JP2004174443A - 自走式破砕機 - Google Patents

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徹 中山
Shinpei Ikeuchi
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Abstract

【課題】動力源の点検整備および左右方向の往来を容易にできる自走式破砕機を提供すること。
【解決手段】作業通路47を動力源が格納されたボンネット45の三方向の側面に沿って配置したので、動力源の点検整備をボンネット45上に昇らずに作業通路47からでき、作業を容易にできる。また、作業通路47を通って自走式破砕機1の幅方向(左右方向)の一方側から他方側へ本体部上を移動できるので、作業員がボンネット45に昇ったり、一旦地上に降りたりする必要がなく、左右の往来を容易にできる。
【選択図】 図9

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、自走式破砕機に関する。
【0002】
【背景技術】
従来より、下部走行体を備えた本体部に、破砕機、フィーダやホッパで構成される供給部、およびエンジン等の動力源が載置された自走式破砕機が知られている(例えば、特許文献1参照)。
この特許文献1に記載の自走式破砕機では、破砕機の側方に運転台が設けられており、この運転台から動力源であるエンジン等を覆うボンネットの上にアクセスできるようになっている。そして、ボンネット上において、ボンネットの一部のカバーを外し、動力源の点検整備を行うことが可能である。
【0003】
【特許文献1】
実用新案登録第2547627号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、特許文献1の自走式破砕機では、動力源を点検整備するたびに、運転台からわざわざボンネット上に昇る必要があり、面倒である。
また、作業員が自走式破砕機の一側方側の運転台から反対側へ移動する場合には、ボンネットを乗り越えたり、一旦運転台から降りて回り込んだりしなければならず、容易ではない。
【0005】
本発明の目的は、動力源の点検整備および左右方向の往来を容易にできる自走式破砕機を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段と作用効果】
本発明の請求項1に記載の自走式破砕機は、破砕機が搭載された本体部と、この本体部の長手方向の一端側に搭載された動力源と、この動力源の三方向の側面に沿った作業通路とを備えていることを特徴とする。
【0007】
このような本発明においては、作業通路が動力源の三方向の側面に沿って配置されるので、動力源の点検整備をボンネット上に昇らずに作業通路からでき、作業を容易にできる。また、作業通路を通って自走式破砕機の左右方向の一方側から他方側へ本体部上を移動できるので、作業員がボンネットに昇ったり、一旦地上に降りたりする必要がなく、左右の往来を容易にできる。
【0008】
本発明の請求項2に記載の自走式破砕機では、前記作業通路は、前記動力源に対して前記長手方向の一端側の外方、および短手方向の両側の外方に設けられていることを特徴とする。
このような本発明においては、左右の作業通路を除く残りの作業通路を、動力源に対して本体部の内方側に設けるのではなく、本体部の外方に設けるため、その分、動力源を本体部の内方側に近づけて配置できる。従って、重い動力源の重心位置が本体部の中心側(重心側)に近づくので、本体部を構成するフレームの端部側では、動力源を支持するための片持ち状の距離が短くなり、フレームの補強を減らすことができ、車体重量の軽量化と安定性を実現できる。
【0009】
本発明の請求項3に記載の自走式破砕機では、前記作業通路は、前記破砕機の側方まで延設されていることを特徴とする。
このような本発明においては、作業通路をクラッシャの側方まで延ばして設けることにより、作業員が動力源側からクラッシャの側方まで作業通路を利用して容易に到達できるので、動力源やクラッシャの点検整備の作業効率をさらに向上させることができる。
【0010】
本発明の請求項4に記載の自走式破砕機では、前記作業通路の下側には、携行具が収納される収納部が設けられていることを特徴とする。
このような本発明においては、作業通路の下側に収納部を設けることにより、この収納部に工具や潤滑油等の携行具を収納でき、本体部上で作業する作業員が収納部の携行具を使用することで、地上に降りることなく作業を続けることができ、作業効率がさらに向上する。
【0011】
本発明の請求項5に記載の自走式破砕機では、遠隔操作可能に構成されていることを特徴とする。
このような本発明においては、遠隔操作できるので、本体部に運転台や操作盤等を設ける必要がない。そして、作業通路の途中に運転台等を設ける必要がないので、作業通路が本体部の左右方向(幅方向)に張り出すことがなく、積込み機よりこぼれた岩石等との干渉を防止できる。また、従来の自走式破砕機の中には、破砕機と動力源との間に運転台が設けられているタイプもあるが、このような自走式破砕機と比較すると、運転台が不要な分だけ動力源を破砕機側に寄せて配置できるため、前述したフレーム構造の簡素化がより促進される。
さらに、動力源や破砕機等の点検時を除く通常稼働時においては、作業員は本体部上に昇る必要がなく、作業員の労力を軽減でき、特に、高さの高い大型の自走式破砕機では有効である。
【0012】
【発明の実施の形態】
〔全体構成の概略説明〕
以下、本発明の一実施形態を図面に基づいて説明する。
図1〜図5は、本実施形態に係る自走式破砕機1を示す正面図、背面図、右側面図、左側面図、および平面図である。図6は、自走式破砕機1のジョークラッシャ30を示す断面図である。なお、本実施形態では説明の便宜上、図3中の右側を前方側、左側を後方側とする。
【0013】
自走式破砕機1は、ビルの解体現場等に配置されてコンクリート塊やアスファルト塊の破砕に供される場合もあるが、本実施形態では専ら、鉱山や砕石場に配置され、大きな岩石や自然石を所定粒径に粗破砕するために用いられる。このため、全長、全幅、全高の各寸法が大きく、大型の自走式破砕機に属する。
【0014】
このような自走式破砕機1は、一対の下部走行体11を備えた本体部ユニット10と、本体部ユニット10上の後方側に搭載されて原材料が供給される供給部ユニット20と、供給部ユニット20の前方側に搭載された破砕機としてのジョークラッシャ30と、ジョークラッシャ30のさらに前方側に搭載されたパワーユニット40と、本体部ユニット10の下方で一対のクローラ18間から前方斜め上方に向かって延出した排出コンベア50とで構成されている。
【0015】
本体部ユニット10は、前後方向に連続して設けられた左右の側方フレーム12を、複数の連結フレーム13(図2)で連結したメインフレーム(トラックフレーム)14を備え、各側方フレーム12の下部側に前記下部走行体11が取り付けられている。下部走行体11は、前部の油圧モータ15で駆動されるスプロケット16および後部のアイドラー17にクローラ18を巻回させた構成である。
【0016】
供給部ユニット20は、後方に迫り出した左右の側方フレーム21を、開口部22Aを有する略四角形の連結フレーム22で連結した後部フレーム23を備えている。後部フレーム23の上部には、複数のコイルスプリングを介してグリズリフィーダ24が載置され、このグリズリフィーダ24が振動装置25で駆動される。グリズリフィーダ24の上部には、その周囲の三方を囲うようにホッパ26が設けられ、上方に向かって拡開したこのホッパ26内に原材料が投入される。また、グリズリフィーダ24の下部には、グリズリで選別されて落下する原材料を下方の排出コンベア50に導く排出シュート27が設けられている。なお、本実施形態のホッパ26では、左右のウィング部28は本体部分に対して折り畳み可能に設けられ、支持バー29の上端を外すことで下方に折り畳まれる。これにより、供給部ユニット20の全高が低くなり、トレーラでの輸送制限をクリアできるようになっている。
【0017】
ジョークラッシャ30は、図6に示すように、左右の側壁プレート31を、複数のリブで補強された背壁プレート32およびクロスメンバ33で連結したクラッシャフレーム34を備え、背壁プレート32の内側には固定ジョー35が取り付けられ、固定ジョー35の前方側には歯面が略鉛直に迫り立ったスイングジョー36が配置されている。スイングジョー36は、その上部側が側壁プレート31間に回転可能に架設されたメインシャフト37の偏心部に吊設されているとともに、下部側が破砕時の反力を受ける反力受リンク機構60で支持されており、また、テンションリンク機構70により常時反力受リンク機構60側に付勢されている。
【0018】
ここで、反力受リンク機構60は、一端がスイングジョー36の背面部分に係止されたトグルプレート61と、トグルプレート61の他端側を支持しかつ固定リンクピン63を中心に回動するトグルリンク64と、下端がトグルリンク64に軸支されたベアロックシリンダ65とで概ね構成され、このベアロックシリンダ65がクロスメンバ33側に回動自在に軸支(トラニオン構造)されている。そして、このベアロックシリンダ65のロッド66を進退させることで、各ジョー35,36の下端間の出口隙間Wを調節できるようになっている。つまり、反力受リンク機構60は、ベアロックシリンダ65の駆動によってトグルリンク64およびトグルプレート61を介してスイングジョー36を固定ジョー35近接離間させる出口隙間調整用リンク機構62となっている。
【0019】
また、テンションリンク機構70は、反力受リンク機構60の略中央に配置されており、概ね一端がスイングジョー36側に軸支されたテンションリンク71と、前記固定リンクピン63に回動自在に軸支されたテンションレバー72と、一端がテンションレバー72に軸支されたテンションロッド73と、このテンションロッド73を所定方向に付勢するテンションスプリング74とで概ね構成され、これらテンションロッド73およびテンションスプリング74が前記トグルリンク64に取り付けられている。
【0020】
このようなジョークラッシャ30では、メインシャフト37の一端に設けられたプーリ38をVベルトを介して油圧モータ39で駆動すると、メインシャフト37の回転によりスイングジョー36が揺動リンクとして機能し、固定ジョー35との間で原材料を破砕する。この際、本実施形態のジョークラッシャ30では、スイングジョー36が固定ジョー35の歯面に対して上方から下方に削ぎ取るようにスイングするよう、反力受リンク機構60がいわゆるアップスラストタイプになっている。
【0021】
パワーユニット40は、左右の側方フレーム41を複数の連結フレーム(不図示)で連結したベースフレーム42を備えている。ベースフレーム42上には、適宜な載置用のブラケットやクロスメンバを介して動力源としてのエンジン451(図11、12)、油圧ポンプ452、燃料タンク43、および作動油タンク44等が載置されている。また、油圧ポンプからの油圧を下部走行体11の油圧モータや、グリズリフィーダ24の振動装置25、ジョークラッシャ30の油圧モータ39、および排出コンベア50駆動用の油圧モータ等に分配するコントロールバルブ453(図11、12)が、当該ベースフレーム42で囲まれた収容空間内に収容されている。
【0022】
排出コンベア50は、後部が排出シュート27下端の排出口よりも後方に位置し、ここから排出される未破砕の原材料と、ジョークラッシャ30の出口から落下した破砕物とを前方に排出し、高所から落下させて堆積等させる。なお、原材料として鉄筋や金属片等の異物が含まれる場合には、排出コンベア50の前部側に磁選機を取り付け、この異物を取り除くことも可能である。また、排出コンベア50からの破砕物を地上に堆積させるのではなく、二次コンベアや三次コンベア等を用いて遠隔地まで搬送することもある。
【0023】
〔パワーユニットの構成〕
次に、本実施形態のパワーユニット40の構成を説明する。
図7〜図9は、自走式破砕機1の一部を拡大して示す右側面図、左側面図、および平面図である。
パワーユニット40において、その前部側に載置されたエンジン451および油圧ポンプ452は、金属板等で形成されたボンネット45の内部に格納されている。ボンネット45の内部は、仕切板等により適宜仕切られており、ボンネット45内部の略中央部にエンジンが配置され、その左側にラジエータ等が、右側に油圧ポンプ等がそれぞれ設けられている。また、ボンネット45の左側面にラジエータグリル45Aが設けられ、ボンネット45の上面左側に排気筒45Bが、上面右側に給気筒45Cがそれぞれ上方に突設されている。また、ボンネット45の前後側の両側面には、上面側のヒンジを中心にして上方に開く開閉カバー45Dが設けられ、ボンネット45の外部から内部のエンジン451を点検可能になっている。
ボンネット45内部のエンジン451の点検部としては、図示しないオイルレベルゲージ、フュエルフィルタ、フュエルポンプ、ファンベルト、エアクリーナ等があり、これらの点検部は、本体部ユニット10の内方側である後側に配置され、ボンネット45の特に後側の開閉カバー45Dを開くことで点検可能となっている。
【0024】
ボンネット45に対して本体部ユニット10の内方側、すなわち、ボンネット45の後方でエンジン451の点検部よりも低い位置には、作業床46が設けられている。この作業床46は、ベースフレーム42の上にブラケット等を介して載置、固定された鋼板製の床材から形成されている。そして、作業床46の左右両側には、燃料タンク43および作動油タンク44がそれぞれ配置されており、ボンネット45、燃料タンク43、作動油タンク44、および後方のジョークラッシャ30によって四方が囲まれた作業スペース46Aが作業床46の上側に形成されている。
【0025】
また、パワーユニット40には、ボンネット45の三方向の側面、すなわち、ボンネット45の左右両側および前方側の側面に沿って作業通路47が設けられている。作業通路47は、ベースフレーム42に固定された水平なブラケット上に支持されており、所定の幅寸法(例えば、600mm)を有し滑り止め加工が施された床材471と、つま先板として床材471の上方に所定寸法(例えば、50mm以上)だけ突出した幕板472と、この幕板472に固定され床材471から所定の高さ寸法(例えば、1.0m以上)を有する防護柵473とを備えて構成されている。
【0026】
三方向の作業通路47のうち、ボンネット45の左側面に沿った作業通路47Aは、その後端側に設けられた出入り部46Bを介して作業床46とほぼ段差なく連続しており、出入り部46Bを通して作業スペース46Aとの間で作業員が往来可能となっている。
また、ボンネット45の前方側で左右方向に延びる作業通路47Bの床面は、排出コンベア50の上方を横切る中央部分の床材471と、この床材471の左右両側に設けられた収納部474の上蓋とで形成されている。収納部474には、作業通路47や作業床46上での作業に用いられる工具類やグリス缶等の携行具が収納されている。
さらに、ボンネット45の右側面に沿った作業通路47Cは、作動油タンク44の側方を通って後方へ延び、ジョークラッシャ30の右側面に沿って設けられた作業通路81に連続している。
【0027】
一方、作業通路47Aの後方側には、この作業通路47Aの後端側からクローラ18の直上位置まで連続する階段48が設けられている。この階段48は、本体部ユニット10の長手方向(前後方向)について、略中央に配置されたジョークラッシャ30に対して前方側、つまり後方側の供給部ユニット20とは反対側に設けられている。そして、階段48は、クローラ18上から昇降可能に設けられた下部踊場481と、この下部踊場481から上方の作業通路47Aまで延びる段部482と、防護柵483とを備えている。そして、階段48の全体位置は、ジョークラッシャ30に対して前方側であり、左右方向に関してジョークラッシャ30と重ならない位置になっている。また、左側の下部走行体11のフレームには、2段のステップ19が固定されており、ステップ19、クローラ18の上面、および階段48を通って、地上とパワーユニット40上である作業通路47との間が昇降可能となっている。
【0028】
図7、図9において、ジョークラッシャ30の右側面には、ジョークラッシャ30の点検整備のための作業床として利用される作業通路81が設けられている。この作業通路81は、ジョークラッシャ30の側壁プレート31に固定された水平なブラケット上に支持されており、前述の作業通路47と同様の床材811、幕板812、および防護柵813で構成されている。作業通路81の後方側でホッパ26よりも前方には、クローラ18の直上位置まで垂下したラダー(梯子)82が設けられている。また、右側の下部走行体11のフレームにも、2段のステップ19が固定されており、地上からステップ19、クローラ18の上面、およびラダー82を通って作業通路81までの間を昇降可能となっている。
【0029】
〔ジョークラッシャ点検部の構成〕
次に、本実施形態のジョークラッシャ30点検部の構成を説明する。
図10は、自走式破砕機1の一部を拡大して示す右側面図である。
ジョークラッシャ30は、供給部ユニット20側に、グリズリフィーダ24から供給される原材料のこぼれ落ちを防止するクラッシャガード83を備えている。クラッシャガード83は、平面略コ字形の鋼板製で、ジョークラッシャ30の投入口の上縁を囲むようにコ字形の開放側を供給部ユニット20側に向けてボルトで固定されている。クラッシャガード83の右側面には、ジョークラッシャ30の内側と外側とを連通する点検口831が設けられており、この点検口831には、扉832が開閉自在に設けられている。すなわち、扉832は、図10中、左側に設けられたヒンジ832Aによって回動可能に支持されるとともに、右側に設けられたボルト固定部832Bによってクラッシャガード83に固定され、閉状態が維持されるようになっている。
【0030】
また、点検口831は、扉832を開けた状態で人が通り抜けられる大きさを有しており、その下縁には、ジョークラッシャ30の内部を覗き込む際に足を掛ける足掛かり833が設けられている。また、クラッシャガード83の上縁には、手で掴んだり、安全帯を係止するための取手834が固定されている。すなわち、取手834を掴み、足掛かり833に足を掛けた体勢で、クラッシャガード83の上方からジョークラッシャ30の内部や供給部ユニット20側が見渡せるようになっている。
【0031】
クラッシャガード83の点検口831と作業通路81との間には、ジョークラッシャ30内に作業員が入り込む際に足掛かりとなるステップ84が設けられている。このステップ84は、ジョークラッシャ30の側壁プレート31に固定されたブラケットに支持されており、点検口831下縁の足掛かり833よりも側方に大きく張り出し、点検口831を通ってジョークラッシャ30内に作業員が入り込みやすくなっている。
クラッシャガード83の内側でジョークラッシャ30の固定ジョー35の上部には、内側ステップとしてのガイドプレート85が取り付けられている。このガイドプレート85は、グリズリフィーダ24から供給される原材料を固定ジョー35およびスイングジョー36の間に案内するものを内側ステップとして兼用しており、幅方向(左右方向)の両側がクラッシャフレーム34にボルト固定されている。ガイドプレート85の上面の一部は、略水平に形成され、点検口831からジョークラッシャ30の内部に人が入る際に、足を掛けることができるようになっている。そして、ガイドプレート85の上面に足を掛けた位置から、固定ジョー35およびスイングジョー36の歯板の噛み合い部や出口隙間W部分を直接視認できるとともに、供給部ユニット20のグリズリフィーダ24にも移動できるようになっている。
【0032】
〔パワーユニットの油圧経路の概略構成〕
次に、本実施形態のパワーンユニット40の油圧経路の概略構成を説明する。図11および図12は、パワーユニット40の油圧経路の概念を示す平面図、および側面図である。
図11および図12において、ボンネット45の内部には、エンジン451、およびこのエンジン451によって駆動される2台の油圧ポンプ452(452A,452B)が配置されている。エンジン451および油圧ポンプ452の間には、エンジン451の駆動軸の回転を各油圧ポンプ452A,452Bに伝達するためのパワーテイクオフ(PTO)451Aが設けられている。
また、作業床46の下方でベースフレーム42で囲まれた内部には、各油圧ポンプ452A,452Bからの油圧を分岐させる2個のコントロールバルブ453(453A,453B)が配置されている。
【0033】
エンジン451を始動して油圧ポンプ452を駆動することで、作動油タンク44から油圧ポンプ452に送られたオイルは、コントロールバルブ453を介して、下部走行体11の油圧モータ15やグリズリフィーダ24の振動装置25駆動用の油圧モータ、ジョークラッシャ30の油圧モータ39、排出コンベア50駆動用の油圧モータ等に分配される。そして、各油圧モータを駆動したオイルは、コントロールバルブ453を通してフィルタ等を通過した後に、作動油タンク44に戻される。
具体的には、油圧ポンプ452Aから送出されたオイルは、その大部分がコントロールバルブ453Aにより油圧を調整されてジョークラッシャ30の油圧モータ39に送られ、この油圧によって油圧モータ39を駆動する。また、油圧ポンプ452Bから送出されたオイルは、コントロールバルブ453Bにより下部走行体11の油圧モータ15、振動装置25駆動用の油圧モータ、および排出コンベア50駆動用の油圧モータ等に適宜分配され、油圧によってそれぞれの油圧モータを駆動する。
なお、作業床46には、図示しない開閉ハッチ等が設けられており、この開閉ハッチを開けることで、コントロールバルブ453A,453Bの点検整備が実施できるようになっている。
【0034】
以上のように油圧で駆動される各油圧モータやエンジンの運転は、本体部ユニット10に設けられた操作盤91(図4、図8)の操作により制御される。この操作盤91は、作業員が地上から操作可能な位置、すなわち、本体部ユニット10の下部でクローラ18の前方に設置されており、作業員が図示しないボタンやレバー等を操作することで自走式破砕機1の各部を操作できるようになっている。また、自走式破砕機1は、操作盤91とは別にラジコン用のコントローラ(不図示)を備えており、このラジコン用のコントローラを用いて自走式破砕機1から離れた位置からの遠隔操作が可能となっている。さらに、これらの操作盤91やラジコン用のコントローラを用いた作業員の手動操作の他に、予めプログラムされたパターンの中から適宜選択した運転パターンによる自動または半自動の操作もできるようになっている。
【0035】
また、操作盤91には、表示手段としてのモニタ(不図示)が搭載されており、このモニタに自走式破砕機1各部の運転状況が表示され、作業員が確認できるようになっている。モニタに表示される運転状況としては、グリズリフィーダ24の振動装置25駆動用の油圧モータや、ジョークラッシャ30の油圧モータ39、排出コンベア50駆動用の油圧モータ等の駆動状況がある。これらの油圧モータの駆動状況(例えば、油圧や回転速度)を検出する検出装置(不図示)が各油圧モータに設けられている。そして、例えばジョークラッシャ30や排出コンベア50に原材料が詰まった場合等には、検出装置が油圧モータに作用する過負荷を検出し、この検出装置からの情報をモニタに表示し、作業員がこのような異常を認識できるようになっている。
なお、表示手段としては、モニタのみに限らず、警報を発するブザーや、ホーン、ランプ等が含まれる。
【0036】
〔自走式破砕機の点検方法〕
次に、本実施形態の自走式破砕機1の点検方法を説明する。
点検作業に際し、作業員は、左右いずれかの側のステップ19からクローラ18上に上がり、階段48またはラダー82を利用して作業通路47,81上に登る。
そして、エンジン451を点検する場合には、図12に示すように、作業床46上の作業スペース46Aに移動し、ボンネット45後方側の開閉カバー45Dを開けて、オイルレベルゲージ等の点検部の点検整備を実施する。また、作業床46の開閉ハッチを開けてコントロールバルブ453A,453Bを点検することもできる。
この際、点検整備のために工具等が必要な場合には、ボンネット45前方の作業通路47Bに移動し、収納部474から工具を取り出して利用する。また、自走式破砕機1各部の潤滑用グリスを補充する際には、収納部474のグリス缶に連結された図示しないホースを補充位置まで延ばしてグリスを補充する。
また、ジョークラッシャ30を点検する場合には、自走式破砕機1の右側面の作業通路47C後方側でジョークラッシャ30の側面に沿った作業通路81に移動する。そして、作業通路81上やステップ84上から、点検口831の扉832を開けてジョークラッシャ30内部を覗き、固定ジョー35およびスイングジョー36の歯板の噛み合い部や出口隙間部分を視認する。さらに、必要に応じて、ステップ84から点検口831をくぐり、固定ジョー35上部のガイドプレート85に足を掛けてジョークラッシャ30内部に入り、ジョークラッシャ30やグリズリフィーダ24の点検整備を実施する。なお、ステップ84上に登る際やジョークラッシャ30内に入る際には、取手834に安全帯を係止する。
さらに、破砕作業中において、ジョークラッシャ30や排出コンベア50に原材料が詰まった場合等には、検出装置が油圧モータに作用する過負荷を検出し、この検出装置からの情報がモニタに表示される。そして、モニタを確認した作業員は、例えばジョークラッシャ30で異常があれば、階段48あるいはラダー82を使って作業通路47,81に登り、点検口831からジョークラッシャ30を点検する。また、必要に応じてステップ84から点検口831を通ってジョークラッシャ30内部に入り、さらに詳しい点検を実施し、検出装置で検出された異常を解消する。
【0037】
このような本実施形態によれば、以下のような効果がある。
(1) すなわち、作業通路47がエンジン451を覆うボンネット45の三方向の側面に沿って配置されるので、エンジン451の点検整備をボンネット上に昇らずに作業通路47から実施でき、作業を容易にできる。また、作業通路47を通って自走式破砕機1の左右方向の一方側から他方側へ本体部ユニット10上を移動できるので、作業員がボンネット45に昇ったり、一旦地上に降りたりする必要がなく、左右の往来を容易にできる。
【0038】
(2) また、作業通路47のうち、左右の作業通路47A,47Cを除く残りの作業通路47Bを、エンジン451に対して本体部ユニット10の内方側に設けるのではなく、本体部ユニット10の最外方(最前方)に設けるため、その分、エンジン451を本体部ユニット10の内方側に近づけて配置できる。従って、パワーユニット40の重心位置が本体部ユニット10の中心側に近づくので、本体部ユニット10を構成するフレームの端部側では、エンジン451を支持するための片持ち状の距離が短くなり、フレームの補強を減らすことができ、車体重量の軽量化と安定性を実現できる。
【0039】
(3) さらに、作業通路47に連続する作業通路81をジョークラッシャ30の側方に設けることにより、作業員がエンジン451側からジョークラッシャ30の側方まで作業通路47,81を利用して容易に到達できるので、エンジン451やジョークラッシャ30の点検整備の作業効率をさらに向上させることができる。
そして、作業通路47の下側に収納部474を設けたので、この収納部474に工具やグリス缶を収納でき、作業床46や作業通路47上で作業する作業員が収納部474の携行具を使用することで、地上に降りることなく作業を続けることができ、作業効率をさらに向上させることができる。
【0040】
(4) また、エンジン451の点検部より下方に作業床46を配置したので、作業床46に立った楽な姿勢で点検部を点検整備することができ、点検作業の効率を向上させることができる。また、作業床46をエンジン451に対して本体部ユニット10の内方側に設けたので、排出コンベア50が下側を通過する外方側に大きな作業床を設ける必要がなく、排出コンベア50と作業床46との干渉を回避でき、排出コンベア50の先端側の高さを高くして、破砕物をより高く堆積できる。
【0041】
(5) また、油圧ポンプ452からの油圧を分岐させるコントロールバルブ453を作業床46の下方に配置したので、エンジン451の点検部を点検する際にコントロールバルブ453が邪魔にならず、作業床46上の作業スペース46Aが広くでき、点検整備の作業性をさらに向上させることができる。また、エンジン451よりも内方側の作業床46下方においては、排出コンベア50との干渉も避けられるので、作業床46の下方にコントロールバルブ453を設置しても、作業床46の設置位置が高くなることがなく、自走式破砕機1の高さ寸法が抑えられるとともに、作業床46への昇降を容易にできる。
【0042】
(6) また、階段48の全体をジョークラッシャ30に対して本体部ユニット10の前方側、すなわち後方側に搭載された供給部ユニット20とはジョークラッシャ30を挟んで反対側に設けるため、供給部ユニット20と階段48とを大きく離して配置できる。従って、階段48が車幅方向に張り出していても、積込機によるホッパ26への原材料の投入作業時に階段48が邪魔にならず、作業効率を向上させることができる。さらに、階段48が供給部ユニット20から大きく離れて配置されることで、万一ホッパ26から原材料が飛び出しても、反対側の階段48まで到達することがなく、階段48の損傷を回避できる。
【0043】
(7) さらに、階段48とジョークラッシャ30の右側面側に設けられた作業通路81とが、互いに左右反対側に配置されるので、本体部ユニット10の車幅方向(左右方向)一方側に大きく張り出さず、作業通路81を設けた場合でも、積込み機による投入作業を阻害する心配がない。さらに、万一ホッパ26から原材料が飛び出しても、張り出し量が少ないので、作業通路81の損傷を回避できる。
また、階段48をクローラ18よりも上方に配置したことにより、走行時の離昇角が大きくなるため、登坂路や降坂路を走行する際に、階段48の下端が路面にぶつかるおそれがなく、階段48の損傷を回避できる。
【0044】
(8) また、ラダー82を供給部ユニット20ではなく、供給部ユニット20に近接したジョークラッシャ30の側方に取り付け、ホッパ26から飛び出す原材料をラダー82に当たりにくくしたので、ラダー82が損傷する可能性が低いうえ、詰まりが生じた際には、このラダー82からジョークラッシャ30を伝って供給部ユニット20に渡ればよく、除去作業も支障なく行える。
さらに、点検口831の下方にラダー82を設けたので、点検口831へ容易にアクセスでき、点検にかかる作業性をさらに向上できる。また、ラダー82をクローラ18の上方に設けることにより、ラダー82がクローラ18の側方に張り出さず、また、階段等と違ってラダー82自身が出っ張らないので、積込機によるホッパ26への原材料投入作業の邪魔にならず、破砕作業の作業効率も向上させることができる。
【0045】
(9) また、ジョークラッシャ30の固定ジョー35およびスイングジョー36の側端面部に対応した位置に点検口831を設けたことにより、ジョークラッシャ30の歯板の噛み合い部分に近接した側方から内部を確認できるので、ジョークラッシャ30内やジョークラッシャ30の出口隙間W部分における原材料の詰まり等を直ちに発見できる。従って、発見した原材料の詰まりを早急に取り除くことができ、点検作業を容易かつ迅速にできる。
さらに、点検口831に扉832を設けたので、この扉832を閉じればジョークラッシャ30への原材料の供給の際や破砕作業中に、原材料が点検口831から外に飛び出ることがなく、作業環境を良好にできる。
【0046】
(10) また、また、点検口831の下方に足掛かり833およびステップ84を設けたので、作業員が足掛かり833やステップ84の上からジョークラッシャ30の内部を覗き込むことができ、楽な作業姿勢で点検作業を実施できる。また、この足掛かり833に上がって点検口831を覗き込むことで、ジョークラッシャ30内を上方から見渡すことができるので、ジョークラッシャ30の内部だけでなく供給部ユニット20のグリズリフィーダ24等も同時に視認でき、より広い範囲を点検できる。
【0047】
(11) さらに、点検口831を通って、固定ジョー35の上部に設けられたガイドプレート85に足を掛けることで、作業員がジョークラッシャ30内に容易に入り込むことができ、さらに詳しくジョークラッシャ30内部を点検できる。また、ジョークラッシャ30内から供給部ユニット20の側へ移動することで、グリズリフィーダ24の点検作業をさらに容易にできる。
【0048】
(12) また、グリズリフィーダ24やジョークラッシャ30、排出コンベア50等の駆動状況を検出する検出装置と、この検出装置によって検出された情報を表示する表示手段と、ジョークラッシャ30の内部を点検するための点検口831とを設けたので、表示手段に異常が表示された場合に、直ちに点検口831から異常箇所を確認できる。従って、作業員が常時点検口831からジョークラッシャ30内を監視している必要はなく、検出装置および表示手段によって異常の発生を認知した後に点検口831から覗いて確認すればよいので、作業員の点検作業にかかる労力を軽減できる。
【0049】
(13) さらに、検出装置によってジョークラッシャ30や排出コンベア50等を駆動する油圧モータの油圧または回転速度を検出することにより、ジョークラッシャ30の出口隙間W部分等に原材料が詰まった際、油圧モータに生じる過負荷を検出でき、確実かつ即座に異常を確認できる。
【0050】
(14) また、自走式破砕機1は、本体部ユニット10に設けた操作盤91、または遠隔操作用のコントロ−ラにより操作されるので、本体部ユニット10上に運転台や操作盤等を設ける必要がない。そして、作業床46は、エンジン451の点検部を点検するために必要な広さが確保されていればよいため、その面積を狭くすることができる。これによって、本体部ユニット10の前方側に搭載されたエンジン451に対して内方側に作業床46を設けて、エンジン451の点検を容易にしても、本体部ユニット10の前後方向の長さを短くできる。
【0051】
(15) さらに、作業床46を必要最小限の広さとすることで、作業床46の左右にエンジン451に付随する燃料タンク43や作動油タンク44、階段48、作業通路47等をコンパクトに配置することができるので、軽量化および小型化を図ることができる。
【0052】
(16) また、自走式破砕機1を遠隔操作できることにより、作業通路47の途中に運転台や操作盤等を設ける必要がないので、作業通路47が本体部ユニット10の左右方向(幅方向)に張り出すことがなく、積込み機との干渉を防止できる。また、従来の自走式破砕機の中には、破砕機と動力源との間に運転台が設けられているタイプもあるが、このような自走式破砕機と比較すると、運転台が不要な分だけエンジン451をジョークラッシャ30側に寄せて配置できるため、本体部ユニット10を構成するフレーム構造の簡素化を促進できる。
【0053】
(17) さらに、エンジン451やジョークラッシャ30等の点検時を除く通常稼働時においては、作業員は本体部ユニット10上に登る必要がなく、作業員の労力を軽減でき、特に、車高の高い大型の自走式破砕機1では有効である。
【0054】
なお、本発明は、前記実施形態に限定されるものではなく、本発明の目的を達成できる他の構成等を含み、以下に示すような変形等も本発明に含まれる。
例えば、前記実施形態では、自走式破砕機1がジョークラッシャ30を備えるものとしたが、これに限らず、インパクトクラッシャ、シェアクラッシャ、コーンクラッシャ、ロールクラッシャ等、任意のクラッシャを搭載したものであってもよい。
また、前記実施形態では、自走式破砕機1が供給部ユニット20や排出コンベア50を備えるものとしたが、これに限らず、これらが別体とされて自走式破砕機の所定位置に近接して設置されていてもよい。
【0055】
また、前記実施形態では、エンジン451に対して本体部ユニット10の内方側に作業床46を設け、この作業床46の下方にコントロールバルブ453を配置したが、これに限らず、作業床を設けず、そのスペースにコントロールバルブを配置してもよい。
また、前記実施形態では、ジョークラッシャ30の側面に沿った作業通路81や、作業通路47、81に登るための階段48およびラダー82を設けたが、これに限らず、作業通路は必要に応じて適宜設ければよく、また、省略された場合でも本発明に含まれる。また、階段およびラダーについては、これらのいずれか一方のみを設置してもよく、また、これらを取り外し可能なタイプとしてもよい。ただし、作業床や作業通路、階段、ラダー等を前記実施形態で説明したように配置することで、自走式破砕機の本体部上において作業員が容易に移動でき、点検作業が容易になるので、前記実施形態のように配置することが望ましい。
【0056】
また、前記実施形態では、作業通路47の下側に携行具が収納される収納部474や、ジョークラッシャ30点検用の点検口831、この点検口831の扉832、ステップ84、内側ステップとしてのガイドプレート85等を設けたが、これらは本願発明の必須構成要件ではなく、省略できる。
また、前記実施形態では、ラジコン用コントローラにより自走式破砕機を遠隔操作可能としたが、これに限らず、運転台等を備え、作業員が搭乗して操作するものでもよい。
【0057】
さらに、本発明を実施するための最良の構成、方法などは、以上の記載で開示されているが、本発明は、これに限定されるものではない。すなわち、本発明は、主に特定の実施形態に関して特に図示され、かつ説明されているが、本発明の技術的思想および目的の範囲から逸脱することなく、以上述べた実施形態に対し、形状、材質、数量、その他の詳細な構成において、当業者が様々な変形を加えることができるものである。
従って、上記に開示した構成は、本発明の理解を容易にするために例示的に記載したものであり、本発明を限定するものではないから、それらの形状などの限定の一部もしくは全部の限定を外した部材の名称での記載は、本発明に含まれるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態での自走式破砕機を示す正面図。
【図2】前記自走式破砕機を示す背面図。
【図3】前記自走式破砕機を示す右側面図。
【図4】前記自走式破砕機を示す左側面図。
【図5】前記自走式破砕機を示す平面図。
【図6】前記自走式破砕機のジョークラッシャを示す断面図。
【図7】前記自走式破砕機の一部を拡大して示す右側面図。
【図8】前記自走式破砕機の一部を拡大して示す左側面図。
【図9】前記自走式破砕機の一部を拡大して示す平面図。
【図10】前記自走式破砕機の一部を拡大して示す右側面図。
【図11】前記自走式破砕機のパワーユニットの油圧経路の概念を示す平面図。
【図12】前記自走式破砕機のパワーユニットの油圧経路の概念を示す側面図。
【符号の説明】
1…自走式破砕機、10…本体部ユニット(本体部)、30…ジョークラッシャ(破砕機)、47,47A,47B,47C,81…作業通路、451…エンジン(動力源)、474…収納部。

Claims (5)

  1. 自走式破砕機(1)において、
    破砕機(30)が搭載された本体部(10)と、
    この本体部(10)の長手方向の一端側に搭載された動力源(451)と、
    この動力源(451)の三方向の側面に沿った作業通路(47)とを備えている
    ことを特徴とする自走式破砕機(1)。
  2. 請求項1に記載の自走式破砕機(1)において、
    前記作業通路(47)は、前記動力源(451)に対して前記長手方向の一端側の外方、および短手方向の両側の外方に設けられている
    ことを特徴とする自走式破砕機(1)。
  3. 請求項1または請求項2に記載の自走式破砕機(1)において、
    前記作業通路(47)は、前記破砕機(30)の側方まで延設されている
    ことを特徴とする自走式破砕機(1)。
  4. 請求項1ないし請求項3のいずれかに記載の自走式破砕機(1)において、
    前記作業通路(47)の下側には、携行具が収納される収納部(474)が設けられている
    ことを特徴とする自走式破砕機(1)。
  5. 請求項1ないし請求項4のいずれかに記載の自走式破砕機(1)において、
    遠隔操作可能に構成されている
    ことを特徴とする自走式破砕機(1)。
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