JP2004159608A - 折り畳み農作業機 - Google Patents

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Abstract

【課題】ロータリ代掻・ハローのような左右方向の長さが長く、移動時や収納時に折り畳み、作業時に展開可能とした折り畳み農作業機の改良。
【解決手段】▲1▼.レベラーは、中央作業部分13と折り畳み作業部分13aの対向部分に、中央作業部分13に対して折り畳み作業部分13aを折り畳み位置から作業位置に展開した状態で作業を行うとき、各レベラー13,13aが土壌との接地圧により上下回動して隣り合うレベラーの高さが同じになった際に自動的に連結状態となる自動連結手段16を設けた。▲2▼.自動連結手段16は、対向するレベラー13,13aに向けて突出する一対の突出部材17,21を有し、突出部材21は突没可能に弾持され、案内面21aを有し、突出部材17は、突出部材21に当接する当接面17bを有する。▲3▼.一対の突出部材17,21の一方は、レベラー13に対する設置位置を調節可能とした。
【選択図】 図5

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ロータリハロー(あるいはロータリ代掻き装置)のような左右方向の長さが長く、移動時や収納時に折り畳んで長さを短くしたり、あるいは作業時に折り畳んだ状態から作業状態に展開したりして作業幅を調節する際に、中央作業部分に対し左右の折り畳み作業機部分を折り畳み、展開可能とした折り畳み農作業機に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、トラクタの後部に昇降可能の連結装置を介して、上下回動可能のエプロン及びレベラーを備えたロータリ作業機の長さ方向中央作業部分を装着し、該中央作業部分に対し前記トラクタから動力を伝達すると共に、該中央作業部分から左右両側に水平に延出している折り畳み作業部分を、それぞれ中央作業部分側に折り畳み可能とした農作業機が周知である。
【0003】
上記農作業機の一つとして本出願人は、中央作業部分及び折り畳み作業部分は機体の後方下部に上下回動可能にレベラーを軸支し、該レベラーには、折り畳み作業部分を水平方向に展開した状態で両レベラーを連結させる連結手段が設けられ、該連結手段は、前記中央作業部分側のレベラーの上昇に伴って両レベラーを協動させる第1協動体と前記中央作業部分側のレベラーの下降に伴って両レベラーを協動させる第2協動体とからなるものを提案している(特許文献1参照)。その具体的構成として、前記第1及び第2協動体は、それぞれ両レベラーの対向側部から突出する一対の突出部材からなり、第1協動体では、中央作業部分側の突出部材が折り畳み作業部分側の突出部材の下に重ねられ、第2協動体では、中央作業部分側の突出部材が折り畳み作業部分側の突出部材の上に重ねられている。
また、前記一対の突出部材の一方は、対向する他方に向けて突没可能に弾持された部材であり、他方は、該部材に当接する当接面を有している。さらに、前記一方の突出部材の先端が前記展開した状態で他方の突出部材側面の案内板に当接し、前記両レベラーが接地抵抗を受けて同一高さになったときに、前記案内板によって一旦退避した前記一方の突出部材が他方の突出部材の当接面上に突出するようにしている。
【0004】
【特許文献1】
特願2002−190603号
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
上記のように先行技術の折り畳み農作業機におけるレベラーにおいては、一対の突出部材の一方は、対向する他方に向けてスライドピンをバネにより突没可能に弾持しているので、該スライドピンが錆びたり、バネに泥土が付着したりすると、スライドピンの動きが悪くなり、他方の突出部材に対して確実に動作しなくなる、という解決すべき問題点があった。
【0006】
本発明は、レベラーの中央作業部分と左右の折り畳み作業部分の対向部分に、両レベラーが土壌との接地圧により上下回動して高さが同じになった際に自動的に連結状態となる自動連結手段を設け、この自動連結手段は、対向するレベラーの端縁に向けて突出する一対の突出部材を有し、その一方の突出部材は、他方の突出部材に向けて突没可能に弾持されると共に他方の突出部材に対する案内面を有し、他方の案内部材は、一方の突出部材の案内面に当接する当接面を有することによって、レベラーにおける自動連結手段の動作が確実に行われるようにした農作業機を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するために本発明は、以下の構成を特徴としている。
A.トラクタの後部に昇降可能の連結装置を介して、上下回動可能のエプロン及びレベラーを備えたロータリ作業機の長さ方向中央作業部分を装着し、該中央作業部分に対し前記トラクタから動力を伝達すると共に、該中央作業部分から左右両側に延出している折り畳み作業部分を、それぞれ中央作業部分側に折り畳み可能とした農作業機であって、
上記レベラーは、中央作業部分と左右の折り畳み作業部分の対向部分に、中央作業部分に対して折り畳み作業部分を折り畳み位置から作業位置に展開した状態で作業を行うとき、各レベラーが土壌との接地圧により上下回動して隣り合うレベラーの高さが同じになった際に自動的に水平連結状態となる自動連結手段を設けた。
【0008】
B.上記自動連結手段は、対向するレベラーの端縁に向けて突出する一対の突出部材を有し、その一方の突出部材は、他方の突出部材に向けて突没可能に弾持されると共に他方の突出部材に対する案内面を有し、他方の突出部材は、一方の突出部材に当接する当接面を有する。
C.上記一対の突出部材の少なくとも一方は、レベラーに対する設置位置を調節可能とした。
【0009】
【作用】
上記A.〜C.の構成を有することにより本発明の折り畳み農作業機は、以下の作用を行う。
a.レベラーを折り畳み状態から展開状態にして作業を開始すると、土壌との接地圧により上下回動して隣り合うレベラーの高さが同じになった際に自動連結手段により自動的に水平連結状態となり、適切な土壌均平作業が行われる。また、展開状態から折り畳むときは、連結が自動的に解除される。
b.レベラーの自動連結手段は、隣り合うレベラーが土壌との接地圧により上下回動すると、一方の突出部材の案内面が、他方の突出部材の当接面に当接した状態で上下動し、両レベラーの高さが同じになったときに両レベラーが水平連結状態となる。また、レベラーを展開状態から折り畳み状態にすると、自動連結手段は連結を自動的に解除する。
c.一対の突出部材の少なくとも一方は、レベラーに対する設置位置が調節可能なので、他方の突出部材に対する位置合わせが簡単かつ容易に行える。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を添付の図面を参照して具体的に説明する。
図1及び図2において、符号1は左右方向の長さが長く砕土・代掻機能を持つロータリ代掻・ハローである。このロータリ代掻・ハロー1の前部中央部分には、図示しないトラクタのトップリンクとロアーリンクとからなる周知の3点リンクヒッチ機構に連結される連結部2が設けられ、ロータリ代掻・ハロー1はトラクタの後部に昇降可能に装着される。また、トラクタのPTO軸から、ユニバーサルジョイント、伝動シャフト等を介して、ロータリ代掻・ハロー1の前側中央部に設けられた変速ギヤボックス3から前方に突出している入力軸3aに、図示しないユニバーサルジョイント、伝動軸を介して動力が伝達される。
【0011】
ロータリ代掻・ハロー1は、トラクタのタイヤの間隔よりやや作業幅の広い中央作業部分4と左右の折り畳み作業部分5L,5Rとに3分割され、中央作業部分4の左右の端部と左右の折り畳み作業部分5L,5Rの内端部とを、後述するシールドカバー部位に設けられた回転支持部6,6によりほぼ180°回転可能に連結し、中央作業部分4の背面と左右の折り畳み作業部分5L,5Rの背面とを重ね合わせるようにして折り畳み可能としている。従って、中央作業部分4は、トラクタのタイヤにより圃場に付けられた車輪跡を消去可能な幅を有していることになる。図で明らかなように、中央作業部分4の長さに対し左右の折り畳み作業部分5L,5Rの長さを2分の1以下としている。折り畳み作業部分5L,5Rは左右対称であり、ほぼ同じ構成を有している。回転支持部6,6の近傍に、左右の折り畳み作業部分5L,5Rを作業位置に展開した状態と中央作業部分4側に折り畳んだ状態とにそれぞれ固定するロック装置7を設けている。
【0012】
上記ギヤボックス3から左右両側に、本体フレームを兼ね、伝動シャフトを内装した伝動フレーム8と伝動シャフトを内装しない支持フレーム8aを設けている。この伝動フレーム8の中央作業部分4の折り畳み作業部分5L側の外側端にチェン伝動ケース9を、支持フレーム8aの中央作業部分4の折り畳み作業部分5R側の外側端に支持枠10をそれぞれ垂設して、該チェン伝動ケース9と支持枠10の下端部間に図示しない砕土・代掻ロータを軸装している。この砕土・代掻ロータの軸端はチェン伝動ケース9及び支持枠10から反対側にわずかに突出しており、その突出部分に固定側のクラッチ装置を取付けている。この固定側クラッチ装置と噛み合い・離脱するクラッチガイドを有する噛み合い側クラッチ装置が折り畳み作業部分5L,5Rの対向部分に設けられている(クラッチ装置については何れも図示せず)。
【0013】
折り畳み作業部分5L,5Rには、前記砕土・代掻ロータと同様の機能を有する図示しない砕土・代掻ロータが軸支され、その回転軸の内端側に前記噛み合い側クラッチ装置を設けている。そして、前記両クラッチ装置は、中央作業部分4に対し左右の折り畳み作業部分5L,5Rを水平作業状態に展開したときは接続状態となり、折り畳み作業部分5L,5Rを回転部6を中心に回動して中央作業部分4上に折り畳んだときは切断される。従って、ロータリ代掻・ハロー1は、中央作業部分4と左右の折り畳み作業部分5L,5Rの全部で作業する形態と、中央作業部分4に対し左右の折り畳み作業部分5L,5Rを折り畳んで中央作業部分4だけで作業する形態と、中央作業部分4に対し左右の折り畳み作業部分5L,5Rの何れかを折り畳んで中央作業部分4と左右の折り畳み作業部分5L,5Rの何れかで作業する形態と、を選択して作業することができる。
【0014】
上記砕土・代掻ロ−タの上方は、中央側シールドカバー11、折り畳み側シールドカバー11a,11aにより覆われており、このシールドカバー11,11aの後端部に、中央側エプロン12、折り畳み側エプロン12a,12aの前端部が、枢支軸12bを介して上下回動自在に枢着され、さらに、エプロン12、12aの後端部に中央側レベラー13、折り畳み側レベラー13a,13aの基端部が枢支軸13bにより枢支されている。本体フレームと中央側レベラー13の長さ方向中央部に、中央側レベラー13が枢支軸13bにより自在に回動して均平作業を行う均平作業状態と、中央側レベラー13の回動を下方側で規制して代掻き土壌の土寄せを行う土寄せ状態とに制御するレベラー制御体14が、トラクタ操縦者がトラクタに座ったまま操作可能に設けられている。
【0015】
図3に詳細に示すように、折り畳み側エプロン12a,12aの上面には、左右の折り畳み作業部分5L,5Rを中央作業部分4に対し水平作業状態に展開したときは中央側エプロン12と折り畳み側エプロン12aを連結状態にし、折り畳み作業部分5L,5Rを回転部6を中心に回動して中央作業部分4上に折り畳んだときは中央側エプロン12と折り畳み側エプロン12aの連結を解除するエプロン連結手段15が設けられている。このエプロン連結手段15は、折り畳み側エプロン12aから中央側エプロン12に向けてバネにより付勢されて摺動可能の連結ピンを折り畳み側エプロン12aに設け、該連結ピンと係合、係合解除する係合部を中央側エプロン12に設けている。
【0016】
また、中央側レベラー13と折り畳み側レベラー13a,13aとの対向端部には、図4及び図5に示すように,本発明に係るレベラー連結手段16が設けられている。該レベラー連結手段16は、中央側レベラー13に対して折り畳み側レベラー13aを折り畳み位置から作業位置に展開した状態で作業を行うとき、各レベラー13,13a,13aが土壌との接地圧により枢支軸13bを中心に上下回動して隣り合うレベラー13,13aの高さが同じになった際に自動的に水平連結状態となるものである。図5(a)〜(c)に中央側レベラー13と折り畳み側レベラー13aの連結行程を示す。
【0017】
前記レベラー連結手段16は、対向する中央側レベラー13と折り畳み側レベラー13aの端縁に向けて突出する一対の突出部材17,21を有している。その一方の突出部材21は、支持枠18に基端部を左右回動可能に支持された支持アーム19の先端部に固着され、側面形状が三角形をしたもので、他方の突出部材17に向けて弾持機構20により突没可能に弾持されると共に他方の突出部材17に対するテーパ状の案内面21aを有している。他方の突出部材17は、一方の突出部材21に当接する当接面17bと支持枠18に当接する当接面17cを有している。また、上記一対の突出部材17,21のうちの一方の突出部材17は、中央側レベラー13に対する設置位置を、取付けボルト17a,17aにより調節可能である。
【0018】
折り畳み側レベラー13a,13aの外側端部には、延長レベラー22がヒンジ部材23及びトグルバネ24を介して作業位置と折り畳み側レベラー13a側に折り畳む折り畳み位置とに回動可能に設けられている。この延長レベラー22には操作ワイヤ25が連結されており、トラクタに乗った作業者が後ろ向きになって、操作ワイヤ25により延長レベラー22を作業位置と折り畳み位置とに回動操作できるようになっている。また、中央作業部分4と左右の折り畳み作業部分5L,5Rとの間にはバネシリンダ26が介装されており、中央作業部分4に対し左右の折り畳み作業部分5L,5Rを折り畳み位置から作業位置に回動するとき、あるいは作業位置から折り畳み位置に回動するとき、それぞれの動作が安全に、かつ楽に行えるようにしている。
【0019】
このような構成の代掻・ハロー1においては、中央作業部分4と左右の折り畳み作業部分5L,5Rの全部で作業する形態と、中央作業部分4に対し左右の折り畳み作業部分5L,5Rを折り畳んで中央作業部分4のみで作業する形態と、中央作業部分4に対し左右の折り畳み作業部分5R,5Lの何れかを折り畳んで中央作業部分4と左右の折り畳み作業部分5R,5Lの何れかとで作業する形態の4通りの作業形態を、圃場の大きさ、形状等に合わせて選択して実施することができる。代掻・ハロー1がトラクタに装着されて路上を走行移動するとき、あるいは倉庫に収納するときなどには、左右の折り畳み作業機部分5L,5Rを折り畳んだ状態にする。
【0020】
狭い圃場において作業するときは、中央作業部分4に対し左右の折り畳み作業機部分5L,5Rを折り畳んで中央作業部分4のみで作業したり、片方の折り畳み作業部分5Lあるいは5Rを折り畳んで中央作業部分4と共に作業することにより、エプロン12,12aと共に、レベラー13,13aが自在に上下回動して、良好な砕土・均平作業を行うことができる。また、作業が終了してトラクタ及び代掻・ハロー1が圃場から出る際には、中央作業部分4によりトラクタの車輪跡が消去される。さらに、中央側レベラー13及びその左右の折り畳み側レベラー13aは、レベラー制御体14をフリーにすることにより枢支軸13bを中心に回動して均平作業を行い、レベラー制御体14によりレベラー13,13aを下向きに固定することにより土寄せ作業を行うことができる。
【0021】
折り畳み側レベラー13a,13aを折り畳み状態から展開状態にして作業を開始すると、中央側レベラー13及び折り畳み側部分13a,13aは接地抵抗により枢支軸13bを中心に回動しながら均平作業を行い、対向する中央側レベラー13と折り畳み側部分13aが同じ高さになったとき、レベラー連結手段16により自動的に連結されて水平連結状態になる。このときレベラー連結手段16においては、図5(a)及び(b)に示すように、中央側レベラー13の端縁から突出する突出部材17に対し折り畳み側レベラー13aの端縁から突出する突出部材21が、その案内面21aによって側方へ移動しながら上昇し、中央側レベラー13と折り畳み側部分13aが同じ高さになったとき(c)に示す状態に連結される。そして、以後は中央側レベラー13と折り畳み側部分13aが一体的に上下動して均平作業を行う。また、折り畳み側部分13aを展開状態から折り畳み状態にすると、自動連結手段16の連結状態は自動的に解除される。さらに、突出部材17の取付け位置を取付けボルト17a,17aにより調節することができる。
【0022】
【発明の効果】
以上説明したように本発明の折り畳み農作業機によれば、請求項1及び2の構成により以下の効果を奏することができる。
【0023】
▲1▼.レベラーは、中央作業部分と左右の折り畳み作業部分の対向部分に、中央作業部分に対して折り畳み作業部分を折り畳み位置から作業位置に水平に展開した状態で作業を行うとき、各レベラーが土壌との接地圧により上下回動して隣り合うレベラーの高さが同じになった際に自動的に連結状態となる自動連結手段を設けたので、折り畳み側レベラーを折り畳み状態から展開状態にしたとき作業開始により対向部分を自動的に、かつ確実に連結することができる。また、展開状態から折り畳むときは、連結を自動的に解除することができる。
【0024】
▲2▼.自動連結手段は、対向するレベラーの端縁に向けて突出する一対の突出部材を有し、その一方の突出部材は、他方の突出部材に向けて突没可能に弾持されると共に他方の突出部材に対する案内面を有し、他方の突出部材は、一方の突出部材に当接する当接面を有するので、折り畳み側レベラーを折り畳み状態から展開状態にしたとき接地抵抗により上下動して自動的に連結し、また、展開状態から折り畳むときに、連結を自動的に解除することができる。また、一対の突出部材は錆や土壌の詰まりなどの影響を受けにくく、動作が正確で、故障が生じにくくなる。
【0025】
▲3▼.一対の突出部材の少なくとも一方は、レベラーに対する設置位置を調節可能としたので、一方の突出部材の設置位置を調節することにより、他方の突出部材に対する位置合わせを簡単かつ容易に行うことができ、連結精度を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による代掻・ハロー全体の平面図である。
【図2】同代掻・ハロー全体の背面図である。
【図3】同代掻・ハローの部分拡大背面図である。
【図4】レベラー自動連結手段の部分側面図である。
【図5】(a)〜(c)レベラーの連結行程を示す背面図である。
【符号の説明】
1 代掻・ハロー
2 連結部
3 変速ギヤボックス
4 代掻・ハローの中央作業部分
5L,5R 折り畳み作業部分
6 回転支持部
7 ロック装置
8 伝動フレーム 8a 支持フレーム
9 チェン伝動ケース
10 支持枠
11 中央側シールドカバー 11a 折り畳み側シールドカバー
12 中央側エプロン 12a 折り畳み側エプロン 12b 枢支軸
13 中央側レベラー 13a 折り畳み側レベラー 13b 枢支軸
14 レベラー制御体
15 エプロン連結手段
16 レベラー連結手段
17,21 突出部材 17a 取付けボルト 17b,17c 当接面
21a 案内面
18 支持枠
19 支持アーム
20 弾持機構
22 延長レベラー
23 ヒンジ部材
24 トグルバネ
25 操作ワイヤ
26 バネシリンダ

Claims (3)

  1. トラクタの後部に昇降可能の連結装置を介して、上下回動可能のエプロン及びレベラーを備えたロータリ作業機の長さ方向中央作業部分を装着し、該中央作業部分に対し前記トラクタから動力を伝達すると共に、該中央作業部分から左右両側に延出している折り畳み作業部分を、それぞれ中央作業部分側に折り畳み可能とした農作業機であって、
    上記レベラーは、中央作業部分と左右の折り畳み作業部分の対向部分に、中央作業部分に対して折り畳み作業部分を折り畳み位置から作業位置に展開した状態で作業を行うとき、各レベラーが土壌との接地圧により上下回動して隣り合うレベラーの高さが同じになった際に自動的に水平連結状態となる自動連結手段を設けたことを特徴とする折り畳み農作業機。
  2. 上記自動連結手段は、対向するレベラーの端縁に向けて突出する一対の突出部材を有し、その一方の突出部材は、他方の突出部材に向けて突没可能に弾持されると共に他方の突出部材に対する案内面を有し、他方の突出部材は、一方の突出部材に当接する当接面を有することを特徴とする請求項1記載の折り畳み農作業機。
  3. 上記一対の突出部材の少なくとも一方は、レベラーに対する設置位置を調節可能としたことを特徴とする請求項2記載の折り畳み農作業機。
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