JP5852473B2 - 高所作業装置におけるアウトリガーの開閉装置 - Google Patents

高所作業装置におけるアウトリガーの開閉装置 Download PDF

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Description

本発明は、脚立、梯子、作業台等の高所作業装置におけるアウトリガーの開閉装置に関する。
従来、脚立、梯子、作業台、その他の高所作業装置(以下単に「高所作業装置」と総称する。)は、地面に安定設置できるように構成されているが、不整地面や、作業者の重心移動、その他の原因により、万一転倒すると、人身事故のおそれがあるため、高所作業装置の支柱にアウトリガー装置を装着したものが提案されている。
特開2004−131971号公報 特許第4035486号公報
このようなアウトリガー装置は、高所作業装置の支柱の側方に拡開自在とされた補助脚を備えている。従って、補助脚は、不使用時には前記支柱に沿うように閉脚可能であり、必要に応じて、開脚することにより使用される。
一般的に、補助脚を開閉可能とする開閉機構は、前記支柱を含む柱側部材と補助脚の間にアームを設け、該アームの両端部をそれぞれ柱側部材と補助脚に枢結することにより、折畳み自在なリンク機構を構成する。この際、アームは、補助脚を閉脚したとき、柱側部材と補助脚に重なり合って格納されることが好ましい。
ところで、補助脚を閉脚した状態でアームが自由に回動自在とされているときは、高所作業装置の運搬時等に補助脚が閉脚状態から不慮に開脚するおそれがあり、運搬者や近隣の者を負傷させる等の危険がある。また、補助脚を開脚した状態でアームが自由に回動自在とされているときは、高所作業時に補助脚が開脚状態から不慮に閉脚するおそれがあり、高所作業装置の転倒の危険がある。このため、補助脚の開閉機構は、補助脚を閉脚状態及び/又は開脚状態において施錠ロックする施錠装置を設けることが望ましい。
しかしながら、例えば、施錠装置がロックピンを挿脱するように構成されている場合、作業者は、補助脚を開閉した後、引き続いて、ロックピンの挿入作業が必要となる。また、ロックピンを挿入した状態から補助脚を開閉するためには、開閉作業に先立ち、ロックピンの引抜作業が必要となる。ロックピン以外の係脱手段を設けた施錠装置の場合にも、同様に、補助脚の開閉作業とは別に、施錠装置自体の操作が必要である。従って、作業が煩雑であり、時間と労力を浪費するという問題がある。
本発明の課題は、補助脚の開閉と、閉脚状態及び/又は開脚状態のロックをワンタッチ作業で行うことができるようにしたアウトリガー装置の開閉装置を提供する点にある。
即ち、本発明は、補助脚を開閉するとき、閉脚作業の完了と同時に補助脚が閉脚状態でロックされ、開脚作業の完了と同時に補助脚が開脚状態でロックされるようにした装置を提供する。本発明の装置は、閉脚ロック手段と開脚ロック手段の両方を設けていることが好ましいが、その一方だけを設けたものでも良い。
そこで、本発明が上記課題を解決するための手段として構成したところは、高所作業装置の支柱を含む柱側部材に沿う閉脚位置と、前記柱側部材の側方に拡開した開脚位置との間で開閉自在とされる補助脚と、前記補助脚の開閉を可能とする開閉機構を備えたアウトリガー装置であり、前記開閉機構は、一端部を第1枢軸により柱側部材に枢結されると共に他端部を第2枢軸により補助脚に枢結された少なくとも1本のアームにより構成され、補助脚を閉脚又は開脚した状態で、前記アームと前記補助脚の長手方向が同一軸線方向に位置するように構成され、前記アームは、前記第2枢軸を軸支するアーム延長部の長手方向に枢軸移動手段を延設し、該枢軸移動手段は、アーム延長部の基端側のロック位置と先端側のアンロック位置を備え、前記第2枢軸は、補助脚と一体的に前記ロック位置とアンロック位置との間で移動するように構成されており、前記アーム延長部に設けられた係合部と、補助脚に設けられた被係合部によりロック手段を構成し、前記ロック手段は、開脚状態又は閉脚状態とされた補助脚と共に第2枢軸を前記ロック位置に移動したとき、前記係合部と被係合部を相互に係合することにより該回動を阻止し、開脚状態又は閉脚状態とされた補助脚と共に第2枢軸を前記アンロック位置に移動したとき、該第2枢軸を中心とする補助脚の回動方向に関して、前記係合部と被係合部の係合を解除することにより該回動を可能にするように構成されて成る点にある。
本発明の第1実施形態は、高所作業装置の支柱を含む柱側部材に沿う閉脚位置と、前記柱側部材の側方に拡開した開脚位置との間で開閉自在とされる補助脚と、前記補助脚の開閉を可能とする開閉機構を備えたアウトリガー装置であり、前記開閉機構は、一端部を第1枢軸により柱側部材に枢結されると共に他端部を第2枢軸により補助脚に枢結された少なくとも1本のアームにより構成され、補助脚を閉脚又は開脚した状態で、前記アームと前記補助脚の長手方向が同一軸線方向に位置し、該アームが補助脚の溝部に沿って格納され、該アームの側部を前記溝部の溝底壁部に重ね合わせるように構成され、前記アームは、前記第2枢軸を軸支するアーム延長部の長手方向に枢軸移動手段を延設し、該枢軸移動手段は、アーム延長部の基端側のロック位置と先端側のアンロック位置を備え、前記第2枢軸は、補助脚と一体的に前記ロック位置とアンロック位置との間で移動するように構成されており、前記アーム延長部のアンロック位置の側部に設けられた係合部と、前記補助脚の溝底壁部に設けられた被係合部によりロック手段を構成し、前記ロック手段は、補助脚を閉脚又は開脚した状態で、補助脚と共に第2枢軸を前記ロック位置に移動したとき、該第2枢軸を中心とする回動方向に関して、前記係合部と被係合部を相互に干渉することにより該回動を阻止し、開脚状態又は閉脚状態とされた補助脚と共に第2枢軸を前記アンロック位置に移動したとき、該第2枢軸を中心とする補助脚の回動方向に関して、前記係合部と被係合部の干渉を解除することにより該回動を可能にするように構成されている。
本発明の第2実施形態は、高所作業装置の支柱を含む柱側部材に沿う閉脚位置と、前記柱側部材の側方に拡開した開脚位置との間で開閉自在とされる補助脚と、前記補助脚の開閉を可能とする開閉機構を備えたアウトリガー装置であり、前記開閉機構は、一端部を第1枢軸により柱側部材に枢結されると共に他端部を第2枢軸により補助脚に枢結された少なくとも1本のアームにより構成され、補助脚を閉脚又は開脚した状態で、前記アームと前記補助脚の長手方向が同一軸線方向に位置するように構成され、前記アームは、前記第2枢軸を軸支するアーム延長部の長手方向に枢軸移動手段を延設し、該枢軸移動手段は、アーム延長部の基端側のロック位置と先端側のアンロック位置を備え、アンロック位置に設けた幅広の軸受部と、該軸受部からロック位置に至る幅狭の狭窄部を形成し、前記第2枢軸は、補助脚と一体的に前記ロック位置とアンロック位置との間で移動すると共に、該補助脚と一体的に回動するように構成され、該第2枢軸の断面形状に関して、前記軸受部の内部で回動可能かつ前記狭窄部に進入不能な長径部と、前記狭窄部に進入可能な短径部を備えており、前記枢軸移動手段の狭窄部により形成された係合部と、前記第2枢軸の短径部により形成された被係合部によりロック手段を構成し、前記ロック手段は、補助脚を閉脚又は開脚した状態で、補助脚と共に第2枢軸を前記ロック位置に移動したとき、該第2枢軸を中心とする回動方向に関して、前記狭窄部と短径部を相互に係合することにより該回動を阻止し、開脚状態又は閉脚状態とされた補助脚と共に第2枢軸を前記アンロック位置に移動したとき、該第2枢軸を中心とする補助脚の回動方向に関して、前記狭窄部と短径部の係合を解除し、第2枢軸を軸受部に軸支させることにより該回動を可能にするように構成されている。
前記第2実施形態においては、開脚状態又は閉脚状態とされた補助脚と共に第2枢軸を前記アンロック位置に移動し、補助脚と共に第2枢軸を前記軸受部の内部で回動したとき、該第2枢軸の長径部が狭窄部に進入不能とされることにより、アンロック保持手段が構成される。
本発明の好ましい実施形態は、第2枢軸を前記ロック位置に向けて付勢する弾発付勢手段を設け、該弾発付勢手段に抗して第2枢軸を前記アンロック位置に移動可能とするように構成している。
この際、前記アーム延長部は、先端に円弧縁を備えた舌片を突設し、前記枢軸移動手段は、前記円弧縁の中心に向けて延びる長孔により構成され、該長孔に第2枢軸を挿通することが好ましい。
本発明の最も好ましい実施形態において、前記開閉機構は、アウトリガー装置の上部に位置して柱側部材と補助脚を回動自在に連結する第1アームと、該第1アームの下方に位置して柱側部材と補助脚を回動自在に連結する第2アームにより構成され、補助脚を閉脚したとき、両アームが補助脚の溝部に格納されように構成すると共に、第1アームを第2アームよりも短く形成しており、前記第1アームは、一端部を第1枢軸により柱側部材に枢結され、他端部を第2枢軸により補助脚に枢結され、前記第2アームは、一端部を第1枢軸により柱側部材に枢結され、他端部を第2枢軸により補助脚に枢結され、前記第1アームは、補助脚を閉脚したとき、第1枢軸から第2枢軸に向けて上向き姿勢とされ、補助脚を開脚したとき、反転することにより第1枢軸から第2枢軸に向けて下向き姿勢とされるように構成され、少なくとも前記第1アームのアーム延長部と補助脚の間に前記ロック手段を設けている。
この際、前記第1アームにおける第1枢軸と第2枢軸の間に引張りバネを張設することにより弾発付勢手段を構成することが好ましい。
請求項1に記載の本発明によれば、開閉機構9を構成する少なくとも1本のアーム8a(8b)に関して、アーム延長部24に形成した枢軸移動手段27により、補助脚10と共に第2枢軸23a(23b)をロック位置M1とアンロック位置M2との間で移動可能に構成すると共に、該アーム延長部24の係合部25Aと補助脚10(該補助脚10に一体化された第2枢軸23a(23b)を含む)の被係合部25Bによりロック手段25を構成しているので、補助脚10の閉脚又は開脚と共に第2枢軸23a(23b)を前記ロック位置M1に移動するだけで、補助脚10と第1アーム8aの相互回動を阻止し、閉脚状態又は開脚状態をワンタッチでロックすることにより、高所作業装置1の安全な使用を可能にする。そして、前記ロック状態から、補助脚10と共に第2枢軸23a(23b)をアンロック位置M2に移動するだけで、補助脚10の閉脚又は開脚が可能となるので、補助脚10の開閉作業を迅速容易に行うことができる。
請求項2に記載の本発明によれば、補助脚10は、支持部材7に向けて開口する溝部18aを形成し、補助脚10を閉脚した状態で開閉機構9を構成するアーム8a、8bを前記溝部18aに沿って格納するように構成されているので、コンパクトな閉脚状態が可能になる。そして、ロック手段25に関して、アーム延長部24のアンロック位置M2の側部により形成した係合部25Aと、補助脚10の溝底壁部18cに形成した被係合部25Bにより構成しているので、特殊な加工や部品等を必要とせず、構成が極めてシンプルであり、容易に実施できる。
請求項3及び請求項4に記載の本発明によれば、枢軸移動手段27のアンロック位置M2に軸受部32を設けると共にロック位置M1に狭窄部33を設け、これに対して、第2枢軸23aに長径部30、30と短径部31、31を設け、前記狭窄部33に形成した係合部25Aと前記短径部31、31に形成した被係合部25Bによりロック手段25を構成しているので、これにより、請求項4に記載のアンロック保持手段35を形成することが可能となる。このため、補助脚10を開脚方向又は閉脚方向に回動している最中に第2枢軸23aがロック位置M1に移動することなく、アンロック位置M2に保持されるので、補助脚10の開閉作業が容易となる。
請求項5に記載の本発明によれば、第2枢軸23aをロック位置M1に向けて付勢する弾発付勢手段28を設けているので、弾発付勢手段28に抗して補助脚10と共に第2枢軸23aをアンロック位置M2に移動させるだけで、開脚又は閉脚が可能となり、開脚位置又は閉脚位置で補助脚10を解放すれば、自動的に第2枢軸23aがロック位置M1に復帰して保持され、ロック手段25による自動ロックを可能にするという効果がある。
請求項6に記載の本発明によれば、アーム延長部24の先端に円弧縁24aを備えた舌片を突設し、該円弧縁24aの中心に向けて延びる長孔26により枢軸移動手段27を形成しているので、前記第2枢軸23a(23b)をアンロック位置M2に移動した状態でアーム8a(8b)と補助脚10を相互に回動するとき、前記円弧縁24aと溝底壁部18cの相互の滑動により、回動が円滑となる。
請求項7及び請求項8に記載の本発明によれば、第1アーム8aは、補助脚10を閉脚したとき、上向き姿勢として補助脚10の溝部18aに格納され、補助脚10を開脚したとき、反転することにより下向き姿勢として補助脚10の溝部18aに格納されるので、閉脚時と開脚時の何れにおいても第1アーム8aと補助脚10が一体的に結合されたシンプルな外観を呈し、突起物を有しないので、高所作業装置1の使用を安全とする。そして、補助脚10を開脚したとき、第1アーム8aが反転し、支持部材7に枢結された第1枢軸22aから補助脚10を枢結した第2枢軸23aに向けて下向き姿勢とされ、前記第2枢軸23aと共に補助脚10を下方移動位置で開脚させるので、補助脚10の開脚角度を大きく設計することによりアウトリガーの機能を発揮させることでき、開脚角度を大きくした場合でも補助脚10の下端部を接地面に近づけることが可能になる。
本発明に係るアウトリガー開閉装置を備えた高所作業装置に関し、伸縮支柱を伸長させた状態を示す正面図である。 本発明に係るアウトリガー開閉装置を備えた高所作業装置に関し、伸縮支柱を収縮させた状態を示す正面図である。 本発明に係るアウトリガー装置の1実施形態を分解した状態で示す斜視図である。 本発明に係るアウトリガー装置の1実施形態に関し、伸縮支柱に固設した固定部材に対してスライドガイド手段を介して支持部材を取付け、補助脚とアームを分解した状態で示す斜視図である。 本発明に係るアウトリガー装置の1実施形態に関し、アウトリガー装置を高所作業装置の伸縮支柱に装着し、補助脚を閉脚した状態で示す斜視図である。 本発明の第1実施形態に関し、補助脚を閉脚した状態で示す縦断側面図である。 本発明の第1実施形態に関し、補助脚を開脚した状態で示す縦断側面図である。 本発明の第1実施形態に関し、閉脚状態とされたアウトリガー装置の横断面を示しており、(A)は図6のA−A線断面図、(B)は図6のB−B線断面図、(C)は図6のC−C線断面図である。 本発明の第1実施形態に関し、閉脚状態とされたアウトリガー装置の横断面を示しており、(D)は図6のD−D線断面図、(E)は図6のE−E線断面図である。 本発明の第1実施形態に関し、閉脚状態における第1アームと補助脚及び支持部材の関係を示す縦断面図である。 本発明の第1実施形態に関し、閉脚態における第2アームと補助脚及び支持部材の関係を示す縦断面図である。 本発明の第1実施形態に関し、補助脚を閉脚状態から開脚する際の第1アームの作用を示す縦断面図である。 本発明の第1実施形態に関し、補助脚を開脚状態まで開脚する際の第1アームの作用を示す縦断面図である。 本発明の第2実施形態を示しており、補助脚と第1アームと第2枢軸と弾発付勢手段を分解状態で示す斜視図である。 本発明の第2実施形態に関し、補助脚と第1アームの間のロック手段を示しており、(A)は第2枢軸をロック位置に移動した状態を示す断面図、(B)は第2枢軸をアンロック位置に移動した状態を示す断面図である。 本発明の第2実施形態の作用を示し、(A)は閉脚状態における第1アームと補助脚及び支持部材の関係を示す縦断面図、(B)は補助脚と共に第2枢軸を枢軸移動手段のアンロック位置に移動した状態を示す縦断面図である。 本発明の第2実施形態の作用を示し、補助脚を閉脚状態から開脚する際のアンロック保持手段の作用を示す縦断面図である。 本発明の第2実施形態の作用を示し、補助脚を開脚した状態を示す縦断面図である。
以下図面に基づいて本発明の好ましい実施形態を詳述する。
図1及び図2は、高所作業装置1の1例としての脚立1aを示しており、脚立1aは、梯子状の脚体2を備え、図示省略しているが頂部の天板3に対して一対の脚体2、2が対面状態で近接・離反方向に開閉自在に構成されており、各脚体2は、ほぼハ字状に並設された一対の支柱4、4に踏桟5を架設した梯子状に形成されている。支柱4は、主脚4aと該主脚4aの下端から伸縮自在かつ伸縮位置で固定自在とされた伸縮脚4bを備えた伸縮支柱を構成しており、図1に示すように収縮させた状態で低位高所作業を可能とし、図2に示すように伸長させた状態で高位高所作業を可能とする。図例の場合、断面形状の大きい主脚4aに断面形状の小さい伸縮脚4bを摺動自在に挿入することにより入れ子式の伸縮支柱を構成しているが、これに限定されるものではない。
そこで、本発明のアウトリガー装置6は、前記支柱4、4のうち少なくとも一方の支柱4の外側面に装着される。図示実施形態の場合は、両方の支柱4、4にそれぞれアウトリガー装置6、6が装着されている。尚、図面は、高所作業装置1として脚立1aを例示しているが、本発明のアウトリガー装置6は、脚立の他、梯子や、作業台等、伸縮支柱を備えた種々の高所作業装置に任意に装着可能であることを理解されたい。
また、後述するスライドガイド機構11を備えたアウトリガー装置6は、高所作業装置1の伸縮支柱4に装着して使用されるが、本発明は、スライドガイド機構11を必須要件とするものではない。従って、非伸縮の支柱を有する高所作業装置1に本発明のアウトリガー装置6を装着する場合、スライドガイド機構11は必要でないことを諒解されたい。
図1ないし図14に示す1実施形態において、アウトリガー装置6は、前記支柱4に添設される支持部材7と、該支持部材7に対して第1アーム8aと第2アーム8bにより構成された開閉機構9を介して開閉自在に連結された補助脚10を備えている。
図示実施形態の場合、後述するスライドガイド機構11を設けるため、開閉機構9を支持部材7と補助脚10の間に設けているが、本発明は、スライドガイド機構11を必須要件とするものでない。従って、スライド機構を有しない高所作業装置1に本発明を実施する場合、開閉機構9を支柱4に対して直接に装着することが可能であり、要するに、支柱4を含む柱側部材4Pと補助脚10の間に設ければ良い。つまり、開閉機構9を取付けるための柱側部材4Pは、支柱4でも良く、あるいは支柱4に設けられた支持部材7のような部材でも良い。
図示のように、支柱4と共にアウトリガー装置6を上下方向に向けた姿勢において、第1アーム8aは、アウトリガー装置6の上部に配置され、第2アーム8bは、前記第1アーム8aの下方に配置されており、補助脚10を支持部材7に沿わせた閉脚位置(図1及び図2に実線で示す)と、補助脚10の下端部を支柱4の側方に拡開した開脚位置(図1及び図2に鎖線で示す)との間で開閉自在とするように構成されている。この際、第1アーム8aは、第2アーム8bよりも短く形成されており、これにより、開脚された補助脚10は、上端部を支持部材7に近接させた状態で、下端部を大きく拡開した傾斜姿勢を保持することができる。
図示実施形態の場合、前記支柱4の主脚4aと支持部材7の間には、該支持部材7を主脚4aの長手方向に移動自在に連結するスライドガイド機構11が設けられ、前記支柱4の伸縮脚4bと支持部材7を相互に連結する連結手段12が設けられている。
図例の場合、支柱4の主脚4aに固定部材13が固設され、該固定部材13と支持部材7の間にスライドガイド機構11が設けられている。前記固定部材13は、主脚4aの両側にそれぞれボルト等の固着手段により固着される長尺のレール部材14、14により構成され、該レール部材14、14の起立縁に相互に対向するガイドリブ15を設けている。これに対して、支持部材7は、底壁7aと両側壁7bを備えた長尺の溝形部材により構成され、前記底壁7aの両側縁部の裏側に側方に開口するガイド溝16を設けている。このような形状の固定部材13及び支持部材7は、アルミニウム等の金属押出材により形成することができる。
前記固定部材13を主脚4aに固設し、該固定部材13のガイドリブ15に支持部材7のガイド溝16を摺動自在に嵌合すると、支持部材7を主脚4aの長手方向に移動自在に連結したスライドガイド機構11が構成される。
前記連結手段12は、図例の場合、支持部材7の下端部に位置して底壁7aの裏側にボルト等の固着手段により固着される金属板片17により構成されており、該金属板片17の延長端部を伸縮脚4bの下端近傍部にボルト等の固着手段により固着される。伸縮脚4bと連結手段12の固着位置は、図1及び図2に鎖線で示すように、伸縮脚4bの下端を接地した状態で補助脚10を開脚したとき、該補助脚10の下端部が接地可能な所定高さ位置で拡開される位置となるように設定されている。しかしながら、連結手段12が図例の構成に限定されないことは勿論であり、例えば、図例のような別体の金属板片17を使用することなく、支持部材7に一体に形成した壁部等を伸縮脚4bにビス等で固定することにより連結しても良い。
そこで、支柱4を収縮させるため、伸縮脚4bを主脚4aに挿入すると、連結手段12により支持部材7が伸縮脚4bに追従して同行し、図1に示すように、スライドガイド機構11を介して支持部材7を主脚4aの側面位置まで移動させる。
反対に、支柱4を伸長させるため、伸縮脚4bを主脚4aから引き出すと、連結手段12により支持部材7が伸縮脚4bに追従して同行し、図2に示すように、スライドガイド機構11を介して支持部材7を伸縮脚4bの側面位置まで移動させる。
従って、作業者は、作業現場において、低位高所作業と高位高所作業に対応するため高所作業装置1の支柱4を伸縮する際、該支柱4を伸縮させるだけで、アウトリガー装置6を自動的に所定位置に移動させることができる。
<本発明の第1実施形態>
図10ないし図13は、本発明に係るアウトリガーの開閉装置の第1実施形態を示している。
図10及び図11に示すように、前記補助脚10は、支持部材7に向けて開口する溝部18aを形成し、該溝部18aの両側壁18b、18bと溝底壁部18cを備えており、閉脚位置に閉脚した状態で、前記支持部材7に覆い被さり、該支持部材7の両側壁7b、7bを溝部18に収納させたコンパクトな閉脚状態を可能にする。
補助脚10の上端に固着されたエンドキャップ19は、前記溝部18aに連通すると共に支持部材7に向けて開口する溝部20aを形成し、該溝部20aに補助脚10の上端を挿着しており、前記溝部20aを該エンドキャップ19の頂壁に開口させることにより頂端開口部20bを形成している。尚、補助脚10の下端には接地用の端具21が固着されている。このような補助脚10は、アルミニウム等の金属押出材により形成することができ、エンドキャップ19及び端具21は、合成樹脂により成形することができる。
前記開閉機構9を構成する第1アーム8a及び第2アーム8bは、それぞれ、一端部を支持部材7の両側壁7b、7bに架設状に軸支された第1枢軸22により枢結されると共に、他端部を補助脚10の両側壁18b、18bに架設状に軸支された第2枢軸23により枢結されており、補助脚10を前記閉脚位置に閉脚した状態で、両アーム8a、8bが支持部材7の両側壁7b、7bの間において補助脚10の溝部18aに沿って格納され、両アーム8a、8bと補助脚10の長手方向が相互に同一軸線方向に位置するように構成している。図面において、第1アーム8aの第1枢軸及び第2枢軸は、それぞれ符号22a及び23aで示し、第2アーム8bの第1枢軸及び第2枢軸は、それぞれ符号22b及び23bで示している。尚、これらの第1枢軸22a、22b及び第2枢軸23a、23bには、図示のようにカラーを外挿するのが好ましい。また、補助脚10を枢結する第2枢軸23a、23bは、図8(A)及び図8(C)に示すように、補助脚10の溝部の側壁18bとアーム8a、8bの両側壁の間にブシュを介装するのが好ましい。
補助脚10を閉脚した状態において、第1アーム8aの第2枢軸23aは、図10に示すように、支持部材7の両側壁7b、7bの上端よりも上方に位置するが、第2アーム8bの第2枢軸23bは、図11に示すように、支持部材7の両側壁7b、7bを横断するように位置する。このため、支持部材7の両側壁7b、7bには、閉脚状態における第2アーム8bの第2枢軸23bを受入れる切欠き部7cが形成されている。
図10及び図11に示すように、補助脚10を閉脚した状態で、第1アーム8a及び第2アーム8bは、第1枢軸22a、22bを下側に位置させ、第2枢軸23a、23bを上側に位置させた上向き姿勢を保持しており、前記第2枢軸23a、23bを軸支するアーム延長部24の長手方向に向けて、該アーム延長部24の基端側のロック位置M1と先端側のアンロック位置M2を備えた枢軸移動手段27を延設している。
第2枢軸23a、23bは、補助脚10と一体的に前記ロック位置M1とアンロック位置M2の間で移動可能となるように前記枢軸移動手段27に軸支されている。この際、第1実施形態の場合、第2枢軸23a、23bは、補助脚10に対して回動自在であっても回動不能であっても良い。
図例の場合、アーム延長部24の延長端には円弧縁24aを備えた舌片が突設され、該円弧縁24aの中心に向けて延びる長孔26により前記枢軸移動手段27が形成され、該長孔26に第2枢軸23a、23bを挿通することにより、該第2枢軸23a、23bを前記ロック位置M1とアンロック位置M2との間で移動可能とするように軸支している。尚、図示実施形態の場合、枢軸移動手段27を長孔26により構成しているが、これに限定されるものではなく、例えば、2分割された第2枢軸23a、23bの対向端部を移動自在に軸支する溝等であっても良く、要するに、第2枢軸23a、23bをロック位置M1とアンロック位置M2の間で移動可能とするものであれば良い。
そこで、前記アーム延長部24には係合部25Aが設けられ、これに対して補助脚10の溝底壁部18cには被係合部25Bが設けられ、係合部25Aと被係合部25Bを相互に係合可能とするロック手段25を構成している。第1実施形態の場合、前記係合部25Aは、アーム延長部24のアンロック位置M2の両側部に形成した閉脚係合部25aと開脚係合部25bを備えている。
このようにロック手段25は、閉脚係合部25aと開脚係合部25bの両方を備えることが好ましいが、少なくとも一方だけを設けても良い。図例の場合、第1アーム8aのロック手段25には閉脚係合部25aと開脚係合部25bの両方を設けているが、第2アーム8bのロック手段25には閉脚係合部25aだけを設け、これにより開閉機構9を構成している。しかしながら、本発明は、例えば、第2アーム8bの1本により開閉機構9を構成し、補助脚10の上端を直接に支持部材7にピン等で枢結しても良い。反対に、第1アーム8aの1本により開閉機構9を構成し、補助脚10の下部を支持部材7に対して可撓性のワイヤーやベルト等から成る拡開制限手段により連結しても良い。
(閉脚ロック)
図示実施形態において、補助脚10の閉脚状態におけるロックは、第1アーム8aと第2アーム8bの両方のロック手段25により可能とされる。
補助脚10を閉脚したとき、両アーム8a、8bは、補助脚10の溝部18aに格納され、補助脚10と同一軸線上に重ね合わせられる。そこで、補助脚10を閉脚した状態で、該補助脚10と共に第2枢軸23a、23bを前記ロック位置M1に移動すると、図10及び図11に示すように、第2枢軸23a、23bを中心とする補助脚10の開脚方向への回動に関して、アーム延長部24の係合部25A(閉脚係合部25a)と補助脚10の被係合部25B(溝底壁部18c)が相互に係合し、つまり、開脚回動方向に対し相互に干渉させられ、これにより補助脚10の開脚を阻止する。
この状態から、補助脚10と共に第2枢軸23a、23bを前記アンロック位置M2に移動すると、図12に示すように、第2枢軸23a、23bを中心とする補助脚10の開脚方向への回動に関して、アーム延長部24の係合部25A(閉脚係合部25a)と補助脚10の被係合部25B(溝底壁部18c)の係合を解除、つまり、開脚回動方向に向けて干渉せず解放することにより、補助脚10の開脚を可能とするように構成されている。
(開脚ロック)
図示実施形態において、補助脚10の開脚状態におけるロックは、第1アーム8aのロック手段25により可能とされる。
補助脚10を開脚したとき、第1アーム8aは、前記閉脚状態から、反転することにより、第1枢軸22aから第2枢軸23aに向けて下向き姿勢とされた状態で、溝部18aに格納され、補助脚10に対して同一軸線上に配置される。そこで、補助脚10を開脚した状態で、補助脚10と共に第2枢軸23aを前記ロック位置M1に移動すると、図13に示すように、第2枢軸23aを中心とする補助脚10の閉脚方向への回動に関して、第1アーム8aのアーム延長部24の係合部25A(開脚係合部25b)と補助脚10の被係合部25B(溝底壁部18c)が相互に係合し、つまり、閉脚回動方向に対し相互に干渉させられ、これにより補助脚10の閉脚を阻止する。
この状態から、補助脚10と共に第2枢軸23aを前記アンロック位置M2に移動すると、第2枢軸23aを中心とする補助脚10の閉脚方向への回動に関して、アーム延長部24の係合部25A(開脚係合部25b)と補助脚10の被係合部25B(溝底壁部18c)の係合を解除、つまり、閉脚回動方向に向けて干渉せず解放することにより、補助脚10の閉脚を可能とするように構成されている。
上述のように、図示実施形態の構成によれば、閉脚時に、アーム8a、8bは、補助脚10の溝部18aに沿って格納されるので、コンパクトな閉脚状態を可能にする。そして、補助脚10を開脚すると、第1アーム8aが反転し、支持部材7に枢結された第1枢軸22aから補助脚10を枢結した第2枢軸23aに向けて下向き姿勢とされ、前記第2枢軸23aと共に補助脚10を下方移動位置で開脚させるので、補助脚10の下端部を接地面に近づけることが可能となる。
(閉脚及び開脚の作用)
本発明の好ましい実施形態において、第2枢軸23aを前記ロック位置M1に向けて付勢する弾発付勢手段28が設けられており、従って、第2枢軸23aは、弾発付勢手段28に抗して外力を与えたときにのみアンロック位置M2に移動し、外力から解放すると、ロック位置M1に復帰し保持されるように構成されている。
図示実施形態の場合、弾発付勢手段28は、第1アーム8aの第1枢軸22aと第2枢軸23aの間に張設した引張りバネ29により構成しているが、図例の構成に限定されるものではなく、補助脚10自体を付勢するバネ等により第2枢軸23aをロック位置M1に向けて付勢するように構成しても良い。
そこで、補助脚10を閉脚状態から開脚するときは、弾発付勢手段28に抗して補助脚10を上向き移動することにより、第2枢軸23a、23bをロック位置M1からアンロック位置M2に移動した状態で、補助脚10を支持部材7から離反方向に移動すると、図12及び図13に示すように、補助脚10の溝部18aの開口を介して第1アーム8a及び第2アーム8bが回動し、これにより補助脚10を開脚させることができる。
補助脚10と第1アーム8aを相互に回動させるとき、弾発付勢手段28により、補助脚10と共に第2枢軸23aが第1枢軸22aに向けて移動しようとするが、補助脚10の溝底壁部18cがアーム延長部24の舌片に設けられた円弧縁24aに当接すると、前記移動が阻止されるので、溝底壁部18cを円弧縁24aに沿って滑動させることにより、補助脚10と第1アーム8aの相互回動を容易とする。
補助脚10が閉脚位置から開脚位置まで開脚されると、図13に示すように、第1アーム8aは、エンドキャップ19の頂端開口20bに進入することにより反転し、反転した第1アーム8aが補助脚10の溝部18aに沿って格納されると、第2枢軸23aは、弾発付勢手段28により、長孔26のロック位置M1に移動され、保持される。この反転状態において、第1アーム8aは、アーム延長部24の基端側に位置する長孔26の上端部(ロック位置M1に相当する端部)により第2枢軸23aを支持するので、補助脚10の上動を阻止した状態で、該補助脚10の下端の端具21を接地することができる。そして、反転した第1アーム8aは、下向きとされたアーム延長部24の係合部25A(閉脚係合部25a)を補助脚10の被係合部25B(溝底壁部18c)に沿わせて係合し、これにより、補助脚10を閉脚方向に回動不能な状態で保持する。
開脚状態において、第2アーム8bは、図7に示すように、第1枢軸22bから第2枢軸23bに向けて上向き傾斜姿勢を保持し、この際、長孔26が水平線Hに対して角度θで示すように下向き姿勢となり、長孔26の上向き端部(アンロック位置M2に相当する端部)により第2枢軸23bを好適に支持する。
図13に示す開脚状態から補助脚10を閉脚する場合は、補助脚10を下向きに引っ張ると、第1アーム8aの第2枢軸23aが長孔26の下端部(アンロック位置M2に相当する端部)に移動し、第2枢軸23aを中心とする補助脚10の閉脚方向への回動に関して、アーム延長部24の係合部25A(閉脚係合部25a)と補助脚10の被係合部25B(溝底壁部18c)の相互係合が解除され、干渉から解放するので、図13に鎖線で示すように、補助脚10を閉脚することが可能となる。
この閉脚時において、第2アーム8bは、第1枢軸22bを中心として起立方向に回動し、第2枢軸23bを長孔26に沿って移動させながら、補助脚10の溝部18aに沿って格納される。この際、第2アーム8bのアーム延長部24に突設した舌片の円弧縁24aを補助脚10の溝底壁部18cに当接しながら滑動させることが可能であり、第2アーム8bと補助脚10を相互に第2枢軸23bを支点として好適に回動させた後、図11に示すように、第2枢軸23bをロック位置M1に移動することにより、閉脚ロック手段25aを溝底壁部18cに沿わせ、閉脚ロックする。
図示実施形態のロック手段25は、補助脚10を開脚状態から閉脚するとき、補助脚10を下向きに引っ張ることにより、前記開脚ロックを解除するように構成されているので、図1に符号Sで示すように、補助脚10は、開脚状態で下端の端具21を接地面からやや浮き上がらせるように形成されている。この浮き上がり寸法Sは、実際には僅かであるから、アウトリガーの実用的機能に影響しないが、もしも、外見上、好ましくないと考えられる場合は、補助脚10の下端近傍部を伸縮構造としたり、端具21を補助脚10の下端からスプリング等により下向きに突出するように構成したりすれば良い。
<本発明の第2実施形態>
図14ないし図18は、本発明に係るアウトリガーの開閉装置の第2実施形態を示している。上述した第1実施形態と相違する主な構成は、第1実施形態が第1アーム8aのアーム延長部24に設けた係合部25Aと、補助脚10の溝底壁部18cに設けた被係合部25Bによりロック手段25を構成するのに対して、第2実施形態では、第1アーム8aの枢軸移動手段27に設けた係合部25Aと、補助脚10に一体化された第2枢軸23aに設けた被係合部25Bによりロック手段25を構成した点にある。従って、第1実施形態と共通する構成は説明を省略し、第1実施形態と異なるロック手段25の構成について詳述する。
図14及び図15に示すように、第1アーム8aは、第2枢軸23aを軸支するアーム延長部24の長手方向に長孔26から成る枢軸移動手段27を延設しており、該枢軸移動手段27は、アーム延長部24の基端側のロック位置M1と先端側のアンロック位置M2を備えている。尚、枢軸移動手段27は、長孔26に限定されるものではなく、例えば、2分割された第2枢軸23aの対向端部を移動自在に軸支する溝等であっても良い。この点は上記第1実施形態と同様である。
第2実施形態において、第2枢軸23aは、図14に仮想円Cとして示す円形断面に関して、該仮想円Cの直径に相当する幅寸法W1とされた長軸の両端に形成される円弧面を備えた長径部30、30と、前記長軸に直交する幅寸法W2(W2<W1)とされた短軸の両端に形成される平坦面を備えた短径部31、31を設けている。
これに対して、枢軸移動手段27は、アンロック位置M2に設けた前記仮想円Cを受入れ可能なほぼ円形を描く幅広の軸受部32と、該軸受部32の周縁からロック位置M1に向けて延びる幅寸法W3(W2≦W3<W1)とされた幅狭の狭窄部33を形成し、軸受部32と狭窄部33を相互に連通させる連通口34を有する。
前記第2枢軸23aは、第1アーム8aの枢軸移動手段27を構成する長孔26に挿通され、両端部を補助脚10の側壁18b、18bに固定される。図示実施形態の場合、補助脚10の側壁18b、18bの所定位置に前記第2枢軸23aの断面形状に適合する軸支孔34を開設し、該軸支孔34に第2枢軸23aの両端部を嵌合することにより、補助脚10と第2枢軸23aを相互に固定し、一体的に移動かつ一体的に回動するように構成している。尚、図例の場合、図14に鎖線で示すように、エンドキャップ19が第2枢軸23aの両端部を覆うように補助脚10に被冠され、これにより、第2枢軸23aの抜止め手段が形成されている。
図15(A)に示すように、第1アーム8aを補助脚10の溝部18aに格納し、両者を同一軸線方向に重ね合わせた状態で、第2枢軸23aは、ロック位置M1に臨んで枢軸移動手段27の狭窄部33に挿通され、該狭窄部33の両側縁に形成された係合部25Aと、第2枢軸23aの短径部31、31により形成された被係合部25Bにより、ロック手段25を構成する。
尚、図例の場合、第2実施形態においても、第1実施形態のロッック手段として説明した閉脚係合部25a及び開脚係合部25bを第1アーム8aに設けているが、第2実施形態のロック手段25によれば、このような閉脚係合部25a及び開脚係合部25bを設けることは必ずしも必要でない。
この状態で、前記ロック手段25は、第2枢軸23aと枢軸移動手段27の相互回動を阻止するようにロックするが、第2枢軸23aは、ロック位置M1とアンロック位置M2の間で移動可能とされている。そこで、補助脚10と共に第2枢軸23aをアンロック位置M2に移動すると、前記短径部31、31が狭窄部33から脱することによりロック手段25のロックを解除し、補助脚10と共に第2枢軸23aを軸受部32の内部で回動自在とする。
図15(B)に示すように、補助脚10と共に第2枢軸23aを軸受部32の内部で回動すると、長径部30、30が軸受部32に沿って回動すると共に、短径部31、31が連通口34に対して交差するように偏位する。従って、この偏位状態において、第2枢軸23aの長径部30が連通口34に干渉し、第2枢軸23aを狭窄部33に進入不能とするアンロック保持手段35を構成する。
補助脚10と共に第2枢軸23aを更に回動させることにより、第1アーム8aを反転させ、補助脚10と第1アーム8aを同一軸線方向に延びるように配置すると(図18参照)、長径部30が連通口34に向けて直面し、短径部31、31と狭窄部33、33の両側縁が平行状態となるので、前記アンロック保持手段35による保持が解除され、第2枢軸23aをアンロック位置M2からロック位置M1に移動することが可能となる。
(閉脚及び開脚の作用)
上記第1実施形態の場合と同様に、第1アーム8aの第1枢軸22aと第2枢軸23aの間には、引張りバネ29が張設され、これにより第2枢軸23aを前記ロック位置M1に向けて付勢する弾発付勢手段28を構成しており、第2枢軸23aは、弾発付勢手段28に抗して外力を与えたときにのみアンロック位置M2に移動し、外力から解放すると、ロック位置M1に復帰し保持される。
補助脚10の閉脚状態において、図15(A)及び図16(A)に示すように、第1アーム8aが補助脚10の溝部18aに格納され、相互に同一軸線方向に重ね合わせられており、弾発付勢手段28により引き寄せられた第2枢軸23aがアンロック位置M2に保持され、上記ロック手段25により第1アーム8aと補助脚10を相互に回動不能にロックしている。そこで、補助脚10を閉脚状態から開脚するときは、図16(B)に矢印Uで示すように、弾発付勢手段28に抗して補助脚10を上向き移動することにより、第2枢軸23a、23bをロック位置M1からアンロック位置M2に移動すると、前記ロック手段25のロックが解除され、補助脚10と第1アーム8aを相互に回動可能とするので、補助脚10を支柱側部材4Pから離反方向に移動することにより、補助脚10を開脚させることができる。
補助脚10を閉脚位置から開脚位置まで開脚する間、図15(B)及び図17に示すように、前記アンロック保持手段35により、第2枢軸23aを狭窄部33に進入不能な状態として軸受部32に保持する。従って、ユーザは、手作業により、弾発付勢手段28に抗して第2枢軸23aを軸受部32に保持し続ける必要はなく、単に補助脚10を開脚位置まで開脚させるだけで良い。
補助脚10が開脚位置まで開脚されると、図18に示すように、第1枢軸22aを回動支点として第1アーム8aが反転し、補助脚10と第1アーム8aが同一軸線方向に延びるように配置される。この状態で、第2枢軸23aの長径部30が枢軸移動手段27の連通口34に向けて直面し、前記アンロック保持手段35による保持を解除する。従って、補助脚10と共に第2枢軸23aが弾発付勢手段28により直ちにアンロック位置M2からロック位置M1に移動させられ、ロック手段25により補助脚10と第1アーム8aを相互回動不能にロックし、補助脚10を閉脚方向に回動不能とした開脚状態で保持する。
図示実施形態において、第2実施形態のロック手段25は、第1アーム8aに設けられているが、同様に、第2アーム8bに設けても良く、第1アーム8aと第2アーム8bの何れか少なくとも一方に設ければ良い。
更に、第2実施形態のロック手段25は、図例の構成に限定されるものではなく、例えば、第2枢軸23aの長径部30及び短径部31は、第2枢軸23aの断面形状を楕円形や多角形にすることにより形成しても良く、要するに、第2枢軸23aをアンロック位置M2に移動したとき軸受部32の内部で回動自在とし、ロック位置M1に移動したとき狭窄部33に嵌合することにより回動不能に固定するものであれば良い。
1 高所作業装置
1a 脚立
2 脚体
3 天板
4 (伸縮)支柱
4P 支柱側部材
4a 主脚
4b 伸縮脚
5 踏桟
6 アウトリガー装置
7 支持部材
7a 底壁
7b 側壁
7c 切欠き部
8a 第1アーム
8b 第2アーム
9 開閉機構
10 補助脚
11 スライドガイド機構
12 連結固定手段
13 固定部材
14 レール部材
15 ガイドリブ
16 ガイド溝
17 金属板片
18a (補助脚)溝部
18b 側壁
18c 溝底部
19 エンドキャップ
20a 溝部
20b 頂端開口部
21 端具
22 第1枢軸
23 第2枢軸
24 アーム延長部
24a 円弧縁
25 ロック手段
25A 係合部
25B 被係合部
25a 閉脚係合部
25b 開脚係合部
26 長孔
27 枢軸移動手段
28 弾発付勢手段
29 引張りバネ
30 長径部
31 短径部
32 軸受部
33 狭窄部
34 連通口
35 アンロック保持手段

Claims (8)

  1. 高所作業装置の支柱(4)を含む柱側部材(4P)に沿う閉脚位置と、前記柱側部材(4P)の側方に拡開した開脚位置との間で開閉自在とされる補助脚(10)と、前記補助脚(10)の開閉を可能とする開閉機構(9)を備えたアウトリガー装置であり、
    前記開閉機構(9)は、一端部を第1枢軸(22a,22b)により柱側部材(4P)に枢結されると共に他端部を第2枢軸(23a,23b)により補助脚(10)に枢結された少なくとも1本のアーム(8a,8b)により構成され、補助脚(10)を閉脚又は開脚した状態で、前記アーム(8a,8b)と前記補助脚(10)の長手方向が同一軸線方向に位置するように構成され、
    前記アーム(8a,8b)は、前記第2枢軸(23a,23b)を軸支するアーム延長部(24)の長手方向に枢軸移動手段(27)を延設し、該枢軸移動手段(27)は、アーム延長部(24)の基端側のロック位置(M1)と先端側のアンロック位置(M2)を備え、
    前記第2枢軸(23a,23b)は、補助脚(10)と一体的に前記ロック位置(M1)とアンロック位置(M2)との間で移動するように構成されており、
    前記アーム延長部(24)に設けられた係合部(25A)と、補助脚(10)に設けられた被係合部(25B)によりロック手段(25)を構成し、
    前記ロック手段(25)は、開脚状態又は閉脚状態とされた補助脚(10)と共に第2枢軸(23a,23b)を前記ロック位置(M1)に移動したとき、該第2枢軸(23a,23b)を中心とする回動方向に関して、前記係合部(25A)と被係合部(25B)を相互に係合することにより該回動を阻止し、
    開脚状態又は閉脚状態とされた補助脚(10)と共に第2枢軸(23a,23b)を前記アンロック位置(M2)に移動したとき、該第2枢軸(23a,23b)を中心とする補助脚(10)の回動方向に関して、前記係合部(25A)と被係合部(25B)の係合を解除することにより該回動を可能にするように構成されて成ることを特徴とする高所作業装置におけるアウトリガーの開閉装置。
  2. 高所作業装置の支柱(4)を含む柱側部材(4P)に沿う閉脚位置と、前記柱側部材(4P)の側方に拡開した開脚位置との間で開閉自在とされる補助脚(10)と、前記補助脚(10)の開閉を可能とする開閉機構(9)を備えたアウトリガー装置であり、
    前記開閉機構(9)は、一端部を第1枢軸(22a,22b)により柱側部材(4P)に枢結されると共に他端部を第2枢軸(23a,23b)により補助脚(10)に枢結された少なくとも1本のアーム(8a,8b)により構成され、補助脚(10)を閉脚又は開脚した状態で、前記アーム(8a,8b)と前記補助脚(10)の長手方向が同一軸線方向に位置し、該アーム(8a,8b)が補助脚(10)の溝部(18a)に沿って格納され、該アーム(8a,8b)の側部を前記溝部(18a)の溝底壁部(18c) に重ね合わせるように構成され、
    前記アーム(8a,8b)は、前記第2枢軸(23a,23b)を軸支するアーム延長部(24)の長手方向に枢軸移動手段(27)を延設し、該枢軸移動手段(27)は、アーム延長部(24)の基端側のロック位置(M1)と先端側のアンロック位置(M2)を備え、
    前記第2枢軸(23a,23b)は、補助脚(10)と一体的に前記ロック位置(M1)とアンロック位置(M2)との間で移動するように構成されており、
    前記アーム延長部(24)のアンロック位置(M2)の側部に設けられた係合部(25A)と、前記補助脚(10)の溝底壁部(18c)に設けられた被係合部(25B)によりロック手段(25)を構成し、
    前記ロック手段(25)は、補助脚(10)を閉脚又は開脚した状態で、補助脚(10)と共に第2枢軸(23a,23b)を前記ロック位置(M1)に移動したとき、該第2枢軸(23a,23b)を中心とする回動方向に関して、前記係合部(25A)と被係合部(25B)を相互に干渉することにより該回動を阻止し、
    開脚状態又は閉脚状態とされた補助脚(10)と共に第2枢軸(23a,23b)を前記アンロック位置(M2)に移動したとき、該第2枢軸(23a,23b)を中心とする補助脚(10)の回動方向に関して、前記係合部(25A)と被係合部(25B)の干渉を解除することにより該回動を可能にするように構成されて成ることを特徴とする高所作業装置におけるアウトリガーの開閉装置。
  3. 高所作業装置の支柱(4)を含む柱側部材(4P)に沿う閉脚位置と、前記柱側部材(4P)の側方に拡開した開脚位置との間で開閉自在とされる補助脚(10)と、前記補助脚(10)の開閉を可能とする開閉機構(9)を備えたアウトリガー装置であり、
    前記開閉機構(9)は、一端部を第1枢軸(22a,22b)により柱側部材(4P)に枢結されると共に他端部を第2枢軸(23a,23b)により補助脚(10)に枢結された少なくとも1本のアーム(8a,8b)により構成され、補助脚(10)を閉脚又は開脚した状態で、前記アーム(8a,8b)と前記補助脚(10)の長手方向が同一軸線方向に位置するように構成され、
    前記アーム(8a,8b)は、前記第2枢軸(23a,23b)を軸支するアーム延長部(24)の長手方向に枢軸移動手段(27)を延設し、該枢軸移動手段(27)は、アーム延長部(24)の基端側のロック位置(M1)と先端側のアンロック位置(M2)を備え、アンロック位置(M2)に設けた幅広の軸受部(32)と、該軸受部からロック位置(M1)に至る幅狭の狭窄部(33)を形成し、
    前記第2枢軸(23a,23b)は、補助脚(10)と一体的に前記ロック位置(M1)とアンロック位置(M2)との間で移動すると共に、該補助脚(10)と一体的に回動するように構成され、該第2枢軸(23a,23b)の断面形状に関して、前記軸受部(32)の内部で回動可能かつ前記狭窄部(33)に進入不能な長径部(30)と、前記狭窄部(33)に進入可能な短径部(31)を備えており、
    前記枢軸移動手段(27)の狭窄部(33)により形成された係合部(25A)と、前記第2枢軸(23a,23b)の短径部(31)により形成された被係合部(25B)によりロック手段(25)を構成し、
    前記ロック手段(25)は、補助脚(10)を閉脚又は開脚した状態で、補助脚(10)と共に第2枢軸(23a,23b)を前記ロック位置(M1)に移動したとき、該第2枢軸(23a,23b)を中心とする回動方向に関して、前記狭窄部(33)と短径部(31)を相互に係合することにより該回動を阻止し、
    開脚状態又は閉脚状態とされた補助脚(10)と共に第2枢軸(23a,23b)を前記アンロック位置(M2)に移動したとき、該第2枢軸(23a,23b)を中心とする補助脚(10)の回動方向に関して、前記狭窄部(33)と短径部(31)の係合を解除し、第2枢軸(23a,23b)を軸受部(32)に軸支させることにより該回動を可能にするように構成されて成ることを特徴とする高所作業装置におけるアウトリガーの開閉装置。
  4. 開脚状態又は閉脚状態とされた補助脚(10)と共に第2枢軸(23a,23b)を前記アンロック位置(M2)に移動し、補助脚(10)と共に第2枢軸(23a,23b)を前記軸受部(32)の内部で回動したとき、該第2枢軸(23a,23b)の長径部(30)が狭窄部(33)に進入不能とされることによりアンロック保持手段(35)を構成して成ることを特徴とする請求項3に記載の高所作業装置におけるアウトリガーの開閉装置。
  5. 第2枢軸(23a)を前記ロック位置(M1)に向けて付勢する弾発付勢手段(28)を設けており、該弾発付勢手段(28)に抗して第2枢軸(23a)を前記アンロック位置(M2)に移動可能とするように構成して成ることを特徴とする請求項1、2、3又は4に記載の高所作業装置におけるアウトリガーの開閉装置。
  6. 前記アーム延長部(24)は、先端に円弧縁(24a)を備えた舌片を突設しており、
    前記枢軸移動手段(27)は、前記円弧縁(24a)の中心に向けて延びる長孔(26)により構成され、該長孔(26)に第2枢軸(23a,23b)を挿通して成ることを特徴とする請求項1、2、3、4又は5に記載の高所作業装置におけるアウトリガーの開閉装置。
  7. 前記開閉機構(9)は、アウトリガー装置の上部に位置して柱側部材(4P)と補助脚(10)を回動自在に連結する第1アーム(8a)と、該第1アームの下方に位置して柱側部材(4P)と補助脚(10)を回動自在に連結する第2アーム(8b)により構成され、補助脚(10)を閉脚したとき、両アーム(8a,8b)が補助脚(10)の溝部(18a)に格納されように構成すると共に、第1アーム(8a)を第2アーム(8b)よりも短く形成しており、
    前記第1アーム(8a)は、一端部を第1枢軸(22a)により柱側部材(4P)に枢結され、他端部を第2枢軸(23a)により補助脚(10)に枢結され、
    前記第2アーム(8b)は、一端部を第1枢軸(22b)により柱側部材(4P)に枢結され、他端部を第2枢軸(23b)により補助脚(10)に枢結され、
    前記第1アーム(8a)は、補助脚(10)を閉脚したとき、第1枢軸(22a)から第2枢軸(23a)に向けて上向き姿勢とされ、補助脚(10)を開脚したとき、反転することにより第1枢軸(22a)から第2枢軸(23a)に向けて下向き姿勢とされるように構成され、
    少なくとも前記第1アーム(8a)のアーム延長部(24)と補助脚(10)の間に前記ロック手段(25)を設けて成ることを特徴とする請求項1、2、3、4、5又は6に記載の高所作業装置におけるアウトリガーの開閉装置。
  8. 前記第1アーム(8a)における第1枢軸(22a)と第2枢軸(23a)の間に引張りバネ(29)を張設することにより弾発付勢手段(28)を構成して成ることを特徴とする請求項7に記載の高所作業装置におけるアウトリガーの開閉装置。
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