JP2004158910A - 電子メール送受信機能を有する端末用の付加機能提供システム - Google Patents
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Abstract
【課題】電子メール送受信機能を有する端末、特には携帯電話端末に、電子メールの一時的な保管処理と再取得処理、テンプレートを使用した電子メールの自動作成処理、等の利便性の高い付加機能をシンプルな操作性で提供することができ、汎用性及び拡張性に優れた構成の電子メール送受信機能を有する端末用の付加機能提供システムを提供する。
【解決手段】端末から所定の命令コードが含まれた電子メールをサーバに送信することにより、サーバの付加機能提供手段は該電子メールを受信し、該電子メールに含まれている該命令コードの意味内容を解釈し、該命令コードに対応する所定の処理を実行するようにした。
【選択図】 図2
【解決手段】端末から所定の命令コードが含まれた電子メールをサーバに送信することにより、サーバの付加機能提供手段は該電子メールを受信し、該電子メールに含まれている該命令コードの意味内容を解釈し、該命令コードに対応する所定の処理を実行するようにした。
【選択図】 図2
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、電子メール送受信機能を有する端末、特には携帯電話端末に対し、インターネットを介して、付加機能を提供するコンピュータシステムに関する。
【0002】
【関連技術】
近年、電子メール(以下、単にメールという場合がある)の送受信機能を備える携帯電話端末が普及し、携帯電話端末によるインターネットを介した電子メールの送受信が日常的に行われている。携帯電話端末の電子メールの送受信機能を利用して、個人同士で電子メールの送受信をすることは勿論のこと、例えば、時事ニュース等を定期的或いは任意に配信するサービス等も提供されている(例えば、特許文献1参照)。
【0003】
【特許文献1】
特開2002−132657号公報
【0004】
しかし、携帯電話端末における電子メールの送受信機能は、その操作性に関して言えば、片手で数字ボタンを操作して入力を行うというものであるため、文章の入力効率が悪く、長文の作成には不向きであるし、また、機能的にも携帯電話端末のCPU性能やメモリ容量等の制約から自ずと限定されたものとなっている。
【0005】
例えば、携帯電話端末に送信されてきたプライベートな内容を含む電子メールを他人に見られないように一時的に別の場所に保管し、後で自由にその一時的に保管した電子メールを再び取得したり、ビジネスや季節の挨拶等で多用される定型の文章をいわゆるテンプレート(ひな形文書)を使用して自動作成したり、指定の内容の電子メールを指定の日時に指定の宛先(電子メールアドレス)に送信する等といったことを携帯電話端末で行うことは極めて困難である。
【0006】
また、携帯電話端末に限らず、パーソナルコンピュータやPDA(Personal Digital Assistants)等であっても、上記のような機能乃至処理は、一般的にはMUA(Mail User Agent:メールソフトやメーラ等ともいう)の側で実装されるものであるため、アプリケーションソフトによっては実装されていない場合もあるし、アプリケーションソフト毎に機能も操作性も異なるため、決して使い易いものではなかった。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、上記した問題点に鑑みてなされたものであり、電子メール送受信機能を有する端末、特には携帯電話端末に、電子メールの一時的な保管処理と再取得処理、テンプレートを使用した電子メールの自動作成処理、指定された日時に指定の宛先で指定した内容の電子メールを送信する日時指定送信処理、等の利便性の高い付加機能をシンプルな操作性で提供することができ、汎用性及び拡張性に優れた構成の電子メール送受信機能を有する端末用の付加機能提供システムを提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、本発明の電子メール送受信機能を有する端末用の付加機能提供システムは、電子メール送受信機能を有する端末と、該端末の電子メール送受信機能にインターネットを介して付加機能を提供する付加機能提供手段を備えるサーバとからなるシステムであって、該端末から所定の命令コードが含まれた電子メールを該サーバに送信することにより、該サーバの付加機能提供手段は該電子メールを受信し、該電子メールに含まれている該命令コードの意味内容を解釈し、該命令コードに対応する所定の処理を実行することを特徴とする。
【0009】
即ち、インターネットを介し、端末の電子メール送受信機能に対して付加機能を提供するための付加機能提供手段(コンピュータプログラム)を備えるサーバを設け、端末からサーバの付加機能提供手段に対する命令である命令コードを含む電子メールをサーバに対して送信し、その電子メールを受信したサーバでは、付加機能提供手段が電子メールに埋め込まれている命令コードを解釈し、その命令コードに対応する種々の処理を行うようにしたものである。なお、説明の都合上、以下の説明においては、サーバの付加機能提供手段に対する命令である命令コードのことを単に「コマンド」という場合があり、また、端末からサーバに送信される命令コード(コマンド)を含んだ電子メールのことを「コマンドメール」という場合がある。
【0010】
これにより、ユーザ側の端末においては、電子メールの作成時にコマンドを入力して、その電子メール(コマンドメール)をサーバに送信するだけのシンプルな操作性で、種々の付加機能の提供を受けることができる。また、電子メールの送受信機能を備える端末であれば、端末のメーカや機種、ソフトウェア等には制限されないので、非常に汎用性が高い。更に、本発明システムに機能追加する場合にも、端末側には一切の変更を加える必要はなく、サーバの付加機能提供手段を追加的にプログラミングすれば足り、将来的な拡張性も高い。
【0011】
前記端末が、電子メール送受信機能を有する携帯電話端末であることが好適である。本発明システムは、デスクトップ型パーソナルコンピュータ、ノート型パーソナルコンピュータ、PDA等の各種端末からでも利用することができるが、操作性や機能面で制限のある携帯電話端末で利用することが最も利便性の高い態様となる。
【0012】
前記所定の命令コードは、電子メールの保管処理を意味する命令コード、保管されている電子メールの取得処理を意味する命令コード、電子メールの自動作成処理を意味する命令コード、及び/又は、電子メールの日時指定送信処理を意味する命令コード、であることが好ましい。
【0013】
前記端末から前記電子メールの保管処理を意味する命令コードが含まれた電子メールを前記サーバに送信することにより、該サーバの付加機能提供手段は該電子メールを受信し、該電子メールに含まれている該命令コードの意味内容を解釈し、該電子メールを所定の記録媒体に保管する処理を行うことが好適である。なお、説明の都合上、電子メールの保管処理のことを単に「メール保管処理」ということがある。
【0014】
前記端末から前記保管されている電子メールの取得処理を意味する命令コードが含まれた電子メールを前記サーバに送信することにより、該サーバの付加機能提供手段は該電子メールを受信し、該電子メールに含まれている該命令コードの意味内容を解釈し、所定の記録媒体に保管されている電子メールを取り出して、その取り出された電子メールを該端末に返送する処理を行うことが好適である。なお、説明の都合上、保管されている電子メールの取得処理のことを単に「保管メール取得処理」ということがある。
【0015】
前記端末から前記電子メールの自動作成処理を意味する命令コードが含まれた電子メールを前記サーバに送信することにより、該サーバの付加機能提供手段は該電子メールを受信し、該電子メールに含まれている該命令コードの意味内容を解釈し、所定の文字又は文字列を所定の文字又は文字列に置換する処理を行うことが好適である。なお、説明の都合上、電子メールの自動作成処理のことを単に「メール自動作成処理」ということがある。
【0016】
前記端末から前記電子メールの日時指定送信処理を意味する命令コードが含まれた電子メールを前記サーバに送信することにより、該サーバの付加機能提供手段は該電子メールを受信し、該電子メールに含まれている該命令コードの意味内容を解釈し、指定された日時、内容及び宛先の電子メールを送信する処理を行うことが好適である。なお、説明の都合上、電子メールの日時指定送信処理のことを単に「日時指定メール送信処理」ということがある。
【0017】
【発明の実施の形態】
以下に、本発明の一つの実施の形態を添付図面に基づいて説明するが、この図示例は例示的に示されるもので、本発明の技術思想から逸脱しない限り、種々の変更が可能なことはいうまでもない。
【0018】
図1は、本発明の電子メール送受信機能を有する端末用の付加機能提供システムにおける全体的な機器構成を示すブロック図である。図1において、符号2はサーバであり、インターネットNに接続されている。
【0019】
サーバ2では、サーバソフトウェア(デーモンプログラム)として動作する付加機能提供手段4が起動状態にある。また、サーバ2は、ハードディスク等の記録媒体(不図示)を備え、ユーザ情報データベース6、メール保管データベース8、文書テンプレートデータベース10、スケジュール管理データベース12を有している。各データベースは、DBMS(DataBase Management System)で管理されており、付加機能提供手段4とデータのやり取りができるように構成されている。なお、DBMSとしては公知のものを利用すればよい。
【0020】
インターネットNには、携帯電話各社のサーバ20が接続されており、各ユーザの携帯電話端末22,24,26では、インターネットNを介して電子メールの送受信ができるようになっている。この携帯電話端末22,24,26は、電子メール送受信機能を備えるものであれば、メーカや機種等は限定されない。また、PHS(Personal Handyphone System)端末でもよいし、PCカード型のPHS端末でもよい。
【0021】
インターネットNには、プロバイダ各社のサーバ30も接続されており、各ユーザのパーソナルコンピュータ32,34,36でも電子メールの送受信ができるようになっている。このパーソナルコンピュータ32,34,36も電子メール送受信機能を備えるものであれば、メーカや機種、ソフトウェア等は限定されない。デスクトップ型パーソナルコンピュータやノート型パーソナルコンピュータは勿論、PDA等の携帯情報端末でもよい。
【0022】
このような機器構成において、ユーザは、例えば、携帯電話端末22を使って、所定のコマンドが入力された電子メール(コマンドメール)を作成し、そのコマンドメールをサーバ2に送信するものである。なお、詳細は後述するが、ユーザが入力するコマンドは、電子メール作成時の「題名(Subject)」の欄に入力するか、「本文」の欄に入力する。短いコマンドであれば、「題名(Subject)」の欄にコマンドを入力し、「本文」の欄は空でもよい。
【0023】
次に、図2〜図5に基づいて、付加機能提供手段4の動作フローと各処理の動作フローを説明する。
【0024】
図2は、本発明システムにおける付加機能提供手段の全体的な動作フロー図である。付加機能提供手段4は、初期状態では、電子メール(コマンドメール)の受信待ちの状態にあり(S100)、コマンドメールを受信したかどうかをチェックしている(S102)。
【0025】
コマンドメールを受信していない場合には、コマンドメールの受信待ちを継続し、コマンドメールを受信した場合には、そのコマンドメールの送信元メールアドレスや経由ドメイン名を取得し、ユーザ認証を行う(S104)。このユーザ認証は、ユーザ情報データベース6に照会することにより行う。なお、必要ならば、携帯電話端末の電話番号によるユーザ認証を行ってもよい。
【0026】
そして、登録済みのユーザかどうかを判断し(S106)、ユーザ情報データベース6に登録されていないユーザならば、ユーザ登録案内の電子メールをユーザに返信する(S200)。
【0027】
なお、このユーザ登録案内の電子メールには、例えば、ユーザ登録を促すメッセージと共に、ユーザ登録のためのウェブページの所在(URL:Uniform Resource Locator)を記載しておくようにすればよい。また、ユーザ登録のウェブページでは、例えば、ユーザ情報として名前と電子メールアドレス等の記入を求めるようにし、そのユーザ情報をユーザ情報データベース6に登録する。また、後述する如く、ユーザの好みに合わせたユーザ独自の文書テンプレートを文書テンプレートデータベース10に登録できるようにしてもよい。
【0028】
登録済みのユーザかどうかを判断し(S106)、ユーザ情報データベース6に登録済みのユーザならば、受信したコマンドメールの内容により処理を振り分ける(S108)。即ち、コマンドメールの内容中に含まれている命令コード(コマンド)によって、条件分岐し、命令コード(コマンド)とその処理内容の対応テーブルに従い、夫々に対応する処理を行う。
【0029】
つまり、コマンドが、電子メールの保管処理を意味する場合には、メール保管処理(S110)に分岐し、保管されている電子メールの取得処理を意味する場合には、保管メール取得処理(S130)に分岐し、テンプレートを使用した電子メールの自動作成処理を意味する場合には、メール自動作成処理(S150)に分岐し、電子メールの日時指定送信処理を意味する場合には、日時指定メール送信処理(S170)に分岐する。
【0030】
なお、コマンドとしては、これ以外にも、その他サービスの各処理(S199)に分岐するものとして、例えば、アドレス帳をサーバに登録するコマンド、ユーザのスケジュールを登録し通知するコマンド、同じ内容のメールを複数の宛先に送信するコマンド、時事ニュースの配信等を行うコマンド、操作履歴表示やヘルプのコマンド等々を用意するようにしてもよい。これらの処理は常法によればよい。
【0031】
以下の表1に、例示として、命令コード(コマンド)とその処理内容の対応テーブルの一覧を示す。
【0032】
【表1】
【0033】
図3は、本発明システムのメール保管処理(S110)と保管メール取得処理(S130)の動作フロー図である。
【0034】
メール保管処理(S110)では、まず、受信したメール(コマンドメール)の内容をユーザ毎にメール保管データベース8へ保存し(S112)、DBMSからのリターンコード等から正常に保管されたかどうかを判断し(S114)、正常ならば、ユーザに対する返信用の本文に保管番号を通知するためのメッセージを作成する。また、正常に保管したかどうかの判断(S114)において、異常と判断された場合には、ユーザに対する返信用の本文にエラーメッセージを作成する(S118)。そして、作成された返信メールをユーザに送信する(S120)。
【0035】
このようにして、ユーザは、携帯電話端末で受信した電子メールをサーバ2のメール保管データベース8に保管しておくことができ、また、その保管番号を知ることができる。
【0036】
保管メール取得処理(S130)では、まず、受信メール(コマンドメール)の内容からユーザ指定の保管番号を取得し、その保管番号に該当するメール保管データベース8のレコードを読み出す(S132)。DBMSからのリターンコード等からメール保管データベース8に該当するレコードが存在したかどうか判断し(S134)、該当するレコードが存在し正常に取得できた場合には、そのレコード(取得した保管メール)の内容をユーザに対する返信メールの本文に作成する(S136)。また、該当するレコードが存在せず取得できなかった場合には、メール保管データベース8からユーザ毎の保管番号の一覧を取得し、ユーザに対する返信メールの本文に保管番号の一覧を作成する。そして、作成された返信メールをユーザに送信する(S140)。
【0037】
このようにして、ユーザは、前記メール保管処理(S110)によって保管された電子メールを再びユーザの携帯電話端末に取得することができる。
【0038】
図4は、本発明システムのメール自動作成処理(S150)の動作フロー図である。メール自動作成処理(S150)では、まず、受信メール(コマンドメール)の内容からユーザ指定の文書テンプレート番号を取得し、その文書テンプレート番号に該当する文書テンプレートの内容を文書テンプレートデータベース10から読み込む(S152)。
【0039】
なお、この文書テンプレートデータベース10には、予めビジネスで多用される定型の文章のテンプレート(ひな形文書)が登録されている。また、前述したユーザ登録のウェブページにおいて、ユーザの好みに合わせた文書テンプレートを文書テンプレートデータベース10に追加的に登録できるようにしてもよい。
【0040】
次いで、コマンドメールの内容中に文字置換指示コードが存在するか否かを確認し(S154)、存在する場合には、文書テンプレートデータベース10から読み込んだ文書テンプレートの文字置換を行い(S156)、電子メールの本文を作成する(S158)。文字置換指示コードが存在しない場合には、文書テンプレートの文字置換は行わず、文書テンプレートそのままの内容で電子メールの本文を作成する(S158)。
【0041】
ここで、文字置換指示コードとは、所定の記号や符号(例えば、「@@」)に対して、指定した文字や文字列(例えば、「○×さん」)に置換するように指示するものであり、例えば、コマンドメールの本文中に「@@=○×さん」等と記載しておくようにすればよい。
【0042】
そして、文書テンプレートを用いて自動作成された電子メールを指定された宛先へ送信する(S160)。なお、宛先としては、自動作成された電子メールの内容をユーザが確認できるように、コマンドメールの送信元のユーザに返信するようにしてもよい。この場合、ユーザは、自動作成された電子メールの内容を確認した後、所望の送信先に転送するか、又は、本文をコピーして新規メールに貼り付ける等して、所望の送信先に送信すればよい。
【0043】
図5は、本発明システムの日時指定メール送信処理(S170)の動作フロー図である。日時指定メール送信処理(S170)では、まず、受信メール(コマンドメール)の内容から指定日時を取得し(S172)、その指定日時が形式的に正しいかを確認し(S174)、正しい場合には、スケジュール管理データベース12に、指定日時とスケジュールの内容を登録し(S176)、そして、ユーザに対する返信メールの本文にスケジュールの登録が完了した旨のメッセージを作成する(S178)。また、指定日時が不正である場合には、返信メールの本文にエラーメッセージを作成する(S179)。作成された返信メールは、コマンドメールを送信したユーザに送信する(S180)。
【0044】
また、登録されたスケジュールは、常駐プログラムでタイマー処理される。タイマー処理は、まず、システム日時を取得し(S182)、スケジュール管理データベースから日時が一致するレコードを取得し(S184)、レコードが存在したかどうかを確認する(S186)。存在しない場合には、再度システム日時を取得(S182)に戻り、これを繰り返す。存在する場合には、取得したレコードを基に電子メールの本文を作成し(S188)、指定された宛先にそのメールを送信する(S190)。
【0045】
次に、図6〜図8に基づいて、データ伝送から見た各処理のシステムフローを説明する。
【0046】
図6は、本発明システムのメール保管処理及び保管メール取得処理のシステムフロー図である。ユーザがメール保管処理を行う場合、まず、▲1▼ユーザは、携帯電話端末22を用い、サーバ2に保管したいメールについて、メール保管処理のコマンド(例えば「Fw」)を題名の欄に入力し、サーバ2に転送する。▲2▼このメール(コマンドメール)は、携帯電話各社のサーバ20を経由して、サーバ2に受信される。▲3▼サーバ2では、図3の説明で述べたようにして、受信したメール(コマンドメール)の内容をメール保管データベース8に保管し、▲4▼保管が完了した旨と保管番号が記載された保管番号通知メールをユーザ宛に返信する。▲5▼保管番号通知メールは、携帯電話各社のサーバ20を経由して、ユーザの携帯電話端末22で受信される。
【0047】
ユーザが保管メール取得処理を行う場合、まず、▲6▼ユーザは、携帯電話端末22を用い、新たなメールを作成し、保管メール取得処理のコマンド(例えば「Mg」)に取得したい保管メールの保管番号(例えば「01」)をパラメータとして与え(例えば「Mg01」)、これを題名の欄に入力し、サーバ2に送信する。▲7▼このメール(コマンドメール)は、携帯電話各社のサーバ20を経由して、サーバ2に受信される。▲8▼サーバ2では、図3の説明で述べたようにして、受信したメール(コマンドメール)で指定されている保管番号に該当する保管メールをメール保管データベース8から読み込んで、その内容のメールを作成する。▲9▼作成したメールをユーザ宛に送信し、(10)携帯電話各社のサーバ20を経由して、ユーザの携帯電話端末22で受信される。
【0048】
図7は、本発明システムのメール自動作成処理のシステムフロー図である。ユーザがメール自動作成処理を行う場合、まず、▲1▼ユーザは、携帯電話端末22を用い、新たなメールを作成し、メール自動作成処理のコマンド(例えば「Fx」)に、使いたい文書テンプレート番号(例えば「01」)をパラメータとして与え(例えば「Fx01」)、これを題名の欄に入力し、また、本文の欄に文字置換指示コードを記述し(例えば「@@=○×さん」)、必要ならば自動的送信したい宛先のメールアドレス(例えば「xxx@xxxx.co.jp」)を指定し、サーバ2に送信する。▲2▼このメール(コマンドメール)は、携帯電話各社のサーバ20を経由して、サーバ2に受信される。▲3▼サーバ2では、図4の説明で述べたようにして、文書テンプレートデータベース10から該当する文書テンプレートを取り出し、コマンドメールの文字置換指示に従って文字の置換を行ってメールを自動作成し、▲4▼作成されたメールをユーザ宛に送信し、宛先のメールアドレスが指定されていた場合は、その宛先にも送信する。▲5▼’自動作成されたメールは、携帯電話各社のサーバ20を経由して、ユーザの携帯電話端末22で受信され、また、▲5▼”宛先のメールアドレスが指定されていた場合には、その指定された宛先(図示例では、携帯電話端末24,26とパーソナルコンピュータ32,34,36)にも自動作成されたメールが届くこととなる。
【0049】
図8は、本発明システムの日時指定メール送信処理のシステムフロー図である。ユーザが日時指定メール送信処理を行う場合、まず、▲1▼ユーザは、携帯電話端末22を用い、新たなメールを作成し、日時指定メール送信処理のコマンド(例えば「Ti」)を題名の欄に入力し、本文の欄には、月日(例えば「01/01」)、時間(例えば「09:00」)、宛先(例えば「xxx@xxxx.co.jp」)及び送信したい文章を記述して、サーバ2に送信する。▲2▼このメール(コマンドメール)は、携帯電話各社のサーバ20を経由して、サーバ2に受信され、▲3▼サーバ2では、図5の説明で述べたようにして、スケジュール管理データベース12にコマンドメールの内容のスケジュールを登録し、登録が完了した旨のメール作成する。▲4▼作成された登録完了のメールをユーザ宛に返信し、▲5▼ユーザはこれを受信して確認する。
【0050】
そして、▲6▼サーバ2において、図5の説明で述べたように、指定された日時に指定された内容のメールを作成し、▲7▼作成したメールをユーザ宛及び指定された宛先に送信する。▲8▼’日時指定メールは、携帯電話各社のサーバ20を経由して、ユーザユーザの携帯電話端末22で受信され、ユーザの携帯電話端末22で受信されると共に、▲8▼”指定した宛先(図示例では、携帯電話端末24,26とパーソナルコンピュータ32,34,36)にも日時指定メールが届くこととなる。
【0051】
次に、図9〜図11に基づいて、ユーザの携帯電話端末から見た各処理の画面フローを説明する。
【0052】
図9は、本発明システムのメール保管処理の画面フロー図である。ユーザは携帯電話端末において、例えば、他人に見られたくないが削除もできないメールを受信し、これを別の場所に保管しておきたい(G50)。そこで、本発明システムによるメール保管処理を行うために、まず、メール転送の画面に切り換え、本文の欄の内容はそのままで、題名の欄にはメール保管処理のコマンド(図示例では「Fw」)を入力し、宛先の欄にはサーバ2のメールアドレス(図示例では「user@xxxx.jp」)を入力する(G52)。そして、携帯電話端末の送信開始ボタンを押下して、サーバ2にメールを送信する。サーバ2では前述した如くのメール保管処理が行われ、暫くすると、保管が完了した旨とその保管番号(図示例では「01」)を通知するメールがユーザの携帯電話端末に届く(G54)。他人に見られたくないが削除もできなかったメールは、サーバ2に保管されたので、ユーザの携帯電話端末では、このメールを削除してしまってもよい(G56)。
【0053】
図10は、本発明システムの保管メール取得処理の画面フロー図である。上記図9でサーバ2に保管したメールを取得したい場合、ユーザは携帯電話端末において、まず、新規メールの作成画面に切り換え、題名の欄に、保管メール取得処理のコマンド(図示例では「Mg」)に保管番号(図示例では「01」)をパラメータとして与えて入力(図示例では「Mg01」)し、宛先の欄にはサーバ2のメールアドレス(図示例では「user@xxxx.jp」)を入力し、本文の欄は不要なので空とする(G60)。そしてこのメールをサーバ2に送信すると、サーバ2では前述した如くの保管メール取得処理が行われ、暫くすると、サーバ2に保管してあったメールがユーザの携帯電話端末に届くこととなる(G62)。
【0054】
図11は、本発明システムのメール自動作成処理の画面フロー図である。文書テンプレートを使用して定型文書を作成したい場合、ユーザは携帯電話端末において、まず、新規メールの作成画面に切り換え、題名の欄に、メール自動作成処理のコマンド(図示例では「Fx」)に文書テンプレート番号(図示例では「01」)をパラメータとして与えて入力(図示例では「Fx01」)し、宛先の欄はサーバ2のメールアドレス(図示例では「user@xxxx.jp」)を入力し、本文の欄には、文字置換指示コード(図示例では「@@=○×さん」)を入力する(G70)。そしてこのメールをサーバ2に送信すると、サーバ2では前述した如くのメール自動作成処理が行われ、暫くすると、自動作成されたメールがユーザの携帯電話端末に届く(G72)。ユーザは、メール転送の画面に切り換えて、題名の欄を変更(図示例では「元気ですか?」)し、宛先の欄も変更(図示例では「aa@OOOO.jp」)し、送信すればよい(G74)。
【0055】
【発明の効果】
以上述べた如く、本発明によれば、電子メール送受信機能を有する端末、特には携帯電話端末に、電子メールの一時的な保管処理と再取得処理、テンプレートを使用した電子メールの自動作成処理、指定された日時に指定の宛先で指定した内容の電子メールを送信する日時指定送信処理、等の利便性の高い付加機能をシンプルな操作性で提供することができ、汎用性及び拡張性に優れた構成の電子メール送受信機能を有する端末用の付加機能提供システムを提供することができるという優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の電子メール送受信機能を有する端末用の付加機能提供システムにおける全体的な機器構成を示すブロック図である。
【図2】本発明システムにおける付加機能提供手段の全体的な動作フロー図である。
【図3】本発明システムのメール保管処理と保管メール取得処理の動作フロー図である。
【図4】本発明システムのメール自動作成処理の動作フロー図である。
【図5】本発明システムの日時指定メール送信処理の動作フロー図である。
【図6】本発明システムのメール保管処理及び保管メール取得処理のシステムフロー図である。
【図7】本発明システムのメール自動作成処理のシステムフロー図である。
【図8】本発明システムの日時指定メール送信処理のシステムフロー図である。
【図9】本発明システムのメール保管処理の画面フロー図である。
【図10】本発明システムの保管メール取得処理の画面フロー図である。
【図11】本発明システムのメール自動作成処理の画面フロー図である。
【符号の説明】
2:サーバ、4:付加機能提供手段、6:ユーザ情報データベース、8:メール保管データベース、10:文書テンプレートデータベース、12:スケジュール管理データベース、20:携帯電話各社のサーバ、22,24,26:携帯電話端末、30:プロバイダ各社のサーバ、32,34,36:パーソナルコンピュータ。
【発明の属する技術分野】
本発明は、電子メール送受信機能を有する端末、特には携帯電話端末に対し、インターネットを介して、付加機能を提供するコンピュータシステムに関する。
【0002】
【関連技術】
近年、電子メール(以下、単にメールという場合がある)の送受信機能を備える携帯電話端末が普及し、携帯電話端末によるインターネットを介した電子メールの送受信が日常的に行われている。携帯電話端末の電子メールの送受信機能を利用して、個人同士で電子メールの送受信をすることは勿論のこと、例えば、時事ニュース等を定期的或いは任意に配信するサービス等も提供されている(例えば、特許文献1参照)。
【0003】
【特許文献1】
特開2002−132657号公報
【0004】
しかし、携帯電話端末における電子メールの送受信機能は、その操作性に関して言えば、片手で数字ボタンを操作して入力を行うというものであるため、文章の入力効率が悪く、長文の作成には不向きであるし、また、機能的にも携帯電話端末のCPU性能やメモリ容量等の制約から自ずと限定されたものとなっている。
【0005】
例えば、携帯電話端末に送信されてきたプライベートな内容を含む電子メールを他人に見られないように一時的に別の場所に保管し、後で自由にその一時的に保管した電子メールを再び取得したり、ビジネスや季節の挨拶等で多用される定型の文章をいわゆるテンプレート(ひな形文書)を使用して自動作成したり、指定の内容の電子メールを指定の日時に指定の宛先(電子メールアドレス)に送信する等といったことを携帯電話端末で行うことは極めて困難である。
【0006】
また、携帯電話端末に限らず、パーソナルコンピュータやPDA(Personal Digital Assistants)等であっても、上記のような機能乃至処理は、一般的にはMUA(Mail User Agent:メールソフトやメーラ等ともいう)の側で実装されるものであるため、アプリケーションソフトによっては実装されていない場合もあるし、アプリケーションソフト毎に機能も操作性も異なるため、決して使い易いものではなかった。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、上記した問題点に鑑みてなされたものであり、電子メール送受信機能を有する端末、特には携帯電話端末に、電子メールの一時的な保管処理と再取得処理、テンプレートを使用した電子メールの自動作成処理、指定された日時に指定の宛先で指定した内容の電子メールを送信する日時指定送信処理、等の利便性の高い付加機能をシンプルな操作性で提供することができ、汎用性及び拡張性に優れた構成の電子メール送受信機能を有する端末用の付加機能提供システムを提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、本発明の電子メール送受信機能を有する端末用の付加機能提供システムは、電子メール送受信機能を有する端末と、該端末の電子メール送受信機能にインターネットを介して付加機能を提供する付加機能提供手段を備えるサーバとからなるシステムであって、該端末から所定の命令コードが含まれた電子メールを該サーバに送信することにより、該サーバの付加機能提供手段は該電子メールを受信し、該電子メールに含まれている該命令コードの意味内容を解釈し、該命令コードに対応する所定の処理を実行することを特徴とする。
【0009】
即ち、インターネットを介し、端末の電子メール送受信機能に対して付加機能を提供するための付加機能提供手段(コンピュータプログラム)を備えるサーバを設け、端末からサーバの付加機能提供手段に対する命令である命令コードを含む電子メールをサーバに対して送信し、その電子メールを受信したサーバでは、付加機能提供手段が電子メールに埋め込まれている命令コードを解釈し、その命令コードに対応する種々の処理を行うようにしたものである。なお、説明の都合上、以下の説明においては、サーバの付加機能提供手段に対する命令である命令コードのことを単に「コマンド」という場合があり、また、端末からサーバに送信される命令コード(コマンド)を含んだ電子メールのことを「コマンドメール」という場合がある。
【0010】
これにより、ユーザ側の端末においては、電子メールの作成時にコマンドを入力して、その電子メール(コマンドメール)をサーバに送信するだけのシンプルな操作性で、種々の付加機能の提供を受けることができる。また、電子メールの送受信機能を備える端末であれば、端末のメーカや機種、ソフトウェア等には制限されないので、非常に汎用性が高い。更に、本発明システムに機能追加する場合にも、端末側には一切の変更を加える必要はなく、サーバの付加機能提供手段を追加的にプログラミングすれば足り、将来的な拡張性も高い。
【0011】
前記端末が、電子メール送受信機能を有する携帯電話端末であることが好適である。本発明システムは、デスクトップ型パーソナルコンピュータ、ノート型パーソナルコンピュータ、PDA等の各種端末からでも利用することができるが、操作性や機能面で制限のある携帯電話端末で利用することが最も利便性の高い態様となる。
【0012】
前記所定の命令コードは、電子メールの保管処理を意味する命令コード、保管されている電子メールの取得処理を意味する命令コード、電子メールの自動作成処理を意味する命令コード、及び/又は、電子メールの日時指定送信処理を意味する命令コード、であることが好ましい。
【0013】
前記端末から前記電子メールの保管処理を意味する命令コードが含まれた電子メールを前記サーバに送信することにより、該サーバの付加機能提供手段は該電子メールを受信し、該電子メールに含まれている該命令コードの意味内容を解釈し、該電子メールを所定の記録媒体に保管する処理を行うことが好適である。なお、説明の都合上、電子メールの保管処理のことを単に「メール保管処理」ということがある。
【0014】
前記端末から前記保管されている電子メールの取得処理を意味する命令コードが含まれた電子メールを前記サーバに送信することにより、該サーバの付加機能提供手段は該電子メールを受信し、該電子メールに含まれている該命令コードの意味内容を解釈し、所定の記録媒体に保管されている電子メールを取り出して、その取り出された電子メールを該端末に返送する処理を行うことが好適である。なお、説明の都合上、保管されている電子メールの取得処理のことを単に「保管メール取得処理」ということがある。
【0015】
前記端末から前記電子メールの自動作成処理を意味する命令コードが含まれた電子メールを前記サーバに送信することにより、該サーバの付加機能提供手段は該電子メールを受信し、該電子メールに含まれている該命令コードの意味内容を解釈し、所定の文字又は文字列を所定の文字又は文字列に置換する処理を行うことが好適である。なお、説明の都合上、電子メールの自動作成処理のことを単に「メール自動作成処理」ということがある。
【0016】
前記端末から前記電子メールの日時指定送信処理を意味する命令コードが含まれた電子メールを前記サーバに送信することにより、該サーバの付加機能提供手段は該電子メールを受信し、該電子メールに含まれている該命令コードの意味内容を解釈し、指定された日時、内容及び宛先の電子メールを送信する処理を行うことが好適である。なお、説明の都合上、電子メールの日時指定送信処理のことを単に「日時指定メール送信処理」ということがある。
【0017】
【発明の実施の形態】
以下に、本発明の一つの実施の形態を添付図面に基づいて説明するが、この図示例は例示的に示されるもので、本発明の技術思想から逸脱しない限り、種々の変更が可能なことはいうまでもない。
【0018】
図1は、本発明の電子メール送受信機能を有する端末用の付加機能提供システムにおける全体的な機器構成を示すブロック図である。図1において、符号2はサーバであり、インターネットNに接続されている。
【0019】
サーバ2では、サーバソフトウェア(デーモンプログラム)として動作する付加機能提供手段4が起動状態にある。また、サーバ2は、ハードディスク等の記録媒体(不図示)を備え、ユーザ情報データベース6、メール保管データベース8、文書テンプレートデータベース10、スケジュール管理データベース12を有している。各データベースは、DBMS(DataBase Management System)で管理されており、付加機能提供手段4とデータのやり取りができるように構成されている。なお、DBMSとしては公知のものを利用すればよい。
【0020】
インターネットNには、携帯電話各社のサーバ20が接続されており、各ユーザの携帯電話端末22,24,26では、インターネットNを介して電子メールの送受信ができるようになっている。この携帯電話端末22,24,26は、電子メール送受信機能を備えるものであれば、メーカや機種等は限定されない。また、PHS(Personal Handyphone System)端末でもよいし、PCカード型のPHS端末でもよい。
【0021】
インターネットNには、プロバイダ各社のサーバ30も接続されており、各ユーザのパーソナルコンピュータ32,34,36でも電子メールの送受信ができるようになっている。このパーソナルコンピュータ32,34,36も電子メール送受信機能を備えるものであれば、メーカや機種、ソフトウェア等は限定されない。デスクトップ型パーソナルコンピュータやノート型パーソナルコンピュータは勿論、PDA等の携帯情報端末でもよい。
【0022】
このような機器構成において、ユーザは、例えば、携帯電話端末22を使って、所定のコマンドが入力された電子メール(コマンドメール)を作成し、そのコマンドメールをサーバ2に送信するものである。なお、詳細は後述するが、ユーザが入力するコマンドは、電子メール作成時の「題名(Subject)」の欄に入力するか、「本文」の欄に入力する。短いコマンドであれば、「題名(Subject)」の欄にコマンドを入力し、「本文」の欄は空でもよい。
【0023】
次に、図2〜図5に基づいて、付加機能提供手段4の動作フローと各処理の動作フローを説明する。
【0024】
図2は、本発明システムにおける付加機能提供手段の全体的な動作フロー図である。付加機能提供手段4は、初期状態では、電子メール(コマンドメール)の受信待ちの状態にあり(S100)、コマンドメールを受信したかどうかをチェックしている(S102)。
【0025】
コマンドメールを受信していない場合には、コマンドメールの受信待ちを継続し、コマンドメールを受信した場合には、そのコマンドメールの送信元メールアドレスや経由ドメイン名を取得し、ユーザ認証を行う(S104)。このユーザ認証は、ユーザ情報データベース6に照会することにより行う。なお、必要ならば、携帯電話端末の電話番号によるユーザ認証を行ってもよい。
【0026】
そして、登録済みのユーザかどうかを判断し(S106)、ユーザ情報データベース6に登録されていないユーザならば、ユーザ登録案内の電子メールをユーザに返信する(S200)。
【0027】
なお、このユーザ登録案内の電子メールには、例えば、ユーザ登録を促すメッセージと共に、ユーザ登録のためのウェブページの所在(URL:Uniform Resource Locator)を記載しておくようにすればよい。また、ユーザ登録のウェブページでは、例えば、ユーザ情報として名前と電子メールアドレス等の記入を求めるようにし、そのユーザ情報をユーザ情報データベース6に登録する。また、後述する如く、ユーザの好みに合わせたユーザ独自の文書テンプレートを文書テンプレートデータベース10に登録できるようにしてもよい。
【0028】
登録済みのユーザかどうかを判断し(S106)、ユーザ情報データベース6に登録済みのユーザならば、受信したコマンドメールの内容により処理を振り分ける(S108)。即ち、コマンドメールの内容中に含まれている命令コード(コマンド)によって、条件分岐し、命令コード(コマンド)とその処理内容の対応テーブルに従い、夫々に対応する処理を行う。
【0029】
つまり、コマンドが、電子メールの保管処理を意味する場合には、メール保管処理(S110)に分岐し、保管されている電子メールの取得処理を意味する場合には、保管メール取得処理(S130)に分岐し、テンプレートを使用した電子メールの自動作成処理を意味する場合には、メール自動作成処理(S150)に分岐し、電子メールの日時指定送信処理を意味する場合には、日時指定メール送信処理(S170)に分岐する。
【0030】
なお、コマンドとしては、これ以外にも、その他サービスの各処理(S199)に分岐するものとして、例えば、アドレス帳をサーバに登録するコマンド、ユーザのスケジュールを登録し通知するコマンド、同じ内容のメールを複数の宛先に送信するコマンド、時事ニュースの配信等を行うコマンド、操作履歴表示やヘルプのコマンド等々を用意するようにしてもよい。これらの処理は常法によればよい。
【0031】
以下の表1に、例示として、命令コード(コマンド)とその処理内容の対応テーブルの一覧を示す。
【0032】
【表1】
【0033】
図3は、本発明システムのメール保管処理(S110)と保管メール取得処理(S130)の動作フロー図である。
【0034】
メール保管処理(S110)では、まず、受信したメール(コマンドメール)の内容をユーザ毎にメール保管データベース8へ保存し(S112)、DBMSからのリターンコード等から正常に保管されたかどうかを判断し(S114)、正常ならば、ユーザに対する返信用の本文に保管番号を通知するためのメッセージを作成する。また、正常に保管したかどうかの判断(S114)において、異常と判断された場合には、ユーザに対する返信用の本文にエラーメッセージを作成する(S118)。そして、作成された返信メールをユーザに送信する(S120)。
【0035】
このようにして、ユーザは、携帯電話端末で受信した電子メールをサーバ2のメール保管データベース8に保管しておくことができ、また、その保管番号を知ることができる。
【0036】
保管メール取得処理(S130)では、まず、受信メール(コマンドメール)の内容からユーザ指定の保管番号を取得し、その保管番号に該当するメール保管データベース8のレコードを読み出す(S132)。DBMSからのリターンコード等からメール保管データベース8に該当するレコードが存在したかどうか判断し(S134)、該当するレコードが存在し正常に取得できた場合には、そのレコード(取得した保管メール)の内容をユーザに対する返信メールの本文に作成する(S136)。また、該当するレコードが存在せず取得できなかった場合には、メール保管データベース8からユーザ毎の保管番号の一覧を取得し、ユーザに対する返信メールの本文に保管番号の一覧を作成する。そして、作成された返信メールをユーザに送信する(S140)。
【0037】
このようにして、ユーザは、前記メール保管処理(S110)によって保管された電子メールを再びユーザの携帯電話端末に取得することができる。
【0038】
図4は、本発明システムのメール自動作成処理(S150)の動作フロー図である。メール自動作成処理(S150)では、まず、受信メール(コマンドメール)の内容からユーザ指定の文書テンプレート番号を取得し、その文書テンプレート番号に該当する文書テンプレートの内容を文書テンプレートデータベース10から読み込む(S152)。
【0039】
なお、この文書テンプレートデータベース10には、予めビジネスで多用される定型の文章のテンプレート(ひな形文書)が登録されている。また、前述したユーザ登録のウェブページにおいて、ユーザの好みに合わせた文書テンプレートを文書テンプレートデータベース10に追加的に登録できるようにしてもよい。
【0040】
次いで、コマンドメールの内容中に文字置換指示コードが存在するか否かを確認し(S154)、存在する場合には、文書テンプレートデータベース10から読み込んだ文書テンプレートの文字置換を行い(S156)、電子メールの本文を作成する(S158)。文字置換指示コードが存在しない場合には、文書テンプレートの文字置換は行わず、文書テンプレートそのままの内容で電子メールの本文を作成する(S158)。
【0041】
ここで、文字置換指示コードとは、所定の記号や符号(例えば、「@@」)に対して、指定した文字や文字列(例えば、「○×さん」)に置換するように指示するものであり、例えば、コマンドメールの本文中に「@@=○×さん」等と記載しておくようにすればよい。
【0042】
そして、文書テンプレートを用いて自動作成された電子メールを指定された宛先へ送信する(S160)。なお、宛先としては、自動作成された電子メールの内容をユーザが確認できるように、コマンドメールの送信元のユーザに返信するようにしてもよい。この場合、ユーザは、自動作成された電子メールの内容を確認した後、所望の送信先に転送するか、又は、本文をコピーして新規メールに貼り付ける等して、所望の送信先に送信すればよい。
【0043】
図5は、本発明システムの日時指定メール送信処理(S170)の動作フロー図である。日時指定メール送信処理(S170)では、まず、受信メール(コマンドメール)の内容から指定日時を取得し(S172)、その指定日時が形式的に正しいかを確認し(S174)、正しい場合には、スケジュール管理データベース12に、指定日時とスケジュールの内容を登録し(S176)、そして、ユーザに対する返信メールの本文にスケジュールの登録が完了した旨のメッセージを作成する(S178)。また、指定日時が不正である場合には、返信メールの本文にエラーメッセージを作成する(S179)。作成された返信メールは、コマンドメールを送信したユーザに送信する(S180)。
【0044】
また、登録されたスケジュールは、常駐プログラムでタイマー処理される。タイマー処理は、まず、システム日時を取得し(S182)、スケジュール管理データベースから日時が一致するレコードを取得し(S184)、レコードが存在したかどうかを確認する(S186)。存在しない場合には、再度システム日時を取得(S182)に戻り、これを繰り返す。存在する場合には、取得したレコードを基に電子メールの本文を作成し(S188)、指定された宛先にそのメールを送信する(S190)。
【0045】
次に、図6〜図8に基づいて、データ伝送から見た各処理のシステムフローを説明する。
【0046】
図6は、本発明システムのメール保管処理及び保管メール取得処理のシステムフロー図である。ユーザがメール保管処理を行う場合、まず、▲1▼ユーザは、携帯電話端末22を用い、サーバ2に保管したいメールについて、メール保管処理のコマンド(例えば「Fw」)を題名の欄に入力し、サーバ2に転送する。▲2▼このメール(コマンドメール)は、携帯電話各社のサーバ20を経由して、サーバ2に受信される。▲3▼サーバ2では、図3の説明で述べたようにして、受信したメール(コマンドメール)の内容をメール保管データベース8に保管し、▲4▼保管が完了した旨と保管番号が記載された保管番号通知メールをユーザ宛に返信する。▲5▼保管番号通知メールは、携帯電話各社のサーバ20を経由して、ユーザの携帯電話端末22で受信される。
【0047】
ユーザが保管メール取得処理を行う場合、まず、▲6▼ユーザは、携帯電話端末22を用い、新たなメールを作成し、保管メール取得処理のコマンド(例えば「Mg」)に取得したい保管メールの保管番号(例えば「01」)をパラメータとして与え(例えば「Mg01」)、これを題名の欄に入力し、サーバ2に送信する。▲7▼このメール(コマンドメール)は、携帯電話各社のサーバ20を経由して、サーバ2に受信される。▲8▼サーバ2では、図3の説明で述べたようにして、受信したメール(コマンドメール)で指定されている保管番号に該当する保管メールをメール保管データベース8から読み込んで、その内容のメールを作成する。▲9▼作成したメールをユーザ宛に送信し、(10)携帯電話各社のサーバ20を経由して、ユーザの携帯電話端末22で受信される。
【0048】
図7は、本発明システムのメール自動作成処理のシステムフロー図である。ユーザがメール自動作成処理を行う場合、まず、▲1▼ユーザは、携帯電話端末22を用い、新たなメールを作成し、メール自動作成処理のコマンド(例えば「Fx」)に、使いたい文書テンプレート番号(例えば「01」)をパラメータとして与え(例えば「Fx01」)、これを題名の欄に入力し、また、本文の欄に文字置換指示コードを記述し(例えば「@@=○×さん」)、必要ならば自動的送信したい宛先のメールアドレス(例えば「xxx@xxxx.co.jp」)を指定し、サーバ2に送信する。▲2▼このメール(コマンドメール)は、携帯電話各社のサーバ20を経由して、サーバ2に受信される。▲3▼サーバ2では、図4の説明で述べたようにして、文書テンプレートデータベース10から該当する文書テンプレートを取り出し、コマンドメールの文字置換指示に従って文字の置換を行ってメールを自動作成し、▲4▼作成されたメールをユーザ宛に送信し、宛先のメールアドレスが指定されていた場合は、その宛先にも送信する。▲5▼’自動作成されたメールは、携帯電話各社のサーバ20を経由して、ユーザの携帯電話端末22で受信され、また、▲5▼”宛先のメールアドレスが指定されていた場合には、その指定された宛先(図示例では、携帯電話端末24,26とパーソナルコンピュータ32,34,36)にも自動作成されたメールが届くこととなる。
【0049】
図8は、本発明システムの日時指定メール送信処理のシステムフロー図である。ユーザが日時指定メール送信処理を行う場合、まず、▲1▼ユーザは、携帯電話端末22を用い、新たなメールを作成し、日時指定メール送信処理のコマンド(例えば「Ti」)を題名の欄に入力し、本文の欄には、月日(例えば「01/01」)、時間(例えば「09:00」)、宛先(例えば「xxx@xxxx.co.jp」)及び送信したい文章を記述して、サーバ2に送信する。▲2▼このメール(コマンドメール)は、携帯電話各社のサーバ20を経由して、サーバ2に受信され、▲3▼サーバ2では、図5の説明で述べたようにして、スケジュール管理データベース12にコマンドメールの内容のスケジュールを登録し、登録が完了した旨のメール作成する。▲4▼作成された登録完了のメールをユーザ宛に返信し、▲5▼ユーザはこれを受信して確認する。
【0050】
そして、▲6▼サーバ2において、図5の説明で述べたように、指定された日時に指定された内容のメールを作成し、▲7▼作成したメールをユーザ宛及び指定された宛先に送信する。▲8▼’日時指定メールは、携帯電話各社のサーバ20を経由して、ユーザユーザの携帯電話端末22で受信され、ユーザの携帯電話端末22で受信されると共に、▲8▼”指定した宛先(図示例では、携帯電話端末24,26とパーソナルコンピュータ32,34,36)にも日時指定メールが届くこととなる。
【0051】
次に、図9〜図11に基づいて、ユーザの携帯電話端末から見た各処理の画面フローを説明する。
【0052】
図9は、本発明システムのメール保管処理の画面フロー図である。ユーザは携帯電話端末において、例えば、他人に見られたくないが削除もできないメールを受信し、これを別の場所に保管しておきたい(G50)。そこで、本発明システムによるメール保管処理を行うために、まず、メール転送の画面に切り換え、本文の欄の内容はそのままで、題名の欄にはメール保管処理のコマンド(図示例では「Fw」)を入力し、宛先の欄にはサーバ2のメールアドレス(図示例では「user@xxxx.jp」)を入力する(G52)。そして、携帯電話端末の送信開始ボタンを押下して、サーバ2にメールを送信する。サーバ2では前述した如くのメール保管処理が行われ、暫くすると、保管が完了した旨とその保管番号(図示例では「01」)を通知するメールがユーザの携帯電話端末に届く(G54)。他人に見られたくないが削除もできなかったメールは、サーバ2に保管されたので、ユーザの携帯電話端末では、このメールを削除してしまってもよい(G56)。
【0053】
図10は、本発明システムの保管メール取得処理の画面フロー図である。上記図9でサーバ2に保管したメールを取得したい場合、ユーザは携帯電話端末において、まず、新規メールの作成画面に切り換え、題名の欄に、保管メール取得処理のコマンド(図示例では「Mg」)に保管番号(図示例では「01」)をパラメータとして与えて入力(図示例では「Mg01」)し、宛先の欄にはサーバ2のメールアドレス(図示例では「user@xxxx.jp」)を入力し、本文の欄は不要なので空とする(G60)。そしてこのメールをサーバ2に送信すると、サーバ2では前述した如くの保管メール取得処理が行われ、暫くすると、サーバ2に保管してあったメールがユーザの携帯電話端末に届くこととなる(G62)。
【0054】
図11は、本発明システムのメール自動作成処理の画面フロー図である。文書テンプレートを使用して定型文書を作成したい場合、ユーザは携帯電話端末において、まず、新規メールの作成画面に切り換え、題名の欄に、メール自動作成処理のコマンド(図示例では「Fx」)に文書テンプレート番号(図示例では「01」)をパラメータとして与えて入力(図示例では「Fx01」)し、宛先の欄はサーバ2のメールアドレス(図示例では「user@xxxx.jp」)を入力し、本文の欄には、文字置換指示コード(図示例では「@@=○×さん」)を入力する(G70)。そしてこのメールをサーバ2に送信すると、サーバ2では前述した如くのメール自動作成処理が行われ、暫くすると、自動作成されたメールがユーザの携帯電話端末に届く(G72)。ユーザは、メール転送の画面に切り換えて、題名の欄を変更(図示例では「元気ですか?」)し、宛先の欄も変更(図示例では「aa@OOOO.jp」)し、送信すればよい(G74)。
【0055】
【発明の効果】
以上述べた如く、本発明によれば、電子メール送受信機能を有する端末、特には携帯電話端末に、電子メールの一時的な保管処理と再取得処理、テンプレートを使用した電子メールの自動作成処理、指定された日時に指定の宛先で指定した内容の電子メールを送信する日時指定送信処理、等の利便性の高い付加機能をシンプルな操作性で提供することができ、汎用性及び拡張性に優れた構成の電子メール送受信機能を有する端末用の付加機能提供システムを提供することができるという優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の電子メール送受信機能を有する端末用の付加機能提供システムにおける全体的な機器構成を示すブロック図である。
【図2】本発明システムにおける付加機能提供手段の全体的な動作フロー図である。
【図3】本発明システムのメール保管処理と保管メール取得処理の動作フロー図である。
【図4】本発明システムのメール自動作成処理の動作フロー図である。
【図5】本発明システムの日時指定メール送信処理の動作フロー図である。
【図6】本発明システムのメール保管処理及び保管メール取得処理のシステムフロー図である。
【図7】本発明システムのメール自動作成処理のシステムフロー図である。
【図8】本発明システムの日時指定メール送信処理のシステムフロー図である。
【図9】本発明システムのメール保管処理の画面フロー図である。
【図10】本発明システムの保管メール取得処理の画面フロー図である。
【図11】本発明システムのメール自動作成処理の画面フロー図である。
【符号の説明】
2:サーバ、4:付加機能提供手段、6:ユーザ情報データベース、8:メール保管データベース、10:文書テンプレートデータベース、12:スケジュール管理データベース、20:携帯電話各社のサーバ、22,24,26:携帯電話端末、30:プロバイダ各社のサーバ、32,34,36:パーソナルコンピュータ。
Claims (7)
- 電子メール送受信機能を有する端末と、該端末の電子メール送受信機能にインターネットを介して付加機能を提供する付加機能提供手段を備えるサーバとからなるシステムであって、該端末から所定の命令コードが含まれた電子メールを該サーバに送信することにより、該サーバの付加機能提供手段は該電子メールを受信し、該電子メールに含まれている該命令コードの意味内容を解釈し、該命令コードに対応する所定の処理を実行することを特徴とする電子メール送受信機能を有する端末用の付加機能提供システム。
- 前記端末が、電子メール送受信機能を有する携帯電話端末であることを特徴とする請求項1記載の電子メール送受信機能を有する端末用の付加機能提供システム。
- 前記所定の命令コードは、電子メールの保管処理を意味する命令コード、保管されている電子メールの取得処理を意味する命令コード、電子メールの自動作成処理を意味する命令コード、及び/又は、電子メールの日時指定送信処理を意味する命令コード、であることを特徴とする請求項1又は2記載の電子メール送受信機能を有する端末用の付加機能提供システム。
- 前記端末から前記電子メールの保管処理を意味する命令コードが含まれた電子メールを前記サーバに送信することにより、該サーバの付加機能提供手段は該電子メールを受信し、該電子メールに含まれている該命令コードの意味内容を解釈し、該電子メールを所定の記録媒体に保管する処理を行うことを特徴とする請求項3記載の電子メール送受信機能を有する端末用の付加機能提供システム。
- 前記端末から前記保管されている電子メールの取得処理を意味する命令コードが含まれた電子メールを前記サーバに送信することにより、該サーバの付加機能提供手段は該電子メールを受信し、該電子メールに含まれている該命令コードの意味内容を解釈し、所定の記録媒体に保管されている電子メールを取り出して、その取り出された電子メールを該端末に返送する処理を行うことを特徴とする請求項3又は4記載の電子メール送受信機能を有する端末用の付加機能提供システム。
- 前記端末から前記電子メールの自動作成処理を意味する命令コードが含まれた電子メールを前記サーバに送信することにより、該サーバの付加機能提供手段は該電子メールを受信し、該電子メールに含まれている該命令コードの意味内容を解釈し、所定の文字又は文字列を所定の文字又は文字列に置換する処理を行うことを特徴とする請求項3〜5のいずれか1項記載の電子メール送受信機能を有する端末用の付加機能提供システム。
- 前記端末から前記電子メールの日時指定送信処理を意味する命令コードが含まれた電子メールを前記サーバに送信することにより、該サーバの付加機能提供手段は該電子メールを受信し、該電子メールに含まれている該命令コードの意味内容を解釈し、指定された日時、内容及び宛先の電子メールを送信する処理を行うことを特徴とする請求項3〜6のいずれか1項記載の電子メール送受信機能を有する端末用の付加機能提供システム。
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