JP2004178126A - 画像処理システム及び印刷制御装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】スキャン・プリント実行時の生産性を向上させることができる画像処理システムを提供する。
【解決手段】原稿の画像を光学的に読み取って画像データを生成するスキャナ1と、このスキャナ1に原稿画像の読み取りを指示するクライアント2と、スキャナ1によって生成された画像データを処理してプリンタエンジン4に出力するとともに、画像データの処理内容を、スキャナ1で画像データを生成する際にユーザが選択した用途に応じて切り替えるプリンタコントローラ3とを、それぞれLAN5を介して接続してなる画像処理システム。
【選択図】 図1
【解決手段】原稿の画像を光学的に読み取って画像データを生成するスキャナ1と、このスキャナ1に原稿画像の読み取りを指示するクライアント2と、スキャナ1によって生成された画像データを処理してプリンタエンジン4に出力するとともに、画像データの処理内容を、スキャナ1で画像データを生成する際にユーザが選択した用途に応じて切り替えるプリンタコントローラ3とを、それぞれLAN5を介して接続してなる画像処理システム。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、スキャナ、デジタルカメラ等の画像入力装置とプリンタ、ファクシミリ、複写機等の画像出力装置を用いて構成される画像処理システムに関する。
【0002】
【従来の技術】
スキャナで読み取った画像データをプリンタで印刷する場合は、実際にスキャンした画像データ(以下、スキャンデータとも記す)を、例えばポストスクリプト(PostScript;アドビシステムズ社の登録商標)などのページ記述言語(PDL;page description language)に変換(以下、PDL変換とも記す)してからプリンタに出力している(例えば、特許文献1参照)。
【0003】
【特許文献1】
特開平6−243210号公報
【0004】
PDL変換されたデータ(以下、PDLデータとも記す)は、プリンタコントローラの内部で印刷用のラスタデータ(ビットマップデータ)に変換されるが、このラスター変換に際しては、入出力機器間におけるカラー画像の色合わせのためのCMS(Color Management System;カラーマネージメントシステム)技術にしたがって色空間の変換処理が行われる。
【0005】
色空間の変換処理は主に2つのステップで行われる。第1のステップでは、スキャナなどの入力機器(入力デバイス)に依存する色空間(例えば、RGB色空間)から、デバイス非依存の色空間(例えば、CIE−LAB色空間)に変換し、第2のステップでは、デバイス非依存の色空間から、プリンタなどの出力機器(出力デバイス)に依存する色空間(例えば、CMYK色空間)に変換する。
【0006】
また、スキャナとプリンタをネットワーク等で接続して画像処理システム(印刷システム)を構成する場合、スキャナで読み取られた画像データをPDLデータに変換し、このPDLデータを上述したラスター変換機能を持つプリンタコントローラで処理してからプリンタエンジンに出力することが行われている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら従来においては、スキャナで読み取った画像データをPDL変換した場合に、このPDL変換によって生成されたPDLデータを必ずプリンタコントローラ内部でラスター変換するとともに、画像データの色空間をプリンタ固有の色空間(CMYK色空間)へと変換している。その際、スキャナで原稿を読み取ったときのデータ量が非常に多いため、PDLデータで色空間の変換を行うと処理時間が非常に長くなる。したがって、スキャナで読み取った画像データを、画像の編集などをせずにそのまま印刷する場合(スキャン・プリント実行時)の生産性が著しく低下してしまう。
【0008】
本発明は、上記課題を解決するためになされたもので、その目的とするところは、スキャン・プリント実行時の生産性を向上させることができる画像処理システムを提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本発明に係る画像処理システムは、画像データを生成する生成装置と、この生成装置によって生成された画像データを処理して画像記録手段に出力するとともに、画像データの処理内容を、生成手段で画像データを生成する際にユーザが選択した用途に応じて切り替える印刷制御装置とを備えた構成となっている。
【0010】
上記構成の画像処理システムにおいては、生成手段で生成された画像データを印刷制御装置で処理する際の処理内容が、生成手段で画像データを生成する際にユーザが選択した用途に応じて切り替えられる。これにより、印刷制御装置における画像データの処理内容を、ユーザ用途に応じて適切に切り替えることが可能となる。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しつつ詳細に説明する。
【0012】
図1は本発明の実施形態に係る画像処理システムの構成例を示す概略図である。この画像処理システムは、大きくは、スキャナ1と、クライアント2と、プリンタコントローラ(印刷制御装置)3と、プリンタエンジン4とから構成されている。スキャナ1、クライアント2及びプリンタコントローラ3は、例えばイーサネット(登録商標)などのLAN(Local Area Network)5を介して双方向に通信可能に接続されている。また、プリンタコントローラ3とプリンタエンジン4とは、通信ケーブルなどを介して相互に接続されている。なお、プリンタコントローラ3とプリンタエンジン4は、一つのプリンタとして一体化されたものであってもよい。
【0013】
スキャナ1は、紙文書などの原稿の画像を光学的に読み取り、その原稿画像に対応した画像データを生成するもので、例えばネットワーク機能をもつフラットベッドタイプのカラーイメージスキャナによって構成される。このスキャナ1は、原稿から読み取った画像データを圧縮する圧縮処理機能部と、原稿から読み取った画像データの色空間(カラースペース)を変換する色変換機能部とを備え、クライアント2やプリンタコントローラ3に対してはそれぞれ圧縮処理された画像データを出力する。
【0014】
スキャナ1においては、原稿の画像を読み取って画像データを生成する際に、その用途をユーザ側で選択可能な構成となっている。ユーザが選択する用途としては、画像データを生成する際の色空間又は画像データを生成する際の動作モードがある。ユーザによる用途(色空間、動作モード)の選択は、例えば、スキャナ1に付属のユーザインターフェースや、スキャナ1の動作を制御するドライバソフトウェアを組み込んだクライアント2に付属のユーザインターフェースを用いて行われる。
【0015】
動作モードとしては、スキャンモードとコピーモードといった2つのモードが用意されている。スキャンモードは、原稿画像のスキャンによって生成した画像データを編集する場合に選択されるもので、コピーモードは、原稿画像のスキャンによって生成した画像データを編集せずにそのままプリント(コピー)する場合に選択されるものである。
【0016】
また、色空間としては、RGB色空間、CIE−LAB色空間(均等色空間)、CMYK色空間といった3つ(3種類)の色空間が用意され、これら3つの色空間の中から、いずれか一つの色空間をユーザ側で任意に選択できるようになっている。スキャナ1から生成される画像データの色空間は、上記色変換機能部の処理内容によって切り替わる。すなわち、原稿画像を読み取る場合の色空間はRGB色空間となるため、RGB色空間の画像データを生成する場合は実質的に色空間の変換処理が行われない。これに対して、CIE−LAB色空間の画像データを生成する場合は、RGB色空間からCIE−LAB色空間への変換処理が行われ、CMYK色空間の画像データを生成する場合は、RGB色空間からCIE−LAB色空間への変換処理と、CIE−LAB色空間からCMYK色空間への変換処理が行われる。ちなみに、RGB色空間は、R(赤)とG(緑)とB(青)の組み合わせで色を表現し、CIE−LAB色空間は、明度を表すL*と色相及び彩度を表すa*,b*の組み合わせで色を表現し、CMYK色空間は、C(シアン)とM(マゼンタ)とY(イエロー)とK(黒)の組み合わせで色を表現するものである。
【0017】
ここで、画像データを生成する際のユーザ用途として、例えば、原稿から読み取った画像データをそのまま印刷(コピー出力)したい場合は、原稿画像を読み取る際の動作モードとしてコピーモードを選択するか、原稿画像を読み取る際の色空間としてCMYK色空間を選択する。また、原稿から読み取った画像データを編集したい場合は、原稿画像を読み取る際の色空間としてRGB色空間を選択し、機器間のバラツキを抑えた画質を得たい場合は、原稿画像を読み取る際の動作モードとしてスキャンモードを選択するか、原稿画像を読み取る際の色空間としてRGB色空間又はCIE−LAB色空間を選択する。
【0018】
クライアント2は、例えばパーソナルコンピュータなどの端末装置によって構成されるものである。このクライアント2は、自装置に組み込まれたアプリケーションソフトウェアを用いて作成したテキスト、図形、画像などの情報をコード化したコードデータや、スキャナ1から自装置に送られた画像データをポストスクリプトなどのページ記述言語に変換する変換処理機能を有する。
【0019】
プリンタコントローラ3は、図2に示すように、ネットワークI/F(I/Fはインターフェースの略)301、セレクタ部302、RIP処理部303、画像蓄積部304、バッファ305、伸長処理部307、通信I/F307を備えて構成されている。
【0020】
ネットワークI/F301は、上記LAN5を介したネットワーク通信を行うためのインターフェースである。
【0021】
セレクタ部302は、ネットワークI/F301を介して入力される画像データの処理内容を切り替えるべく、その画像データを受け取って送出するときの送出先を、RIP処理部303と画像蓄積部304のいずれか一方に切り替えるものである。セレクタ部302の切り替え動作については後段で説明する。
【0022】
RIP処理部303は、セレクタ部302から送られた画像データ(例えば、ポストスクリプト言語などで記述されたPDLデータ)に対して、ビットマップで表現されたイメージデータ(ラスターデータ)に変換する処理や、その画像データの色空間を変換する処理、さらには画像の回転処理など、所定の画像処理を施すことにより、当該RIP処理部303に入力された画像データを印刷用データに変換するものである。
【0023】
画像蓄積部304は、RIP処理部303で処理された画像データ(印刷用データ)やセレクタ部302から送られた画像データを記憶(蓄積)するものである。この画像蓄積部304は、大容量の記憶領域をもつハードディスクドライブ等によって構成される。
【0024】
バッファ305は、画像蓄積部304と伸長処理部306との間で処理速度の差による不具合を回避するために緩衝用として設けられるメモリであって、例えばDRAM(Dynamic Random Access Memory)によって構成される。
【0025】
伸長処理部306は、画像蓄積部304からバッファ305に書き出された画像データを順に読み出し、スキャナ1内部の圧縮処理に対応した伸長処理を行うもので、ここで伸長処理された画像データが通信I/F307を介してプリンタエンジン4に出力される。
【0026】
プリンタエンジン4は、例えば電子写真プロセスを利用して画像を所定の記録媒体(用紙等)に記録(印刷出力)する画像記録手段となるもので、例えば、YMCKの各色に対応する4つの感光体ドラムを備える多段転写式のタンデム機によって構成される。
【0027】
上記画像処理システムにおいては、スキャナ1に原稿がセットされた状態で、例えばスキャナ1に付属のユーザインターフェースを用いてユーザがスキャン開始ボタンを押したり、スキャナ1に対してクライアント2からスキャン開始の実行命令を与えると、これにしたがってスキャナ1が原稿の画像を読み取って画像データを生成し、この画像データを圧縮した状態でクライアント2又はプリンタコントローラ3に出力(転送)する。その際、スキャナ1からの画像データを受け取ったクライアント2は、その画像データを印刷するにあたって、当該画像データをポストスクリプト等のページ記述言語のデータ形式に変換するとともに、変換後の画像データ(PDLデータ)をプリンタコントローラ3に出力する。
【0028】
一方、プリンタコントローラ3は、スキャナ1から入力される画像データ又はクライアント2から入力される画像データを処理してプリンタエンジン4に出力する。このときのプリンタコントローラ3の処理手順を図3のフローチャートを用いて説明する。なお、ここではLAN5を介してスキャナ1からプリンタコントローラ3に直接画像データが入力される場合を例に挙げて説明する。
【0029】
先ず、スキャナ1で原稿の画像を読み取って画像データを生成した際に、スキャナ1又はクライアント2からLAN5を介して送られる画像データをネットワークI/F301を介して入力する(ステップS1)。このとき、スキャナ1からの画像データは、ビットマップ画像を扱うための画像ファイル形式として、例えばTIFF(Tagged−Image File Format)などのファイル形式の画像データに変換される。TIFFファイルへの変換は、プリンタコントローラ3内でセレクタ部302よりも前段部分で行われる。
【0030】
次に、スキャナ1で画像データを生成する際にユーザが選択した用途として、例えば、画像データの色空間がどのように指定されているかをセレクタ部302で認識する(ステップS2)。このとき、セレクタ部302では、処理対象となる画像データのファイル識別情報に基づいて上記用途を認識する。
【0031】
さらに詳述すると、スキャナ1から入力された画像データのファイル形式が上述のようにTIFF形式に変換された場合は、このTIFF形式の画像ファイルの先頭部分に、ファイル識別情報の一つとして画像データの色空間を記述するタグ、すなわちPhotometric InterPretationと呼ばれるタグが存在する。スキャナ1で原稿の画像を読み取る際に、ユーザが用途(動作モード、色空間)を選択すると、それに対応した色空間の情報(RGB、CIE−LAB、CMYK)がTIFFファイルの上記タグに記述される。そのため、TIFFファイルの色空間が記述されたタグを読み取ることにより、画像データの色空間(ユーザが選択した用途)を容易に認識することができる。
【0032】
続いて、先に認識した色空間が予め設定された特定の色空間であるかどうかをセレクタ部302で判断する(ステップS3)。特定の色空間としては、プリンタエンジン4で画像データを可視画像として記録媒体に印刷するときに適用される色空間、即ちCMYK色空間が適用(設定)される。
【0033】
ここで、先に認識した色空間が特定の色空間(CMYK色空間)でなかった場合は、セレクタ部302からRIP処理部303に画像データを送り、このRIP処理部303で所定のRIP処理を行うとともに(ステップS4)、そこでRIP処理した画像データを画像蓄積部304に蓄積する(ステップS5)。TIFF形式の画像データをRIP処理部303に送った場合は、元々のデータがラスタデータとなっているためラスター変換は行われず、色変換処理や画像回転処理などの画像処理だけが行われる。これに対して、先に認識した色空間がCMYK色空間であった場合は、RIP処理部303による画像処理を行わず、そのRIP処理部303をバイパス(省略)するように、セレクタ部302から画像蓄積部304へと画像データを送り、そこで画像蓄積部304に画像データを蓄積する(ステップS5)。
【0034】
その後、クライアント2からの印刷実行命令によってプリンタエンジン4が起動すると、プリンタコントローラ3内では、上述のように画像蓄積部304に蓄積された画像データをプリンタエンジン4に出力して印刷すべく、印刷対象となる画像データを画像蓄積部304からバッファ305へと書き出すとともに、この書き出した画像データを読み出して伸長処理部306で伸長処理した後(ステップS6,S7)、通信I/F307を介してプリンタエンジン4に画像データを出力する(ステップS8)。これにより、プリンタエンジン4の印刷動作にしたがって所定の記録媒体上に画像が記録(印刷出力)される。
【0035】
このように本実施形態においては、スキャナ1で画像データを生成する際にユーザが画像データの色空間を用途として選択した場合に、この色空間をファイル識別情報に基づいてセレクタ部302で認識し、この認識結果に応じてRIP処理部303によるRIP処理の実行可否を切り替えるようにしている。したがって、例えばユーザが選択した色空間が特定の色空間(CMYK色空間)であった場合は、RIP処理無しで画像データを画像蓄積部304に蓄積し、印刷時にプリンタエンジン4に画像データを出力することができる。したがって、スキャン・プリント実行時の生産性を大幅に向上させることができる。
【0036】
なお、画像データを生成する生成手段としてスキャナ1を例示したが、このスキャナ1に代えてデジタルカメラを採用してもよい。
【0037】
また、スキャナ1から入力される画像データをプリンタコントローラ3で処理するにあたって、この画像データをポストスクリプトなどのページ記述言語でラップしてPDLデータに変換した場合は、このPDLデータのファイル識別情報(制御コマンド等)にしたがって色空間を認識し、その認識結果に応じて画像データの処理内容を切り替えるようにすればよい。この場合、ファイル識別情報に基づいて認識した色空間が特定の色空間(CMYK色空間)であれば上記同様にRIP処理部303をバイパスするようにセレクタ部302から画像蓄積部304へと画像データを送る。
【0038】
また、スキャナ1とプリンタコントローラ3を、例えば、SCSI(Small Computer System Interface)などの汎用インターフェース、あるいは専用のインターフェースなどで接続した場合は、印刷用の画像データの受け渡しに先立ってスキャナ1とプリンタコントローラ3との間でやりとりされるスキャン制御コマンドの中で、スキャナ1が生成(出力)すべき画像データの色空間を指定できるため、プリンタコントローラ3ではこのスキャン制御コマンドにしたがって色空間を認識し、その認識結果に応じて画像データの処理内容を切り替えるようにすればよい。
【0039】
さらに、スキャナ1で画像データを生成する際に、ユーザが選択する用途が、スキャンモードやコピーモードといった動作モードであった場合は、スキャナ1において、スキャンモード選択時にRGB色空間の画像データを生成し、コピーモード選択時にCMYK色空間の画像データを生成することにより、上記同様の処理によってスキャン・プリント実行時の生産性を向上させることができる。
【0040】
【発明の効果】
以上説明したように本発明によれば、印刷制御装置における画像データの処理内容を、ユーザ用途に応じて適切に切り替えることができる。そのため、例えばユーザがコピー用途で画像データの生成を指示した場合は、これに対応した色空間(CMYK色空間)で生成手段から画像データを生成させることにより、処理に時間がかかるRIP処理などをバイパスさせて高速なスキャン・プリント機能を実現することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係る画像処理システムの構成例を示す概略図である。
【図2】プリンタコントローラの内部構成を示すブロック図である。
【図3】プリンタコントローラの処理手順を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1…スキャナ、2…クライアント、3…プリンタコントローラ、4…プリンタエンジン、5…LAN、302…セレクタ、303…RIP処理部
【発明の属する技術分野】
本発明は、スキャナ、デジタルカメラ等の画像入力装置とプリンタ、ファクシミリ、複写機等の画像出力装置を用いて構成される画像処理システムに関する。
【0002】
【従来の技術】
スキャナで読み取った画像データをプリンタで印刷する場合は、実際にスキャンした画像データ(以下、スキャンデータとも記す)を、例えばポストスクリプト(PostScript;アドビシステムズ社の登録商標)などのページ記述言語(PDL;page description language)に変換(以下、PDL変換とも記す)してからプリンタに出力している(例えば、特許文献1参照)。
【0003】
【特許文献1】
特開平6−243210号公報
【0004】
PDL変換されたデータ(以下、PDLデータとも記す)は、プリンタコントローラの内部で印刷用のラスタデータ(ビットマップデータ)に変換されるが、このラスター変換に際しては、入出力機器間におけるカラー画像の色合わせのためのCMS(Color Management System;カラーマネージメントシステム)技術にしたがって色空間の変換処理が行われる。
【0005】
色空間の変換処理は主に2つのステップで行われる。第1のステップでは、スキャナなどの入力機器(入力デバイス)に依存する色空間(例えば、RGB色空間)から、デバイス非依存の色空間(例えば、CIE−LAB色空間)に変換し、第2のステップでは、デバイス非依存の色空間から、プリンタなどの出力機器(出力デバイス)に依存する色空間(例えば、CMYK色空間)に変換する。
【0006】
また、スキャナとプリンタをネットワーク等で接続して画像処理システム(印刷システム)を構成する場合、スキャナで読み取られた画像データをPDLデータに変換し、このPDLデータを上述したラスター変換機能を持つプリンタコントローラで処理してからプリンタエンジンに出力することが行われている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら従来においては、スキャナで読み取った画像データをPDL変換した場合に、このPDL変換によって生成されたPDLデータを必ずプリンタコントローラ内部でラスター変換するとともに、画像データの色空間をプリンタ固有の色空間(CMYK色空間)へと変換している。その際、スキャナで原稿を読み取ったときのデータ量が非常に多いため、PDLデータで色空間の変換を行うと処理時間が非常に長くなる。したがって、スキャナで読み取った画像データを、画像の編集などをせずにそのまま印刷する場合(スキャン・プリント実行時)の生産性が著しく低下してしまう。
【0008】
本発明は、上記課題を解決するためになされたもので、その目的とするところは、スキャン・プリント実行時の生産性を向上させることができる画像処理システムを提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本発明に係る画像処理システムは、画像データを生成する生成装置と、この生成装置によって生成された画像データを処理して画像記録手段に出力するとともに、画像データの処理内容を、生成手段で画像データを生成する際にユーザが選択した用途に応じて切り替える印刷制御装置とを備えた構成となっている。
【0010】
上記構成の画像処理システムにおいては、生成手段で生成された画像データを印刷制御装置で処理する際の処理内容が、生成手段で画像データを生成する際にユーザが選択した用途に応じて切り替えられる。これにより、印刷制御装置における画像データの処理内容を、ユーザ用途に応じて適切に切り替えることが可能となる。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しつつ詳細に説明する。
【0012】
図1は本発明の実施形態に係る画像処理システムの構成例を示す概略図である。この画像処理システムは、大きくは、スキャナ1と、クライアント2と、プリンタコントローラ(印刷制御装置)3と、プリンタエンジン4とから構成されている。スキャナ1、クライアント2及びプリンタコントローラ3は、例えばイーサネット(登録商標)などのLAN(Local Area Network)5を介して双方向に通信可能に接続されている。また、プリンタコントローラ3とプリンタエンジン4とは、通信ケーブルなどを介して相互に接続されている。なお、プリンタコントローラ3とプリンタエンジン4は、一つのプリンタとして一体化されたものであってもよい。
【0013】
スキャナ1は、紙文書などの原稿の画像を光学的に読み取り、その原稿画像に対応した画像データを生成するもので、例えばネットワーク機能をもつフラットベッドタイプのカラーイメージスキャナによって構成される。このスキャナ1は、原稿から読み取った画像データを圧縮する圧縮処理機能部と、原稿から読み取った画像データの色空間(カラースペース)を変換する色変換機能部とを備え、クライアント2やプリンタコントローラ3に対してはそれぞれ圧縮処理された画像データを出力する。
【0014】
スキャナ1においては、原稿の画像を読み取って画像データを生成する際に、その用途をユーザ側で選択可能な構成となっている。ユーザが選択する用途としては、画像データを生成する際の色空間又は画像データを生成する際の動作モードがある。ユーザによる用途(色空間、動作モード)の選択は、例えば、スキャナ1に付属のユーザインターフェースや、スキャナ1の動作を制御するドライバソフトウェアを組み込んだクライアント2に付属のユーザインターフェースを用いて行われる。
【0015】
動作モードとしては、スキャンモードとコピーモードといった2つのモードが用意されている。スキャンモードは、原稿画像のスキャンによって生成した画像データを編集する場合に選択されるもので、コピーモードは、原稿画像のスキャンによって生成した画像データを編集せずにそのままプリント(コピー)する場合に選択されるものである。
【0016】
また、色空間としては、RGB色空間、CIE−LAB色空間(均等色空間)、CMYK色空間といった3つ(3種類)の色空間が用意され、これら3つの色空間の中から、いずれか一つの色空間をユーザ側で任意に選択できるようになっている。スキャナ1から生成される画像データの色空間は、上記色変換機能部の処理内容によって切り替わる。すなわち、原稿画像を読み取る場合の色空間はRGB色空間となるため、RGB色空間の画像データを生成する場合は実質的に色空間の変換処理が行われない。これに対して、CIE−LAB色空間の画像データを生成する場合は、RGB色空間からCIE−LAB色空間への変換処理が行われ、CMYK色空間の画像データを生成する場合は、RGB色空間からCIE−LAB色空間への変換処理と、CIE−LAB色空間からCMYK色空間への変換処理が行われる。ちなみに、RGB色空間は、R(赤)とG(緑)とB(青)の組み合わせで色を表現し、CIE−LAB色空間は、明度を表すL*と色相及び彩度を表すa*,b*の組み合わせで色を表現し、CMYK色空間は、C(シアン)とM(マゼンタ)とY(イエロー)とK(黒)の組み合わせで色を表現するものである。
【0017】
ここで、画像データを生成する際のユーザ用途として、例えば、原稿から読み取った画像データをそのまま印刷(コピー出力)したい場合は、原稿画像を読み取る際の動作モードとしてコピーモードを選択するか、原稿画像を読み取る際の色空間としてCMYK色空間を選択する。また、原稿から読み取った画像データを編集したい場合は、原稿画像を読み取る際の色空間としてRGB色空間を選択し、機器間のバラツキを抑えた画質を得たい場合は、原稿画像を読み取る際の動作モードとしてスキャンモードを選択するか、原稿画像を読み取る際の色空間としてRGB色空間又はCIE−LAB色空間を選択する。
【0018】
クライアント2は、例えばパーソナルコンピュータなどの端末装置によって構成されるものである。このクライアント2は、自装置に組み込まれたアプリケーションソフトウェアを用いて作成したテキスト、図形、画像などの情報をコード化したコードデータや、スキャナ1から自装置に送られた画像データをポストスクリプトなどのページ記述言語に変換する変換処理機能を有する。
【0019】
プリンタコントローラ3は、図2に示すように、ネットワークI/F(I/Fはインターフェースの略)301、セレクタ部302、RIP処理部303、画像蓄積部304、バッファ305、伸長処理部307、通信I/F307を備えて構成されている。
【0020】
ネットワークI/F301は、上記LAN5を介したネットワーク通信を行うためのインターフェースである。
【0021】
セレクタ部302は、ネットワークI/F301を介して入力される画像データの処理内容を切り替えるべく、その画像データを受け取って送出するときの送出先を、RIP処理部303と画像蓄積部304のいずれか一方に切り替えるものである。セレクタ部302の切り替え動作については後段で説明する。
【0022】
RIP処理部303は、セレクタ部302から送られた画像データ(例えば、ポストスクリプト言語などで記述されたPDLデータ)に対して、ビットマップで表現されたイメージデータ(ラスターデータ)に変換する処理や、その画像データの色空間を変換する処理、さらには画像の回転処理など、所定の画像処理を施すことにより、当該RIP処理部303に入力された画像データを印刷用データに変換するものである。
【0023】
画像蓄積部304は、RIP処理部303で処理された画像データ(印刷用データ)やセレクタ部302から送られた画像データを記憶(蓄積)するものである。この画像蓄積部304は、大容量の記憶領域をもつハードディスクドライブ等によって構成される。
【0024】
バッファ305は、画像蓄積部304と伸長処理部306との間で処理速度の差による不具合を回避するために緩衝用として設けられるメモリであって、例えばDRAM(Dynamic Random Access Memory)によって構成される。
【0025】
伸長処理部306は、画像蓄積部304からバッファ305に書き出された画像データを順に読み出し、スキャナ1内部の圧縮処理に対応した伸長処理を行うもので、ここで伸長処理された画像データが通信I/F307を介してプリンタエンジン4に出力される。
【0026】
プリンタエンジン4は、例えば電子写真プロセスを利用して画像を所定の記録媒体(用紙等)に記録(印刷出力)する画像記録手段となるもので、例えば、YMCKの各色に対応する4つの感光体ドラムを備える多段転写式のタンデム機によって構成される。
【0027】
上記画像処理システムにおいては、スキャナ1に原稿がセットされた状態で、例えばスキャナ1に付属のユーザインターフェースを用いてユーザがスキャン開始ボタンを押したり、スキャナ1に対してクライアント2からスキャン開始の実行命令を与えると、これにしたがってスキャナ1が原稿の画像を読み取って画像データを生成し、この画像データを圧縮した状態でクライアント2又はプリンタコントローラ3に出力(転送)する。その際、スキャナ1からの画像データを受け取ったクライアント2は、その画像データを印刷するにあたって、当該画像データをポストスクリプト等のページ記述言語のデータ形式に変換するとともに、変換後の画像データ(PDLデータ)をプリンタコントローラ3に出力する。
【0028】
一方、プリンタコントローラ3は、スキャナ1から入力される画像データ又はクライアント2から入力される画像データを処理してプリンタエンジン4に出力する。このときのプリンタコントローラ3の処理手順を図3のフローチャートを用いて説明する。なお、ここではLAN5を介してスキャナ1からプリンタコントローラ3に直接画像データが入力される場合を例に挙げて説明する。
【0029】
先ず、スキャナ1で原稿の画像を読み取って画像データを生成した際に、スキャナ1又はクライアント2からLAN5を介して送られる画像データをネットワークI/F301を介して入力する(ステップS1)。このとき、スキャナ1からの画像データは、ビットマップ画像を扱うための画像ファイル形式として、例えばTIFF(Tagged−Image File Format)などのファイル形式の画像データに変換される。TIFFファイルへの変換は、プリンタコントローラ3内でセレクタ部302よりも前段部分で行われる。
【0030】
次に、スキャナ1で画像データを生成する際にユーザが選択した用途として、例えば、画像データの色空間がどのように指定されているかをセレクタ部302で認識する(ステップS2)。このとき、セレクタ部302では、処理対象となる画像データのファイル識別情報に基づいて上記用途を認識する。
【0031】
さらに詳述すると、スキャナ1から入力された画像データのファイル形式が上述のようにTIFF形式に変換された場合は、このTIFF形式の画像ファイルの先頭部分に、ファイル識別情報の一つとして画像データの色空間を記述するタグ、すなわちPhotometric InterPretationと呼ばれるタグが存在する。スキャナ1で原稿の画像を読み取る際に、ユーザが用途(動作モード、色空間)を選択すると、それに対応した色空間の情報(RGB、CIE−LAB、CMYK)がTIFFファイルの上記タグに記述される。そのため、TIFFファイルの色空間が記述されたタグを読み取ることにより、画像データの色空間(ユーザが選択した用途)を容易に認識することができる。
【0032】
続いて、先に認識した色空間が予め設定された特定の色空間であるかどうかをセレクタ部302で判断する(ステップS3)。特定の色空間としては、プリンタエンジン4で画像データを可視画像として記録媒体に印刷するときに適用される色空間、即ちCMYK色空間が適用(設定)される。
【0033】
ここで、先に認識した色空間が特定の色空間(CMYK色空間)でなかった場合は、セレクタ部302からRIP処理部303に画像データを送り、このRIP処理部303で所定のRIP処理を行うとともに(ステップS4)、そこでRIP処理した画像データを画像蓄積部304に蓄積する(ステップS5)。TIFF形式の画像データをRIP処理部303に送った場合は、元々のデータがラスタデータとなっているためラスター変換は行われず、色変換処理や画像回転処理などの画像処理だけが行われる。これに対して、先に認識した色空間がCMYK色空間であった場合は、RIP処理部303による画像処理を行わず、そのRIP処理部303をバイパス(省略)するように、セレクタ部302から画像蓄積部304へと画像データを送り、そこで画像蓄積部304に画像データを蓄積する(ステップS5)。
【0034】
その後、クライアント2からの印刷実行命令によってプリンタエンジン4が起動すると、プリンタコントローラ3内では、上述のように画像蓄積部304に蓄積された画像データをプリンタエンジン4に出力して印刷すべく、印刷対象となる画像データを画像蓄積部304からバッファ305へと書き出すとともに、この書き出した画像データを読み出して伸長処理部306で伸長処理した後(ステップS6,S7)、通信I/F307を介してプリンタエンジン4に画像データを出力する(ステップS8)。これにより、プリンタエンジン4の印刷動作にしたがって所定の記録媒体上に画像が記録(印刷出力)される。
【0035】
このように本実施形態においては、スキャナ1で画像データを生成する際にユーザが画像データの色空間を用途として選択した場合に、この色空間をファイル識別情報に基づいてセレクタ部302で認識し、この認識結果に応じてRIP処理部303によるRIP処理の実行可否を切り替えるようにしている。したがって、例えばユーザが選択した色空間が特定の色空間(CMYK色空間)であった場合は、RIP処理無しで画像データを画像蓄積部304に蓄積し、印刷時にプリンタエンジン4に画像データを出力することができる。したがって、スキャン・プリント実行時の生産性を大幅に向上させることができる。
【0036】
なお、画像データを生成する生成手段としてスキャナ1を例示したが、このスキャナ1に代えてデジタルカメラを採用してもよい。
【0037】
また、スキャナ1から入力される画像データをプリンタコントローラ3で処理するにあたって、この画像データをポストスクリプトなどのページ記述言語でラップしてPDLデータに変換した場合は、このPDLデータのファイル識別情報(制御コマンド等)にしたがって色空間を認識し、その認識結果に応じて画像データの処理内容を切り替えるようにすればよい。この場合、ファイル識別情報に基づいて認識した色空間が特定の色空間(CMYK色空間)であれば上記同様にRIP処理部303をバイパスするようにセレクタ部302から画像蓄積部304へと画像データを送る。
【0038】
また、スキャナ1とプリンタコントローラ3を、例えば、SCSI(Small Computer System Interface)などの汎用インターフェース、あるいは専用のインターフェースなどで接続した場合は、印刷用の画像データの受け渡しに先立ってスキャナ1とプリンタコントローラ3との間でやりとりされるスキャン制御コマンドの中で、スキャナ1が生成(出力)すべき画像データの色空間を指定できるため、プリンタコントローラ3ではこのスキャン制御コマンドにしたがって色空間を認識し、その認識結果に応じて画像データの処理内容を切り替えるようにすればよい。
【0039】
さらに、スキャナ1で画像データを生成する際に、ユーザが選択する用途が、スキャンモードやコピーモードといった動作モードであった場合は、スキャナ1において、スキャンモード選択時にRGB色空間の画像データを生成し、コピーモード選択時にCMYK色空間の画像データを生成することにより、上記同様の処理によってスキャン・プリント実行時の生産性を向上させることができる。
【0040】
【発明の効果】
以上説明したように本発明によれば、印刷制御装置における画像データの処理内容を、ユーザ用途に応じて適切に切り替えることができる。そのため、例えばユーザがコピー用途で画像データの生成を指示した場合は、これに対応した色空間(CMYK色空間)で生成手段から画像データを生成させることにより、処理に時間がかかるRIP処理などをバイパスさせて高速なスキャン・プリント機能を実現することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係る画像処理システムの構成例を示す概略図である。
【図2】プリンタコントローラの内部構成を示すブロック図である。
【図3】プリンタコントローラの処理手順を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1…スキャナ、2…クライアント、3…プリンタコントローラ、4…プリンタエンジン、5…LAN、302…セレクタ、303…RIP処理部
Claims (9)
- 画像データを生成する生成装置と、
前記生成装置によって生成された画像データを処理して画像記録手段に出力するとともに、前記画像データの処理内容を、ユーザが選択した用途に応じて切り替える印刷制御装置と
を備えることを特徴とする画像処理システム。 - 前記ユーザが選択する用途は、前記生成手段で画像データを生成する際の色空間及又は動作モードである
ことを特徴とする請求項1記載の画像処理システム。 - 前記印刷制御装置は、前記画像データの処理内容を前記用途に応じて切り替える切り替え手段と、前記画像データを印刷用データに変換する変換手段とを有する
ことを特徴とする請求項1記載の画像処理システム。 - 前記切り替え手段は、前記画像データの処理内容として、前記変換手段による変換処理の実行可否を切り替える
ことを特徴とする請求項3記載の画像処理システム。 - 前記切り替え手段は、処理対象となる画像データのファイル識別情報に基づいて前記用途を認識する
ことを特徴とする請求項3記載の画像処理システム。 - 前記切り替え手段は、前記生成装置で画像データを生成する際の制御コマンドにしたがって前記用途を認識する
ことを特徴とする請求項3記載の画像処理システム。 - 画像データを読み取る画像読み取り装置と、
前記画像読み取り装置によって読み取られた画像データを処理して画像記録装置に出力するとともに、前記画像データの処理内容を、ユーザが選択した用途に応じて切り替える印刷制御装置と
を備えることを特徴とする画像処理システム。 - 生成装置によって生成された画像データを処理して画像記録手段に出力するとともに、前記画像データの処理内容を、ユーザが選択した用途に応じて切り替える手段を備える
ことを特徴とする印刷制御装置。 - 画像読み取り装置によって読み取られた画像データを処理して画像記録手段に出力するとともに、前記画像データの処理内容を、ユーザが選択した用途に応じて切り替える手段を備える
ことを特徴とする印刷制御装置。
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JP2002341726A JP2004178126A (ja) | 2002-11-26 | 2002-11-26 | 画像処理システム及び印刷制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2002341726A JP2004178126A (ja) | 2002-11-26 | 2002-11-26 | 画像処理システム及び印刷制御装置 |
Publications (1)
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Family Applications (1)
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- 2002-11-26 JP JP2002341726A patent/JP2004178126A/ja active Pending
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