JP2004174922A - 樹脂成形品及び樹脂シート - Google Patents
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Abstract
【解決手段】側面の一部に切り欠き部3を有する略円環形の円環部5と、切り欠き部3の下側の端面7から、端面7における接線方向に延びる下側平板部9と、切り欠き部3の上側の端面11から、下側平板部9と平行に延びる下側平板部13とを有する形状に成形した基体19の表面に、スパッタリングにより、SiO2から成る中間層21と、Alから成る導電層23を順次形成して、樹脂成形品1を製造した。
【選択図】 図2
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、例えば、電子機器等に用いられる樹脂成形品及び樹脂シートに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、電子機器において、導線を固定する等の目的のために、図5に示す様な形状の樹脂成形品P1が用いられていた(例えば特許文献1)。この樹脂成形品P1は、円環部P3に導線を通し、固定端P5において基板等に固定することにより、導線を固定するものである。また、電子機器においては、電線の固定、グラウンディングのために、樹脂シートが用いられてきた。
【0003】
これらの樹脂成形品P1や樹脂シートをグラウンド電位に落とす場合には、図5に示す様に、銅やアルミ等の導電性のテープP7を樹脂成形品P1や樹脂シートの一部に貼り、その部分を接地させる方法が採られてきた。
また、樹脂成形品P1や樹脂シートに電磁波シールド効果を持たせるためには、それらの表面に電磁波シールド効果のあるテープを貼ることが行われてきた。
【0004】
【特許文献1】特開平02−284366号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、導電性のテープや電磁波シールド効果のあるテープを樹脂成形品P1や樹脂シートに貼るためには、手作業の工程が必要であるので、樹脂成形品P1や樹脂シートの製造に手間がかかるという問題があった。
【0006】
また、導電性のテープを貼る方法では、そのテープを貼った部分しか導電性を持たないので、接地させる部分が限られてしまい、電子機器の設計の自由度が制限されてしまうという問題があった。
更に、電磁波シールド効果のあるテープを貼る方法では、そのテープを貼っていない部分は電磁波シールド効果がないので、全体として、電磁波シールド効果が不十分であるという問題があった。
【0007】
本発明は以上の点に鑑みなされたものであり、全面に渡って導電性や電磁波シールド性を有し、製造が容易である樹脂成形品及び樹脂シートを提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段及び発明の効果】
(1)請求項1の発明は、電子装置の部材として用いられる樹脂成形品であって、樹脂から成る基体と、前記基体の表面側に、スパッタリングにより形成された薄膜層と、を含み、前記薄膜層が、電磁波シールド性を有する材料から成ることを特徴とする樹脂成形品を要旨とする。
【0009】
本発明の樹脂成形品では、スパッタリングにより薄膜層を形成するので、例えば、樹脂成形品の表面の全面に渡って、容易に、電磁波シールド性を有する材料から成る薄膜層を形成することができる。
そのため、本発明の樹脂成形品は、例えば、樹脂成形品の全面に渡って、電磁波シールド効果を奏することができる。
【0010】
また、本発明の樹脂成形品では、スパッタリングにより、電磁波シールド性を有する薄膜層を形成するので、手作業により、電磁波シールド性を有するテープを貼る工程が必要ない。そのため、本発明の樹脂成形品は、製造が容易である。・前記基体を構成する材料としては、例えば、ナイロン、ABS、PP、軟質材等が挙げられる。また、基体は、例えば、射出成形、押出し成形等の方法で成形することができる。
【0011】
・前記電磁波シールド性を有する材料としては、例えば、Cu系合金(例えば、Cu−Zn合金)、Ni系合金(例えば、Cu−Ni合金)、Co系合金(例えば、Cu−Co合金)が挙げられる。
(2)請求項2の発明は、電子装置の部材として用いられる樹脂成形品であって、樹脂から成る基体と、前記基体の表面側に、スパッタリングにより形成された薄膜層と、を含み、前記薄膜層が、導電性を有する材料から成ることを特徴とする樹脂成形品を要旨とする。
【0012】
本発明の樹脂成形品では、スパッタリングにより薄膜層を形成するので、例えば、樹脂成形品の表面の全面に渡って、容易に、導電性を有する材料から成る薄膜層を形成することができる。
そのため、本発明の樹脂成形品は、例えば、樹脂成形品の全面に渡って、電磁波シールド効果を奏することができる。
【0013】
また、本発明の樹脂成形品では、スパッタリングにより、導電性を有する薄膜層を形成するので、手作業により、導電性を有するテープを貼る工程が必要ない。そのため、本発明の樹脂成形品は、製造が容易である。
・前記基体を構成する材料としては、例えば、ナイロン、PP等が挙げられる。また、基体は、例えば、射出成形、押出し成形等の方法で成形することができる。
【0014】
・前記導電性を有する材料としては、例えば、Cu、Ag、Ni、Al等が挙げられる。
(3)請求項3の発明は、前記基体と前記薄膜層との間に、中間層を備えることを特徴とする前記請求項1又は2に記載の樹脂成形品を要旨とする。
【0015】
本発明の樹脂成形品は、中間層を備えることにより、例えば、基体から水がしみ出てくる場合でも、その水を遮断することができる。
そのため、本発明の樹脂成形品では、薄膜層の密着性が、例えば、基体からしみ出る水により低下することがない。
【0016】
また、中間層を備えることにより、基体から水分が失われることを防止できるので、基体の硬化を防止することができる。
(4)請求項4の発明は、前記中間層が、前記基体から出る水分を遮断可能な材質から成ることを特徴とする前記請求項3に記載の樹脂成形品を要旨とする。
【0017】
本発明の樹脂成形品は、中間層が、基体から出る水分を遮断可能な材質(例えば、SiO2)から成ることにより、例えば、基体から水がしみ出る場合でも、中間層によりその水を遮断するので、薄膜層の密着性が低下してしまうようなことがない。
(5)請求項5の発明は、前記中間層は、スパッタリングにより形成されることを特徴とする前記請求項3又は4に記載の樹脂成形品を要旨とする。
【0018】
本発明では、スパッタリングにより、例えば、樹脂成形品の表面の全面に渡って、均一な厚みの中間層を形成することができる。そのことにより、例えば、樹脂成形品の全面に渡って、基体から滲みだしてくる水を遮断し、薄膜層の密着性を高めることができる。
(6)請求項6の発明は、導線を固定するために用いられることを特徴とする前記請求項1〜5のいずれかに記載の樹脂成形品を要旨とする。
【0019】
本発明の樹脂成形品は、例えば、電子装置において、導線を固定するために用いることができる。
(7)請求項7の発明は、導線を保持する保持部と、前記保持部から延設され、電子装置に対し固定される固定部と、を備えることを特徴とする前記請求項6に記載の樹脂成形品を要旨とする。
【0020】
本発明の樹脂成形品は、例えば、円環形の保持部に導線を保持し、固定部を、例えば、電子装置の基板や筐体に固定することにより、導線を固定することができる。
(8)請求項8の発明は、電子装置の部材として用いられる樹脂シートであって、樹脂から成る基体と、前記基体の表面側に、スパッタリングにより形成された薄膜層と、を含み、前記薄膜層が、電磁波シールド性を有する材料から成ることを特徴とする樹脂シートを要旨とする。
【0021】
本発明の樹脂シートでは、スパッタリングにより薄膜層を形成するので、例えば、樹脂シートの表面の全面に渡って、容易に、電磁波シールド性を有する材料から成る薄膜層を形成することができる。
そのため、本発明の樹脂シートは、例えば、樹脂シートの全面に渡って、電磁波シールド効果を奏することができる。
【0022】
また、本発明の樹脂シートでは、スパッタリングにより、電磁波シールド性を有する薄膜層を形成するので、手作業により、電磁波シールド性を有するテープを貼る工程が必要ない。そのため、本発明の樹脂シートは、製造が容易である。・前記基体を構成する材料としては、例えば、ナイロン、PP等が挙げられる。また、基体は、例えば、射出成形、押出し成形等の方法で成形することができる。
【0023】
・前記電磁波シールド性を有する材料としては、例えば、Cu系合金(例えば、Cu−Zn合金)、Ni系合金(例えば、Cu−Ni合金)、Co系合金(例えば、Cu−Co合金)が挙げられる。
(9)請求項9の発明は、電子装置の部材として用いられる樹脂シートであって、樹脂から成る基体と、前記基体の表面側に、スパッタリングにより形成された薄膜層と、を含み、前記薄膜層が、導電性を有する材料から成ることを特徴とする樹脂シートを要旨とする。
【0024】
本発明の樹脂シートでは、スパッタリングにより薄膜層を形成するので、例えば、樹脂シートの表面の全面に渡って、容易に、導電性を有する材料から成る薄膜層を形成することができる。
そのため、本発明の樹脂シートは、例えば、樹脂シートの全面に渡って、電磁波シールド効果を奏することができる。
【0025】
また、本発明の樹脂シートでは、スパッタリングにより、導電性を有する薄膜層を形成するので、手作業により、導電性を有するテープを貼る工程が必要ない。そのため、本発明の樹脂シートは、製造が容易である。
・前記基体を構成する材料としては、例えば、ナイロン、PP、軟質材が挙げられる。また、基体は、例えば、射出成形、押出し成形等の方法で成形することができる。
【0026】
・前記導電性を有する材料としては、例えば、Cu、Ag、Al、Ni等が挙げられる。
(10)請求項10の発明は、前記基体と前記薄膜層との間に、中間層を備えることを特徴とする前記請求項8又は9に記載の樹脂シートを要旨とする。
【0027】
本発明の樹脂シートは、中間層を備えることにより、例えば、基体から水がしみ出てくる場合でも、その水を遮断することができる。
そのため、本発明の樹脂シートでは、薄膜層の密着性が、例えば、基体からしみ出る水により低下することがない。
【0028】
また、中間層を備えることにより、基体から水分が失われることを防止できるので、基体の硬化を防止することができる。
(11)請求項11の発明は、前記中間層は、前記基体から出る水分を遮蔽可能な材質から成ることを特徴とする前記請求項10に記載の樹脂シートを要旨とする。
【0029】
本発明の樹脂シートは、中間層が、基体から出る水分を遮断可能な材質(例えば、SiO2)から成ることにより、例えば、基体から水がしみ出る場合でも、中間層が水を遮断するので、薄膜層の密着性が低下してしまうようなことがない。
(12)請求項12の発明は、前記中間層は、スパッタリングにより形成されることを特徴とする前記請求項10又は11に記載の樹脂シートを要旨とする。
【0030】
本発明では、スパッタリングにより、例えば、樹脂シートの表面の全面に渡って、均一な厚みの中間層を形成することができる。そのことにより、例えば、樹脂シートの全面に渡って、基体から滲みだしてくる水を遮断し、薄膜層の密着性を高めることができる。
【0031】
【発明の実施の形態】
以下に本発明の樹脂成形品及び樹脂シートの実施の形態の例(実施例)を説明する。
(実施例1)
本実施例1の樹脂成形品は、電子機器において、導線を固定するために用いられる固定具である。
【0032】
a)まず、本実施例1の樹脂成形品1の全体構成を図1を用いて説明する。 図1に示す様に、樹脂成形品1は、側面の一部に切り欠き部3を有する略円環形の円環部(保持部)5と、切り欠き部3の下側の端面7から、端面7における接線方向に延びる下側平板部(固定部)9と、切り欠き部3の上側の端面11から、下側平板部9と平行に延びる上側平板部(固定部)13とから構成される。そして、この下側平板部9及び上側平板部13には、同一鉛直線上に、それぞれ、ボルト孔15、17が設けられている。
【0033】
本実施例の樹脂成形品1は、円環部5に導線を通し、ボルト孔15、17に差し込んだボルトを、電子機器の基板や筐体に止めることにより、導線をその基板や筐体に対して固定することができる。
b)次に、本実施例1の樹脂成形品1の層構成を図2を用いて説明する。図2は、図1のA−A断面における断面図である。
【0034】
本実施例1の樹脂成形品1は、ナイロンから成る基体19の両面に、SiO2から成る中間層21がそれぞれ形成されており、それら中間層21の外側に、Alから成る導電層23が、それぞれ形成されている。これら中間層21、導電層23の厚みは、それぞれ、100nm、200nmである。
【0035】
c)次に、本実施例1の樹脂成形品1の製造方法を説明する。
▲1▼ナイロンを材料とし、通常の成形方法に従って、前記a)で述べた形状の基体19を製造した。
▲2▼基体19を、スパッタマシン内に設置し、スパッタマシンには、SiO2のターゲットを取り付けた。以下の条件でスパッタリングを行い、基体19の表面に中間層21を形成した。この時、基体19を揺動または回転させ、その表面の全面に渡って、均一な厚みの中間層21が形成されるようにした。
【0036】
到達真空度:5×10−4Pa
スパッタリングガス圧(Ar+N2):0.5Pa
窒素比率(N2/(Ar+N2)):5%
スパッタ電力:3W/cm2
▲3▼スパッタマシンのターゲットをAlに交換し、以下の条件でスパッタリングを行い、前記▲2▼で形成した中間層21の表面に導電層23を形成した。この時も、基体19を揺動または回転させ、その表面の全面に渡って、均一な厚みの導電層23が形成されるようにした。
【0037】
到達真空度:4×10−4Pa
スパッタリングガス圧(Ar+N2):0.3Pa
窒素比率(N2/(Ar+N2)):3%
スパッタ電力:4W/cm2
d)次に本実施例1の樹脂成形品1の奏する効果を説明する。
【0038】
▲1▼本実施例1の樹脂成形品1では、スパッタリングにより導電層23を形成するので、容易に、樹脂成形品1の表面の全面に渡って導電層23を形成することができる。そのことにより、樹脂成形品1の表面の全体に、容易に導電性を付与することができる。
【0039】
▲2▼本実施例1の樹脂成形品1では、スパッタリングにより、導電層23を形成するので、手作業により、導電性テープや電磁波シールド性テープを貼る工程が必要ない。そのため、本実施例1の樹脂成形品1は、製造が容易である。
▲3▼本実施例1の樹脂成形品1は、中間層21を備えることにより、基体19から水がしみ出てくる場合でも、その水を遮断することができる。そのため、本実施例1の樹脂成形品1では、導電層23の密着性が、基体19からしみ出る水により低下することがない。
【0040】
また、中間層21が基体19からの水分の滲みだしを防止するので、基体19が水分を失って硬化してしまうようなことがない。
(実施例2)
本実施例2の樹脂成形品25は、基本的には前記実施例1の樹脂成形品1とほぼ同様である。但し、本実施例2の樹脂成形品25は、図3に示す様に、基体19の上に、中間層21、Cuから成る電磁波シールド層27を順次積層した構成を備えている。この電磁波シールド層27の厚みは200nmである。
【0041】
本実施例2の樹脂成形品25は、スパッタリングにより、その表面の全面に渡って電磁波シールド層27を備えているので、樹脂成形品25の全面に渡って、電磁波シールド効果を有する。
また、本実施例1の樹脂成形品25は、前記実施例1の樹脂成形品1と同様に、手作業で電磁波シールド性テープを貼る工程が必要ないので、製造が容易である。
【0042】
更に、本実施例2の樹脂成形品25は、中間層21を備えることにより、基体19からしみ出る水を遮断することができるので、電磁波シールド層27の密着性が低下することがなく、基体19が硬化してしまうことがない。
(実施例3)
本実施例3の樹脂シート(樹脂フィルム)29は、縦30mm、横10mm、厚み1.5mmのシートであり、電線クランプの用途に用いられる。
【0043】
本実施例3の樹脂シート29は、図4に示す様に、ナイロンから成るシート状の基体19の両面に、それぞれ、SiO2から成り、厚さ100nmの中間層21と、Alから成り、厚さ300nmの導電層23とを順次積層した構成を備えている。
【0044】
本実施例3の樹脂シート29は、前記実施例1の樹脂成形品1と同様の効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例1の樹脂成形品の全体構成を示す説明図である。
【図2】実施例1の樹脂成形品の層構成を示す説明図である。
【図3】実施例2の樹脂成型品の層構成を示す説明図である。
【図4】実施例3の樹脂シートの層構成を示す説明図である。
【図5】従来の樹脂成形品の構成を示す説明図である。
【符号の説明】
1、25・・・樹脂成形品
19・・・基体
21・・・中間層
23・・・導電層
27・・・電磁波シールド層
29・・・樹脂シート
Claims (12)
- 電子装置の部材として用いられる樹脂成形品であって、
樹脂から成る基体と、前記基体の表面側に、スパッタリングにより形成された薄膜層と、を含み、
前記薄膜層が、電磁波シールド性を有する材料から成ることを特徴とする樹脂成形品。 - 電子装置の部材として用いられる樹脂成形品であって、
樹脂から成る基体と、前記基体の表面側に、スパッタリングにより形成された薄膜層と、を含み、
前記薄膜層が、導電性を有する材料から成ることを特徴とする樹脂成形品。 - 前記基体と前記薄膜層との間に、中間層を備えることを特徴とする前記請求項1又は2に記載の樹脂成形品。
- 前記中間層は、前記基体から出る水分を遮断可能な材質から成ることを特徴とする前記請求項3に記載の樹脂成形品。
- 前記中間層は、スパッタリングにより形成されることを特徴とする前記請求項3又は4に記載の樹脂成形品。
- 導線を固定するために用いられることを特徴とする前記請求項1〜5のいずれかに記載の樹脂成形品。
- 導線を保持する保持部と、前記保持部から延設され、電子装置に対し固定される固定部と、を備えることを特徴とする前記請求項6に記載の樹脂成形品。
- 電子装置の部材として用いられる樹脂シートであって、
樹脂から成る基体と、前記基体の表面側に、スパッタリングにより形成された薄膜層と、を含み、
前記薄膜層が、電磁波シールド性を有する材料から成ることを特徴とする樹脂シート。 - 電子装置の部材として用いられる樹脂シートであって、
樹脂から成る基体と、前記基体の表面側に、スパッタリングにより形成された薄膜層と、を含み、
前記薄膜層が、導電性を有する材料から成ることを特徴とする樹脂シート。 - 前記基体と前記薄膜層との間に、中間層を備えることを特徴とする前記請求項8又は9に記載の樹脂シート。
- 前記中間層は、前記基体から出る水分を遮蔽可能な材質から成ることを特徴とする前記請求項10に記載の樹脂シート。
- 前記中間層は、スパッタリングにより形成されることを特徴とする前記請求項10又は11に記載の樹脂シート。
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---|---|---|---|---|
JP2008267438A (ja) * | 2007-04-17 | 2008-11-06 | Seiwa Electric Mfg Co Ltd | 樹脂製アースクランプ |
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2002
- 2002-11-27 JP JP2002343991A patent/JP4082994B2/ja not_active Expired - Fee Related
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