JP2002033819A - 通信装置 - Google Patents

通信装置

Info

Publication number
JP2002033819A
JP2002033819A JP2000215821A JP2000215821A JP2002033819A JP 2002033819 A JP2002033819 A JP 2002033819A JP 2000215821 A JP2000215821 A JP 2000215821A JP 2000215821 A JP2000215821 A JP 2000215821A JP 2002033819 A JP2002033819 A JP 2002033819A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
history information
memory
communication history
communication
information
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000215821A
Other languages
English (en)
Inventor
Ryota Kawakami
亮太 川上
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Kokusai Electric Inc
Original Assignee
Hitachi Kokusai Electric Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Kokusai Electric Inc filed Critical Hitachi Kokusai Electric Inc
Priority to JP2000215821A priority Critical patent/JP2002033819A/ja
Publication of JP2002033819A publication Critical patent/JP2002033819A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)
  • Telephone Function (AREA)
  • Telephonic Communication Services (AREA)
  • Facsimile Transmission Control (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 不要な通信履歴情報を保持することなくメモ
リ容量の有効利用を実現し、また、ダミー通信履歴情報
からユーザが必要に応じて真の通信履歴情報を得ること
ができる通信装置を提供する。 【解決手段】 通信履歴情報を格納するメモリ5と、通
信履歴を表示出力する表示部7とを有した通信装置であ
り、操作部6から通信履歴情報のメモリへの格納を禁止
するモード設定をユーザから受け付ける、通信処理で取
得した通信履歴情報をメモリ5に格納することなく破棄
する。また、取得した通信履歴情報を内容が異なるダミ
ー通信履歴情報に変換27し、真の通信履歴情報とダミ
ー通信履歴情報とを関連付けてメモリ5に格納し、通常
はダミー通信履歴情報を表示部に表示出力し、ユーザか
らの暗証情報の入力に応じて真の通信履歴情報を表示部
に表示出力する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、携帯電話機、据置
式電話機、通信端末としてのパーソナルコンピュータや
モバイルツールなどを始めとした通信装置に関し、特
に、発信や着信に際して取得する通信履歴情報をユーザ
の選択により秘密状態に保持することができる機能を備
えた通信装置に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば携帯電話機には、頻繁に利用する
電話番号を名前(文字、数字、記号等の組合せ)ととも
にメモリに数百件程度登録することができる機能を有し
ており、予めメモリ登録しておくとユーザは少ないキー
操作にて目的の電話番号を簡単に呼び出して発信を行う
ことができるようになっている。そして、このメモリか
らより所望の電話番号を呼び出して発信する際には、呼
び出した電話番号及び名前を発信履歴情報としてメモリ
に記憶するようにしており、相手が話中等でもう一度電
話を掛け直すときには、ユーザはこの発信履歴情報を用
いて少ないキー操作にて電話を掛け直すことができるよ
うになっている。
【0003】また、着信の際には、発信者電話番号通知
サービスによって相手の電話番号が通知されてくればそ
の番号を液晶等の表示画面に表示し、更に、この通知さ
れた相手の電話番号と予めメモリ登録してある電話番号
とを比較して、一致する電話番号があった場合にはその
名前(文字、数字、記号等の組合せ)も画面表示するよ
うにして、ユーザが着信応答する前に発信者が誰である
かを知ることができるようになっている。更に、着信の
際に、通知された相手の電話番号(予め登録してあるメ
モリダイヤルの電話番号と一致するものがあればその名
前も)を着信履歴情報としてメモリに記憶するようにし
ており、誰から着信があったかを通信終了後に確認する
ことができるようにもなっている。
【0004】ここで、従来の携帯電話機においても、他
人に知られたくないメモリダイヤルを秘密保持設定する
ことができるシークレットモードを有しており、他人に
知られたくないメモリダイヤルをシークレットモードに
設定しておくことにより、ユーザのみが知っている暗証
番号を入力しない限り、そのメモリダイヤル内容を呼び
出して表示画面に表示することができないようになって
いる。
【0005】ここで、従来の携帯電話機における通信履
歴情報の記憶処理を説明する。まず、発着信に係る通信
履歴情報は携帯電話機に備えられたメモリに格納記憶さ
れるが、従来では図5に示すように、電話番号とその相
手の名前とを1セットとした通信履歴情報がメモリの履
歴情報領域に格納されていた。
【0006】そして、従来の携帯電話機における発信履
歴情報の記憶処理では、図6に示すように、所望の発信
先電話番号とその相手の名前とがメモリの電話番号登録
領域に予め記憶されている場合には(ステップS1)、
ユーザがボタンを操作して発信先電話番号を呼び出して
通話ボタン(発信ボタン)を押下すると(ステップS
2)、当該発信先電話とその名前とがメモリの履歴情報
領域に発信履歴情報として記憶され(ステップS3)、
携帯電話機の通信部によって当該発信先電話への発信処
理が行われる(ステップS4)。一方、メモリの登録電
話番号を用いない場合には、ユーザが番号ボタンを操作
して発信先電話番号を入力して通話ボタンを押下すると
(ステップS5)、当該発信先電話がメモリの履歴情報
領域に記憶され(ステップS6)、通信部によって当該
発信先電話への発信処理が行われる(ステップS4)。
【0007】また、従来の携帯電話機における着信履歴
情報の記憶処理では、図7に示すように、着信があると
(ステップS11)、発信者電話番号通知がなされてい
る場合には(ステップS12)、通知された発信者電話
番号がメモリに電話番号登録されているかが判定され
(ステップS13)、電話番号登録されていれば更に当
該電話番号にシークレットモードの設定がなされている
かが判定され(ステップS14)、シークレットモード
設定がなければ、当該発信先電話とその名前とがメモリ
の履歴情報領域に着信履歴情報として記憶されるととも
に携帯電話機の表示画面に表示され(ステップS1
5)、ベルを鳴動するなどしてユーザに対して着信して
いることを知らせる呼び出し処理が行われる(ステップ
S16)。
【0008】一方、発信者電話番号通知がなされていな
い場合には(ステップS12)、メモリの履歴情報領域
に非通知である旨の着信履歴情報が記憶されるとともに
表示画面に表示され(ステップS17)、ユーザに対す
る呼び出し処理が行われる(ステップS16)。また、
通知された発信者電話番号がメモリに電話番号登録され
ていない場合(ステップS13)や、シークレットモー
ドの設定がなされている場合(ステップS14)には、
当該発信先電話がメモリの履歴情報領域に着信履歴情報
として記憶されるとともに表示画面に表示され(ステッ
プS18)、ユーザに対する呼び出し処理が行われる
(ステップS16)。
【0009】なお、特開平9―153946号公報に記
載されるように、ユーザが表示画面に表示したくない電
話番号をメモリに登録しておき、当該電話番号からの着
信があったときにはそれをカモフラージュ用の他の電話
番号に代えて画面表示する電話機も提案されている。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】このように発信者電話
番号通知を行う通信に用いる電話機では、プライバシー
の保護などの観点から、発信者番号やその発信者の名前
などをユーザの設定により表示出力しないようにするシ
ークレットモードが必要である。しかしながら、従来の
シークレットモードにあっては、表示したくない電話番
号を個々に設定しておく必要があるため設定操作が煩雑
であり、また、このようにシークレットモードに設定し
た電話番号についても着信があったときには、画面表示
しないにもかかわらず着信履歴情報をメモリに格納する
ため不要な情報格納によってメモリ容量が無駄になって
しまうという問題があった。
【0011】また、上記の従来発明のように、シークレ
ットモードに設定した電話番号を全く表示しないのでは
なく、カモフラージュ用の他の電話番号に代えて表示す
る方法では、ユーザはカモフラージュ用の電話番号の表
示を見ることによってシークレットモードに設定した発
信者からの着信があったことを他人に知られることなく
知ることができて便利であるが、真の発信者電話番号を
カモフラージュ用電話番号に変換してしまうため、カモ
フラージュ用電話番号から真の電話番号を知ることがで
きず、電話番号を忘れてしまった場合などでは極めて不
便であり、また、着信履歴を用いて発信者に電話を掛け
直すこともできないという問題があった。
【0012】本発明は、上記従来の事情に鑑みなされた
もので、画面表示しない通信履歴情報をメモリに格納保
持しておくことの不合理をなくし、メモリ容量の有効利
用を実現し、更に言えば、例えば不要な通信履歴情報を
ユーザが操作してメモリからの消去処理をしなければな
らないと言ったような操作の煩雑さを解消する通信装置
を提供することを目的としている。また、本発明は、真
の発信者電話番号を変換したカモフラージュ用のダミー
通信履歴情報から、ユーザが必要に応じて真の通信履歴
情報を得ることができる通信装置を提供することを目的
としている。なお、本発明の更なる目的は、以下の説明
において明らかなところである。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明に係る通信装置
は、携帯電話機や据置式電話機、無線や有線によって情
報通信をする機能を有した情報端末装置、更には、イン
ターネットなどの通信ネットワークを介してメールなど
の情報通信を行う情報処理装置を広く含むものである。
【0014】そして、本発明の特徴としては、通信履歴
情報を格納するメモリと、当該通信履歴を表示出力する
表示部とを有した通信装置において、通信履歴情報のメ
モリへの格納を禁止するためのモード設定入力をユーザ
から受け付ける入力部と、当該禁止モードが設定された
通信処理で取得した通信履歴情報をメモリに格納するこ
となく破棄する通信履歴処理部と、 を有するものであ
る。したがって、ユーザが禁止モードに設定した場合に
は、発信を行った時の発信履歴情報や着信した時の着信
履歴情報はメモリに格納されず、例えば、或る時間の間
は通信履歴情報は上記のシークレットモードと同じよう
に画面表示しないようにすることができるとともに、こ
のように画面表示しない通信履歴情報の格納によってメ
モリ容量を無駄に消費してしまうことを回避することが
できる。
【0015】また、本発明の特徴としては、通信履歴情
報を格納するメモリと、当該通信履歴を表示出力する表
示部とを有した通信装置において、通信処理で取得した
通信履歴情報を内容が異なるダミー通信履歴情報に変換
する変換処理部と、通信処理で取得した通信履歴情報と
変換されたダミー通信履歴情報とを関連付けてメモリに
格納する格納処理部と、予め設定した暗証情報をユーザ
から受け付ける入力部と、メモリに格納されたダミー通
信履歴情報を表示部に表示出力し、暗証情報の入力に応
じてダミー通信履歴情報に関連付けられた変換前の通信
履歴情報を表示部に表示出力する表示処理部と、を有す
るものである。したがって、相手の電話番号、相手の名
前、相手のメールアドレス、相手のIDなどと言った情
報要素を含む通信履歴情報をダミー通信履歴情報に代え
て画面表示することにより個人のプライバシー保護を図
ることができるとともに、ユーザは必要に応じて真の通
信履歴情報を取得することができる。
【0016】
【発明の実施の形態】本発明を、発信者電話番号通知を
行う通信システムで用いられる携帯電話機に適用した一
実施形態を用いて具体的に説明する。図1には本例に係
る携帯電話機の構成を示してあり、無線通信用のアンテ
ナ10を備えた無線部1、無線通信する情報中の音声情
報をベースバンド処理するベースバンド部2、無線通信
する情報中の音声情報を符復号処理する音声処理部3、
無線通信する情報中の発信者電話番号情報に基づく通信
履歴情報処理や携帯電話機の種々な機能の制御処理を行
う制御部4、登録した電話番号やその名前などの登録情
報を保持する領域と通信履歴を保持する領域とを有した
メモリ(データ部)5、ユーザからの操作入力を受け付
ける番号ボタン、機能ボタン、ジョイスティックなどを
備えた操作部6、通信履歴情報などをユーザに対して提
示する液晶板画面などを備えた表示部7、着信があった
ときにこれをユーザに対して報知するブザー、発光ダイ
オード、バイブレータなどを備えた呼出し部8を有して
いる。
【0017】より詳しくは、無線部1は、所定の周波数
での無線通信処理を行う高周波部11と、無線通信情報
を変復調処理するモデム12とを有しており、所定の周
波数帯で情報の無線送受信を行う。音声処理部3は、受
信したデジタル音声情報を復号化し送信するデジタル音
声情報を符号化する音声コーディック30と、復号され
た受信音声情報をアナログ情報に変換するD/A変換器
31と、このアナログ音声情報を増幅するアンプ32
と、増幅された受信音声情報を出力するスピーカ33
と、ユーザからの送信音声情報を取得するマイクロホン
34と、取得した送信音声情報を増幅するアンプ35
と、この送信音声情報をデジタル情報に変換して音声コ
ーディック30へ出力するA/D変換器36とを有して
おり、通信する音声情報のユーザインタフェースを成す
とともに、無線通信に係る符復号処理やアナログ―デジ
タル変換処理を行う。
【0018】制御部4は、発信や着信の処理を行う発着
呼処理部20と、操作部6から受け付けた入力に基づく
制御を行う操作制御部21と、表示部7に対する表示制
御を行う表示制御部22と、ユーザからの操作入力に応
じて回線への無線通信を切断処理する切断処理部23
と、ユーザからの操作入力に応じてメモリ5に登録され
ている電話番号等の情報を検索するメモリダイヤル検索
処理部24と、発信処理を行った際の発信履歴を取得し
てメモリ5の通信履歴情報領域に格納する発信履歴処理
部25と、着信処理を行った際の着信履歴を取得してメ
モリ5の通信履歴情報領域に格納する着信履歴処理部2
6と、ダミー通信履歴情報への変換処理を行う番号置換
処理部27と、モード設定制御などの種々な制御処理を
行うその他の処理部28とを備えており、本発明の特徴
点であるダミー通信履歴情報と真の通信履歴情報との切
り替えや不要な通信履歴情報の破棄を行う。
【0019】メモリ5は、その電話番号登録領域には従
来と同様に操作部6からユーザによって入力された電話
番号やその相手先の名前を多数記憶格納し、また、その
通信履歴情報領域には図2に示すように番号置換処理部
27によって置換する前の真の通信履歴情報(置換前電
話番号データと置換前名前データ)と置換後のダミー通
信履歴情報(置換後電話番号データと置換後名前デー
タ)とを含んで1レコードとされた複数の通信履歴情報
を記憶格納する。すなわち、通信処理で取得した発信や
着信に係る真の通信履歴情報と変換されたダミー通信履
歴情報とが関連付けてメモリ5に格納される。ここで、
真の通信履歴情報にはメモリアクセス部28(その他の
処理部)によって読み出し制限が加えられており、真の
通信履歴情報をメモリ5から読み出して表示部7に画面
表示するためには、ユーザが予め設定した暗証番号を操
作部6から入力しなければならず、このような暗証番号
を入力しない場合にはダミー通信履歴情報だけがメモリ
5から読み出されて表示部7に画面表示される。
【0020】なお、番号置換処理部26によって提供さ
れるダミー通信履歴情報は種々な態様とすることがで
き、例えば、履歴情報を成す電話番号及び名前の全ての
文字や数字を*などの記号に変更する、予め用意したダ
ミー情報をあてがう、予め用意した複数のダミー情報の
内から順次選択してあてがう、或るルールによって文字
や数字をコードデータを変更してその都度生成する、と
言った態様が用いられる。また、通信履歴情報は電話番
号、その相手名、その相手ID等の或る相手を識別し得
る情報であればよく、また、通信履歴情報を電話番号な
どの識別情報要素を複数含んだものとしても、或る1つ
の識別情報要素だけを含んだものとしてもよい。
【0021】次に、本例の携帯電話機による主な処理動
作を説明する。図3には発信履歴情報をメモリ5に記憶
格納する際の処理手順を示してある。まず、ユーザが操
作部6を操作してメモリダイヤル検索処理部24により
メモリ5に予め登録されている(なお、リダイヤル等も
含む)所望の電話番号(メモリダイヤル)を呼び出し
(ステップS21)、操作部6の通話ボタン(発信ボタ
ン)が押下されると(ステップS22)、発信履歴処理
部25が当該電話番号(或いは、対応する名前)に対し
てシークレットモードの設定がなされているかを判定し
(ステップS23)、シークレットモードに設定されて
いる場合には、更に、ユーザによる操作部6の操作で履
歴未登録モード(禁止モード)に設定されているかを判
定し(ステップS24)、履歴未登録モードに設定され
ていない場合には、更に、番号置換処理部27がユーザ
による操作部6の操作で履歴置換モードに設定されてい
るかを判定する(ステップS25)。
【0022】この結果、シークレットモードで、且つ、
履歴未登録モードではなく、且つ、履歴置換モードであ
る場合には、当該呼出した電話番号及びその名前を、メ
モリアクセス部28(その他の処理部)が図2に示した
ようにメモリ5に設けた発信履歴情報領域の置換前電話
番号データエリア及び置換前名前データエリアにそれぞ
れ格納し(ステップS26)、更に、番号置換処理部2
7が当該呼出した電話番号及びその名前(識別情報)を
ユーザ設定可能な予め設定してあるダミー情報に変換し
(ステップS27)、メモリアクセス部28がこれら電
話番号と名前とのダミー情報を図2に示した置換後電話
番号データエリア及び置換後名前データエリアにそれぞ
れ格納し(ステップS28)、発着呼処理部20が当該
呼出した電話番号への発呼制御処理を行う(ステップS
29)。すなわち、ユーザが履歴置換モードに設定する
ことにより、メモリ5には発信履歴情報として真の電話
番号及び名前とこれらのダミー情報とが保持され、そし
て、ダミー情報についてはメモリ5から読み出して表示
部7に画面表示することは自由であるが、真の発信履歴
情報についてはユーザからの暗証番号の入力がなければ
読み出し表示されない。
【0023】なお、メモリダイヤルの呼び出しを行わず
に、ユーザが操作部6の番号ボタンを押下して相手の電
話番号を入力して(ステップS21)、通話ボタンを押
下した場合には(ステップS30)、当該入力された電
話番号をメモリアクセス部28が発信履歴情報領域の置
換前電話番号データエリアに格納し(ステップS3
1)、発着呼処理部20が当該電話番号への発呼制御処
理を行う(ステップS29)。また、シークレットモー
ドへの設定がなされていない場合には(ステップS2
3)、ダミー情報への変換処理を行うことなく、メモリ
5から呼出した電話番号及びその名前をメモリアクセス
部28が発信履歴情報領域の置換前電話番号データエリ
ア及び置換前名前データエリアにそれぞれ格納し(ステ
ップS28)、発着呼処理部20が当該呼出した電話番
号への発呼制御処理を行う(ステップS29)。
【0024】また、履歴未登録モードに設定されている
場合には(ステップS24)、ダミー情報への置換処理
を行わないばかりか、メモリダイヤルから呼出した電話
番号及び名前を発信履歴情報としてメモリ5に一切記憶
することなく、発着呼処理部20が当該呼出した電話番
号への発呼制御処理を行い(ステップS29)、当該電
話番号及び名前は破棄される。したがって、ユーザが履
歴未登録モードに設定することにより、メモリ5には発
信履歴情報が記憶されず、ユーザの任意の設定操作によ
り不要な発信履歴情報の格納によりメモリ容量が浪費さ
れることを回避することができる。なお、本例ではシー
クレットモードに設定された状態で更に履歴未登録モー
ドへの設定がなされるようにしているが、シークレット
モードへの設定の有無に関わらず、履歴未登録モードへ
の設定に基づくメモリ格納禁止処理を行ってもメモリ容
量の浪費を回避することができる。
【0025】また、シークレットモードに設定された状
態であっても、履歴置換モードに設定されていない場合
には(ステップS25)、メモリダイヤルから呼出した
電話番号だけをメモリアクセス部28が発信履歴情報領
域の置換前電話番号データエリアに格納し(ステップS
31)、発着呼処理部20が当該電話番号への発呼制御
処理を行う(ステップS29)。すなわち、呼出した名
前は発信履歴情報として保持されずに破棄され、発信相
手を容易に識別することができない電話番号だけをメモ
リに保持することによって個人のプライバシーが守られ
るとともに、当該保持した電話番号によってリダイヤル
を行うことができる。
【0026】図4には着信履歴情報をメモリ5に記憶格
納する際の処理手順を示してある。まず、着信があると
(ステップS41)、発着呼処理部20が受信した情報
を調べて相手(発信者)の電話番号が通知されているか
を判定し(ステップS42)、この発信者電話番号通知
がなされている場合には、メモリダイヤル検索処理部2
4が当該着呼の電話番号がメモリ5にメモリダイヤルと
して既に登録されているかを判定する(ステップS4
3)。そして、メモリダイヤル登録がなされている場合
には、着信履歴処理部26が当該電話番号(或いは、対
応する名前)に対してシークレットモードの設定がなさ
れているかを判定し(ステップS44)、シークレット
モードに設定されている場合には、更に、ユーザによる
操作で履歴未登録モードに設定されているかを判定し
(ステップS45)、履歴未登録モードに設定されてい
ない場合には、更に、番号置換処理部27がユーザによ
る操作で履歴置換モードに設定されているかを判定する
(ステップS46)。
【0027】この結果、発信者電話番号がメモリダイヤ
ル登録され、且つ、シークレットモードであり、且つ、
履歴未登録モードではなく、且つ、履歴置換モードであ
る場合には、当該通知された発信者電話及び当該電話番
号に対応付けてメモリ登録されている名前を、メモリア
クセス部28が図2に示したようにメモリ5に設けた着
信履歴情報領域の置換前電話番号データエリア及び置換
前名前データエリアにそれぞれ格納し(ステップS4
7)、更に、番号置換処理部27が当該電話番号及び名
前をユーザ設定可能な予め設定してあるダミー情報に変
換し(ステップS48)、メモリアクセス部28がこれ
ら電話番号と名前とのダミー情報を図2に示した置換後
電話番号データエリア及び置換後名前データエリアにそ
れぞれ格納するとともに、表示制御部22が当該電話番
号及び名前のダミー情報を表示部7に画面表示させ(ス
テップS49)、発着呼処理部20が呼出し部8を起動
してユーザに対する着信呼出し処理を行う(ステップS
50)。すなわち、ユーザが履歴置換モードに設定する
ことにより、メモリ5には着信履歴情報として真の電話
番号及び名前とこれらのダミー情報とが保持され、そし
て、ダミー情報については表示部7に画面表示される
が、真の着信履歴情報についてはユーザからの暗証番号
の入力がなければメモリ5から読み出して画面表示する
ことはできない。
【0028】なお、発信者電話番号通知がなされていな
い場合には(ステップS42)、メモリ5の着信履歴情
報領域の置換前電話番号データエリアに「非通知デー
タ」等の情報を格納するとともに、「非通知データ」等
の表示を表示部7から出力し(ステップS51)、着信
呼出し処理を行う(ステップS50)。また、通知され
た発信者電話番号がメモリダイヤル登録されていない場
合には(ステップS43)、通知された電話番号をメモ
リ5の置換前電話番号データエリアに着信履歴情報とし
て格納するとともに、当該発信者電話番号を表示部7で
画面表示し(ステップS52)、着信呼出し処理を行う
(ステップS50)。
【0029】また、シークレットモードへの設定がなさ
れていない場合には(ステップS44)、ダミー情報へ
の変換処理を行うことなく、通知された発信者電話番号
及びメモリ5から呼出した対応する名前をメモリアクセ
ス部28が着信履歴情報領域の置換前電話番号データエ
リア及び置換前名前データエリアにそれぞれ格納すると
ともに、表示制御部22が当該電話番号及び名前を着信
情報として表示部7に画面表示させて(ステップS4
9)、着信呼出し処理を行う(ステップS50)。
【0030】また、履歴未登録モードに設定されている
場合には(ステップS45)、ダミー情報への置換処理
を行わないばかりか、通知された発信者電話番号を着信
履歴情報としてメモリ5に一切記憶することなく破棄
し、着信呼出し処理を行う(ステップS50)。したが
って、ユーザが履歴未登録モードに設定することによ
り、メモリ5には着信履歴情報が記憶されず、ユーザの
任意の設定操作により不要な着信履歴情報の格納により
メモリ容量が浪費されることを回避することができる。
なお、本例ではシークレットモードに設定された状態で
更に履歴未登録モードへの設定がなされるようにしてい
るが、シークレットモードへの設定の有無に関わらず、
履歴未登録モードへの設定に基づくメモリ格納禁止処理
を行ってもメモリ容量の浪費を回避することができる。
【0031】また、シークレットモードに設定された状
態であっても、履歴置換モードに設定されていない場合
には(ステップS46)、通知された発信者電話番号だ
けをメモリ5の置換前電話番号データエリアに着信履歴
情報として格納するとともに、当該発信者電話番号を表
示部7で画面表示し(ステップS52)、着信呼出し処
理を行う(ステップS50)。すなわち、対応する名前
がメモリダイヤルとして登録されていても当該名前は着
信履歴情報として保持されずに破棄され、相手を容易に
識別することができない電話番号だけをメモリに保持す
るとともに画面表示することによって、個人のプライバ
シーが守られるとともに当該保持した電話番号によって
リダイヤルを行うことができる。
【0032】そして、ユーザが操作部6を操作すること
によって、上記のようにしてメモリ5に格納された通信
履歴情報を読み出して表示部72画面表示することがで
きるが、置換後電話番号データエリアや置換後名前デー
タエリアにダミー情報が格納されている通信履歴情報
(すなわち、履歴置換モードで格納された通信履歴情
報)については、メモリアクセス部28によって読み出
し表示の制限がなされる。すなわち、ユーザが操作部6
から読み出し指示を入力しても、履歴置換モードで格納
された通信履歴情報については、ダミー情報だけがメモ
リから読み出されて表示部に画面表示され、このような
読み出し指示とともに予め設定した暗証番号をユーザが
入力した場合にのみ、当該ダミー情報と共に置換前電話
番号データエリアや置換前名前データエリアに格納され
ている真の通信履歴情報がメモリから読み出されて表示
部に画面表示される。したがって、ユーザのプライバシ
ー保護がなされるとともに、ユーザが必要であれば真の
通信履歴情報を画面表示することができ、この通信履歴
情報(履歴電話番号)をリダイヤル操作などに用いるこ
とができる。
【0033】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によると、
ユーザの設定により画面表示しない不要な通信履歴情報
をメモリに格納保持することを回避して、通信履歴情報
を格納するためのメモリ容量の有効利用を実現すること
ができ、また、プライバシー保護のために真の通信履歴
情報をダミー通信履歴情報に変換しても、ユーザの必要
に応じて再度真の通信履歴情報を得てリダイヤル等に利
用することができ、プライバシー保護を図りつつ通信履
歴情報の利用利便性を維持することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例に係る携帯電話機の構造図
である。
【図2】 本発明の一例に係る通信履歴情報のメモリ格
納構造を説明する概念図である。
【図3】 本発明の一例に係る発信履歴情報の記憶処理
手順を示すフローチャートである。
【図4】 本発明の一例に係る着信履歴情報の記憶処理
手順を示すフローチャートである。
【図5】 従来の通信履歴情報のメモリ格納構造を説明
する概念図である。
【図6】 従来の発信履歴情報の記憶処理手順を示すフ
ローチャートである。
【図7】 従来の着信履歴情報の記憶処理手順を示すフ
ローチャートである。
【符号の説明】
5:メモリ、 6:操作部、7:表示部、 25:発信
履歴処理部、26:着信履歴処理部、 27:メモリア
クセス部、
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5C075 BB06 CD25 CE14 CF04 CF05 EE02 5K027 AA11 BB01 BB09 CC08 FF22 HH22 HH24 5K036 AA07 AA08 BB12 BB18 DD01 DD11 DD25 DD32 DD36 DD43 DD46 DD48 JJ02 JJ04 JJ12 KK07 KK09 5K067 AA32 AA34 BB04 EE02 FF07 FF23 FF31 HH23 KK15 5K101 LL12 NN18 NN21 PP03 PP04 PP05

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 通信履歴情報を格納するメモリと、当該
    通信履歴を表示出力する表示部とを有した通信装置にお
    いて、 通信履歴情報のメモリへの格納を禁止するためのモード
    設定入力をユーザから受け付ける入力部と、 当該禁止モードが設定された通信処理で取得した通信履
    歴情報をメモリに格納することなく破棄する通信履歴処
    理部と、 を有することを特徴とする通信装置。
  2. 【請求項2】 通信履歴情報を格納するメモリと、当該
    通信履歴を表示出力する表示部とを有した通信装置にお
    いて、 通信処理で取得した通信履歴情報を内容が異なるダミー
    通信履歴情報に変換する変換処理部と、 通信処理で取得した通信履歴情報と変換されたダミー通
    信履歴情報とを関連付けてメモリに格納する格納処理部
    と、 予め設定した暗証情報をユーザから受け付ける入力部
    と、 メモリに格納されたダミー通信履歴情報を表示部に表示
    出力し、暗証情報の入力に応じてダミー通信履歴情報に
    関連付けられた変換前の通信履歴情報を表示部に表示出
    力する表示処理部と、 を有することを特徴とする通信装置。
JP2000215821A 2000-07-17 2000-07-17 通信装置 Pending JP2002033819A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000215821A JP2002033819A (ja) 2000-07-17 2000-07-17 通信装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000215821A JP2002033819A (ja) 2000-07-17 2000-07-17 通信装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002033819A true JP2002033819A (ja) 2002-01-31

Family

ID=18711183

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000215821A Pending JP2002033819A (ja) 2000-07-17 2000-07-17 通信装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2002033819A (ja)

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004178238A (ja) * 2002-11-27 2004-06-24 Fujitsu Ten Ltd 電子メ−ル装置及び端末装置
WO2004093415A1 (ja) * 2003-04-15 2004-10-28 Fujitsu Limited 電子装置
JP2005236987A (ja) * 2004-02-12 2005-09-02 Microsoft Corp 最近のアイテムを表示するための方法及びシステム
JP2007312115A (ja) * 2006-05-18 2007-11-29 Toshiba Corp 移動通信端末装置
JP2008104103A (ja) * 2006-10-20 2008-05-01 Softbank Mobile Corp 携帯電話、プログラムおよび制御方法
WO2008149405A1 (ja) * 2007-06-06 2008-12-11 Fujitsu Limited 携帯電話機
JP2016106507A (ja) * 2016-03-24 2016-06-16 キヤノン株式会社 通信装置およびその制御方法、並びにプログラム

Cited By (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004178238A (ja) * 2002-11-27 2004-06-24 Fujitsu Ten Ltd 電子メ−ル装置及び端末装置
WO2004093415A1 (ja) * 2003-04-15 2004-10-28 Fujitsu Limited 電子装置
US7346367B2 (en) 2003-04-15 2008-03-18 Fujitsu Limited Electronic apparatus having communicating function and privacy mode
JP2005236987A (ja) * 2004-02-12 2005-09-02 Microsoft Corp 最近のアイテムを表示するための方法及びシステム
US8001120B2 (en) 2004-02-12 2011-08-16 Microsoft Corporation Recent contacts and items
JP2007312115A (ja) * 2006-05-18 2007-11-29 Toshiba Corp 移動通信端末装置
US8068811B2 (en) 2006-05-18 2011-11-29 Fujitsu Toshiba Mobile Communications Limited Mobile communication terminal device
JP2008104103A (ja) * 2006-10-20 2008-05-01 Softbank Mobile Corp 携帯電話、プログラムおよび制御方法
WO2008149405A1 (ja) * 2007-06-06 2008-12-11 Fujitsu Limited 携帯電話機
JP2016106507A (ja) * 2016-03-24 2016-06-16 キヤノン株式会社 通信装置およびその制御方法、並びにプログラム

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4377982B2 (ja) ワイヤレスlanとpbx間のディジタル無線通信システム
US20030092432A1 (en) Method and apparatus for providing a caller id including an advertisement
US20020094806A1 (en) Communication apparatus for use in a communication system providing caller ID functionality
JP4225060B2 (ja) 無線電話機、無線電話システム及び網側装置
KR20010058785A (ko) 이동무선 통신단말기에서 발신자 정보 표시방법
JPH1141339A (ja) 携帯情報端末
JP2002033819A (ja) 通信装置
KR100506246B1 (ko) 통신단말기의발신자이름을포함한발신자정보표시방법
JP3161170B2 (ja) ダイヤル装置及びダイヤル方法
JPH10164210A (ja) 携帯電話機
KR100735263B1 (ko) 이동통신단말기에서 발신자 아이디를 이용한 발신자 확인방법
KR20010017386A (ko) 휴대용 무선전화기의 통화 대기 상태 제어 방법
KR100977993B1 (ko) 이동단말기의 수신거부 방법
JP4806067B2 (ja) 移動体通信システム
KR100630201B1 (ko) 휴대용 단말기에서 데이터 선택 및 전송방법
JP2009290533A (ja) 通信装置、通信装置制御方法、及び通信装置制御プログラム
JP2003204399A (ja) 通信端末、及び、プログラム
KR20020069987A (ko) 단문 메시지 서비스를 이용하여 개인 비서 기능을 갖는이동 통신 단말기 및 그 구현 방법
KR100413625B1 (ko) 착신 제한이 가능한 이동통신 단말기 및 착신 제한방법과, 착신 제한 서비스를 제공하는 이동통신 시스템 및착신 제한 서비스 제공 방법
JP2001186234A (ja) 携帯電話機
KR100660119B1 (ko) 발신자 정보의 음성출력 선택 기능이 구비된 전화기 및시스템
KR20030056467A (ko) 이동통신단말기에서의 발신자 정보를 이용한 발신자 화상정보 표시 방법
KR100713486B1 (ko) 발신정보 음성 알림 방법
JP2000101687A (ja) 無線電話装置および画像表示装置
KR100953631B1 (ko) 이동통신 단말기 및 이것의 수신음 설정 방법

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20070710

RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20071010

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20071010

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20090216

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090224

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090423

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090825

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20100202