JP2004176800A - 建設機械の油圧回路 - Google Patents

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JP2004176800A
JP2004176800A JP2002342857A JP2002342857A JP2004176800A JP 2004176800 A JP2004176800 A JP 2004176800A JP 2002342857 A JP2002342857 A JP 2002342857A JP 2002342857 A JP2002342857 A JP 2002342857A JP 2004176800 A JP2004176800 A JP 2004176800A
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Yoshinobu Suzuki
義信 鈴木
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Sumitomo SHI Construction Machinery Co Ltd
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Sumitomo SHI Construction Machinery Co Ltd
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Abstract

【課題】同じような機能をする電磁切換え弁を共通化して全体油圧回路を単純化した回路構成を提供することを課題とする。
【構成】2個の操作手段によるパイロット油圧信号を方向切換え制御弁の双方のパイロットポートに作用させて方向切換え制御弁を該2個の操作手段により独立に制御可能にした油圧回路において、前記2個の操作手段と前記方向切換え制御弁の双方のパイロットポートを連通する油路に1個の切換え弁を設け、該切換え弁は2個の出力ポートを有する電磁弁で構成し、一方の出力ポートが片方の操作手段と連通状態にあるときは他方の出力ポートは油タンクと連通状態とし、他方の出力ポートが他方の操作手段と連通状態にあるときは前記一方の出力ポートは油タンクと連通状態となるように接続した。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、主に建設機械の油圧回路に使用される切換え制御弁に関するものである。
【0002】
【従来技術】
従来建設機械の油圧回路においては、複数の入出力油路を同時に連通させ又は同時に切換えて油タンクと連通させる場合においても、入出力油路ごとに独立に切換え弁を用いて制御が行われていた。例えば、公開特許公報(特開平2000−213004)に記載されている油圧回路に2個の切換え弁を使用した例が開示されている。また、建設機械の油圧回路では複数の油圧ポンプが使用され、大きな油圧力を必要とする場合は各ポンプからの吐出流量を合流することによって油圧力を増大させる油圧回路が使用されている。図2はアームの開き動作時の合流回路と(予備作業機として)破砕機を使用するときの合流回路を1個の切換え弁で構成した油圧回路例を示した図であり、図3は主要部のみを示した図である。以下に、図2の油圧回路を簡単に説明する。
【0003】
図2において、油圧ポンプ31のセンタ油路31aに予備作業機として破砕機の方向切換え弁33とアーム用の方向切換え弁35が接続されている。方向切換え弁35はアームリモコン弁36によって操作され、出力Aはアームシリンダ(図示省略)に接続されている。また、破砕機のオンオフ動作はペダル34によって操作され、出力Bは破砕機(図示省略)に接続されている。一方油圧ポンプ37のセンタ油路37aには合流用切換え弁39が接続されている。そして合流用切換え弁39の操作によりアーム回路及び破砕機回路への合流を可能としている。
【0004】
合流用切換え弁39の左側パイロットポート39aは電磁切換え弁41の出力側に接続され、電磁切換え弁41の入力側はアームリモコン弁36の開側出力油路36aに分岐接続されている。合流用切換え弁39の右側パイロットポート39bはシャトル弁44の出力側に接続され、シャトル弁44の入力側の一方は電磁切換え弁42の出力側に接続され、更に合流弁43のパイロットポート43aにも接続されている。電磁切換え弁42の入力側はシャトル弁45を介してペダル34の出力側に接続されている。また、シャトル弁44の他方の入力側ポートはアームリモコン弁36の閉側出力油路36bに分岐接続されている。
【0005】
シャトル弁45の出力側には圧力スイッチ46が接続され、圧力スイッチ46の出力側はコントローラ50の入力端に接続され、コントローラ50の出力端は電磁切換え弁41のソレノイドと電磁切換え弁42のソレノイドに接続されている。コントローラ50はペダル34の出力を検出したときは電磁切換え弁41のソレノイドと電磁切換え弁42のソレノイドにソレノイド電流(オン信号)を出力し、出力を検出しないとき(出力がゼロのとき)はオフ信号を出力する。なお、アーム合流回路はセンタ油路37aから分岐した油路51、合流用切換え弁39と油路52とから構成され、破砕機合流回路はセンタ油路37aから分岐した油路53、合流弁43と油路54とから構成されている。
【0006】
以上の油圧回路において、ペダル34の出力がゼロのときはアームの開き操作、閉じ操作において合流が行われる。ペダル34の出力がオンのときは破砕機の動作に合流が行われ、かつ、アームは閉じ操作のみ合流が行われる。以上の油圧回路における合流用切換え弁39にはリモコン弁36の出力が電磁切換え弁41を介して一方のパイロットポート39aに接続され、ペダル34の出力が電磁切換え弁42を介して他方のパイロットポート39bに接続された図3に示す回路構成と一致する。しかも電磁切換え弁41と電磁切換え弁42は同時に切換えられる構成となっている。
【0007】
図3において、リモコン弁36は電磁切換え弁41を介して合流用切換え弁39の一方の(左側の)パイロットポート39aに接続されており、リモコン弁(ペダル)34は電磁切換え弁42を介して合流用切換え弁39の他方の(右側の)パイロットポート39bに接続されている。コントローラ50は検出スイッチ46の信号に従って電磁切換え弁41と電磁切換え弁42とを同時に切換える制御信号を出力する。なお、電磁切換え弁41と電磁切換え弁42とは連通状態と遮断状態とが互いに反対に接続されている。その結果、2個のリモコン弁34,36で1個の合流用切換え弁を独立に制御可能な構成となっている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
図2に示すように、従来の油圧回路ではいろいろの機能を追加するために電磁切換え弁が付加されていた。このような油圧回路では、同じような機能をする電磁切換え弁が複数個独立に設けられているが、全体の回路構成が複雑であるために共通化が放置されてきた。
本発明は、上記事実に鑑みなされたものであり、同じような機能をする電磁切換え弁を共通化して全体油圧回路を単純化した回路構成を提供することを課題とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本発明は上記の課題を解決するための手段として以下の構成を採用している。即ち、請求項1に記載の発明は、2個の操作手段によるパイロット油圧信号を方向切換え制御弁の双方のパイロットポートに作用させて方向切換え制御弁を該2個の操作手段により独立に制御可能にした油圧回路において、前記2個の操作手段と前記方向切換え制御弁の双方のパイロットポートを連通する油路に1個の2位置5ポート切換え弁を設けたことを特徴としている。
本発明は、前記方向切換え制御弁を1個にして油圧回路及び配管等を簡素化したことを主な特徴とする。
【0010】
また、請求項2に記載の発明は、請求項1記載の発明で、前記2位置5ポート切換え弁は2個の出力ポートを有する電磁弁で構成し、一方の出力ポートが片方の操作手段と連通状態にあるときは他方の出力ポートは油タンクと連通状態となり、前記他方の出力ポートが他方の操作手段と連通状態にあるときは前記一方の出力ポートは油タンクと連通状態となるように接続したことを特徴としている。
本発明は好的な実施態様を示したことを主な特徴とする。
【0011】
【発明の実施の形態】
図1は本発明の実施形態の油圧回路図を示す。以下本発明の実施形態を図1に基づいて説明する。なお、図1で図3と同じ構成要素には同じ参照番号を付して詳細な説明を省略する。図1において、電磁切換え弁11は2位置5ポートの制御弁で構成されており、入力側ポートにはリモコン弁34、36及び油タンクが接続されており、出力側ポートは合流用切換え弁39の左右のパイロットポート39a、39bに接続されている。即ち、状態「イ」のときは一方の出力ポートが連通状態(リモコン弁36側)で他方の出力ポートは油タンクTと接続されている。また、状態「ロ」のときは他方の出力ポートが連通状態(リモコン弁34側)で一方の出力ポートは油タンクTと接続されている。
【0012】
上記構成により、本実施形態は以下のように機能する。即ち、コントローラ50がオン信号を出力したときは、電磁切換え弁11は状態「ロ」となり、パイロットポート39aは油タンクに接続され、パイロットポート39bはリモコン弁34と接続される。従って、リモコン弁34によって合流用切換え弁39の切換え操作が可能となる。また、コントローラ50がオフ信号を出力したときは、電磁切換え弁11は状態「イ」に切り換り、リモコン弁34によって合流用切換え弁39の切換え操作が可能となる。
【0013】
以上の構成、機能説明から明らかなように、図3に示した回路と同等の機能が発揮できる。しかも図3の従来回路に比べて、電磁切換え弁は1個で済むためにコスト削減が可能になる。また、ポート数も(6個から5個に)減少しており、周辺回路の簡素化並びに部品点数の低減化が図れる。このために油圧回路全体の単純化が図られ、更なるコスト削減も可能になる。
【0014】
以上本発明の実施形態を図面に基づいて詳述してきたが、本発明の技術的範囲はこれに限られるものではなく、単なる設計変更等があっても本発明の技術的範囲に属する。例えば、リモコン弁は他の操作手段(ペダル等)であってもよい。また、合流用切換え弁は他の用途に使用する切換え弁であってもよいことはもちろんである。
【0015】
【発明の効果】
電磁切換え弁は1個で済むためにコスト削減、周辺回路の簡素化が可能になるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を実施した実施形態の油圧回路を示す。
【図2】従来の油圧回路例を示す。
【図3】図2の油圧回路の主要部を示す。
【符号の説明】
11 2位置5ポート切換え弁
34 リモコン弁(操作手段1)
36 リモコン弁(操作手段2)
39 合流用切換え弁(方向切換え制御弁)

Claims (2)

  1. 2個の操作手段によるパイロット油圧信号を方向切換え制御弁の双方のパイロットポートに作用させて方向切換え制御弁を該2個の操作手段により独立に制御可能にした油圧回路において、前記2個の操作手段と前記方向切換え制御弁の双方のパイロットポートを連通する油路に1個の2位置5ポート切換え弁を設けたことを特徴とする建設機械の油圧回路。
  2. 前記2位置5ポート切換え弁は2個の出力ポートを有する電磁弁で構成し、一方の出力ポートが片方の操作手段と連通状態にあるときは他方の出力ポートは油タンクと連通状態となり、前記他方の出力ポートが他方の操作手段と連通状態にあるときは前記一方の出力ポートは油タンクと連通状態となるように接続したことを特徴とする請求項1に記載の建設機械の油圧回路。
JP2002342857A 2002-11-26 2002-11-26 建設機械の油圧回路 Pending JP2004176800A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104775473A (zh) * 2014-01-15 2015-07-15 纳博特斯克有限公司 建筑机械用液压回路

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