JP2004168316A - 筒状部材の回転構造および筒状部材の回転構造を有する物品収納具 - Google Patents

筒状部材の回転構造および筒状部材の回転構造を有する物品収納具 Download PDF

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Abstract

【課題】 物品収納具から発生する騒音を低下し、ステーをパネル部材に取付けている取付部材の回転がスムーズに行えるようにする。
【解決手段】 各縦支柱11に筒状の取付部材29,30が回転自在に外嵌され、ステー31の一端が一方の取付部材29に取付けられ、ステー31の他端が他方の取付部材30に係脱自在に連結され、各取付部材29,30と各縦支柱11との間にスリーブ53,54が挿入され、各スリーブ53,54の上下端部に、各取付部材29,30の上下端部に係合する鍔部57が形成され、各スリーブ53,54の下端と各取付部材29,30の下端との同位置にそれぞれ切欠部40,51が形成され、各スリーブ53,54の切欠部の形成部分は鍔部57が欠如している。
【選択図】 図3

Description

本発明は、筒状部材の回転構造および筒状部材の回転構造を有する物品収納具に関する。
従来、筒状部材の回転構造を有する物品収納具としては、例えば実開平1−96372号公報に示されるように、左右一対の側枠の前縁間にサイドバーが掛止めされているものがある。図17に示すように、上記サイドバー165の一端部は筒状の一方の支持金物166(筒状部材に相当)に取付けられており、上記一方の支持金物166は一方の側枠167の枠杆168(他の部材に相当)に回転自在に外嵌されている。また、他方の側枠169の枠杆170(他の部材に相当)には筒状の他方の支持金物171(筒状部材に相当)が回転自在に外嵌されており、上記他方の支持金物171には受筒172が設けられ、上記サイドバー165の他端部は受筒172に嵌脱自在となっている。
尚、物品収納具から物品を出し入れする場合には、サイドバー165の他端部を受筒172から脱抜して、図17の仮想線で示すように、サイドバー165を一方の支持金物166に吊り下げた状態で、一方の支持金物166を回転させることによって、サイドバー165を物品の出し入れの邪魔にならない位置へ退避させることができる。
しかしながら上記の従来形式では、各支持金物166,171の内周面と各枠杆168,170の外周面との間に隙間が形成されているため、物品収納具を移動または搬送している際などの振動によって、上記各支持金物166,171の内周面が各枠杆168,170の外周面に直接触れ合って騒音が発生するといった問題があった。
また、各支持金物166,171を回転する際、各支持金物166,171の内周面が各枠杆168,170の外周面に直接に摺接するため、上記各支持金物166,171の回動がスムーズに行えなかったり、あるいは、各枠杆168,170の外周面の塗装が剥離してしまうといった問題が生じた。
本発明は、騒音を低下することができ、筒状部材と他の部材との相対的な回転がスムーズに行える筒状部材の回転構造および筒状部材の回転構造を有する物品収納具を提供することを目的とする。
上記問題を解決するために本第1発明における筒状部材の回転構造は、筒状部材を他の部材に外嵌し、
上記筒状部材と他の部材とは相対的に軸心周りに回転可能に構成され、
上記筒状部材と他の部材との間に、制振用又は滑り用の筒状の中間部材がはめ込まれ、
上記中間部材の端部に、筒状部材の端部に係合する鍔部が形成され、
上記筒状部材の下端と中間部材の下端との同位置にそれぞれ切欠部が形成され、
上記中間部材の切欠部の形成部分は上記鍔部が欠如しているものである。
これによると、筒状部材と他の部材との間に制振用の中間部材をはめ込むことによって、振動が吸収され、騒音を低下することができる。
或いは、筒状部材と他の部材との間に滑り用の中間部材をはめ込むことによって、筒状部材と他の部材とが相対的に軸心周りに回転する際、筒状部材の内周面と他の部材の外周面とは摺接せず、上記滑り用の中間部材によって滑り易くなるため回転がスムーズに行え、さらに、他の部材の外周面の塗装が剥離するのを防止し得る。
また、中間部材の鍔部が筒状部材の端部に係合することによって、中間部材が筒状部材に対して上下方向へずれるのを防止することができる。
また、本第2発明における物品収納具は、上記本第1発明に記載の筒状部材の回転構造を有する物品収納具であって、
物品を載置可能な底体と壁部材とで構成され、
上記壁部材は縦支柱と横材とを備え、
筒状部材は他の部材である上記縦支柱に外嵌され、
筒状部材と中間部材との切欠部は上記横材に係合可能であるものである。
これによると、筒状部材を縦支柱の軸心周りに回転する際、筒状部材と中間部材との切欠部を横材に係合することによって、筒状部材の回転可能な範囲を限定したり、或いは、筒状部材を所定の回転位置に固定することができる。
さらに、本第3発明における物品収納具は、物品を載置可能な底体と、一対の壁部材と、連結杆とで構成され、且つ筒状部材の回転構造を有する物品収納具であって、
一方の壁部材の一部に一方の筒状部材が外嵌されるとともに、他方の壁部材の一部に他方の筒状部材が外嵌され、
上記他方の筒状部材は他方の壁部材の一部に対して軸心周りに回転可能に構成され、
上記連結杆の一端が上記一方の筒状部材に取付けられ、連結杆の他端が上記他方の筒状部材に着脱自在に連結され、
上記他方の筒状部材と他方の壁部材の一部との間に、制振用又は滑り用の筒状の中間部材がはめ込まれ、
上記中間部材の端部に、他方の筒状部材の端部に係合する鍔部が形成され、
上記鍔部は中間部材の周方向の所定範囲において欠如し、
上記鍔部が欠如した箇所は、他方の筒状部材に連結された連結杆の他端に向けて配置されているものである。
これによると、他方の筒状部材と他方の壁部材の一部との間に制振用の中間部材をはめ込むことによって、振動が吸収され、騒音を低下することができる。
或いは、他方の筒状部材と他方の壁部材の一部との間に滑り用の中間部材をはめ込むことによって、他方の筒状部材が他方の壁部材の一部に対して軸心周りに回転する際、他方の筒状部材の内周面と他方の壁部材の一部の外周面とは摺接せず、上記滑り用の中間部材によって滑り易くなるため回転がスムーズに行え、さらに、他方の壁部材の一部の外周面の塗装が剥離するのを防止し得る。
また、中間部材の鍔部が他方の筒状部材の端部に係合することによって、中間部材が他方の筒状部材に対して上下方向へずれるのを防止することができる。
以上のように本第1発明によれば、騒音を低下したり、或いは、筒状部材と他の部材とを相対的に軸心周りにスムーズに回転することができる。また、他の部材の外周面の塗装が剥離するのを防止し得る。さらに、中間部材が筒状部材に対して上下方向へずれるのを防止することができる。
本第2発明によれば、筒状部材を縦支柱の軸心周りに回転する際、筒状部材と中間部材との切欠部を横材に係合することによって、筒状部材の回転可能な範囲を限定したり、或いは、筒状部材を所定の回転位置に固定することができる。
本第3発明によれば、騒音を低下したり、或いは、他方の筒状部材を他方の壁部材の一部に対して軸心周りにスムーズに回転することができる。また、他方の壁部材の一部の外周面の塗装が剥離するのを防止し得る。さらに、中間部材が他方の筒状部材に対して上下方向へずれるのを防止することができる。
以下、本発明の第1の実施の形態を図1〜図15に基づいて説明する。
図1,図2に示すように、1は物品収納具であり、物品を載置可能な底体2と、左パネル部材3(一方の壁部材の一例)と、右パネル部材4(他方の壁部材の一例)と、後パネル部材5(壁部材の一例)とで構成されており、左パネル部材3と右パネル部材4との間に物品収納空間6が形成されており、前方から物品収納空間6へ物品を出し入れ可能に構成されている。
上記左パネル部材3は、門形状の枠部材7と、下部横材8と、互いに直交する複数の縦材9と横材10とによって構成されている。上記枠部材7は、パイプ状の前後一対の縦支柱11,12と、両縦支柱11,12の上端間に連設された上部横材13とで構成されている。また、上記下部横材8はアングル状に形成されて両縦支柱11,12の下端間に設けられており、上記各縦材9は下部横材8と上部横材13との間に設けられ、上記横材10は両縦支柱11,12間に設けられている。また、上記右パネル部材4は上記左パネル部材3と同一に構成されている。
上記後パネル部材5は、門形状の枠部材15と、下部横材16と、互いに直交する複数の縦材17と横材18とによって構成されている。上記枠部材15は、パイプ状の左右一対の縦支柱19,20と、両縦支柱19,20の上端間に連設された上部横材21とで構成されている。また、上記下部横材16はアングル状に形成されて両縦支柱19,20の下端間に設けられており、上記各縦材17は下部横材16と上部横材21との間に設けられ、上記横材18は両縦支柱19,20間に設けられている。
上記左パネル部材3の後部の縦支柱12と後パネル部材5の左部の縦支柱19とは上下一対の左部連結部材22によって連結され、右パネル部材4の後部の縦支柱12と後パネル部材5の右部の縦支柱20とは上下一対の右部連結部材23によって連結されている。また、上記右パネル部材4は、その後部の縦支柱12の軸心周りに回動して後パネル部材5の内側へ折畳み可能に構成されている。
上記底体2は、図1に示すように、左右一対のヒンジ装置27を介して、後パネル部材5の下部横材16に上下回動自在に連結されており、使用時には左右両パネル部材3,4の下部横材8によって水平姿勢で支持され、不使用時には図1の仮想線で示すように上方へ回動して後パネル部材5の内側へ起立姿勢で折り畳まれる。
上記左パネル部材3の前部の縦支柱11と右パネル部材4の前部の縦支柱11との間には、左右一対の取付部材29,30(一方および他方の筒状部材の一例)を介してステー31(連結杆の一例)が設けられている。
また、左パネル部材3と右パネル部材4との各前部下端ならびに後パネル部材5の左右両端部下端にはそれぞれ車輪装置32が複数の連結用ねじとナットとを介して設けられている。
次に、上記ステー31および取付部材29,30について説明する。
すなわち、図3,図4に示すように、ステー31にはパイプ材が用いられ全長にわたり真っ直ぐな棒状に形成されている。また、ステー31の両端部はプレス加工等によって縦方向に長い長円状に形成されている。さらに、ステー31の両端開口部は樹脂製のキャップ34で閉じられている。尚、キャップ34には水抜き用の穴60が形成されている。また、ステー31の一端は一方の取付部材29に吊り下げ可能に連結され、他端は他方の取付部材30に着脱自在となっており、他端には楕円状の係合孔33が上下方向に貫通して形成されている。
上記一方の取付部材29は、図5,図6に示すように、前後方向で相対向する一対の取付板部35と、両取付板部35の基端部間に連設された半円筒状の保持部36と、両取付板部35の上下部に設けられた横板部37とで筒状に構成されており、一方の取付部材29の上下部には、上記保持部36と横板部37とで囲まれた取付孔38が形成されている。図4に示すように、上記取付孔38に左パネル部材3の前部の縦支柱11(一方の壁部材の一部および他の部材に相当)が挿通された状態で、一方の取付部材29は、上記縦支柱11の軸心周りに回転自在かつ上下動自在に外嵌され、最上段の横材10によって支持されている。また、両取付板部35の遊端部間には、ステー31の一端が挿入され、連結ピン39によって上下回動自在に連結されている。
図5,図6に示すように、上記保持部36には上下に長い係止孔42が形成されている。また、上記保持部36の下端には切欠部40が形成されている。そして、図13,図14に示すように、切欠部40が上記最上段の横材10に上方から係合することによって、一方の取付部材29の回転可能な範囲は0°の位置(両取付板部35の遊端が右パネル部材4へ向く位置)とA方向へ120°回転した外側の退避位置P1との間に限定される。
尚、上記一方の取付部材29は、取付け前において、図8に示すように、両取付板部35の遊端部間が開いた状態で製作され、両取付板部35の遊端部間を閉じてほぼ平行にすることによって、上記取付孔38が左パネル部材3の前部の縦支柱11に外嵌される。また、取付けられた一方の取付部材29の両取付板部35の遊端部間は上記連結ピン39によって固定されており不用意に開くことはない。
また、図9,図10に示すように、上記他方の取付部材30は、前後方向で相対向する一対の案内板部44と、両案内板部44の基端部間に連設された半円筒状の保持部45と、両案内板部44間に設けられた被係合片46とで筒状に構成されている。上記両案内板部44の下部は互いに合わせられて閉じられ、この部分と上記保持部45とで囲まれた取付孔47が他方の取付部材30の下部に形成されている。
尚、上記被係合片46は両案内板部44の中央部分を打ち抜いて形成されており、上記ステー31の係合孔33が被係合片46に脱抜自在に係合するように構成されている。尚、係合した状態の係合孔33と被係合片46との間には遊びを持たせている。また、両案内板部44間の上方と遊端側とは開放されており、ステー31の他端部(遊端部)が上方から両案内板部44間に出し入れ自在に構成されている。さらに、両案内板部44の上端には、外側へ傾斜して広げられた傾斜部48が形成されている。
図4に示すように、上記取付孔47に右パネル部材4の前部の縦支柱11(他方の壁部材の一部および他の部材に相当)が挿通された状態で、他方の取付部材30は、上記縦支柱11の軸心周りに回転自在かつ上下動自在に外嵌され、最上段の横材10によって支持されている。
図9,図10に示すように、上記保持部45には上下に長い係止孔49が形成されている。また、上記保持部45の下端には一対の切欠部50,51が形成され、図13に示すように、両案内板部44の遊端を左パネル部材3へ向けた際には、一方の切欠部50が上記最上段の横材10に上方から係合し、図14に示すように、他方の取付部材30をB方向へ120°回転させて両案内板部44を外側の退避位置P2まで退避させた際には、他方の切欠部51が上記最上段の横材10に上方から係合し、これによって他方の取付部材30が0°の位置(両案内板部44の遊端が左パネル部材3へ向く位置)と120°の位置(退避位置P2)の2箇所にロックされる。
尚、上記他方の取付部材30は、取付け前において、図12に示すように、両案内板部44の遊端部間が開いた状態で製作され、両案内板部44の遊端部間を閉じてほぼ平行にすることによって、上記取付孔47が右パネル部材4の前部の縦支柱11に外嵌される。また、取付けられた他方の取付部材30の両案内板部44の下部同士は複数のリベット52によって連結されており不用意に開くことはない。
また、図3に示すように、上記一方の取付部材29と左パネル部材3の前部の縦支柱11との間には制振用と滑り用とを兼ねた第1スリーブ53(中間部材の一例)がはめ込まれており、さらに、他方の取付部材30と右パネル部材4の前部の縦支柱11との間には制振用と滑り用とを兼ねた第2スリーブ54(中間部材の一例)がはめ込まれている。
図6,図7に示すように、上記第1スリーブ53は円筒状に形成され、その一箇所には長手方向にわたって切断された切断部55が形成されている。また、第1スリーブ53の下部には切欠部56が形成されている。第1スリーブ53の上下端には、一方の取付部材29の上下端に係合して第1スリーブ53の上下方向(軸心方向)のずれを防止する鍔部57(ずれ止めの一例)が形成されている。また、第1スリーブ53の外周面には、一方の取付部材29の係止孔42に挿入されて一方の取付部材29に対する第1スリーブ53の周方向への回転を防止する突片58(回り止めの一例)が設けられている。尚、上記突片58は切断部55を挟んで一対形成されている。また、上記第1スリーブ53の切欠部56は一方の取付部材29の切欠部40と同位置に形成されている。
上記第1スリーブ53は、合成樹脂製であり、その弾性作用によって一方の取付部材29の内周面に密着しており、一方の取付部材29と一体になって左パネル部材3の縦支柱11の軸心周りに回動可能に構成されている。尚、第1スリーブ53の内周面と上記縦支柱11の外周面との間には隙間が形成されている。
また、図10,図11に示すように、上記第2スリーブ54も同様に、合成樹脂製であり、切断部55と切欠部56と鍔部57と突片58とを備えており、弾性作用によって他方の取付部材30の内周面に密着し、他方の取付部材30と一体になって右パネル部材4の縦支柱11の軸心周りに回動可能に構成されている。尚、上記第2スリーブ54の切欠部56は他方の取付部材30の切欠部50,51と同位置に形成されている。また、第2スリーブ54の内周面と上記縦支柱11の外周面との間には隙間が形成されている。さらに、第2スリーブ54の上端の鍔部57は周方向の所定範囲Eにおいて欠如しており、図3,図4に示すように、上記鍔部57が欠如した箇所(上記範囲E)は、他方の取付部材30の被係合片46に係合したステー31の他端に向けて配置されている。また、図8,図12に示すように、上記第1および第2スリーブ53,54は、各切断部55の間隔を開いた状態で各縦支柱11に外嵌され、各切断部55の間隔を閉じることによって各縦支柱11にセットされる。
また、図1に示すように、上記底体2の前部の左右両端部には、水平状の水平姿勢とした底体2を左および右パネル部材3,4に固定するためのロック装置115が設けられている。
以下に、上記構成における作用について説明する。
物品収納具1を押し引きすることにより、各車輪87が回転し、物品収納具1を容易に移動させることができる。この際に発生する振動は取付部材29,30の第1および第2スリーブ53,54によって吸収されて低減されるため、騒音が低下する。
また、図3に示すように、ステー31は全長にわたり真っ直ぐな棒状に形成されているため、ステー31を製作する際、曲げ加工が不要となり、ステー31の製作が容易になる。また、ステー31にパイプ材を用いたため、軽量化が図れる。さらに、ステー31の両端開口部はキャップ34で閉じられているため、ステー31からの騒音が低減される。
また、ステー31を使用しない場合は、図3の実線で示すように、ステー31の遊端側を上方へ持ち上げて、係合孔33を被係合片46の上方へ脱抜し、その後、ステー31を一方の取付部材29に吊り下げておく。さらに、一方の取付部材29を図14に示すようにA方向へ120°回転させて退避位置P1へ退避させる。この際、切欠部40が最上段の横材10に係合しているため、一方の取付部材29の回転範囲は0°の位置から120°の位置までに限定され、一方の取付部材29が120°の位置を越えてしまうことはない。これにより、前方開口部28から物品収納空間6へ物品を出し入れする際、ステー31および一方の取付部材29が物品出し入れの邪魔にならない。
また、他方の取付部材30を上方に持ち上げて一方の切欠部50を右パネル部材4の最上段の横材10から上方へ脱抜させた状態で、B方向へ120°回転させて退避位置P2へ退避させ、他方の取付部材30を下ろして他方の切欠部51を上方から上記最上段の横材10に係合する。これにより、他方の取付部材30は、120°の位置(退避位置P2)にロックされる。これにより、前方から物品収納空間6へ物品を出し入れする際、他方の取付部材30が物品出し入れの邪魔にならない。
また、ステー31を使用する場合は、一方の取付部材29を退避位置P1からC方向へ回転させて図13に示すように0°の位置へ戻す。この際、切欠部40が最上段の横材10に係合しているため、一方の取付部材29の回転範囲は120°の位置から0°の位置までに限定され、一方の取付部材29が0°の位置を越えてしまうことはない。
さらに、退避位置P2の他方の取付部材30を上方に持ち上げて他方の切欠部51を右パネル部材4の最上段の横材10から上方へ脱抜させた状態で、D方向へ回転させて120°の位置(退避位置P2)から0°の位置へ戻し、図13に示すように、他方の取付部材30を下ろして一方の切欠部50を上方から最上段の横材10に係合する。これにより、他方の取付部材30が0°の位置にロックされる。
上記のように両取付部材29,30をそれぞれ0°の位置に戻した状態で、ステー31の遊端部を上方から他方の取付部材30の両案内板部44間に挿入して、係合孔33を被係合片46に係合する。これにより、ステー31が左および右パネル部材3,4の前端間に水平状に掛止めされる。尚、ステー31の遊端部は他方の取付部材30の両案内板部44間に案内されるため、係合孔33が位置ずれせずに正確かつ迅速に被係合片46に係合し得る。
尚、図3,図4に示すように、上記一方の取付部材29と左パネル部材3の縦支柱11との間に挿入された第1スリーブ53によって、一方の取付部材29の内周面と上記縦支柱11の外周面とは摺接せず、一方の取付部材29が第1スリーブ53と一体に回動して滑り易くなるため、一方の取付部材29をスムーズに上下方向へ移動させたり周方向へ回転させることができる。同様に、他方の取付部材30と右パネル部材4の縦支柱11との間に挿入された第2スリーブ54によって、他方の取付部材30の内周面と上記縦支柱11の外周面とは摺接せず、他方の取付部材30が第2スリーブ54と一体に回動して滑り易くなるため、他方の取付部材30をスムーズに上下方向へ移動させたり周方向へ回転させることができる。また、左および右パネル部材3,4の各縦支柱11の外周面の塗装が剥離するのを防止し得る。
さらに、図6に示すように、上記第1スリーブ53の上下両鍔部57が一方の取付部材29の上下端に係合しているため、一方の取付部材29に対して第1スリーブ53が上下方向へずれるのを防止し得る。また、第1スリーブ53の突片58が一方の取付部材29の係止孔42に挿入されているため、第1スリーブ53が一方の取付部材29とは別に周方向へ回転するのを防止し得る。また、同様な作用によって、図10に示すように、他方の取付部材30に対して第2スリーブ54が上下方向へずれるのを防止でき、さらに、第2スリーブ54が他方の取付部材30とは別に周方向へ回転するのを防止できる。
また、係合状態の係合孔33と被係合片46との間に遊びを持たしているため、係合孔33と被係合片46とが係合した状態で左パネル部材3や右パネル部材4が撓んだりしても、上記遊びによって係合孔33と被係合片46とに無理な力がかかるのを防止できる。また、遊びの分だけ、ステー31が左右方向へ変移してステー31の遊端が他方の取付部材30に接触するようなことが生じた場合でも、接触時のショックはステー31の遊端部側のキャップ34によって緩衝される。
また、図1に示すように、左パネル部材3を構成する複数の横材10のうちの最上段の横材10を利用して一方の取付部材29を支持しているため、特別な支持用の部材を必要とはせず、部品点数の削減を実施することができる。同様に、右パネル部材4を構成する複数の横材10のうちの最上段の横材10を利用して他方の取付部材30を支持しているため、特別な支持用の部材を必要とはせず、部品点数の削減を実施することができる。
また、物品収納具1を折畳む場合は、先ず、ステー31の係合孔33を被係合片46から上方へ脱抜し、図1の仮想線で示すように、上記ステー31を吊り下げた状態で一方の取付部材29を回転させて退避位置P1へ退避させる。また、他方の取付部材30も回転させて退避位置P2へ退避させておく。そして、ロック装置115を操作して、底体2のロックを解除し、図1の仮想線で示すように、ヒンジ装置27を介して底体2を上方へ回動させることにより、底体2は後パネル部材5の内側へ起立姿勢で折り畳まれる。
その後、図15の実線で示すように、右パネル体4を後部の縦支柱12の軸心周りに回動させて後パネル部材5の内側へ折畳む。これにより、物品収納具1は平面視でL形状に折り畳まれる。
また、折り畳まれた物品収納具1を組み立てる場合は、上記と逆の手順で行えばよい。 この際、図1の実線で示すように、下方へ回動された底体2は左右両パネル部材3,4の下部横材8によって水平姿勢で支持される。その後、ロック装置115を操作して、底体2を左右両パネル部材3,4にロックする。
上記実施の形態では、図6,図10に示すように、第1および第2スリーブ53,54にそれぞれずれ止めの一例である鍔部57と回り止めの一例である突片58とが設けられているが、両取付部材29,30に上記ずれ止めと回り止めとを設けてもよい。
また、上記実施の形態では、図1に示すように、左パネル部材3の前部と右パネル部材4の前部との間にステー31を掛止しているが、後パネル部材5を設けずに、上記ステー31を左パネル部材3の後部と右パネル部材4の後部との間に掛止してもよい。
また、第1スリーブ53を一方の取付部材29の内周面に密着させて、第1スリーブ53の内周面と縦支柱11の外周面との間に隙間を形成しているが、第1スリーブ53を縦支柱11の外周面に密着させて、第1スリーブ53の外周面と一方の取付部材29の内周面との間に隙間を形成してもよい。このように、第1スリーブ53を一方の取付部材29の内周面または縦支柱11の外周面に密着させることによって、第1スリーブ53のがたつきを防止し得る。また、第2スリーブ54と他方の取付部材30と縦支柱11とについても上記と同様に構成してもよい。
上記実施の形態では、左パネル部材3の前部と右パネル部材4の前部との間にステー31を掛止しているが、第2の実施の形態として、図16に示すように、ステー31の代りに、左パネル部材3の前部と右パネル部材4の前部との間を開閉する左右一対の回動自在な開閉体145a,145bが設けられている。
このうち、左側の開閉体145aは左側の筒状部材146aを介して左パネル部材3の前部の縦支柱11に設けられており、左側の開閉体145aの基端部が上記左側の筒状部材146aの外周に取付けられている。上記筒状部材146aは左パネル部材3の縦支柱11に回動自在に上下一対外嵌されており、筒状部材146aの内周面と縦支柱11の外周面との間には、制振用と滑り用とを兼ねた左側のスリーブ147a(中間部材の一例)が挿入されている。
同様に、右側の開閉体145bは右側の筒状部材146bを介して右パネル部材4の前部の縦支柱11に設けられており、右側の開閉体145bの基端部が上記右側の筒状部材146bの外周に取付けられている。上記筒状部材146bは右パネル部材4の縦支柱11に回動自在に上下一対外嵌されており、筒状部材146bの内周面と縦支柱11の外周面との間には、制振用と滑り用とを兼ねた右側のスリーブ147b(中間部材の一例)が挿入されている。
これによると、振動は上記スリーブ147a,147bによって吸収されるため、騒音を低下することができる。また、開閉体145a,145bを開閉した際、各開閉体145a,145bと共に各筒状部材146a,146bが左および右パネル部材3,4の縦支柱11に対して回動するが、この際、上記各筒状部材146a,146bと上記各縦支柱11との間にはめ込まれたスリーブ147a,147bによって、各筒状部材146a,146bの内周面と各縦支柱11の外周面とは摺接せず、各筒状部材146a,146bが各スリーブ147a,147bと一体に回転して滑り易くなるため、開閉体145a,145bの回動がスムーズに行える。
上記実施の形態では、左右両開閉体145a,145bで物品収納具1の前面を開閉しているが、開閉体145a,145bのいずれか一方のみを設けて物品収納具1の前面を開閉してもよい。
本発明の第1の実施の形態における物品収納具の斜視図である。 同、物品収納具の平面図である。 同、物品収納具のステーの一部切欠き正面図である。 同、物品収納具のステーの平面図である。 同、物品収納具の一方の取付部材の斜視図である。 同、物品収納具の一方の取付部材とこの取付部材内に挿入される第1スリーブとの正面図である。 同、物品収納具の第1スリーブの斜視図であり、(a)は突片側から見た図であり、(b)は突片の反対側から見た図である。 同、物品収納具の一方の取付部材と第1スリーブとの取付け方法を示す図である。 同、物品収納具の他方の取付部材の斜視図である。 同、物品収納具の他方の取付部材とこの取付部材内に挿入される第2スリーブとの正面図である。 同、物品収納具の第2スリーブの斜視図であり、(a)は突片の反対側から見た図であり、(b)は突片側から見た図である。 同、物品収納具の他方の取付部材と第2スリーブとの取付け方法を示す図である。 同、物品収納具のステー使用時における取付部材を下方から見た図である。 同、物品収納具のステー不使用時において、退避位置に退避させた取付部材を下方から見た図である。 同、物品収納具を折畳んだ際の平面図である。 本発明の第2の実施の形態における物品収納具の概略平面図である。 従来の物品収納具のサイドバーにおける支持金物の回転構造を示す平面図である。
符号の説明
1 物品収納具
2 底体
3 左パネル部材(一方の壁部材)
4 右パネル部材(他方の壁部材)
10 横材
11 縦支柱(他の部材,壁部材の一部)
29 取付部材(一方の筒状部材)
30 取付部材(他方の筒状部材)
31 ステー(連結杆)
40,50,51,56 切欠部
53 第1スリーブ(中間部材)
54 第2スリーブ(中間部材)
57 鍔部
E 所定範囲

Claims (3)

  1. 筒状部材を他の部材に外嵌し、
    上記筒状部材と他の部材とは相対的に軸心周りに回転可能に構成され、
    上記筒状部材と他の部材との間に、制振用又は滑り用の筒状の中間部材がはめ込まれ、
    上記中間部材の端部に、筒状部材の端部に係合する鍔部が形成され、
    上記筒状部材の下端と中間部材の下端との同位置にそれぞれ切欠部が形成され、
    上記中間部材の切欠部の形成部分は上記鍔部が欠如していることを特徴とする筒状部材の回転構造。
  2. 請求項1に記載の筒状部材の回転構造を有する物品収納具であって、
    物品を載置可能な底体と壁部材とで構成され、
    上記壁部材は縦支柱と横材とを備え、
    筒状部材は他の部材である上記縦支柱に外嵌され、
    筒状部材と中間部材との切欠部は上記横材に係合可能であることを特徴とする筒状部材の回転構造を有する物品収納具。
  3. 物品を載置可能な底体と、一対の壁部材と、連結杆とで構成され、且つ筒状部材の回転構造を有する物品収納具であって、
    一方の壁部材の一部に一方の筒状部材が外嵌されるとともに、他方の壁部材の一部に他方の筒状部材が外嵌され、
    上記他方の筒状部材は他方の壁部材の一部に対して軸心周りに回転可能に構成され、
    上記連結杆の一端が上記一方の筒状部材に取付けられ、連結杆の他端が上記他方の筒状部材に着脱自在に連結され、
    上記他方の筒状部材と他方の壁部材の一部との間に、制振用又は滑り用の筒状の中間部材がはめ込まれ、
    上記中間部材の端部に、他方の筒状部材の端部に係合する鍔部が形成され、
    上記鍔部は中間部材の周方向の所定範囲において欠如し、
    上記鍔部が欠如した箇所は、他方の筒状部材に連結された連結杆の他端に向けて配置されていることを特徴とする筒状部材の回転構造を有する物品収納具。
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