JP2004172839A - 印刷装置 - Google Patents

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JP2004172839A JP2002335088A JP2002335088A JP2004172839A JP 2004172839 A JP2004172839 A JP 2004172839A JP 2002335088 A JP2002335088 A JP 2002335088A JP 2002335088 A JP2002335088 A JP 2002335088A JP 2004172839 A JP2004172839 A JP 2004172839A
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Abstract

【課題】放送信号に含まれるコンテンツを印刷する印刷装置において、特に放送信号にコンテンツの種類を特定する情報を付加しなくとも、印刷装置側で様々なコンテンツの種類別に印刷することを可能とする。
【構成】放送信号を受信する手段と、受信した放送信号に含まれるコンテンツを検出する検出手段と、検出したコンテンツとコンテンツの種類を特定するコンテンツ種類情報とを対応づけて記憶する記憶手段と、所定のコンテンツ種類を指定して印刷指示を供給する印刷指示手段と、指定された種類のコンテンツを記憶手段から読み出し、可視画像に展開して記録紙上に印刷する印刷手段とを備えた印刷装置。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、放送信号を受信して放送信号に含まれるコンテンツを印刷する方法及びその装置に関し、特に、受信したコンテンツを種類ごとに印刷する印刷方法及びその装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、文字多重放送やデータ放送など、放送信号に文字・画像などのコンテンツを重畳して放送し、受信装置側で受信したコンテンツを接続するモニタ上に表示したりプリンタで印刷したりする装置が考案されている。
【0003】
また、受信したコンテンツの中から所望の種類のコンテンツのみを印刷する方法として、放送信号にコンテンツの種類コードを含ませて送信し、受信装置側で、予め印刷したいコンテンツの種類コードを指定しておくことにより、種類コードが一致した場合のみ印刷する方法が考案されている(特開2001−145049)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、特開2001−145049では、受信装置側で受信したコンテンツを区別する方法として、コンテンツの種類コードを用いているため、予め放送信号にコンテンツの種類に応じたコードを付加しなければなない。
【0005】
したがって、種類コードが付加されていない放送信号を受信した場合には、受信したコンテンツを区別することができない。
【0006】
また、受信したコンテンツの種類コードが一致した場合、その時点で印刷を行うため、例えば、印刷したいコンテンツの種類を複数指定していた場合、複数の種類のコンテンツが受信した順に印刷され、場合によっては、複数の種類の印刷物が混ざった状態で排紙されてしまう。
本発明は、上記の課題を解決することのできる印刷装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために請求項1記載の印刷装置は、放送信号を受信する受信手段と、前記受信手段により受信した放送信号に含まれるコンテンツを検出する検出手段と、前記検出手段により検出したコンテンツと、前記コンテンツの種類を特定するコンテンツ種類情報とを対応づけて記憶する記憶手段と、所定のコンテンツ種類を指定して印刷指示を供給する印刷指示手段と、前記印刷指示手段により指定された種類のコンテンツを前記記憶手段から読み出し、可視画像に展開して記録紙上に印刷する印刷手段とを備えたものである。
【0008】
請求項2記載の印刷装置は、前記コンテンツ種類情報として、コンテンツを受信したチャンネルのチャンネル番号を用い、指定したチャンネルのコンテンツのみを印刷可能としたものである。
【0009】
請求項3記載の印刷装置は、コンテンツの印刷形態を指定する指定手段をさらに備え、前記記憶手段から読み出したコンテンツを、前記指定手段により指定された印刷形態で印刷可能としたものである。
【0010】
請求項4記載の印刷装置は、前記印刷形態として、両面印刷、縮小レイアウト印刷、製本印刷、カラー印刷、複数部印刷、ステイプル印刷の何れかを指定可能としたものである。
【0011】
また、請求項5記載の印刷装置は、放送信号を受信する受信手段と、前記受信手段により受信した放送信号に含まれるEPG(Electric Program Guide)およびコンテンツを検出する検出手段と、前記EPGに基づいて所定の放送番組の受信を予約する受信予約手段と、前記受信予約手段により予約した放送番組の番組情報を記憶する第一の記憶手段と、前記受信予約手段により予約した放送番組の受信中に前記検出手段で検出したコンテンツを、前記第一の記憶手段に記憶している番組情報をコンテンツ種類情報として対応づけて記憶する第二の記憶手段と、所定のコンテンツ種類として指定して印刷指示を供給する印刷指示手段と、前記印刷指示手段により指定された種類のコンテンツを前記第二の記憶手段から読み出し、可視画像に展開して記録紙上に印刷する印刷手段とを備えたものである。
【0012】
請求項6記載の印刷装置は、前記コンテンツ種類情報として、チャンネル番号、番組名、ジャンルの何れかを用い、これら指定した何れかの種類のコンテンツのみを印刷可能としたものである。
【0013】
請求項7記載の印刷装置は、コンテンツの印刷形態を指定する指定手段をさらに備え、前記第二の記憶手段から読み出したコンテンツを、前記指定手段により指定された印刷形態で印刷可能としたものである。
【0014】
請求項8記載の印刷装置は、前記印刷形態として、両面印刷、縮小レイアウト印刷、製本印刷、カラー印刷、複数部印刷、ステイプル印刷の何れかを指定可能としたものである。
【0015】
【発明の実施の形態】
[印刷システムの例]
以下に、図面を参照して本発明を詳細に説明する。
【0016】
図1は、本発明のシステム全体の一例を示し、後述する第1、第2の実施形態に共通のものである。
【0017】
放送局1は、放送信号2によって、変調されたアナログ映像音声信号を送信するとともに、コンテンツやEPGなどのデータを送信する。
【0018】
印刷システムは、全体として、アンテナ3、受信装置4、モニタ5、プリンタコントローラ6、パネル7、プリンタ8を備え、放送局1からの変調されたアナログ映像音声信号およびデータは、アンテナ3で受信されて、受信装置4内のチューナで選局される。
【0019】
受信装置4は、受信した映像信号および音声信号をモニタ5に出力する。また、受信したコンテンツをプリンタコントローラ6に出力する。
【0020】
プリンタコントローラ6は、受信装置4から受け取ったコンテンツを、プリンタコントローラ6内のハードディスクに格納する。
【0021】
パネル7は、プリンタコントローラ6に接続し、ユーザがコンテンツを印刷するため操作画面を表示したり、ユーザの操作指示を入力する。
【0022】
プリンタコントローラ6は、パネル7からコンテンツの印刷指示が入力されると、所定のコンテンツをハードディスクから読み出し、ビットマップ画像に展開して、接続するプリンタ8に出力する。
【0023】
プリンタ8は、プリンタコントローラ6から受け取ったビットマップ画像を記録紙9に印字する。
【0024】
[第1の実施形態]
(受信装置の構成)
図2は、第1の実施形態における受信装置4のハード構成の概要を示すブロック図である。
【0025】
図示するように、受信装置4は、アナログ復調部41、映像音声出力部47および、CPU48のCPUバス51上に接続する、チューナ42、データ検出部43、リモコン受信部44、プリンタコントローラ・インターフェース(I/F)部46、ROM49、RAM50を備える。
【0026】
チューナ41は、アンテナ3から供給される信号の中から選局された放送信号を取り出し、アナログ復調部42およびデータ検出部43に出力する。
【0027】
アナログ復調部42は、チューナ41から入力される変調されたアナログ映像音声信号を復調し、復調したアナログ映像音声信号を映像音声出力部47に出力する。
【0028】
映像音声出力部47は、入力されたアナログ映像音声信号をモニタ5に出力し、モニタ5に映像が表示され音声が出力される。
【0029】
データ検出部43は、チューナ42から入力した放送信号に含まれるコンテンツを検出してCPUバス51上に出力する。CPU48は、データ検出部43で検出されたコンテンツをRAM50に格納するとともに、プリンタコントローラI/F部46を介してプリンタコントローラ6にコンテンツを受信した旨を通知する。
【0030】
リモコン45は、受信装置4を制御するもので、電源操作や選局操作が可能なキーを備え、ユーザによる操作指示を赤外線により受信装置4に送信する。
【0031】
リモコン受信部44は、リモコン45から送信される赤外線を受信して、電源操作や選局操作の指示をCPUバス51上に出力する。
【0032】
CPU48は、ROM49に格納された制御プログラムに従って、受信装置4の各部を制御する。
【0033】
RAM50は、データ検出部43やリモコン受信部44から出力されるデータを格納したり、CPU48の作業領域として使用されるメモリである。
【0034】
(プリンタコントローラの構成)
図3は、第1の実施形態におけるプリンタコントローラ6のハード構成の概要を示すブロック図である。
【0035】
図示するように、プリンタコントローラ6は、CPU67のCPUバス70上に、受信装置インターフェース(I/F)部61、ハードディスク62、バッファメモリ63、プリンタ・インターフェース(I/F)部64、パネル・インターフェース(I/F)部65、ROM68、RAM69が接続されている。
【0036】
受信装置I/F部61は、受信装置4から送信されるコマンドデータやコンテンツを入力し、CPUバス70上に出力する。
【0037】
ハードディスク(HD)62は、受信装置4から入力したコンテンツやコンテンツを管理するための管理テーブルを格納する。
【0038】
バッファメモリ63は、ハードディスク62に格納されたコンテンツをビットマップ画像に展開して印刷する際に使用される一時的なメモリである。
【0039】
プリンタI/F部64は、プリンタコントローラ6で展開したビットマップ画像をプリンタ部8に出力して印刷する際に、画像データや制御データのやり取りを行う。
【0040】
パネルI/F部65は、ROM68に格納されている各種操作画面をパネル7に表示したり、パネル7から入力されたユーザの操作指示情報をCPUバス70上に出力する。
【0041】
CPU67は、ROM68に格納された制御プログラムに従って、プリンタコントローラ6の各部を制御する。
【0042】
RAM69は、受信装置I/F部61や、パネルI/F部65から出力されるデータを格納したり、CPU67の作業領域として使用されるメモリである。
【0043】
(コンテンツ受信処理)
次に、受信装置4で放送信号2に含まれるコンテンツを検出し、プリンタコントローラ6のハードディスク62に格納するまでのコンテンツ受信処理について図5、図6のフローチャートを用いて説明する。
【0044】
図5は、受信装置4におけるコンテンツ受信時の処理の流れを示したフローチャートである。
【0045】
受信装置4のデータ検出部43でコンテンツを検出すると、検出したコンテンツをRAM50に格納する(ステップS501)。
【0046】
続いて、現在チューナ42で選局されているチャンネル番号をRAM50に記憶する(ステップS502)。
【0047】
次に、プリンタコントローラI/F部46を介して、プリンタコントローラ6にコンテンツを受信した旨を通知する(ステップS503)。なお、この際、受信したコンテンツのデータサイズを通知する。
【0048】
プリンタコントローラ6から該通知に対する応答がくるのを待機して(ステップS504)、プリンタコントローラ6から応答がくると、その応答の内容が、プリンタコントローラ6においてコンテンツを格納可能であるか否かを判定する(ステップS505)。
【0049】
コンテンツを格納可能である場合には、RAM50に格納しているコンテンツおよびコンテンツの情報(コンテンツ名、チャンネル番号)を、プリンタコントローラ6に送信する(ステップS506)。
【0050】
なお、コンテンツを格納不可能である場合には、送信しない。
【0051】
ステップS506でプリンタコントローラ6にコンテンツを送信し終えた後、若しくは、ステップS505でコンテンツを格納不可能である場合には、RAM50に格納しているコンテンツおよびチャンネル番号を削除して(ステップS507)、一連の処理を終える。
【0052】
図6は、プリンタコントローラ6において、受信装置4からコンテンツを受信した旨通知を受けて、コンテンツをハードディスク62に格納するまでの処理を示したフローチャートである。
【0053】
プリンタコントローラ6は、受信装置4からコンテンツを受信した旨通知を受けると、まず、ハードディスク62に、通知されたコンテンツのデータサイズ分の空きサイズがあるか否かを判定する(ステップS601)。
【0054】
空きサイズがない場合には、受信装置4にコンテンツの格納が不可能であることを通知して(ステップS603)、処理を終える。
【0055】
空きサイズがある場合には、受信装置4にコンテンツの格納が可能であることを通知し(ステップS602)、引き続き、受信装置4からコンテンツが入力されるのを待機する(ステップS604)。
【0056】
受信装置4からコンテンツおよびコンテンツ情報が入力されると、入力したコンテンツをハードディスク62に格納する(ステップS605)。
【0057】
また、格納したハードディスク上のアドレスおよび、受信装置4から入力したコンテンツ情報をコンテンツ管理テーブルにセットして処理を終える(ステップS605)。
【0058】
図4にコンテンツ管理テーブルの例を示す。
【0059】
コンテンツ管理テーブル400は、ハードディスク62に格納したコンテンツを管理するためのテーブルで、管理No.を示すNo.、コンテンツ名を示すName、コンテンツを受信したチャンネル番号を示すCh.、ハードディスク62上のコンテンツの格納先アドレスを示すAddressからなる。
【0060】
以上のようにして、受信装置4で検出されたコンテンツは、プリンタコントローラ6のハードディスク62に格納され、またハードディスク62に格納されたコンテンツの情報は、コンテンツ管理テーブル400にセットされる。
【0061】
(コンテンツ印刷処理)
次に、プリンタコントローラ6のハードディスク62に格納されたコンテンツを印刷する、コンテンツ印刷時の処理について説明する。
【0062】
図7は、コンテンツ印刷時に、パネル7に表示される操作画面のフローを示した図である。
【0063】
画面701は、コンテンツ印刷時の初期画面を示す。なお、画面はタッチパネル方式になっていて、ユーザが画面上の所定の項目を押下することにより、該項目が選択され、プリンタコントローラ6にその操作情報が通知される。
【0064】
画面701では、ハードディスク62に格納しているコンテンツを全て印刷するか、指定したチャンネルのコンテンツのみを印刷するかを選択する項目と、印刷終了後にハードディスク62に格納しているコンテンツを削除するかどうかの選択項目が表示される。また、印刷設定ボタンを押下すると画面702が表示される。
【0065】
画面702は、コンテンツの印刷設定を行う画面で、仕上げ方法として、片面印刷または両面印刷を選択する項目と、印刷部数を指定する項目が表示される。
【0066】
画面702で印刷設定を行ってOKボタンを押下すると、その設定情報がプリンタコントローラ6に通知され、プリンタコントローラ6は、設定情報をRAM50に記憶した後、再び画面701を表示する。戻るボタンを押下した場合は、そのまま画面701を表示する。
【0067】
画面702で印刷設定を行った後、画面701で印刷開始ボタンを押下すると、設定された情報に基づき、コンテンツの印刷が開始される。
【0068】
画面703は、画面701で「チャンネルを指定して印刷」が選択されて印刷開始ボタンが押下された際に、指定されたチャンネルのコンテンツ、すなわち印刷すべきコンテンツが1つも無い場合に表示されるエラー画面である。OKボタンを押下することにより、再び画面701が表示される。
【0069】
画面704は、コンテンツ印刷中に表示される画面で、印刷が終了すると再び画面701が表示される。
【0070】
図8は、プリンタコントローラ6におけるコンテンツ印刷時の処理を示したフローチャートで、本処理は、パネル7の画面701で印刷開始が押下された時点で起動する。
【0071】
プリンタコントローラ6は、パネル7から入力した画面701での設定情報に基づき、全てのコンテンツを印刷するか、指定チャンネルのコンテンツのみを印刷するかを判定する(ステップS801)。
【0072】
全てのコンテンツを印刷すると判定した場合、コンテンツ管理テーブル400を参照し、最初のレコードのコンテンツをハードディスク62から読み出し、ビットマップ画像に展開してバッファメモリ63に格納する(ステップS802)。
【0073】
ビットマップ画像への展開が終了すると、パネル7から入力した印刷設定情報に基づき、プリンタ8に印刷設定を行い、バッファメモリ63に格納しているビットマップ画像をプリンタ8に出力する(ステップS803)。
【0074】
プリンタ8において印刷が正常に終わらなかった場合には、ステップS804に戻って再び同じビットマップ画像をプリンタ8に出力する。
【0075】
印刷が正常に終了した場合は(ステップS804)、印刷終了後にコンテンツを削除すると指定されているかどうかを判定し(ステップS805)、削除が指定されている場合には、ハードディスク62上から該コンテンツを削除し、またコンテンツ管理テーブル400上から該コンテンツのレコードを削除する(ステップS806)。
【0076】
1つのコンテンツの処理を終えると、コンテンツ管理テーブル400に次のレコードあるかどうかを判定し(ステップS807)、次のレコードがある場合には、再びステップS802にも戻って次のレコード(コンテンツ)の印刷処理を行う。次のレコードがない場合には、その時点で一連の処理を終える。
【0077】
ステップS801で、指定チャンネルのコンテンツのみを印刷すると判定した場合、コンテンツ管理テーブル400に、指定されたチャンネルのコンテンツがあるかどうか、全レコードのCh.を検索する(ステップS808)。
【0078】
コンテンツ管理テーブル400に、指定されたチャンネルのコンテンツが一つも見つからなかった場合、パネル7にエラー画面703を表示する(ステップS816)。
【0079】
画面703でOKキーが押下されるのを待機し(ステップS817)、OKキーが押下されると、パネルに初期画面701を表示して一連の処理を終える。
ステップS808で、コンテンツ管理テーブル400に、指定されたチャンネルのコンテンツが見つかった場合、続いて、コンテンツ管理テーブル400の最初のレコードのCh.を参照し、指定されたチャンネルと一致するか否かを判定する(ステップS809)。
【0080】
チャンネルが一致した場合、該レコードのコンテンツをハードディスク62から読み出し、ビットマップ画像に展開してバッファメモリ63に格納する(ステップS810)。
【0081】
ビットマップ画像への展開が終了すると、パネル7から入力した印刷設定情報に基づき、プリンタ8に印刷設定を行い、バッファメモリ63に格納しているビットマップ画像をプリンタ8に出力する(ステップS811)。
【0082】
プリンタ8において印刷が正常に終わらなかった場合には、ステップS811に戻って再び同じビットマップ画像をプリンタ8に出力する。
【0083】
印刷が正常に終了した場合は(ステップS812)、印刷終了後にコンテンツを削除すると指定されているかどうかを判定し(ステップS813)、削除が指定されている場合には、ハードディスク62上から該コンテンツを削除し、またコンテンツ管理テーブル400上から該コンテンツのレコードを削除する(ステップS814)。
【0084】
1つのコンテンツの処理を終えると、また、ステップS809で、該コンテンツが指定されたチャンネルのコンテンツでは無かった場合、コンテンツ管理テーブル400に次のレコードあるかどうかを判定し(ステップS815)、次のレコードがある場合には、再びステップS809に戻って次のレコード(コンテンツ)の印刷処理を行う。次のレコードがない場合には、その時点で一連の処理を終える。
【0085】
以上のようにして、プリンタコントローラ6のハードディスク62に格納されたコンテンツは、パネル7から入力されたユーザの指示に基づいて印刷される。
【0086】
(効果)
上述した第1の実施形態によれば、受信したコンテンツを、受信したチャンネル情報とともに保持しておき、後でパネルから指定したチャンネルのコンテンツのみを抽出して印刷する構成としたので、特に放送信号にコンテンツの種類を特定するコンテンツ種類情報を付加しなくとも、受信したチャンネル別にコンテンツを印刷することができる。またその際、印刷形態を指定する手段を設けたので、例えばチャンネル別に印刷形態を変えて印刷することもできる。
【0087】
[第2の実施形態]
第1の実施形態では、受信したコンテンツを識別するコンテンツ情報として、受信したチャンネル情報を用い、チャンネル別にコンテンツを印刷可能とした。
【0088】
第2の実施形態では、EPG(Electric Program Guide)データを用いて、チャンネル別だけでなく、番組別やジャンル別といった様々な種類別にコンテンツを印刷可能とする。
【0089】
(受信装置の構成)
図9は、第2の実施形態における受信装置のハード構成の概要を示すブロック図である。なお、第1の実施形態の受信装置と同じブロックは同じ符号で記す。
【0090】
図示するように、受信装置4は、アナログ復調部41、映像音声出力部47および、CPU48のCPUバス51上に接続する、チューナ42、データ検出部43、リモコン受信部44、プリンタコントローラ・インターフェース(I/F)部46、ROM49、RAM50、データバッファ52、EPG再生部53、セレクタ54を備える。
【0091】
チューナ41は、アンテナ3から供給される信号の中から選局された放送信号を取り出し、アナログ復調部42およびデータ検出部43に出力する。
【0092】
アナログ復調部42は、チューナ41から入力される変調されたアナログ映像音声信号を復調し、復調したアナログ映像音声信号をセレクタ54に出力する。
【0093】
映像音声出力部47は、セレクタ54から入力されるアナログ映像音声信号、または映像信号をモニタに出力する。
【0094】
データ検出部43は、チューナ42から入力した放送信号に含まれるコンテンツやEPGデータを検出してCPUバス51上に出力する。CPU48は、データ検出部43で検出されたデータがコンテンツである場合には、コンテンツをRAM50に格納するとともに、プリンタコントローラI/F部46を介してプリンタコントローラ6にコンテンツを受信した旨を通知する。また、検出されたデータがEPGデータである場合には、EPGデータをデータバッファ52に格納する。
【0095】
リモコン45は、受信装置4を制御するもので、電源操作や選局操作が可能なキーを備え、操作指示を赤外線により受信装置4に送信する。また、EPGの参照や視聴予約の操作指示を受信装置4に送信する。
【0096】
リモコン受信部44は、リモコン45から送信される赤外線を受信して、電源操作、選局操作、EPGの参照、視聴予約などの操作指示をCPUバス51上に出力する。
【0097】
EPG再生部53は、CPU48の指示に基づきデータバッファ52に格納されているEPGデータを映像信号に変換してセレクタ54に出力する。
【0098】
セレクタ54は、CPU48の指示に基づき、アナログ復調部41から入力されるアナログ映像音声信号(放送信号)、または、EPG再生部53から入力される映像信号(EPG再生信号)のいずれかを映像音声出力部47に出力する。
【0099】
CPU48は、ROM49に格納された制御プログラムに従って、受信装置4の各部を制御する。
【0100】
RAM50は、データ検出部43やリモコン受信部44から出力されるデータを格納したり、CPU48の作業領域として使用されるメモリである。
【0101】
なお、プリンタコントローラ6のハード構成は、第1の実施形態と同様であるため、説明を割愛する。
【0102】
(EPGデータの説明)
次に、EPG(Electric Program Guide)データについて詳細に説明する。
【0103】
EPGは、主にユーザが、数あるチャンネルの番組の中から視聴したい番組を選ぶために用いられる電子番組ガイドで、放送局から放送信号に重畳されて送信される。
【0104】
また、EPGデータには、現在より数時間から数日分の各チャンネルの各番組に関する情報が含まれているので、ユーザはEPGを参照してこれから放送される番組の中から所望の番組を選択し、受信装置に対して選択した番組の視聴予約を設定しておくといった使い方も可能である。
【0105】
図10は、データ検出部43で検出されデータバッファ52に格納されるEPGデータの例を示す図である。
【0106】
図示するとおりEPGデータは、Guide Data部、Channel Data部、Program Data部から構成される。
【0107】
Guide Data部には、現在の日付を示すDate、現在の時刻を示すTime、チャンネル数を示すNumber of Channel、各チャンネルのChannel Dataが格納されているアドレスまでのChannnel Data部の先頭からのオフセットを示すChannel Offsetがチャンネル数分(Channel1’s Offset〜ChannelN’s
Offset)配置されている。
【0108】
Channel Data部には、チャンネル番号を示すChannel No、放送局の名称を示すChannel Name、該放送局の番組数を示すNumber of Programs、各番組のProgram Dataが格納されているアドレスまでのProgram Data部の先頭からのオフセットを示すProgram Offsetが番組数分(Program1−1’sOffset〜Program1−M’s Offset)配置されている。
【0109】
Program Data部には、番組名を示すProgram Title、番組の開始時刻を示すStart Time、番組の終了時刻を示すEnd Time、番組の内容を説明する記述が含まれるProgram Description、番組のジャンル(ニュース、カタログ、教育など)を示すJanleが配置されている。
【0110】
(EPGの表示と番組視聴予約)
次にEPGの表示とEPGを使った番組視聴予約の処理について、図13のフローチャートと図11、図12の表示例を用いて説明する。
【0111】
図13は、EPGの表示と受信予約を行う際の受信装置4における処理を示したフローチャートである。
【0112】
リモコン45からEPGの表示操作を行うと、その指示がリモコン受信部44を介してCPU48に入力される。
【0113】
CPU48は、EPGの表示指示を入力すると、まずセレクタ54をEPG再生部53から入力される映像を出力するように切り換える(ステップS1301)。
【0114】
続いて、データバッファ52に記憶しているEPGデータから、番組ガイドを表示するためのデータを抽出してEPG再生部53に出力する(ステップS1302)。すると、モニタ5上に図11に示すような番組ガイドが表示される。
【0115】
図11にモニタ5上に表示される番組ガイドの表示例を示す。
【0116】
図示するとおり番組ガイド110には、現在の日時1101と、チャンネル/放送局名1102と、各放送局の現在の時刻から所定時間分の番組名、すなわち放送予定のタイムテーブル1203と、番組ガイドの表示を終了するための終了ボタン1204が表示される。
【0117】
なお、表示例では3チャンネル分の現在の時刻から90分後までの番組名しか表示されていないが、リモコン45を使って画面上に表示されているカーソル1205を移動することによって、その他のチャンネルや、現在の時刻から90分後以降の番組名もスクロールして表示することができる。
【0118】
再び図13のフローチャートに戻って説明する。
【0119】
ステップS1302で番組ガイド110を表示したのち、ユーザの操作待ちとなり、リモコン受信部44からユーザの操作指示が入力されるのを待機する(ステップS1303)。
【0120】
リモコン45で現在モニタ5上に表示されているチャンネル以外や時間以外のタイムテーブルを表示するためのスクロール操作を行った場合、リモコン受信部44からそのスクロール情報が入力され、再びステップS1302に戻って、指定されたチャンネルや時間のタイムテーブルをEPGデータから抽出しモニタ5上に表示する。
【0121】
また、リモコン45で画面上の終了ボタン1104にカーソルを合わせて選択した場合、リモコン受信部44より番組ガイドの表示を終了する指示が入力され、セレクタ54をアナログ復調部41から入力されるアナログ映像・音声信号を出力するように切り替え、モニタ5上に受信した放送の映像・音声を出力する。
【0122】
また、リモコン45で所定の番組にカーソルを合わせて選択した場合、リモコン受信部44より該番組の番組説明を表示する指示が入力され、EPGデータから番組説明を表示するために必要なデータを抽出してEPG再生部53に出力する(ステップS1304)。すると、モニタ5上に図12に示すような番組説明が表示される。
【0123】
図12にモニタ5上に表示される番組説明の表示例を示す。
【0124】
図示するとおり、番組説明120には、チャンネル/放送局名1201、番組タイトル/開始・終了時刻1202、番組のジャンル1203、番組の内容1204が表示される。これらの情報は、EPGデータの選択された番組のProgram Dataから抽出される。また、この番組の視聴予約をするためのボタン1205、および番組ガイドに戻るボタン1206が表示される。
【0125】
ステップS1304で番組説明120を表示すると、ユーザからの操作待ちとなり(ステップS1305)、ユーザが番組説明120の画面で、リモコン45で戻るボタン1206にカーソルを合わせて選択すると、リモコン受信部44から再び番組ガイドを表示する指示が入力され、ステップS1302に戻って番組ガイド160を表示する。
【0126】
また、リモコン45で視聴予約のボタン1205にカーソルを合わせて選択すると、リモコン受信部44からその旨入力され、その番組の視聴予約を設定する(ステップS1306)。視聴予約の設定では、設定された番組の各種情報を視聴予約テーブルにセットする。
【0127】
視聴予約の設定を終えると、ステップS1302に戻って再び番組ガイド160を表示する。
【0128】
ここで視聴予約テーブルの例を図14に示す。
【0129】
視聴予約テーブル140は、視聴予約された番組の各種情報を格納したテーブルで、図示するとおり、日付を示すDate、番組の開始時刻を示すStartTime、番組の終了時刻を示すEndTime、チャンネル番号を示すCh.、番組のタイトルを示すProgramTitle、番組のジャンルを示すJanle、予約の実行状況(実行中、開始待ち)を示すStatusから構成される。
【0130】
受信装置4は、この視聴予約テーブル140を逐次参照し、予約された番組の開始時間が到来すると、チューナ42を所定のチャンネルに選局し、番組の視聴を開始する。
【0131】
受信装置4における以上の処理により、モニタ5上に番組ガイドを表示したり、ユーザが番組ガイドを参照して視聴予約を行うことができる。
【0132】
(コンテンツ受信処理)
次に、第2の実施形態におけるコンテンツ受信処理について、図16のフローチャートを用いて説明する。
【0133】
図16は、受信装置4におけるコンテンツ受信時の処理の流れを示したフローチャートである。
【0134】
受信装置4のデータ検出部43でコンテンツを検出すると、検出したコンテンツをRAM50に格納する(ステップS501)。
【0135】
続いて、視聴予約テーブル140を参照し、現在視聴中の番組、すなわちStatusが実行中のレコードを参照して、該レコードにセットされている各種番組情報(チャンネル番号、番組名、ジャンル)を取り出し、RAM50に記憶する(ステップS1602)。
【0136】
次に、プリンタコントローラI/F部46を介して、プリンタコントローラ6にコンテンツを受信した旨を通知する(ステップS1603)。なお、この際、受信したコンテンツのデータサイズを通知する。
【0137】
プリンタコントローラ6から該通知に対する応答がくるのを待機して(ステップS1604)、プリンタコントローラ6から応答がくると、その応答の内容が、プリンタコントローラ6においてコンテンツを格納可能であるか否かを判定する(ステップS1605)。
【0138】
コンテンツを格納可能である場合には、RAM50に格納しているコンテンツおよびコンテンツの情報(コンテンツ名、チャンネル番号、番組名、ジャンル)を、プリンタコントローラ6に送信する(ステップS1606)。
【0139】
なお、コンテンツを格納不可能である場合には、何も送信しない。
【0140】
ステップS1606でプリンタコントローラ6にコンテンツを送信し終えた後、若しくは、ステップS1605でコンテンツを格納不可能である場合には、RAM50に格納しているコンテンツおよびコンテンツ情報を削除して(ステップS1607)、一連の処理を終える。
【0141】
なお、プリンタコントローラ6において、受信装置4からコンテンツの受信通知を受けてコンテンツをハードディスク62に格納するまでの処理は、基本的に第1の実施形態のフローチャート6と同様であるため、説明を割愛する。但し、受信装置4から送信されるコンテンツ情報が、第1の実施形態ではコンテンツ名とチャンネル番号だけであったのに対し、本実施形態においては、それらに加えて、番組名およびジャンルが追加されている(図16のステップS1606)。これに伴い、本実施形態におけるプリンタコントローラ6のコンテンツ管理テーブルは、図15に示す構成となる。
【0142】
図示するとおり、コンテンツ管理テーブル401は、管理No.を示すNo.、コンテンツ名を示すName、受信したチャンネル番号を示すCh.、番組名を示すProgram Title、ジャンルを示すJanle、ハードディスク62上のコンテンツの格納先アドレスを示すAddressからなる。
【0143】
(コンテンツ印刷処理)
次に、第2の実施形態におけるプリンタコントローラ6のコンテンツ印刷時の処理について説明する。
【0144】
図17は、コンテンツ印刷時に、パネル7に表示される操作画面のフローを示した図である。
【0145】
画面1701は、コンテンツ印刷時の初期画面を示す。画面1701では、ハードディスク62に格納しているコンテンツを全て印刷するか、指定した種類のコンテンツのみを印刷するかを選択する項目と、印刷終了後にハードディスク62に格納しているコンテンツを削除するかどうかの選択項目が表示される。また、印刷設定ボタンを押下すると画面702が表示される。
【0146】
画面1702は、コンテンツの印刷設定を行う画面で、画面1701で「種類を指定して印刷」を選択した場合、指定した種類に応じて、さらに詳細な種類の選択を行う。
【0147】
例えば、画面1701で種類として「ジャンル」を選択した場合、画面1702では、ジャンルの詳細として、「ニュース」、「カタログ」、「教育」という選択肢が表示される。ユーザはこの画面でジャンルを選択する。
【0148】
また、印刷の仕上げ方法として、片面印刷または両面印刷を選択する項目と、印刷部数を指定する項目が表示される。
【0149】
画面1702で印刷設定を行ってOKボタンを押下すると、その設定情報がプリンタコントローラ6に通知され、プリンタコントローラ6は、設定情報をRAM50に記憶した後、再び画面1701を表示する。戻るボタンを押下した場合は、そのまま画面1701を表示する。
【0150】
画面1702で印刷設定を行った後、画面1701で印刷開始ボタンを押下すると、設定された情報に基づき、コンテンツの印刷が開始される。
【0151】
画面1703は、画面1701で「種類を指定して印刷」&「ジャンル」が選択されて印刷開始ボタンが押下された際に、指定された「ジャンル」のコンテンツ、すなわち印刷すべきコンテンツが1つも無い場合に表示されるエラー画面である。OKボタンを押下することにより、再び画面701が表示される。
【0152】
画面1704は、コンテンツ印刷中に表示される画面で、印刷が終了すると再び画面1701が表示される。
【0153】
図18は、プリンタコントローラ6におけるコンテンツ印刷時の処理を示したフローチャートで、本処理は、パネル7の画面1701で印刷開始が押下された時点で起動する。
【0154】
プリンタコントローラ6は、パネル7から入力した画面1701での設定情報に基づき、全てのコンテンツを印刷するか、指定した種類のコンテンツのみを印刷するかを判定する(ステップS1801)。
【0155】
全てのコンテンツを印刷すると判定した場合、コンテンツ管理テーブル401を参照し、最初のレコードのコンテンツをハードディスク62から読み出し、ビットマップ画像に展開してバッファメモリ63に格納する(ステップS1802)。
【0156】
ビットマップ画像への展開が終了すると、パネル7から入力した印刷設定情報に基づき、プリンタ8に印刷設定を行い、バッファメモリ63に格納しているビットマップ画像をプリンタ8に出力する(ステップS1803)。
【0157】
プリンタ8において印刷が正常に終わらなかった場合には、ステップS804に戻って再び同じビットマップ画像をプリンタ8に出力する。
【0158】
印刷が正常に終了した場合は(ステップS1804)、印刷終了後にコンテンツを削除すると指定されているかどうかを判定し(ステップS1805)、削除が指定されている場合には、ハードディスク62上から該コンテンツを削除し、またコンテンツ管理テーブル401上から該コンテンツのレコードを削除する(ステップS1806)。
【0159】
1つのコンテンツの処理を終えると、コンテンツ管理テーブル401に次のレコードあるかどうかを判定し(ステップS1807)、次のレコードがある場合には、再びステップS1802にも戻って次のレコード(コンテンツ)の印刷処理を行う。次のレコードがない場合には、その時点で一連の処理を終える。
【0160】
ステップS1801で、指定した種類のコンテンツのみを印刷すると判定した場合、コンテンツ管理テーブル401に、指定された種類のコンテンツがあるかどうか検索する(ステップS1808)。この際、例えば、種類として、「ジャンル」=「ニュース」が指定されていた場合、コンテンツ管理テーブル401のJanleを参照し、ニュースと一致するレコード(コンテンツ)を検索する。図15のコンテンツ管理テーブル401の例では、この場合、No.1とNo.4のレコード(コンテンツ)が該当する。
【0161】
ステップS1808で、コンテンツ管理テーブル401に、指定された種類のコンテンツが一つも見つからなかった場合、パネル7にエラー画面1703を表示する(ステップS1816)。
【0162】
画面1703でOKキーが押下されるのを待機し(ステップS1817)、OKキーが押下されると、パネルに初期画面1701を表示して一連の処理を終える。
【0163】
ステップS1808で、コンテンツ管理テーブル401に、指定された種類のコンテンツが見つかった場合、続いて、コンテンツ管理テーブル401の最初のレコードを参照し、指定された種類と一致するか否かを判定する(ステップS1809)。
【0164】
種類が一致した場合、該レコードのコンテンツをハードディスク62から読み出し、ビットマップ画像に展開してバッファメモリ63に格納する(ステップS1810)。
【0165】
ビットマップ画像への展開が終了すると、パネル7から入力した印刷設定情報に基づき、プリンタ8に印刷設定を行い、バッファメモリ63に格納しているビットマップ画像をプリンタ8に出力する(ステップS1811)。
【0166】
プリンタ8において印刷が正常に終わらなかった場合には、ステップS1811に戻って再び同じビットマップ画像をプリンタ8に出力する。
【0167】
印刷が正常に終了した場合は(ステップS1812)、印刷終了後にコンテンツを削除すると指定されているかどうかを判定し(ステップS1813)、削除が指定されている場合には、ハードディスク62上から該コンテンツを削除し、またコンテンツ管理テーブル401上から該コンテンツのレコードを削除する(ステップS1814)。
【0168】
1つのコンテンツの処理を終えると、また、ステップS1809で、該コンテンツが指定された種類のコンテンツでは無かった場合、コンテンツ管理テーブル401に次のレコードあるかどうかを判定し(ステップS1815)、次のレコードがある場合には、再びステップS1809に戻って次のレコード(コンテンツ)の印刷処理を行う。次のレコードがない場合には、その時点で一連の処理を終える。
【0169】
以上のようにして、プリンタコントローラ6のハードディスク62に格納されたコンテンツは、パネル7から入力されたユーザの指示に基づいて、指定された種類のコンテンツのみ所望の印刷形態で印刷される。
【0170】
(効果)
上述した第2の実施形態によれば、受信したコンテンツを、EPGデータから抽出した各種番組情報(チャンネル、番組名、ジャンル)とともに保持しておき、後でパネルからコンテンツを印刷する際に、これらの情報をコンテンツの種類として指定し、指定された種類のコンテンツのみを抽出して印刷する構成としたので、特に放送信号にコンテンツの種類を特定するコンテンツ種類情報を付加しなくとも、様々なコンテンツの種類を指定して印刷することができる。さらにまた、印刷形態を指定する手段を設けたので、例えば「ジャンル」=「ニュース」は両面印刷で、「ジャンル」=「カタログ」は製本印刷で、といったように、コンテンツの種類ごとにより詳細な印刷形態を指定して印刷することができる。
【0171】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、受信したコンテンツを受信したチャンネル番号や、EPGに含まれる番組情報とともに記憶しておき、後でこれらの番組情報をコンテンツの種類情報として指定して、指定された種類のコンテンツのみを印刷するので、予め放送信号にコンテンツの種類を区別するための情報を付加しておく必要がない。
【0172】
また、コンテンツを種類別に印刷することができるので、単に受信した順に印刷する場合と比べて、印刷物の判別が容易となる。
【0173】
さらにまた、コンテンツを印刷する際に、両面印刷、製本印刷といった印刷形態を指定可能としたので、コンテンツの種類ごとに印刷形態を変えて印刷することができるなど様々な効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のシステム全体の一例を示す図である。
【図2】第1の実施形態における受信装置のハード構成を示すブロック図である。
【図3】第1の実施形態におけるプリンタコントローラのハード構成を示すブロック図である。
【図4】第1の実施形態におけるコンテンツ管理テーブルの一例を示す図である。
【図5】第1の実施形態におけるコンテンツ受信処理時の受信装置の処理を示すフローチャートである。
【図6】第1の実施形態におけるコンテンツ受信処理時のプリンタコントローラの処理を示すフローチャートである。
【図7】第1の実施形態におけるコンテンツ印刷時の操作画面フローを示す図である。
【図8】第1の実施形態におけるコンテンツ印刷時の処理を示すフローチャートである。
【図9】第2の実施形態における受信装置のハード構成を示すブロック図である。
【図10】第2の実施形態におけるEPGデータの一例を示す図である。
【図11】第2の実施形態における番組ガイドの表示例を示す図である。
【図12】第2の実施形態における番組説明の表示例を示す図である。
【図13】第2の実施形態におけるEPGの表示と視聴予約処理を示すフローチャートである。
【図14】第2の実施形態における視聴予約テーブルの一例を示す図である。
【図15】第2の実施形態におけるコンテンツ管理テーブルの一例を示す図である。
【図16】第2の実施形態におけるコンテンツ受信処理時の受信装置の処理を示すフローチャートである。
【図17】第2の実施形態におけるコンテンツ印刷時の操作画面フローを示す図である。
【図18】第2の実施形態におけるコンテンツ印刷時の処理を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 放送局
2 放送信号
3 アンテナ
4 受信装置
5 モニタ
6 プリンタコントローラ
7 パネル
8 プリンタ
9 用紙
41 アナログ復調部
42 チューナ
43 データ検出部
44 リモコン受信部
45 リモコン
46 プリンタコントローラ・インターフェース部
47 映像・音声出力部
48、67 CPU
49、68 ROM
50、69 RAM
51、70 CPUバス
52 データバッファ
53 EPG再生部
54 セレクタ
61 受信装置インターフェース部
62 ハードディスク
63 バッファメモリ
64 プリンタ・インターフェース部
65 パネル・インターフェース部
66 パネル

Claims (8)

  1. 放送信号を受信する受信手段と、
    前記受信手段により受信した放送信号に含まれるコンテンツを検出する検出手段と、
    前記検出手段により検出したコンテンツと、前記コンテンツの種類を特定するコンテンツ種類情報とを対応づけて記憶する記憶手段と、
    所定のコンテンツ種類を指定して印刷指示を供給する印刷指示手段と、
    前記印刷指示手段により指定された種類のコンテンツを前記記憶手段から読み出し、可視画像に展開して記録紙上に印刷する印刷手段とを備えることを特徴とする印刷装置。
  2. 前記コンテンツ種類情報は、コンテンツを受信したチャンネルのチャンネル番号であることを特徴とする請求項1記載の印刷装置。
  3. コンテンツの印刷形態を指定する指定手段をさらに備え、
    前記記憶手段から読み出したコンテンツを、前記指定手段により指定された印刷形態で印刷することを特徴とする請求項1、2記載の印刷装置。
  4. 前記印刷形態は、両面印刷、縮小レイアウト印刷、製本印刷、カラー印刷、複数部印刷、ステイプル印刷の何れかを含むことを特徴とする請求項3記載の画像処理装置。
  5. 放送信号を受信する受信手段と、
    前記受信手段により受信した放送信号に含まれるEPG(Electric Program Guide)およびコンテンツを検出する検出手段と、
    前記EPGに基づいて所定の放送番組の受信を予約する受信予約手段と、
    前記受信予約手段により予約した放送番組の番組情報を記憶する第一の記憶手段と、
    前記受信予約手段により予約した放送番組の受信中に前記検出手段で検出したコンテンツを、前記第一の記憶手段に記憶している番組情報をコンテンツ種類情報として対応づけて記憶する第二の記憶手段と、
    所定のコンテンツ種類を指定して印刷指示を供給する印刷指示手段と、
    前記印刷指示手段により指定された種類のコンテンツを前記第二の記憶手段から読み出し、可視画像に展開して記録紙上に印刷する印刷手段とを備えることを特徴とする印刷装置。
  6. 前記コンテンツ種類情報は、チャンネル番号、番組名、ジャンルの何れかを含むことを特徴とする請求項5記載の印刷装置。
  7. コンテンツの印刷形態を指定する指定手段をさらに備え、
    前記第二の記憶手段から読み出したコンテンツを、前記指定手段により指定された印刷形態で印刷することを特徴とする請求項5、6記載の印刷装置。
  8. 前記印刷形態は、両面印刷、縮小レイアウト印刷、製本印刷、カラー印刷、複数部印刷、ステイプル印刷の何れかを含むことを特徴とする請求項7記載の印刷装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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