JP3776012B2 - 電話機能内蔵携帯情報端末 - Google Patents

電話機能内蔵携帯情報端末 Download PDF

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  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)
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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は電話機能内蔵携帯情報端末に関し、特に複数の表示部を有する電話機能内蔵携帯情報端末に関する。
【0002】
【従来の技術および発明が解決しようとする課題】
特開平5 −62289 号公報、特開2001−5565号公報および特開2001−5594号公報には、第1の表示画面を有するコンピュータ等の情報機器本体を、第2の表示画面を有するリモートコントローラで操作する装置等が開示されている。
これらの例では、機器本体の第1の表示装置および遠隔操作用の第2の表示装置を備えているが、用途および情報の内容に応じて表示の切り換えを任意に行うことができなかった。
【0003】
また、特開平9 −247250号公報には、二つの表示領域を有し、第1の表示領域には、ファンクションキーとダイヤルキー、情報量の多いデータやメッセージなどを表示し、第2の表示領域には、受信感度、入力操作されたキーおよびメッセージなどを表示する装置が開示されている。
上記した従来技術では、第1の表示領域には情報量の多いデータやメッセージなどを表示するが、第2の表示領域には受信感度やキー表示などの情報量の少ないデータだけを表示するので、その用途が限定されていた。
【0004】
この発明は、上記の問題点に鑑みてなされたものであり、扱われる情報の質や量あるいは使用状況に応じて複数の表示画面を有効に活用できる電話機能内蔵携帯情報端末を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
この発明によれば、電話通信機能を有する通信部、各種のメッセージを含む情報を表示する第1表示部および接続部を有する携帯情報端末本体と、各種のメッセージを含む情報を表示する第2表示部を有し、接続部を介して携帯情報端末本体と電気的に接続されたとき、通信部と音声信号の入出力が行われる外部音声入出力部とからなり、さらに、携帯情報端末本体が、接続部に外部音声入出力部が接続されたか否かを検出する接続検出部と、第1表示部および第2表示部の表示を制御する表示制御部とを備え、表示制御部は、外部音声入出力部が接続部に接続されたことを接続検出部が検出したとき、第1表示部に表示する情報の少なくとも一部を第2表示部に表示させることを特徴とする電話機能内蔵携帯情報端末が提供される。
【0006】
すなわち、第1表示部に表示されている情報の内容に応じて、その情報の一部または全部を第2表示部に自動的に表示することができるので、第2表示部を第1表示部から離して配置する場合に、ユーザがより効率的に情報を収集・活用することができる。
また、携帯情報端末本体側で重複する不要な表示が行われないので、消費電力を抑えることができる。
【0007】
この発明の電話機能内蔵携帯情報端末本体は、電話通信機能を有する通信部と、発信モード、着信モード、通話モードおよび待機モードを含む通信モードを所定の手順に基づいて通信部に設定する通信モード設定部と、通信部が着信信号を受信したことを検出する着信検出部と、外部と通信部との間で音声信号の入出力を行う音声入出力部(スピーカおよびマイクロフォン)と、通信部に接続され、外部音声入出力部を着脱可能に接続する接続部と、外部音声入出力部が接続部に接続されたか否かを検出する接続検出部と、各種のメッセージを含む情報を画像表示する第1表示部と、通話ダイヤルを含む操作キーとを備えた携帯電話装置が挙げられる。
【0008】
表示部は、LCD(液晶ディスプレー)、ELD(エレクトロルミネッセンスディスプレー)およびLED(発光ダイオード)などを用いることができる。
接続部は、プラグ・ジャック等の着脱が簡単な機構が好ましい。
接続検出部は、外部音声入出力部が接続部に接続されたとき、表示制御部に電気信号を送る構成を有し、例えばプラグ・ジャック形式の接続部においては、プラグに対するジャックの挿抜によって接点が開閉するスイッチが挙げられる。
【0009】
この発明における外部音声入出力部は、携行と取扱いが容易なヘッドフォン形態のものが好ましい。このような外部音声入出力部としては、プラグ・ジャック形式の接続部に接続可能なジャック付きケーブルと、このケーブルに接続されたスピーカ(例えば、イヤフォン)と、小型マイクロフォンと、各種のメッセージを含む情報を画像表示する第2表示部(例えば、LCD)とを備えたヘッドフォンが挙げられる。
【0010】
この発明の携帯情報端末は、入出力等の動作制御や演算処理等を実行するCPUを備えることにより、電話機能以外の電卓機能や住所録、スケジュールを含む各種情報処理機能などをプログラムによって実行するよう構成してもよい。
この発明の携帯情報端末は、ラジオ、MDなどを内蔵することにより、電話通信機能に放送受信機能、録音/再生機能を付加することができる。
さらに、GPSやPHSなどとの通信により現在地の座標データ(経緯度データ)を得る通信部を内蔵することにより、携帯電話にパーソナルナビゲーション機能を付加することができる。
【0011】
表示制御部は、外部音声入出力部が接続部に接続されたとき、第1表示部に表示する情報を消去し、消去された情報を第2表示部に表示する。
このとき、第1表示部に表示され、消去されて第2表示部に表示される情報としては、電池残量および受信電波強度に関する情報や音楽の曲名、歌手および歌詞に関する情報が挙げられる。
【0012】
携帯情報端末本体が、少なくとも1つのキーからなる第1操作キーと、第1操作キーが押されたことを検出する第1キー検出部とをさらに備え、表示制御部は、外部音声入出力部が接続部に接続された状態で通信部が外部から情報を受信したとき、受信した情報の一部を第2表示部に表示し、その後、第1操作キーが押されたことを第1キー検出部が検出したとき、前記受信情報の残部を第1表示部に表示するので、ユーザが第2表示部に表示される受信情報の残部を確認することを望まない場合には、電力の消費を抑えることができる。
【0013】
上記のような受信情報の一部とその残部としては、電子メール情報を受信した際の電子メール情報の差出人および/または件名等と、電子メール情報の内容、すなわち、メッセージ文が挙げられる。また、株式情報を受信した際の受信情報の一部とその残部としては、指定銘柄の株価と、前記指定銘柄の詳細情報が挙げられる。
さらに、ナビゲーション情報を受信した際の受信情報の一部とその残部としては、現在地の位置座標または地名の情報と、周辺の地図情報が挙げられる。
この発明の携帯情報端末は、外部音声入出力部が、少なくとも1つのキーからなる第2操作キーと、第2操作キーが押されたことを検出する第2キー検出部とをさらに備え、表示制御部は、第2操作キーが押されたことを第2キー検出部が検出したとき、第1表示部に表示する情報の少なくとも一部を第2表示部に表示するので、携帯情報端末本体の操作キーを操作しなくても外部音声入出力部の第2操作キーで必要な情報を得ることができる。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下、図面に基づいてこの発明の実施の形態を説明するが、これらによってこの発明は限定されるものではない。
図1は、この発明の実施の一形態による電話機能内蔵携帯情報端末の正面図である。
【0015】
電話機能内蔵携帯情報端末20(以下、携帯情報端末20と称する)は、携帯電話内蔵携帯情報端末本体1(以下、端末本体1と称する)および外部音声入出力部としてのヘッドフォン2から構成される。
端末本体1には、第1操作キー3、第1表示部4、ダイヤルキー5、アンテナ6およびプラグ12の他に図示しないスピーカおよびマイクロフォンが配設されている。
【0016】
ダイヤルキー5は、各種操作を行うための入力部であり、電源キー、電話の発信操作(発呼操作)を行う発信キー、電話の発信時、電話番号を入力するための数字・記号キーを含むキーボードで構成されている。
ヘッドフォン2は、イヤフォン型のスピーカ7、小型マイクロフォン8、第2表示部9、第2操作キー10およびプラグ12に挿入され端末本体1と電気的な接続が可能なジャック11から構成されている。
【0017】
ここで、第1表示部4および第2表示部9は、LCDドライバーを有するLCDで構成される。
端末本体1の第1操作キー3およびヘッドフォン2の第2操作キー10で第1表示部4および第2表示部9の画面表示を操作することができる。
携帯情報端末20は、携帯電話機能に、ラジオ放送受信機能およびGPSとの通信により現在地の座標データ(経緯度データ)を得る通信部を内蔵したパーソナルナビゲーション機能が付加されている。
【0018】
図2は、接続部を構成する端末本体1のプラグ12とヘッドフォン2のジャック11の接続の方法を示す。ジャック11の先端はプラグ12に対して挿抜可能に接続される。
図3および図4は、プラグ12とジャック11との電気的接続を検出する機構を示す。
図3において、プラグ12は、挿入孔部21と、一端が挿入孔部21内に入出可能に配設された可動片22と、可動片22と接点25を形成する固定片23とから構成されている。
プラグ12が挿入孔部21に挿入されると、図4に示すように、接点25が開き、電気信号が後記の表示制御部に伝達される。
なお、プラグ12とジャック11は、上記の電気的接続を検出する機構を有する接点25の他に、図示しない複数の接点を有し、これらの接点を介して端末本体1とヘッドフォン2との間で電力供給および信号の伝送が行われる。
図5は、ヘッドフォン2が端末本体1に接続された際の携帯情報端末20を示す。
【0019】
図6は、携帯情報端末20のブロック図である。
図6において、CPU51は、携帯電話機能、ラジオ放送受信機能およびナビゲーション機能の各機能を実現するための演算処理部である。ROM52は、プログラムなどの読み出し専用のデータを格納する領域であり、RAM53は、電話番号やメッセージなどの更新可能なデータを格納する領域である。
【0020】
音声入出力制御部54は、マイク8から入力された音声情報の制御やスピーカ7への音声情報出力の制御を行う。通信制御部57は、電話機能内蔵携帯情報端末で必要となる通信機能の制御を行い、かつアンテナ6を経由して各種のサーバ等に接続される基地局65との通信を行う。
表示制御部59は、第1表示部4および第2表示部9への表示および表示の切り換えを制御するとともに、これらの表示部4、9の電源のOFF 動作などを行う。
操作制御部62は、第1操作キー3、ダイヤルキー5などの入力を制御し、ユーザからの入力を検出する。
【0021】
携帯情報端末20を用いて通常の通話の操作を行う場合には、図1に示すように、ヘッドフォン2を端末本体1に接続しない状態で使用する。この場合、第1表示部4とダイヤルキー5とを用いた送受信の操作が可能である。
電話の待ち受け状態(以下、「通話待ち受け時」と称する)では、第1表示部4に、端末本体1の電池残量および受信電波強度等の情報が表示される。
携帯情報端末20を用いて通話を行う場合あるいは音楽を聴く場合には、図5に示すように、ヘッドフォン2を端末本体1に接続した状態で使用する。
【0022】
上記のようにヘッドフォン2が端末本体1に接続されたとき、第1表示部4に表示されていた電池残量および受信電波強度等の機器使用情報が、第2表示部9に自動的に表示される。このとき、第1表示部4に表示されていた機器使用情報は、表示画面4上で一旦消される。ただし、操作ボタン3を操作することにより、第1表示部4に全ての情報を表示させることができる。
また、ユーザが端末本体1をポケットなどに入れて携帯情報端末20を携行する際、ヘッドフォン2の第2操作キー10を操作すれば、第2表示部9に対する操作を行うことができる。
【0023】
携帯情報端末20における、端末本体1にヘッドフォン2を接続して行う表示内容の更新手順および通話待ち受け時の第1表示部4と第2表示部9の表示内容の更新手順を以下に例示する。
図7は、端末本体1にヘッドフォン2を接続したときに、メッセージを受信する際のフローチャートである。
【0024】
まず、端末本体1にヘッドフォン2が接続される場合について説明する。
通話待ち受け時(ステップS1)には、図1に示すように第1表示部4に電池残量、受信電波強度等の情報を表示する(ステップS2)。
ユーザが通話を行うために端末本体1にヘッドフォン2を接続すると(ステップS3)、図4に示した様に、挿入孔部21に挿入されたジャック11によって、可動片22と可固定片23の接点25が開き、ヘッドフォン2が接続されたことを検出する(ステップS4)。
この接続検出信号に基づいて表示制御部59は、図1に示すように、第1表示部4に表示されていた前記の情報を消し、図5に示すように、第2表示部9に前記情報を表示する(ステップS5)。
【0025】
ユーザがネットワーク経由などで音楽を端末本体1で受信し、ヘッドフォン2からその音楽を聴くためにヘッドフォン2が接続されると、上記と同様に、接続検出信号に基づいて表示制御部59は、第1表示部4に表示されていた曲名や歌手、歌詞などの音楽情報を消し、図8に示すように、第2表示部9に前記の音楽情報を表示する。
【0026】
次に、ヘッドフォン2が接続された状態でメッセージを受信する場合について示す。メッセージを蓄積および配信するサーバ(以下、「メッセージ配信サーバ」と称する)は、ユーザヘのメッセージが配送されてくると、自動的に携帯情報端末20に対してそのメッセージを送信する。
【0027】
通信制御部57によってメッセージ配信サーバとの通信経路が確立されると、メッセージ配信サーバから上記メッセージが送信され、そのメッセージを受信する(ステップS6)。
この時点で、第2表示部9に対して、図9に示すように、受信メッセージが存在することを表示させることが可能である。
【0028】
受信したメッセージは、一旦、RAM53に書き込まれる。
図10は着信したメッセージの一例を示す。図10に示すように、このメッセージは、主にヘッダ領域71と本文領域72とから構成されており、さらにヘッダ領域71には差出人や件名、日付などが含まれる。
CPU51は、RAM53に格納された受信メッセージを解析し(ステップS7)、これらを各要素に分割して、ヘッダ領域71の差出人、件名あるいは日付などのヘッダ情報や、本文領域72のデータ格納位置をRAM53に書き込む(ステップS8)。
【0029】
さらに、受信メッセージに関する情報(以下、「メッセージ受信情報」と称する)を第2表示部9に表示するために、以前にユーザが設定した表示内容に関する設定情報を取得し、その情報に基づいて表示に必要な情報を取得し、その情報の整形を行う(ステップS9)。
その際、ヘッダ領域71の差出人のメールアドレス73から名前を検索する必要があるかもしれない。その場合には、RAM53に格納されているアドレス情報データベースから検索を行う。アドレス情報データベースの一例を図11に示す。
【0030】
前記情報の整形が終わると、第2表示部9に対してメッセージ受信情報の表示を行う(ステップS10)。
ユーザが着信メッセージの差出人と件名を第2表示部9に表示するように予め設定していた場合には、例えば図12に示すように、メッセージの差出人81と件名82を第2表示部9に表示することになる。
ここで、ユーザが第1操作キー3によりキー入力を行うと(ステップS11)、例えば図13に示すように、第1表示部4に前記メッセージの本文が表示される(ステップS12およびステップS13)。
【0031】
同様に、通話待ち受け時には、プッシュダウンスタック形式のメッセージとして基地局65から株価情報が自動的に送信される。その場合、送信されてきた株価情報からインデックス形式の簡単な情報(銘柄の速報値)と詳細な情報(各種指標、グラフ)を抽出してRAM53に書き込み、さらに、簡単な情報、例えば図14に示すように、銘柄名と現在の株価を第2表示部9に表示する。
ユーザが詳細な株価情報を所望する場合には、第1操作キー3を操作して第1表示部4を立ち上げることにより、例えば図15に示すように、選択された指定銘柄の詳細な情報をRAM53から読み出して第1表示部4に表示することができる。
【0032】
携帯情報端末本体1が、ヘッドフォン2が接続された状態でGPS による位置情報を基地局65から受信した際に、第2表示部9にGPS により受信した座標や地名の情報を表示し、携帯情報端末本体1の特定のキーが押されたことを検出することにより、第1表示部4に周辺の地図の情報を表示することができる。
例えば図16に示すように、GPS により得られた位置情報(緯度、経度の座標や地名などの情報)を第2表示部9に表示する。
この例では、得られた位置情報を利用してナビゲーションシステムを携帯情報端末20に構築する場合を説明する。
まず、ユーザが目的地を入力あるいは選択する。携帯情報端末20はその通信機能を利用し、ネットワーク経由で目的地までの経路を検索するサーバ(以下、「経路検索サーバ」と称する)に対して、目的地までの経路情報送信要求を行う。
【0033】
経路検索サーバでは、携帯情報端末20から送信されてきたメッセージに基づいて現在地と目的地を抽出し、目的地までの経路の検索を行う。検索した結果として、目的地までの経路で右折や左折などの行動をおこすべきポイント(以下、「行動ポイント」と称する)や現在地周辺の地図などを携帯情報端末20に送信する。そのメッセージを受けた携帯情報端末20は、行動ポイントを含む経路情報と地図をRAM53に書き込み、第2表示部9に経路情報を表示する。
表示される経路情報としては、例えば、「次の信号を右折」あるいは「1km先を左折」のような情報が挙げられる。
【0034】
次いで、行動ポイントまでの距離とそのときの行動について表示を行う。
ここで、ユーザが第2表示部9に表示された情報だけでは情報が不足していると感じた場合には、第1操作キー3を押すことにより、経路情報を第2表示部9に表示した状態で第1表示部4に現在地周辺の地図を表示する。
図17は、第1表示部4に表示された現在地周辺の地図の一例を示す。
【0035】
さらに、ユーザが移動している場合にはナビゲーションシステムにおける現在地は常に移動するので、携帯情報端末20はその通信機能を利用して随時、例えば定期的に、経路検索サーバへ接続し、現在地周辺の地図を更新する。
また、ユーザが縮尺の異なる地図などの、より広範囲な情報を必要とする場合には、前記と同様に通信機能を利用して上記の広範囲な情報を経路検索サーバから取得し、第1表示部4または第2表示部9などに表示させることができる。
【0036】
前記の実施の形態で示したように、携帯情報端末20では、基本的に第1表示部4を主にして情報を表示し、ユーザの必要に応じてキー操作等を行うことにより、ユーザはより効率的に情報を収集・活用することができる。
また、第1表示部4と第2表示部9は、重複するような不要な表示や、小さい表示画面に対して大量の情報の表示が行われないよう構成されているので、消費電力を抑えることができるとともに、使用状況に応じて必要な情報だけを迅速に提供することができる。
【0037】
【発明の効果】
この発明では、第1表示部に表示されている情報の内容に応じて、その情報の一部または全部を第2表示部に自動的に表示することができるので、第2表示部を第1表示部から離して配置する場合に、ユーザがより効率的に情報を収集・活用することができる。
また、携帯情報端末本体側で重複する不要な表示が行われないので、消費電力を抑えることができる。
この発明では、扱われる情報の質や量あるいは使用状況に応じて複数の表示画面を有効に活用できる電話機能内蔵携帯情報端末を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の一形態による電話機能内蔵携帯情報端末の正面図である。
【図2】図1の端末本体とヘッドフォンの接続部を示す斜視図である。
【図3】図1の端末本体内のヘッドフォンとの接続部を示す断面図である。
【図4】図3の接続部にヘッドフォンを接続した状態を示す断面図である。
【図5】図1の端末本体にヘッドフォンを接続した状態を示す図である。
【図6】図1の携帯情報端末の制御ブロック図である。
【図7】端末本体にヘッドフォンを接続した状態でメッセージを着信したときのフローチャートである。
【図8】この発明の携帯情報端末に音楽情報を表示した際に第2表示部に表示されるメッセージの一例である。
【図9】この発明の携帯情報端末でメッセージを受信した際に第2表示部に表示される情報の一例である。
【図10】図9のメッセージを表示したときに、第1表示部に表示される情報の一例である。
【図11】この発明の携帯情報端末でメッセージを受信した際に表示画面に表示される差出人検索用アドレス情報データベースの一例である。
【図12】この発明の携帯情報端末でメッセージを受信した際に第2表示部に表示される情報の一例である。
【図13】図12の情報を表示したときに、第1表示部に表示されるメッセージの一例である。
【図14】この発明の携帯情報端末で株価情報を受信した際に第2表示部に表示される情報の一例である。
【図15】図14の情報を表示したときに、第1表示部に表示される株価詳細情報の一例である。
【図16】この発明の携帯情報端末でGPS に基づく位置情報を受信した際に第2表示部に表示される情報の一例である。
【図17】図16の情報を表示したときに、第1表示部に表示される周辺地図情報の一例である。
【符号の説明】
1 端末本体(携帯電話内蔵携帯情報端末本体)
2 ヘッドフォン(外部音声入出力部)
3 第1操作キー
4 第1表示部
5 ダイヤルキー
6 アンテナ
7 スピーカ
8 マイク
9 第2表示部
10 第2操作キー
11 ジャック
12 プラグ(接続部)
20 携帯情報端末(電話機能内蔵携帯情報端末)

Claims (10)

  1. 電話通信機能を有し、外部からメッセージを含む情報を受信する通信部、受信した情報を記憶する記憶部、記憶されたメッセージを含む情報を表示する第1表示部および接続部を有する携帯情報端末本体が受信した情報に含まれる一部のメッセージを表示する第2表示部を有するヘッドフォン部と接続されるものであり、
    さらに、前記携帯情報端末本体が、前記接続部に前記ヘッドフォン部が接続されたか否かを検出する接続検出部と、前記第1表示部および前記第2表示部の表示を制御する表示制御部とを備え、前記表示制御部は、前記ヘッドフォン部が前記接続部に接続されたことを接続検出部が検出したとき、前記第1表示部に表示された前記メッセージを含む情報を消去し、前記一部のメッセージを前記第2表示部に表示させるよう制御することを特徴とする携帯情報端末本体。
  2. 前記通信部が外部から受信する情報がメッセージ配信サーバからのメッセージであって、前記メッセージの一部が差出人および/または件名であり、前記メッセージの他の部分は本文であることを特徴とする請求項1記載の携帯情報端末本体。
  3. 前記通信部が外部から受信する情報が株価情報であって、前記株価情報の一部が銘柄の速報値であり、前記株価情報の他の部分は銘柄の詳細情報であることを特徴とする請求項1記載の携帯情報端末本体。
  4. 前記通信部が外部から受信する情報が経路検索サーバからのメッセージであって、前記メッセージの一部は、GPSにより受信した位置座標または地名の情報であり、前記メッセージの他の部分は地図であることを特徴とする請求項1記載の携帯情報端末本体。
  5. 前記通信部が外部から受信する情報がネットワーク経由の音楽情報であって、前記音楽情報の一部が曲名、歌手名、歌詞の何れかの音楽情報であり、前記音楽情報の他の部分は音楽であることを特徴とする請求項1記載の携帯情報端末本体。
  6. 携帯情報端末本体が、少なくとも1つのキーからなる第1操作キーと、第1操作キーが押されたことを検出する第1キー検出部とをさらに備え、
    前記表示制御部は、前記ヘッドフォン部が前記接続部に接続された状態で前記通信部が外部からメッセージを含む情報を受信したとき、受信したメッセージを含む情報の一部を前記第2表示部に表示し、その後、前記第1操作キーが押されたことを前記第1キー検出部が検出したとき、前記受信した情報の残部を前記第1表示部に表示させるよう制御する請求項1に記載の携帯情報端末本体。
  7. 前記第2表示部に表示される情報が、前記通信部が外部のメッセージ配信サーバから受信するメッセージの一部である差出人および/または件名であり、前記第1表示部に表示される情報が、前記メッセージの残部であって本文である請求項に記載の電話機能内蔵携帯情報端末。
  8. 前記第2表示部に表示される情報が、前記通信部が外部から受信する株価情報の一部である銘柄の速報値であり、前記第1表示部に表示される情報が、前記株価情報の残部であって指定銘柄の詳細情報である請求項に記載の電話機能内蔵携帯情報端末。
  9. 前記第2表示部に表示される情報が、前記通信部が外部から受信する経路検索サーバからのメッセージの一部であるGPSによる位置座標または地名の情報であり、前記第1表示部に表示される情報が、前記経路検索サーバからのメッセージの残部であって周辺の地図情報である請求項に記載の電話機能内蔵携帯情報端末。
  10. 前記ヘッドフォン部が、少なくとも1つのキーからなる第2操作キーと、第2操作キーが押されたことを検出する第2キー検出部とをさらに備え、
    前記表示制御部は、前記第2操作キーが押されたことを前記第2キー検出部が検出したとき、前記第1表示部に表示する情報の少なくとも一部を前記第2表示部に表示させるよう制御する請求項1またはに記載の電話機能内蔵携帯情報端末。
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