JP2004336463A - 印刷装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】テレビ放送などの放送信号に同期してコンテンツを印刷するシステムにおいて、予め印刷するコンテンツをコンテンツサーバから取得しておき、放送受信時に放送信号に含まれる所定の情報にしたがってコンテンツを印刷することによりコンテンツが従来放送信号には重畳できなかったような大量の印刷データであっても放送に同期して印刷できるようにする。また、EPGによる視聴予約に連動してコンテンツを取得することにより、より利便性の高い印刷装置を提供する。
【解決手段】コンテンツ情報を供給する手段と供給されたコンテンツ情報に基づきコンテンツサーバから所定のコンテンツを取得する手段と、取得したコンテンツを記憶する記憶手段と放送信号を受信する手段と、受信した放送信号に含まれる所定のデータを検出する手段と、検出手段により検出した所定のデータに基づいて記憶手段に記憶しているコンテンツを記録紙上に印刷する印刷手段とを備える。
【選択図】 図1
【解決手段】コンテンツ情報を供給する手段と供給されたコンテンツ情報に基づきコンテンツサーバから所定のコンテンツを取得する手段と、取得したコンテンツを記憶する記憶手段と放送信号を受信する手段と、受信した放送信号に含まれる所定のデータを検出する手段と、検出手段により検出した所定のデータに基づいて記憶手段に記憶しているコンテンツを記録紙上に印刷する印刷手段とを備える。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、印刷方法及びその装置に関し、特に、放送信号に同期してコンテンツを印刷する印刷方法及びその装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、文字多重放送やデータ放送など、放送信号に文字・画像などのコンテンツを重畳して放送し、受信装置側で受信したコンテンツを接続するモニタ上に表示したりプリンタで印刷したりする装置が考案されている。
【0003】
また、コンテンツを放送に同期して印刷する方法として、例えば、コンテンツを印刷するタイミングをより明示的にするために、放送信号にコンテンツと該コンテンツを印刷することを要求する信号を付加する放送信号生成装置が考案されている(特開2001−145049)。
【0004】
また、コンテンツとしてInternet関連の情報、例えばWeb情報を重畳して放送することにより、受信側で受信したWeb情報に基づいてWWWサーバにアクセスしてコンテンツを取得する装置が考案されている(特開平10−051752)。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、このような多重放送を受信してコンテンツを表示・印刷するシステムにおいて、放送に重畳されるコンテンツが単にモニタ上に表示するためのコンテンツである場合、また、モニタに表示している画像をそのままキャプチャーして印刷するような場合には、コンテンツの内容によってそれほど重畳するデータ量が増えることはないが、印刷に特化したコンテンツ、例えばPDLデータである場合には、一般的にコンテンツの内容が詳細で複雑になればなるほどデータ量は増す。また同じコンテンツの内容でも、より高精細な(例えば高解像度、高階調の)印刷結果を得ようとすればそれだけデータ量は増す。
【0006】
しかしながら、放送に同期して次々とコンテンツを印刷していく場合に、一定時間の放送信号に重畳可能なデータ量には限りがあるため、コンテンツとしてあまり大量の印刷データを重畳することはできなかった。
【0007】
また、重畳されるコンテンツによっては、印刷装置側の処理、特にビットマップ画像への展開時間に非常に時間がかかり、次のコンテンツの印刷が滞り、結果として放送に同期して次々と印刷結果を得ることができない場合もあった。
【0008】
多重放送の利点の一つには、放送を視聴しながら、同時に関連するコンテンツを表示したり印刷したりできることにあるので、例えば、印刷処理が滞り、放送中のあるシーンに同期して印刷結果が得られないばかりか、放送が終わってもまだ印刷が終わらないような事態は、利便性が大きく損なわれるため、どうしても回避する必要があった。
【0009】
一方、コンテンツとしてWeb情報を重畳する場合は、Web情報自体はさほどデータ量は大きくないので、重畳する上では特に問題はないが、そもそも、Web情報を重畳する場合は、このWeb情報をもとに一旦PCのWebブラウザ等にサーバから取得したコンテンツを表示し、さらに表示されているコンテンツを印刷する場合には、別途プリンタドライバ等から印刷指示を行うというステップを踏むので、放送に同期して印刷するということまでは考慮されていない。
【0010】
本発明は上記問題点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、放送信号に含まれる所定のデータに基づいてコンテンツを印刷する印刷装置において、予め印刷するコンテンツのコンテンツ情報を供給し、供給されたコンテンツ情報に基づきネットワーク上のコンテンツサーバからコンテンツ取得して記憶しておき、放送受信時に、放送信号に含まれる所定のデータに基づいて前記記憶しているコンテンツを印刷することにより、コンテンツのデータ量によらず、放送に同期した速やかなコンテンツの印刷を実現することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために請求項1記載の印刷装置は、放送信号に含まれる所定のデータに基づいてコンテンツを印刷する印刷装置であって、コンテンツ情報を供給する供給手段と、前記供給手段により供給されたコンテンツ情報に基づき、インターネット上のコンテンツサーバから所定のコンテンツを取得するコンテンツ取得手段と、前記コンテンツ取得手段により取得したコンテンツを記憶する記憶手段と、前記放送信号を受信する受信手段と、前記受信手段により受信した放送信号に含まれる所定のデータを検出する検出手段と、前記検出手段により検出した所定のデータに基づいて前記記憶手段に記憶しているコンテンツを記録紙上に印刷する印刷手段とを備えることを特徴とする。
【0012】
さらに、前記所定のデータには、印刷するコンテンツを指定するコンテンツ指定情報を含めても良い。
【0013】
さらに、前記供給手段は、パネルから入力されたコンテンツ情報を前記コンテンツ取得手段に供給するようにしても良い。
【0014】
さらに、EPG(Electric Program Guide)を受信する受信手段を備え、前記供給手段は、前記受信手段により受信したEPGに含まれるコンテンツ情報を前記コンテンツ取得手段に供給するようにしても良い。
【0015】
また、請求項5記載の印刷装置は、EPG(Electric Program Guide)を受信する第一の受信手段と、前記第一の受信手段により受信したEPGに基づいて所望の放送番組の受信を予約する予約手段と、前記予約手段により放送番組の視聴予約が行われた時点で、前記EPGに含まれる前記予約した放送番組のコンテンツ情報に基づき、インターネット上のコンテンツサーバから所定のコンテンツを取得するコンテンツ取得手段と、前記コンテンツ取得手段により取得したコンテンツを記憶する記憶手段と、前記予約手段により予約した番組を受信する第二の受信手段と、前記第二の受信手段により受信した放送信号に含まれるコンテンツ指定情報を検出する検出手段と、前記検出手段により検出したコンテンツ指定情報に基づいて前記記憶手段に記憶しているコンテンツを記録紙上に印刷する印刷手段とを備えることを特徴とする。
【0016】
また、請求項6記載の印刷装置は、前記コンテンツがPDLデータである場合に、PDLデータをビットマップ画像に展開する展開手段を備え、前記コンテンツ取得手段により取得したコンテンツを前記展開手段によりビットマップ画像に展開してから前記記憶手段に記憶することを特徴とする。
【0017】
【発明の実施の形態】
[印刷システムの例]
以下に、図面を参照して本発明を詳細に説明する。
【0018】
図1は、本発明のシステム全体の一例を示し、後述する第1、第2、第3の実施形態に共通のものである。
【0019】
放送局1は、放送信号2によって、変調されたアナログ映像音声信号を送信するとともに、所定のデータを送信する。
【0020】
印刷システムは、全体として、アンテナ3、受信装置4、モニタ5、プリンタコントローラ6、記憶装置7、プリンタ8を備え、放送局1からの変調されたアナログ映像音声信号およびデータは、アンテナ3で受信されて、受信装置4内のチューナで選局される。
【0021】
受信装置4は、受信した映像信号および音声信号をモニタ5に出力する。また、所定のデータに基づきプリンタコントローラ6に印刷指示を出力する。
【0022】
プリンタコントローラ6は、インターネット10に接続し、インターネット上のコンテンツサーバ11から所定のコンテンツを取得し、取得したコンテンツを記憶装置7に格納する。
【0023】
なお、コンテンツサーバ11には、放送局が放送する番組に関連した様々なコンテンツが格納されている。
【0024】
プリンタコントローラ6は、受信装置4から印刷指示を入力すると、記憶装置7に格納している所定のコンテンツを取り出し、接続するプリンタ8にビットマップ画像を出力する。
【0025】
プリンタ8は、プリンタコントローラ6から受け取ったビットマップ画像を記録紙9に印字する。
【0026】
[第1の実施形態]
(受信装置の構成)
図2は、第1の実施形態における受信装置4のハード構成の概要を示すブロック図である。
【0027】
図示するように、受信装置4は、アナログ復調部41、映像音声出力部47および、CPU48のCPUバス51上に接続する、チューナ42、データ検出部43、リモコン受信部44、プリンタコントローラ・インターフェース(I/F)部46、ROM49、RAM50を備える。
【0028】
チューナ41は、アンテナ3から供給される信号の中から選局された放送信号を取り出し、アナログ復調部42およびデータ検出部43に出力する。
【0029】
アナログ復調部42は、チューナ41から入力される変調されたアナログ映像音声信号を復調し、復調したアナログ映像音声信号を映像音声出力部47に出力する。
【0030】
映像音声出力部47は、入力されたアナログ映像音声信号をモニタ5に出力し、モニタ5に映像が表示され音声が出力される。
【0031】
データ検出部43は、チューナ42から入力した放送信号に含まれる所定のデータを検出してCPUバス51上に出力する。CPU48は、検出された所定のデータが印刷指示を含むデータである場合には、プリンタコントローラI/F部46を介してプリンタコントローラ6に送信する。
【0032】
リモコン45は、受信装置4を制御するもので、電源操作や選局操作が可能なキーを備え、ユーザによる操作指示を赤外線により受信装置4に送信する。
【0033】
リモコン受信部44は、リモコン45から送信される赤外線を受信して、電源操作や選局操作の指示をCPUバス51上に出力する。
【0034】
CPU48は、ROM49に格納された制御プログラムに従って、受信装置4の各部を制御する。
【0035】
RAM50は、データ検出部43やリモコン受信部44から出力されるデータを格納したり、CPU48の作業領域として使用されるメモリである。
【0036】
(プリンタコントローラの構成)
図3は、第1の実施形態におけるプリンタコントローラ6のハード構成の概要を示すブロック図である。
【0037】
図示するように、プリンタコントローラ6は、CPU67のCPUバス70上に、受信装置インターフェース(I/F)部61、ネットワーク・インターフェース(I/F)部62、ハードディスク7、バッファメモリ63、プリンタ・インターフェース(I/F)部64、パネル・インターフェース(I/F)部65、ROM68、RAM69が接続されている。
【0038】
受信装置I/F部61は、受信装置4から送信される印刷指示を含んだデータを入力し、CPUバス70上に出力する。
【0039】
ネットワークI/F部62は、インターネットに接続するコンテンツサーバにアクセスし、所定のコンテンツを取得する。
【0040】
ハードディスク(HD)7は、コンテンツサーバから取得したコンテンツを格納する。
【0041】
バッファメモリ63は、コンテンツをビットマップ画像に展開して印刷する際に使用される一時的なメモリである。
【0042】
プリンタI/F部64は、プリンタコントローラ6で展開した画像をプリンタ部8に出力して印刷する際に、画像データや制御データのやり取りを行う。
【0043】
パネルI/F部65は、パネル66から入力されたコンテンツ情報をCPUバス70上に出力する。
【0044】
図4は、第1の実施形態におけるプリンタコントローラ6の機能構成を示すブロック図である。
【0045】
コンテンツ情報設定部601は、コンテンツ情報を供給するための処理部で、ユーザがパネル66から入力したコンテンツ情報をコンテンツ取得部602に供給する。
【0046】
コンテンツ取得手段602は、コンテンツ情報設定部601から供給されたコンテンツ情報をもとに、インターネット上のコンテンツサーバにアクセスしコンテンツ603を取得する。取得したコンテンツ603は、ハードディスク7に記憶する。また、後述のコンテンツ管理テーブル604の情報を更新する。
【0047】
印刷指示情報解析部605は、受信装置4から印刷指示情報が入力されると起動し、入力したデータで示されるコンテンツを記憶しているかどうかをコンテンツ管理テーブル604を参照して確認し、記憶している場合には、該コンテンツを印刷するように印刷処理部606に指示する。
【0048】
印刷処理部606は、印刷指示情報解析部605の指示に基づき、ハードディスク7に記憶しているコンテンツをビットマップ画像に展開し、プリンタ部8に出力して印刷を行う。
【0049】
このように、プリンタコントローラ6は、コンテンツ情報を入力してコンテンツサーバからコンテンツを取得する処理と、受信装置4から入力される印刷指示情報に基づいて所定のコンテンツを印刷する処理を行う。
【0050】
(コンテンツ取得処理)
次に、このプリンタコントローラ6におけるコンテンツ取得時の処理を、図9のフローチャートを用いて説明する。
【0051】
まず、パネル66よりコンテンツ情報が入力されると、コンテンツ情報設定部601が入力されたコンテンツ情報をコンテンツ取得部602に通知する(ステップS901)。
【0052】
ここで、本実施形態におけるコンテンツ情報の例を図5に示す。
【0053】
図示するとおり、本実施形態においては、コンテンツ情報として、コンテンツが格納されているインターネット上のコンテンツサーバ11のアドレスおよび所定のファイル(コンテンツ・インデックス・ファイル)を示す情報を供給する。
【0054】
また、コンテンツ・インデックス・ファイルは図6に示すとおり、コンテンツの識別番号(ContentID)とコンテンツのファイル名(Content)の一覧が記載されたファイルで、例えば、ある放送プログラムに同期して印刷する一連のコンテンツのリストが記載されている。プリンタコントローラ6は、このファイルを取得して解析することにより、実際に取得するコンテンツを特定する。
【0055】
なお、コンテンツ・インデックス・ファイルを使用することにより、装置側でこれに基づいて自動的に一連のコンテンツを取得するので、ユーザがパネルから個々のコンテンツのファイル名まで入力しなくて済むという利点がある。
【0056】
再び図9のフローに戻って説明する。
【0057】
コンテンツ取得部602は、入力されたコンテンツ情報に基づいてインターネット上のコンテンツサーバ11にアクセスし、コンテンツ・インデックス・ファイルを取得する(ステップS902)。
【0058】
続いて、取得したコンテンツ・インデックス・ファイルを解析して、これから取得する一連のコンテンツの識別番号とファイル名を取得する(ステップS903)。
【0059】
次に、取得したファイル名にしたがって、コンテンツを順次コンテンツサーバ11から取得する(ステップS904)。
【0060】
コンテンツを取得すると、取得したコンテンツをハードディスク7に格納するとともに、コンテンツ管理テーブル604の情報を更新する。
【0061】
図7にコンテンツ管理テーブル604の例を示す。
【0062】
コンテンツ管理テーブル604は、取得したコンテンツを管理するためのテーブルで、コンテンツの識別番号(ContentID)、コンテンツのファイル名(Content)および、ハードディスク7上の格納先のアドレス(Address)からなる。
【0063】
一つのコンテンツを取得し終えると、続いてコンテンツ・インデックス・ファイルに記載された全てのコンテンツを取得したか否かを判定し、まだ取得するコンテンツがある場合には再びステップS904に戻って次のコンテンツを取得する(ステップS905)。
【0064】
全てのコンテンツを取得し終えると一連の処理を終了する。
【0065】
(コンテンツ印刷処理)
次に、コンテンツ印刷時の処理について詳細に説明する。
【0066】
図8は、ある放送番組(Ch.100 (公序良俗違反につき不掲載)−TV/テレフォンショッピング)の放送の流れと、これに同期して付加される印刷指示情報との関係を示した図である。
【0067】
図示するとおり、放送中の所定のシーンに同期して印刷指示情報が付加されている。なお、印刷指示情報は、そのとき印刷すべきコンテンツの識別番号(C1001、C1002、C1003)を示している。
【0068】
受信装置4は、放送中にこれら印刷指示情報を検出すると、その都度プリンタコントローラ6にその印刷指示情報を通知する。
【0069】
図10は、このプリンタコントローラ6におけるコンテンツ印刷時の処理の流れを示したフローチャートである。
【0070】
まず、受信装置4から印刷指示情報が入力されるのを待機し(ステップS1001)、印刷指示情報が入力されると、印刷指示情報解析部605でこれを解析し、指定された印刷指示情報、すなわちコンテンツ識別番号が、コンテンツ管理テーブル604にあるか否かを判定する(ステップS1002)。
【0071】
コンテンツ管理テーブル604に該当するコンテンツ識別番号が無い場合には、印刷すべきコンテンツは無いため、再びステップS1001に戻って、次の印刷指示情報が入力されるのを待機する。
【0072】
コンテンツ管理テーブル604に該当するコンテンツ識別番号が見つかった場合には、該コンテンツが格納されているハードディスク7上のアドレス情報を印刷処理部606に通知する(ステップS1003)。
【0073】
印刷処理部606は通知されたアドレス情報をもとにハードディスク7からコンテンツを読み出し、ビットマップ画像に展開する(ステップS1004)。
【0074】
続いて、展開したビットマップ画像をプリンタ8に出力して印刷を行う(ステップS1005)。
【0075】
プリンタ8で正常に印刷が終了しなかった場合には、所定のエラー処理を行った後(ステップS1007)、再びステップS1005に戻って該ビットマップ画像をプリンタ8に出力する。
【0076】
プリンタ8で正常に印刷を終えた場合には、ステップS1008に移行し、印刷し終えたコンテンツをハードディスク7から削除するとともに、コンテンツ管理テーブル604の該コンテンツの情報を削除する(ステップS1008)。
【0077】
コンテンツの印刷を終えると、再びステップS1001に戻って、受信装置4から印刷指示情報が入力されるのを待機する。
【0078】
(効果)
上述した第1の実施形態によれば、放送に同期して印刷するコンテンツを予めインターネット上のコンテンツサーバから取得して記憶しておき、放送受信時に、放送信号に含まれる印刷指示情報にしたがって記憶しているコンテンツを印刷するので、放送信号に印刷するコンテンツ自体を重畳して送信する必要はなく、従来ごく短い時間内の放送信号には重畳できずに印刷できなかったコンテンツであっても、放送に同期して印刷することができる。
【0079】
[第2の実施形態]
第1の実施形態では、コンテンツ情報を供給する手段として、プリンタコントローラに接続するパネルからユーザが直接入力する手段をとった。
【0080】
しかしながらこの場合、ユーザは予め所望のコンテンツ情報を調べておかなければならず、また、調べたコンテンツ情報を入力する際、誤った文字列を入力してしまうという事態も招きかねない。
【0081】
さらにまた、印刷するコンテンツは放送が始まる前に全て取得しておかなければならないため、ユーザはコンテンツ情報の入力してコンテンツを取得する操作を、放送が始まる時間より前に意識して行わなければならない。
【0082】
そこで、第2の実施形態では、所定の放送プログラムに関連する一連のコンテンツの情報を、放送局からEPG(Electric Program Guide)データに含ませて送信し、受信装置でこのEPGデータを受信して、EPGデータに含まれるコンテンツ情報を取得することによりコンテンツ情報を供給する手段をとる。
【0083】
また、コンテンツ情報を供給するタイミングとして、ユーザがEPGを参照して、所定の放送番組の視聴予約を行った時点で、該放送番組のコンテンツ情報をプリンタコントローラに供給する手段をとる。
【0084】
(受信装置の構成)
図11は、第2の実施形態における受信装置4のハード構成の概要を示すブロック図である。なお、第1の実施形態の受信装置と同じブロックは同じ符号で記す。
【0085】
図示するように、受信装置4は、アナログ復調部41、映像音声出力部47および、CPU48のCPUバス51上に接続する、チューナ42、データ検出部43、リモコン受信部44、プリンタコントローラ・インターフェース(I/F)部46、ROM49、RAM50、データバッファ52、EPG再生部53、セレクタ54を備える。
【0086】
チューナ41は、アンテナ3から供給される信号の中から選局された放送信号を取り出し、アナログ復調部42およびデータ検出部43に出力する。
【0087】
アナログ復調部42は、チューナ41から入力される変調されたアナログ映像音声信号を復調し、復調したアナログ映像音声信号をセレクタ54に出力する。
【0088】
映像音声出力部47は、セレクタ54から入力されるアナログ映像音声信号、または映像信号をモニタに出力する。
【0089】
データ検出部43は、チューナ42から入力した放送信号に含まれるデータを検出してCPUバス51上に出力する。CPU48は、検出されたデータが印刷指示を含むデータである場合には、プリンタコントローラI/F部46を介してプリンタコントローラ6に送信する。また、検出されたデータがEPGデータである場合には、データバッファ52に格納する。
【0090】
リモコン45は、受信装置4を制御するもので、電源操作や選局操作が可能なキーを備え、操作指示を赤外線により受信装置4に送信する。また、EPGの参照や視聴予約の操作指示を受信装置4に送信する。
【0091】
リモコン受信部44は、リモコン45から送信される赤外線を受信して、電源操作、選局操作、EPGの参照、視聴予約などの操作指示をCPUバス51上に出力する。
【0092】
EPG再生部53は、CPU48の指示に基づきデータバッファ52に格納されているEPGデータを映像信号に変換してセレクタ54に出力する。
【0093】
セレクタ54は、CPU48の指示に基づき、アナログ復調部41から入力されるアナログ映像音声信号(放送信号)、または、EPG再生部53から入力される映像信号(EPG再生信号)のいずれかを映像音声出力部47に出力する。
【0094】
CPU48は、ROM49に格納された制御プログラムに従って、受信装置4の各部を制御する。
【0095】
RAM50は、データ検出部43やリモコン受信部44から出力されるデータを格納したり、CPU48の作業領域として使用されるメモリである。
【0096】
(EPGデータの説明)
ここで、EPG(Electric Program Guide)データについて詳細に説明する。
【0097】
EPGは、主にユーザが数あるチャンネルの番組の中から見たい番組を選ぶために用いられる電子番組ガイドで、放送局から放送信号に重畳されて送信される。
【0098】
また、EPGデータには、現在より数時間から数日分の各チャンネルの各番組に関する情報が含まれているので、ユーザはEPGを参照してこれから放送される番組の中から所望の番組を選択し、受信装置に対して選択した番組の視聴予約を設定しておくといった使い方も可能である。
【0099】
図13は、データ検出部43で検出されデータバッファ52に格納されるEPGデータの例を示す図である。
【0100】
図示するとおりEPGデータは、Guide Data部、Channel Data部、Program Data部から構成される。
【0101】
Guide Data部には、現在の日付を示すDate、現在の時刻を示すTime、チャンネル数を示すNumber of Channel、各チャンネルのChannel Dataが格納されているアドレスまでのChannnel Data部の先頭からのオフセットを示すChannel Offsetがチャンネル数分(Channel1’s Offset〜ChannelN’s
Offset)配置されている。
【0102】
Channel Data部には、チャンネル番号を示すChannel No、放送局の名称を示すChannel Name、該放送局の番組数を示すNumber of Programs、各番組のProgram Dataが格納されているアドレスまでのProgram Data部の先頭からのオフセットを示すProgram Offsetが番組数分(Program1−1’sOffset〜Program1−M’s Offset)配置されている。
【0103】
Program Data部には、番組名を示すProgram Title、番組の開始時刻を示すStart Time、番組の終了時刻を示すEnd Time、番組の内容を説明する記述が含まれるProgram Description、番組の放送に同期して印刷するコンテンツの情報を示すContent Infoが配置されている。
【0104】
Content Infoの例を図14に示す。
【0105】
図示するとおり、Content Infoは、コンテンツを識別する識別番号ContentIDと、コンテンツが格納されているコンテンツサーバのインターネット上のアドレスおよびコンテンツの場所を示すContentからなるリストで構成される。
【0106】
(EPGの表示と番組視聴予約)
次にEPGの表示とEPGを使った番組視聴予約の処理について、図15のフローチャートと図16、図17の表示例を用いて説明する。
【0107】
図15は、EPGの表示と受信予約を行う際の受信装置4における処理を示したフローチャートである。
【0108】
リモコン45からEPGの表示操作を行うと、その指示がリモコン受信部44を介してCPU48に入力される。
【0109】
CPU48は、EPGの表示指示を入力すると、まずセレクタ54をEPG再生部53から入力される映像を出力するように切り換える(ステップS1501)。
【0110】
続いて、データバッファ52に記憶しているEPGデータから、番組ガイドを表示するためのデータを抽出してEPG再生部53に出力する(ステップS1502)。すると、モニタ5上に図16に示すような番組ガイドが表示される。
【0111】
図16にモニタ5上に表示される番組ガイドの表示例を示す。
【0112】
図示するとおり番組ガイド160には、現在の日時1601と、チャンネル/放送局名1602と、各放送局の現在の時刻から所定時間分の番組名、すなわち放送予定のタイムテーブル1603と、番組ガイドの表示を終了するための終了ボタン1604が表示される。
【0113】
なお、表示例では3チャンネル分の現在の時刻から90分後までの番組名しか表示されていないが、リモコン45を使って画面上に表示されているカーソル1605を移動することによって、その他のチャンネルや、現在の時刻から90分後以降の番組名もスクロールして表示することができる。
【0114】
再び図15のフローチャートに戻って説明する。
【0115】
ステップS1502で番組ガイド160を表示したのち、ユーザの操作待ちとなり、リモコン受信部44からユーザの操作指示が入力されるのを待機する(ステップS1503)。
【0116】
リモコン45で現在モニタ5上に表示されているチャンネル以外や時間以外のタイムテーブルを表示するためのスクロール操作を行った場合、リモコン受信部44からそのスクロール情報が入力され、再びステップS1502に戻って、指定されたチャンネルや時間のタイムテーブルをEPGデータから抽出しモニタ5上に表示する。
【0117】
また、リモコン45で画面上の終了ボタン1604にカーソルを合わせて選択した場合、リモコン受信部44より番組ガイドの表示を終了する指示が入力され、セレクタ54をアナログ復調部41から入力されるアナログ映像・音声信号を出力するように切り替え、モニタ5上に受信した放送の映像・音声を出力する。
【0118】
また、リモコン45で所定の番組にカーソルを合わせて選択した場合、リモコン受信部44より該番組の番組説明を表示する指示が入力され、EPGデータから番組説明を表示するために必要なデータを抽出してEPG再生部53に出力する(ステップS1504)。すると、モニタ5上に図17に示すような番組説明が表示される。
【0119】
図17にモニタ5上に表示される番組説明の表示例を示す。
【0120】
図示するとおり、番組説明170には、チャンネル/放送局名1701、番組タイトル/開始・終了時刻1702、番組の内容1703が表示される。これらの情報は、EPGデータの選択された番組のProgram Dataから抽出される。また、この番組の視聴予約をするためのボタン1704、および番組ガイドに戻るボタン1705が表示される。
【0121】
ステップS1504で番組説明170を表示すると、ユーザからの操作待ちとなり(ステップS1505)、ユーザが番組説明170の画面で、リモコン45で戻るボタン1705にカーソルを合わせて選択すると、リモコン受信部44から再び番組ガイドを表示する指示が入力され、ステップS1502に戻って番組ガイド160を表示する。
【0122】
また、リモコン45で視聴予約のボタン1704にカーソルを合わせて選択すると、リモコン受信部44からその旨入力され、その番組の視聴予約を設定する(ステップS1506)。視聴予約の設定では、設定された番組のチャンネルおよび開始時刻、終了時刻をRAM50上に記憶する。なお記憶した開始時刻が到来すると、CPU48は指定されたチャンネルを選局するようにチューナ41を設定する。
【0123】
視聴予約の設定を行った後、設定された番組のProgram DataにContent Infoが含まれているか否かを判別する(ステップS1507)。
【0124】
Content Infoが含まれていない場合には、特に番組に関連したコンテンツはないため、そのままステップS1502に戻って再び番組ガイド160を表示する。
【0125】
Content Infoが含まれている場合は、このContent Infoをプリンタコントローラ6に送信して、プリンタコントローラ6に対して予めこの番組に関連するコンテンツを取得するように指示する(ステップS1508)。
【0126】
プリンタコントローラ6にContent Infoを送信した後、ステップS1502に戻って再び番組ガイド160を表示する。
【0127】
受信装置4における以上の処理により、モニタ5上に番組ガイドを表示したり、ユーザが番組ガイドを参照して視聴予約をしたり、また視聴予約した番組のEPGデータにコンテンツ情報が含まれている場合には、そのコンテンツ情報をプリンタコントローラ6に送信して、予めコンテンツを取得するように指示する。
【0128】
(プリンタコントローラの構成)
次に第2の実施形態におけるプリンタコントローラの構成について説明する。
【0129】
なお、プリンタコントローラのハード構成は、第1の実施形態における構成と同じであるため説明を割愛する。
【0130】
図12は、第2の実施形態におけるプリンタコントローラ6の機能構成を示すブロック図である(第1の実施形態のプリンタコントローラと同じブロックは同じ符号で記す)。
【0131】
データ判別部607は、受信装置4から入力したデータが、コンテンツの取得を指示するデータであるか、コンテンツの印刷を指示するデータであるかを判別する。
【0132】
コンテンツ取得手段602は、データ判別部607から入力されるコンテンツ情報をもとに、インターネット上のコンテンツサーバにアクセスしコンテンツ603を取得する。取得したコンテンツ603は、ハードディスク7に記憶する。また、コンテンツ管理テーブル604の情報を更新する。
【0133】
印刷指示情報解析部605は、データ判別部607から入力される印刷指示情報をもとにコンテンツ管理テーブル604を参照し、印刷指示情報で示されるコンテンツをハードディスク7に記憶しているか否かを判別する。また、記憶している場合には、該コンテンツを印刷するように印刷処理部606に指示する。
【0134】
印刷処理部606は、印刷指示情報解析部605の指示に基づき、ハードディスク7に記憶しているコンテンツをビットマップ画像に展開し、プリンタ部8に出力して印刷を行う。
【0135】
第1の実施形態では、コンテンツ情報の供給を、プリンタコントローラ6に接続するパネルからユーザが入力する構成としたが、本実施形態においては、上述の受信装置4における視聴予約の際に、EPGデータにコンテンツ情報が含まれている場合には、受信装置4からプリンタコントローラ6にコンテンツ情報を供給する構成としている。
【0136】
(コンテンツ取得処理)
図18は、第2の実施形態におけるプリンタコントローラ6の処理の流れを示したフローチャートである。
【0137】
プリンタコントローラ6は、まず、受信装置4からデータが入力されるのを待機する(ステップS1801)。
【0138】
データが入力されると、データ判別部607において、データがコンテンツの取得を指示する内容であるか、コンテンツの印刷を指示する内容であるかを判別する(ステップS1802)。
【0139】
データがコンテンツ取得指示である場合には、データ判別部607は、受信装置4から入力したデータに含まれるコンテンツ情報(Content Info)をコンテンツ取得手段に出力する(ステップS1803)。
【0140】
コンテンツ取得手段602は、Content Infoを入力するとコンテンツ取得処理を行い(ステップS1804)、コンテンツ取得処理を終えると再びメインルーチンのステップS1801に戻って、受信装置4からデータが入力されるのを待機する。
【0141】
ステップS1802で、データがコンテンツ印刷指示である場合には、データ判別部607は、受信装置4から入力したデータに含まれる印刷指示情報(ContentID)を印刷指示情報解析部605に出力する(ステップS1805)。
印刷指示情報解析部605は、印刷指示情報を入力すると、コンテンツ印刷処理を行い(ステップS1806)、コンテンツ印刷処理を終えると再びメインルーチンのステップS1801に戻って、受信装置4からデータが入力されるのを待機する。
【0142】
図19は、コンテンツ取得手段602におけるコンテンツ取得処理の流れを示すフローチャートである。
【0143】
まず、データ判別部607から入力されたContent Infoを解析し(ステップS1901)、Content Infoに記載されているContentに基づいてインターネット上のコンテンツサーバ11にアクセスし、コンテンツを取得する(ステップS1902)。
【0144】
コンテンツを取得すると、取得したコンテンツをハードディスク7に格納するとともに、コンテンツ管理テーブル604の情報を更新する(ステップS1903)。
【0145】
続いて全てのコンテンツを取得したか否かを判別し(ステップS1904)、まだ取得すべきコンテンツがある場合には、再びステップS1902に戻って該コンテンツを取得する。全てのコンテンツを取得し終えると一連の処理を終え、メインルーチンに戻る。
【0146】
なお、コンテンツ印刷処理については、第1の実施形態と同様であるため、説明を割愛する。
【0147】
第1の実施形態におけるコンテンツ取得処理では、パネルから供給されるコンテンツ情報はコンテンツ・インデックス・ファイルのアドレスであったので、まず、コンテンツサーバからコンテンツ・インデックス・ファイルを取得してから実際のコンテンツを取得するという手順であったが、本実施形態では、受信装置4から供給されるコンテンツ情報はContent Infoで、Content Infoには既に取得すべきコンテンツのアドレスが記されているので、これを解析することにより、コンテンツサーバから直接コンテンツを取得することができる。
【0148】
(効果)
上述した第2の実施形態によれば、EPGにコンテンツ情報を含ませて送信し、受信装置においてEPGを使って視聴予約が行われた際に、プリンタコントローラにコンテンツ情報を供給する構成としたので、ユーザが手動でコンテンツ情報を入力する必要がなく、さらに利便性の高い装置を提供することができる。
【0149】
[第3の実施形態]
第1、第2の実施形態では、何れも予め取得したコンテンツを、受信装置から印刷指示が供給された時点でビットマップ画像に展開する構成とした。しかし、コンテンツが展開に時間がかかるようなデータであった場合、放送に同期して次々にコンテンツを印刷していくことができない。そこで、本実施形態では、取得したコンテンツを予めビットマップ画像に展開して記憶しておくことにより、受信装置から印刷指示が供給された時点では、展開済みのコンテンツ画像をプリンタに出力する構成をとる。
【0150】
(プリントコントローラの構成)
プリンタコントローラのハード構成は、第1、第2の実施形態における構成と同じであるため説明を割愛する。
【0151】
図20は、第3の実施形態におけるプリンタコントローラの機能構成を示すブロック図である(第1、第2の実施形態のプリンタコントローラと同じブロックは同じ符号で記す)。
【0152】
データ判別部607は、受信装置4から入力したデータが、コンテンツの取得を指示するデータであるか、コンテンツの印刷を指示するデータであるかを判別する。
【0153】
コンテンツ取得手段602は、データ判別部607から入力されるコンテンツ情報をもとに、インターネット上のコンテンツサーバにアクセスしコンテンツデータを取得する。取得したコンテンツデータは、バッファメモリ63上に記憶する。また、コンテンツ管理テーブル610の情報を更新する。
【0154】
印刷指示情報解析部605は、データ判別部607から入力される印刷指示情報をもとにコンテンツ管理テーブル610を参照し、印刷指示情報で示されるコンテンツのコンテンツ画像609をハードディスク7に記憶しているか否かを判別する。また、記憶している場合には、該コンテンツ画像609を印刷するように印刷処理部606に指示する。
【0155】
印刷処理部606は、印刷指示情報解析部605の指示に基づき、ハードディスク7に記憶しているコンテンツ画像609をプリンタ部8に出力して印刷を行う。
【0156】
コンテンツ展開部608は、定期的にコンテンツ管理テーブル610を参照し、まだビットマップ画像に展開していないコンテンツデータがある場合には、該コンテンツデータをバッファメモリ63から読み出しビットマップ画像に展開する。展開したコンテンツ画像は、ハードディスク7上に記憶する。また、コンテンツ管理テーブル610の情報を更新する。
【0157】
ここで、第3の実施形態において用いるコンテンツ管理テーブル610について説明する。
【0158】
図21に第3の実施形態におけるコンテンツ管理テーブル610の例を示す。
【0159】
コンテンツ管理テーブル610は、取得したコンテンツを管理するためのテーブルで、コンテンツの識別番号(ContentID)、コンテンツのファイル名(Content)、コンテンツデータのバッファメモリ63上の格納先アドレス(Address1)、コンテンツがビットマップ画像に展開済みであるかどうかを示すフラグ(Flag)(FlagがONの場合はまだ展開していない、OFFの場合は展開済みであることを示す)、および、コンテンツ画像のハードディスク7上の格納先のアドレス(Address2)からなる。
【0160】
図21の例では、C1001のコンテンツのみがビットマップ画像に展開済みで、C1002、C1003のコンテンツはまだビットマップ画像に展開されていないことを示す。
【0161】
(コンテンツ取得処理)
次に、第3の実施形態におけるコンテンツ取得処理について説明する。なお、受信装置4からデータを入力してコンテンツ取得処理が起動されるまでの処理は、第2の実施形態の図18のフローチャートと同様であるため説明を割愛する。
【0162】
図22は、第3の実施形態におけるプリンタコントローラ6のコンテンツ取得処理を示すフローチャートである。
【0163】
まず、データ判別部607から入力されたContent Infoを解析し(ステップS2201)、Content Infoに記載されているContentに基づいてインターネット上のコンテンツサーバ11にアクセスし、コンテンツを取得する(ステップS1902)。
【0164】
コンテンツを取得すると、取得したコンテンツをバッファメモリ63に格納するとともに、コンテンツ管理テーブル610の情報を更新する(ステップS2203)。具体的には、ContentIDに取得したコンテンツのIDを、Contentに取得したコンテンツのファイル名を、Address1に取得したコンテンツのバッファメモリ63上の格納先アドレスを、FlagにON(まだ展開していないことを示す)をセットする。
【0165】
続いて全てのコンテンツを取得したか否かを判別し(ステップS2204)、まだ取得すべきコンテンツがある場合には、再びステップS2202に戻って該コンテンツを取得する。全てのコンテンツを取得し終えると一連の処理を終え、メインルーチン(図18のステップS1801)に戻る。
【0166】
(コンテンツ展開処理)
次に、第3の実施形態におけるコンテンツ展開処理について説明する。
【0167】
コンテンツ展開処理は、プリンタコントローラ6のコンテンツ展開部608で定期的に起動されて行われる。
【0168】
図23に、コンテンツ展開処理のフローチャートを示す。
【0169】
コンテンツ展開部608は、まずコンテンツ管理テーブル610を参照する(ステップS2301)。
【0170】
コンテンツ管理テーブル610にコンテンツがあるか否かを判別し(ステップS2302)、コンテンツが一つもない場合には直ちに処理を終える。
【0171】
コンテンツがある場合には、コンテンツ管理テーブル610を上から順に参照し、FlagがON、すなわちそのコンテンツがまだビットマップ画像に展開されていないかどうかを判別する(ステップS2303)。
【0172】
FlagがONである場合は、該コンテンツのバッファメモリ63上の格納先アドレスAddress1を参照してバッファメモリ63からコンテンツデータを読み出し、ビットマップ画像に展開する(ステップS2304)。
【0173】
続いて、展開したコンテンツ画像をハードディスク7上に格納し、バッファメモリ63上の読み出したコンテンツデータを削除し、コンテンツ管理テーブル610を更新する(ステップS2305)。
【0174】
コンテンツ管理テーブル610の更新を具体的に説明すると、Address1のアドレスを削除し、FlagにOFF(展開済みを示す)をセットし、Address2に展開したコンテンツ画像のハードディスク7上の格納先アドレスをセットする。
【0175】
1つのコンテンツの展開処理を終えると、若しくは、ステップS2303で該コンテンツが展開済みであった場合、コンテンツ管理テーブル610に次のコンテンツがあるか否かを判別し(ステップS2306)、次のコンテンツがある場合には、再びステップS2303に戻って、コンテンツが展開済みであるか否かを判別する。次のコンテンツがない場合には一連の処理を終える。
【0176】
(効果)
上述した第3の実施形態によれば、取得したコンテンツを予めビットマップ画像に展開して記憶しておくので、放送を受信してコンテンツの印刷指示がなされた時点では、展開済みのコンテンツ画像を印刷するだけで済み、コンテンツを展開するための時間は一切かからず、より放送に同期した速やかなコンテンツの印刷を実現することができる。
【0177】
【発明の効果】
以上説明したように、請求項1の発明によれば、放送に同期して印刷するコンテンツを予めインターネット上のコンテンツサーバから取得して記憶しておき、放送受信時に、放送信号に含まれる所定の情報にしたがって記憶しているコンテンツを印刷する。したがって、放送信号に印刷するコンテンツ自体を重畳して送信する必要はなく、放送信号に重畳可能なコンテンツのデータサイズに捉われることなく、放送に同期してコンテンツを印刷することができる。
【0178】
請求項5の発明によれば、EPGを使った視聴予約に連動して、該番組に関連する一連のコンテンツを取得するので、より利便性の高い装置を提供することができる。
【0179】
請求項6の発明によれば、コンテンツがPDLデータである場合に、取得したコンテンツを予めビットマップ画像に展開して記憶しておくので、放送を受信してコンテンツを印刷する際には、既に展開済みのコンテンツ画像を印刷するだけで済み、コンテンツを展開するための時間は一切かからず、より放送に同期した速やかなコンテンツの印刷を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のシステム全体の一例を示す図である。
【図2】第1の実施形態における受信装置のハード構成を示すブロック図である。
【図3】第1の実施形態におけるプリンタコントローラのハード構成を示すブロック図である。
【図4】第1の実施形態におけるプリンタコントローラの機能構成を示すブロック図である。
【図5】第1の実施形態におけるコンテンツ情報の一例を示す。
【図6】第1の実施形態におけるコンテンツ・インデックス・ファイルの一例を示す図である。
【図7】第1の実施形態におけるコンテンツ管理テーブルの一例を示す図である。
【図8】第1の実施形態においてコンテンツ印刷時の処理を説明するための図である。
【図9】第1の実施形態におけるコンテンツ取得処理時のフローチャートを示す。
【図10】第1の実施形態におけるコンテンツ印刷処理時のフローチャートを示す。
【図11】第2の実施形態における受信装置のハード構成を示すブロック図である。
【図12】第2の実施形態におけるプリンタコントローラの機能構成を示すブロック図である。
【図13】第2の実施形態におけるEPGデータの一例を示す図である。
【図14】第2の実施形態におけるコンテンツ情報の一例を示す図である。
【図15】第2の実施形態におけるEPGの表示と視聴予約処理を示すフローチャートである。
【図16】第2の実施形態における番組ガイドの表示例を示す図である。
【図17】第2の実施形態における番組説明の表示例を示す図である。
【図18】第2の実施形態におけるプリンタコントローラの処理を示すフローチャートである。
【図19】第2の実施形態におけるコンテンツ取得処理時のフローチャートを示す。
【図20】第3の実施形態におけるプリントコントローラの機能構成を示すブロック図である。
【図21】第3の実施形態におけるコンテンツ管理テーブルの一例を示す図である。
【図22】第3の実施形態におけるコンテンツ取得処理を示すフローチャートである。
【図23】第3の実施形態におけるコンテンツ展開処理を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 放送局
2 放送信号
3 アンテナ
4 受信装置
5 モニタ
6 プリンタコントローラ
7 記憶装置
8 プリンタ
9 用紙
10 インターネット
11 コンテンツサーバ
41 アナログ復調部
42 チューナ
43 データ検出部
44 リモコン受信部
45 リモコン
46 プリンタコントローラ・インターフェース部
47 映像音声出力部
48、67 CPU
49、68 ROM
50、69 RAM
51、70 CPUバス
52 データバッファ
53 EPG再生部
54 セレクタ
61 受信装置インターフェース部
62 ネットワーク・インターフェース部
63 バッファメモリ
64 プリンタ・インターフェース部
65 パネル・インターフェース部
66 パネル
601 コンテンツ情報設定部
602 コンテンツ取得部
603 コンテンツ
604、610 コンテンツ管理テーブル
605 印刷指示情報解析部
606 印刷処理部
607 データ判別部
608 コンテンツ展開部
609 コンテンツ画像
【発明の属する技術分野】
本発明は、印刷方法及びその装置に関し、特に、放送信号に同期してコンテンツを印刷する印刷方法及びその装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、文字多重放送やデータ放送など、放送信号に文字・画像などのコンテンツを重畳して放送し、受信装置側で受信したコンテンツを接続するモニタ上に表示したりプリンタで印刷したりする装置が考案されている。
【0003】
また、コンテンツを放送に同期して印刷する方法として、例えば、コンテンツを印刷するタイミングをより明示的にするために、放送信号にコンテンツと該コンテンツを印刷することを要求する信号を付加する放送信号生成装置が考案されている(特開2001−145049)。
【0004】
また、コンテンツとしてInternet関連の情報、例えばWeb情報を重畳して放送することにより、受信側で受信したWeb情報に基づいてWWWサーバにアクセスしてコンテンツを取得する装置が考案されている(特開平10−051752)。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、このような多重放送を受信してコンテンツを表示・印刷するシステムにおいて、放送に重畳されるコンテンツが単にモニタ上に表示するためのコンテンツである場合、また、モニタに表示している画像をそのままキャプチャーして印刷するような場合には、コンテンツの内容によってそれほど重畳するデータ量が増えることはないが、印刷に特化したコンテンツ、例えばPDLデータである場合には、一般的にコンテンツの内容が詳細で複雑になればなるほどデータ量は増す。また同じコンテンツの内容でも、より高精細な(例えば高解像度、高階調の)印刷結果を得ようとすればそれだけデータ量は増す。
【0006】
しかしながら、放送に同期して次々とコンテンツを印刷していく場合に、一定時間の放送信号に重畳可能なデータ量には限りがあるため、コンテンツとしてあまり大量の印刷データを重畳することはできなかった。
【0007】
また、重畳されるコンテンツによっては、印刷装置側の処理、特にビットマップ画像への展開時間に非常に時間がかかり、次のコンテンツの印刷が滞り、結果として放送に同期して次々と印刷結果を得ることができない場合もあった。
【0008】
多重放送の利点の一つには、放送を視聴しながら、同時に関連するコンテンツを表示したり印刷したりできることにあるので、例えば、印刷処理が滞り、放送中のあるシーンに同期して印刷結果が得られないばかりか、放送が終わってもまだ印刷が終わらないような事態は、利便性が大きく損なわれるため、どうしても回避する必要があった。
【0009】
一方、コンテンツとしてWeb情報を重畳する場合は、Web情報自体はさほどデータ量は大きくないので、重畳する上では特に問題はないが、そもそも、Web情報を重畳する場合は、このWeb情報をもとに一旦PCのWebブラウザ等にサーバから取得したコンテンツを表示し、さらに表示されているコンテンツを印刷する場合には、別途プリンタドライバ等から印刷指示を行うというステップを踏むので、放送に同期して印刷するということまでは考慮されていない。
【0010】
本発明は上記問題点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、放送信号に含まれる所定のデータに基づいてコンテンツを印刷する印刷装置において、予め印刷するコンテンツのコンテンツ情報を供給し、供給されたコンテンツ情報に基づきネットワーク上のコンテンツサーバからコンテンツ取得して記憶しておき、放送受信時に、放送信号に含まれる所定のデータに基づいて前記記憶しているコンテンツを印刷することにより、コンテンツのデータ量によらず、放送に同期した速やかなコンテンツの印刷を実現することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために請求項1記載の印刷装置は、放送信号に含まれる所定のデータに基づいてコンテンツを印刷する印刷装置であって、コンテンツ情報を供給する供給手段と、前記供給手段により供給されたコンテンツ情報に基づき、インターネット上のコンテンツサーバから所定のコンテンツを取得するコンテンツ取得手段と、前記コンテンツ取得手段により取得したコンテンツを記憶する記憶手段と、前記放送信号を受信する受信手段と、前記受信手段により受信した放送信号に含まれる所定のデータを検出する検出手段と、前記検出手段により検出した所定のデータに基づいて前記記憶手段に記憶しているコンテンツを記録紙上に印刷する印刷手段とを備えることを特徴とする。
【0012】
さらに、前記所定のデータには、印刷するコンテンツを指定するコンテンツ指定情報を含めても良い。
【0013】
さらに、前記供給手段は、パネルから入力されたコンテンツ情報を前記コンテンツ取得手段に供給するようにしても良い。
【0014】
さらに、EPG(Electric Program Guide)を受信する受信手段を備え、前記供給手段は、前記受信手段により受信したEPGに含まれるコンテンツ情報を前記コンテンツ取得手段に供給するようにしても良い。
【0015】
また、請求項5記載の印刷装置は、EPG(Electric Program Guide)を受信する第一の受信手段と、前記第一の受信手段により受信したEPGに基づいて所望の放送番組の受信を予約する予約手段と、前記予約手段により放送番組の視聴予約が行われた時点で、前記EPGに含まれる前記予約した放送番組のコンテンツ情報に基づき、インターネット上のコンテンツサーバから所定のコンテンツを取得するコンテンツ取得手段と、前記コンテンツ取得手段により取得したコンテンツを記憶する記憶手段と、前記予約手段により予約した番組を受信する第二の受信手段と、前記第二の受信手段により受信した放送信号に含まれるコンテンツ指定情報を検出する検出手段と、前記検出手段により検出したコンテンツ指定情報に基づいて前記記憶手段に記憶しているコンテンツを記録紙上に印刷する印刷手段とを備えることを特徴とする。
【0016】
また、請求項6記載の印刷装置は、前記コンテンツがPDLデータである場合に、PDLデータをビットマップ画像に展開する展開手段を備え、前記コンテンツ取得手段により取得したコンテンツを前記展開手段によりビットマップ画像に展開してから前記記憶手段に記憶することを特徴とする。
【0017】
【発明の実施の形態】
[印刷システムの例]
以下に、図面を参照して本発明を詳細に説明する。
【0018】
図1は、本発明のシステム全体の一例を示し、後述する第1、第2、第3の実施形態に共通のものである。
【0019】
放送局1は、放送信号2によって、変調されたアナログ映像音声信号を送信するとともに、所定のデータを送信する。
【0020】
印刷システムは、全体として、アンテナ3、受信装置4、モニタ5、プリンタコントローラ6、記憶装置7、プリンタ8を備え、放送局1からの変調されたアナログ映像音声信号およびデータは、アンテナ3で受信されて、受信装置4内のチューナで選局される。
【0021】
受信装置4は、受信した映像信号および音声信号をモニタ5に出力する。また、所定のデータに基づきプリンタコントローラ6に印刷指示を出力する。
【0022】
プリンタコントローラ6は、インターネット10に接続し、インターネット上のコンテンツサーバ11から所定のコンテンツを取得し、取得したコンテンツを記憶装置7に格納する。
【0023】
なお、コンテンツサーバ11には、放送局が放送する番組に関連した様々なコンテンツが格納されている。
【0024】
プリンタコントローラ6は、受信装置4から印刷指示を入力すると、記憶装置7に格納している所定のコンテンツを取り出し、接続するプリンタ8にビットマップ画像を出力する。
【0025】
プリンタ8は、プリンタコントローラ6から受け取ったビットマップ画像を記録紙9に印字する。
【0026】
[第1の実施形態]
(受信装置の構成)
図2は、第1の実施形態における受信装置4のハード構成の概要を示すブロック図である。
【0027】
図示するように、受信装置4は、アナログ復調部41、映像音声出力部47および、CPU48のCPUバス51上に接続する、チューナ42、データ検出部43、リモコン受信部44、プリンタコントローラ・インターフェース(I/F)部46、ROM49、RAM50を備える。
【0028】
チューナ41は、アンテナ3から供給される信号の中から選局された放送信号を取り出し、アナログ復調部42およびデータ検出部43に出力する。
【0029】
アナログ復調部42は、チューナ41から入力される変調されたアナログ映像音声信号を復調し、復調したアナログ映像音声信号を映像音声出力部47に出力する。
【0030】
映像音声出力部47は、入力されたアナログ映像音声信号をモニタ5に出力し、モニタ5に映像が表示され音声が出力される。
【0031】
データ検出部43は、チューナ42から入力した放送信号に含まれる所定のデータを検出してCPUバス51上に出力する。CPU48は、検出された所定のデータが印刷指示を含むデータである場合には、プリンタコントローラI/F部46を介してプリンタコントローラ6に送信する。
【0032】
リモコン45は、受信装置4を制御するもので、電源操作や選局操作が可能なキーを備え、ユーザによる操作指示を赤外線により受信装置4に送信する。
【0033】
リモコン受信部44は、リモコン45から送信される赤外線を受信して、電源操作や選局操作の指示をCPUバス51上に出力する。
【0034】
CPU48は、ROM49に格納された制御プログラムに従って、受信装置4の各部を制御する。
【0035】
RAM50は、データ検出部43やリモコン受信部44から出力されるデータを格納したり、CPU48の作業領域として使用されるメモリである。
【0036】
(プリンタコントローラの構成)
図3は、第1の実施形態におけるプリンタコントローラ6のハード構成の概要を示すブロック図である。
【0037】
図示するように、プリンタコントローラ6は、CPU67のCPUバス70上に、受信装置インターフェース(I/F)部61、ネットワーク・インターフェース(I/F)部62、ハードディスク7、バッファメモリ63、プリンタ・インターフェース(I/F)部64、パネル・インターフェース(I/F)部65、ROM68、RAM69が接続されている。
【0038】
受信装置I/F部61は、受信装置4から送信される印刷指示を含んだデータを入力し、CPUバス70上に出力する。
【0039】
ネットワークI/F部62は、インターネットに接続するコンテンツサーバにアクセスし、所定のコンテンツを取得する。
【0040】
ハードディスク(HD)7は、コンテンツサーバから取得したコンテンツを格納する。
【0041】
バッファメモリ63は、コンテンツをビットマップ画像に展開して印刷する際に使用される一時的なメモリである。
【0042】
プリンタI/F部64は、プリンタコントローラ6で展開した画像をプリンタ部8に出力して印刷する際に、画像データや制御データのやり取りを行う。
【0043】
パネルI/F部65は、パネル66から入力されたコンテンツ情報をCPUバス70上に出力する。
【0044】
図4は、第1の実施形態におけるプリンタコントローラ6の機能構成を示すブロック図である。
【0045】
コンテンツ情報設定部601は、コンテンツ情報を供給するための処理部で、ユーザがパネル66から入力したコンテンツ情報をコンテンツ取得部602に供給する。
【0046】
コンテンツ取得手段602は、コンテンツ情報設定部601から供給されたコンテンツ情報をもとに、インターネット上のコンテンツサーバにアクセスしコンテンツ603を取得する。取得したコンテンツ603は、ハードディスク7に記憶する。また、後述のコンテンツ管理テーブル604の情報を更新する。
【0047】
印刷指示情報解析部605は、受信装置4から印刷指示情報が入力されると起動し、入力したデータで示されるコンテンツを記憶しているかどうかをコンテンツ管理テーブル604を参照して確認し、記憶している場合には、該コンテンツを印刷するように印刷処理部606に指示する。
【0048】
印刷処理部606は、印刷指示情報解析部605の指示に基づき、ハードディスク7に記憶しているコンテンツをビットマップ画像に展開し、プリンタ部8に出力して印刷を行う。
【0049】
このように、プリンタコントローラ6は、コンテンツ情報を入力してコンテンツサーバからコンテンツを取得する処理と、受信装置4から入力される印刷指示情報に基づいて所定のコンテンツを印刷する処理を行う。
【0050】
(コンテンツ取得処理)
次に、このプリンタコントローラ6におけるコンテンツ取得時の処理を、図9のフローチャートを用いて説明する。
【0051】
まず、パネル66よりコンテンツ情報が入力されると、コンテンツ情報設定部601が入力されたコンテンツ情報をコンテンツ取得部602に通知する(ステップS901)。
【0052】
ここで、本実施形態におけるコンテンツ情報の例を図5に示す。
【0053】
図示するとおり、本実施形態においては、コンテンツ情報として、コンテンツが格納されているインターネット上のコンテンツサーバ11のアドレスおよび所定のファイル(コンテンツ・インデックス・ファイル)を示す情報を供給する。
【0054】
また、コンテンツ・インデックス・ファイルは図6に示すとおり、コンテンツの識別番号(ContentID)とコンテンツのファイル名(Content)の一覧が記載されたファイルで、例えば、ある放送プログラムに同期して印刷する一連のコンテンツのリストが記載されている。プリンタコントローラ6は、このファイルを取得して解析することにより、実際に取得するコンテンツを特定する。
【0055】
なお、コンテンツ・インデックス・ファイルを使用することにより、装置側でこれに基づいて自動的に一連のコンテンツを取得するので、ユーザがパネルから個々のコンテンツのファイル名まで入力しなくて済むという利点がある。
【0056】
再び図9のフローに戻って説明する。
【0057】
コンテンツ取得部602は、入力されたコンテンツ情報に基づいてインターネット上のコンテンツサーバ11にアクセスし、コンテンツ・インデックス・ファイルを取得する(ステップS902)。
【0058】
続いて、取得したコンテンツ・インデックス・ファイルを解析して、これから取得する一連のコンテンツの識別番号とファイル名を取得する(ステップS903)。
【0059】
次に、取得したファイル名にしたがって、コンテンツを順次コンテンツサーバ11から取得する(ステップS904)。
【0060】
コンテンツを取得すると、取得したコンテンツをハードディスク7に格納するとともに、コンテンツ管理テーブル604の情報を更新する。
【0061】
図7にコンテンツ管理テーブル604の例を示す。
【0062】
コンテンツ管理テーブル604は、取得したコンテンツを管理するためのテーブルで、コンテンツの識別番号(ContentID)、コンテンツのファイル名(Content)および、ハードディスク7上の格納先のアドレス(Address)からなる。
【0063】
一つのコンテンツを取得し終えると、続いてコンテンツ・インデックス・ファイルに記載された全てのコンテンツを取得したか否かを判定し、まだ取得するコンテンツがある場合には再びステップS904に戻って次のコンテンツを取得する(ステップS905)。
【0064】
全てのコンテンツを取得し終えると一連の処理を終了する。
【0065】
(コンテンツ印刷処理)
次に、コンテンツ印刷時の処理について詳細に説明する。
【0066】
図8は、ある放送番組(Ch.100 (公序良俗違反につき不掲載)−TV/テレフォンショッピング)の放送の流れと、これに同期して付加される印刷指示情報との関係を示した図である。
【0067】
図示するとおり、放送中の所定のシーンに同期して印刷指示情報が付加されている。なお、印刷指示情報は、そのとき印刷すべきコンテンツの識別番号(C1001、C1002、C1003)を示している。
【0068】
受信装置4は、放送中にこれら印刷指示情報を検出すると、その都度プリンタコントローラ6にその印刷指示情報を通知する。
【0069】
図10は、このプリンタコントローラ6におけるコンテンツ印刷時の処理の流れを示したフローチャートである。
【0070】
まず、受信装置4から印刷指示情報が入力されるのを待機し(ステップS1001)、印刷指示情報が入力されると、印刷指示情報解析部605でこれを解析し、指定された印刷指示情報、すなわちコンテンツ識別番号が、コンテンツ管理テーブル604にあるか否かを判定する(ステップS1002)。
【0071】
コンテンツ管理テーブル604に該当するコンテンツ識別番号が無い場合には、印刷すべきコンテンツは無いため、再びステップS1001に戻って、次の印刷指示情報が入力されるのを待機する。
【0072】
コンテンツ管理テーブル604に該当するコンテンツ識別番号が見つかった場合には、該コンテンツが格納されているハードディスク7上のアドレス情報を印刷処理部606に通知する(ステップS1003)。
【0073】
印刷処理部606は通知されたアドレス情報をもとにハードディスク7からコンテンツを読み出し、ビットマップ画像に展開する(ステップS1004)。
【0074】
続いて、展開したビットマップ画像をプリンタ8に出力して印刷を行う(ステップS1005)。
【0075】
プリンタ8で正常に印刷が終了しなかった場合には、所定のエラー処理を行った後(ステップS1007)、再びステップS1005に戻って該ビットマップ画像をプリンタ8に出力する。
【0076】
プリンタ8で正常に印刷を終えた場合には、ステップS1008に移行し、印刷し終えたコンテンツをハードディスク7から削除するとともに、コンテンツ管理テーブル604の該コンテンツの情報を削除する(ステップS1008)。
【0077】
コンテンツの印刷を終えると、再びステップS1001に戻って、受信装置4から印刷指示情報が入力されるのを待機する。
【0078】
(効果)
上述した第1の実施形態によれば、放送に同期して印刷するコンテンツを予めインターネット上のコンテンツサーバから取得して記憶しておき、放送受信時に、放送信号に含まれる印刷指示情報にしたがって記憶しているコンテンツを印刷するので、放送信号に印刷するコンテンツ自体を重畳して送信する必要はなく、従来ごく短い時間内の放送信号には重畳できずに印刷できなかったコンテンツであっても、放送に同期して印刷することができる。
【0079】
[第2の実施形態]
第1の実施形態では、コンテンツ情報を供給する手段として、プリンタコントローラに接続するパネルからユーザが直接入力する手段をとった。
【0080】
しかしながらこの場合、ユーザは予め所望のコンテンツ情報を調べておかなければならず、また、調べたコンテンツ情報を入力する際、誤った文字列を入力してしまうという事態も招きかねない。
【0081】
さらにまた、印刷するコンテンツは放送が始まる前に全て取得しておかなければならないため、ユーザはコンテンツ情報の入力してコンテンツを取得する操作を、放送が始まる時間より前に意識して行わなければならない。
【0082】
そこで、第2の実施形態では、所定の放送プログラムに関連する一連のコンテンツの情報を、放送局からEPG(Electric Program Guide)データに含ませて送信し、受信装置でこのEPGデータを受信して、EPGデータに含まれるコンテンツ情報を取得することによりコンテンツ情報を供給する手段をとる。
【0083】
また、コンテンツ情報を供給するタイミングとして、ユーザがEPGを参照して、所定の放送番組の視聴予約を行った時点で、該放送番組のコンテンツ情報をプリンタコントローラに供給する手段をとる。
【0084】
(受信装置の構成)
図11は、第2の実施形態における受信装置4のハード構成の概要を示すブロック図である。なお、第1の実施形態の受信装置と同じブロックは同じ符号で記す。
【0085】
図示するように、受信装置4は、アナログ復調部41、映像音声出力部47および、CPU48のCPUバス51上に接続する、チューナ42、データ検出部43、リモコン受信部44、プリンタコントローラ・インターフェース(I/F)部46、ROM49、RAM50、データバッファ52、EPG再生部53、セレクタ54を備える。
【0086】
チューナ41は、アンテナ3から供給される信号の中から選局された放送信号を取り出し、アナログ復調部42およびデータ検出部43に出力する。
【0087】
アナログ復調部42は、チューナ41から入力される変調されたアナログ映像音声信号を復調し、復調したアナログ映像音声信号をセレクタ54に出力する。
【0088】
映像音声出力部47は、セレクタ54から入力されるアナログ映像音声信号、または映像信号をモニタに出力する。
【0089】
データ検出部43は、チューナ42から入力した放送信号に含まれるデータを検出してCPUバス51上に出力する。CPU48は、検出されたデータが印刷指示を含むデータである場合には、プリンタコントローラI/F部46を介してプリンタコントローラ6に送信する。また、検出されたデータがEPGデータである場合には、データバッファ52に格納する。
【0090】
リモコン45は、受信装置4を制御するもので、電源操作や選局操作が可能なキーを備え、操作指示を赤外線により受信装置4に送信する。また、EPGの参照や視聴予約の操作指示を受信装置4に送信する。
【0091】
リモコン受信部44は、リモコン45から送信される赤外線を受信して、電源操作、選局操作、EPGの参照、視聴予約などの操作指示をCPUバス51上に出力する。
【0092】
EPG再生部53は、CPU48の指示に基づきデータバッファ52に格納されているEPGデータを映像信号に変換してセレクタ54に出力する。
【0093】
セレクタ54は、CPU48の指示に基づき、アナログ復調部41から入力されるアナログ映像音声信号(放送信号)、または、EPG再生部53から入力される映像信号(EPG再生信号)のいずれかを映像音声出力部47に出力する。
【0094】
CPU48は、ROM49に格納された制御プログラムに従って、受信装置4の各部を制御する。
【0095】
RAM50は、データ検出部43やリモコン受信部44から出力されるデータを格納したり、CPU48の作業領域として使用されるメモリである。
【0096】
(EPGデータの説明)
ここで、EPG(Electric Program Guide)データについて詳細に説明する。
【0097】
EPGは、主にユーザが数あるチャンネルの番組の中から見たい番組を選ぶために用いられる電子番組ガイドで、放送局から放送信号に重畳されて送信される。
【0098】
また、EPGデータには、現在より数時間から数日分の各チャンネルの各番組に関する情報が含まれているので、ユーザはEPGを参照してこれから放送される番組の中から所望の番組を選択し、受信装置に対して選択した番組の視聴予約を設定しておくといった使い方も可能である。
【0099】
図13は、データ検出部43で検出されデータバッファ52に格納されるEPGデータの例を示す図である。
【0100】
図示するとおりEPGデータは、Guide Data部、Channel Data部、Program Data部から構成される。
【0101】
Guide Data部には、現在の日付を示すDate、現在の時刻を示すTime、チャンネル数を示すNumber of Channel、各チャンネルのChannel Dataが格納されているアドレスまでのChannnel Data部の先頭からのオフセットを示すChannel Offsetがチャンネル数分(Channel1’s Offset〜ChannelN’s
Offset)配置されている。
【0102】
Channel Data部には、チャンネル番号を示すChannel No、放送局の名称を示すChannel Name、該放送局の番組数を示すNumber of Programs、各番組のProgram Dataが格納されているアドレスまでのProgram Data部の先頭からのオフセットを示すProgram Offsetが番組数分(Program1−1’sOffset〜Program1−M’s Offset)配置されている。
【0103】
Program Data部には、番組名を示すProgram Title、番組の開始時刻を示すStart Time、番組の終了時刻を示すEnd Time、番組の内容を説明する記述が含まれるProgram Description、番組の放送に同期して印刷するコンテンツの情報を示すContent Infoが配置されている。
【0104】
Content Infoの例を図14に示す。
【0105】
図示するとおり、Content Infoは、コンテンツを識別する識別番号ContentIDと、コンテンツが格納されているコンテンツサーバのインターネット上のアドレスおよびコンテンツの場所を示すContentからなるリストで構成される。
【0106】
(EPGの表示と番組視聴予約)
次にEPGの表示とEPGを使った番組視聴予約の処理について、図15のフローチャートと図16、図17の表示例を用いて説明する。
【0107】
図15は、EPGの表示と受信予約を行う際の受信装置4における処理を示したフローチャートである。
【0108】
リモコン45からEPGの表示操作を行うと、その指示がリモコン受信部44を介してCPU48に入力される。
【0109】
CPU48は、EPGの表示指示を入力すると、まずセレクタ54をEPG再生部53から入力される映像を出力するように切り換える(ステップS1501)。
【0110】
続いて、データバッファ52に記憶しているEPGデータから、番組ガイドを表示するためのデータを抽出してEPG再生部53に出力する(ステップS1502)。すると、モニタ5上に図16に示すような番組ガイドが表示される。
【0111】
図16にモニタ5上に表示される番組ガイドの表示例を示す。
【0112】
図示するとおり番組ガイド160には、現在の日時1601と、チャンネル/放送局名1602と、各放送局の現在の時刻から所定時間分の番組名、すなわち放送予定のタイムテーブル1603と、番組ガイドの表示を終了するための終了ボタン1604が表示される。
【0113】
なお、表示例では3チャンネル分の現在の時刻から90分後までの番組名しか表示されていないが、リモコン45を使って画面上に表示されているカーソル1605を移動することによって、その他のチャンネルや、現在の時刻から90分後以降の番組名もスクロールして表示することができる。
【0114】
再び図15のフローチャートに戻って説明する。
【0115】
ステップS1502で番組ガイド160を表示したのち、ユーザの操作待ちとなり、リモコン受信部44からユーザの操作指示が入力されるのを待機する(ステップS1503)。
【0116】
リモコン45で現在モニタ5上に表示されているチャンネル以外や時間以外のタイムテーブルを表示するためのスクロール操作を行った場合、リモコン受信部44からそのスクロール情報が入力され、再びステップS1502に戻って、指定されたチャンネルや時間のタイムテーブルをEPGデータから抽出しモニタ5上に表示する。
【0117】
また、リモコン45で画面上の終了ボタン1604にカーソルを合わせて選択した場合、リモコン受信部44より番組ガイドの表示を終了する指示が入力され、セレクタ54をアナログ復調部41から入力されるアナログ映像・音声信号を出力するように切り替え、モニタ5上に受信した放送の映像・音声を出力する。
【0118】
また、リモコン45で所定の番組にカーソルを合わせて選択した場合、リモコン受信部44より該番組の番組説明を表示する指示が入力され、EPGデータから番組説明を表示するために必要なデータを抽出してEPG再生部53に出力する(ステップS1504)。すると、モニタ5上に図17に示すような番組説明が表示される。
【0119】
図17にモニタ5上に表示される番組説明の表示例を示す。
【0120】
図示するとおり、番組説明170には、チャンネル/放送局名1701、番組タイトル/開始・終了時刻1702、番組の内容1703が表示される。これらの情報は、EPGデータの選択された番組のProgram Dataから抽出される。また、この番組の視聴予約をするためのボタン1704、および番組ガイドに戻るボタン1705が表示される。
【0121】
ステップS1504で番組説明170を表示すると、ユーザからの操作待ちとなり(ステップS1505)、ユーザが番組説明170の画面で、リモコン45で戻るボタン1705にカーソルを合わせて選択すると、リモコン受信部44から再び番組ガイドを表示する指示が入力され、ステップS1502に戻って番組ガイド160を表示する。
【0122】
また、リモコン45で視聴予約のボタン1704にカーソルを合わせて選択すると、リモコン受信部44からその旨入力され、その番組の視聴予約を設定する(ステップS1506)。視聴予約の設定では、設定された番組のチャンネルおよび開始時刻、終了時刻をRAM50上に記憶する。なお記憶した開始時刻が到来すると、CPU48は指定されたチャンネルを選局するようにチューナ41を設定する。
【0123】
視聴予約の設定を行った後、設定された番組のProgram DataにContent Infoが含まれているか否かを判別する(ステップS1507)。
【0124】
Content Infoが含まれていない場合には、特に番組に関連したコンテンツはないため、そのままステップS1502に戻って再び番組ガイド160を表示する。
【0125】
Content Infoが含まれている場合は、このContent Infoをプリンタコントローラ6に送信して、プリンタコントローラ6に対して予めこの番組に関連するコンテンツを取得するように指示する(ステップS1508)。
【0126】
プリンタコントローラ6にContent Infoを送信した後、ステップS1502に戻って再び番組ガイド160を表示する。
【0127】
受信装置4における以上の処理により、モニタ5上に番組ガイドを表示したり、ユーザが番組ガイドを参照して視聴予約をしたり、また視聴予約した番組のEPGデータにコンテンツ情報が含まれている場合には、そのコンテンツ情報をプリンタコントローラ6に送信して、予めコンテンツを取得するように指示する。
【0128】
(プリンタコントローラの構成)
次に第2の実施形態におけるプリンタコントローラの構成について説明する。
【0129】
なお、プリンタコントローラのハード構成は、第1の実施形態における構成と同じであるため説明を割愛する。
【0130】
図12は、第2の実施形態におけるプリンタコントローラ6の機能構成を示すブロック図である(第1の実施形態のプリンタコントローラと同じブロックは同じ符号で記す)。
【0131】
データ判別部607は、受信装置4から入力したデータが、コンテンツの取得を指示するデータであるか、コンテンツの印刷を指示するデータであるかを判別する。
【0132】
コンテンツ取得手段602は、データ判別部607から入力されるコンテンツ情報をもとに、インターネット上のコンテンツサーバにアクセスしコンテンツ603を取得する。取得したコンテンツ603は、ハードディスク7に記憶する。また、コンテンツ管理テーブル604の情報を更新する。
【0133】
印刷指示情報解析部605は、データ判別部607から入力される印刷指示情報をもとにコンテンツ管理テーブル604を参照し、印刷指示情報で示されるコンテンツをハードディスク7に記憶しているか否かを判別する。また、記憶している場合には、該コンテンツを印刷するように印刷処理部606に指示する。
【0134】
印刷処理部606は、印刷指示情報解析部605の指示に基づき、ハードディスク7に記憶しているコンテンツをビットマップ画像に展開し、プリンタ部8に出力して印刷を行う。
【0135】
第1の実施形態では、コンテンツ情報の供給を、プリンタコントローラ6に接続するパネルからユーザが入力する構成としたが、本実施形態においては、上述の受信装置4における視聴予約の際に、EPGデータにコンテンツ情報が含まれている場合には、受信装置4からプリンタコントローラ6にコンテンツ情報を供給する構成としている。
【0136】
(コンテンツ取得処理)
図18は、第2の実施形態におけるプリンタコントローラ6の処理の流れを示したフローチャートである。
【0137】
プリンタコントローラ6は、まず、受信装置4からデータが入力されるのを待機する(ステップS1801)。
【0138】
データが入力されると、データ判別部607において、データがコンテンツの取得を指示する内容であるか、コンテンツの印刷を指示する内容であるかを判別する(ステップS1802)。
【0139】
データがコンテンツ取得指示である場合には、データ判別部607は、受信装置4から入力したデータに含まれるコンテンツ情報(Content Info)をコンテンツ取得手段に出力する(ステップS1803)。
【0140】
コンテンツ取得手段602は、Content Infoを入力するとコンテンツ取得処理を行い(ステップS1804)、コンテンツ取得処理を終えると再びメインルーチンのステップS1801に戻って、受信装置4からデータが入力されるのを待機する。
【0141】
ステップS1802で、データがコンテンツ印刷指示である場合には、データ判別部607は、受信装置4から入力したデータに含まれる印刷指示情報(ContentID)を印刷指示情報解析部605に出力する(ステップS1805)。
印刷指示情報解析部605は、印刷指示情報を入力すると、コンテンツ印刷処理を行い(ステップS1806)、コンテンツ印刷処理を終えると再びメインルーチンのステップS1801に戻って、受信装置4からデータが入力されるのを待機する。
【0142】
図19は、コンテンツ取得手段602におけるコンテンツ取得処理の流れを示すフローチャートである。
【0143】
まず、データ判別部607から入力されたContent Infoを解析し(ステップS1901)、Content Infoに記載されているContentに基づいてインターネット上のコンテンツサーバ11にアクセスし、コンテンツを取得する(ステップS1902)。
【0144】
コンテンツを取得すると、取得したコンテンツをハードディスク7に格納するとともに、コンテンツ管理テーブル604の情報を更新する(ステップS1903)。
【0145】
続いて全てのコンテンツを取得したか否かを判別し(ステップS1904)、まだ取得すべきコンテンツがある場合には、再びステップS1902に戻って該コンテンツを取得する。全てのコンテンツを取得し終えると一連の処理を終え、メインルーチンに戻る。
【0146】
なお、コンテンツ印刷処理については、第1の実施形態と同様であるため、説明を割愛する。
【0147】
第1の実施形態におけるコンテンツ取得処理では、パネルから供給されるコンテンツ情報はコンテンツ・インデックス・ファイルのアドレスであったので、まず、コンテンツサーバからコンテンツ・インデックス・ファイルを取得してから実際のコンテンツを取得するという手順であったが、本実施形態では、受信装置4から供給されるコンテンツ情報はContent Infoで、Content Infoには既に取得すべきコンテンツのアドレスが記されているので、これを解析することにより、コンテンツサーバから直接コンテンツを取得することができる。
【0148】
(効果)
上述した第2の実施形態によれば、EPGにコンテンツ情報を含ませて送信し、受信装置においてEPGを使って視聴予約が行われた際に、プリンタコントローラにコンテンツ情報を供給する構成としたので、ユーザが手動でコンテンツ情報を入力する必要がなく、さらに利便性の高い装置を提供することができる。
【0149】
[第3の実施形態]
第1、第2の実施形態では、何れも予め取得したコンテンツを、受信装置から印刷指示が供給された時点でビットマップ画像に展開する構成とした。しかし、コンテンツが展開に時間がかかるようなデータであった場合、放送に同期して次々にコンテンツを印刷していくことができない。そこで、本実施形態では、取得したコンテンツを予めビットマップ画像に展開して記憶しておくことにより、受信装置から印刷指示が供給された時点では、展開済みのコンテンツ画像をプリンタに出力する構成をとる。
【0150】
(プリントコントローラの構成)
プリンタコントローラのハード構成は、第1、第2の実施形態における構成と同じであるため説明を割愛する。
【0151】
図20は、第3の実施形態におけるプリンタコントローラの機能構成を示すブロック図である(第1、第2の実施形態のプリンタコントローラと同じブロックは同じ符号で記す)。
【0152】
データ判別部607は、受信装置4から入力したデータが、コンテンツの取得を指示するデータであるか、コンテンツの印刷を指示するデータであるかを判別する。
【0153】
コンテンツ取得手段602は、データ判別部607から入力されるコンテンツ情報をもとに、インターネット上のコンテンツサーバにアクセスしコンテンツデータを取得する。取得したコンテンツデータは、バッファメモリ63上に記憶する。また、コンテンツ管理テーブル610の情報を更新する。
【0154】
印刷指示情報解析部605は、データ判別部607から入力される印刷指示情報をもとにコンテンツ管理テーブル610を参照し、印刷指示情報で示されるコンテンツのコンテンツ画像609をハードディスク7に記憶しているか否かを判別する。また、記憶している場合には、該コンテンツ画像609を印刷するように印刷処理部606に指示する。
【0155】
印刷処理部606は、印刷指示情報解析部605の指示に基づき、ハードディスク7に記憶しているコンテンツ画像609をプリンタ部8に出力して印刷を行う。
【0156】
コンテンツ展開部608は、定期的にコンテンツ管理テーブル610を参照し、まだビットマップ画像に展開していないコンテンツデータがある場合には、該コンテンツデータをバッファメモリ63から読み出しビットマップ画像に展開する。展開したコンテンツ画像は、ハードディスク7上に記憶する。また、コンテンツ管理テーブル610の情報を更新する。
【0157】
ここで、第3の実施形態において用いるコンテンツ管理テーブル610について説明する。
【0158】
図21に第3の実施形態におけるコンテンツ管理テーブル610の例を示す。
【0159】
コンテンツ管理テーブル610は、取得したコンテンツを管理するためのテーブルで、コンテンツの識別番号(ContentID)、コンテンツのファイル名(Content)、コンテンツデータのバッファメモリ63上の格納先アドレス(Address1)、コンテンツがビットマップ画像に展開済みであるかどうかを示すフラグ(Flag)(FlagがONの場合はまだ展開していない、OFFの場合は展開済みであることを示す)、および、コンテンツ画像のハードディスク7上の格納先のアドレス(Address2)からなる。
【0160】
図21の例では、C1001のコンテンツのみがビットマップ画像に展開済みで、C1002、C1003のコンテンツはまだビットマップ画像に展開されていないことを示す。
【0161】
(コンテンツ取得処理)
次に、第3の実施形態におけるコンテンツ取得処理について説明する。なお、受信装置4からデータを入力してコンテンツ取得処理が起動されるまでの処理は、第2の実施形態の図18のフローチャートと同様であるため説明を割愛する。
【0162】
図22は、第3の実施形態におけるプリンタコントローラ6のコンテンツ取得処理を示すフローチャートである。
【0163】
まず、データ判別部607から入力されたContent Infoを解析し(ステップS2201)、Content Infoに記載されているContentに基づいてインターネット上のコンテンツサーバ11にアクセスし、コンテンツを取得する(ステップS1902)。
【0164】
コンテンツを取得すると、取得したコンテンツをバッファメモリ63に格納するとともに、コンテンツ管理テーブル610の情報を更新する(ステップS2203)。具体的には、ContentIDに取得したコンテンツのIDを、Contentに取得したコンテンツのファイル名を、Address1に取得したコンテンツのバッファメモリ63上の格納先アドレスを、FlagにON(まだ展開していないことを示す)をセットする。
【0165】
続いて全てのコンテンツを取得したか否かを判別し(ステップS2204)、まだ取得すべきコンテンツがある場合には、再びステップS2202に戻って該コンテンツを取得する。全てのコンテンツを取得し終えると一連の処理を終え、メインルーチン(図18のステップS1801)に戻る。
【0166】
(コンテンツ展開処理)
次に、第3の実施形態におけるコンテンツ展開処理について説明する。
【0167】
コンテンツ展開処理は、プリンタコントローラ6のコンテンツ展開部608で定期的に起動されて行われる。
【0168】
図23に、コンテンツ展開処理のフローチャートを示す。
【0169】
コンテンツ展開部608は、まずコンテンツ管理テーブル610を参照する(ステップS2301)。
【0170】
コンテンツ管理テーブル610にコンテンツがあるか否かを判別し(ステップS2302)、コンテンツが一つもない場合には直ちに処理を終える。
【0171】
コンテンツがある場合には、コンテンツ管理テーブル610を上から順に参照し、FlagがON、すなわちそのコンテンツがまだビットマップ画像に展開されていないかどうかを判別する(ステップS2303)。
【0172】
FlagがONである場合は、該コンテンツのバッファメモリ63上の格納先アドレスAddress1を参照してバッファメモリ63からコンテンツデータを読み出し、ビットマップ画像に展開する(ステップS2304)。
【0173】
続いて、展開したコンテンツ画像をハードディスク7上に格納し、バッファメモリ63上の読み出したコンテンツデータを削除し、コンテンツ管理テーブル610を更新する(ステップS2305)。
【0174】
コンテンツ管理テーブル610の更新を具体的に説明すると、Address1のアドレスを削除し、FlagにOFF(展開済みを示す)をセットし、Address2に展開したコンテンツ画像のハードディスク7上の格納先アドレスをセットする。
【0175】
1つのコンテンツの展開処理を終えると、若しくは、ステップS2303で該コンテンツが展開済みであった場合、コンテンツ管理テーブル610に次のコンテンツがあるか否かを判別し(ステップS2306)、次のコンテンツがある場合には、再びステップS2303に戻って、コンテンツが展開済みであるか否かを判別する。次のコンテンツがない場合には一連の処理を終える。
【0176】
(効果)
上述した第3の実施形態によれば、取得したコンテンツを予めビットマップ画像に展開して記憶しておくので、放送を受信してコンテンツの印刷指示がなされた時点では、展開済みのコンテンツ画像を印刷するだけで済み、コンテンツを展開するための時間は一切かからず、より放送に同期した速やかなコンテンツの印刷を実現することができる。
【0177】
【発明の効果】
以上説明したように、請求項1の発明によれば、放送に同期して印刷するコンテンツを予めインターネット上のコンテンツサーバから取得して記憶しておき、放送受信時に、放送信号に含まれる所定の情報にしたがって記憶しているコンテンツを印刷する。したがって、放送信号に印刷するコンテンツ自体を重畳して送信する必要はなく、放送信号に重畳可能なコンテンツのデータサイズに捉われることなく、放送に同期してコンテンツを印刷することができる。
【0178】
請求項5の発明によれば、EPGを使った視聴予約に連動して、該番組に関連する一連のコンテンツを取得するので、より利便性の高い装置を提供することができる。
【0179】
請求項6の発明によれば、コンテンツがPDLデータである場合に、取得したコンテンツを予めビットマップ画像に展開して記憶しておくので、放送を受信してコンテンツを印刷する際には、既に展開済みのコンテンツ画像を印刷するだけで済み、コンテンツを展開するための時間は一切かからず、より放送に同期した速やかなコンテンツの印刷を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のシステム全体の一例を示す図である。
【図2】第1の実施形態における受信装置のハード構成を示すブロック図である。
【図3】第1の実施形態におけるプリンタコントローラのハード構成を示すブロック図である。
【図4】第1の実施形態におけるプリンタコントローラの機能構成を示すブロック図である。
【図5】第1の実施形態におけるコンテンツ情報の一例を示す。
【図6】第1の実施形態におけるコンテンツ・インデックス・ファイルの一例を示す図である。
【図7】第1の実施形態におけるコンテンツ管理テーブルの一例を示す図である。
【図8】第1の実施形態においてコンテンツ印刷時の処理を説明するための図である。
【図9】第1の実施形態におけるコンテンツ取得処理時のフローチャートを示す。
【図10】第1の実施形態におけるコンテンツ印刷処理時のフローチャートを示す。
【図11】第2の実施形態における受信装置のハード構成を示すブロック図である。
【図12】第2の実施形態におけるプリンタコントローラの機能構成を示すブロック図である。
【図13】第2の実施形態におけるEPGデータの一例を示す図である。
【図14】第2の実施形態におけるコンテンツ情報の一例を示す図である。
【図15】第2の実施形態におけるEPGの表示と視聴予約処理を示すフローチャートである。
【図16】第2の実施形態における番組ガイドの表示例を示す図である。
【図17】第2の実施形態における番組説明の表示例を示す図である。
【図18】第2の実施形態におけるプリンタコントローラの処理を示すフローチャートである。
【図19】第2の実施形態におけるコンテンツ取得処理時のフローチャートを示す。
【図20】第3の実施形態におけるプリントコントローラの機能構成を示すブロック図である。
【図21】第3の実施形態におけるコンテンツ管理テーブルの一例を示す図である。
【図22】第3の実施形態におけるコンテンツ取得処理を示すフローチャートである。
【図23】第3の実施形態におけるコンテンツ展開処理を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 放送局
2 放送信号
3 アンテナ
4 受信装置
5 モニタ
6 プリンタコントローラ
7 記憶装置
8 プリンタ
9 用紙
10 インターネット
11 コンテンツサーバ
41 アナログ復調部
42 チューナ
43 データ検出部
44 リモコン受信部
45 リモコン
46 プリンタコントローラ・インターフェース部
47 映像音声出力部
48、67 CPU
49、68 ROM
50、69 RAM
51、70 CPUバス
52 データバッファ
53 EPG再生部
54 セレクタ
61 受信装置インターフェース部
62 ネットワーク・インターフェース部
63 バッファメモリ
64 プリンタ・インターフェース部
65 パネル・インターフェース部
66 パネル
601 コンテンツ情報設定部
602 コンテンツ取得部
603 コンテンツ
604、610 コンテンツ管理テーブル
605 印刷指示情報解析部
606 印刷処理部
607 データ判別部
608 コンテンツ展開部
609 コンテンツ画像
Claims (6)
- 放送信号に含まれる所定のデータに基づいてコンテンツを印刷する印刷装置であって、
コンテンツ情報を供給する供給手段と、
前記供給手段により供給されたコンテンツ情報に基づき、インターネット上のコンテンツサーバから所定のコンテンツを取得するコンテンツ取得手段と、
前記コンテンツ取得手段により取得したコンテンツを記憶する記憶手段と、
前記放送信号を受信する受信手段と、
前記受信手段により受信した放送信号に含まれる所定のデータを検出する検出手段と、
前記検出手段により検出した所定のデータに基づいて前記記憶手段に記憶しているコンテンツを記録紙上に印刷する印刷手段とを備えることを特徴とする印刷装置。 - 前記所定のデータは、印刷するコンテンツを指定するコンテンツ指定情報を含むことを特徴とする請求項1記載の印刷装置。
- 前記供給手段は、パネルから入力されたコンテンツ情報を前記コンテンツ取得手段に供給することを特徴とする請求項1、2記載の印刷装置。
- EPG(Electric Program Guide)を受信する受信手段をさらに備え、
前記供給手段は、前記受信手段により受信したEPGに含まれるコンテンツ情報を前記コンテンツ取得手段に供給することを特徴とする請求項1、2記載の印刷装置。 - EPG(Electric Program Guide)を受信する第一の受信手段と、
前記第一の受信手段により受信したEPGに基づいて所望の放送番組の受信を予約する予約手段と、
前記予約手段により放送番組の視聴予約が行われた時点で、前記EPGに含まれる前記予約した放送番組のコンテンツ情報に基づき、インターネット上のコンテンツサーバから所定のコンテンツを取得するコンテンツ取得手段と、
前記コンテンツ取得手段により取得したコンテンツを記憶する記憶手段と、
前記予約手段により予約した番組を受信する第二の受信手段と、
前記第二の受信手段により受信した放送信号に含まれるコンテンツ指定情報を検出する検出手段と、
前記検出手段により検出したコンテンツ指定情報に基づいて前記記憶手段に記憶しているコンテンツを記録紙上に印刷する印刷手段とを備えることを特徴とする印刷装置。 - 前記コンテンツはPDLデータであって、PDLデータをビットマップ画像に展開する展開手段を備え、前記コンテンツ取得手段により取得したコンテンツを前記展開手段によりビットマップ画像に展開してから前記記憶手段に記憶することを特徴とする請求項1から5記載の印刷装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003130395A JP2004336463A (ja) | 2003-05-08 | 2003-05-08 | 印刷装置 |
Applications Claiming Priority (1)
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Publications (1)
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JP2004336463A true JP2004336463A (ja) | 2004-11-25 |
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ID=33505939
Family Applications (1)
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JP2003130395A Withdrawn JP2004336463A (ja) | 2003-05-08 | 2003-05-08 | 印刷装置 |
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Country | Link |
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JP (1) | JP2004336463A (ja) |
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-
2003
- 2003-05-08 JP JP2003130395A patent/JP2004336463A/ja not_active Withdrawn
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