JP2010198617A - 情報処理システム、情報処理装置、及び画像形成装置 - Google Patents

情報処理システム、情報処理装置、及び画像形成装置 Download PDF

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Abstract

【課題】PCL5/XP RIPのようなラスター画像プロセッサは、ハーフトーン及びインターリーブのビットマップデータを処理できないため、このようなラスター画像プロセッサを備えた画像形成装置においては、DDIで処理された表示用のデータを利用するような印刷を実施できない。
【解決手段】情報処理装置610は、ハーフトーン或いはインターリーブのビットマップデータについては、インデックスRGBパレットに基づいてインデックスRGBデータに変換した後、印刷ジョブ620として画像形成装置110に送る。画像形成装置110は、印刷ジョブ620が、このようなビットマップデータが変換されてなるインデックスRGBデータである場合、ラスター画像プロセッサ640を経由させることなく迂回路650を経てプリンタエンジン240に入力させ、印字処理する。
【選択図】図6

Description

印刷装置や多機能周辺(MFP)装置である画像形成装置において、グラフィックスデータの印刷処理に関するものであり、より詳細には、ラスター画像プロセッサ(RIP)を備えた画像形成装置におけるグラフィックスデータの印刷処理に関するものである。
ベクトルグラフィックスは、所定の2次元または3次元空間に、線または形状を置く、コマンドまたは機械的な記述のシーケンス、つまり、ベクトルグラフックスの命令文を介して表されるデジタル画像である。単純ビットマップが線画のビットごとにファイルにビットを格納しているのに対し、ベクトルグラフィックファイルは、接続された一続きの点として説明する。
ベクトル画像(ベクトルグラフィックス画像)は、ビットを表示空間またはビットマップに直接マッピングすることで、ラスターグラフィックス画像に変換することができる。また、ベクトル画像は、表示される前にラスター画像ファイルに変換されることにより、システム間でのポートが可能である。
ラスターグラフックスは、所定の空間における一組のサンプルとして作成または撮像されたデジタル画像である。ラスターは、表示空間のX−Y座標で表されたグリッドである。ラスター画像ファイルは、座標のうちのどれをモノクロまたはカラー値で飾るかを特定する。また、ラスター画像ファイルは、表示グリッドへ直接マッピングされた情報を含んでいるので、ビットマップとして参照されることがある。
ラスター画像プロセッサ(RIP)は、ベクトルグラフィックスの命令文の形式で説明された画像を、印刷が可能なラスターグラフィックス画像またはビットマップに変換する、ハードウェア機器または、ハードウェア/ソフトウェア結合機器である。
ポストスクリプト、PCL5、PCL XL(PCL6ともいう)などのプリンタ記述言語(PDL)は、アプリケーションによって作成されたグラフィックスをレンダー(render)するコマンド、つまり、コンピュータ読出可能な命令を含んでいる。一般的な設定では、アプリケーションは、オペレーションシステム(OS)グラフックスを使用してグラフィカルアイテムを表示する。
ユーザがプリントアウトを要求すると、アプリケーションは類似のOSグラフックスをプリント用の表示を行う。OSは、これらのグラフックス呼び出しをドライバに送り、それらをPDLに翻訳する。
PCL XLは、PCL言語の一部であり、マイクロソフトのグラフックスデバイスインターフェース(GDI)に類似している、ページ記述言語である。拡張可能マークアップ言語(XML)は、ユーザが自身のタグを定義できる、構造データを伝達する汎用マークアップ言語である。
XML Paper Specification(XPS)は、ページ記述言語と固定文書形式の指定をする。プリンタ制御言語(PCL5及びPCL6)とXPSは、ベクトル、テキスト及びコントーン(つまり多段階強度の)RGB (XPSの場合、コントーンCMYK)として表されたグラフィックスデータに対応している。
他のPDLは他の色空間に対応している。使用されるインクは希釈着色剤である。例えば、4色印刷から6色印刷に拡張することができる。たとえば、薄いシアンや薄いマゼンダが4色に追加され、シアン、マゼンダ、イエロー、ブラック、薄いシアン、及び薄いマゼンダの6色になる。7色印刷の代表的な形式はRGBをCMYKに追加する。染料には、オレンジや緑のような色彩(クロマ)度の高い基本色として強くピュアな色を選択しうる。例えば、PANTONE(登録商標)のCMYKの他に、PANTONE(登録商標)のヘキサクロムの緑とオレンジを用いて、6色印刷を行うことができる。
ビットマップは、ピクセルごとに表示空間とカラーを定義したデータである。カラーは、RGB、CMYK及びLABのような様々な空間で定義される。各カラーは、ビットサイズ(例えば、1ビット、2ビット、8ビット、16ビット及び32ビット)に見合ったレベル範囲の数値で定義される。こうしたピクセルの配列は平面的であり、例えば、赤、緑、青の各色ごとにグレースケール状の平面構成をしており、それらを結合させて多色ビットマップが作られる。
ピクセルの配列はインターリーブ(交互配列)であり、例えば、1つのアレイにおいて、各ピクセルは、その配列の多色に関する情報(例えば、Rレベル値の後にGレベル値、その後にBレベル値)を含んでいる。
コントーンCMYKでの平面配列は、4つのグレースケール状の平面からなる。インターリーブされた配列は、4成分のレベル(例えばCレベル値、Mレベル値、Yレベル値、Kレベル値)によって決まるピクセルを有している。
ラスタードライバは、画像形成装置におけるラスター・ファームウェア・デバイスを制御するプログラムである。ラスタードライバは、制御装置のさらに汎用化された入/出力命令を、ラスター画像プロセッサ(RIP)が処理しうるメッセージや、色変換やハーフトーニングを適用できるメッセージに変換する。
また、特許文献1には、ホストコンピュータからプリンタに印刷データを送信するとき、プリンタドライバが、元画像データのRGBデータを、色変換テーブルを用いてYMCK値に変換してプリンタに送信する画像処理システムが開示されている。
特開2000-115554号公報
しかしながら、例えば、PCL5/XPに対応したラスター画像プロセッサであるPCL5/XP RIPを備えた画像形成装置においては、送信されてきた印刷ジョブのデータが、ラスタライズされ、既にハーフトーニングされたグラフィックスデータある場合、当該印刷ジョブを実行することができないといった問題がある。なお、ここでのハーフトーンとは、網点の数による濃淡表現(ディザ処理)のことを言う。
これは、PCL5/XP RIPは、ベクター、テキスト、コントーンRGB、コントーンCMYKにしか対応しておらず、ハーフトーンビットマップ及びインターリーブビットマップに対応していないためである。
その結果、PCL5/XP RIPのようなラスター画像プロセッサを備えた画像形成装置においては、他のタイプのラスター画像プロセッサを備えた画像形成装置においては可能であった、DDI(デバイスドライバ)で処理された表示用のデータ等を利用した印刷を実施することができない。
しかしながら、ユーザからは、DDIで処理された表示用のデータを利用した印刷なども、以前のようにできるようにして欲しいといった要望が挙がっており、本発明はこのようなユーザの要望に答えるためになされたものである。
なお、特許文献1に記載された技術を利用しても、PCL5/XP RIPのようなラスター画像プロセッサを備えた画像形成装置において、ハーフトーンビットマップもインターリーブビットマップも印刷させることはできない。
本発明の情報処理システムは、上記課題を解決するために、画像形成装置と、該画像形成装置に接続された情報処理装置とからなる情報処理システムであって、前記情報処理装置は、ハーフトーン或いはインターリーブのビットマップデータをインデックスRGBデータに変換するデータ変換手段を備え、前記画像形成装置は、インデックスRGBデータを受け入れ可能なプリンタ部と、ハーフトーン或いはインターリーブのビットマップデータに対するラスター画像処理が不可能なラスター画像処理手段と、前記情報処理装置から送信されるデータを、前記ラスター画像処理手段に入力させることなく迂回させて前記プリンタ部へと入力させる迂回路と、前記情報処理装置より送信されるデータが、前記データ変換手段にて変換されたインデックスRGBデータであるか否かを判断し、前記データ変換手段にて変換されたインデックスRGBデータであると判断すると、当該データを前記迂回路へと入力させる迂回路制御手段とを備えたことを特徴としている。
これによれば、情報処理装置は、ハーフトーン或いはインターリーブのビットマップデータについては、データ変換部にて、インデックスRGBデータに変換してから画像形成装置に送信する。
インデックスRGBデータとは、パレットテーブルによりRGBの値の組み合わせと組み合わせに対応するインデックス値が規定され、インデックス値によりRGB値が指定されているデータである。これに対し、通常のRGBデータは、R値、B値、G値ごとにそれぞれ値を持つ。
画像形成装置側では、迂回路制御手段が、情報処理装置から送信されるデータが、ハーフトーン或いはインターリーブのビットマップデータが変換されたインデックスRGBデータであるか否かを判断し、ハーフトーン或いはインターリーブのビットマップデータが変換されたインデックスRGBデータであると判断すると、送信されるデータを迂回路に入力させて、ラスター画像処理手段(ラスター画像プロセッサ)を迂回させてプリンタ部に入力させる。
ハーフトーン或いはインターリーブのビットマップデータが変換されたインデックスRGBデータは、既にプリンタ部で扱うことのできるデータ状態となっているので、ラスター画像処理手段を迂回させても、プリンタ部が当該データを印刷処理することができる。
このように、情報処理装置側にデータ変換手段を設けてプリンタ部に直接入力できるデータに加工し、画像形成装置側では、既にプリンタ部に直接入力できるデータとなっていることを検出し、その場合は、ラスター画像処理手段を迂回させることで、ハーフトーン或いはインターリーブのビットマップデータに対応していないラスター画像プロセッサを備えた画像形成装置であっても、ハーフトーン或いはインターリーブのビットマップデータの印刷が可能となる。
本発明の情報処理システムにおいては、さらに、前記迂回路制御手段は、前記情報処理装置より送信されるデータに含まれているインデックスRGBパレットの黒の頻度より、前記情報処理装置より送信されるデータが、前記データ変換手段にて変換されたインデックスRGBデータであるか否かを判断する構成とすることもできる。
ハーフトーン或いはインターリーブのビットマップデータが変換されたインデックスRGBデータの場合、インデックスRGBデータのファイルに含められるインデックスRGBパレットにおける黒の頻度が、ハーフトーン或いはインターリーブのビットマップデータが変換されたものではないインデックスRGBデータのファイルに含まれるインデックスRGBパレットのそれよりも多くなるので、黒の頻度より、ハーフトーン或いはインターリーブのビットマップデータが変換されたインデックスRGBデータであるか否かを判断することができる。
本発明の情報処理システムにおいては、さらに、前記情報処理装置は、前記画像形成装置へと送信するインデックスRGBデータが、前記データ変換手段にて変換されたインデックスRGBデータであることを前記画像形成装置に知らせる指示信号を出力する指示信号出力手段をさらに備え、前記迂回路制御手段は、前記情報処理装置より前記指示信号を受信すると、前記情報処理装置より送信されるデータが、前記データ変換手段にて変換されたインデックスRGBデータであると判断する構成とすることもできる。
これによれば、情報処理装置が、画像形成装置に対して、送信するインデックスRGBデータが、前記データ変換手段にて変換されたインデックスRGBデータ、つまり、ハーフトーン或いはインターリーブのビットマップデータが変換されたインデックスRGBデータであることを知らせる指示信号を出力し、画像形成装置は、該指示信号を受信すると、情報処理装置より送信されるデータは、ハーフトーン或いはインターリーブのビットマップデータが変換されたインデックスRGBデータであると判断する。
したがって、指示信号といった別信号を出力する必要はあるものの、ハーフトーン或いはインターリーブのビットマップデータが変換されたインデックスRGBデータであることを、簡単に画像形成装置側に知らせることができる。
本発明の情報処理システムにおいては、さらに、前記画像形成装置は、前記迂回路に入力される前記データ変換手段にて変換されたインデックスRGBデータと、前記ラスター画像処理手段より出力される出力データとを結合させるデータ結合手段をさらに備えている構成とすることもできる。
これによれば、迂回路に入力されるハーフトーン或いはインターリーブのビットマップデータが変換されたインデックスRGBデータでと、ラスター画像処理手段より出力される出力データとを結合させることが可能となる。
また、本発明は、本発明の情報処理システムを実現することのできる情報処理装置及び画像形成装置も、発明の範疇としている。
本発明の情報処理装置は、上記課題を解決するために、ハーフトーン或いはインターリーブのビットマップデータに対するラスター画像処理が不可能なラスター画像処理手段を備えた画像形成装置に接続される情報処理装置であって、ハーフトーン或いはインターリーブのビットマップデータをインデックスRGBデータに変換するデータ変換手段を備えることを特徴としている。
本発明の情報処理装置は、さらに、前記画像形成装置へと送信するインデックスRGBデータが、前記データ変換手段にて変換されたインデックスRGBデータであることを前記画像形成装置に知らせる指示信号を出力する指示信号出力手段をさらに備える構成とすることもできる。
本発明の画像形成装置は、上記課題を解決するために、情報処理装置と接続され、ハーフトーン或いはインターリーブのビットマップデータに対するラスター画像処理が不可能なラスター画像処理手段を備えた画像形成装置であって、インデックスRGBデータを受け入れ可能なプリンタ部と、前記情報処理装置から送信されるデータを、前記ラスター画像処理手段に入力させることなく迂回させて前記プリンタ部へと入力させる迂回路と、前記情報処理装置より送信されるデータが、ハーフトーン或いはインターリーブのビットマップデータが変換されたインデックスRGBデータであるか否かを判断し、ハーフトーン或いはインターリーブのビットマップデータが変換されたインデックスRGBデータであると判断すると、当該データを前記迂回路へと入力させる迂回路制御手段とを備えたことを特徴としている。
本発明の画像形成装置は、さらに、前記迂回路制御手段は、前記情報処理装置より送信されるデータに含まれているインデックスRGBパレットの黒の頻度より、前記情報処理装置より送信されるデータが、ハーフトーン或いはインターリーブのビットマップデータが変換されたインデックスRGBデータであるか否かを判断する構成とすることもできる。
本発明の画像形成装置は、さらに、前記迂回路制御手段は、前記情報処理装置より送信されるデータが、ハーフトーン或いはインターリーブのビットマップデータが変換されたインデックスRGBデータであることを当該画像形成装置に知らせるための指示信号を前記情報処理装置より受信すると、前記情報処理装置より送信されるデータが、ハーフトーン或いはインターリーブのビットマップデータが変換されたインデックスRGBデータであると判断する構成とすることもできる。
本発明の画像形成装置は、さらに、前記画像形成装置は、前記迂回路に入力されるハーフトーン或いはインターリーブのビットマップデータが変換されたインデックスRGBデータと、前記ラスター画像処理手段より出力される出力データとを結合させるデータ結合手段をさらに備えている構成とすることもできる。
また、上記情報処理装置、画像形成装置における各手段は、コンピュータによって実現してもよく、この場合には、コンピュータを上記情報処理装置、画像形成装置の各手段として動作させることにより、上記情報処理装置、画像形成装置をコンピュータにて実現させるプログラム、及びそれを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体も、本発明の範疇に含まれる。
本発明の情報処理システム、情報処理装置、及び画像形成装置によれば、画像形成装置が備えるラスター画像処理手段(ラスター画像プロセッサ)が、ハーフトーン或いはインターリーブのビットマップデータに対応していないラスター画像処理手段であっても、ハーフトーン或いはインターリーブのビットマップデータの印刷が可能となる。
本発明の実施の一形態を示すもので、情報処理装置及び画像形成装置を含む最上位のシステムを示す図である。 上記画像形成装置の最上位機能ブロック図である。 上記画像形成装置のホストコンピュータとなる情報処理装置の最上位機能ブロック図である。 上記画像形成装置と通信する情報処理装置の最上位機能ブロック図である。 1ビットCMYKハーフトーンビットマップ、或いはインターリーブされたビットマップから、4bppインデックスRGBへと変換する処理を具体的に示す模式図である。 図4に示す変換処理に用いられる、4bppインデックスRGBとして表現される16カラー登録の典型的なパレットを示す図である。 上記画像形成装置と上記情報処理装置との間で通信を行って実行する処理を示す最上位機能ブロック図である。 他の実施形態を示すもので、画像形成装置と情報処理装置との間で通信を行って実行する処理を示す最上位機能ブロック図である。 1ビットKYMCハーフトーンビットマップ、或いはインターリーブされたビットマップから、4bppインデックスRGBへと変換する処理を具体的に示す模式図である。 図8に示す変換処理に用いられる、4bppインデックスRGBとして表現される16カラー登録の典型的なパレットを示す図である。 2ビットCMYKハーフトーンビットマップ、或いはインターリーブされたビットマップから、8bppインデックスRGBへと変換する処理を具体的に示す模式図である。 図10に示す変換処理に用いられる、8bppインデックスRGBとして表現される256カラー登録の典型的なパレットを示す図である。 4bppインデックスRGBとして階調を表現する典型的なパレットを示す図である。
本発明の幾つかの実施形態、実施例を、図1〜図12を用いて以下に説明する。
図1に、印刷装置や多機能周辺(MFP)装置である画像形成装置110が、画像形成装置110に適用できる1つ以上のドライバを受け入れるコンピュータなどの情報処理装置120と、通信路112を介して直接通信しうる、本発明の典型的なシステム100を示す。
さらに、システム100において、画像形成装置110は、ネットワーク130及びネットライン131〜133を介して、画像形成装置110に適用可能な1つ以上の装置をそれぞれが受け入れうる1つ以上のコンピュータなど、1つ以上の情報処理装置140,141と通信しうる。
図2(A)に、図1における典型的な画像形成装置110の構成を示す。画像形成装置110は、インターフェースポート202を備えている。インターフェースポート202は、プリンタケーブル、ネットワークライン、外側無線モジュールを接続するためのものである。インターフェースポート202は、各インターフェースポート202と、データバス206を介して、共通通信を行いうる画像形成装置110の1つ以上のモジュールとの間の通信及び/又は条件信号を指示するように機能する1つ以上のインターフェースコントローラ204によって機能しうる。
画像形成装置110は、ROM210からデータを引き出し、RAM212とデータの交換をしうる1つ以上の情報処理モジュール208を含んでもよく、1つ以上の大容量記憶ユニット214を超えるRAM212容量よりも大きいサイズのファイルを記憶してもよい。情報処理モジュール208、ROM210、及びRAM212にて、本願発明におけるデータ変換手段、ラスター画像処理手段、迂回路制御手段、データ結合手段が構成される。
画像形成装置110は、画像ログ216を保持し、表示部を有するユーザーインターフェース218を有してもよい。画像ログ216は、単独のモジュールであってもよく、または分散していてもよく、例えば、一部がROM210,RAM212、大容量記憶ユニット214、またはそれらの結合されたものに記憶されうるパラメータ、ファイル、及び/又はインデックスにアクセスしうる情報処理モジュール208を介して実行される。
画像形成装置110は、個々の、または、別体のモジュールとして、スキャン制御モジュール220、FAX制御モジュール222、及びコピー制御モジュール224を有してもよい。その場合、各モジュールは、スキャナー230に、通信及び/又は条件信号を、スキャナー230と画像形成装置110の1つ以上のモジュールとの間において、例えばデータバス206を介して指示するように機能させうる。
画像形成装置110は、個別の、または、別体のモジュールとして、FAX制御モジュール222、コピー制御モジュール224、及び印刷制御モジュール226を有してもよい。その場合、各モジュールが、プリンタエンジン(プリンタ部)240に、通信及び/又は条件信号を、プリンタエンジン240と画像形成装置110の1つ以上のモジュールとの間において、例えばデータバス206を介して指示するように機能させうる。
例示的な画像形成装置110においては、ROM210、RAM212、大容量記憶ユニット214、またはそれらの組み合わせに、後述するキャリブレーション・テーブル320(図3参照)を記憶させてもよい。それによって、キャリブレーション・テーブル320は、印刷制御モジュール226及び/又は情報処理モジュール208によってアクセスされ、1つ以上のインターフェースポート202を介して画像形成装置110に対して外側にある装置に利用可能としてもよい。
典型的な画像形成装置110においては、例えば、ユーザーインターフェース218を介して行われるユーザ入力によって通知を受けたり、または、プリンタエンジン240における出力される記録用紙の向きを感知する方向性センサ242によって知覚されたり、また、1つ以上のインターフェースポート202を介して画像形成装置110に対して外側にある装置と、印刷制御モジュール226を介して通信を行ってもよい。
図2(B)に、画像形成装置110の例示的なホストコンピュータ250の最上位の機能ブロック図を示す。ホストコンピュータ250には、図1に示す情報処理装置120、140、141等が成り得る。
上記ホストコンピュータ250は、本発明のドライバを受け入れ可能である、上記ドライバは、入力/出力インターフェース255を介して、無線、または有線のネットワークリンク256、またパラレルケーブル、シリアルケーブル、或いはユニバーサルシリアルバス(USB)等のケーブル257を用いて、図2(A)の典型的な画像形成装置110に対してのユーザーインターフェース270として機能しうる。
上記ユーザーインターフェース270は、キーボード、マウス、及び/又はタッチスクリーン、及び/又はマイクを用いるオーディオ入力などで行う触覚入力を含んでもよい。
ユーザーインターフェース270は、グラフィカルユーザーインターフェース(GUI)などのディスプレイを介して、ユーザに出力を与えてもよいし、かつ/または1つ以上のスピーカー、ヘッドホーン、またはイヤーバッドを介するオーディオ出力を与えてもよい。
ホストコンピュータ250は、さらに、CPU251、ROM252、RAM253、及びハードディスクドライブのような大容量記憶ユニット254を有してもよい。ホストコンピュータ250における各要素は、データバス260を介して通信しあってもよい。一般的なデータへのアクセス、データの処理、通信、及びデータの表示は、MICROSOFT(登録商標)WINDOWS(登録商標)などのオペレーティングシステムによってホストコンピュータ250のCPUレベルにおいて扱われてもよい。後述するインデックスRGBパレットは、例えばRAM253に格納しえ、RAM253は複数のインデックスRGBパレットを格納したパレット格納部としての機能を有する。
図3に、画像形成装置110と情報処理装置310とを含む情報処理システム300の機能ブロック図を示す。図3においては、画像形成装置110は簡略化されており、図2(A)のROM210、RAM212、大容量記憶ユニット214、またはそれらの組み合わせに記憶されたプリンタ・キャリブレーション・テーブル320と、プリンタエンジン240における記録用紙(被印刷物)の向きを表す情報を格納した向き情報部322のみ示している。
ここに示される情報処理装置310は、1つ以上の通信路330を有しており、これによって、情報処理装置310は、画像形成装置110のプリンタ・キャリブレーション・テーブル320の内容(プリンタ・キャリブレーション・パラメータ)について問い合わせを行ったり、プリンタ・キャリブレーション・テーブル320にアクセスしたりする。同様に、情報処理装置310は、画像形成装置110の記録用紙(被印刷物)の向きを表す情報部322に対して、記録用紙の向きを問い合わせたり、向き情報部322にアクセスしたりしてもよい。画像形成装置110が、記録用紙を収容するトレイを複数有し、トレイ毎に記録用紙の向きが決定されている場合は、上記記録用紙の向き情報部322は、選択されたトレイの情報を格納している。
情報処理装置310は、グラフィックスデータをビットマップデータへと変換するレンダリング処理(工程340)を行い、さらに、色補正処理(工程342)及び/又はハーフトーニング処理(工程344)を行ってもよい。そして、最後に、ビットマップデータを、選択されたパレットに基づいて、4bpp RGBビットマップデータ(インデックスRGBデータ)に変換するパッケージング処理(工程346)を行う。
グラフィックスのデータをビットマップイメージのデータへと変換するレンダリング処理(工程340)は、画像形成装置110による印刷のために設計されていてもよい。
色補正処理(工程342)は、画像形成装置110側のプリンタ・キャリブレーション・テーブル320の内容に基づいて、ビットマップイメージのデータの色補正を行う。
ハーフトーニング処理(工程344)は、画像形成装置110側の記録用紙の向きの状態に基づいて、ビットマップイメージのデータをハーフトーニングする。ハーフトーニングとは、網点の数による濃淡表現を行う処理(ディザ処理)である。ハーフトーニングは、記録用紙の向きに基づいて行われてもよく、また、ラスターラインを介して行われても、ピクセルブロックのマトリックスにおいて行われてもよい。また、ハーフトーニングは、記録用紙の向きと共に、画像形成装置110側のプリンタ・キャリブレーション・テーブル320の内容に基づいて行われてもよい。
これにより、ビットマップにおける各ピクセルは、色補正及びハーフトーニングによる結果として、シアン、マゼンタ、イエロー、及びブラックのCMYKスキームに応じた1つ以上のビットが特徴である色を有している。これが、パッケージング処理(工程346)への入力データとなる。
パッケージング処理(工程346)では、ハーフトーンのCMYKデータ(ビットマップデータ)をインデックスRGBデータに変換する。通常のRGBデータはR値、B値、G値ごとにそれぞれ値を持つが、インデックスRGBデータでは、パレットテーブルによりRGBの値の組み合わせとそれに対応するインデックス値が規定されており、インデックス値によりRGB値が指定される。
具体的には、個々のハーフトーンカラービットマップまたはその面を集中させ、集中させた各ピクセルを、選択されたパレットに基づいて、赤(R)、緑(G)、青(B)のRGBスキームにマッピングする。
例えば、重なり合う4つの単ビット(1ビット)カラーCMYKビットマップ(図4の面411〜414参照)より、4ビットビットマップ(図4の4ビットビットマップ430参照)の各ピクセルの色が決まる。これを、選択されたパレット(図5の参照)に基づいて、4ビットRGBビットマップ(図4の4ビットRGBビットマップ460参照)にマッピングする。このようなパッケージング処理は、後述する図6の段階616のRGB変換にて実施される。
そして、得られた4ビットRGBビットマップ(インデックスRGBデータ)は、印刷のために、画像形成装置110へと送信される(工程350)。
このように、画像形成装置110が備えるラスター画像プロセッサ(RIP;ラスター画像処理手段)においてサポートされないハーフトーンのCMYKデータであっても、上述した本発明によれば、情報処理装置310側で、ページ記述言語(PDL)で表現されうる、画像形成装置110のプリンタエンジンにて処理可能なインデックスRGBデータに変換するので、後は画像形成装置110側でラスター画像プロセッサを介することなくプリンタエンジンに入力させることで、印刷可能となる。
なお、情報処理装置310における典型的な工程であるパッケージングしたデータ(4ビットRGBビットマップ)を画像形成装置110へと送信する上記工程350については、画像形成装置110のために実行されうる1つ以上の装置ドライバとして与えられてもよいし、平行ケーブル、直列ケーブル、ユニバーサルシリアルバス(USB)、またはネットワークリンクなどのプリンタケーブルを介して、画像形成装置110へ通信されてもよい。
図4に、図3のパッケージング処理(構成346)における具体例を示す。本例において4ビットピクセル(4×4のセット)の深さ410である画像の一部のマッピングを細部にわたって示している。4ビットピクセル深さ410は、各ビットは色面または深さにおけるビットマップレベル、すなわち、1ビット-ピクセル(1bpp)ハーフトーンCMYKデータで表される。
一番上の典型的な面411は、ハーフトーン1ビットシアン(C)ビットマップを表す。シアンビットマップの下の典型的な面412は、ハーフトーン1ビットマゼンタ(M)ビットマップを表す。マゼンタビットマップの下の典型的な面413は、ハーフトーン1ビットイエロー(Y)ビットマップを表す。そして、一番下の典型的な面414はハーフトーン1ビットブラック(K)ビットマップを表す。これら4つの面411〜414が揃うことで、1ビット面として4ビットビットマップ430を表す。
1ビットCMYKハーフトーンビットマップ420であるCMYKスキームを、ビットマップにおけるこれらの1ビット面411〜414を適用すると、4ビットビットマップ430の色は、図4に示すように、BLA(黒)、BLU(青)、YEL(イエロー)、RED(赤)、CYA(シアン)、MAG(マゼンタ)、GRN(緑)にて表される。4つの面を重ねた場合の色情報に基づいて、K→BLA、C+M→BLU、Y→YEL、M+Y→RED、C→CYA、M→MAG、C+Y→GRNとなる。4ビットビットマップ430の色は、パッケージング処理(工程346)に入力された1ビットCMYKハーフトーンビットマップ(以下、ハーフトーンビットマップと称する)420の色を表している。ここで用いられるように、2空間は、m×nなどのピクセルのブロック、長方形、またはマトリックスに加えて、m×lなどのピクセルの幾何的に表現された線を含む。
また、パッケージング処理(工程346)への入力データとしては、ハーフトーンビットマップ420だけでなく、インターリーブされたインターリーブビットマップ440であってもよい。本例では、色要素の1ビットレベルが“1”によって、CMYKスキームの順で表されてもよい。すなわち、4ビットビットマップ430の色は、インターリーブビットマップ440に基づいて、以下の例示のように表されてもよい。0001→BLA(黒)、1100→BLU(青)、0010→YEL(イエロー)、0110→RED(赤)、1000→CYA(シアン)、0100→MAG(マゼンタ)、1010→GRN(緑)。
そして、ハーフトーンビットマップ420、或いは非RGBデータまたは非RGB色空間のインターリーブビットマップ440の、RGB色空間のRGBデータとして表された4ビット-ピクセル(bpp)表示の4ビットビットマップ430は、選択されたパレット(図5参照)に基づいて、処理450において、4bbpインデックスRGB460に変換され、これが、印刷ジョブ620(図6参照)、印刷ジョブ720(図7参照)として、画像形成装置110へと送信される。
TIF及びJPGのようなファイル形成では、100万画像ピクセルのそれぞれに対して24ビットRGBを記憶する。これに対し、インデックスデータの画像ファイルであるGIFファイルは、各ピクセルにおいて4または8ビットインデックスを記憶するのみであり、そのため画像データは24ビットのサイズの1/6または1/3である。
インデックスカラーは、256色に制限されており、これは256から1億6千7百万24ビットカラーのセットに相当し得る。用いられる各色は24ビットRGB値である。それぞれのこのような画像ファイルは、そのカラーパレットを含み、該カラーパレットは、選択された256色のリスト、または、より小さなパレットにおける16色からなる。
各ピクセルの実際の画像カラーデータはこのパレットの中のインデックスであるので、画像はインデックスカラーと呼ばれる。各ピクセルのデータは、おそらく“カラーナンバー15”などのようなパレットカラーの1つを特定する数字であって、ここで15はパレット中のインデックスで、パレットカラーリストにおける5番目の色である。パレットを参照することによって、その色がインデックスを付されることを決定する。パレットは、画像を有するファイルに記憶される。
インデックスは、各ピクセルについて、16色を生じる4ビット値、または、256色を生じる8ビット値であってもよい。テーブルにおける第1RGBカラーはインデックス0であり、第2RGBカラーはインデックス1であり、このように続いていく。8ビット数は0から255までの数値を含むことしかできず、すなわち、ありうる色のパレットに256色しか入りえず、その8ビットにおけるインデックスカラー節約型記憶は、各ピクセルについて24ビットより著しく少ない記憶スペースまたはチャンネル容量ですむ256色のインデックスカラーに使用してもよい。最も図式的なファイルのサイズは、16色を使用することに限定しえ、4ビットのインデックスのみが必要とされる。
インデックスファイルはまた、選択された24ビットカラーのテーブルであるパレット、または、パレット(256色に対して768バイト)における各色に対して上位のRGBの3バイトも含んでいてもよい。インデックスファイルは各パレットカラーに対して記憶される24ビットを有し、それは各ピクセルに対するものではない。各ピクセルは、4ビットまたは8ビットインデックスを記憶し、どのパレットカラーが使用されているかを特定する。4ビットにより、16のインデックス登録を有するテーブルまたはパレットを許可する。
図5は、各インデックスまたはカラー値が、4ビットRGB値に対応する2値を有する、16カラー登録の典型的なパレット(パレットテーブル)の表を示す。CMYKスキームから4ビットRGB表示までのマッピングは、図5のカラーネームの欄に示されるカラー値を介して行われてもよい。
ビットマップに対する典型的なパレットは、黒、白、イエロー、マゼンタ、赤、シアン、緑、及び青の8原色と、8つの同一の黒を含んでもよい。図5の表における4ビットの2値を表す欄(BIN)よりわかるように、「****」における最も右側の最下位ビットが“1”に設定されているとき、インデックス値は黒となる。そして、該最下位ビットが“0”に設定されるとき、白または他の色にインデックスが付される。
図5の表では、最も左側の最上位ビットが“1”または“オン”であるときシアンを表し、上位2番目のビットはマゼンタを表し、上位3番目のビットはイエローを表している。また、「****」のうちの2つの位置を“1”または“オン”とすることにより、組み合わせで形成される、赤、緑、青(RGBのインデックスが表されている。
図4は、1ビット-ピクセル(1bpp)ハーフトーンCMYKデータで表されるものを例示したが、本発明の実施例においては、2ビット−ピクセル(2bpp)ハーフトンーンデータであらわされるものなど、容易にスケールアップを行うものを含む。2ビット−ピクセル(2bpp)ハーフトンーンデータでは、図4の各色面などの色が、3つのレベルの強度を有することができる。
この場合、インデックス4bppRGB変換の代りに、図5におけるそれの上まで拡張したパレットに基づきうる8bppRGB変換を適用する。図5は、シアン、マゼンタ、イエロー、黒それぞれ2レベルを有しているが、8bppRGB変換に使用するパレットでは256色が登録されている。
図6に、画像形成装置110が情報処理装置610に対して、情報602として、カラー・キャリブレーション・パラメーターと記録用紙の向きの情報とを送信し得るシステム600を示す。情報処理装置610には、画像形成装置110のプリンタドライバがインストールされている。情報処理装置610には、図1に示す情報処理装置120、140、141等が成り得る。
情報処理装置610は、1ビットCMYKデータにハーフトーニングしうる帯または長方形など、線やブロックなどの典型的フォーマットにおいてデータをラスタライズすることによって、グラフィックスデータ612上で動作する。グラフィックスデータ612は、例えばDDI(デバイスドライバ)で処理されたデータ等であり得る。
グラフィックスデータ612は、RGBにおけるラスターまたはビットマップの形式に変換され、カラーキャリブレーションテーブルおよび他のいくつかのテーブルを用いて色管理を行ってCMYKへと変換され、最後に、CMYKデータをハーフトーンすることで、CMYK1-ビット/カラーデータ614となる。CMYK1-ビット/カラーデータ614は、図4のハーフトーンビットマップ420に相当する。
ここで、このグラフィックスデータ612をCMYK1-ビット/カラーデータ614とする段階におけるラスタライズ、特に、ハーフトーニングは、画像形成装置110から情報602として送信されてくる、カラー・キャリブレーション・パラメーター及び/又は記録用紙の向きの情報に基づいて行われてもよい。
そして、ハーフトーン化を伴うラスタライズの典型的な段階における典型的な1ビットCMYKデータは、段階616において、図5に示されるような選択されたパレット618に基づいてRGBデータに変換される(データ変換手段としての機能)。
情報処理装置610は、画像形成装置110に対して印刷ジョブ620を送信する。ここで、印刷ジョブ620は、例えばページ記述言語(PDL)にて送信することができる。そして、印刷ジョブ620が、上記のように段階614にてハーフトーニングされ、選択されたパレット618に基づいて段階616にてRGBデータに変換されたRGBビットマップのデータである場合は、当該印刷ジョブ620が、上記のようにハーフトーニングされ、選択されたパレット618に基づいてRGB変換されたRGBビットマップのデータであることを示すフラグ622も一緒に送信される(指示信号出力手段としての機能)。
フラグ622は、情報処理装置610から送られてくる印刷ジョブ620が、既にハーフトーニングされている(或いはインターリーブされている)データであり、ラスター画像プロセッサ(RIP)640に送る必要のない、ラスター画像プロセッサ640を迂回(バイパス)させるべきデータであることを画像形成装置110に知らせるためのものである。
情報処理装置610から画像形成装置110に送信される印刷ジョブ620には、ベクトルグラフィックの命令文の形式で説明されたグラフィックス画像からなる印刷ジョブもある。このような、印刷ジョブが、ラスター画像プロセッサ640に入力されるべきものであるのでフラグ622は送信されない。
なお、上記フラグ622は、印刷ジョブ言語(PJL)コマンドとして実行されてもよいし、フラグ622の代わりに、図5の典型的パレットにおける黒の頻度を利用して、迂回させる必要があることを画像形成装置110に認識させるようにしてもよい。
ハーフトーンビットマップ420或いはインターリーブビットマップ440が変換されたインデックスRGB460よりなる印刷ジョブ620の場合、図5より分かるように、インデックスRGBデータのファイルに含められるインデックスRGBパレットにおける黒の頻度が、ハーフトーンビットマップ420或いはインターリーブビットマップ440が変換されたものではないインデックスRGBのファイルに含まれるインデックスRGBパレットのそれよりも多くなる。したがって、付随しているインデックスRGBパレットにおける、黒の頻度より、ハーフトーンビットマップ420或いはインターリーブビットマップ440が変換されたインデックスRGBデータであるか否かを判断することができる。
画像形成装置110において、ラスター画像プロセッサ640は、画像処理部630に備えられている。画像処理部630は、図2(A)に示す、印刷制御モジュール226及び/又は情報処理モジュール208にて構成されている。
ラスター画像プロセッサ640は、上記したベクトルグラフィックの命令文の形式で説明されたベクトルグラフィック画像を、画像形成装置110が印刷できるラスターグラフィックス画像またはビットマップに変換するものである。ラスター画像プロセッサ640は、ベクター、テキスト、コントーンRGB、コントーンCMYKに対応しており、印刷ジョブのデータ(印刷元データ)が、ハーフトーンビットマップやインターリーブビットマップのデータには対応していない。
画像形成装置110においては、画像処理部630が、ラスター画像プロセッサ640のハードウェア、ハードウェア/ソフトウェア、或いはファームウェアを有し得る。ラスター画像プロセッサ640は、色管理モジュール及び/又はハーフトーンーニングのルールに基づいてビットマップを出力してもよい。ここでは、画像処理部630が、フラグ622を検出することで、印刷ジョブ620をラスター画像プロセッサ640の出力側に送るように構成されており、ラスター画像プロセッサ640を迂回させるようになっている。ラスター画像プロセッサ640の出力側は、プリンタエンジン240につながっている。
図6には、1対のスイッチ632,634を有する典型的な迂回路650を示す。画像処理部630は、印刷ジョブ620に含まれる(一緒に送信されてきた)フラグ622の情報に基づいて、画像形成装置110に送信されつつある印刷ジョブ620のデータが、情報処理装置610側にて、ハーフトーンビットマップ420(或いはインターリーブのビットマップ440)から選択されたパレットに基づいて4ビットRGBデータ460に変換されたグラフィックスデータであるか否かを判断する(迂回路制御手段としての機能)。
画像処理部630は、否と判断すると、スイッチ632,634を、状態“A”とする。これにより、印刷ジョブ620はラスター画像プロセッサ640に送られる。一方、画像処理部630は、ハーフトーンビットマップ420(或いはインターリーブのビットマップ440)から選択されたパレットに基づいて4ビットRGBデータ460に変換されたグラフィックスデータであると判断すると、スイッチ632,634を、状態“B”とする。これにより、ラスター画像プロセッサ640にて実施されるラスター画像処理(色管理及び/又はハーフトーニング工程、及びラスタライズの処理)が迂回されることとなる。
これにより、図6の例では、ハーフトーンCMYK1ビットデータは、情報処理装置610において、画像形成装置110のプリンタエンジン240のRIPファームウェアの出力に向けられうる4ビットRGBデータとしてマッピングされる。
なお、他の実施例においては、PDLまたは圧縮PDLによる画像形成装置110への入力よりもむしろ、ラスタードライバは、PCLXIまたはXPSでの出力を行ってもよい。
次に、図7を用いて、情報処理装置610から画像形成装置110へと送信される印刷ジョブに、ベクトルグラフィックの命令文の形式で説明されたグラフィックス画像からなるものが含まれており、4ビットRGB変換されたグラフィックスデータであって迂回路をへて入力されるデータと、ラスター画像プロセッサ640の出力データとを結合させる構成例について説明する。
図7は、画像形成装置110が情報処理装置610に対して、情報602として、カラー・キャリブレーション・パラメーターと記録用紙の向きの情報とを送信し得るシステム700を示す。情報処理装置610には、画像形成装置110のプリンタドライバがインストールされている。
情報処理装置610は、1ビットCMYKデータにハーフトーニングしうる帯または長方形など、線やブロックなどの典型的フォーマットにおいて、4以上のピクセル深さを有するビットマップを各ピクセルにつき4ビットにスケーリングし、ラスタライズを行うことによって、グラフィックスデータ612上で動作する。グラフィックスデータ612は、例えばDDIデータ(プリンタ用GDIグラフィックスのウィンドウズ(登録商標)翻訳)であり得る。
グラフィックスデータ612は、RGBにおけるラスターまたはビットマップの形式に変換され、カラーキャリブレーションテーブルおよび他のいくつかのテーブルを用いて色管理を行ってCMYKへと変換され、最後に、CMYKデータをハーフトーンすることで、CMYK1-ビット/カラーデータ614となる。
ここで、このグラフィックスデータ612をCMYK1-ビット/カラーデータ614とする段階におけるラスタライズ、特に、ハーフトーニングは、画像形成装置110から情報602として送信されてくる、カラー・キャリブレーション・パラメーター及び/又は記録用紙の向きの情報に基づいて行われてもよい。
そして、ハーフトーン化を伴うラスタライズの典型的段階における典型的1ビットCMYKデータは、図5に示されるように、選択されたパレット618に基づいて、段階616にてRGB変換されてもよい。
情報処理装置610は、画像形成装置110に対して印刷ジョブ720、724を送信する。印刷ジョブ720、724は、例えばページ記述言語(PDL)にて送信することができる。ここで、印刷ジョブ724は、テキスト及び、ベクトルグラフィックの命令文の形式で説明されたグラフィックス画像等からなる印刷ジョブである。また、印刷ジョブ720は、前述した印刷ジョブ620と同じであり、上記のように段階614にてハーフトーニングされ、選択されたパレット618に基づいて段階616にてRGBデータに変換されたRGBビットマップのデータである場合もあれば、ベクトルグラフィックの命令文の形式で説明されたグラフィックス画像からなる印刷ジョブもある。印刷ジョブ720が、上記のようにハーフトーニングされ、選択されたパレット618に基づいてRGB変換されたRGBビットマップのデータである場合、フラグ622も一緒に送信される。
フラグ622は、情報処理装置610から送られてくる印刷ジョブ720が、既にハーフトーニングされている(或いはインターリーブされている)データであり、ラスター画像プロセッサ(RIP)640に送る必要のない、ラスター画像プロセッサ640を迂回(バイパス)させるべきデータであることを画像形成装置110に知らせるためのものである。フラグ622は、印刷ジョブ言語(PJL)コマンドとして実行されてもよい。また、フラグ622の代わりに、図5の典型的パレットにおける黒の頻度Bなどを利用して、迂回の必要性を画像形成装置110に認識させるようにしてもよい。
ここでは、画像処理部630が、フラグ622を検出することで、印刷ジョブ720をラスター画像プロセッサ640の出力側に送るように構成されており、迂回路650を用いることで、ラスター画像プロセッサ640を迂回させるようになっている。図7においては、スイッチ634が設けられている、ラスター画像プロセッサ640の出力側には、ラスタライズされたテキスト及びベクトルグラフィック画像のラスター画像プロセッサ640の出力740と、迂回路650を通してプリンタエンジン240に入力されるデータを結合させる結合手段730が設けられており、両者が結合されたデータがプリンタエンジン240に入力されるようになっている。結合手段730としては、例えば印刷ジョブ720のドットのRGB値が(0,0,0)(白)である場合を検出する検出器と、白色のドットに出力740のRGB値を加算する加算器とから構成できる。この場合、結合後の画像は、印刷ジョブ720の白色の領域に、出力740の画像が合成されたものとなる。
図7には、1対のスイッチ632,634を有する典型的な迂回路を示す。画像処理部630は、印刷ジョブ620に含まれる(一緒に送信されてきた)フラグ622の情報に基づいて、画像形成装置110に送信されつつある印刷ジョブ620のデータが、情報処理装置610側にて、選択されたパレットに基づいてCMYK1ビットカラーデータから4ビットRGB変換されたグラフィックスデータであるか否かを判断する。ここで、選択されたパレットに基づいてCMYK1ビットカラーデータから4ビットRGB変換されたグラフィックスデータであないと判断すると、1対のスイッチ632,634は、上記スイッチは“A”状態になる。一方、選択されたパレットに基づいてCMYK1ビットカラーデータから4ビットRGB変換されたグラフィックスデータであると判断すると、スイッチを“B”状態にし、これによって、ラスター画像プロセッサ640による色管理操作及び/又はハーフトーニング工程及びラスタライズをバイパスする。
これにより、図7の例では、ハーフトーンCMYK1ビットデータは、情報処理装置610において、ラスタライズされたテキスト及び/又はベクトルグラフィック記述の出力740と組み合わされ、画像形成装置110のプリンタエンジン240のRIPファームウェアの出力に向けられうる4ビットRGBデータとしてマッピングされる。
上記例ではCMYKが適用される場合を説明したが、本発明においては、例えば、非CMYK4色スキームは、構造及び処理の面で、仮に変化があったとしても、少しの変化を伴って実行されせることができる。
本発明は、代替印刷システムを介して実行されてもよい。例えば、4ビットまたは8ビットとして表現され得る量子化された色を有するシステムは、4ビットまたは8ビットインデックスRGBで符号化されてもよい。4ビット−ピクセル(bpp)を介して実行されるPANTONE(登録商標)インクは、4つのインクをサポートし、8ビット−ピクセル(bpp)を介して実行されるPANTONE(登録商標)インクは、8つのインクをサポートし、パレットを生成するためにビットをインターリーブしうる。6色インク印刷は、各インクに対して1ビットが8ビット−ピクセル(bpp)アレイにおいて割り当てられる状態で実行され、2ビットは無視される。RGBがCMYKに追加される7色システムでは、色を指定するために8ビット−ピクセルのうちの7が割り当てられうる状態で実行され、単一ビットは無視される。
例えば、図8のグラフィック描写に示す他の実施例では、1ビットKYMCハーフトーンビットマップから4bppインデックスRGBへの典型的な変換が行われる。図8は、この例では、4×4のセットの4ビットピクセル深さ810である画像の一部分のマッピングをグラフィックで示し、各ビットは、深さの色面またはビットマップレベル、すなわち、単一ビット-ピクセル(1-bpp)ハーフトーンKYMCデータで示される。典型的な一番下の面811は、ハーフトーン1ビットシアン(C)ビットマップを表す。シアンビットマップ上の次の典型的な面812は、ハーフトーン1ビットマゼンタ(M)ビットマップを表す。マゼンタビットマップ上の次の典型的面813は、ハーフトーン1ビットイエロー(Y)ビットマップを表す。そして、典型的な最上面814は、ハーフトーン1ビット黒(K)ビットマップを表す。これら4つの面811〜814が揃うことで、1ビット面として4ビットビットマップ830を表す。
1ビットKYMCハーフトーンビットマップ820であるKYMCスキームを、ビットマップにおけるこれらの1ビット面811〜814を適用すると、4ビットビットマップ830の色は、図8に示すように、BLA(黒)、BLU(青)、YEL(イエロー)、RED(赤)、CYA(シアン)、MAG(マゼンタ)、GRN(緑)にて表される。4つの面を重ねた場合の色情報に基づいて、K→BLA、C+M→BLU、Y→YEL、M+Y→RED、C→CYA、M→MAG、C+Y→GRNとなる。
4ビットビットマップ830の色は、図3のパッケージング処理(工程346)に入力された1ビットKYMCハーフトーンビットマップ(以下、ハーフトーンビットマップと称する)820の色を表している。ここで用いられるように、2空間は、m×nなどのピクセルのブロック、長方形、またはマトリックスに加えて、m×lなどのピクセルの幾何的に表現された線を含む。
また、パッケージング処理(工程346)への入力データとしては、ハーフトーンビットマップ820だけでなく、インターリーブされたインターリーブビットマップ840であってもよい。本例では、色要素の1ビットレベルが“1”によって、KYMCスキームの順で表されてもよい。すなわち、4ビットビットマップ830の色は、インターリーブビットマップ840に基づいて、以下の例示のように表されてもよい。1000→BLA(黒)、0011→BLU(青)、0100→YEL(イエロー)、0110→RED(赤)、0001→CYA(シアン)、0010→MAG(マゼンタ)、0101→GRN(緑)。
そして、ハーフトーンビットマップ820、或いは非RGBデータまたは非RGB色空間のインターリーブビットマップ840の、RGB色空間のRGBデータとして表された4ビット-ピクセル(bpp)表示の4ビットビットマップ830は、選択されたパレット(図5参照)に基づいて、処理450において、4bbpインデックスRGB460に変換され、これが、印刷ジョブ620(図6参照)、印刷ジョブ720(図7参照)として、画像形成装置110へと送信される。
図9に、1ビットKYMCハーフトーンビットマップまたは直接与えられるインターリーブされたデータからの4bppインデックスRGBとして表現される例示的パレットの表形式の図である。
図10は、2ビットCMYKハーフトーンビットマップを有する他の実施例を示している。図10は、2ビットCMYKハーフトーンビットマップ1020から8bppインデックスRGB1060への例示的な変換のグラフィック描写を示す。
図6及び図8の1ビットの例において既に説明したように、図10の例では、4つの色面1010の例示的代替物として、インターリーブされたビットマップは、各ピクセルで色を表示してもよく、図10の例では、インターリーブされたビットマップ1040は、2ビットの割り振りが行われており、CMYK表示における4要素のそれぞれのレベルを決定し、その結果、インデックスRGBデータは、インターリーブされたCMYK表示における8ビット表現である、8bbpインデックスRGB1060となる。
図11は、CMYKハーフトーンビットマップまたは直接与えられるインターリーブされたデータからの8bppインデックスRGB2ビットとして表現される典型的パレットの表である。インデックスRGBの実施例は階調を含み、図12は、4bppインデックスRGBとして表現される階調についての典型的パレットの表である。
当該分野の通常の技術の一つによると、モジュール、要素、及び/又はここで述べられている機能はさらに、本発明の実施例の精神の範囲内で再分割、結合、及び/又は変更されてもよいことが分かるであろう。さらに、本発明の多くの変更が示され詳細に説明されてきたが、本発明の範囲内にある他の変更も、この開示に基づいて当業者には明らかであろう。
例えば、ここで説明した例示的フローチャートや処理は、本発明の精神の範囲内で改変及び変更がなされてもよい。実施例の特定の構成や側面のさまざまな組み合わせや小さな組み合わせも、本発明の範囲内で行われてもよいということも検討される。したがって、開示された実施例のさまざまな構成及び側面が、開示された発明の変形モードを形成するために、互いに組み合わされたり交換されたりしてもよいということを理解すべきである。それゆえ、ここに開示される本発明の範囲は、開示された特定の実施例に限定されるべきではないことを意図する。
また、上記実施形態において、画像形成装置110及び情報処理装置610に備えられるデータ変換手段、指示信号出力手段、迂回路制御手段、及びラスター画像手段等の各部(各ブロック)は、CPU等のプロセッサを用いてソフトウェアによって実現される。すなわち、画像形成装置110或いは情報処理装置610は、各機能を実現する制御プログラムの命令を実行するCPU(central processing unit)、上記プログラムを格納したROM(read only memory)、上記プログラムを展開するRAM(random access memory)、上記プログラム及び各種データを格納するメモリ等の記憶装置(記録媒体)などを備えている。そして、本発明の目的は、上述した機能を実現するソフトウェアである画像形成装置110及び情報処理装置610の制御プログラムのプログラムコード(実行形式プログラム、中間コードプログラム、ソースプログラム)をコンピュータで読み取り可能に記録した記録媒体を、画像形成装置110及び情報処理装置610に供給し、そのコンピュータ(またはCPUやMPU)が記録媒体に記録されているプログラムコードを読み出し実行することによって達成される。
上記記録媒体としては、例えば、磁気テープやカセットテープ等のテープ系、フロッピー(登録商標)ディスク/ハードディスク等の磁気ディスクやCD−ROM/MO/MD/DVD/CD−R等の光ディスクを含むディスク系、ICカード(メモリカードを含む)/光カード等のカード系、あるいはマスクROM/EPROM/EEPROM/フラッシュROM等の半導体メモリ系などを用いることができる。
また、画像形成装置110及び情報処理装置610を通信ネットワークと接続可能に構成し、通信ネットワークを介して上記プログラムコードを供給してもよい。この通信ネットワークとしては、特に限定されず、例えば、インターネット、イントラネット、エキストラネット、LAN、ISDN、VAN、CATV通信網、仮想専用網(virtual private network)、電話回線網、移動体通信網、衛星通信網等が利用可能である。また、通信ネットワークを構成する伝送媒体としては、特に限定されず、例えば、IEEE1394、USB、電力線搬送、ケーブルTV回線、電話線、ADSL回線等の有線でも、IrDAやリモコンのような赤外線、Bluetooth(登録商標)、802.11無線、HDR、携帯電話網、衛星回線、地上波デジタル網等の無線でも利用可能である。なお、本発明は、上記プログラムコードが電子的な伝送で具現化された、搬送波に埋め込まれたコンピュータデータ信号の形態でも実現され得る。
また、画像形成装置110及び情報処理装置610の各ブロックは、ソフトウェアを用いて実現されるものに限らず、ハードウェアロジックによって構成されるものであってもよく、処理の一部を行うハードウェアと当該ハードウェアの制御や残余の処理を行うソフトウェアを実行する演算手段とを組み合わせたものであってもよい。
本発明は上述した実施形態に限定されるものではなく、請求項に示した範囲で種々の変更が可能である。すなわち、請求項に示した範囲で適宜変更した技術的手段を組み合わせて得られる実施形態についても本発明の技術的範囲に含まれる。
以上のように、本発明は、幾つかの実施例において、MFP及び処理装置を含む機械、装置システムを通して、または処理装置の情報処理モジュール(例えば、ホストコンピュータにロードされた装置ドライバ)内で、実行される処理として説明されている。例えば、実施例は、以下の工程を順不同に備えた、印刷用インデックスRGBデータとしてビットマップデータをエンコードする、コンピュータ実行方法である。
そして、本発明は換言すると、以下のようにも表現することができる。
すなわち、本発明のコンピュータ実行方法は、印刷用にインデックスRGBデータとしてビットマップデータをエンコードするコンピュータ実行方法であって、少なくとも1つのカラー・レベルを表す順序付きビット・セットからなるピクセルを複数有するピクセルアレイを選択し、物理的な処理デバイスにおいて、インデックスRGBパレットを選択し、前記ピクセルアレイのピクセルごとに、前記順序付きビット・セットに相当するインデックス値を適用し、前記選択されたインデックスRGBパレットにしたがって前記ピクセルの色を決定する各工程を備える方法。
本発明のコンピュータ実行方法は、上記構成において、さらに、ピクセルアレイを選択する前記工程の各ピクセルが、非RGBデータの少なくとも1つのカラー・レベルを表す順序付きビット・セットからなる構成とすることもできる。
本発明のコンピュータ実行方法は、上記構成において、さらに、ピクセルアレイを選択する工程の前に、第1ピクセルアレイのピクセルごとに状態によって、第1基本カラービットマップ表す第1ピクセルアレイと、第2ピクセルアレイのピクセルごとに状態によって、第2基本カラービットマップを表す第2ピクセルアレイと、第3ピクセルアレイのピクセルごとに状態によって、第3基本カラービットマップを表す第3ピクセルアレイと、第4ピクセルアレイのピクセルごとに状態によって、ブラックビットマップを表す第4バイナリ・ピクセルアレイと、を含む一組のメンバー・ピクセルアレイを提供する工程と、2空間の共通相対位置に従って複数のメンバー・ピクセルアレイにまたがってピクセルを関連付けることにより、前記一組のメンバー・ピクセルアレイを結合して結合ピクセルアレイを作成する工程をさらに備えてなり、結合されたピクセルアレイの各ピクセルが、メンバー・ピクセルアレイにまたがって関連付けられたピクセルのそれぞれの状態を示す順序つきのビット・セットからなる構成とすることもできる。
本発明のコンピュータ実行方法は、上記構成において、さらに、前記第1、第2、第3、第4ピクセルアレイのうちの少なくとも1つは、1ビットピクセルである構成とすることもできる。
本発明のコンピュータ実行方法は、上記構成において、さらに、前記選択されたインデックスRGBパレットは、16色にインデックスされている構成とすることもできる。
本発明のコンピュータ実行方法は、上記構成において、さらに、前記第1、第2、第3、第4ピクセルアレイのうちの少なくとも1つは、2ビットピクセルである構成とすることもできる。
本発明のコンピュータ実行方法は、上記構成において、さらに、前記選択されたインデックスRGBパレットは、256色にインデックスされている構成とすることもできる。
本発明のコンピュータ実行方法は、上記構成において、さらに、前記選択されたインデックスRGBパレットに従ってピクセルアレイを出力し、ラスター画像処理を迂回させる指示を出力する、各工程を備えてなる構成とすることもできる。
本発明のコンピュータ実行方法は、上記構成において、さらに、前記ピクセルアレイをラスター画像処理の出力に結合させる工程を備えてなる構成とすることもできる。
本発明のコンピュータ実行方法は、上記構成において、さらに、前記選択されたインデックスRGBパレットに従ってピクセルアレイを出力し、選択されたパレットを出力し、出力された選択されたパレットに従って、ラスター画像処理を迂回させるかどうかを決定する、各工程を備えている構成とすることもできる。
本発明のコンピュータ実行方法は、上記構成において、さらに、記第1、第2、第3、第4ピクセルアレイのうちの少なくとも1つは、メンバー・ピクセルアレイのハーフトーンセットからなる構成とすることもできる。
本発明のコンピュータ実行方法は、上記構成において、さらに、印刷機器(プリンタ部)のカラー・キャリブレーション・データを入力する工程をさらに備え、前記一組のメンバー・ピクセルアレイを提供する工程がさらに前記カラー・キャリブレーション・データに基づいて前記一組のメンバー・ピクセルアレイを提供する工程を備えてなる構成とすることもできる。
本発明のコンピュータ実行方法は、上記構成において、さらに、一組のメンバー・ピクセルアレイを提供する工程がさらに、前記カラー・キャリブレーション・データ及びプロセッサチンと出力方向に基づいて前記一組のメンバー・ピクセルアレイをハーフトーニングする工程を備えてなる構成とすることもできる。
本発明の処理装置は、プロセッサとアクセス可能なメモリを備え、印刷用にインデックスRGBデータとしてビットマップデータをエンコードする処理装置であって、前記プロセッサは、(a)少なくとも1つのカラー・レベルを表す順序付きビット・セットからなるピクセルを複数有するピクセルアレイを入力し、(b)インデックスRGBパレットを参照し、(c) 前記ピクセルアレイのピクセルごとに、前記順序付きビット・セットに相当するインデックス値を適用し、前記インデックスRGBパレットにしたがって前記ピクセルの色を決定するように構成されてなることを特徴としている。
本発明の処理装置は、上記構成において、さらに、前記処理装置のプロセッサが、少なくとも一つの非RGBデータのカラー・レベルを表す順序付きビット・セットからなるピクセルを複数有するピクセルアレイを入力するようにさらに構成されている構成とすることもできる。
本発明の処理装置は、上記構成において、さらに、前記処理装置のプロセッサが、第1ピクセルアレイのピクセルごとに状態によって、第1基本カラービットマップを表す第1ピクセルアレイと、第2ピクセルアレイのピクセルごとに状態によって、第2基本カラービットマップを表す第2ピクセルアレイと、第3ピクセルアレイのピクセルごとに状態によって、第3基本カラービットマップを表す第3ピクセルアレイと、第4ピクセルアレイのピクセルごとに状態によって、ブラックビットマップを表す第4バイナリ・ピクセルアレイと、を含む一組のメンバー・ピクセルアレイを、グラフィックスデータから入力する命令を実行し、2空間の共通相対位置に従って複数のメンバー・ピクセルアレイにまたがってピクセルを関連付けることにより、前記一組のメンバー・ピクセルアレイを結合して結合ピクセルアレイを作成するようにさらに構成されており、結合されたピクセルアレイの各ピクセルが、メンバー・ピクセルアレイにまたがって関連付けられたピクセルのそれぞれの状態を示す順序つきのビット・セットからなる構成とすることもできる。
本発明の処理装置は、上記構成において、さらに、前記第1、第2、第3、第4ピクセルアレイのうちの少なくとも1つは、1ビットピクセルである構成とすることもできる。
本発明の処理装置は、上記構成において、さらに、前記インデックスRGBパレットは、16色にインデックスされている構成とすることもできる。
本発明の処理装置は、上記構成において、さらに、前記第1、第2、第3、第4ピクセルアレイのうちの少なくとも1つは、2ビットピクセルである構成とすることもできる。
本発明の処理装置は、上記構成において、さらに、前記インデックスRGBパレットは、256色にインデックスされている構成とすることもできる。
本発明の処理装置は、上記構成において、さらに、前記プロセッサがさらに、前記インデックスRGBパレットに従ってピクセルアレイを出力し、ラスター画像処理バイパス・インジケータを出力するように構成されている構成とすることもできる。
本発明の処理装置は、上記構成において、さらに、前記プロセッサがさらに、前記ピクセルアレイを前記ラスター画像処理の出力に結合させるように構成されている構成とすることもできる。
本発明の処理装置は、上記構成において、さらに、前記プロセッサがさらに、前記インデックスRGBパレットに従ってピクセルアレイを出力し、前記インデックスRGBパレットを出力するよう構成されており、インデックスRGBパレットがブラックのインデックス量を含み、その量が値にてラスター画像処理を迂回させる指示を与える構成とすることもできる。
本発明の処理装置は、上記構成において、さらに、前記処理装置は、印刷機器のカラー・キャリブレーション・データを入力する受信部をさらに備え、前記プロセッサは、グラフィックスデータから受信した前記カラー・キャリブレーション・データに基づいて、前記一組のメンバー・ピクセルアレイを作成するように構成することもできる。
本発明の処理装置は、上記構成において、さらに、前記プロセッサがさらに、前記カラー・キャリブレーション・データに基づいて、前記一組のメンバー・ピクセルアレイをハーフトーンにする命令を実行するよう構成することもできる。
本発明のシステムは、インデックスRGBデータとしてカラービットマップデータをエンコードし、印刷時のラスター画像処理を回避するシステムであって、プロセッサとアクセス可能なメモリを備えた処理装置と多機能周辺(MFP)機器を備え、前記プロセッサは、(a)少なくとも1つのカラー・レベルを表す順序付きビット・セットからなるピクセルを複数有するピクセルアレイを入力し、(b)インデックスRGBパレットを参照し、(c)前記ピクセルアレイのピクセルごとに、前記順序付きビット・セットに相当するインデックス値を適用し、前記インデックスRGBパレットにしたがって前記ピクセルの色を決定し、(d)前記インデックスRGBパレットに従って前記ピクセルアレイを出力する各命令を実行するように構成されており、前記多機能周辺(MFP)機器は、プリンタと、該プリンタへラスタライズされたデータを出力するラスター画像プロセッサと、前記インデックスRGBパレットへ、前記プリンタに応じて、ピクセルアレイを送信するラスター画像処理を迂回させる迂回路を備えていることを特徴としている。
本発明のシステムは、上記構成において、さらに、前記処理装置のプロセッサが、非RGBデータの少なくとも1つのカラー・レベルを表す順序付きビット・セットからなる、複数のピクセルからなるピクセルアレイを入力するように構成することもできる。
本発明のシステムは、上記構成において、さらに、前記処理装置のプロセッサが、第1ピクセルアレイのピクセルごとに状態によって、第1基本カラービットマップを表す第1ピクセルアレイと、第2ピクセルアレイのピクセルごとに状態によって、第2基本カラービットマップを表す第2ピクセルアレイと、第3ピクセルアレイのピクセルごとに状態によって、第3基本カラービットマップを表す第3ピクセルアレイと、第4ピクセルアレイのピクセルごとに状態によって、ブラックビットマップを表す第4バイナリ・ピクセルアレイと、を含む一組のメンバー・ピクセルアレイを、グラフィックスデータから入力する命令を実行し、2空間の共通相対位置に従って複数のメンバー・ピクセルアレイにまたがってピクセルを関連付けることにより、前記一組のメンバー・ピクセルアレイを結合して結合ピクセルアレイを作成するようにさらに構成されており、結合されたピクセルアレイの各ピクセルが、メンバー・ピクセルアレイにまたがって関連付けられたピクセルのそれぞれの状態を示す順序つきのビット・セットからなる構成とすることもできる。
本発明のシステムは、上記構成において、さらに、前記第1、第2、第3、第4ピクセルアレイのうちの少なくとも1つは、1ビットピクセルである構成とすることもできる。
本発明のシステムは、上記構成において、さらに、前記インデックスRGBパレットは、16色にインデックスされている構成とすることもできる。
本発明のシステムは、上記構成において、さらに、前記第1、第2、第3、第4ピクセルアレイのうちの少なくとも1つは、2ビットピクセルである構成とすることもできる。
本発明のシステムは、上記構成において、さらに、前記インデックスRGBパレットは、256色にインデックスされている構成とすることもできる。
本発明のシステムは、上記構成において、さらに、前記処理装置のプロセッサがさらに、前記インデックスRGBパレットに従ってピクセルアレイを出力し、ラスター画像処理バイパス・インジケータを出力するように構成されており、前記MFPは、ラスター画像プロセッサをバイパス(迂回)し、前記ラスター画像処理バイパス・インジケータに基づいてインデックスRGBパレットに応じたピクセルアレイを前記プリンタに送信する手段を備えている構成とすることもできる。
本発明のシステムは、上記構成において、さらに、前記処理装置のプロセッサがさらに、ピクセルアレイをラスター画像処理の出力データと結合させる命令を実行するように構成されており、前記MFPが、ラスター画像プロセッサをバイパス(迂回)し、前記ラスター画像処理バイパス・インジケータに基づいてインデックスRGBパレットに応じたピクセルアレイを前記プリンタに送信する手段を備え、さらに、前記MFPは前記ピクセルアレイをラスター画像処理の出力データと結合させる手段を備えている構成とすることもできる。
本発明のシステムは、上記構成において、さらに、前記処理装置のプロセッサがさらに、前記インデックスRGBパレットに従ってピクセルアレイを出力し、前記インデックスRGBパレットを出力するよう構成されており、インデックスRGBパレットがブラックのインデックス量を含み、その量が値としてラスター画像処理バイパス・インジケータであり、前記MFPが前記ラスター画像プロセッサを迂回し、前記ラスター画像処理バイパス・インジケータに基づいて前記インデックスRGBパレットに応じてピクセルアレイを送信する構成とすることもできる。
本発明のシステムは、上記構成において、さらに、前記処理装置は、印刷機器のカラー・キャリブレーション・データを入力する受信部をさらに備え、前記プロセッサは、グラフィックスデータから受信した前記カラー・キャリブレーション・データに基づいて、前記一組のメンバー・ピクセルアレイを作成するように構成とすることもできる。
本発明のシステムは、上記構成において、さらに、前記処理装置のプロセッサがさらに、前記カラー・キャリブレーション・データに基づいて、前記一組のメンバー・ピクセルアレイをハーフトーンにする命令を実行するよう構成されている構成とすることもできる。
印刷装置や多機能周辺(MFP)装置である画像形成装置とパーソナルコンピュータなどの情報処理装置とで構成される画像処理システムに適用できる。
110 画像形成装置
208 情報処理モジュール(ラスター画像処理手段、迂回路制御手段、データ結合手段)
210 ROM(ラスター画像処理手段、迂回路制御手段、データ結合手段)
212 RAM(ラスター画像処理手段、迂回路制御手段、データ結合手段)
250 ホストコンピュータ(情報処理装置)
251 CPU(データ変換手段、指示信号出力手段)
252 ROM(データ変換手段、指示信号出力手段)
253 RAM(データ変換手段、指示信号出力手段)
240 プリンタエンジン(プリンタ部)
310 情報処理装置
420 1ビットCMYKハーフトーンビットマップ(ハーフトーンビットマップ)
440 インターリーブビットマップ
460 4bppインデックスRGB(インデックスRGBデータ)
610 情報処理装置
640 ラスター画像プロセッサ(ラスター画像処理手段)
650 迂回路
730 データ結合部(データ結合手段)

Claims (13)

  1. 画像形成装置と、該画像形成装置に接続された情報処理装置とからなる情報処理システムであって、
    前記情報処理装置は、
    ハーフトーン或いはインターリーブのビットマップデータをインデックスRGBデータに変換するデータ変換手段を備え、
    前記画像形成装置は、
    インデックスRGBデータを受け入れ可能なプリンタ部と、
    ハーフトーン或いはインターリーブのビットマップデータに対するラスター画像処理が不可能なラスター画像処理手段と、
    前記情報処理装置から送信されるデータを、前記ラスター画像処理手段に入力させることなく迂回させて前記プリンタ部へと入力させる迂回路と、
    前記情報処理装置より送信されるデータが、前記データ変換手段にて変換されたインデックスRGBデータであるか否かを判断し、前記データ変換手段にて変換されたインデックスRGBデータであると判断すると、当該データを前記迂回路へと入力させる迂回路制御手段とを備えたことを特徴とする情報処理システム。
  2. 前記迂回路制御手段は、前記情報処理装置より送信されるデータに含まれているインデックスRGBパレットの黒の頻度より、前記情報処理装置より送信されるデータが、前記データ変換手段にて変換されたインデックスRGBデータであるか否かを判断することを特徴とする請求項1に記載の情報処理システム。
  3. 前記情報処理装置は、
    前記画像形成装置へと送信するインデックスRGBデータが、前記データ変換手段にて変換されたインデックスRGBデータであることを前記画像形成装置に知らせる指示信号を出力する指示信号出力手段をさらに備え、
    前記迂回路制御手段は、前記情報処理装置より前記指示信号を受信すると、前記情報処理装置より送信されるデータが、前記データ変換手段にて変換されたインデックスRGBデータであると判断することを特徴とする請求項1に記載の情報処理システム。
  4. 前記画像形成装置は、前記迂回路に入力される前記データ変換手段にて変換されたインデックスRGBデータと、前記ラスター画像処理手段より出力される出力データとを結合させるデータ結合手段をさらに備えていることを特徴とする請求項1〜3の何れか1項に記載の情報処理システム。
  5. ハーフトーン或いはインターリーブのビットマップデータに対するラスター画像処理が不可能なラスター画像処理手段を備えた画像形成装置に接続される情報処理装置であって、
    ハーフトーン或いはインターリーブのビットマップデータをインデックスRGBデータに変換するデータ変換手段を備えることを特徴とする情報処理装置。
  6. 前記画像形成装置へと送信するインデックスRGBデータが、前記データ変換手段にて変換されたインデックスRGBデータであることを前記画像形成装置に知らせる指示信号を出力する指示信号出力手段をさらに備えることを特徴とする請求項5に記載の情報処理装置。
  7. 情報処理装置と接続され、ハーフトーン或いはインターリーブのビットマップデータに対するラスター画像処理が不可能なラスター画像処理手段を備えた画像形成装置であって、
    インデックスRGBデータを受け入れ可能なプリンタ部と、
    前記情報処理装置から送信されるデータを、前記ラスター画像処理手段に入力させることなく迂回させて前記プリンタ部へと入力させる迂回路と、
    前記情報処理装置より送信されるデータが、ハーフトーン或いはインターリーブのビットマップデータが変換されたインデックスRGBデータであるか否かを判断し、ハーフトーン或いはインターリーブのビットマップデータが変換されたインデックスRGBデータであると判断すると、当該データを前記迂回路へと入力させる迂回路制御手段とを備えたことを特徴とする画像形成装置。
  8. 前記迂回路制御手段は、前記情報処理装置より送信されるデータに含まれているインデックスRGBパレットの黒の頻度より、前記情報処理装置より送信されるデータが、ハーフトーン或いはインターリーブのビットマップデータが変換されたインデックスRGBデータであるか否かを判断することを特徴とする請求項7に記載の画像形成装置。
  9. 前記迂回路制御手段は、前記情報処理装置より送信されるデータが、ハーフトーン或いはインターリーブのビットマップデータが変換されたインデックスRGBデータであることを当該画像形成装置に知らせるための指示信号を前記情報処理装置より受信すると、前記情報処理装置より送信されるデータが、ハーフトーン或いはインターリーブのビットマップデータが変換されたインデックスRGBデータであると判断することを特徴とする請求項7に記載の画像形成装置。
  10. 前記画像形成装置は、前記迂回路に入力されるハーフトーン或いはインターリーブのビットマップデータが変換されたインデックスRGBデータと、前記ラスター画像処理手段より出力される出力データとを結合させるデータ結合手段をさらに備えていることを特徴とする請求項7〜9の何れか1項に記載の画像形成装置。
  11. 請求項5又は6に記載の情報処理装置における各手段としてコンピュータを機能させるためのプログラム。
  12. 請求項7〜10の何れか1項に記載の画像形成装置における各手段としてコンピュータを機能させるためのプログラム。
  13. 請求項11又は12に記載のプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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