JP2004161037A - シートベルト装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】シートベルトによる乗員への圧迫度合いを軽減しながら、乗員拘束性能の向上を図る。
【解決手段】3点式シートベルト31のタング32が係合されるバックル41を、該バックル41の車両前方向への移動のみを許容するガイド45を介してシートフレーム23に取り付けると共に、バックル41に車両前方向への所定以上の外力が加わったときに該バックル41の前方向への移動を抵抗力を伴いながら許容するエネルギ吸収機構50を設けた。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、車両用のシートベルト装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
車両衝突時に乗員が前方へ投げ出されることを防止するため、一般の車両には3点式のシートベルト装置が装備されている。
【0003】
3点式シートベルト装置のシートベルト(ウェビング)は、乗員の左右一方の片側上部から他側下部へ胸の前で斜めに架け渡される肩ベルトと、左右一方の片側から他側へ腰の上で架け渡される腰ベルトとを有し、肩ベルト及び腰ベルトに連結されたタングを車体に固定されたバックルに差し込み係合させることで、乗員の胸部及び腰部を拘束し、車両衝突時に乗員が前方へ投げ出されることを防止する。
【0004】
この3点式シートベルト装置として、車両衝突に伴ってシートベルトに張力がかかった際に、過剰な圧迫力が乗員に作用しないよう、タングの保持位置を力のかかる方向に徐々に移動させて、衝撃吸収を行うようにしたものがある。図8はその種の機能を備えたバックル装置の構成を示している(特許文献1参照)。
【0005】
このバックル装置1は、シートベルトのタング5が係合されるバックル7と、プリテンショナ8と、衝撃吸収機構9とを備えている。バックル7には、タングの挿入口と、ラッチ解除用のプレスボタン7bとが設けられ、内部にはタングを係止するラッチ機構が設けられている。
【0006】
プリテンショナ8は、バックル7を引張るためのワイヤ10と、ワイヤ10の一端が連結されたピストン11と、ピストン11を収容したシリンダ12と、ピストン11を後退させるためのガス圧を発生するガス発生器13と、ワイヤ10の後退(図中右方移動)を許容し且つ前進(図中左方移動)を阻止するウェッジクランプ14とを有している。ワイヤ10は、ガイド15に沿ってバックル7に向かい、このバックル7に設けられた巻掛部16に略U字状に巻き掛けられている。ワイヤ10の他端は衝撃吸収機構9に連結されている。
【0007】
衝撃吸収機構9は、プリテンショナ8のシリンダ12から延出するベース17と、ベース17に一端が当接したコルゲートパイプ19と、コルゲートパイプ19の他端に当接したクランプ18とを有している。ワイヤ10は、ベース17の孔を介してコルゲートパイプ19内を通り、クランプ18に固定されている。
【0008】
このバックル装置を備えた車両において、前方衝突が検知されると、ガス発生器13が作動し、その噴出ガス圧によってピストン11が図中右方に移動し、バックル7が引き下げられ、タング5が引き下げられることにより、シートベルトにプリテンションがかけられる。この状態で、乗員がシートベルトにのし掛ってくることにより、バックル7に前進力(図の上方に向かう力)が加えられ、この前進力が所定以上になると、コルゲートパイプ19がパイプ長手方向に押し縮められ、バックル7が徐々に上方に移動する。そして、このコルゲートパイプ19の変形によって、乗員に加えられる衝撃が吸収される。
【0009】
【特許文献1】
特開2001−322531号公報(図1、図2)
【0010】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、上記従来の技術は、過大な荷重が作用した際にバックル7が移動するようにはなっているものの、バックル7の移動方向を規制するようにはなっていなかったので、バックル7は腰ベルト及び肩ベルトからバックル7に加えられた外力の合成力方向に移動することになる。即ち、バックル7に作用する外力の合成方向は実際には前上方となるので、バックル7つまりタング5の保持位置は前方だけでなく、上方にも移動することになる。従って、バックル7が上方へも移動することにより、腰ベルトによる拘束位置が乗員の腰部から腹部方向に移動する可能性がある。そうなると、腰ベルトによる腰部拘束性能が低減し、いわゆるサブマリン現象(シートベルトの下側に乗員が滑り込むような現象)を起こし易くなり、乗員拘束性能が低減してしまう。さらに、腰ベルトによって腹部を圧迫する可能性も出てくる。
【0011】
本発明は、上記事情を考慮し、シートベルトによる乗員への圧迫度合いを軽減しながら、乗員拘束性能の向上を図ることのできるシートベルト装置を提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】
請求項1の発明は、3点式シートベルトのタングが係合されるバックルを、該バックルの車両前方向への移動のみを許容するガイドを介して車体に取り付けると共に、前記バックルに車両前方向への所定以上の外力が加わったときに該バックルの車両前方向への移動を抵抗力を伴いながら許容するエネルギ吸収機構を設けたことを特徴とする。
【0013】
このシートベルト装置では、車両衝突に伴ってバックルに作用する車両前方向への外力が所定以上になったとき、バックルが抵抗力を伴いながら、ガイドに案内されることでほぼ同じ高さレベルのまま前方向へのみ移動する。従って、タングが保持高さをほぼ一定に保ちながら前方へ移動することにより、乗員の腰部から腹部への腰ベルトの移動が防止され、腹部への圧迫が軽減される。また、バックルの前方への移動の際に衝撃エネルギが吸収されるので、乗員に対する衝撃度合いが軽減され、乗員拘束性能が向上する。
【0014】
請求項2の発明は、請求項1において、前記ガイドが、前記バックルの車両上方向への移動を規制し且つ車両前方向への移動のみを許容するものであることを特徴とする。
【0015】
このシートベルト装置では、バックルが上方へ移動しないように確実にガイドによって規制される。なお、ここで言うところの「バックルの移動が許容される車両前方向」とは、必ずしも水平方向前方に限定的に解釈されるべきものではなく、多少の上下方向の傾斜をもった車両前方向であることも当然含まれる概念である。例えば、シートのスライド方向とほぼ同じ角度でガイドを取り付けることになる場合が多いので、ガイドを基準にした場合の方向となる。従って、「バックルの移動が規制される車両上方向」の意味も、ガイドで規定される前後方向を基準にした上方向と言う意味であり、必ずしも鉛直上方だけを指すものではなない。
【0016】
請求項3の発明は、請求項1または2において、前記エネルギ吸収機構を、バックルと車体との間に連結されてバックルの車両前方向への移動に伴い塑性変形する塑性変形部材により構成したことを特徴とする。
【0017】
このように、塑性変形部材によって衝撃エネルギを吸収するようにした場合、構造の単純化が図れる上、塑性変形部材の材質や形状などを変えることで、容易にエネルギ吸収特性を変えることができる。
【0018】
請求項4の発明は、請求項2において、前記ガイドに、該ガイドに沿って車両前後方向にスライド可能なスライダを取り付け、そのスライダに前記バックルを固定すると共に、前記スライダを車体側に固定された部材に前記エネルギ吸収機構としての塑性変形部材を介して連結したことを特徴とする。
【0019】
このように、ガイドにスライダを取り付けて、そのスライダにバックルを固定し、スライダを車体側部材に塑性変形部材を介して連結するようにした場合、各部品の機能を分けて設計することができるので、部品の管理や製作、組立が容易になる。
【0020】
請求項5の発明は、請求項4において、前記塑性変形部材を前記スライダの後部に一体形成し、該塑性変形部材の後端を車体に固定すると共に塑性変形部材の前端より前側の位置に前記バックルを固定したことを特徴とする。
【0021】
このように、スライダと塑性変形部材を一体に形成した場合、構造の単純化が図れるので、組立が容易になる。
【0022】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
図1は本発明の第1実施形態の3点式シートベルト装置30の全体概略構成を示す図である。この3点式シートベルト装置30は、連続した1本の帯状のシートベルト(ウェビング)31と、シートベルト31に取り付けられたタング32と、シートフレーム23に固定されたバックル装置40とを備えている。
【0023】
シートベルト31は、シート25に着座した乗員Mの左右一方の片側上部(図の例では乗員の左側上部)から他側下部へ胸の前で斜めに架け渡される肩ベルト31Aと、左右一方の片側(図の例では乗員の左側)から他側へ腰の上で架け渡される腰ベルト31Bとを有している。肩ベルト31Aは、図示略のアンカによってガイドされ、乗員の胸部に良好にフィットするようになっている。タング32は、肩ベルト31A及び腰ベルト31Bに連結され、ベルト装着時にバックル41に挿入係止される。その他にこのシートベルト装置は、図示しないが、肩ベルト31Aを巻き取るリトラクタ、腰ベルト31Bを巻き取るリトラクタ、プリテンショナ等の通常要素を備えている。
【0024】
次に本発明の特徴点を有するバックル装置40について述べる。
このシートベルト装置30では、3点式シートベルトのタング32が係合されるバックル41を、該バックル41の車両上下方向への移動を規制し前後方向への移動のみを許容するガイド45を介して、車体に固定されたシートフレーム23に取り付けている。さらに、バックル41に車両前方向への所定以上の外力が加わったときに、バックル41の前方向への移動を抵抗力を伴いながら許容するエネルギ吸収機構50を設けている。
【0025】
図2はバックル装置40をシートフレーム23に取り付けようとしている状態を示す斜視図、図3はバックル装置40の分解斜視図である。このバックル装置40は、バックル41の他に前記ガイド45と、該ガイド45に沿って車両前後方向にスライド可能なスライダ60と、前記エネルギ吸収機構50として、バックル41と車体との間に連結されてバックル41の車両前方向への移動に伴い塑性変形する塑性変形部材51とから構成されている。
【0026】
ガイド45は、金属の矩形板を断面C字形に折り曲げることで形成されたガイド溝46aを有するガイドレール部46と、ガイドレール部46の長手方向の両側に張り出した耳部47、48とを有する。ガイド45は、両端の耳部47、48の貫通孔47a、48aに取付ボルト71、72を通し、それら取付ボルト71、72をシートフレーム23のネジ孔24に締結することによってシートフレーム23に固定される。その場合のガイド45の取り付け向きは、ガイドレール部46を車両前後方向に向けた姿勢である。シートフレーム23には、その姿勢でガイド45を確実に位置決め保持するための突片23a、23bが設けられている。これらの突片23a、23bは、ガイドレール部46を上下から挟めるように、ガイドレール部46の幅に対応した上下間隔で設けられている。なお、図3において、73で示すものはファイバワッシャである。
【0027】
断面C字形をなすガイドレール部46は、上下前面壁46c、46dの間に所定幅のガイド溝46aの開口46bを有しており、上下前面壁46c、46dの長手方向の中間部にピン孔46eを有している。また、車両後方側の耳部48の上下外周部には、取付ボルト72の頭部側72aに突出する2つの突起49が設けられている。なお、車両後方側の耳部48を固定する取付ボルト72には鍔付きの段付きボルトが用いられており、その軸部には、先端側のネジ部72bの他に基端側のネジを切っていない段部72cが設けられ、頭部72aの首下には一体にフランジ72dが設けられている。
【0028】
スライダ60は、ガイド45のガイド溝46aに樹脂カバー66を介して車両前後方向スライド自在に嵌め込まれている。このスライダ60は、ガイドレール部46に組み込んだ状態で車両前方側となる一側縁が半円弧状に形成された金属の長方形板よりなり、半円弧状の一側縁及び上下側縁に、側縁に沿って連続する溝部64を有している。また、ガイドレール部46に組み込んだ状態で手前側となる板面に、ガイド溝46aの開口46bから突出する円形の凸部61を有し、その円形の凸部61の中央にネジ孔62を有している。また、凸部61と同じ板面に、2つのピン孔63と1つの係止孔65とを有している。
【0029】
樹脂カバー66は、スライダ60に対し前方から被せることのできる袋形状に成形されており、スライダ60の凸部61を露出させる切欠67と、スライダ60のピン孔63に対応した2つのピン孔68を有している。
【0030】
エネルギ吸収機構50としての塑性変形部材51は、適当長さの金属線材を所定の形状に湾曲成形したもので、スライダ60の溝部64に嵌める前側の輪状部51aと、車体側に固定するための円形巻部51bとを有する。円形巻部51bは、輪状部51aを形成した後の線材の両端を円形に巻き付けた部分である。
【0031】
このバックル装置40を組み立てる場合は、まず、塑性変形部材51の輪状部51aをスライダ60の溝部64に嵌めて、スライダ60に樹脂カバー66を被せる。この樹脂カバーは66は、塑性変形部材51の脱落防止と、スライダ60とガイド45のメタル接触を避ける役目を果たす。次に樹脂カバー66を被せたスライダ60をガイド45のガイド溝46aに挿入し、スライダ60及び樹脂カバー66のピン孔63、68とガイド45のピン孔46eとを位置合わせして、それらのピン孔46e、68、63にピン69を圧入する。これにより、スライダ60をピン69で軽く固定することができる。
【0032】
次にガイド溝46aの開口46bから露出しているスライダ60の凸部61に対しバックル41を固定する。その場合は、バックル41から延びている連結部材42のネジ通し孔42aにボルト75の先端を通し、ボルト75の先端をワッシャ76及びバネワッシャ77を介して、スライダ60のネジ孔62に締結することで、バックル41をスライダ60に固定することができる。その際、バックル41側の連結部材42に形成してある爪43を、スライダ60の係止孔65に係合する。そうすることで、バックル41の向きを固定することができる。
【0033】
ここまでで、図2に示すバックル装置40が出来上がる。次にこのバックル装置40を、ガイド45の両端の耳部47、48を取付ボルト71、72でシートフレーム23に締結することで、シートフレーム23に取り付ける。その際、車両後方側に位置する取付ボルト72の段部72cに塑性変形部材50の円形巻部51bを巻き付けた状態で、取付ボルト72を耳部48の貫通孔48aに通してシートフレーム23に締結する。これにより、塑性変形部材50の後端を車体に固定したことになる。
【0034】
次に実施形態のシートベルト装置30の作用を説明する。
車両が前方衝突した際、図1(a)に示すように、乗員Mには前方に倒れようとする力が働き、同時にプリテンショナが作動することにより、シートベルト31には強い引張力が作用する。この動きに伴ってバックル41に所定以上の車両前方向荷重が加わると、バックル装置40のスライダ60を固定していたピン69が剪断され、スライダ60がガイド45に規制されながら前方に移動し、スライダ60に固定されたバックル41が図1(b)に示すように前方移動する。
【0035】
このとき、ガイド45の後端側の取付ボルト72の段部72cに巻かれている塑性変形部材51の円形巻部51bが、円形を解くように塑性変形しながら引き出されていき、この塑性変形によりエネルギ吸収が行われる。このスライダ60の移動の際に、スライダ60とガイド45の間に介在された樹脂カバー66が、摺動抵抗の極端な変化を防ぐ。また、ガイド45の耳部48に形成された突起49が、塑性変形部材51の円形巻部51bの跳ね上がりを防止する。
【0036】
このように、本シートベルト装置30では、車両衝突に伴ってバックル41に作用する車両前方向への外力が所定以上になったときに、バックル41が抵抗力を伴いながら、ガイド45に案内されつつ前方向へのみ移動する。従って、タング32が一定高さで前方へ移動することになり、乗員Mの腰部から腹部への腰ベルト31Bの移動が防止されて、腹部への圧迫が軽減される。また、バックル41の前方への移動の際に、塑性変形部材51の変形によってエネルギ吸収が行われるので、乗員Mに対する衝撃度合いが軽減され、乗員拘束性能が向上する。
【0037】
また、このシートベルト装置30では、エネルギ吸収機構50として塑性変形部材51を用いているので、構造の単純化が図れる上、塑性変形部材51の材質や線径などを変更することにより、容易にエネルギ吸収特性を変えることができる。また、ガイド45、スライダ60、塑性変形部材50は、それぞれの機能を果たす個別部品として構成しているので、各部品の設計が楽にでき、部品の管理や製作、組立も容易である。なお、スライダ60が大きく移動した場合には、スライダ60が反対側の取付ボルト71に衝突して止まるので、スライダ60の脱落のおそれはない。
【0038】
図4は本発明の第2実施形態のシートベルト装置におけるバックル装置40Bの構成を示す斜視図である。
このバックル装置40Bでは、ガイド80をシートフレーム23に直接形成している。即ち、シートフレーム23に複数のL字形のフック81〜83を設けることで、バー状のスライド部材90を車両前後方向にのみ移動可能に収容するガイド80を構成している。
【0039】
この場合、バー状のスライド部材90を収容するスライド空間80a(車両前方から見た場合に矩形をなす空間)を形成するため、少なくとも一対のL字形のフック81、82は上下に組み合わせて設けられている。また、スライド空間80aの長さを確保するため、残りのフック83は、前側の2つのフック81、82から後方に離間した位置に配置されている。
【0040】
このガイド80に対して、バー状のスライド部材90が車両前後方向に移動可能に収容されている。このスライド部材90は、図5に単体で示すように、前部に、ガイド80に対してスライド可能な形状とされたスライダ部(スライダ)91、後部に、U字状に屈曲した塑性変形部(塑性変形部材)93を一体に有するものである。なお、塑性変形部93は、板体を板面内でU字状に屈曲させることにより、エネルギを吸収しやすくした部分である。この塑性変形部93の前端93aはスライダ部91につながっており、後端93bにはボルト通し孔94が設けられている。
【0041】
このバックル装置40Bを組み立てる場合には、フック81〜83で構成されたガイド80にスライド部材90のスライダ部91を通し、その状態でスライド部材90の塑性変形部93の後端93bをボルト95でシートフレーム23に固定する。また、塑性変形部93の前端93aよりもスライド部材90の前側位置に設けたネジ孔92に、バックル41から延びる連結部材42を、ボルト75、ワッシャ76、バネワッシャ77を用いて固定する。これにより、バックル装置40Bが出来上がる。
【0042】
このバックル装置40Bの場合も、バックル41に所定の前向き荷重が加わると、スライド部材90のU字状の塑性変形部93が伸びて、その分だけ、それより前側のスライダ部91が前方に移動する。従って、第1実施形態におけるバックル装置40と同様の作用効果を奏する。また、このようにスライダ(スライダ部91)と塑性変形部材(塑性変形部93)を一体に形成した場合、構造の単純化が図れるので、組立が容易になる。また、ガイド80をシートフレーム80に直接形成することにより、部品点数を減らせるので、組立が容易になる上、コストダウンも図れる。
【0043】
なお、エネルギ吸収部分である塑性変形部93の構造は前記に限定されず、種々の形態が可能である。図5の例では、U字状の曲げをスライド部材90を構成する板体の板面内で行ったが、図6(a)、(b)に示すように、ローラ99でしごいて金属板体を板面に垂直な方向に屈曲させることにより、塑性変形部97を構成してもよい。また、図7に示すように、U字状屈曲による塑性変形部97の他に板幅変更部98を設けることで、エネルギ吸収特性を途中から変えることも可能である。
【0044】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、シートベルトによる乗員の特に腹部への圧迫度合いを軽減しながら、乗員拘束性能の向上を図ることができる。また、請求項3の発明のように、塑性変形部材によって衝撃エネルギを吸収するようにした場合は、構造の単純化が図れると共に、塑性変形部材の材質や形状などを変えることによりエネルギ吸収特性を変えることができる。また、請求項4の発明によれば、各部品の機能を分けて設計することができるようになるので、部品の管理や製作、組立が容易になる。また、請求項5の発明によれば、構造の単純化が図れるので、組立が容易になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態のシートベルト装置の全体構成を示す斜視図で、(a)は衝突初期のバックルが前方移動する前の状態を示す図、(b)はバックルが前方移動した状態を示す図である。
【図2】第1実施形態のシートベルト装置におけるバックル装置を、シートフレームに組み付けようとしている状態を示す斜視図である。
【図3】図2のバックル装置の分解斜視図である。
【図4】本発明の第2実施形態のシートベルト装置におけるバックル装置の構成を示す斜視図である。
【図5】図4のバックル装置におけるスライド部材の構成図である。
【図6】(a)は図4のスライド部材における塑性変形部の変形例を示す斜視図、(b)はその製造方法の説明図である。
【図7】図6(a)の塑性変形部に板幅変更部を付加した例を示す斜視図である。
【図8】従来のバックル装置の構成を示す断面図である。
【符号の説明】
23 シートフレーム(車体側の部材)
30 シートベルト装置
31 シートベルト
31A 肩ベルト
31B 腰ベルト
32 タング
40,40B バックル装置
41 バックル
45,80 ガイド
50 エネルギ吸収機構
51 塑性変形部材
60 スライダ
90 スライド部材
91 スライダ部(スライダ)
93 塑性変形部(塑性変形部材)
93a 前端
93b 後端

Claims (5)

  1. 3点式シートベルトのタングが係合されるバックルを、該バックルの車両前方向への移動のみを許容するガイドを介して車体に取り付けると共に、前記バックルに車両前方向への所定以上の外力が加わったときに該バックルの車両前方向への移動を抵抗力を伴いながら許容するエネルギ吸収機構を設けたことを特徴とするシートベルト装置。
  2. 前記ガイドが、前記バックルの車両上方向への移動を規制し且つ車両前方向への移動のみを許容するものであることを特徴とする請求項1記載のシートベルト装置。
  3. 前記エネルギ吸収機構を、前記バックルと車体との間に連結されてバックルの車両前方向への移動に伴い塑性変形する塑性変形部材により構成したことを特徴とする請求項1または2記載のシートベルト装置。
  4. 前記ガイドに、該ガイドに沿って車両前後方向にスライド可能なスライダを取り付け、そのスライダに前記バックルを固定すると共に、前記スライダを車体側に固定された部材に前記エネルギ吸収機構としての塑性変形部材を介して連結したことを特徴とする請求項3記載のシートベルト装置。
  5. 前記塑性変形部材を前記スライダの後部に一体形成し、該塑性変形部材の後端を車体に固定すると共に塑性変形部材の前端より前側の位置に前記バックルを固定したことを特徴とする請求項4記載のシートベルト装置。
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