JP6210894B2 - 作業台 - Google Patents
作業台 Download PDFInfo
- Publication number
- JP6210894B2 JP6210894B2 JP2014020297A JP2014020297A JP6210894B2 JP 6210894 B2 JP6210894 B2 JP 6210894B2 JP 2014020297 A JP2014020297 A JP 2014020297A JP 2014020297 A JP2014020297 A JP 2014020297A JP 6210894 B2 JP6210894 B2 JP 6210894B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- support legs
- right support
- guide
- link
- guide grooves
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Ladders (AREA)
Description
この種の従来の作業台には、左右の支持脚の上部に、左右のアームの基部がそれぞれ横軸廻りに回動自在に枢支され、左右アームの先端部に開止めリンクが連結されたものがあり、この場合、左右のアームが横軸廻りに上向きに回動して開止めリンクが水平状態に上方移動したときに左右の支持脚を閉脚姿勢にし、左右のアームが横軸廻りに左右内きに回動して開止めリンクが水平状態に下方移動したときに左右の支持脚を開脚姿勢に保持するようになっている(例えば特許文献1)。なお、ここで、水平状態の水平とは、前記横軸から左右の支持脚間を通るように降ろした垂線に直交する左右方向をいう。
即ち、左右の支持脚の開止めリンクの取付面同士が略平行になっていなければ、支持脚をスムーズに開閉させるためには、左右アームの回動によって開止めリンクを略水平に保持しながら上下動させる必要が生じるが、支持脚を開閉する際に、左右のアームを互いに逆方向に同時に略等しい角度で回動させることは困難であり、支持脚のスムーズな開閉ができなくなった。
この技術的課題を解決する本発明の技術的手段は、左右一対の支持脚2が上部側で開脚姿勢Xと閉脚姿勢Yとに開閉自在に連結され、左右の支持脚2を開脚姿勢Xに保持する開止めリンク14が具備された作業台であって、
左右の支持脚2の上部に、ガイド溝16を有するガイド板17がそれぞれ取り付けられ、開止めリンク14の左右両端部に、左右ガイド板17のガイド溝16に摺動自在に挿通された摺動体19がそれぞれ設けられ、
開止めリンク14が水平状態に上方移動したときに左右の支持脚2を閉脚姿勢Yに保持し、開止めリンク14が水平状態に下方移動したときに左右の支持脚2を開脚姿勢Xに保持すべく、左右のガイド溝16は上方に向かうに従って徐々に大きく離間するように互いに逆方向に傾斜され、
左右の支持脚2が開閉する際に開止めリンク14が略水平状態で上下移動すべく、摺動体19がガイド溝16をその溝長手方向に長い範囲で接触しながら摺動するように構成されている点にある。
また、本発明の他の技術的手段は、前記ガイド溝16の下部に、左右支持脚2を開脚姿勢Xにロックすべく摺動体19を係脱自在に係止する係止凹部24が形成されている点にある。
また、本発明の他の技術的手段は、ガイド板17は左右支持脚2の上部の外側面に沿って配置され、開止めリンク14は板状に形成されて、左右ガイド板17の外側面に沿って配置されており、左右のガイド板17及び開止めリンク14を外側方から覆う保護カバー38が左右の支持脚2にそれぞれ装着されている点にある。
図1〜図10は本発明の一実施形態を示している。図5〜図10において、作業台である踏み台1は、左右一対の支持脚2を備え、各支持脚2は前後一対の支柱5と前後支柱5の上部を連結する天板6と前後支柱5の中途部を連結する踏桟7とを有している。
左右支持脚2の上部(天板6)の前後両側に連結アーム9が左右方向内方に突設され、連結アーム9同士が前後方向のヒンジ軸10廻りに揺動自在に連結され、これにより左右の支持脚2が上部側で開脚姿勢Xと閉脚姿勢Yとに開閉自在に連結されている。
踏み台1の上部に左右の支持脚2を開脚姿勢Xに保持する開止めリンク14が具備され、左右の支持脚2の上部に、ガイド溝16を有するガイド板17がそれぞれ取り付けられている。
開止めリンク14の左右両端部に肉薄になった連結部14aが設けられ、これら連結部14aに左右ガイド板17のガイド溝16に摺動自在に挿通された摺動体19がそれぞれ設けられている。
ガイド板17は左右支持脚2(左右支柱5)の前後方向両側の外側面にそれぞれ設けられており、支持脚2の上部に合計で4枚取り付けられている。各ガイド板17はガイド溝16が形成された板本体17aと、板本体17aの左右両端部に突設された外取付片17b及び内取付片17cと、板本体17aの上端部に突設された上取付片17dとを有している。
図3及び図4に示すように、開止めリンク14の端部(連結部14a)の後側に2本のガイドピン20を連結する第1連結板27と第2連結板28とが設けられている。第1連結板27はガイド板17の前後方向の内側に配置され、第2連結板28はガイド板17の前後方向の外側に配置され、第1連結板27と第2連結板28とでガイド板17を前後に挟んでいる。第1連結板27及び第2連結板28には互いに離間した2つの挿通孔29,30がそれぞれ形成されている。
2本のガイドピン20は平中空リベット等により構成され、ピン軸部20aとピン軸部20aの一端側の頭部20bと他端側の潰してなる抜止部20cとを有し、ピン軸部20aに円筒状のカラー33が外嵌されている。ガイドピン20はカラー33を介して開止めリンク14の取付孔31に挿通されると共に、ガイド板17のガイド溝16に摺動自在に挿通されている。
2本のガイドピン20のピン軸部20aの抜止部20c側にそれぞれ座金35が外嵌されており、ガイドピン20は抜止部20cによって座金35を介して開止めリンク14に対して抜け止めされ、頭部20bによって第1連結板27に対して抜け止めされている。
止めリンク14を外側方から覆っている。
上記実施形態によれば、左右の支持脚2が閉脚姿勢Yのとき、図1、図5及び図6に示すように、2本のガイドピン20がガイド溝16の上部に摺動し、開止めリンク14が水平状態で上方移動している。
このとき、2本のガイドピン20がガイド溝16に対して2点(長い範囲)で接触するので、開止めリンク14を略水平状態に拘束しながらガイド溝16に対して押し下げるように作用し、また、開止めリンク14が水平状態に対して傾斜すると、開止めリンク14の一端部の2つのガイドピン20と他端部の2つのガイドピン20とが互いに開止めリンク14の傾斜を是正するように作用し合うため、開止めリンク14を手で水平状態に保持しなくても、開止めリンク14が略水平状態で下方移動して、左右の支持脚2を簡単かつスムーズに開脚することができる。
また、ガイド板17は左右支持脚2(左右支柱5)の上部の外側面に沿って配置され、開止めリンク14は板状に形成されて、左右ガイド板17の外側面に沿って配置されているので、左右のガイド板17及び開止めリンク14を左右支持脚2の外側面に大きな突起部分もなく薄くコンパクトに配置することができる。しかも、下保護カバー38で左右のガイド板17及び開止めリンク14を外部から見えないように隠すことができ、踏み台1の外観上の体裁をよいものになし得る。
する構造のものであればよく、例えば左右の摺動体19をガイド溝16の長手方向に長い楕円形状又は長円形状の1つの摺動子で構成するようにしてもよい。
また、本発明が適用される作業台は踏み台1に限定されず、踏み台1以外の脚立や梯子その他であってもよい。
2 支持脚
14 開止めリンク
16 ガイド溝
17 ガイド板
19 摺動体
20 ガイドピン
24 係止凹部
38 下保護カバー
Claims (5)
- 左右一対の支持脚(2)が上部側で開脚姿勢(X)と閉脚姿勢(Y)とに開閉自在に連結され、左右の支持脚(2)を開脚姿勢(X)に保持する開止めリンク(14)が具備された作業台であって、
左右の支持脚(2)の上部に、ガイド溝(16)を有するガイド板(17)がそれぞれ取り付けられ、開止めリンク(14)の左右両端部に、左右ガイド板(17)のガイド溝(16)に摺動自在に挿通された摺動体(19)がそれぞれ設けられ、
開止めリンク(14)が水平状態に上方移動したときに左右の支持脚(2)を閉脚姿勢(Y)に保持し、開止めリンク(14)が水平状態に下方移動したときに左右の支持脚(2)を開脚姿勢(X)に保持すべく、左右のガイド溝(16)は上方に向かうに従って徐々に大きく離間するように互いに逆方向に傾斜され、
左右の支持脚(2)が開閉する際に開止めリンク(14)が略水平状態で上下移動すべく、摺動体(19)がガイド溝(16)をその溝長手方向に長い範囲で接触しながら摺動するように構成されていることを特徴とする作業台。 - 前記左右の摺動体(19)は、それぞれガイド溝(16)に摺動自在に挿通された2本のガイドピン(20)又は1つの摺動子により構成され、これらはガイド溝(16)の長手方向に長い範囲で接触するように配置されていることを特徴とする請求項1に記載の作業台。
- 前記ガイド溝(16)の下部に、左右支持脚(2)を開脚姿勢(X)にロックすべく摺動体(19)を係脱自在に係止する係止凹部(24)が形成されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の作業台。
- 前記左右のガイド溝(16)は、上方に曲率中心を有する円弧形状であって上方に向かうに従って徐々に大きく離間するように互いに線対称に配置されていることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の作業台。
- ガイド板(17)は左右支持脚(2)の上部の外側面に沿って配置され、開止めリンク(14)は板状に形成されて、左右ガイド板(17)の外側面に沿って配置されており、左右のガイド板(17)及び開止めリンク(14)を外側方から覆う保護カバー(38)が左右の支持脚(2)にそれぞれ装着されていることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の作業台。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014020297A JP6210894B2 (ja) | 2014-02-05 | 2014-02-05 | 作業台 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014020297A JP6210894B2 (ja) | 2014-02-05 | 2014-02-05 | 作業台 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2015148057A JP2015148057A (ja) | 2015-08-20 |
JP6210894B2 true JP6210894B2 (ja) | 2017-10-11 |
Family
ID=53891642
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2014020297A Active JP6210894B2 (ja) | 2014-02-05 | 2014-02-05 | 作業台 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6210894B2 (ja) |
Family Cites Families (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5832899U (ja) * | 1981-08-28 | 1983-03-03 | 株式会社日本アルミ | 梯子兼用脚立 |
JPH043336Y2 (ja) * | 1986-08-13 | 1992-02-03 | ||
JPH0649840Y2 (ja) * | 1989-01-27 | 1994-12-14 | 立山アルミニウム工業株式会社 | 脚立の開き止め装置 |
JPH0596400U (ja) * | 1992-06-04 | 1993-12-27 | 株式会社日本アルミ | 踏台のロック装置 |
US6039149A (en) * | 1997-09-25 | 2000-03-21 | Cosco Management, Inc. | Collapsible step stool with step movement guide system |
-
2014
- 2014-02-05 JP JP2014020297A patent/JP6210894B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2015148057A (ja) | 2015-08-20 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP6603270B2 (ja) | ブラケット装置 | |
JP4993235B1 (ja) | 折り畳みハンガ | |
US20140231307A1 (en) | Method and apparatus for tool case | |
KR102043109B1 (ko) | 휴대용 스토브 및 그 잠금 기구를 작동시키는 방법 | |
US10463228B2 (en) | Wine glass drying rack | |
JP6210894B2 (ja) | 作業台 | |
JP6316695B2 (ja) | 旋回スロープ装置 | |
US11982128B2 (en) | Shelf and ladder combination | |
KR101272499B1 (ko) | 침대용 사이드레일의 록킹장치 | |
US9340221B1 (en) | Hand truck | |
JP6621670B2 (ja) | 収納カゴ | |
JP5852473B2 (ja) | 高所作業装置におけるアウトリガーの開閉装置 | |
JP3178145U (ja) | ベビーベッド | |
US20160250980A1 (en) | Roof molding cap attachment structure and roof molding | |
JP5975677B2 (ja) | 高所作業装置におけるアウトリガー装置 | |
JP6164128B2 (ja) | 乗物用シートのアームレスト装置 | |
JP6634238B2 (ja) | アウトリガー式脚装置 | |
JP5345086B2 (ja) | 扉鎖錠装置 | |
JP6153102B2 (ja) | 折り畳み式テーブル | |
JP5830505B2 (ja) | フロントパネル構造 | |
JP6216036B2 (ja) | 開口補助具 | |
US811166A (en) | Hammock-support. | |
JP2015126770A (ja) | 折り畳みテーブル | |
JP6328419B2 (ja) | 引戸用バーハンドルおよび引戸 | |
JP3164271U (ja) | 折畳み式ベッド |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20161202 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20170822 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20170905 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20170912 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6210894 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |