JP2004162753A - 操作力アシスト装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】本発明は操作力アシスト装置に係り、小型化、汎用化及び省エネ化を実現することを課題とする。
【解決手段】装置本体11と、アシスト力を発生する油圧ポンプ80と、これを駆動するモータ70と、オイルタンク90と、モータ駆動回路100とを有する。装置本体11は、メインシリンダ12と、プライマリピストン30と、セカンダリピストン40と、シールバルブ体50と、ピストンスイッチ接触部品60とを有する。モータ70は通常は停止しており、プライマリピストン30がセカンダリピストン40を押したときに始動する。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は操作力アシスト装置に係り、特に、四輪車、二輪車、産業用車両等のクラッチ操作を必要とする車両に適用されて、クラッチ操作をアシストする操作力アシスト装置に関する。
【0002】
クラッチをきる操作は、四輪車、産業用車両等においては運転者がクラッチペダルを踏むことによってなされ、二輪車では運転者がクラッチレバーを握ることによってなされる。近年、エンジンの馬力の向上及びクラッチ機構の改善等によって、クラッチ機構内には従来よりも強いばね部材が組み込まれるようになってきており、クラッチをきる操作に強い力が必要になってきている。このため、特に、クラッチ操作を頻繁に行う車両の運転或いは長時間の運転の場合、又は操作力の弱い運手者の場合には、クラッチ操作が負担となってきている。
【0003】
【従来の技術】
この問題を解決するために、クラッチ操作をアシストする操作力アシスト装置が種々提案され、実用化されている。従来の操作力アシスト装置の一つに、エンジンの強制循環されている加圧オイルの油圧を利用したものがある。しかし、この装置では、エンジンに特別にオイルの出口を追加して設ける必要があり、エンジンの改造が必要であった。また、操作力アシスト装置をエンジンから離れた場所に設置する場合には、循環するオイルをエンジンから操作力アシスト装置にまで導く長い配管を設ける必要があり、装置が複雑となってしまう。このように、エンジンからの加圧オイルを利用する構成の操作力アシスト装置は、エンジンの改造及び配管の設置が必要となって、設置がし難いという問題があった。
【0004】
そこで、専用の油圧ポンプを設けて、油圧ポンプからの加圧オイルの油圧を利用した構成の操作力アシスト装置も提案されている。
【0005】
【特許文献1】
特許番号第2643400号公報(第3頁及び第4図)
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
この専用の油圧ポンプを備えた操作力アシスト装置では前記の問題は解決されるけれども、油圧ポンプは常時駆動し続けるため、電力消費が多くなり、省エネを図ることが出来ないという問題があった。
【0007】
そこで、本発明は、上記課題を解決した操作力アシスト装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、請求項1の発明は、操作力に媒体でもって補助力を付加する操作力アシスト装置において、
操作力が加えられたことを検出する検出手段と、
検出手段の検出に応じて、補助力を付加するべく、始動するポンプ手段とを備えた構成としたものである。
【0009】
ポンプ手段が常時駆動されている構成に比べて、消費電力を抑えることが可能である。
【0010】
請求項2の発明は、操作力に媒体でもって補助力を付加する操作力アシスト装置において、
シリンダと、
該シリンダ内に設けてあり、操作力が加えられるプライマリピストンと、
補助力を出力させる部分の断面積よりも広い断面積を有する大径ピストン部を有する形状であり、該プライマリピストンと対向して上記シリンダ内に設けてあり、上記プライマリピストンと該大径ピストン部との間に加圧室を形成し、且つ、補助力を出力させるセカンダリピストンと、
操作力が加えられた上記プライマリピストンが移動して上記セカンダリピストンに押し当ったことを検出する検出手段と、
上記加圧室に圧力を作用させるポンプ手段とを有し、
上記検出手段の検出に応じて上記ポンプ手段が始動する構成としたものである。
【0011】
セカンダリピストンの形状を適宜に定めた簡単な構成でもって、強い補助力を得ることが可能である。
【0012】
請求項3の発明は、請求項2に記載の操作力アシスト装置において、
媒体圧開放経路と該媒体圧開放経路を開閉する弁機構とよりなり、上記プライマリピストンとセカンダリピストンとの間が離されたときに、上記弁機構が上記媒体圧開放経路を開いて上記加圧室内の媒体圧を開放させる媒体圧開放手段を更に備えてなる構成としたものである。
【0013】
プライマリピストンとセカンダリピストンとの間が離されたときに媒体圧開放経路が開かれるため、プライマリピストンに加えた操作力を解除させた場合に、操作力アシスト装置が操作前の元の状態に復元する動作が、円滑に行われる。
【0014】
請求項4に係る発明は、請求項3に記載の操作力アシスト装置において、
上記弁機構と上記検出手段とは、上記プライマリピストンとセカンダリピストンとの間が狭くなるときには、最初に弁機構が閉じ、その後に検出手段が検出動作し、上記プライマリピストンとセカンダリピストンとの間が拡がるときには、最初に検出手段が非検出状態となり、その後に弁機構が開く構成としたものである。
【0015】
ポンプ手段が始動したときには弁機構が閉じているため、ポンプ手段が発生した媒体圧が外に逃げて無駄となってしまうことを防止することが出来る。即ち、ポンプ手段が始動したときには弁機構が閉じているため、ポンプ手段が発生した媒体圧を少しの無駄も無くセカンダリピストンの大径ピストン部に作用させることが可能である。
【0016】
請求項5の発明は、請求項1乃至4のうち何れか一項記載の操作力アシスト装置を、クラッチ操作部の操作力をアシストするように設けてなる構成としたものである。
【0017】
クラッチ操作を軽い操作力で行うことが可能である車両を実現することが可能となる。
【0018】
【発明の実施の形態】
[第1実施例]
図1は本発明の第1実施例になる操作力アシスト装置10を示す。操作力アシスト装置10は、装置本体11と、電動モータ70と、油圧ポンプ80と、オイルタンク90と、モータ駆動回路100とを有し、まとまってユニット化されており、且つ、汎用化されており、車両等への取り付けが容易である。この操作力アシスト装置10は、車両のエンジン(共に図示せず)とは独立しており、車両の適当な場所、即ち、操作力の伝達経路についてみるとクラッチペダル110又はクラッチレバー111とクラッチ装置120との間の場所に取り付けられて使用される。この操作力アシスト装置10はユニット化されており小型であるので、二輪車への搭載も可能である。この操作力アシスト装置10は、後述するように、クラッチペダル110又はクラッチレバー111を操作したときにモータ50が始動して油圧ポンプ60が駆動され、油圧を発生させ、この油圧によって装置本体11が動作してクラッチペダル110又はクラッチレバー111の操作力をアシストして、クラッチ装置120が切れるようになっている。クラッチ装置120は、エンジン側の軸121に固定してあるクラッチ板122と、車輪側の軸123に固定してあるクラッチ板124と、クラッチレリーズシリンダ機構125とを有する一般的な構成である。
【0019】
装置本体11は、メインシリンダ12と、出力シリンダ20と、プライマリピストン30と、セカンダリピストン40と、シールバルブ体50と、ピストンスイッチ接触部品60とを有する。
【0020】
メインシリンダ12は、電気的に導通のある金属材料製であり、X2側にプライマリピストン用のシリンダ部13を有し、X1側にセカンダリピストンの第1のピストン部用のシリンダ部14を有する。シリンダ部13の内径はD1、シリンダ部14の内径はD2である。D1はD2の略1/2である。15はシリンダ部13の内部とシリンダ部14の内部との間の段部である。シリンダ部13には、その略中央部に油圧逃がし孔16が、シリンダ部14には、段部15の近くに油圧供給孔17が、略中央部にオイル用の孔18,19が形成してある。シリンダ部13,14の内径部には、電気的絶縁と摺動保護のためにアルマイト表面処理が施してある。
【0021】
出力シリンダ20は、電気的に導通のある金属材料製であり、セカンダリピストン用の第2のピストン部用のシリンダ部21と、X1側の出力ポート22とを有する。シリンダ部21のうちX2側の場所には、オイル残圧抜き孔23が形成してある。シリンダ部21の内径はD3である。D3はシリンダ部14の内径D2の略1/2であり、この関係が発生したアシスト力を倍力する。出力シリンダ20は、メインシリンダ12のシリンダ部14の内部に嵌合して、且つ、メインシリンダ12と電気的に導通した状態で固定してある。
【0022】
装置本体11が車体に取り付けられた状態で、出力シリンダ20は車体の一部と電気的に接続されてアースされる。
【0023】
プライマリピストン30は、図2及び図3に併せて示すように、電気的に導通のある金属材料製であり、直径がD1であり、中央部に細径部31を有し、X1側の端面32の中心と細径部31の周面との間をつなぐT字形状の油圧逃がし貫通孔34が形成してある。34aは貫通孔34の端面32への開口である。プライマリピストン30は、端面32,33を除いて周面に電気的絶縁と摺動保護のためにアルマイト表面処理が施してある。
【0024】
端面32には、環状のピストンスイッチ接触部品60が固定してある。端面33には、プッシュロッド受け部材35が固定してある。部品60及び部材35は共に電気的に導通のある金属材料製である。ピストンスイッチ接触部品60は、端面32より寸法a突き出ている。また、プライマリピストン30には、シール36,37が嵌合してある。
【0025】
プライマリピストン30は、メインシリンダ12のシリンダ部13内に嵌合してあり、ストッパリング部材38によって脱落を制限されている。細径部31の周囲には、筒状の空間38が形成されている。
【0026】
貫通孔34、空間38、及び孔16が、油圧開放経路200を形成する。
【0027】
セカンダリピストン40は、図2及び図3に併せて示すように、電気的に導通のある金属材料製であり、X2側に直径がD2である第1のピストン部41を有し、X1側に直径がD3である第2のピストン部42を有する。第1のピストン部41のX2側に後述する第1の加圧室105を形成するための凹段部41aが形成してある。第1のピストン部41と第2のピストン部42との間の部分は、直径がD3より細い。ピストン部41、42には、シール43,44が嵌合してある。D2はD3の略2倍であり、第1のピストン部41の断面積S2は第2のピストン部42の断面積S3の略4倍であり、この関係がアシスト力を倍力する。
【0028】
第1のピストン部41よりX2側に、円柱部45が突き出ている。この円柱部45の直径はD4であり、D1より少し短い。この円柱部45の内部の空間46内に、図2に併せて示すように、シールバルブ体50が組み込まれている。シールバルブ体50は、X2側に、シール部51を有する。シール部51は、環状のピストンスイッチ接触部品60の内径よりも小さく、且つ開口34aを塞ぎうるサイズであり、電気絶縁性を有するゴム製或いは合成樹脂製である。シールバルブ体50は、バックスプリング52によってX2方向に押されてストッパ部47に当っており、シール部51は円柱部45の端面45aよりX2方向に寸法b突き出ている。寸法bと前記の寸法aとは、a<bの関係にある。(b−a)は僅かである。また、シールバルブ体50及びプライマリピストン30の端面32が油圧開放経路用弁210を構成する。
【0029】
セカンダリピストン40は、第1のピストン部41がメインシリンダ12のシリンダ部14に嵌合し、第2のピストン部41が出力シリンダ20に嵌合し、円柱部45がシリンダ部13に緩く嵌合している。円柱部45の周囲には筒状の空間48が形成されている。セカンダリピストン40はリターンスプリング49によってX2方向に移動されており、段部15に当っている。凹段部41aとシリンダ部14の隅の部分とによって第1の加圧室105が形成されており、第2のピストン部42と出力シリンダ20とによって第2の加圧室106が形成されている。第1の加圧室105は初期状態での加圧室である。油圧供給孔17は初期状態での第1の加圧室105と連通している。セカンダリピストン40がX1方向に移動されると、第1の加圧室105の形状が変化する。即ち、図7(A)に示すように、セカンダリピストン40がX1方向に移動されると、第1のピストン部41が段部15から離れて、室105と空間48とが連通して、第1の連通加圧室105Aとなる。
【0030】
シリンダ部13の内部で、プライマリピストン30の端面32とセカンダリピストン40の端面42aとが接近して対向している。プライマリピストン30、ピストンスイッチ接触部品60、及びセカンダリピストン40は、クラッチ操作検出スイッチ211を構成する。セカンダリピストン40は、リターンスプリング49及び出力シリンダ20を介して車体の一部と電気的に接続されている。
【0031】
ここで、プライマリピストン30の端面32とセカンダリピストン40の端面42aとの間の距離を、プライマリピストン30とセカンダリピストン40との間の実距離Hという。
【0032】
ここで、実距離Hを変化させた場合の検出スイッチ211と油圧開放経路用弁210との動作について説明する。
【0033】
図4(A)に線Iで示すように、プライマリピストン30がセカンダリピストン40に接近して実距離Hが短くなる方向に変化するときには、実距離Hが寸法bになると開口34aがシール部51によって塞がれて油圧開放経路用弁210が閉じられ(図4(B)参照)、実距離Hが更に短くなって寸法aになると、油圧開放経路用弁210は閉じられたままで(図4(B)参照)、ピストンスイッチ接触部品60と端面42aとが接触して、検出スイッチ211が閉じられ(図4(C)参照)、モータ70が始動される(図4(D)参照)。
【0034】
モータ70が始動されと油圧ポンプ80が駆動され、油圧が第1の連通加圧室105Aに送り込まれ、油圧が第1のピストン部41に作用してX1方向のアシスト力を発生させる。
【0035】
図4(A)に線IIで示すように、セカンダリピストン40がプライマリピストン30から離れて実距離Hが長くなる方向に変化するときには、先ず、ピストンスイッチ接触部品60と端面42aとが離れて、検出スイッチ210が開かれ(図4(C)参照)、モータ70が停止され(図4(D)参照)、油圧開放経路用弁210は依然として閉じられたままとされる(図4(B)参照)。セカンダリピストン40が更にX1方向に移動されて実距離Hが寸法bを越えると、シール部51が端面32から離れて油圧開放経路用弁210が開かれ(図4(B)参照)、開口34aが開かれて油圧開放経路200が開かれる。
【0036】
油圧開放経路200が開かれると、第1の連通加圧室105A内の油圧が油圧開放経路200を通って外部に逃がされ、セカンダリピストン40は第2の加圧室106で発生している油圧とリターンスプリング49によって今度はX2方向に移動される。
【0037】
よって、プライマリピストン30とセカンダリピストン40とは、実距離Hが寸法aと略寸法bとの間の限られた僅かの範囲内に留まるように、相対的な位置が維持される。
【0038】
図1において、モータ70は通常は停止しており、始動されると油圧ポンプ80を駆動する。モータ駆動回路100は、その端子101を金属棒製のプッシュロッド112と電気的に接続して設けてあり、端子101の電位がグランド電位となったときにモータ70を始動させ、端子101の電位がグランド電位から変化して非グランド電位となったときにモータ70を停止させる。モータ駆動回路100には、モータ70が始動するときの回転の上昇の程度を調整する調整部102が設けてある。例えば、踏み込みの弱い女性ドライバのために、調整部102を操作してモータ駆動回路100からモータ70に送り出すモータ駆動信号のデューティ比を調整して、モータ70の作動実時間を長くするようにする。このようにするとアシスト力が増す。
【0039】
プッシュロッド112は、受け部材35に当っており、クラッチペダル110又はクラッチレバー111を操作したときにX1方向に移動されて、プライマリピストン30をX1方向に押す。
【0040】
油圧ポンプ80は、孔19と孔17とをつなぐ配管81の途中に設けてある。油圧ポンプ80と孔17との間には逆止弁82が設けてある。オイルタンク90は、孔16と孔18とをつなぐ配管91の途中に設けてある。オイルタンク90と孔18との間に、フィルタ92が設けてある。配管91と配管81とは、孔18、シリンダ部14の内部空間、孔19を通って連通してある。オイルは、アシスト力発生の他に、シリンダ部14の内部を潤滑するため及びシリンダ部13の内部を潤滑するためにも利用される。
【0041】
次に、運転者がクラッチ装置120をきるべくクラッチペダル110を踏み込んだときの、上記構成の操作力アシスト装置10の操作力アシスト動作について説明する。
【0042】
クラッチペダル110を踏み込む前は、操作力アシスト装置10及びクラッチ装置120は図1、図2、図6(A)に示す状態にある。
【0043】
(1)クラッチペダル110を通常に踏み込んだ場合について
図5はクラッチペダル110を通常に深く踏み込んだときの操作力アシスト装置10の動作状態、及び、クラッチ装置120の動作状態を示す。
【0044】
運転者がクラッチペダル110を通常に踏み込むと、プッシュロッド112を介してプライマリピストン30が押されてX1方向に一気に移動され、セカンダリピストン40もプライマリピストン30によって押されると共にアシスト力によってX1方向に一気に移動され、第2の加圧室106からの油圧によってクラッチレリーズシリンダ機構125が動作され、クラッチ装置120が切れる。
【0045】
図6(A)乃至(C)及び図7(A)、(B)は操作力アシスト装置10の動作を説明する図である。
【0046】
運転者がクラッチペダル110を踏み込むと、プッシュロッド112を介してプライマリピストン30が押されてX1方向に移動され、先ずは、図6(B)に示すように開口34aがシール部51によって塞がれ油圧開放経路用弁210が閉じられ、続いて、図6(C)に示すようにピストンスイッチ接触部品60が端面42aに接触して、検出スイッチ211が閉じられモータ70が始動される。またピストンスイッチ接触部品60が端面42aを押すことによってセカンダリピストン40がX1方向に移動を開始し、図7(A)に示すように第1のピストン部41が段部15から離れて、第1の加圧室105と空間48とが連通して、第1の加圧室105は第1の連通加圧室105Aとなる。
【0047】
モータ70が始動されると油圧ポンプ80が駆動されて、オイルが油圧供給孔17を通して第1の連通加圧室105A内に送り込まれ、油圧Pが第1のピストン部41に作用し、セカンダリピストン40にX1方向の補助力としてのアシスト力AFが発生する。よって、以後は、セカンダリピストン40は、クラッチペダル110を踏み込む操作による力(踏み込み力)Fに上記アシスト力AFが加わった力(F+AF)によってX1方向に、図7(B)に示す最終位置まで押される。
【0048】
セカンダリピストン40がX1方向に移動することによって第2の加圧室106で発生した油圧によって、図5に示すように、クラッチレリーズシリンダ機構125が動作され、クラッチ板124がクラッチ板122から離されて、クラッチが切れる。
【0049】
よって、クラッチを切るときの運転者がクラッチペダル110を踏み込む操作は軽くて済む。
【0050】
クラッチペダル110を踏み込むとそれにつれて抗力が増え、踏み込み力Fは、図8中、線IIIで示すように変化する。アシスト力AFは線IVで示すように踏み込にストロークが増えるにつれて増加するように変化する。線Vは装置本体11から出力される力、即ち、踏み込み力Fにアシスト力AFを加算した力である。各ストロークでの、踏み込み力Fとアシスト力AFとの比、F1:AF1、F2:AF2は略同じである。よって、運転者はクラッチペダル110を踏み込むほどに重く感じることになり、違和感はない。
【0051】
なお、第1の連通加圧室105A内で発生した油圧Pは、プライマリピストン30をX2方向に押し戻すようにも作用する。しかし、▲1▼プライマリピストン30の断面積は第1のピストン部41の断面積S2の略1/4と狭く、しかも、ピストンスイッチ接触部品60が端面42aに押し当っている場合には、油圧Pがプライマリピストン30に作用する力が略1/4となり、更に油圧Pが上昇しようとすると、即セカンダリピストン40がX1方向に微動し、油圧開放経路用弁210が開かれて、余分な油圧をオイルタンク90に開放すること、▲2▼油圧Pは除々に発生すること、▲3▼プライマリピストン30は停止しているのではなくてセカンダリピストン40と同じくX1方向に移動されるものであるため、運転者はキックバックを感ずることはない。
【0052】
ギヤシフト操作を行った後に運転者が足をクラッチペダル110から離すと、図9(A)に示すように、第1の連通加圧室105A内の油圧Pによってプライマリピストン30がX2方向に少し移動されて、油圧開放経路用弁210が開かれて、油圧開放経路200が開かれる。また、セカンダリピストン40は、第2の加圧室106で発生している油圧及びバックスプリング52によってX2方向に移動を開始する。
【0053】
セカンダリピストン40とプライマリピストン30とは、実距離Hが略上記の寸法bの距離を維持しつつ、第1の連通加圧室105A内のオイルを油圧開放経路200を通してオイルタンク90に戻しながら、図9(B)に示す初期の状態に戻される。
【0054】
セカンダリピストン40が初期の状態に戻されたことによって、クラッチは完全に接続される。
【0055】
なお、クラッチペダル110を深く踏み込んだ状態でギヤシフト操作を行っている間は、後述する図12(A)乃至(C)に示すように、セカンダリピストン40はプライマリピストン30に対して実距離Hが略上記の寸法bの距離に維持される。
【0056】
ここで、故障が起きてモータ70、油圧ポンプ80が駆動されなかった場合について説明する。この場合にはアシスト力AFは発生しないけれども、セカンダリピストン40はプライマリピストン30によって押されることによって移動され、クラッチ装置120は正常に動作され、フェイルセイフが図られている。
【0057】
(2)ハーフクラッチとするようにクラッチペダル110をゆっくりと途中まで踏み込んでその位置に保持した場合について
図10はクラッチペダル110を途中まで踏み込んでその位置に保持したときの操作力アシスト装置10の動作状態、及び、クラッチ装置120の動作状態を示す。クラッチ装置120はハーフクラッチの状態とされる。
【0058】
図11(A)乃至(C)は、クラッチペダル110がゆっくりと踏み込まれているときの状態を示す。
【0059】
運転者がクラッチペダル110をゆっくりと踏み込むと、プッシュロッド112を介してプライマリピストン30がX1方向に移動されセカンダリピストン40が押されて同じくX1方向に移動され、図11(A)に示すように、開口34aがシール部51によって塞がれ油圧開放経路用弁210が閉じられ、ピストンスイッチ接触部品60が端面42aに接触して、検出スイッチ211が閉じられ、モータ70が始動され、油圧ポンプ80が駆動される状態となる。油圧ポンプ80が駆動されると、油圧が第1の連通加圧室105A内に発生して第1のピストン部41に作用し、セカンダリピストン40がX1方向に移動されて、図11(B)に示すようになる。ピストン部41に作用する油圧がアシスト力となる。端面42aがピストンスイッチ接触部品60から離れると、検出スイッチ211が開いてモータ70が停止され油圧ポンプ80が停止される。モータ70の慣性回転等によって油圧ポンプ80の停止が遅れ、セカンダリピストン40は端面42aがピストンスイッチ接触部品60から離れてからも少し移動し、シール部51が端面32から離れて油圧開放経路用弁210が開かれ、油圧開放経路200が開放され、余分なアシスト力を開放する。
【0060】
この間もプライマリピストン30はX1方向にゆっくりと移動され続ける。第1の連通加圧室105A内のオイルを油圧開放経路200から流出させつつ、プライマリピストン30がX1方向に移動して、端面32がシール部51に当って油圧開放経路用弁210が閉じられ、図11(C)に示すようになる。更には、ピストンスイッチ接触部品60が端面42aに接触して、検出スイッチ211が閉じられ、モータ70が始動され、油圧ポンプ80が駆動され、アシスト力が発生する。
【0061】
運転者がクラッチペダル110をゆっくりと踏み込んでいく過程では、上記の動作が繰り返して行われ、セカンダリピストン40はアシスト力を作用されつつ、且つ、プライマリピストン30に接近した状態を維持しつつ、X1方向に移動される。
【0062】
図12(A)乃至(C)は、クラッチペダル110が途中の位置で保持されたときの操作力アシスト装置10の動作状態を示す
クラッチペダル110が途中の位置で保持されたときに、図12(A)に示すように、油圧開放経路用弁210が閉じられ且つ検出スイッチ211が閉じられていると仮定する。
【0063】
モータ70が始動され、油圧ポンプ80が駆動され、油圧が第1の連通加圧室105A内に発生して第1のピストン部41に作用し、セカンダリピストン40がX1方向に移動される。端面42aがピストンスイッチ接触部品60から離れて検出スイッチ211が開いてモータ70が停止され油圧ポンプ80が停止されるが、モータ70の慣性回転等によって油圧ポンプ80の停止が遅れ、セカンダリピストン40は、端面42aがピストンスイッチ接触部品60から離れてからも少し移動し、図12(B)に示すように、シール部51が端面32から離れて油圧開放経路用弁210が開かれ、油圧開放経路200が開放された状態となる。続いて、第1の連通加圧室105A内のオイルを油圧開放経路200から流出させつつ、セカンダリピストン40が第2の加圧室106で発生している油圧及びバックスプリング52によってX2方向に移動され、端面32がシール部51に当って油圧開放経路用弁210が閉じられ、図12(C)に示す状態となる。油圧開放経路用弁210が閉じられた段階で、セカンダリピストン40のX2方向の移動は停止される。
【0064】
即ち、セカンダリピストン40はプライマリピストン30に対して実距離Hが上記の寸法bの位置に維持され、クラッチ装置120はハーフクラッチの状態に安定に維持される。
【0065】
なお、前記のクラッチペダル110を通常に踏み込んだ場合においても、踏み込んだ状態でギヤシフト操作を行っている間は、図12(A)乃至(C)に示すように、上記セカンダリピストン40はプライマリピストン30に対して実距離Hが略上記の寸法bの距離に維持される。
【0066】
運転者が足をクラッチペダル110から離した場合には、装置本体11は、前記と同様にして初期の状態に復元する。
【0067】
[第2実施例]
図13は本発明の第2実施例になる操作力アシスト装置10Aを示す。操作力アシスト装置10Aは、図1に示す操作力アシスト装置10とは、装置本体11Aが相違する。
【0068】
装置本体11Aは、シールバルブ体50をプライマリピストン30AのX1側に組み込み、セカンダリピストン40AをT字形状の油圧逃がし貫通孔34Aを有する構成としたものである。
【0069】
この操作力アシスト装置10Aは、オイルタンク90と装置本体11Aとの間の配管が一本で足りる。
【0070】
上記の操作力アシスト装置10、10Aは、クラッチ機構以外の操作機構部にも適用が可能である。また、車両に限らず、エンジンを備えた建設用機械等にも設けることが可能である。
【0071】
【発明の効果】
以上説明したように、請求項1に係る発明は、操作された力に補助力を付加するポンプ手段が、操作力が加えられたことを検出する検出手段の検出に応じて始動する構成であるため、ポンプ手段が常時駆動されている構成に比べて、消費電力を抑えることが出来る。
【0072】
請求項2に係る発明は、セカンダリピストンを媒体圧力を出力させる部分の断面積よりも広い断面積を有する大径ピストン部を有する形状とし、且つ、ポンプ手段を操作力が加えられたことを検出する検出手段の検出に応じて始動する構成とし、このポンプ手段が発生した媒体圧を上記の大径ピストン部に作用させる構成であるため、ポンプ手段が常時駆動されている構成に比べて消費電力を抑えることが出来ると共に、セカンダリピストンの形状を適宜に定めた簡単な構造でもって強い補助力を得ることが出来る。
【0073】
請求項3に係る発明は、プライマリピストンとセカンダリピストンとの間が離されたときに、加圧室内の媒体圧を開放させる媒体圧開放手段を更に備えてなる構成であるため、プライマリピストンに加えた操作力を解除させた場合に、操作力アシスト装置が操作前の元の状態に復元する動作を円滑に行われるように出来る
請求項4に係る発明は、弁機構と検出手段とは、プライマリピストンとセカンダリピストンとの間が狭くなるときには、最初に弁機構が閉じ、その後に検出手段が検出動作し、プライマリピストンとセカンダリピストンとの間が拡がるときには、最初に検出手段が非検出状態となり、その後に弁機構が開く構成であるため、ポンプ手段が始動したときには弁機構が閉じているため、ポンプ手段が発生した媒体圧が外に逃げて無駄となってしまうことを防止することが出来る。即ち、ポンプ手段が始動したときには弁機構が閉じているため、ポンプ手段が発生した媒体圧を少しの無駄も無くセカンダリピストンの大径ピストン部に作用させることが出来、よって補助力を効率良く得ることが出来る。
【0074】
請求項5に係る発明は、請求項1乃至4のうち何れか一項記載の操作力アシスト装置を、クラッチ操作部の操作力をアシストするように設けてなる構成としたものであるため、クラッチ操作を軽い操作力で行うことが可能である車両を実現することが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例になる操作力アシスト装置をクラッチ装置と併せて示す図である。
【図2】図1中、装置本体の一部を拡大して示す図である。
【図3】プライマリピストンとセカンダリピストンとを対向させて示す図である。
【図4】実距離を変化させたときの、弁、スイッチ、モータの動作を説明するための図である。
【図5】クラッチペダルを通常に踏み込んだ場合の操作力アシスト装置及びクラッチ装置の動作状態を示す図である。
【図6】クラッチペダルを通常に踏み込んだときの操作力アシスト装置の動作状態を示す図である。
【図7】図6(C)に続く、操作力アシスト装置の動作状態を示す図である。
【図8】クラッチペダル踏み込みストロークと発生するアシスト力との関係を示す図である。
【図9】クラッチペダルの踏み込み操作を解除したときの操作力アシスト装置の動作を示す図である。
【図10】クラッチペダルをゆっくりと途中まで踏み込んでその位置に保持した場合の操作力アシスト装置及びクラッチ装置の動作状態を示す図である。
【図11】クラッチペダルをゆっくりと途中まで踏み込んでいる過程の操作力アシスト装置及びクラッチ装置の動作状態を示す図である。
【図12】クラッチペダルを途中まで踏み込んでその位置に保持した場合の操作力アシスト装置の動作を示す図である。
【図13】本発明の第2実施例になる操作力アシスト装置をクラッチ装置と併せて示す図である。
【符号の説明】
10、10A 操作力アシスト装置
11,11A 装置本体
12、12A メインシリンダ
20 出力シリンダ
30 プライマリピストン
34 油圧逃がし貫通孔
40 セカンダリピストン
50 シールバルブ体
60 ピストンスイッチ接触部品
70 電動モータ
80 油圧ポンプ
90 オイルタンク
100 モータ駆動回路
105 第1の加圧室
105A 第1の連通加圧室
106 第2の加圧室
110 クラッチペダル
111 クラッチレバー
120 クラッチ装置
200 油圧開放経路
210 油圧開放経路用弁
211 クラッチ操作検出スイッチ

Claims (5)

  1. 操作力に媒体圧でもって補助力を付加する操作力アシスト装置において、
    操作力が加えられたことを検出する検出手段と、
    検出手段の検出に応じて、補助力を付加するべく、始動するポンプ手段とを備えた構成としたことを特徴とする操作力アシスト装置。
  2. 操作力に媒体圧でもって補助力を付加する操作力アシスト装置において、
    シリンダと、
    該シリンダ内に設けてあり、操作力が加えられるプライマリピストンと、
    補助力を出力させる部分の断面積よりも広い断面積を有する大径ピストン部を有する形状であり、該プライマリピストンと対向して上記シリンダ内に設けてあり、上記プライマリピストンと該大径ピストン部との間に加圧室を形成し、且つ、補助力を出力させるセカンダリピストンと、
    操作力が加えられた上記プライマリピストンが移動して上記セカンダリピストンに押し当ったことを検出する検出手段と、
    上記加圧室に圧力を作用させるポンプ手段とを有し、
    上記検出手段の検出に応じて上記ポンプ手段が始動する構成としたことを特徴とする操作力アシスト装置。
  3. 請求項2に記載の操作力アシスト装置において、
    媒体圧開放経路と該媒体圧開放経路を開閉する弁機構とよりなり、上記プライマリピストンとセカンダリピストンとの間が離されたときに、上記弁機構が上記媒体圧開放経路を開いて上記加圧室内の媒体圧を開放させる媒体圧開放手段を更に備えてなる構成としたことを特徴とする操作力アシスト装置。
  4. 請求項3に記載の操作力アシスト装置において、
    上記弁機構と上記検出手段とは、上記プライマリピストンとセカンダリピストンとの間が狭くなるときには、最初に弁機構が閉じ、その後に検出手段が検出動作し、上記プライマリピストンとセカンダリピストンとの間が拡がるときには、最初に検出手段が非検出状態となり、その後に弁機構が開く構成であることを特徴とする操作力アシスト装置。
  5. 請求項1乃至4のうち何れか一項記載の操作力アシスト装置を、クラッチ操作部の操作力をアシストするように設けてなる構成としたことを特徴とする車両。
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