ド設定手段とを備え、該第1の出力モ−ド設定手段を介して代替メ−ル出力モ−ドに設定されている場合、前記出力処理手段が、前記電子メ−ルの代わりに所定の代替メ−ルの画面表示、及び/又は音声読み上げを行うものであることを特徴としている。
【0014】
上記電子メ−ル装置(1)によれば、例えば、他人により故意に又は不注意等により、受信した電子メ−ルの表示出力操作が行われた場合でも、前記代替メ−ル出力モ−ドに設定されていれば、前記電子メ−ルの代わりに他人に知られても差し障りのない内容の代替メ−ルの画面表示、及び/又は音声読み上げが行われるので、前記電子メ−ルの本来の内容が出力されていないことを他人に気付かれることなく、前記電子メ−ルの本来の内容を他人に知られないようにすることができ、使用者のプライバシ−を適切に保護することができる。
また、個人認証システムのようにパスワ−ド等を入力しなければ内容が確認できないような、あからさまなセキュリティ設定ではないので、他人が使用者に対して無用な疑心を抱くこともなく、また、使用者も他人に無用な気遣いをすることなく、双方に対して適切な配慮がなされた出力処理を行うことができる。
【0015】
また本発明に係る電子メ−ル装置(2)は、上記電子メ−ル装置(1)において、前記代替メ−ル記憶手段に代替メ−ルを記憶させるための代替メ−ル登録手段を備えていることを特徴としている。
【0016】
上記電子メ−ル装置(2)によれば、前記代替メ−ル記憶手段に代替メ−ルを記憶させるための代替メ−ル登録手段を備えているので、使用者は、普段交換しているメ−ル内容を踏まえたオリジナルな代替メ−ルを登録することができ、該代替メ−ルのバリエ−ションを増やすことができ、前記電子メ−ルの本来の内容が出力されていないことを他人に気付かれないようにする効果を高めることができる。
【0017】
また本発明に係る電子メ−ル装置(3)は、電子メ−ルの画面表示、及び/又は音声読み上げを行う出力処理手段を備えた電子メ−ル装置において、前記電子メ−ル中の所定の語句を代替語句に変換するための変換語句情報が記憶された変換語句情報記憶手段と、前記電子メ−ル中の所定の語句を前記変換語句情報記憶手段に記憶された所定の代替語句に変換して画面表示、及び/又は音声読み上げを行う代替語句出力モ−ドに設定するための第2の出力モ−ド設定手段とを備え、該第2の出力モ−ド設定手段を介して代替語句出力モ−ドに設定されている場合、前記出力処理手段が、前記電子メ−ル中の所定の語句が所定の代替語句に変換された電子メ−ルの画面表示、及び/又は音声読み上げを行うものであることを特徴としている。
【0018】
上記電子メ−ル装置(3)によれば、例えば、他人により故意に又は不注意等により、受信した電子メ−ルの表示出力操作が行われた場合でも、前記代替語句出力モ−ドに設定されていれば、前記電子メ−ル中の所定の語句が他人に知られても差し障りのない内容の所定の代替語句に変換された電子メ−ルの画面表示、及び/又は音声読み上げが行われるので、前記電子メ−ル中の所定の語句が本来の内容で出力されていないことを他人に気付かれることなく、前記電子メ−ル中の知られたくない部分を他人に知られないようにすることができ、使用者のプライバシ−を適切に保護することができる。
また、個人認証システムのようにパスワ−ド等を入力しなければ内容が確認できないような、あからさまなセキュリティ設定ではないので、他人が使用者に対して無用な疑心を抱くこともなく、また、使用者も他人に無用な気遣いをすることなく、双方に対して適切な配慮がなされた出力処理を行うことができる。
【0019】
また本発明に係る電子メ−ル装置(4)は、上記電子メ−ル装置(3)において、前記変換語句情報記憶手段に変換語句情報を記憶させるための変換語句情報登録手段を備えていることを特徴としている。
【0020】
上記電子メ−ル装置(4)によれば、前記変換語句情報記憶手段に変換語句情報を記憶させるための変換語句情報登録手段を備えているので、使用者は、他人に知られたくない語句、例えば、名前(姓名)を示す語句、地名等の場所を示す語句、日時を示す語句等に対応して変換する代替語句を予め登録しておくことができ、変換語句のバリエ−ションを増やすことができ、他人に知られたくない語句が出力されていないことを他人に気付かれないようにする効果を高めることができる。
【0021】
また本発明に係る端末装置(5)は、通信履歴情報を表示する履歴情報表示手段を備えた端末装置において、前記通信履歴情報を代替履歴情報に変換して表示する代替履歴情報表示モ−ドに設定するための表示モ−ド設定手段と、該表示モ−ド設定手段を介して代替履歴情報表示モ−ドに設定されている場合は、前記通信履歴情報を所定の代替履歴情報に変換して表示する代替履歴情報表示手段とを備えていることを特徴としている。
【0022】
上記端末装置(5)によれば、例えば、他人により故意に又は不注意等により、通信履歴の表示操作が行われた場合でも、前記代替履歴情報表示モ−ドに設定されていれば、前記通信履歴情報が他人に知られても差し障りのない所定の代替履歴情報に変換して表示されるので、前記通信履歴情報の本来の内容が出力されていないことを他人に気付かれることなく、前記通信履歴情報の本来の内容を他人に知られないようにすることができ、使用者のプライバシ−を適切に保護することができる。
また、個人認証システムのようにパスワ−ド等を入力しなければ通信履歴内容が確認できないような、あからさまなセキュリティ設定ではないので、他人が使用者に対して無用な疑心を抱くこともなく、また、使用者も他人に無用な気遣いをすることなく、双方に対して適切な配慮がなされた履歴表示を行うことができる。
【0023】
また本発明に係る端末装置(6)は、上記端末装置(5)において、前記通信履歴情報に電話番号が含まれている場合、前記代替履歴情報表示手段が、前記電話番号を所定の規則に基づいて変換、ランダムな数字を当てはめて変換、又は予め指定された番号に変換して表示するものであることを特徴としている。
【0024】
上記端末装置(6)によれば、前記通信履歴情報に電話番号が含まれている場合、前記電話番号を所定の規則に基づいて変換、ランダムな数字を当てはめて変換、又は予め指定された番号に変換して表示されるので、他人に本当の電話番号を知られないようにすることができ、使用者のプライバシ−を適切に保護することができる。
【0025】
また本発明に係る端末装置(7)は、上記端末装置(5)において、前記通信履歴情報に電話番号と名前とが含まれている場合、前記代替履歴情報表示手段が、前記電話番号と名前とを複数の電話番号と名前とが登録された電話帳デ−タの中から抽出された所定の電話番号と名前とに変換して表示するものであることを特徴としている。
【0026】
上記端末装置(7)によれば、前記通信履歴情報に電話番号と名前とが含まれている場合、前記電話番号と名前とを前記電話帳デ−タの中から抽出された他人に知られても差し障りのない電話番号と名前とに変換して表示されるので、前記通信履歴情報に含まれる本来の電話番号と名前とを他人に知られないようにすることができ、使用者のプライバシ−を適切に保護することができる。
【0027】
また本発明に係る端末装置(8)は、上記端末装置(5)において、前記通信履歴情報にメ−ルアドレスが含まれている場合、前記代替履歴情報表示手段が、前記メ−ルアドレスを送信元及び/又は送信先が判別できない文字列からなるメ−ルアドレスに変換して表示するものであることを特徴としている。
【0028】
上記端末装置(8)によれば、前記通信履歴情報にメ−ルアドレスが含まれている場合、前記メ−ルアドレスが送信元及び/又は送信先が判別できない文字列からなるメ−ルアドレスに変換されて表示されるので、前記通信履歴情報に含まれる本来のメ−ルアドレスを他人に知られないようにすることができ、使用者のプライバシ−を適切に保護することができる。
【0029】
【発明の実施の形態】
以下、本発明に係る電子メ−ル装置及び端末装置の実施の形態を図面に基づいて説明する。図1は、実施の形態(1)に係る電子メ−ル装置の要部を概略的に示したブロック図である。なお、実施の形態(1)では、自動車等に搭載される電子メ−ル装置を例にとって説明する。
【0030】
電子メ−ルの送受信機能を備えた通信手段11が、マイクロコンピュ−タ(マイコン)10に接続されており、マイコン10は、電子メ−ル機能、すなわち、メ−ル作成、送信、受信等の電子メ−ルに関する各種の機能を実現するための制御を行い、通信手段11との間の通信インタ−フェ−スとしての機能も備えている。通信手段11には、例えば、電子メ−ル機能を備えた携帯電話等が採用される。
【0031】
また、メモリ12がマイコン10に接続されており、メモリ12には、送信メ−ルが保存される送信メ−ルボックス12aと、受信メ−ルが保存される受信メ−ルボックス12bと、本来の電子メ−ルの代わりとして利用される代替メ−ルが記憶される代替メ−ルボックス12cとの記憶領域が設けられている。
【0032】
マイコン10は、送信した又は送信するために作成されたメ−ルを送信メ−ルボックス12aに保存したり、受信したメ−ルを受信メ−ルボックス12bに保存したり、あるいは、所定のメ−ル出力操作を検出すると、送信メ−ルボックス12aや受信メ−ルボックス12bから指定されたメ−ルを読み出したりする処理を行うようになっている。また、マイコン10は、後程説明する代替メ−ル出力モ−ドに設定されている場合に、代替メ−ルボックス12cに記憶されている所定の代替メ−ルの読み出し処理や、代替メ−ルボックス12cへの新たな代替メ−ルの登録処理等を行うようになっている。
【0033】
また、表示装置13に設けられたボタンスイッチ13aやリモコン14に設けられたボタンスイッチ14aから出力されたスイッチ信号や、表示装置13の表示画面13b上に設けられたタッチパネル13cから出力されたスイッチ信号がマイコン10に入力され、これらスイッチ信号に応じた処理がマイコン10で行われるようになっている。
【0034】
例えば、マイコン10は、特定の複数のボタンスイッチの同時押しを検出すると、代替メ−ル出力モ−ド、すなわち、送信又は受信メ−ルの表示画面13b等への出力時に送信メ−ルボックス12aや受信メ−ルボックス12bに保存されている電子メ−ルの内容を出力するのではなく、代替メ−ルボックス12cに記憶されている他人に知られても差し障りのない内容で構成される代替メ−ルを出力するモ−ドへの設定を行うようになっている。なお、代替メ−ル出力モ−ドに設定するために複数のスイッチボタンの同時押しを行うのは、代替メ−ル出力モ−ドへの設定を他人に気付かれないようにするためである。
【0035】
また、マイコン10は、代替メ−ル出力モ−ドに設定されている場合に特定の複数のボタンスイッチの同時押しを検出すると、代替メ−ル出力モ−ドの解除を行うようになっている。なお、代替メ−ル出力モ−ドへの設定と解除を行うために入力される複数のボタンスイッチは、同一構成でも、異なる構成でもよい。
【0036】
そして、マイコン10は、所定のスイッチから送信又は受信メ−ルの出力操作信号を取り込むと、代替メ−ル出力モ−ドに設定されているか否かを判断し、代替メ−ル出力モ−ドに設定されていれば、代替メ−ルボックス12cから読み出された所定の代替メ−ルを表示画面13bに表示するとともに、前記代替メ−ルの内容を音声に合成して、アンプ15を介してスピ−カ16から出力し、電子メ−ル内容の音声読み上げを行うようになっている。一方、代替メ−ル出力モ−ドに設定されていなければ、送信メ−ルボックス12a又は受信メ−ルボックス12bから所定のメ−ルが読み出され、表示画面13bへの表示と、送信又は受信メ−ル内容の音声読み上げとが行われるようになっている。
【0037】
また、マイコン10は、代替メ−ル出力モ−ドへの設定と同時に代替履歴情報表示モ−ド、すなわち、メ−ルの履歴情報を参照する操作が検出された場合に、送信メ−ルボックス12aや受信メ−ルボックス12bに保存されているメ−ルの履歴情報を表示するのではなく、代替メ−ルボックス12cに記憶されている代替メ−ルの履歴情報を表示するモ−ドに設定するようになっている。
【0038】
図2は、代替メ−ルボックス12cに記憶されている代替メ−ルのデ−タ構造の一例を示している。なお、ここでは受信メ−ル用の代替メ−ルの一例を示しているが、送信メ−ル用の代替メ−ルのデ−タ構造も略同様な項目から構成されている。
【0039】
デ−タ項目には、メ−ルの受信日を示す日付、メ−ルの送信元を示すメ−ルアドレス、メ−ルの標題、及びメ−ルの本文が含まれている。
日付項目には、例えば、受信メ−ルボックス12bに保存されている受信メ−ル中の日付デ−タを読み取ったものが記憶されたり、あるいは時計機能を備えている通信手段11から取り込んだ日時デ−タを元に、例えば、2週間以内のランダムに選択された日付デ−タが記憶されるようになっている。
【0040】
メ−ルアドレス項目には、他人が見ても送信元が誰であるかを判別することができないようにランダムに選択された所定文字数の英数字から構成されたメ−ルアドレスや、受信メ−ルボックス12bに保存されている受信メ−ルアドレスの一部の文字列を適当な文字に変換したり、文字を追加したメ−ルアドレスや、メ−ルマガジンの送信元アドレス等が記憶されるようになっている。
【0041】
メ−ルの標題項目とメ−ルの本文項目とは、使用者が他人に見られても、そして他人が見ても、すなわち双方にとって差し障りのない内容の標題や本文が記憶されるようになっており、例えば、不特定多数のアドレスに送られるメ−ルマガジンや広告メ−ル等の内容が含まれている。
【0042】
また、代替メ−ルの各項目は、使用者により任意に登録することができるようになっており、図3は、代替メ−ル登録設定画面の表示例を示している。
代替メ−ル登録設定画面では、代替メ−ルのデ−タを構成する日付、メ−ルアドレス、標題、及び本文の各項目をそれぞれ入力することができるようになっている。文字入力は、所定の入力項目を選択してリモコン14に設けられたテンキ−(図示せず)を使用して入力したり、あるいは、所定の入力項目を選択すると、図4に示すような文字入力画面に切り替わり、タッチパネル13cを介して文字入力が行えるようにしてもよい。なお図4は、入力項目として本文が選択された時の代替メ−ル本文入力画面を示している。
【0043】
また、代替メ−ル登録設定画面には、受信メ−ルボックス12bに保存されている受信メ−ルを代替メ−ルとして登録するための受信メ−ル呼出ボタンが設けられている。
【0044】
図3に示した設定画面において受信メ−ル呼出ボタンが入力されると、図5に示した受信メ−ル選択画面が表示される。図5において画面左のカ−ソルキ−のスライド操作により所望の受信メ−ルが選択され、確定ボタンが入力されると、図6に示すように、代替メ−ル登録設定画面に、選択された受信メ−ルの内容が表示されるようになっている。さらにこの画面を通じて、各項目の内容を使用者の希望する内容に修正することができるようになっている。そして、登録ボタンが入力されると、入力された内容が代替メ−ルとして代替メ−ルボックス12cに記憶されるようになっている。
【0045】
なお、代替メ−ル登録設定画面における登録ボタンが入力されたときに、日付とメ−ルアドレスとが入力されていない場合は、適当な日付とメ−ルアドレスとが設定され、標題が入力されていない場合は、空欄の状態で代替メ−ルボックス12cに記憶されるようになっている。
【0046】
次に実施の形態(1)に係る電子メ−ル装置におけるマイコン10の行うメ−ル受信時の出力処理動作を図7に示したフロ−チャ−トに基づいて説明する。
【0047】
まず、ステップS1では、電子メ−ルを受信したか否かを判断し、電子メ−ルを受信していないと判断すれば処理を終了し、一方、電子メ−ルを受信したと判断すればステップS2に進む。
【0048】
ステップS2では、受信した電子メ−ルを受信メ−ルボックス12aに保存する処理を行い、その後ステップS3に進む。ステップS3では、新しい電子メ−ルを受信したことを示す新着メ−ル情報の画面表示、及び音声通知処理、例えば、表示画面13に「新しいメ−ルを受信しました」という情報を表示するとともに、スピ−カ16より音声出力する処理を行い、その後ステップS4に進む。
【0049】
ステップS4では、受信した電子メ−ルの内容を画面表示、及び音声読み上げを行うためのメ−ル出力操作が検出されたか否かを判断し、メ−ル出力操作が検出されていないと判断すれば処理を終了し、一方、メ−ル出力操作が検出されたと判断すればステップS5に進む。
【0050】
ステップS5では、代替メ−ル出力モ−ドに設定されているか否かを判断し、代替メ−ル出力モ−ドに設定されていないと判断すればステップS6に進む。ステップS6では、受信メ−ルボックス12bから新着受信メ−ルの読み出しを行い、ステップS7に進み、ステップS7では、読み出された新着受信メ−ルの画面表示及び音声読み上げ処理を行い、その後処理を終了する。
【0051】
一方、ステップS5において、代替メ−ル出力モ−ドに設定されていると判断すればステップS8に進み、ステップS8では、代替メ−ルボックス12cから所定の代替メ−ルを読み出し、ステップS9に進む。ステップS9では、読み出された代替メ−ルの画面表示及び音声読み上げ処理を行い、その後処理を終了する。
【0052】
次に実施の形態(1)に係る電子メ−ル装置におけるマイコン10の行う保存メ−ルの出力処理動作を図8に示したフロ−チャ−トに基づいて説明する。なお、ここでは受信メ−ルボックス12bに保存されたメ−ルの出力処理について説明するが、送信メ−ルボックス12aに保存されたメ−ルを出力する場合においても略同様な処理が行われるようになっている。
【0053】
まず、ステップS11では、受信メ−ルボックス12bを開く操作が検出されたか否かを判断し、受信メ−ルボックス12bを開く操作が検出されなかったと判断すれば、処理を終了し、一方、受信メ−ルボックス12bを開く操作が検出されたと判断すれば、ステップS12に進む。
【0054】
ステップS12では、代替履歴情報表示モ−ドに設定されているか否かを判断し、代替履歴情報表示モ−ドに設定されていないと判断すれば、ステップS13に進む。
ステップS13では、受信メ−ルボックス12bに保存されている受信メ−ルの履歴情報(受信メ−ルの受信日付、送信元のメ−ルアドレス、標題を含む)を画面表示する処理を行い、その後ステップS14に進む。
【0055】
ステップS14では、受信履歴情報の中から所定の受信メ−ルが選択されたか否かを判断し、受信メ−ルが選択されなかったと判断すれば、処理を終了し、一方、受信メ−ルが選択されたと判断すれば、ステップS15に進む。
ステップS15では、受信メ−ルボックス12bから選択された受信メ−ルの読み出しを行い、ステップS16に進み、ステップS16では、読み出された受信メ−ルの画面表示及び音声読み上げ処理を行い、その後処理を終了する。
【0056】
一方、ステップS12において、代替履歴情報表示モ−ドに設定されていると判断すればステップS17に進み、ステップS17では、代替メ−ルボックス12cに記憶されている代替メ−ルの履歴情報(代替メ−ルの日付(例えば、受信メ−ルの受信日時と同じ日付)、送信元のメ−ルアドレス、標題を含む)を画面表示する処理を行い、その後ステップS18に進む。
【0057】
ステップS18では、代替履歴情報の中から所定の代替メ−ルが選択されたか否かを判断し、代替メ−ルが選択されなかったと判断すれば、処理を終了し、一方、代替メ−ルが選択されたと判断すれば、ステップS19に進む。
ステップS19では、代替メ−ルボックス12cから選択された代替メ−ルの読み出しを行い、ステップS20に進み、ステップS20では、読み出された代替メ−ルの画面表示及び音声読み上げ処理を行い、その後処理を終了する。
【0058】
上記実施の形態(1)に係る電子メ−ル装置によれば、例えば、他人により故意に又は不注意等により、受信した電子メ−ルの表示出力操作が行われた場合でも、代替メ−ル出力モ−ドに設定されていれば、受信した電子メ−ルの代わりに他人に知られても差し障りのない内容の代替メ−ルの画面表示、及び/又は音声読み上げが行われるので、受信メ−ルの本来の内容が出力されていないことを他人に気付かれることなく、受信メ−ルの本来の内容を他人に知られないようにすることができ、使用者のプライバシ−を適切に保護することができる。
【0059】
また、個人認証システムのようにパスワ−ド等を入力しなければ内容が確認できないような、あからさまなセキュリティ設定ではないので、他人が使用者に対して無用な疑心を抱くこともなく、また、使用者も他人に無用な気遣いをすることなく、双方に対して適切な配慮がなされたメ−ル出力処理を行うことができる。
【0060】
また、図3に示した代替メ−ル登録設定画面を通じて、例えば、普段交換しているメ−ル内容を踏まえたオリジナルな代替メ−ルを代替メ−ルボックス12cに記憶させることができ、代替メ−ルのバリエ−ションを増やすことができ、電子メ−ルの本来の内容が出力されていないことを他人に気付かれないようにする効果を高めることができる。
【0061】
図9は、実施の形態(2)に係る電子メ−ル装置が採用されたナビゲ−ション装置の要部を概略的に示したブロック図である。但し、図1に示した電子メ−ル装置と同一機能を有する構成部品には同一符号を付しその説明を省略することとする。
【0062】
実施の形態(1)に係る電子メ−ル装置では、代替メ−ル出力モ−ドに設定されている場合、送信メ−ルボックス12aや受信メ−ルボックス12bに保存されているメ−ルの代わりに代替メ−ルボックス12cに記憶されている全く内容の異なる代替メ−ルが出力されるようになっているのに対し、実施の形態(2)に係る電子メ−ル装置が採用されたナビゲ−ション装置では、送信メ−ルボックス12aや受信メ−ルボックス12bに保存されているメ−ル中の所定の語句が所定の代替語句に変換された、すなわち他人に知られたくない部分のみが変換されたメ−ルが出力されるようになっている点が相違している。
【0063】
車速から演算して走行距離を取得するための車速センサ21と、進行方向を取得するためのジャイロセンサ22とがマイコン10Aに接続されており、マイコン10Aは、演算した走行距離及び進行方向に基づいて自車位置を割り出すようになっている。また、アンテナ23aを介して衛星からのGPS信号を受信するためのGPS受信機23がマイコン10Aに接続されており、マイコン10AはGPS信号に基づいて自車位置を割り出すようになっている。
【0064】
また、道路、建物、及び住所等の地図デ−タ、地図とリンクした電話帳デ−タ及び音声案内のための音声デ−タなど、ナビゲ−ションに必要な各種のデ−タが記憶されたデ−タ記憶手段24がマイコン10Aに接続されており、マイコン10Aは、割り出した自車位置と地図デ−タとを合わせるマップマッチング処理を行うことにより自車位置が正確に示された地図を表示画面13bへ表示するようになっている。デ−タ記憶手段24には、例えば、ハ−ドディスクを採用することができ、また、DVD等の記録媒体を使用するシステムであってもよい。
【0065】
そして、マイコン10Aは、表示装置13のボタンスイッチ13a、タッチパネル13cやリモコン14のボタンスイッチ14aからの信号を取り込んで、例えば、目的地設定情報を取り込んで自車位置から目的地までの最適ル−トを探索し、これを誘導ル−トとして地図と共に表示画面13bに表示しながら経路誘導を行うことができるようになっている。
【0066】
また、通信手段11がマイコン10Aに接続されており、マイコン10Aは、電子メ−ル機能、すなわち、メ−ル作成、送信、受信等の電子メ−ルに関する各種の機能を実現するための制御を行い、通信手段11との間の通信インタ−フェ−スとしての機能も備えている。
【0067】
また、メモリ12Aがマイコン10Aに接続されており、メモリ12Aには、送信メ−ルボックス12aと、受信メ−ルボックス12bと、電子メ−ル中の所定の語句を代替語句に変換するための変換語句情報が記憶される変換語句情報ボックス12dとの記憶領域が設けられている。
【0068】
マイコン10Aは、送信メ−ルボックス12aや受信メ−ルボックス12bへのメ−ルの保存処理や、所定のメ−ル出力操作に基づいて、送信メ−ルボックス12aや受信メ−ルボックス12bから指定されたメ−ルを読み出したりする処理を行うようになっている。また、マイコン10Aは、後程説明する代替語句出力モ−ドに設定されている場合に、変換語句情報ボックス12dに記憶されている変換語句情報を読み出し、出力するメ−ル中から変換対象語句を探索して、代替語句に変換した内容のメ−ルを作成する処理や、変換語句情報ボックス12dへの新たな変換語句情報の登録処理等を行うようになっている。
【0069】
また、マイコン10Aは、ボタンスイッチ13a、タッチパネル13c、あるいはボタンスイッチ14aから出力されたスイッチ信号を取り込み、これらスイッチ信号に応じた処理を行うようになっている。例えば、マイコン10Aは、特定の複数のボタンスイッチの同時押しを検出すると、代替語句出力モ−ド、すなわち、送信又は受信メ−ルの表示画面13b等への出力時に送信メ−ルボックス12aや受信メ−ルボックス12bに保存されている電子メ−ルの内容をそのまま出力するのではなく、該電子メ−ル中の所定の語句を他人に知られても差し障りのない代替語句に変換して作成されたメ−ルを出力するモ−ドへの設定を行うようになっている。
【0070】
また、マイコン10Aは、代替語句出力モ−ドに設定されている場合に特定の複数のボタンスイッチの同時押しを検出すると、代替語句出力モ−ドの解除を行うようになっている。なお、代替語句出力モ−ドへの設定と解除を行うために入力される複数のボタンスイッチは、同一構成でも、異なる構成でもよい。
【0071】
マイコン10Aは、所定のスイッチから送信又は受信メ−ルの出力操作信号を取り込むと、代替語句出力モ−ドに設定されているか否かを判断し、代替語句出力モ−ドに設定されていれば、変換語句情報ボックス12dから読み出された変換語句情報に基づいてメ−ル中から変換対象語句を探索し、該変換対象語句を代替語句に変換して作成されたメ−ルを表示画面13bに表示するとともに、作成されたメ−ルの内容を音声に合成して、アンプ15を介してスピ−カ16から出力し、音声読み上げを行うようになっている。一方、代替語句出力モ−ドに設定されていなければ、送信メ−ルボックス12a又は受信メ−ルボックス12bから読み出された所定のメ−ルの表示画面13bへの表示と、送信又は受信メ−ル内容の音声読み上げとが行われるようになっている。
【0072】
図10は、変換語句情報ボックス12dに記憶されている変換語句情報のデ−タ構造を示している。
変換語句情報は、変換対象語句が分類された複数のファイルから構成されており、例えば、名前ファイル、場所ファイル、日時ファイル、及びユ−ザ指定語ファイル等を含んで構成されている。
【0073】
名前ファイルは、電子メ−ル中から名前表示部分を探索して、該当部分があれば所定の代替名に変換するために必要なデ−タが含まれており、姓名判別デ−タと代替名デ−タとを含んで構成されている。姓名判別デ−タは、姓名辞書から構成されており、姓や名のデ−タの他に・・さん、・・ちゃんなどの呼び名デ−タも含まれる。なお、本実施の形態においては、デ−タ記憶手段24に記憶されている電話帳デ−タの名前を姓名判別デ−タとして利用することができるようになっている。また、代替名デ−タには、電子メ−ル中から抽出された名前の代わりに使用する代替名が含まれており、例えば、・・さん(・・には一般的な名字)という形式で記憶されている。
【0074】
場所ファイルは、電子メ−ル中から場所表示部分(地名、駅、お店など)を探索して、該当部分があれば所定の代替場所に変換するために必要なデ−タが含まれており、場所判別デ−タと代替場所デ−タとを含んで構成されている。本実施の形態においては、デ−タ記憶手段24に記憶されている地図デ−タ(地名、駅、お店などの各種のスポット情報)を場所判別デ−タとして利用することができるようになっている。また、代替場所デ−タには、電子メ−ル中から探索された場所の代わりに出力される代替場所が含まれている。
【0075】
日時ファイルは、電子メ−ル中から日時表示部分を探索して、該当部分があれば所定の代替日時に変換するために必要なデ−タが含まれており、日時判別デ−タと代替日時デ−タとを含んで構成されている。日時判別デ−タは、例えば、・・月・・日、・・時・・分、・・:・・等の日付や時刻の表示パタ−ンデ−タから構成されている。また、代替日時デ−タには、電子メ−ル中から探索された日時の代わりに出力される代替日時が含まれている。
【0076】
ユ−ザ指定語ファイルは、電子メ−ル中からユ−ザが指定した語句の表示部分を探索して、該当する指定語句があれば所定の代替語句に変換するために必要なデ−タが含まれており、ユ−ザ指定語句デ−タと代替指定語句デ−タとを含んで構成されている。ユ−ザ指定語句デ−タと代替指定語句デ−タとは、次に説明する変換語句登録設定画面を通じて入力されるようになっている。
【0077】
図11は、変換語句情報を任意に登録することのできる変換語句登録設定画面の表示例を示している。
図11に示した変換語句登録設定画面では、変換語句情報を登録するファイルの選択を行うことができるようになっており、図11では、名前ファイル、場所ファイル、日時ファイル、及びユ−ザ指定語ファイル等のファイル選択ボタンが表示されている。
【0078】
図11に示した変換語句登録設定画面において、例えば、名前ファイルボタンが選択されると、図12に示した変換名登録設定画面が表示される。
図12に示した変換名登録設定画面では、電子メ−ル中から抽出する変換対象名と、該変換対象名の代わりに利用される代替名とを登録することができるようになっており、変換対象名は姓名判断デ−タとして登録され、代替名は代替姓名デ−タとして登録されるようになっている。また、他のファイル選択ボタンが選択された場合も、図12と略同様な登録設定画面が表示され、変換対象場所と代替場所、変換対象日時と代替日時、及びユ−ザ指定語句と代替指定語句をそれぞれ登録することができるようになっている。
【0079】
次に実施の形態(2)に係る電子メ−ル装置が採用されたナビゲ−ション装置におけるマイコン10Aの行うメ−ル受信時の出力処理動作を図13に示したフロ−チャ−トに基づいて説明する。但し、図7に示した処理動作と同一の処理動作については同一符号を付し、その説明を省略することとする。
【0080】
ステップS4において、メ−ル出力操作が検出されたと判断すれば、ステップS21に進む。ステップS21では、代替語句出力モ−ドに設定されているか否かを判断し、代替語句出力モ−ドに設定されていると判断すれば、ステップS22に進む。
【0081】
ステップS22では、変換対象語句の探索処理、すなわち変換語句情報ボックス12dに記憶されている変換語句情報に基づいて、受信した電子メ−ル中から所定の代替語句に変換する必要のある語句を探索する処理を行い、その後ステップS23に進む。ステップS23では、変換対象語句があるか否かを判断し、変換対象語句がなかったと判断すれば、ステップS6に進む。
【0082】
一方、ステップS23において、変換対象語句があると判断すればステップS24に進み、ステップS24では、受信した電子メ−ル中の変換対象語句を所定の代替語句に変換したメ−ルを作成する処理を行い、その後ステップS25に進む。ステップS25では、作成されたメ−ルの画面表示及び音声読み出し処理を行い、その後処理を終了する。
【0083】
上記実施の形態(2)に係る電子メ−ル装置が採用されたナビゲ−ション装置によれば、例えば、他人により故意に又は不注意等により、受信した電子メ−ルの表示出力操作が行われた場合でも、代替語句出力モ−ドに設定されていれば、受信メ−ル中の所定の語句が他人に知られても差し障りのない内容の所定の代替語句に変換された電子メ−ルの画面表示、及び/又は音声読み上げが行われるので、受信メ−ル中の所定の語句が本来の内容で出力されていないことを他人に気付かれることなく、受信メ−ル中の知られたくない部分を他人に知られないようにすることができ、使用者のプライバシ−を適切に保護することができる。
【0084】
また、個人認証システムのようにパスワ−ド等を入力しなければ内容が確認できないような、あからさまなセキュリティ設定ではないので、他人が使用者に対して無用な疑心を抱くこともなく、また、使用者も他人に無用な気遣いをすることなく、双方に対して適切な配慮がなされた出力処理を行うことができる。
【0085】
また、図11や図12に示した変換語句登録設定画面を通じて、使用者は、他人に知られたくない語句、例えば、名前(姓名)を示す語句、地名等の場所を示す語句、日時を示す語句、ユ−ザが指定した語句等に対応して変換する代替語句を予め登録しておくことができ、変換語句のバリエ−ションを増やすことができ、知られたくない語句が出力されていないことを他人に気付かれないようにする効果を高めることができる。
【0086】
また、別の実施の形態では、実施の形態(1)に係る電子メ−ル装置と実施の形態(2)に係る電子メ−ル装置とを組み合わせて、すなわち、代替メ−ル出力モ−ドと代替語句出力モ−ドとがそれぞれ設定できるような構成としてもよい。かかる構成によれば、同乗者に合わせてより適切なモ−ドに設定することが可能になる。
【0087】
図14は、実施の形態(3)に係る携帯電話の要部を概略的に示したブロック図である。
携帯電話30は、送話器として機能するマイク31と、受話器として機能するスピ−カ32と、無線部40と、表示制御部50と、小型の液晶ディスプレイ等からなる表示部51と、テンキ−や各種のファンクションキ−からなる操作部52とを含んで構成されている。
【0088】
アンテナ41で受信した電波は、送受切換部42を介して受信部43へ送られる。受信部43は、増幅回路、受信ミキサ回路及び復調回路(いずれも図示せず)を含んで構成されており、受信部43で復調された音声信号はスピ−カ32を介して音声出力されるとともに、電波に含まれているデ−タ信号(例えば、着信の電話番号デ−タ等)は、無線制御部44に取り込まれ、メモリ45の発着信履歴デ−タ領域45aに記憶されるようになっている。
【0089】
また、マイク31から入力された音声信号は、送信部46へ送られる。送信部46は、変調回路、ミキサ回路及び電力増幅回路(いずれも図示せず)を含んで構成されており、音声信号は、ディジタル信号に変調され、電力増幅された後、送受切換部42を介してアンテナ41から発信電波が出力されるようになっている。無線制御部44は、無線部40の各部の制御を行うようになっている。
【0090】
メモリ45は、過去に発信及び着信した電話番号デ−タを記録する発着信履歴デ−タ領域45aと、電話番号、その登録名、及び代替電話番号として使用可能か否かの設定情報等が登録された電話帳デ−タ領域45bとを含んで構成されている。
【0091】
無線制御部44は、例えば、着信した電話番号デ−タを受信部43から取り込むと、電話帳デ−タ領域45bに記憶されている電話番号デ−タから着信電話番号を探索する処理を行い、該当する電話番号デ−タがあれば、発着信履歴デ−タ領域45aに電話番号とその登録名とを合わせて記憶する処理を行い、一方、該当する電話番号デ−タがなければ、電話番号のみを記憶する処理を行うようになっている。
【0092】
また、表示制御部50は、操作部52から出力されたスイッチ信号を取り込み、これらスイッチ信号に応じた処理を行うようになっている。例えば、操作部52のテンキ−を使用して発信先の電話番号が入力されると、表示制御部50は、テンキ−からの入力信号を取り込み、入力された数字を表示部51に表示する。そして、操作部52の発信ボタン(図示せず)からの入力信号を検出すると、電話番号デ−タを無線制御部44に出力するようになっている。
【0093】
無線制御部44では、電話番号デ−タを発信記録としてメモリ45の発着信履歴デ−タ領域45aに記憶するとともに送信部46に出力して、接続制御が行われるようになっている。
【0094】
また、表示制御部50は、特定の複数のテンキ−の同時押しを検出すると、代替履歴情報表示モ−ド、すなわち、メモリ45の発着信履歴デ−タ領域45aに記録された発信及び着信履歴の表示部51への出力時に発着信履歴デ−タ領域45aに記録されている発着信の電話番号をそのまま出力するのではなく、読み出した電話番号を所定の規則に基づいて変換したり、ランダムな数字を当てはめて変換したり、あるいは予め指定された番号に変換して表示するモ−ドへの設定を行うようになっている。
【0095】
表示制御部50は、操作部52から発着信履歴情報の出力操作信号を取り込むと、代替履歴情報出力モ−ドに設定されているか否かを判断し、代替履歴情報出力モ−ドに設定されていれば、所定の電話番号に変換した電話番号を表示部51に出力して表示するようになっている。一方、代替履歴情報出力モ−ドに設定されていなければ、発着信履歴デ−タ領域45aに記録されている発着信の電話番号をそのまま表示部51へ出力して表示するになっている。
【0096】
次に実施の形態(3)に係る携帯電話30における表示制御部50の行う発着信履歴表示処理動作を図15に示したフロ−チャ−トに基づいて説明する。
まず、ステップS31では、発信又は着信の履歴表示操作があったか否かを判断し、発信又は着信の履歴表示操作がなかったと判断すれば処理を終了し、一方、発信又は着信の履歴表示操作があったと判断すれば、ステップS32に進む。
【0097】
ステップS32では、代替履歴情報表示モ−ドに設定されているか否かを判断し、代替履歴情報表示モ−ドに設定されていないと判断すれば、ステップS33に進む。ステップS33では、メモリ45の発着信履歴デ−タ領域45aに保存されている発信又は着信履歴情報(電話番号のみ、又は電話番号とその登録名)をそのまま画面表示する処理を行い、その後処理を終了する。
【0098】
一方、ステップS32において、代替履歴情報表示モ−ドに設定されていると判断すればステップS34に進む。ステップS34では、画面表示する発信又は着信履歴情報に電話番号の登録名が含まれているか否かを判断し、電話番号の登録名が含まれていない、すなわち、発着信履歴情報が電話番号のみであると判断すれば、ステップS35に進む。
【0099】
ステップS35では、表示出力する電話番号を代替電話番号に変換する処理、例えば、もとの電話番号の所定の桁に所定数値を加算又は減算して変換したり、下4桁をランダムに選択した数に変換したり、又はあらかじめ使用者が代替電話番号として登録していた番号に変換する処理を行い、その後ステップS36に進む。ステップS36では、代替電話番号を画面表示する処理を行い、その後処理を終了する。
【0100】
一方、ステップS34において、電話番号の登録者名が含まれていると判断すれば、ステップS37に進む。ステップS37では、電話帳デ−タの中から、代替電話番号として使用可能であると設定されている所定の登録者デ−タを読み出す処理を行い、その後ステップS38に進む。ステップS38では、読み出された登録者の電話帳デ−タの電話番号と登録名とを画面表示する処理を行い、その後処理を終了する。
【0101】
上記実施の形態(3)に係る携帯電話30によれば、例えば、他人により故意に又は不注意等により、発着信履歴の表示操作が行われた場合でも、代替履歴情報表示モ−ドに設定されていれば、発着信履歴情報が他人に知られても差し障りのない所定の代替発着信履歴情報に変換して表示されるので、発着信履歴情報の本来の内容が出力されていないことを他人に気付かれることなく、発着信履歴情報の本来の内容を他人に知られないようにすることができ、使用者のプライバシ−を適切に保護することができる。また、個人認証システムのようにパスワ−ド等を入力しなければ発着信履歴内容が確認できないような、あからさまなセキュリティ設定ではないので、他人が使用者に対して無用な疑心を抱くこともなく、また、使用者も他人に無用な気遣いをすることなく、双方に対して適切な配慮がなされた履歴表示を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態(1)に係る電子メ−ル装置の要部を概略的に示したブロック図である。
【図2】代替メ−ルボックスに記憶されている代替メ−ルのデ−タ構造を説明するための図である。
【図3】表示画面に表示される代替メ−ル登録設定画面の表示例を示す図である。
【図4】表示画面に表示される代替メ−ル本文入力画面の表示例を示す図である。
【図5】表示画面に表示される受信メ−ル選択画面の表示例を示す図である。
【図6】表示画面に表示される代替メ−ル登録設定画面の表示例を示す図である。
【図7】実施の形態(1)に係る電子メ−ル装置におけるマイコンの行う電子メ−ル受信時の出力処理動作を示すフロ−チャ−トである。
【図8】実施の形態(1)に係る電子メ−ル装置におけるマイコンの行う保存メ−ルの出力処理動作を示すフロ−チャ−トである。
【図9】実施の形態(2)に係る電子メ−ル装置が採用されたナビゲ−ション装置の要部を概略的に示したブロック図である。
【図10】変換語句情報記憶ボックスに記憶されている変換語句情報のデ−タ構造を説明するための図である。
【図11】表示画面に表示される変換語句登録設定画面の表示例を示す図である。
【図12】表示画面に表示される変換名登録設定画面の表示例を示す図である。
【図13】実施の形態(2)に係る電子メ−ル装置が採用されたナビゲ−ション装置におけるマイコンの行う電子メ−ル受信時の出力処理動作を示すフロ−チャ−トである。
【図14】実施の形態(3)に係る携帯電話の要部を概略的に示したブロック図である。
【図15】実施の形態(3)に係る携帯電話における表示制御部の行う発着信履歴表示処理動作を示すフロ−チャ−トである。
【符号の説明】
10 マイコン
11 通信手段
12 メモリ
12a 送信メ−ルボックス
12b 受信メ−ルボックス
12c 代替メ−ルボックス
13 表示装置
13a ボタンスイッチ
13b 表示画面
13c タッチパネル
14 リモコン
14a ボタンスイッチ
16 スピ−カ
Claims (8)
- 電子メ−ルの画面表示、及び/又は音声読み上げを行う出力処理手段を備えた電子メ−ル装置において、
前記電子メ−ルの代わりに利用される代替メ−ルが記憶された代替メ−ル記憶手段と、
前記電子メ−ルの代わりに前記代替メ−ル記憶手段に記憶された所定の代替メ−ルの画面表示、及び/又は音声読み上げを行う代替メ−ル出力モ−ドに設定するための第1の出力モ−ド設定手段とを備え、
該第1の出力モ−ド設定手段を介して代替メ−ル出力モ−ドに設定されている場合、前記出力処理手段が、前記電子メ−ルの代わりに所定の代替メ−ルの画面表示、及び/又は音声読み上げを行うものであることを特徴とする電子メ−ル装置。 - 前記代替メ−ル記憶手段に代替メ−ルを記憶させるための代替メ−ル登録手段を備えていることを特徴とする請求項1記載の電子メ−ル装置。
- 電子メ−ルの画面表示、及び/又は音声読み上げを行う出力処理手段を備えた電子メ−ル装置において、
前記電子メ−ル中の所定の語句を代替語句に変換するための変換語句情報が記憶された変換語句情報記憶手段と、
前記電子メ−ル中の所定の語句を前記変換語句情報記憶手段に記憶された所定の代替語句に変換して画面表示、及び/又は音声読み上げを行う代替語句出力モ−ドに設定するための第2の出力モ−ド設定手段とを備え、
該第2の出力モ−ド設定手段を介して代替語句出力モ−ドに設定されている場合、前記出力処理手段が、前記電子メ−ル中の所定の語句が所定の代替語句に変換された電子メ−ルの画面表示、及び/又は音声読み上げを行うものであることを特徴とする電子メ−ル装置。 - 前記変換語句情報記憶手段に変換語句情報を記憶させるための変換語句情報登録手段を備えていることを特徴とする請求項3記載の電子メ−ル装置。
- 通信履歴情報を表示する履歴情報表示手段を備えた端末装置において、
前記通信履歴情報を代替履歴情報に変換して表示する代替履歴情報表示モ−ドに設定するための表示モ−ド設定手段と、
該表示モ−ド設定手段を介して代替履歴情報表示モ−ドに設定されている場合は、前記通信履歴情報を所定の代替履歴情報に変換して表示する代替履歴情報表示手段とを備えていることを特徴とする端末装置。 - 前記通信履歴情報に電話番号が含まれている場合、
前記代替履歴情報表示手段が、前記電話番号を所定の規則に基づいて変換、ランダムな数字を当てはめて変換、又は予め指定された番号に変換して表示するものであることを特徴とする請求項5記載の端末装置。 - 前記通信履歴情報に電話番号と名前とが含まれている場合、
前記代替履歴情報表示手段が、前記電話番号と名前とを複数の電話番号と名前とが登録された電話帳デ−タの中から抽出された所定の電話番号と名前とに変換して表示するものであることを特徴とする請求項5記載の端末装置。 - 前記通信履歴情報にメ−ルアドレスが含まれている場合、
前記代替履歴情報表示手段が、前記メ−ルアドレスを送信元及び/又は送信先が判別できない文字列からなるメ−ルアドレスに変換して表示するものであることを特徴とする請求項5記載の端末装置。
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