JP2004168106A - スライドドアキッキングプレート下部車体構造 - Google Patents
スライドドアキッキングプレート下部車体構造 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2004168106A JP2004168106A JP2002333847A JP2002333847A JP2004168106A JP 2004168106 A JP2004168106 A JP 2004168106A JP 2002333847 A JP2002333847 A JP 2002333847A JP 2002333847 A JP2002333847 A JP 2002333847A JP 2004168106 A JP2004168106 A JP 2004168106A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- floor panel
- plate
- opening
- panel
- vehicle body
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Images
Landscapes
- Body Structure For Vehicles (AREA)
Abstract
【解決手段】フロアパネル32は、側縁がパネル取付板31の開口24から車室22内に突出する縁部に沿って取り付けられたフロアパネル本体33と、フロアパネル本体33及びセンターピラー21の車室22内側の側面21bに接合固定されてパネル取付板31の上方を覆うサイドフロアパネル34を備えていると共に、サイドフロアパネル34上にキッキングプレート44が取り付けられているので、フロアパネル本体33が開口からせり出すのを防止できると共に、フットスペース即ちキッキングプレート44の為のスペース確保ができる。
【選択図】 図6
Description
【発明の属する技術分野】
この発明は、乗員乗り降り用の側部の開口がスライドドアで開閉可能に設けられていると共に、前記開口に沿ってキッキングプレートがフロアパネル上に取り付けられた車体のスライドドアキッキングプレート下部車体構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来の車両には、図1(b)におけるように車体20のセンターピラー21の前側及び後方に車室22への乗員乗り降り用の開口23,24をそれぞれ形成すると共に、この開口24を図1(a)、図1(c)のようにフロントドア25で開閉可能に設け、開口24をスライドドア7で開閉可能に設けたものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
【0003】
しかも、この様な車両の下部車体構造としては、例えば図12〜図13に示したようなものが考えられている。
【0004】
この図12においては、開口24の下縁を形成するサイドシル28のインナシル29上にパネル取付板9の外側縁部が固定され、このパネル取付板9の内側縁部に起立部9aが形成され、この起立部9aの上縁にフランジ部9bが形成されている(図10,図11参照)。また、パネル取付板9にはセンターピラー21の開口24側の側面21a及び車室22側の側面21bに沿うフランジ部9c,9dが設けられ、フランジ部9c,9dは側面21a,21bに溶接固定されている。
【0005】
また、車体20のフロアパネル(フロアパネル本体)10には、図10に示したように開口24内に突出するパネル部10aが一体に形成されていると共に、センターピラー21の開口24側の側面21a及び車室22側の側面21bに沿って上方に突出する取付片10b,10cが一体に形成されている。
【0006】
そして、このフロアパネル10はフランジ部9bに数箇所でスポット溶接されている。しかも、取付片10b,10cは、センターピラー21の側面21a,21bにそれぞれ溶接されていると共に、ボルト等の固定手段により側面21a,21bに固定されている。
【0007】
更に、フロアパネル10上には開口24に沿うキッキングプレート11が図12に示したように配設され[図1(b),図1(c)参照]、このキッキングプレート11の下面に取り付けたクリップ12をフロアパネル10に設けた取付孔10dに嵌着することにより、キッキングプレート11をフロアパネル10上に固定している。
【0008】
また、パネル取付板9とフロアパネル10との間にはレール配設空間13が形成され、このレール配設空間13内には断面逆U字状のガイドレール14が配設されている。このガイドレール14は、車体の1の前後方向に延びていると共に、フロアパネル10の下面に溶接固定されている。15はスライドドア7の下端部に設けられたアーム、16はアーム15の先端に回転自在に取り付けられ且つガイドレール14内にのガイド溝14aに係合させられたガイドローラである。また、図13において、17はセンターピラー21に取り付けられたピラートリムである。
【0009】
【特許文献1】
特開平5−155252号
【0010】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、この様な車両の下部車体構造では、フロアパネル(フロアパネル本体)10と一体に形成されたパネル部10aは開口24内に配設されていたため、パネル部10aもセンターピラー21に固定して、外力により容易に変形しないようにする必要があった。
【0011】
そこで、この発明は、フロアパネル本体が開口にせり出さないスライドドアキッキングプレート下部車体構造を提供することを目的とするものである。
【0012】
【課題を解決するための手段】
この目的を達成するため、請求項1の発明は、車体側部の乗員乗り降り用の開口が設けられ、前記開口の前後方向の一端部にセンターピラーが設けられ、前記車体の前記開口の下方に沿って延びるサイドシル上にパネル取付板が固定され、前記パネル取付板にフロアパネルの側縁が固定され、前記フロアパネル上に前記開口に沿って延びるキッキングプレートが取り付けられたスライドドアキッキングプレート下部車体構造において、前記フロアパネルは、側縁が前記パネル取付板の前記開口から車室内に突出する縁部に沿って取り付けられたフロアパネル本体と、前記フロアパネル本体及び前記センターピラーの車室内側側面に接合固定されて前記パネル取付板の上方を覆うサイドフロアパネルを備えていると共に、前記サイドフロアパネル上に前記キッキングプレートが取り付けられているスライドドアキッキングプレート下部車体構造としたことを特徴とする。
【0013】
この構成によれば、フロアパネル本体が開口にせり出すのを防止できると共に、フットスペースの確保ができる。
【0014】
また、請求項2に記載の発明は、前記サイドフロアパネルに上方に突出する凸部が複数形成され、前記凸部に前記キッキングプレートを取り付けるようにしたことを特徴とする。
【0015】
この構成によれば、キッキングプレートとサイドフロアパネルとの間の距離が短くなり、キッキングプレートの取り付け合成を確保できる。また、サイドフロアパネルへのキッキングプレートの取り付け点のみを凸形状としているので、キッキングプレートの上下方向の取り付け精度は凸部のみの管理だけで行うことができ、比較的に容易にサイドフロアパネルを形成できる。
【0016】
更に、請求項3の発明は、前記複数の凸部間の空間を介してハーネスを配設するようにしたことを特徴とする。
【0017】
この構成によれば、従来、ハーネスを配設可能な隙間をフロアパネルとキッキングプレートとの間に設けていたが、このハーネス配設のための隙間を必要最小限にすることができる。即ち、必要最小限の隙間でハーネス配設のスペースを確保できる。
【0018】
【発明の実施の形態】
以下、この発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
【0019】
図1(a)〜図1(c)において、20はワンボックスカー等の自動車(車両)の車体である。この車体20は、図1(b)に示したようにセンターピラー21を有する。また、センターピラー21の前側及び後方には、車室22への乗員乗り降り用の開口23,24がそれぞれ形成されている。
【0020】
この開口23は図1(a)、図1(c)のようにフロントドア25で開閉可能に設けられ、開口24はスライドドア26で開閉可能に設けられている。尚、開口24はセンターピラー21とその後方のサイドパネル用ピラー27との間に形成され、ピラー21,27の下端部間に前後に延びるサイドシル28が設けられている。
【0021】
このサイドシル28は図6に示したように断面が略コ字状のインナシル29及びアウタシル30を有し、インナシル29及びアウタシル30は互いに溶接固定されたフランジ29a及び30aを有する。
【0022】
そして、インナシル29上にパネル取付板31の外側縁部が固定され、このパネル取付板31の内側縁部に起立部31aが形成され、この起立部31aの上縁にフランジ部31bが形成されている(図5参照)。また、パネル取付板31にはセンターピラー21の開口24側の側面21a及び車室22側の側面21bに沿うフランジ部31c,31dが設けられ、フランジ部31c,31dは側面21a,21bに溶接固定されている。尚、パネル取付板31は、センターピラー21側の部分が車室22の車幅方向中央側に円弧状に膨らむように形成されている。
【0023】
図2,図6において32は車体20のフロアパネルである。このフロアパネル32は、フロアパネル本体33と、フロアパネル本体33に取り付けられるサイドフロアパネル34を有する。このフロアパネル本体33は、図4,図6に示したように、パネル取付板31上に突出し且つフランジ部31bの車室22内側の部分に沿って延びる縁部33aが設けられている。このフロアパネル本体33はフランジ部31bに数箇所でスポット溶接又はボルト等により固定されている。この縁部33aには下方に突出する断面L字状の補強フランジ33bが一体に形成されている。
【0024】
更に、この縁部33aの下面には、フランジ部31bに沿って延びる断面逆U字状のガイドレール35が溶接固定されている。また、スライドドア26の下端部にはパネル取付板31上に突出するアーム36が設けられ、アーム36の先端部にはガイドローラ37が回転自在に保持されている。このガイドローラ37はガイドレール35のガイド溝35a内に係合させられている。
また、サイドフロアパネル34は、図3に示したようにパネル取付板33と略同じ形状で略同じ大きさに形成されている。このサイドフロアパネル34はフロアパネル本体33の縁部33aに溶接又はボルト(図示せず)により固定されている。
【0025】
しかも、サイドフロアパネル34は、図3に示したようにセンターピラー21側に設けられた幅広部34aと、幅広部34aの部分から後方のピラー27側に延びる細幅部34bを有する。そして、この幅広部34aはパネル取付板31と同様に車室22の車幅方向の中央側に円弧状に膨らむように形成されている。
【0026】
このサイドフロアパネル34の周縁部には、起立部38が形成され、起立部38の上端にはフランジ38aが形成されていると共に、センターピラー21の車室22側の側面21aに沿ってフランジ38の部分から上方に突出する取付片39が一体に形成されている。この取付片39は側面21bにボルト40により固定されている。
【0027】
また、サイドフロアパネル34の中間部には上方に突出し且つ車幅方向に延びる多数のビード41が形成されている。
【0028】
しかも、複数のビード41のうち、幅広部34aの部分に対応するビード41の長手方向両端部(車幅方向両端部)上には図3,図6,図8に示したように上方に突出するプレート取付用の凸部42,42がプレート支持部として形成されている(図7(b)参照)。また、サイドフロアパネル34の細幅部34bにも上方に突出するプレート取付用の凸部43,43が形成されている。この凸部43は、図3では2つ設けた例を示しているが、必要に応じて2つ以上設けても良い。そして、凸部42,43の上面の高さはフランジ38の上面の高さと略同じに設定されている。
【0029】
この凸部42,43の上壁42a,43aには図7(b)に示したように取付孔42b,43bが形成され、凸部42が設けられたビード41の上壁41aには凸部42,42間に位置させて取付孔41bが形成されている。
【0030】
図7(c)において31eはサイドフロアパネル31のビード41又は凸部42,43以外の部分に設けられたハーネス取付孔、図7(d)において38bはフランジ38に設けられたハーネス取付孔である。
【0031】
また、サイドフロアパネル34上には図6に示したようにキッキングプレート44が配設され、このキッキングプレート44の下面には複数のクリップ45が取付孔42b,43bに対応してそれぞれ設けられている。このクリップ45は、キッキングプレート44に固定されて下方に突出する基部45aと、基部45aの下端に設けられた係止突部45bを有する。そして、この複数のクリップ45の係止突部45bを取付孔42b,43bにそれぞれ嵌着すると共に、基部45aの下面45cを凸部42,43の上面にそれぞれ当接させることにより、キッキングプレート44はサイドフロアパネル34上に固定されている。
【0032】
更に、サイドフロアパネル34とキッキングプレート44との間にはフロアパネル32の側部に沿って配設したハーネス46が配設されている。このハーネス46は、凸部42が設けられたビード41の部分においては凸部42,42間に配設されている。しかも、ハーネス46には、図3に示したように、複数のクリップ47が保持されている(図7(a),図7(c),図7(d)参照)。
【0033】
このクリップ47は、環状の保持部47aと、この保持部47aに一体に設けられた係止突部47bを有する。そして、この保持部47a内にハーネス46を挿通することにより、複数のクリップ47はハーネス46に保持され、この複数のクリップ47の係止突部47bをハーネス取付孔31e,38bに嵌着することにより、クリップ47はハーネス46をサイドフレーム34に固定している。
【0034】
尚、図9において、48はセンターピラー21に取り付けられたピラートリムである。
【0035】
次に、この様な構成の車両の下部車体構造の作用を説明する。
【0036】
この様な構成においては、図1(a)の状態からアウトサイドハンドル26aを掴んでスライドドア26を後方に引くと、スライドドア26の下端のアーム36に設けたガイドローラ37がガイドレール35に沿って後方に案内されて、スライドドア26が図1(c)まで後方に移動させられ、開口24が開かれる。
【0037】
また、フロアパネル32は、側縁がパネル取付板31の開口24から車室22内に突出する縁部に沿って取り付けられたフロアパネル本体33と、フロアパネル本体33及びセンターピラー21の車室22内側の側面21aに接合固定されてパネル取付板31の上方を覆うサイドフロアパネル34を備えていると共に、サイドフロアパネル34上にキッキングプレート44が取り付けられているので、フロアパネル本体33が開口からせり出すのを防止できると共に、フットスペース即ちキッキングプレート44の為のスペース確保ができる。
【0038】
更に、サイドフロアパネル34に上方に突出する凸部42が複数形成され、凸部42にキッキングプレート44を取り付けるようにしたので、キッキングプレート44とサイドフロアパネル34との間の距離が短くなり、キッキングプレート44の取り付け合成を確保できる。また、サイドフロアパネル34へのキッキングプレート44の取り付け点のみを凸形状としているので、キッキングプレート44の上下方向の取り付け精度は凸部42のみの管理だけでだけで行うことができ、比較的に容易にサイドフロアパネル34を形成(製造)できる。
【0039】
更に、複数の凸部42,42間の空間を介してハーネスを配設するようにしているので、ハーネス配設のための隙間を必要最小限にすることができる。即ち、必要最小限の隙間でハーネス配設のスペースを確保できる。
【0040】
以上説明した様に、この発明の実施の形態の下部車体構造は、車体側部(車体20の側部)の乗員乗り降り用の開口24が設けられ、前記開口24の前後方向の一端部にセンターピラー21が設けられ、前記車体20の前記開口24の下方に沿って延びるサイドシル28上にパネル取付板31が固定されている。また、この下部車体構造は、前記パネル取付板31にフロアパネル32の側縁が固定され、前記フロアパネル32上に前記開口24に沿って延びるキッキングプレート44が取り付けられている。更に、下部車体構造の前記フロアパネル32は、側縁が前記パネル取付板31の前記開口24から車室22内に突出する縁部に沿って取り付けられたフロアパネル本体33と、前記フロアパネル本体33及び前記センターピラー21の車室内側側面(側面21b)に接合固定されて前記パネル取付板31の上方を覆うサイドフロアパネル34を備えている。しかも、前記サイドフロアパネル34上に前記キッキングプレート44が取り付けられている。
【0041】
この構成によれば、フロアパネル本体33が開口にせり出すのを防止できると共に、フットスペースの確保ができる。
【0042】
また、この発明の実施の形態の下部車体構造は、前記サイドフロアパネル34に上方に突出する凸部42が複数形成され、前記凸部42に前記キッキングプレートを取り付けるようにしている。
【0043】
この構成によれば、キッキングプレート44とサイドフロアパネル34との間の距離が短くなり、キッキングプレート44の取り付け合成を確保できる。また、サイドフロアパネル34へのキッキングプレート44の取り付け点のみを凸形状としているので、キッキングプレート44の上下方向の取り付け精度は凸部のみの管理だけでだけで行うことができ、比較的に容易にサイドフロアパネル34を形成できる。
【0044】
更に、この発明の下部車体構造は、前記複数の凸部42,42間の空間を介してハーネス46を配設するようにしている。
【0045】
この構成によれば、従来、ハーネスを配設可能な隙間をフロアパネルとキッキングプレートとの間に設けていたが、このハーネス配設のための隙間を必要最小限にすることができる。即ち、必要最小限の隙間でハーネス配設のスペースを確保できる。
【0046】
【発明の効果】
請求項1の発明は、以上説明したように構成したので、開口面からフロアパネル本体がせり出すのを防止できると共に、フットスペースの確保ができる。
【0047】
また、請求項2の発明によれば、キッキングプレートとサイドフロアパネルとの間の距離が短くなり、キッキングプレートの取り付け合成を確保できる。また、サイドフロアパネルへのキッキングプレートの取り付け点のみを凸形状としているので、キッキングプレートの上下方向の取り付け精度は凸部のみの管理だけでだけで行うことができ、比較的に容易にサイドフロアパネルを形成できる。
【0048】
更に、請求項3の発明によれば、従来、ハーネスを配設可能な隙間をフロアパネルとキッキングプレートとの間に設けていたが、このハーネス配設のための隙間を必要最小限にすることができる。即ち、必要最小限の隙間でハーネス配設のスペースを確保できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)は下部車体構造を有する車両の一例を示す斜視図、(b)は(a)の車両の車体の概略斜視図、(c)は(a)のスライドドアを開くと共に車両を斜め前から見た状態の部分斜視図である。
【図2】この発明に係る下部車体構造のキッキングプレートの説明図である。
【図3】図2のキッキングプレートを取り外した状態の下部車体構造の要部説明図である。
【図4】図3のサイドフロアパネルを取り外した状態の下部車体構造の説明図である。
【図5】図4のフロアパネルを取り外した状態のパネル取付板の説明図である。
【図6】図2のA1−A1線に沿う断面図である。
【図7】(a)は図6のハーネス取り付け部の拡大断面図、(b)は図6のキッキングプレート取り付け部の拡大断面図、(c)はハーネス取付用のクリップとサイドフロアパネルとの関係を示す断面図、(d)はハーネス取付用のクリップとサイドフロアパネルの周縁のフランジとの関係を示す断面図である。
【図8】図3の要部拡大平面図である。
【図9】図2のA2−A2線に沿う断面図である。
【図10】従来の車両のキッキングプレートを取り外した状態の説明図である。
【図11】図10のフロアパネルを取り外した状態の説明図である。
【図12】図10のA3−A3線に沿う断面図である。
【図13】図10のA4−A4線に沿う断面図である。
【符号の説明】
20・・・車体
21・・・センターピラー
21a,21b・・・側面
22・・・車室
24・・・開口
26・・・スライドドア
28・・・サイドシル
31・・・パネル取付板
32・・・フロアパネル
33・・・フロアパネル本体
34・・・サイドフロアパネル
42・・・凸部
44・・・キッキングプレート
46・・・ハーネス
Claims (3)
- 車体側部の乗員乗り降り用の開口が設けられ、前記開口の前後方向の一端部にセンターピラーが設けられ、前記車体の前記開口の下方に沿って延びるサイドシル上にパネル取付板が固定され、前記パネル取付板にフロアパネルの側縁が固定され、前記フロアパネル上に前記開口に沿って延びるキッキングプレートが取り付けられたスライドドアキッキングプレート下部車体構造において、
前記フロアパネルは、側縁が前記パネル取付板の前記開口から車室内に突出する縁部に沿って取り付けられたフロアパネル本体と、前記フロアパネル本体及び前記センターピラーの車室内側側面に接合固定されて前記パネル取付板の上方を覆うサイドフロアパネルを備えていると共に、前記サイドフロアパネル上に前記キッキングプレートが取り付けられていることを特徴とするスライドドアキッキングプレート下部車体構造。 - 前記サイドフロアパネルに上方に突出する凸部が複数形成され、前記凸部に前記キッキングプレートを取り付けるようにしたことを特徴とする請求項1に記載のスライドドアキッキングプレート下部車体構造。
- 前記複数の凸部間の空間を介してハーネスを配設するようにしたことを特徴とする請求項1又は2に記載のスライドドアキッキングプレート下部車体構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002333847A JP4075578B2 (ja) | 2002-11-18 | 2002-11-18 | スライドドアキッキングプレート下部車体構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002333847A JP4075578B2 (ja) | 2002-11-18 | 2002-11-18 | スライドドアキッキングプレート下部車体構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2004168106A true JP2004168106A (ja) | 2004-06-17 |
JP4075578B2 JP4075578B2 (ja) | 2008-04-16 |
Family
ID=32698443
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002333847A Expired - Fee Related JP4075578B2 (ja) | 2002-11-18 | 2002-11-18 | スライドドアキッキングプレート下部車体構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4075578B2 (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1745868A1 (en) | 2005-07-20 | 2007-01-24 | Kabushiki Kaisha Kobe Seiko Sho (Kobe Steel, Ltd.) | Extruded hollow aluminium alloy panel and method for producing the same |
US7596924B2 (en) | 2005-10-12 | 2009-10-06 | Kabushiki Kaisha Kobe Seiko Sho | Hollow panel having open space for press fitted joined member of stronger material |
JP2011126352A (ja) * | 2009-12-16 | 2011-06-30 | Yanmar Co Ltd | 作業車両 |
CN104512482A (zh) * | 2013-10-04 | 2015-04-15 | 本田技研工业株式会社 | 车身构造 |
JP2021133732A (ja) * | 2020-02-25 | 2021-09-13 | トヨタ自動車株式会社 | 車両の乗降口構造 |
-
2002
- 2002-11-18 JP JP2002333847A patent/JP4075578B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1745868A1 (en) | 2005-07-20 | 2007-01-24 | Kabushiki Kaisha Kobe Seiko Sho (Kobe Steel, Ltd.) | Extruded hollow aluminium alloy panel and method for producing the same |
US7669384B2 (en) | 2005-07-20 | 2010-03-02 | Kobe Steel, Ltd. | Extruded hollow aluminum alloy panel and method for producing the same |
US7596924B2 (en) | 2005-10-12 | 2009-10-06 | Kabushiki Kaisha Kobe Seiko Sho | Hollow panel having open space for press fitted joined member of stronger material |
JP2011126352A (ja) * | 2009-12-16 | 2011-06-30 | Yanmar Co Ltd | 作業車両 |
CN104512482A (zh) * | 2013-10-04 | 2015-04-15 | 本田技研工业株式会社 | 车身构造 |
JP2015074251A (ja) * | 2013-10-04 | 2015-04-20 | 本田技研工業株式会社 | 車体構造 |
JP2021133732A (ja) * | 2020-02-25 | 2021-09-13 | トヨタ自動車株式会社 | 車両の乗降口構造 |
JP7298507B2 (ja) | 2020-02-25 | 2023-06-27 | トヨタ自動車株式会社 | 車両の乗降口構造 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP4075578B2 (ja) | 2008-04-16 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP6044724B2 (ja) | 自動車の車体構造 | |
US7234764B2 (en) | Mounting structure for sensor covered with step garnish | |
JP2008018894A (ja) | 車両フロア構造 | |
JP5561541B2 (ja) | 車両のドア構造 | |
JP2004168106A (ja) | スライドドアキッキングプレート下部車体構造 | |
JP5896138B2 (ja) | 車両のドア構造 | |
JP2005186721A (ja) | 車体後部構造 | |
JP2007161074A (ja) | 車体後部構造 | |
JP4013723B2 (ja) | 車両用サイドドアの衝撃吸収構造 | |
WO2014129075A1 (ja) | 車両室内構造 | |
JP2005170228A (ja) | 車体後部構造 | |
JP2001191898A (ja) | 車両用シートベルト | |
JP4363913B2 (ja) | 自動車のドア構造 | |
JP2011098581A (ja) | ピラートリムの取り付け構造 | |
JP3967079B2 (ja) | 自動車用ドアミラの車体取付け構造 | |
JPH0748426Y2 (ja) | 車両のシートベルトアンカ取付構造 | |
JP5441249B2 (ja) | 車両のサイドドア装置 | |
JP2009096292A (ja) | 車両用バックドアの構造 | |
JP2011098685A (ja) | 車両のドア構造 | |
JP4341289B2 (ja) | サンルーフ車側部車体構造 | |
JP5896189B2 (ja) | 車両のドア構造 | |
JP3873862B2 (ja) | 車両のサイドドア構造およびその組立て方法 | |
JPH0687469A (ja) | 自動車の下部車体構造 | |
JP2014065333A (ja) | 車両の側部構造 | |
JP2007261291A (ja) | ルーフ開放型車両の後部構造 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20050928 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20070425 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20070515 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20070530 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20080108 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20080121 |
|
R150 | Certificate of patent (=grant) or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110208 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120208 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120208 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130208 Year of fee payment: 5 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130208 Year of fee payment: 5 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140208 Year of fee payment: 6 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |