JP2004167858A - 複写機/プリント装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】複写機/プリント装置における操作性向上。
【解決手段】複写機/プリント装置の前カバーを左右方向に動作可能にする。
【選択図】 図1
【解決手段】複写機/プリント装置の前カバーを左右方向に動作可能にする。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、シート材上に電子写真方式やインクジェット方式などの、画像形成手段により画像形成が可能な主にオフィス等で使用される複写機、プリンタなどに関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、デジタル複写機のスキャナ、プリンタを利用してファクシミリ通信を行ったり、あるいはデジタル複写機のプリンタを使用して、コンピュータからのコードデータをビットマップイメージデータに展開してプリントアウト可能な複合機が実用化されている。
【0003】
また、このような複合化は、例えば複写機能と、ファクシミリ機能、プリンタフォーマッタ機能、画像電子ファイル機能、イメージメモリ機能などのうち、3つ以上の機能を1つのユニットとして構成されており、さらに高付加価値化へと機能処理の充実化が図られている。
【0004】
高付加価値を有したデジタル複写機の使用される場所は、オフィスはもとよりコンビニエンスストア等に代表される販売店で使用されることもでてきており、様々なユーザーが複写機を利用するようになってきた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
従来の複写機について図10に示す。図10における複写機Cpは、装置内での処理(例えばトナーの補給・トナーボトルの交換・用紙詰まり等)を行うために、装置前側のドア(以下前ドア1)を装置の前面から見てどちらか片側を支点にして前ドア1を回転させて内部の処理を行う。
【0006】
ここで上述の複写機Cpは限られたスペースに設置され使用され場合が多く、前ドア1を回転させる回転スペースが必要であった。
【0007】
上述の回転スペースに関するとりあえずの解決策は、必要なスペースを確保すればよい。
【0008】
しかしながら、前項で述べたように近年複写機Cpは様々なユーザーが使用することになってきていることもあり、そのユーザーの中には、車椅子を使用するユーザーがいる。
【0009】
車椅子を使用するユーザーが、前ドア1を開いて処理をする場合、前ドア1の回転スペースに入ることが困難であり、前ドア1を開く動作で、前ドア1を開きながら前ドア1の回転と共に自身を移動させる必要が生じる。
【0010】
限られたスペースの中で、前ドア1の回転スペースだけを開けて設置された複写機Cpで、車椅子を使用するユーザーがこの操作を行う場合、前ドア1の回転と共に自身を移動させる動作で、障害物などに接触することがあり、車椅子を使用するユーザーにとって、回転式の前ドア1を開けて処理をすることは困難極まりない処理であった。
【0011】
本発明は、上記問題点を解決するためになされたもので、複写機前ドアを開けての処理におけるユーザーの前ドア開閉動作において、その場を移動しなくても良いようにすることを目的とする。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して、本発明を適用した複写機・プリンタの実施形態について具体的に説明する。
【0013】
なお、前述した実施形態と同一機能を有する部材には同符号を付し、説明は省略する。
【0014】
(実施例1)
図1を用いて本発明を適用した第1の実施形態について説明する。
【0015】
図1において、複写機Cpは複写機Cpを操作するための操作部Sを有している。複写機Cpの操作面側を覆う前ドア2は、複写機Cpの操作方向面に対し横(矢印A)方向にスライド可能するためのガイド面15を前ドア2の上面と下面に配置してある。
【0016】
前記ガイド面15を受け、前ドア2を所定の方向にスライドし、案内する案内部材16を複写機Cpの、前ドア2のガイド面15が対応する部分に設けている。
【0017】
ここで、前カバー2を開閉するために必要な前カバー2の取っ手20,21について説明する。
【0018】
まずスライド方向に対し最も下流側の前カバー2側面と前カバー2の前面に、スライド方向に直交する方向で、直交する面全てに前カバーを開閉するための取っ手20が配置される。
【0019】
直交する面全てに取っ手20を配置することで、複写機Cpの高さ方向の前カバー2が占有する領域全てにおいて、開閉動作における取っ手のアクセスが可能になり、最も操作がしやすくなる。
【0020】
次に取っ手21は、複写機Cpに配置される操作部Sの略直下に配置される。さらに取っ手20と同様に、スライド方向に直交する方向で、前カバー2全ての領域に配置される。
【0021】
通常複写機Cpの操作は操作部Sの正面にて行われる。操作部Sの略直下に取っ手20を配置することにより、最も取っ手へのアクセスがしやすい。
【0022】
上述のような構成をとることにより、複写機前ドアを開けての処理におけるユーザーの前ドア開閉動作においてその場を移動しなくても良くなる。
【0023】
さらに、矢印Aによる前ドア2のスライド方向は、反対方向である破線矢印B方向であってもよい。
【0024】
(実施例2)
図2を用いて本発明を適用した第2の実施形態について説明する。
【0025】
図2において、前ドア3a、3bは、2枚で構成されている。前記各々の前ドア3a、3bは、複写機Cpの操作方向面に対し、それぞれ矢印C,D方向にスライド可能するためのガイド面15a、15bを前ドア3a、3bの上面と下面に配置してある。
【0026】
前記ガイド面15a、15bを受け、前ドア3a、3bを所定の方向にスライドし、案内する案内部材16を複写機Cpの、前ドア3a、3bのガイド面15a、15bが対応する部分に設けている。
【0027】
ここで、前カバー3a、3bを開閉するために必要な前カバー3a、3bの取っ手22a、22bについて説明する。
【0028】
取っ手22a、22bは、複写機Cpに配置される操作部Sの略直下に配置される。さらに取っ手22a、22bは、スライド方向に直交する方向で、前カバー3a、3b全ての領域に配置される。
【0029】
通常複写機Cpの操作は操作部Sの正面にて行われる。操作部Sの略直下に取っ手22a、22bを配置することにより、最も取っ手へのアクセスがしやすい。
【0030】
上述のような構成をとることにより、複写機前ドアを開けての処理におけるユーザーの前ドア開閉動作においてその場を移動しなくても良くなる。
【0031】
(実施例3)
図3を用いて本発明を適用した第3の実施形態について説明する。
【0032】
図3において、前ドア4は、複数(前ドア4a・b・c…z)に分割されている。
【0033】
複数の前ドア4a・b・c…zは、回転可能なヒンジ部9、10を有している。そして、複数の前ドア4a・b・c…zは回転可能なヒンジ部9、10を介して互いに結合されている(図4)。
【0034】
複数の前ドア4a・b・c…zのうちスライドメンバーの最も下流にある前ドア4zは、突起部8を有し、複写機Cpに回転可能に固定される。
【0035】
前記複数の前ドア4a・b・c…zで構成される前ドア4のスライド軌跡を確実にするため、複数の前ドア4a・b・c…zのスライドメンバーの先頭である前ドア4aのスライド方向に対し直角方向に、スライド軌跡保証のためのガイド部材7を設け、複写機Cpに前記ガイド部材7案内する案内部材16を設けることで、安定した前ドア4の開閉が可能になる。
【0036】
ここで、前カバー4を開閉するために必要な前カバー4の取っ手23,24について説明する。
【0037】
まずスライド方向に対し最も下流側の前カバー4aの側面と前カバー4aの前面に、スライド方向に直交する方向で、直交する面全てに前カバーを開閉するための取っ手23が配置される。
【0038】
直交する面全てに取っ手23を配置することで、複写機Cpの高さ方向の前カバー4aが占有する領域全てにおいて、開閉動作における取っ手のアクセスが可能になり、最も操作がしやすくなる。
【0039】
次に取っ手24は、複写機Cpに配置される操作部Sの略直下に配置される。さらに取っ手23と同様に、スライド方向に直交する方向で、前カバー4全ての領域に配置される。
【0040】
通常複写機Cpの操作は操作部Sの正面にて行われる。操作部Sの略直下に取っ手24を配置することにより、最も取っ手へのアクセスがしやすい。
この構成における前ドア4の動作は以下である。
【0041】
前ドア4a・b・c…zは前ドアを閉めた状態では、図5のようになり、複写機 内部を見えない状態にする。
【0042】
次に前ドア4を開ける過程(図6)において、前記回転可能なヒンジ部9,10で、前ドア4a・b・c…zは互いに回転し、スライド方向に対し順次いわゆるアコーディオンのような形で、複写機Cpの操作方向面に対し横(矢印A)方向にスライドされ、複写機Cp内部の処理を可能にする。
【0043】
同様に矢印Aによる前ドア4のスライド方向は、反対方向である破線矢印B方向であってもよい。
【0044】
(実施例4)
図7を用いて本発明を適用した第3の実施形態について説明する。
【0045】
図7において、前ドア5は、(実施例3)における図3と同様に、複数(前ドア5a・b・c…z)に分割されている。
【0046】
複数の前ドア5a・b・c…zは、回転可能なヒンジ部9、10を有している。そして、複数の前ドア5a・b・c…zは回転可能なヒンジ部9、10を介して互いに結合されている。
【0047】
複数の前ドア5a・b・c…zのうちスライドメンバーの最も下流にある前ドアzは、回転軸11を有し複写機Cpに回転可能に固定される。
【0048】
前記複数の前ドア前ドア5a・b・c…zで構成される前ドア5のスライド軌跡を確実にするため、複数の前ドア5a・b・c…zのスライドメンバーの先頭である前ドア5aのスライド方向に対し直角方向に、スライド軌跡保証のためのガイド部材7を設け、複写機Cpに前記ガイド部材7を案内する案内部材16を設けることで、安定した前ドア5の開閉が可能になる。
【0049】
ここで、前カバー5を開閉するために必要な前カバー5の取っ手23,24について説明は、(実施例3)と同様のため説明を省略する。
【0050】
この構成における前ドア5の動作は以下である。
【0051】
前ドア5a・b・c…zは前ドアを閉めた状態では、図8のようになり複写機Cp内部を見えない状態にする。
【0052】
次に前ドアを開ける過程において、前ドア5zが固定される回転軸11を中心にし、前ドア5a・b・c…zはそのスライド量に応じて、回転軸11が矢印C方向に回転し、前ドア5a・b・c…zを順次巻き取っていき、複写機Cpの操作方向面に対し横(矢印A)方向にスライドされ、複写機Cp内部の処理を可能にする。
【0053】
同様に矢印Aによる前ドア5のスライド方向は、反対方向である破線矢印B方向であってもよい。
【0054】
上述のような構成をとることにより、複写機前ドアを開けての処理におけるユーザーの前ドア開閉動作においてその場を移動しなくても良くなる。
【0055】
ここで、(実施例3)及び(実施例4)における実施形態では、複数の前ドア4a・b・c…z及び前ドア5a・b・c…zを結合させる回転可能なヒンジ部9、10は、図3の図示において、ピンと穴ので結合することを図示したが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えばゴムなどの弾性体で結合しても良く、該複写機及びプリント装置の前カバーに本発明を適用することにより、同様の効果が得られる。
【0056】
また(実施例3)における実施形態では、スライド方向に対し最も下流にある前ドア4aのみに、前ドア4のスライド軌跡を保証するガイド部材7を設けたが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば前ドア4を構成する複数の前ドア4a・b・c…z全てにガイド部材7を設けてもよく、該複写機及びプリント装置の前カバーに本発明を適用することにより、同様の効果が得られる。
【0057】
【発明の効果】
以上に説明した構成をとることで、複写機前ドアの開閉動作について、省スペース化を図ることが可能になり、様々なユーザーに対し処理しやすい複写機及びプリンタを提供することが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明における第1の実施形態を示す斜視図。
【図2】本発明における第2の実施形態を示す斜視図。
【図3】本発明における第3の実施形態における複数前カバーを示す斜視図。
【図4】本発明における第3の実施形態における複数前カバーの結合状態を示す斜視図。
【図5】本発明における第3の実施形態における前カバーが閉じた状態を示す斜視図。
【図6】本発明における第3の実施形態における前カバーが開いた状態を示す斜視図。
【図7】本発明における第4の実施形態における複数の前カバーの結合状態を示す斜視図。
【図8】本発明における第4の実施形態における前カバーが閉じた状態を示す斜視図。
【図9】本発明における第4の実施形態における前カバーが開いた状態を示す斜視図。
【図10】従来の前ドア構成を示す斜視図。
【発明の属する技術分野】
本発明は、シート材上に電子写真方式やインクジェット方式などの、画像形成手段により画像形成が可能な主にオフィス等で使用される複写機、プリンタなどに関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、デジタル複写機のスキャナ、プリンタを利用してファクシミリ通信を行ったり、あるいはデジタル複写機のプリンタを使用して、コンピュータからのコードデータをビットマップイメージデータに展開してプリントアウト可能な複合機が実用化されている。
【0003】
また、このような複合化は、例えば複写機能と、ファクシミリ機能、プリンタフォーマッタ機能、画像電子ファイル機能、イメージメモリ機能などのうち、3つ以上の機能を1つのユニットとして構成されており、さらに高付加価値化へと機能処理の充実化が図られている。
【0004】
高付加価値を有したデジタル複写機の使用される場所は、オフィスはもとよりコンビニエンスストア等に代表される販売店で使用されることもでてきており、様々なユーザーが複写機を利用するようになってきた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
従来の複写機について図10に示す。図10における複写機Cpは、装置内での処理(例えばトナーの補給・トナーボトルの交換・用紙詰まり等)を行うために、装置前側のドア(以下前ドア1)を装置の前面から見てどちらか片側を支点にして前ドア1を回転させて内部の処理を行う。
【0006】
ここで上述の複写機Cpは限られたスペースに設置され使用され場合が多く、前ドア1を回転させる回転スペースが必要であった。
【0007】
上述の回転スペースに関するとりあえずの解決策は、必要なスペースを確保すればよい。
【0008】
しかしながら、前項で述べたように近年複写機Cpは様々なユーザーが使用することになってきていることもあり、そのユーザーの中には、車椅子を使用するユーザーがいる。
【0009】
車椅子を使用するユーザーが、前ドア1を開いて処理をする場合、前ドア1の回転スペースに入ることが困難であり、前ドア1を開く動作で、前ドア1を開きながら前ドア1の回転と共に自身を移動させる必要が生じる。
【0010】
限られたスペースの中で、前ドア1の回転スペースだけを開けて設置された複写機Cpで、車椅子を使用するユーザーがこの操作を行う場合、前ドア1の回転と共に自身を移動させる動作で、障害物などに接触することがあり、車椅子を使用するユーザーにとって、回転式の前ドア1を開けて処理をすることは困難極まりない処理であった。
【0011】
本発明は、上記問題点を解決するためになされたもので、複写機前ドアを開けての処理におけるユーザーの前ドア開閉動作において、その場を移動しなくても良いようにすることを目的とする。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して、本発明を適用した複写機・プリンタの実施形態について具体的に説明する。
【0013】
なお、前述した実施形態と同一機能を有する部材には同符号を付し、説明は省略する。
【0014】
(実施例1)
図1を用いて本発明を適用した第1の実施形態について説明する。
【0015】
図1において、複写機Cpは複写機Cpを操作するための操作部Sを有している。複写機Cpの操作面側を覆う前ドア2は、複写機Cpの操作方向面に対し横(矢印A)方向にスライド可能するためのガイド面15を前ドア2の上面と下面に配置してある。
【0016】
前記ガイド面15を受け、前ドア2を所定の方向にスライドし、案内する案内部材16を複写機Cpの、前ドア2のガイド面15が対応する部分に設けている。
【0017】
ここで、前カバー2を開閉するために必要な前カバー2の取っ手20,21について説明する。
【0018】
まずスライド方向に対し最も下流側の前カバー2側面と前カバー2の前面に、スライド方向に直交する方向で、直交する面全てに前カバーを開閉するための取っ手20が配置される。
【0019】
直交する面全てに取っ手20を配置することで、複写機Cpの高さ方向の前カバー2が占有する領域全てにおいて、開閉動作における取っ手のアクセスが可能になり、最も操作がしやすくなる。
【0020】
次に取っ手21は、複写機Cpに配置される操作部Sの略直下に配置される。さらに取っ手20と同様に、スライド方向に直交する方向で、前カバー2全ての領域に配置される。
【0021】
通常複写機Cpの操作は操作部Sの正面にて行われる。操作部Sの略直下に取っ手20を配置することにより、最も取っ手へのアクセスがしやすい。
【0022】
上述のような構成をとることにより、複写機前ドアを開けての処理におけるユーザーの前ドア開閉動作においてその場を移動しなくても良くなる。
【0023】
さらに、矢印Aによる前ドア2のスライド方向は、反対方向である破線矢印B方向であってもよい。
【0024】
(実施例2)
図2を用いて本発明を適用した第2の実施形態について説明する。
【0025】
図2において、前ドア3a、3bは、2枚で構成されている。前記各々の前ドア3a、3bは、複写機Cpの操作方向面に対し、それぞれ矢印C,D方向にスライド可能するためのガイド面15a、15bを前ドア3a、3bの上面と下面に配置してある。
【0026】
前記ガイド面15a、15bを受け、前ドア3a、3bを所定の方向にスライドし、案内する案内部材16を複写機Cpの、前ドア3a、3bのガイド面15a、15bが対応する部分に設けている。
【0027】
ここで、前カバー3a、3bを開閉するために必要な前カバー3a、3bの取っ手22a、22bについて説明する。
【0028】
取っ手22a、22bは、複写機Cpに配置される操作部Sの略直下に配置される。さらに取っ手22a、22bは、スライド方向に直交する方向で、前カバー3a、3b全ての領域に配置される。
【0029】
通常複写機Cpの操作は操作部Sの正面にて行われる。操作部Sの略直下に取っ手22a、22bを配置することにより、最も取っ手へのアクセスがしやすい。
【0030】
上述のような構成をとることにより、複写機前ドアを開けての処理におけるユーザーの前ドア開閉動作においてその場を移動しなくても良くなる。
【0031】
(実施例3)
図3を用いて本発明を適用した第3の実施形態について説明する。
【0032】
図3において、前ドア4は、複数(前ドア4a・b・c…z)に分割されている。
【0033】
複数の前ドア4a・b・c…zは、回転可能なヒンジ部9、10を有している。そして、複数の前ドア4a・b・c…zは回転可能なヒンジ部9、10を介して互いに結合されている(図4)。
【0034】
複数の前ドア4a・b・c…zのうちスライドメンバーの最も下流にある前ドア4zは、突起部8を有し、複写機Cpに回転可能に固定される。
【0035】
前記複数の前ドア4a・b・c…zで構成される前ドア4のスライド軌跡を確実にするため、複数の前ドア4a・b・c…zのスライドメンバーの先頭である前ドア4aのスライド方向に対し直角方向に、スライド軌跡保証のためのガイド部材7を設け、複写機Cpに前記ガイド部材7案内する案内部材16を設けることで、安定した前ドア4の開閉が可能になる。
【0036】
ここで、前カバー4を開閉するために必要な前カバー4の取っ手23,24について説明する。
【0037】
まずスライド方向に対し最も下流側の前カバー4aの側面と前カバー4aの前面に、スライド方向に直交する方向で、直交する面全てに前カバーを開閉するための取っ手23が配置される。
【0038】
直交する面全てに取っ手23を配置することで、複写機Cpの高さ方向の前カバー4aが占有する領域全てにおいて、開閉動作における取っ手のアクセスが可能になり、最も操作がしやすくなる。
【0039】
次に取っ手24は、複写機Cpに配置される操作部Sの略直下に配置される。さらに取っ手23と同様に、スライド方向に直交する方向で、前カバー4全ての領域に配置される。
【0040】
通常複写機Cpの操作は操作部Sの正面にて行われる。操作部Sの略直下に取っ手24を配置することにより、最も取っ手へのアクセスがしやすい。
この構成における前ドア4の動作は以下である。
【0041】
前ドア4a・b・c…zは前ドアを閉めた状態では、図5のようになり、複写機 内部を見えない状態にする。
【0042】
次に前ドア4を開ける過程(図6)において、前記回転可能なヒンジ部9,10で、前ドア4a・b・c…zは互いに回転し、スライド方向に対し順次いわゆるアコーディオンのような形で、複写機Cpの操作方向面に対し横(矢印A)方向にスライドされ、複写機Cp内部の処理を可能にする。
【0043】
同様に矢印Aによる前ドア4のスライド方向は、反対方向である破線矢印B方向であってもよい。
【0044】
(実施例4)
図7を用いて本発明を適用した第3の実施形態について説明する。
【0045】
図7において、前ドア5は、(実施例3)における図3と同様に、複数(前ドア5a・b・c…z)に分割されている。
【0046】
複数の前ドア5a・b・c…zは、回転可能なヒンジ部9、10を有している。そして、複数の前ドア5a・b・c…zは回転可能なヒンジ部9、10を介して互いに結合されている。
【0047】
複数の前ドア5a・b・c…zのうちスライドメンバーの最も下流にある前ドアzは、回転軸11を有し複写機Cpに回転可能に固定される。
【0048】
前記複数の前ドア前ドア5a・b・c…zで構成される前ドア5のスライド軌跡を確実にするため、複数の前ドア5a・b・c…zのスライドメンバーの先頭である前ドア5aのスライド方向に対し直角方向に、スライド軌跡保証のためのガイド部材7を設け、複写機Cpに前記ガイド部材7を案内する案内部材16を設けることで、安定した前ドア5の開閉が可能になる。
【0049】
ここで、前カバー5を開閉するために必要な前カバー5の取っ手23,24について説明は、(実施例3)と同様のため説明を省略する。
【0050】
この構成における前ドア5の動作は以下である。
【0051】
前ドア5a・b・c…zは前ドアを閉めた状態では、図8のようになり複写機Cp内部を見えない状態にする。
【0052】
次に前ドアを開ける過程において、前ドア5zが固定される回転軸11を中心にし、前ドア5a・b・c…zはそのスライド量に応じて、回転軸11が矢印C方向に回転し、前ドア5a・b・c…zを順次巻き取っていき、複写機Cpの操作方向面に対し横(矢印A)方向にスライドされ、複写機Cp内部の処理を可能にする。
【0053】
同様に矢印Aによる前ドア5のスライド方向は、反対方向である破線矢印B方向であってもよい。
【0054】
上述のような構成をとることにより、複写機前ドアを開けての処理におけるユーザーの前ドア開閉動作においてその場を移動しなくても良くなる。
【0055】
ここで、(実施例3)及び(実施例4)における実施形態では、複数の前ドア4a・b・c…z及び前ドア5a・b・c…zを結合させる回転可能なヒンジ部9、10は、図3の図示において、ピンと穴ので結合することを図示したが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えばゴムなどの弾性体で結合しても良く、該複写機及びプリント装置の前カバーに本発明を適用することにより、同様の効果が得られる。
【0056】
また(実施例3)における実施形態では、スライド方向に対し最も下流にある前ドア4aのみに、前ドア4のスライド軌跡を保証するガイド部材7を設けたが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば前ドア4を構成する複数の前ドア4a・b・c…z全てにガイド部材7を設けてもよく、該複写機及びプリント装置の前カバーに本発明を適用することにより、同様の効果が得られる。
【0057】
【発明の効果】
以上に説明した構成をとることで、複写機前ドアの開閉動作について、省スペース化を図ることが可能になり、様々なユーザーに対し処理しやすい複写機及びプリンタを提供することが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明における第1の実施形態を示す斜視図。
【図2】本発明における第2の実施形態を示す斜視図。
【図3】本発明における第3の実施形態における複数前カバーを示す斜視図。
【図4】本発明における第3の実施形態における複数前カバーの結合状態を示す斜視図。
【図5】本発明における第3の実施形態における前カバーが閉じた状態を示す斜視図。
【図6】本発明における第3の実施形態における前カバーが開いた状態を示す斜視図。
【図7】本発明における第4の実施形態における複数の前カバーの結合状態を示す斜視図。
【図8】本発明における第4の実施形態における前カバーが閉じた状態を示す斜視図。
【図9】本発明における第4の実施形態における前カバーが開いた状態を示す斜視図。
【図10】従来の前ドア構成を示す斜視図。
Claims (8)
- シート材に画像を形成する画像形成手段と、前記画像形成手段を内部に配する筐体と、前記筐体のユーザーの主操作面に取り付き、前記筐体の最も外側に取り付く開閉可能な1つ以上のカバーを有する複写機及びプリント装置において、
前記カバーは前記ユーザーの主操作面に対し左右方向かつ、前記筐体設置面に対し平行に動作可能なことを特徴とする複写機及びプリント装置。 - 前記複数のカバーが、前記複数のカバー同士それぞれを回転可能に接続するヒンジ部を有し、ある一方の末端に接続されたカバーが、前記筐体に接続されることを特徴とする請求項1に記載の複写機及びプリント装置。
- 前記複数のカバー同士それぞれが回転可能に接続するヒンジ部を有する前記複数のカバーで、ある一方の末端に接続されたカバーは前記筐体に回転可能に接続され、前記筐体に接続されるカバーの反対端部に配置されるカバーが、移動方向に対し垂直な方向にガイド部材を配され、前記筐体側に前記ガイド部材を案内する案内部材を有することを特徴とする請求項1に記載の複写機及びプリント装置。
- 前記カバーは、前記カバーを決められたある方向に動作させるための1つ以上の把手を有し、前記把手は前記カバーの決められたある方向に、直交する方向に配置されることを特徴とする請求項1に記載の複写機及びプリント装置。
- 前記把手において、前記把手は、前記カバーの決められたある方向に、直交する方向で、かつ前記カバーの直交する面全てに配置されることを特徴とする請求項4に記載の複写機及びプリント装置。
- シート材に画像を形成する画像形成手段と、画像形成手段を操作する操作部と、前記画像形成手段を内部に配する筐体と、前記筐体のユーザーの主操作面に取り付き、前記筐体の最も外側に取り付く開閉可能な1つ以上のカバーを有する複写機及びプリント装置において、
前記カバーは決められたある方向に動作させるための1つ以上の把手を有し、前記把手は、前記操作部の略直下に配置されることを特徴とする請求項1に記載の複写機及びプリント装置。 - 前記把手は、前記カバーの決められたある方向に、直交する方向に配置されることを特徴とする請求項6に記載の複写機及びプリント装置。
- 前記把手において、前記把手は、前記カバーの決められたある方向に、直交する方向で、かつ前記カバーの直交する面全てに配置されることを特徴とする請求項6に記載の複写機及びプリント装置。
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CN106218243A (zh) * | 2016-07-30 | 2016-12-14 | 安徽天斯努信息技术股份有限公司 | 带有折叠门的打印机保护架 |
JP2019191351A (ja) * | 2018-04-25 | 2019-10-31 | 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 | 画像形成装置 |
-
2002
- 2002-11-20 JP JP2002336732A patent/JP2004167858A/ja not_active Withdrawn
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JP7089218B2 (ja) | 2018-04-25 | 2022-06-22 | 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 | 画像形成装置 |
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