JP2004175166A - ブレーキ液圧制御装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】ハウジングに対してユニット化された圧力制御機構の各弁保持穴の孔開け作業やかしめ固定作業及び組付作業の容易な装置を提供する。
【解決手段】プランジャポンプ8の非作動時には、マスターシリンダとホイールシリンダとのブレーキ液の双方の流れを許容する一方、プランジャポンプの作動時には、マスターシリンダからホイールシリンダへのブレーキ液の流れを遮断してホイールシリンダに対するブレーキ液圧をアシストする圧力制御機構10を備えている。圧力制御機構を、液圧制御機構と同一のハウジング13に保持してユニット化すると共に、圧力制御弁の各弁保持穴24を各プランジャ19のプランジャ穴22と同一方向にかつ内径をほぼ同一に設定すると共に、それぞれの各一端開口を閉塞する各プラグ23,25を、各開口縁22a、24aをかしめによって固定した。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、例えば車両のアンチロックブレーキ装置に用いられるブレーキ液圧を制御するためのブレーキ液圧制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
近時、車両のブレーキ装置にあっては、ブレーキの鳴き音や振動を低減させるための対策の1つとして、ブレーキ操作力の割りに高い液圧を各車輪のホイールシリンダに発生させる技術が提供されており、その1つとして以下の特許文献に記載されたもののように、マスターシリンダ及びブースタとは別の圧力源により、ブレーキ操作力とホイールシリンダ液圧との関係を制御するものが知られている。
【0003】
概略を説明すれば、このブレーキ液圧制御装置は、マスターシリンダとホイールシリンダとを互いに連通するメイン通路の途中に、補助通路によってポンプの吐出側を接続し、メイン通路のうち、前記補助通路との接続点とマスターシリンダとの部分に圧力制御弁が設けられ、かつ、この圧力制御弁を、ポンプの吐出圧がマスターシリンダ液圧に対して設定値より高くなろうとしたときに、ポンプからのブレーキ液をマスターシリンダに逃がすようにすると共に、例えば急ブレーキ操作中などに、ポンプを作動させて、マスターシリンダ液圧より高い液圧をホイールシリンダに発生させるようになっている。
【0004】
【特許文献1】
特開平10−152041号公報(図13など参照)
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、前記従来のブレーキ液圧制御装置にあっては、前述のように、前記アンチロックブレーキ装置を構成する各電磁開閉弁の他に、圧力制御弁を設けて、急ブレーキ操作中などに、ホイールシリンダをマスターシリンダの液圧より高い液圧に制御するようになっているものの、該圧力制御弁の効率良い配置構造については何ら考慮されていない。
【0006】
すなわち、前記各電磁開閉弁などは、一般に1つのハウジングにユニット形式で一体的にまとめて収容されているが、圧力制御弁については何ら考慮されておらず、ハウジングに取り付けるのか、あるいは各電磁開閉弁とは独立した状態、つまりハウジング以外の個所に取り付けるのかが不明である。
【0007】
本発明は、ハウジングに対して前記圧力制御弁の良好な組み付け性や効率の良い組み付けスペースを得ることが可能なブレーキ液圧制御装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
請求項1に記載の発明にあっては、とりわけ、ブレーキ操作力をアシストする圧力制御機構を、電磁開閉弁などの液圧制御機構と同一のハウジングに保持すると共に、圧力制御機構のアシスト制御弁を前記ハウジング内において前記液圧ポンプのプランジャの移動方向と同一方向に配置したことを特徴としている。
【0009】
この発明によれば、圧力制御機構を、液圧制御機構をユニット化する同一ハウジングにまとめて保持させて、これら全体をユニット化したため、圧力制御機構を効率良く収容保持することが可能になり、装置全体のコンパクト化が図れる。
【0010】
特に、アシスト制御弁をプランジャの移動方向と同一方向に配置したことから、ハウジングに対するプランジャの組み付けとアシスト制御弁の組み付け作業を同一方向から行うことができる。したがって、かかる各構成部品の組付作業が容易になる。
【0011】
請求項2に記載の発明は、前記ハウジングの内部に形成された前記プランジャの収容孔と前記アシスト制御弁の弁保持穴のそれぞれの内径をほぼ同一に設定すると共に、それぞれ同一方向に開口形成された前記プランジャ収容孔と弁保持穴の各一端開口を閉塞する各プラグをかしめ加工によって固定したことを特徴としている。
【0012】
この発明によれば、さらに各プランジャ収容孔と弁保持穴を同一径に形成することによって、同一方向から孔開け治具である同一のドリルなどでによって各プランジャ収容孔及び弁保持穴を形成できると共に、各プラグをも同一方向から同一のかしめパンチでかしめ固定することができる。したがって、かかる孔開け作業やかしめ固定作業が容易になり、組付作業能率の向上がはかれる。
【0013】
請求項3に記載の発明にあっては、前記液圧制御機構は、前記油通路の流路を切り換える電磁開閉弁を有する一方、前記圧力制御機構は、液圧ポンプからホイールシリンダへの供給ブレーキ圧が所定以上になった際に、ブレーキ液圧をリリーフするリリーフ弁を有し、前記電磁開閉弁とリリーフ弁の各弁保持穴を前記ハウジングの一側面から内部へ平行に穿設すると共に、該各弁保持穴内に収容された各弁を同一方向から所定の固定手段によって固定したことを特徴としている。
【0014】
この発明によれば、各弁保持穴をハウジングの一側面から内部へ平行に形成したことから、かかるそれぞれの孔開け作業を同一方向から行うことができると共に、各弁も固定手段によって同一方向から固定することができる。このため、同一のドリルなどによる孔開け作業が容易になると共に、同一の固定治具による固定作業も容易になる。
【0015】
請求項4に記載の発明にあっては、前記固定手段は、各弁保持穴の孔縁を同一方向からパンチによるかしめ加工としたことを特徴としている。
【0016】
この発明は、請求項3の発明を具体化したもので、これによって、同一方向からかしめ加工作業を行うので、該かしめ作業が容易になる。
【0017】
請求項5に記載の発明は、前記ハウジングの一側面側に、外端側に前記液圧制御機構を駆動させる電子部品を保持する保持部材を設け、該保持部材の内端側で前記電磁開閉弁とリリーフ弁とを被装したことを特徴としている。
【0018】
この発明によれば、電子部品を保持する保持部材を電磁開閉弁とリリーフ弁のカバーとして兼用したことから、別部材によって被装する場合に比較して部品点数の削減が図れると共に、保持部材内側のデッドスペースを有効に利用することができ、スペース効率の向上が図れる。
【0019】
請求項6に記載の発明は、前記ハウジング内に、前記一対のアシスト制御弁を保持する一対の弁保持穴を直列状態に対向配置すると共に、該弁保持穴の同軸方向に沿って大気通路孔を連通形成したことを特徴としている。
【0020】
この発明によれば、アシスト制御弁が直列状態で対向配置されていることにより、それぞれの作動中に発生する振動作動騒音などが互いに相殺されて、該騒音の低減化が図れる。
【0021】
また、両弁保持穴を大気通路孔を介してハウジングを直線状に貫通する形で形成することができるので、前記大気通路孔を基準孔として両弁保持穴をハウジングの両側から精度良く形成することができる。
【0022】
さらに、両アシスト制御弁は、1つの大気通路孔を共用することができることから、製造作業が容易になると共に、組付作業も容易になる。
【0023】
【発明の実施の形態】
以下、本発明にかかるブレーキ液圧制御装置の各実施形態を図面に基づいて詳述する。この各実施形態では、前記従来例と同じくアンチロックブレーキ装置に適用したものを示している。
【0024】
すなわち、このブレーキ液圧制御装置は、図6の液圧回路に示すように、アンチロックブレーキ制御機能を有し、ブレーキペダルの踏み込み量に応じた高さのブレーキ圧を発生させるマスターシリンダ1と、該マスターシリンダ1と前輪左右(FR、FL)側及び後輪左右(RL、RR)側の各ホイールシリンダ2とを連通させるメイン通路3、3と、該メイン通路3、3に設けられて、マスターシリンダ1から各ホイールシリンダ2へのブレーキ液圧を制御する液圧制御機構4を構成する電磁開閉弁である常開ソレノイド型の増圧弁5,5及び常閉ソレノイド型の減圧弁6,6と、メイン通路3,3から分岐されたサブ通路7,7に設けられて、各ホイールシリンダ2にブレーキ液圧を吐出するプランジャポンプ8と、前記各ホイールシリンダ2内から排出されたブレーキ液を前記減圧弁6,6を介して貯留すると共に、プランジャポンプ8の作動によりブレーキ液をメイン通路3,3に供給するリザーバタンク9,9とを備えている。
【0025】
前記増圧弁5,5は、通常ブレーキ操作時においてマスターシリンダ1からのブレーキ液圧を各ホイールシリンダ2に供給可能に制御する一方、減圧弁6,6は、各ホイールシリンダ2の内圧が所定以上になって、車輪にスリップが発生した際に開弁して、該ブレーキ液をリザーバタンク9,9に戻すようになっており、かかる増減圧弁5,6を、図外のコントローラによって開閉作動させることによって、各ホイールシリンダ2内のブレーキ液圧を増圧、減圧、保持制御するようになっている。また、前記各増減圧弁5,6は、前記コントローラからの制御信号に基づいて作動する後述の電子部品から通電、非通電されることによって開閉作動させられるようになっている。
【0026】
また、前記メイン通路3,3の前記液圧制御機構4の上流側には、プランジャポンプ8の非作動時に、前記マスターシリンダ1と各ホイールシリンダ2とのブレーキ液の双方の流れを許容する一方、プランジャポンプ8の作動時には、マスターシリンダ1から各ホイールシリンダ2へのブレーキ液の流れを遮断して各ホイールシリンダ2にリザーバタンク9,9内のブレーキ液圧を供給するように制御する圧力制御機構10が設けられている。
【0027】
前記圧力制御機構10は、マスターシリンダ1とプランジャポンプ8との間に配置されて、マスターシリンダ1からホイールシリンダ2へのブレーキ液の流入を阻止する機械式のアシスト制御弁である圧力制御弁11、11と、サブ通路7,7に形成されて、プランジャポンプ8からの余剰ブレーキ液をマスターシリンダ1にリターンさせるリリーフ弁12、12とから構成されている。
【0028】
そして、前記液圧制御機構4の増圧弁5,5や減圧弁6,6並びにプランジャポンプ8及び圧力制御機構10は、図1〜図5に示すように、ハウジング13に保持されるようになっている。
【0029】
具体的説明すれば、前記ハウジング13は、図2及び図3に示すように、アルミ合金材によって一体に成形された比較的薄肉なほぼ矩形状に形成され、一側部の上部側に前記増圧弁5,5と減圧弁6,6が保持される合計8つの弁保持穴14,15が上下位置にそれぞれ4つずつ穿設されていると共に、その下方位置に前記圧力制御機構10のリリーフ弁12,12を保持する2つの弁保持穴16が前記弁保持穴14,15と同一方向でかつ平行に穿設されている。また、各弁保持穴14,15,16にそれぞれ保持された各増減圧弁5,5、6,6は、ホルダー部5a、6aが各弁保持穴14,15の開口縁14a、15aをかしめ加工することによってハウジング13に固定されている一方、前記リリーフ弁12,12は、キャップ12a、12aが各弁保持穴16の開口縁16aを前記各弁保持穴14,15の開口縁14a、15aと同じかしめパンチを用いてかしめ加工することによって固定されている。
【0030】
さらに、ハウジング13の下端部には、図1にも示すように、前記各リザーバタンク9,9を保持する一対のタンク保持穴17,17が底面側から上方に向かって穿設されており、これもタンク保持穴17,17の開口縁17a、17aをキャップ状のスプリングリテーナ9a,9aの外周縁を介してかしめることにより、リザーバタンク9,9を固定するようになっている。
【0031】
また、ハウジング13の内部ほぼ中央位置には、図1に示すように、前記プランジャポンプ8が収容配置するポンプ保持穴が形成されている。このポンプ保持穴は、ポンプモータ20で偏心回転駆動するポンプ軸21が挿通される中央の軸孔18と、該軸孔18を中心として左右の各プランジャ19,19を左右方向(ハウジング13の幅方向)へ摺動自在に保持するプランジャ穴22,22がハウジング13の幅方向に沿って貫通形成されている。また、この各プランジャ穴22,22の一端開口をそれぞれ閉塞するプランジャプラグ23,23が各開口縁22a、22aをそれぞれかしめ加工することによって固定されている。
【0032】
さらに前記ハウジング13の内部ほぼ上方位置には、前記圧力制御機構10の一対の圧力制御弁11,11を保持する一対の弁保持穴24、24が前記プランジャ穴22,22と平行に穿設されている。該各弁保持穴24,24は、前記プランジャ穴22,22の内径とほぼ同一に形成されている。
【0033】
すなわち、前記圧力制御弁11,11の各弁保持穴24,24は、各プランジャ穴22,22と同じくハウジング13の幅方向に沿って直列状態に形成されて、前記各プランジャ穴22,22とそれぞれ平行に形成されていると共に、軸中心方向に小径な大気通路孔29が貫通形成されている。また、各弁保持穴24,24の一端開口を閉塞する弁プラグ25,25が、各開口縁24a、24aを前記プランジャプラグ23、23と同一方向からかしめ加工することによって固定されている。なお、前記大気通路孔29は、その軸方向の中央位置からハウジング13の上面に開口した大気孔30と連通している。
【0034】
さらに、前記ハウジング13の一側面には、図5にも示すように、プリント基板等の電子部品26を保持する枠状の保持部材27がボルトによって固定されていると共に、該保持部材27の外側に電子部品26を被装するカバー部材28が取り付けられている。そして、前記保持部材27の内側に、前記各増減圧弁5、6の突出部及び各リリーフ弁12の上端部を内部に保持する状態で被嵌している。
【0035】
したがって、この実施形態によれば、車両の走行中において、ブレーキ操作によって例えば急ブレーキを掛けた場合には、マスターシリンダ1からのブレーキ液が圧力制御弁11にカットされる一方、プランジャポンプ8の作動によって各リザーバタンク9からのブレーキ液が各ホイールシリンダ2に強制的に供給され、これによってマスターシリンダ1からのブレーキ液圧より大きな液圧を作用させるようになっている。
【0036】
そして、この実施形態では、圧力制御弁11などの圧力制御機構10を、液圧制御機構4ととも同一ハウジングにまとめて保持させて、これら全体をユニット化したため、圧力制御機構10を効率良く収容保持することが可能になり、装置全体のコンパクト化が図れる。
【0037】
特に、各圧力制御弁11の両弁保持穴24、24を、両プランジャ19、19のプランジャ穴22,22と平行かつ同一方向に配置したことから、ハウジング13に対するそれぞれの孔開け作業や各プランジャ19の組み付けと圧力制御弁11の組み付け作業を同一方向から行うことができる。したがって、かかる各構成部品の組付作業が容易になる。
【0038】
すなわち、各弁保持穴24,24とプランジャ穴22、22を同一径としたことから、これらの全てを、孔開け工具である同一のドリルによって同一方向から孔開け加工することができ、また、ハウジング13に対して各プランジャ19と各圧力制御弁11を同一方向から組み込み、かつ各開口縁22a、24aを同一の方向から同一のかしめパンチによってかしめ固定することができるので、前記孔開け加工作業やかしめ作業がきわめて簡単になる共に、コストの低廉化が図れる。
【0039】
また、リリーフ弁12もその弁保持穴16や増減圧弁5,6の弁保持穴14,15と同一方向から孔開け加工することができると共に、各弁5,6、12を同じ方向から組み込み、かつ各開口縁12a、14a、15aを同一方向から同一のかしめパンチによってかしめ固定することができるので、この点でも各弁5,6、12の組み付け作業やかしめ作業が容易になる。
【0040】
また、この実施形態によれば、電子部品26を保持する保持部材27を増減圧弁5,6とリリーフ弁12のカバーとして兼用したことから、別部材によって被装する場合に比較して部品点数の削減が図れると共に、保持部材27内側のデッドスペースを有効に利用することができ、スペース効率の向上が図れる。
【0041】
さらに、ブレーキ操作時には各メイン通路3,3には同時にブレーキ液圧が作用することになる。その時、前記各圧力制御弁11、11が、弁保持穴24,24を介してハウジング13内に直列状態に設けられているため、該各圧力制御弁11,11の弁体11a、11aなどの作動中に発生する振動や騒音を互いに相殺させることができる。この結果、振動騒音の低減化が図れる。
【0042】
また、前記大気通路孔29は、2つの圧力制御弁11,11の大気通路孔として兼用してしていることから、大気通路孔をそれぞれ別個に形成する必要がないので、この点で孔開け加工作業が容易になる。
【0043】
しかも、この大気通路孔29は、各弁保持穴24,24の同軸上に形成されて、いることから、該各弁保持穴24,24を孔開け加工する際の基準孔として利用することができることから、該各弁保持穴24,24の孔開け作業が容易になると共に、両弁保持穴24,24をハウジング13の両側から精度良く形成することができる。
【0044】
本発明は、前記実施形態の構成に限定されるものではなく、各構成部材を発明の趣旨に応じて任意に変更することも可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】図2のA−A線断面図である。
【図2】本発明の一実施形態のブレーキ液圧制御装置の要部側面図である。
【図3】同ブレーキ液圧制御装置の背面図である。
【図4】図4のB−B線断面図である。
【図5】同実施形態のブレーキ液圧制御装置の縦断面である。
【図6】同実施形態のブレーキ液圧制御装置の液圧回路図である。
【符号の説明】
1…マスターシリンダ
2…ホイールシリンダ
3…メイン通路
4…液圧制御機構
5…増圧弁
6…減圧弁
8…プランジャポンプ
10…圧力制御機構
11…圧力制御弁(アシスト制御弁)
12…リリーフ弁
13…ハウジング
14・15…弁保持穴
14a、15a…開口縁
16…リリーフ弁の弁保持穴
16a…開口縁
19…プランジャ
22…プランジャ穴
22a…開口縁
23…プランジャプラグ
24…圧力制御弁の弁保持穴
24a…開口縁
25…弁プラグ
29…大気通路孔

Claims (6)

  1. 油通路で連通されたマスターシリンダと車輪側のホイールシリンダとの間のブレーキ液圧を制御する液圧制御機構と、前記マスターシリンダの液圧より高い液圧を前記ホイールシリンダに発生させることが可能なプランジャ型の液圧ポンプと、該液圧ポンプの非作動時には、前記マスターシリンダとホイールシリンダとのブレーキ液の双方の流れを許容する一方、液圧ポンプの作動時には、前記マスターシリンダからホイールシリンダへのブレーキ液の流れを遮断してホイールシリンダに対するブレーキ液圧をアシストする圧力制御機構とを備えたブレーキ液圧制御装置であって、
    前記圧力制御機構を、前記液圧制御機構と同一のハウジングに保持すると共に、該圧力制御機構のアシスト制御弁を前記ハウジング内において前記液圧ポンプのプランジャの移動方向と同一方向に配置したことを特徴とするブレーキ液圧制御装置。
  2. 前記ハウジングの内部に形成された前記プランジャの収容孔と前記アシスト制御弁の弁保持穴のそれぞれの内径をほぼ同一に設定すると共に、それぞれ同一方向に開口形成された前記プランジャ収容孔と弁保持穴の各一端開口を閉塞する各プラグをかしめ加工によって固定したことを特徴とする請求項1に記載のブレーキ液圧制御装置。
  3. 前記液圧制御機構は、前記油通路の流路を切り換える電磁開閉弁を有する一方、前記圧力制御機構は、前記液圧ポンプからホイールシリンダへの供給ブレーキ圧が所定以上になった際に、ブレーキ液圧をリリーフするリリーフ弁を有し、前記電磁開閉弁とリリーフ弁の各弁保持穴を前記ハウジングの一側面から内部へ平行に穿設すると共に、該各弁保持穴内に収容された各弁を同一方向から所定の固定手段によって固定したことを特徴とする請求項1または2に記載のブレーキ液圧制御装置。
  4. 前記固定手段は、各弁保持穴の開口縁を同一方向からパンチによるかしめ加工としたことを特徴とする請求項3に記載のブレーキ液圧制御装置。
  5. 前記ハウジングの一側面側に、外端側に前記液圧制御機構を駆動させる電子部品を保持する保持部材を設け、該保持部材の内端側で前記電磁開閉弁とリリーフ弁とを被装したことを特徴とする請求項3または4に記載のブレーキ液圧制御装置。
  6. 前記ハウジング内に、前記一対のアシスト制御弁を保持する一対の弁保持穴を直列状態に対向配置すると共に、該弁保持穴の同軸方向に沿って大気通路孔を連通形成したことを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載のブレーキ液圧制御装置。
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