JP4040252B2 - 携帯端末装置 - Google Patents

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    • Y02D30/70Reducing energy consumption in communication networks in wireless communication networks

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、携帯電話機等の携帯端末装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
例えば、特開平9−247250号公報に記載の携帯電話機では、本体の表側に配置され、常に露出している液晶ディスプレイと、本体の表側に配置され、蓋体を閉じたときに蓋体によって覆われる液晶ディスプレイと、蓋体の裏側に配置された液晶ディスプレイとを備え、常に露出している1つの液晶ディスプレイに、操作キー等の操作状態を表示し、蓋体を開いたときに露出する他の2つの液晶ディスプレイに、メッセージや画像等の様々な情報を表示している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来の携帯電話機においては、常に露出している1つの液晶ディスプレイに表示される情報と、蓋体を開いたときに露出する他の2つのディスプレイに表示される情報とに関連性がなく、後者の情報が如何なる種類のものかを知るには、蓋体を開くしかなかった。このため、情報を受信する度に、蓋体を開いて、その情報を確認するという作業を行う必要があった。
【0004】
そこで、本発明は、上記従来の問題点に鑑みてなされたものであり、露出している表示画面の表示内容と、蓋体を開いたときに露出する他の表示画面の表示内容とに関連性を持たせた携帯端末装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、本発明の携帯端末装置は、本体部と蓋体部とが折り畳み可能に構成され、前記本体部の同一面に第1表示手段と第2表示手段とを備え、前記第1表示手段は前記蓋体部が折り畳まれているか否かにかかわらず露出し、前記第2表示手段は前記蓋体部が開かれたときに露出する携帯端末装置であって、前記蓋体部が折り畳まれているか否かを検出する検出手段と、メールの着信に際し、前記メールのタイトルを含む画面を前記第1表示手段に表示し、前記検出手段により前記蓋体部が折り畳み状態から開かれたことを検出されると、前記メールの詳細を前記第2表示手段に表示する制御手段とを備えている。
また、本発明においては、前記蓋体部の折り畳み内面側に設けられ、前記蓋体部が開かれたときに露出する操作キーを備えている。
更に、本発明においては、前記第2表示手段と前記操作キーとを前記携帯端末装置の長手方向に沿って配置している。
また、本発明においては、前記第1表示手段に表示されるメールのタイトルは、前記メールの差出人、件名、受信情報のインデックス、及び受信情報である音楽の曲名の内の少なくとも1つを含んでいる。
次に、他の本発明の携帯端末装置は、折り畳み可能に構成される携帯端末装置であって、携帯端末装置が折り畳まれているか否かにかかわらず露出している第1表示手段と、前記携帯端末装置を折り畳んだときに隠され、前記携帯端末装置が開いたときに露出する第2表示手段と、前記携帯端末装置が折り畳まれているか否かを検出する検出手段と、音楽情報の受信に際し、音声データを再生すると共に、前記音楽情報のタイトルを含む画面を前記第1表示手段に表示し、前記検出手段により前記携帯通信端末が折り畳み状態から開かれたことを検出されると、前記音楽情報の詳細を前記第2表示手段に表示する制御手段とを備えている。
また、本発明においては、前記第1表示手段は前記音楽情報の曲名や歌手を表示している。
【0006】
この様な構成の本発明によれば、第1表示画面に第1情報を表示し、蓋体が開かれたことが開成検出手段によって検出されると、第2表示画面に第1情報に関連する第2情報を表示している。このため、第1表示画面の第1情報を見れば、蓋体を開かなくても、第2表示画面の第2情報を推定することができ、情報の確認や活用等を効率的に行うことができる。また、第2表示画面を見るときにだけ、蓋体が開かれて、第2表示画面による表示が行われるので、消費電力が節減される。
【0007】
また、本発明においては、表示制御手段は、着信メッセージを受信したときに、着信メッセージの受信を知らせるための第1情報を第1表示画面に表示し、開成検出手段の出力に応答して、着信メッセージを第2情報として第2表示画面に表示している。
【0008】
着信メッセージの受信を知らせるための第1情報としては、例えばメッセージの差出人や件名等がある。この様な第1情報を第1表示画面に表示すれば、第2表示画面の第2情報が着信メッセージであることを容易に推定することができ、着信メッセージの確認や活用等を効率的に行うことができる。
【0013】
更に、本発明においては、表示制御手段は、音楽を受信したときに、音楽の受信を知らせるための第1情報を第1表示画面に表示し、開成検出手段の出力に応答して、音楽に関する情報を第2情報として第2表示画面に表示している。
【0014】
音楽の受信を知らせるための第1情報としては、曲名や歌手等がある。この様な第1情報に基づいて、第2表示画面の第2情報が音楽に関するものであることを容易に推定することができる。
【0019】
尚、本発明において、第1表示画面が複数の表示画面からなるものであっても、第2表示画面が複数の表示画面からなるものであっても構わない。
【0020】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態を添付図面を参照して詳細に説明する。
【0021】
図1は、本発明の携帯端末装置の一実施形態を示すブロック図である。また、図2及び図3は、本実施形態の携帯端末装置10の外観を示す平面図である。図2は、携帯端末装置10の蓋体(以下フリップと称す)を閉じた状態を示し、また図3は、携帯端末装置10のフリップを開いた状態を示す。
【0022】
本実施形態の携帯端末装置10は、所謂携帯電話機としての役目を果たし、またメッセージの送受、Webサーバへのアクセス、広告の受信、音楽の受信等を行ったり、更にはナビゲーションシステムとしての役目を果たすことができる。
【0023】
図2及び図3に示す様に、この携帯端末装置10は、本体筐体1と、開閉可能なフリップ2と、第1表示画面3と、第2表示画面4と、ダイヤルキー5と、スピーカ6と、マイク7と、操作制御ボタン8と、アンテナ9とを備えている。
【0024】
通常、図2に示す様にフリップ2が閉じられた状態で、この携帯端末装置10が携帯される。このとき、フリップ2によって、第2表示画面4及びダイヤルキー5が覆い隠されて保護される。ただし、第1表示画面3及び操作制御ボタン8が露出しており、第1表示画面3の表示内容を見たり、操作制御ボタン8を操作することができる。
【0025】
また、通話のときには、図3に示す様にフリップ2が開かれる。この状態で、スピーカ6を耳に当て、マイク7を口に受けて、通話を行う。あるいは、第2表示画面4の表示内容を見たり、ダイヤルキー5を操作する。
【0026】
一方、図1に示す様に、この携帯端末装置10は、この装置を統括的に制御し、各種の機能を実現する中央処理装置(CPU)11と、BIOS(Basic Input Output System )等の制御プログラムを格納したROM(Read Only Memory)12と、電話番号やメッセージ等の更新可能なデータを格納するRAM(Random Access Memory)13と、マイク7からの音声信号を入力したり、スピーカ6へと音声信号を出力する音声入出力制御部14と、アンテナ9を通じての電波信号の送受により基地局15との間で各種の情報を通信する通信制御部17と、第1及び第2表示画面3,4を表示駆動する表示制御部18と、ダイヤルキー5及び操作制御ボタン8の操作による入力を検出する操作制御部19と、この携帯端末装置10の位置を検出する位置検出部20と、フリップ2が開かれたことを検出する開成検出部21とを備えている。
【0027】
位置検出部20は、GPS(Global Positioning System )を利用したものであり、静止衛星からの電波を受信して、電波の受信位置、つまり携帯端末装置10の位置(緯度及び経度)を検出するものである。
【0028】
開成検出部21は、図3及び図4に示す様に、フリップ2側に突設された凸部21aと、本体筐体1の小孔1a内に設けられたスイッチ21bとを備えている。フリップ2が閉じられると、図5に示す様にフリップ2の凸部21aが本体筐体1側のスイッチ21bの可動子を押下し、スイッチ21bがオンとなる。また、フリップ2が開かれると、図4に示す様にフリップ2の凸部21aが本体筐体1側のスイッチ21bの可動子から離間して、スイッチ21bがオフとなる。開成検出部21は、スイッチ21のオンオフに基づいて、フリップ2の開閉を検出する。
【0029】
さて、この様な構成の携帯端末装置10においては、メッセージの受信に際し、図6に示すフローチャートの処理を行う。ここでは、SMS(Short Message Service )の様にサーバから携帯端末装置10へとメッセージを積極的に送信するプッシュ式の処理と、携帯端末装置10からサーバへのアクセスに応答して、サーバからメッセージを得るプル式の処理とを説明する。
【0030】
まず、プッシュ式の場合は、メッセージがサーバへと与えられて、ここに蓄積される(ステップS6−5)。サーバは、基地局15を通じて、着信待機中の携帯端末装置10を呼び出し、メッセージを基地局15を通じて携帯端末装置10へと送信する(ステップS6−6)。携帯端末装置10では、メッセージを受信して通信制御部17に入力し(ステップS6−7)、このメッセージをRAM13に一旦記憶する。このとき、CPU11は、図7に示す様な「着信あり」を表示制御部18を通じて第1表示画面3に表示しても構わない。
【0031】
図8は、受信したメッセージの構造を示している。このメッセージ7−3は、ヘッダ領域7−2と本文領域7−3から構成されている。ヘッダ領域7−2には、差出人のメールアドレス、件名、日付等が含まれ、本文領域7−3には、メッセージのテキストが含まれている。
【0032】
携帯端末装置10のCPU11は、RAM13内のメッセージ7−3を解析し(ステップS6−9)、ヘッダ領域7−2及び本文領域7−3のそれぞれの格納位置をRAM13に書き込む(ステップS6−10)。
【0033】
更に、CPU11は、メッセージの着信を知らせる表示内容を設定するための設定情報を例えばRAM13から読み出し(ステップS6−11)、この設定情報に応じて、必要な情報を取得して整形し、これによりメッセージの着信を知らせる表示内容を設定する(ステップS6−12)。
【0034】
例えば、設定情報に応じて、ヘッダ領域7−2から差出人のメールアドレスと件名を抽出し、差し出人のメールアドレスから差出人の氏名を取得し、差出人の氏名と件名をメッセージの着信を知らせる表示内容として設定する。差出人の氏名は、RAM13内に予め設定されている図9に示すアドレス情報データベース9−2を検索することにより取得される。アドレス情報データベース9−2は、携帯端末装置10のユーザにより予め設定されたものであり、複数の差し出人のメールアドレスと該各差出人の氏名が対応付けられている。ヘッダ領域7−2から差出人のメールアドレスを抽出し、このメールアドレスに対応する氏名を差出人の氏名として取得する。
【0035】
CPU11は、メッセージの着信を知らせる表示内容を設定すると、図10に示す様に、この表示内容を第1表示画面3に表示する(ステップS6−13)。
【0036】
また、プル式の場合は、携帯端末装置10の操作制御ボタン8がユーザにより操作され、メッセージの処理が要求されると、CPU11は、図11に示すメニューを第1表示画面3に表示する(ステップS6−1)。引き続いて、操作制御ボタン8がユーザにより操作され、第1表示画面3のメニューの「メッセージ受信」が指定されると(ステップS6−2)、これに応答してCPU11は、通信制御部17から基地局15を通じてサーバを呼び出し、メッセージの送信をサーバに要求する(ステップS6−3)。
【0037】
サーバでは、メッセージの送信要求に応答して、例えば携帯端末装置10の電話番号を利用して、携帯端末装置10のユーザを認証し、この後、該ユーザ宛てのメッセージを検索し(ステップS6−5)、このメッセージを蓄積していれば、このメッセージを基地局15を通じて携帯端末装置10へと送信する(ステップS6−6)。
【0038】
ステップS6−7〜ステップS6−13までの処理は、プッシュ式と同様である。
【0039】
こうしてメッセージを受信し、このメッセージの着信を知らせる表示内容を第1表示画面3に表示している状態で、フリップ2が開けられると(ステップS6−14)、このフリップ2の開成が開成検出部21によって検出される(ステップS6−15)。このフリップ2の開成に伴い、第2表示画面4が露出する。CPU11は、開成検出部21の検出出力に応答して、メッセージ7−3の本文領域7−3の内容をRAM13から読み出し、図12に示す様に、この本文領域7−3の内容を表示制御部18を通じて第2表示画面4に表示する(ステップS6−16)。
【0040】
この様に本実施形態の携帯端末装置10では、メッセージを受信すると、このメッセージの受信を知らせる表示内容を第1表示画面3に表示し、フリップ2が開かれ、第2表示画面4が露出したときに、メッセージの内容を第2表示画面4に表示している。このため、フリップ2が閉じられた状態であっても、メッセージの受信を知ることができ、ユーザの都合が良いときに、フリップ2を開いて、メッセージの内容を見ることができる。また、第2表示画面4を見るときにだけ、フリップ2が開かれて、第2表示画面4による表示が行われるので、消費電力が節減される。
【0041】
ところで、先に述べた様に本実施形態の携帯端末装置10では、メッセージの送受ばかりでなく、Webサーバへのアクセス、広告の受信、音楽の受信等を行ったり、更にはナビゲーションシステムとしての役目を果たすことができる。
【0042】
例えば、Webサーバ(以下ニュースサーバと称す)へアクセスし、ニュースサーバの情報(例えばニュース)を閲覧する場合は、携帯端末装置10の操作制御ボタン8がユーザにより操作され、メニューの表示が要求される。これに応答してCPU11は、図13に示す様なメニューを第1表示画面3に表示する。引き続いて、操作制御ボタン8が操作され、第1表示画面3のメニューの「ニュース」が指定されると、CPU11は、図14に示す様な次のメニューを第1表示画面3に表示する。更に、操作制御ボタン8が操作され、第1表示画面3のメニューの「○○新聞」が指定されると、CPU11は、通信制御部17から基地局15を通じてニュースサーバを呼び出し、「○○新聞」の送信をニュースサーバに要求する。
【0043】
ニュースサーバでは、「○○新聞」の送信要求に応答して、「○○新聞」の情報を検索し、この「○○新聞」の情報を基地局15を通じて携帯端末装置10へと送信する。
【0044】
携帯端末装置10では、「○○新聞」の情報を受信してRAM13に記憶する。CPU11は、「○○新聞」の情報を例えばインデックス領域と本文領域に区分し、それぞれの領域の格納位置をRAM13に書き込む。この後、CPU11は、図15に示す様なインデックス領域の内容を第1表示画面3に表示する。そして、操作制御ボタン8が操作され、第1表示画面3の内容から「○○山が噴火」が指定されると、CPU11は、RAM13内の本文領域の「○○山が噴火」の内容を選択する。更に、フリップ2が開けられ、第2表示画面4が露出したときに、CPU11は、開成検出部21の検出出力に応答して、本文領域の「○○山が噴火」の内容をRAM13から読み出し、図16に示す様に、この「○○山が噴火」の内容を第2表示画面4に表示する。
【0045】
また、広告がプッシュ式でサーバ(以下広告サーバと称す)から送信されて来ることがある。この場合、広告サーバは、基地局15を通じて、着信待機中の携帯端末装置10を呼び出し、広告の情報を基地局15を通じて携帯端末装置10へと送信する。
【0046】
携帯端末装置10では、広告の情報を受信してRAM13に記憶する。CPU11は、広告の情報を例えばインデックス領域(例えば会社名)と本文領域(広告の内容)に区分し、それぞれの領域の格納位置をRAM13に書き込む。この後、CPU11は、図17に示す様なインデックス領域の内容を第1表示画面3に表示する。インデックス領域の内容は、会社名に限らず、簡単なメッセージであっても良く、このメッセージを第1表示画面3にテロップで表示しても構わない。
【0047】
この後、操作制御ボタン8が操作され、第1表示画面3の内容から「○○電気」が指定されると、CPU11は、RAM13内の本文領域の「○○電気」の広告の内容を選択する。更に、フリップ2が開けられ、第2表示画面4が露出したときに、CPU11は、開成検出部21の検出出力に応答して、「○○電気」の広告の内容をRAM13から読み出し、図18に示す様に、この広告の内容を第2表示画面4に表示する。
【0048】
更に、音楽を受信する場合は、携帯端末装置10の操作制御ボタン8が操作されて、例えば所望の曲を示すコードが入力され、この曲の送信が要求される。これに応答してCPU11は、通信制御部17から基地局15を通じてサーバ(以下音楽サーバと称す)を呼び出し、所望の曲のコードを音楽サーバに送信し、この曲の送信を音楽サーバに要求する。
【0049】
音楽サーバでは、曲のコード及び曲の送信要求に応答して、まず携帯端末装置10の電話番号を利用して、携帯端末装置10のユーザを認証し、この後、曲のコードに基づいて、この曲を示す音声データを検索すると共に、この曲の曲名、歌詞、歌手、作詞家、作曲家等の表示情報を検索し、音声データ及び表示情報を基地局15を通じて携帯端末装置10へと送信する。
【0050】
携帯端末装置10では、音声データ及び表示情報を受信すると、音声データによって示される音声をスピーカ6から発音すると共に、表示情報をRAM13に記憶する。そして、CPU11は、この表示情報を解析して、例えば曲名及び歌手と、他の内容(音楽関連情報)を区別し、曲名及び歌手の格納位置と音楽関連情報の格納位置をRAM13に書き込む。この後、CPU11は、図19に示す様に曲名及び歌手を第1表示画面3に表示する。更に、フリップ2が開けられ、第2表示画面4が露出すると、CPU11は、開成検出部21の検出出力に応答して、音楽関連情報をRAM13から読み出し、図20に示す様に、この音楽関連情報を第2表示画面4に表示する。
【0051】
更に、携帯端末装置10をナビゲーションシステムとして用いる場合は、携帯端末装置10の操作制御ボタン8が操作されて、例えば目的地の地名が入力され、ナビゲーションシステムの起動が指示される。これに応答してCPU11は、位置検出部20を起動して、位置検出部20により携帯端末装置10の位置を検出させる。そして、CPU11は、通信制御部17から基地局15を通じてサーバ(以下経路検索サーバと称す)を呼び出し、目的地の地名と携帯端末装置10の位置を経路検索サーバに送信し、目的地までの経路の送信を経路検索サーバに要求する。
【0052】
また、CPU11は、図21に示す様に携帯端末装置10の位置(経度及び緯度)を第1表示画面3に表示する。尚、多数の地名とそれぞれの緯度及び経度を対応させたデータベースを携帯端末装置10に格納しておき、携帯端末装置10の経度及び緯度に対応する地名を該データベースから検索して、この地名を第1表示画面3に表示させても良い。
【0053】
経路検索サーバでは、目的地の地名と携帯端末装置10の位置、及び目的地までの経路の送信要求に応答して、周知のナビゲーションシステムを利用して、携帯端末装置10の位置から目的地までの経路の情報を検索し、この経路の情報を基地局15を通じて携帯端末装置10へと送信する。この経路の情報は、例えば目的地に到達するための順路(右折及び左折すべき位置)、及び携帯端末装置10の位置を記入した該装置10周辺の地図である。
【0054】
携帯端末装置10では、経路の情報を受信してRAM13に記憶する。CPU11は、経路の情報のうちの目的地に到達するための順路をRAM13から読み出し、この順路を第1表示画面3に表示する。例えば、「次の信号を右折」、あるいは「1K m先を左折」という様に、次に方向を変更する位置までの距離やその方向等を表示する。
【0055】
また、フリップ2が開けられ、第2表示画面4が露出すると、CPU11は、開成検出部21の検出出力に応答して、携帯端末装置10周辺の地図をRAM13から読み出し、図22に示す様に、この周辺の地図を第2表示画面4に表示する。この地図には、携帯端末装置10の位置が「◎」で記入されている。
【0056】
更に、携帯端末装置10のユーザが移動しているときには、定期的に、携帯端末装置10の位置が更新され、携帯端末装置10から経路検索サーバへのアクセスが行われて、経路情報が更新される。これに伴い、第1表示画面3の表示内容、及び第2表示画面4の地図も更新される。
【0057】
また、携帯端末装置10の操作制御ボタン8の操作により、地図の縮尺率を指定し、経路検索サーバから携帯端末装置10へと、指定された縮尺率の地図を示す経路情報を送信し、この地図を第2表示画面4に表示しても良い。
【0058】
尚、本発明は、上記実施形態に限定されるものでなく、多様に変形することができる。例えば、フリップ2の開閉にかかわらず、常に露出している第1表示画面を複数の表示画面に分割したり、フリップ2を閉じているときに、フリップ2により覆い隠される第2表示画面4を複数の表示画面に分割しても構わない。
【0059】
【発明の効果】
以上説明した様に本発明によれば、第1表示画面に第1情報を表示し、蓋体が開かれたことが開成検出手段によって検出されると、第2表示画面に第1情報に関連する第2情報を表示している。このため、第1表示画面の第1情報を見れば、蓋体を開かなくても、第2表示画面の第2情報を推定することができ、情報の確認や活用等を効率的に行うことができる。また、必要なときにだけ、蓋体が開かれて、第2表示画面による表示が行われるので、消費電力が節減される。
【0060】
また、本発明によれば、着信メッセージを受信したときに、着信メッセージの受信を知らせるための第1情報を第1表示画面に表示し、開成検出手段の出力に応答して、着信メッセージを第2情報として第2表示画面に表示している。このため、第1表示画面の第1情報から、第2表示画面の第2情報が着信メッセージであることを容易に推定することができ、着信メッセージの確認や活用等を効率的に行うことができる。
【0061】
更に、本発明によれば、Webにより検索された情報を受信したときに、検索された情報の受信を知らせるための第1情報を第1表示画面に表示し、開成検出手段の出力に応答して、検索された情報を第2情報として第2表示画面に表示している。このため、第1表示画面の第1情報から、第2表示画面の第2情報がWebにより検索されたものであることを容易に推定することができる。
【0062】
また、本発明によれば、広告を受信したときに、広告の受信を知らせるための第1情報を第1表示画面に表示し、開成検出手段の出力に応答して、広告を第2情報として第2表示画面に表示している。このため、第1表示画面の第1情報から、第2表示画面の第2情報が広告であることを容易に推定することができる。
【0063】
更に、本発明によれば、音楽を受信したときに、音楽の受信を知らせるための第1情報を第1表示画面に表示し、開成検出手段の出力に応答して、音楽に関する情報を第2情報として第2表示画面に表示している。このため、第1表示画面の第1情報から、第2表示画面の第2情報が音楽に関するものであることを容易に推定することができる。
【0064】
また、本発明によれば、携帯端末装置の位置を第1情報として第1表示画面に表示し、開成検出手段の出力に応答して、該携帯端末装置周辺の案内情報を第2情報として第2表示画面に表示している。このため、第1表示画面の第1情報から、第2表示画面に携帯端末装置周辺の案内情報が表示されることが分かる。
【0065】
更に、本発明によれば、常に露出している操作入力手段を操作することにより、常に露出している第1表示画面の表示内容を変更することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の携帯端末装置の一実施形態を示すブロック図である。
【図2】蓋体を閉じた状態の携帯端末装置の外観を示す平面図である。
【図3】蓋体を開いた状態の携帯端末装置の外観を示す平面図である。
【図4】蓋体を開いた状態の開成検出部を概略的に示す図である。
【図5】蓋体を閉じた状態の開成検出部を概略的に示す図である。
【図6】携帯端末装置の処理を示すフローチャートである。
【図7】メッセージ受信のときに携帯端末装置の第1表示画面に表示される内容を示す図である。
【図8】受信したメッセージの構造を示す図である。
【図9】携帯端末装置のアドレス情報データベースを示す図である。
【図10】メッセージ受信のときに携帯端末装置の第1表示画面に表示される他の内容を示す図である。
【図11】携帯端末装置の第1表示画面に表示されるメッセージの処理に関するメニューを示す図である。
【図12】メッセージ受信のときに携帯端末装置の第2表示画面に表示される内容を示す図である。
【図13】携帯端末装置の第1表示画面に表示される情報の閲覧に関するメニューを示す図である。
【図14】携帯端末装置の第1表示画面に表示される情報の閲覧に関する次のメニューを示す図である。
【図15】閲覧情報受信のときに携帯端末装置の第1表示画面に表示される内容を示す図である。
【図16】閲覧情報受信のときに携帯端末装置の第2表示画面に表示される内容を示す図である。
【図17】広告受信のときに携帯端末装置の第1表示画面に表示される内容を示す図である。
【図18】広告受信のときに携帯端末装置の第2表示画面に表示される内容を示す図である。
【図19】音楽受信のときに携帯端末装置の第1表示画面に表示される内容を示す図である。
【図20】音楽受信のときに携帯端末装置の第2表示画面に表示される内容を示す図である。
【図21】経路受信のときに携帯端末装置の第1表示画面に表示される内容を示す図である。
【図22】経路受信のときに携帯端末装置の第2表示画面に表示される内容を示す図である。
【符号の説明】
1 本体筐体
2 フリップ
3 第1表示画面
4 第2表示画面
5 ダイヤルキー
6 スピーカ
7 マイク
8 操作制御ボタン
9 アンテナ
10 携帯端末装置
11 中央処理装置(CPU)
12 ROM
13 RAM
14 音声入出力制御部
15 基地局
17 通信制御部
18 表示制御部
19 操作制御部
20 位置検出部
21 開成検出部

Claims (3)

  1. 本体部と蓋体部とが折り畳み可能に構成され、前記本体部の同一面に第1表示手段と第2表示手段とを備え、前記第1表示手段は前記蓋体部が折り畳まれているか否かにかかわらず露出し、前記第2表示手段は前記蓋体部が開かれたときに露出する携帯端末装置であって、
    前記蓋体部が折り畳まれているか否かを検出する検出手段と、
    メールの着信に際し、このメールの件名もしくは差出人の氏名を含む画面を前記第1表示手段に表示し、前記検出手段により前記蓋体部が折り畳み状態から開かれたことの検出に応答して、前記メールの本文を前記第2表示手段に表示する制御手段とを備えたことを特徴とする携帯端末装置。
  2. 前記蓋体部の折畳み内面側に設けられ、前記蓋体部が開かれたときに露出する操作キーを備えたことを特徴とする請求項1記載の携帯端末装置。
  3. 前記第2表示手段と前記操作キーとを前記携帯端末装置の長手方向に沿って配置したことを特徴とする請求項2記載の携帯端末装置。
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