JP2014228903A - 情報加工サーバ、情報格納サーバ、情報加工プログラム、情報格納プログラム及び情報の格納方法 - Google Patents

情報加工サーバ、情報格納サーバ、情報加工プログラム、情報格納プログラム及び情報の格納方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 URLが含まれた情報を電子メールで送信してサーバに保存する際に用いられ、URLに存在していた情報が削除されてしまった後等にも情報の確認を可能にする情報格納サーバ等を提供する。【解決手段】 電子メールを用いてURLが含まれた情報をサーバに格納して保存する際に、サーバにURLのみを保存するのではなく、サーバでURLにアクセスしてWebページのHTMLファイル等の情報を取得し、取得した情報を保存するよう構成する。本発明は、URLを含む電子メールで受信した情報を加工し、URLにアクセスして取得した情報を含む電子メールを送信することによって、URLにアクセスして取得した情報を情報格納サーバに格納させる情報加工サーバに関する発明、又は、URLにアクセスして取得した情報を格納する情報格納サーバに関する発明として特定できる。【選択図】 図4

Description

本発明は、URLが含まれた情報を電子メールで送信してサーバに保存する際に用いられる情報加工サーバ、情報格納サーバ、情報加工プログラム、情報格納プログラム及び情報の格納方法に関するものである。
クラウドコンピューティングの普及に伴い、ユーザが保存したいメモや画像などの様々な情報を、インターネット上に保存することができるサービスが提供されるようになっている。こうしたサービスを利用して保存したい情報をアップロードする際には、サービス提供者のWebサーバにアクセスして所定のWebページに入力操作を行って、対象となる情報を送信することが一般的である。
ところが、端末で利用できるWebブラウザやネットワーク環境の制約から、Webサーバにアクセスして情報を送信することが困難な場合がある。そのため、ユーザの利便性を考慮して、電子メールを用いて情報を送信できるサービスも提供されるようになっている。こうしたサービスは、ユーザ毎に割り当てられる送信用メールアドレスを宛先に設定したうえで、保存したい情報を電子メールで送信すると、自動的にWebサーバにアップロードされる仕組みとなっている(例えば、非特許文献1参照)。
ところで、電子メールで情報を送信する際には、受信者に伝えたい情報を全て電子メール自体に含めるのではなく、電子メールの本文等にURLを書き込み、電子メールの受信者にこのURLにアクセスしてWebページを閲覧させることとすれば、多くの情報を伝達することができる。ところが、受信者側の端末の仕様やネットワーク環境の制約から、URLにアクセスしてWebページを閲覧できない場合があり、こうした課題に対応するために、端末でURLから取得した情報を端末本体に保存する発明や(例えば、特許文献1、特許文献2参照)、URLから取得した情報をメールサーバで電子メールの本文に書き込む発明(例えば、特許文献2、特許文献3参照)が開示されている。
特開2001−34548号公報 特開2010−108097号公報 特開2003−150521号公報
EVERNOTE日本語版ブログ、"Eメールを送信するだけでEvernoteに簡単送信!"、[online]、平成22年8月31日、[平成25年5月10日検索]、インターネット<URL:http://blog.evernote.com/jp/2010/08/31/1010>
非特許文献1に示したようなサービスを利用して情報を保存する際にも、前述の電子メールで情報を送受信するケースと同様に、必要な情報が記載されているWebページのURLのみを電子メールで送信して保存することで足りる場合がある。また、スマートフォンのブラウザでWebページの情報を電子メールで送信する操作を行うと、URLのみが記述された電子メールが送信されるよう設定されていることが一般的である。このようにしてURLのみを送信してサーバに保存した場合、ユーザが送信後に情報を確認したい場合には、保存したURLを呼び出し、そのURLにアクセスすることによって必要な情報を確認することになるが、ここで問題になるのが、そのURLに存在していた情報が削除されてしまったり、保存場所が変更されてしまったりするようなケースである。このようなケースでは、ユーザは必要な情報を確認できなくなるという問題が生じてしまうことになる。
特許文献1〜特許文献3に例示した発明によると、いずれもURLに存在していた情報が削除されてしまった場合にも、その情報は端末に保存されているので確認することが可能であるが、情報が保存されているのは端末本体であって、その端末を用いないと情報を確認することができない。そもそも、ユーザがどのような環境にいて、どのような端末を使用しても必要な情報にアクセスできること、端末に保存された情報が消失してしまっても影響を受けないことが、非特許文献1に示したようなサービスの意義であるため、特許文献1〜特許文献3に例示した発明を非特許文献1に示したようなサービスに適用したのでは、本来のサービスの意義が失われることになってしまう。
本発明は、このような課題に対応するためになされたものであり、URLが含まれた情報を電子メールで送信してサーバに保存する際に用いられ、URLに存在していた情報が削除等されてしまった後にも情報の確認を可能にする、情報加工サーバ、情報格納サーバ、情報加工プログラム、情報格納プログラム及び情報の格納方法を提供することを目的とするものである。
本発明は、電子メールを用いてURLが含まれた情報をサーバに格納して保存する際に、サーバ側にURLのみを保存するのではなく、サーバ側でURLにアクセスして取得した情報を保存するよう構成することによって、本願にかかる課題を解決するものである。ユーザはURLを電子メールで送信する操作を行うだけで、URLに存在する情報を保存することが可能になる。
本発明は、こうした構成を備え、URLを含む電子メールで受信した情報を加工し、URLにアクセスして取得した情報を含む電子メールを送信することによって、URLにアクセスして取得した情報を情報格納サーバに格納させる情報加工サーバに関する発明、又は、こうした構成を備えることによって、URLにアクセスして取得した情報を格納する情報格納サーバに関する発明として特定することができる。
本発明にかかる情報加工サーバは、電子メールで受信した情報を格納する情報格納サーバに、電子メールを加工して送信する情報加工サーバであって、電子メールを送信したユーザを識別可能な識別情報と、ユーザが保存したい情報のURLが含まれた第1の電子メールを受信する受信手段と、前記受信手段が受信した第1の電子メールに含まれるURLにアクセスすることによって出力される情報を取得する取得手段と、前記取得手段が取得した情報又は前記情報を所定の形式に変換したファイルの少なくとも一方と、前記第1の電子メールに含まれる識別情報から特定されるユーザの識別情報が含まれ、前記情報格納サーバで受信可能なメールアドレスを宛先に設定した第2の電子メールの送信ファイルを生成する生成手段と、前記生成手段が生成した第2の電子メールの送信ファイルを送信する送信手段と、を備えていて、前記情報格納サーバは、前記第2の電子メールに含まれる前記情報又は前記情報を所定の形式に変換したファイルの少なくとも一方を、前記第2の電子メールに含まれる識別情報から特定されるユーザがアクセス可能な所定の記憶領域に格納することを特徴とする情報加工サーバである。
また、本発明にかかる情報加工サーバは、前記受信手段は、宛先のメールアドレスに所定のドメインが指定された電子メールを前記第1の電子メールとして受信し、前記受信手段が受信した第1の電子メールの宛先に設定されたメールアドレスのアカウントまたはサブドメインの少なくとも一部から、所定の条件に基づいてメタデータを特定する特定手段を備え、前記生成手段は、前記特定手段によって特定されたメタデータを、前記情報格納サーバで処理可能な所定の形式に設定し、前記情報格納サーバで受信可能なメールアドレスを前記第2の電子メールの宛先に設定し、前記情報格納サーバは、前記第2の電子メールを受信すると、前記第2の電子メールに所定の形式で設定されたメタデータを、前記メタデータに対応するデータ本体に関連付けて格納することを特徴とすることもできる。
このように構成すると、URLとあわせてデータ本体に関連付けて格納したいメタデータを送信する場合に、ユーザは電子メールのタイトル(件名)や本文にメタデータを記述するのではなく、電子メールの宛先にメタデータの特定が可能なメールアドレスを設定することによって、メールアドレスを設定する操作のみによって、データ本体に関連付けて格納するメタデータを指定することが可能になる。
本発明にかかる情報格納サーバは、電子メールで受信した情報を格納する情報格納サーバであって、電子メールを送信したユーザを識別可能な識別情報と、ユーザが保存したい情報のURLが含まれた電子メールを受信する受信手段と、前記受信手段が受信した電子メールに含まれるURLにアクセスすることによって出力される情報を取得する取得手段と、前記取得手段が取得した情報又は前記情報を所定の形式に変換したファイルの少なくとも一方を、前記電子メール受信手段が受信した電子メールに含まれる識別情報から特定されるユーザがアクセス可能な所定の記憶領域に格納する格納手段と、を備えることを特徴とする情報格納サーバである。
また、本発明にかかる情報格納サーバは、前記受信手段は、宛先のメールアドレスに所定のドメインが指定された電子メールを受信し、前記受信手段が受信した電子メールの宛先に設定されたメールアドレスのアカウントまたはサブドメインの少なくとも一部から、所定の条件に基づいてメタデータを特定する特定手段を備えていて、前記格納手段は、前記特定手段によって特定されたメタデータを、前記メタデータに対応するデータ本体に関連付けて格納することを特徴とすることもできる。
このように構成すると、URLとあわせてデータ本体に関連付けて格納したいメタデータを送信する場合に、ユーザは電子メールのタイトル(件名)や本文にメタデータを記述するのではなく、電子メールの宛先にメタデータの特定が可能なメールアドレスを設定することによって、メールアドレスを設定する操作のみによって、データ本体に関連付けて格納するメタデータを指定することが可能になる。
本発明は、本発明にかかる情報加工サーバに備えられる情報加工プログラム、又は情報加工サーバと情報格納サーバによって実行される情報の格納方法、若しくは本発明にかかる情報格納サーバに備えられる情報格納プログラム、又は情報格納サーバによって実行される情報の格納方法として特定することもできる。
本発明にかかる情報加工プログラムは、電子メールで受信した情報を格納する情報格納サーバに、電子メールを加工して送信する情報加工サーバに、電子メールを送信したユーザを識別可能な識別情報と、ユーザが保存したい情報のURLが含まれた第1の電子メールを受信する受信ステップと、前記受信ステップで受信した第1の電子メールに含まれるURLにアクセスすることによって出力される情報を取得する取得ステップと、前記取得ステップで取得した情報又は前記情報を所定の形式に変換したファイルの少なくとも一方と、前記第1の電子メールに含まれる識別情報から特定されるユーザの識別情報が含まれ、前記情報格納サーバで受信可能なメールアドレスを宛先に設定した第2の電子メールの送信ファイルを生成する生成ステップと、前記生成ステップで生成した第2の電子メールの送信ファイルを送信する送信ステップと、を実行させ、前記情報格納サーバは、前記第2の電子メールに含まれる前記情報又は前記情報を所定の形式に変換したファイルの少なくとも一方を、前記第2の電子メールに含まれる識別情報から特定されるユーザがアクセス可能な所定の記憶領域に格納することを特徴とする情報加工プログラムである。
本発明にかかる情報の格納方法は、電子メールで受信した情報を格納する情報格納サーバに、電子メールを加工して送信する情報加工サーバが、電子メールを送信したユーザを識別可能な識別情報と、ユーザが保存したい情報のURLが含まれた第1の電子メールを受信する受信ステップと、前記情報加工サーバが、前記受信ステップで受信した第1の電子メールに含まれるURLにアクセスすることによって出力される情報を取得する取得ステップと、前記情報加工サーバが、前記取得ステップで取得した情報又は前記情報を所定の形式に変換したファイルの少なくとも一方と、前記第1の電子メールに含まれる識別情報から特定されるユーザの識別情報が含まれ、前記情報格納サーバで受信可能なメールアドレスを宛先に設定した第2の電子メールの送信ファイルを生成する生成ステップと、前記情報加工サーバが、前記生成ステップで生成した第2の電子メールの送信ファイルを送信する送信ステップと、前記情報格納サーバが、前記第2の電子メールを受信して、前記第2の電子メールに含まれる前記情報又は前記情報を所定の形式に変換したファイルの少なくとも一方を、前記第2の電子メールに含まれる識別情報から特定されるユーザがアクセス可能な所定の記憶領域に格納する格納ステップと、を有することを特徴とする情報の格納方法である。
本発明にかかる情報加工プログラム及び情報の格納方法は、先に述べたメタデータを指定するための本発明にかかる情報加工サーバの構成に対応した、情報加工プログラム及び情報の格納方法として特定することもできる。
本発明にかかる情報格納プログラムは、電子メールで受信した情報を格納する情報格納サーバに、電子メールを送信したユーザを識別可能な識別情報と、ユーザが保存したい情報のURLが含まれた電子メールを受信する受信ステップと、前記受信ステップで受信した電子メールに含まれるURLにアクセすることによって出力される情報を取得する取得ステップと、前記取得ステップで取得した情報又は前記情報を所定の形式に変換したファイルの少なくとも一方を、前記電子メール受信ステップで受信した電子メールに含まれる識別情報から特定されるユーザがアクセス可能な所定の記憶領域に格納する格納ステップと、を実行させることを特徴とする情報格納プログラムである。
本発明にかかる情報の格納方法は、電子メールで受信した情報を格納する情報格納サーバが、電子メールを送信したユーザを識別可能な識別情報と、ユーザが保存したい情報のURLが含まれた電子メールを受信する受信ステップと、前記情報格納サーバが、前記受信ステップで受信した電子メールに含まれるURLにアクセすることによって出力される情報を取得する取得ステップと、前記情報格納サーバが、前記取得ステップで取得した情報又は前記情報を所定の形式に変換したファイルの少なくとも一方を、前記電子メール受信ステップで受信した電子メールに含まれる識別情報から特定されるユーザがアクセス可能な所定の記憶領域に格納する格納ステップと、を有することを特徴とする情報の格納方法である。
本発明にかかる情報格納プログラム及び情報の格納方法は、先に述べたメタデータを指定するための本発明にかかる情報格納サーバの構成に対応した、情報格納プログラム及び情報の格納方法として特定することもできる。
本発明は、URLが含まれた情報を電子メールで送信してサーバに保存する際に、URLに存在していた情報が削除等されてしまった後であっても必要な情報の確認を可能にするものであり、インターネット上に様々な情報を保存するサービスのユーザの利便性が向上し、クラウドコンピューティングの活性化に貢献することが期待される。
本発明にかかる情報加工サーバの構成の一例を示す図である。 本発明にかかる情報格納サーバの構成の一例を示す図である。 現在の一般的なインターネット上での情報保存サービスにおいて、URLが含まれた情報を電子メールで送信した場合の問題点を示す図である。 本発明にかかる情報加工サーバを用いて、受信した電子メールを加工して、URLから取得した情報を情報格納サーバに格納させる仕組みを示す図である。 現在の一般的なインターネット上での情報保存サービスにおける、電子メールを利用してメタデータを情報格納サーバに格納させる仕組みの一例を示す図である。 本発明にかかる情報加工サーバによって、受信した電子メールを加工して、メールアドレスから特定されるメタデータを情報格納サーバに格納させる仕組みの一例を示す図である。 本発明にかかる情報加工サーバによって、受信した電子メールを加工して、URLから取得した情報とメールアドレスから特定されるメタデータを情報格納サーバに格納させる仕組みを示す図である。 本発明にかかる情報格納サーバによって、URLから取得した情報を格納する仕組みを示す図である。 本発明にかかる情報格納サーバによって、メールアドレスから特定されるメタデータを格納する仕組みを示す図である。 本発明にかかる情報格納サーバによって、URLから取得した情報とメールアドレスから特定されるメタデータを格納する仕組みを示す図である。 本発明にかかる情報加工サーバにおける情報の加工処理のフローを示すフローチャートである。 本発明にかかる情報格納サーバにおける情報の格納処理のフローを示すフローチャートである。
本発明を実施するための形態について、図面を用いて以下に詳細に説明する。尚、以下の説明は、本発明の実施形態の一例について説明するものであって、本発明はかかる実施形態に限定されるものではない。また、以下の説明と図3〜図10のメールアドレスの「ドメイン」については、いずれも国や機関等を示す「.com」や「.co.jp」などのトップレベルドメインやセカンドレベルドメインを省略して、メールサーバに固有の名称となる部分のみを記載している。
本発明は、主として、インターネットなどのネットワーク上で情報を保存するサービスにおいて、URLが含まれた情報を電子メールによって送信する際に用いられるものであるが、本発明にかかる情報加工サーバは、受信した電子メールを加工し、情報を格納して保存する情報格納サーバに電子メールで送信するサーバに関するものであり、本発明にかかる情報格納サーバは、電子メールによって受信した情報を格納して保存するサーバに関するものである。図1は、本発明にかかる情報加工サーバの、図2は本発明にかかる情報格納サーバの構成の一例を示している。
図1、図2に示したユーザ端末10は、インターネットに接続して情報の送受信が可能なネットワーク端末であり、例えば、PC(パーソナルコンピュータ)、タブレットコンピュータ、スマートフォンなどの携帯電話機を用いることができる。メール送信部11は機能的に特定されるものであるが、ユーザ端末10に備えられる電子メールの送信が可能なメーラが該当し、メーラのプログラムが記憶装置からメインメモリ等に読み出され、CPUで演算処理を実行することによってその機能が実現される。
図1、図2に示した情報格納サーバ20は、インターネット上で情報を保存するサービスに用いられ、ユーザ端末10等から電子メールで受信した情報を格納して保存するサーバコンピュータである。情報格納サーバ20にはCPU、メインメモリ、ハードディスク等の補助記憶装置が備えられ、補助記憶装置に格納されたプログラムがメインメモリに読み出され、CPUで演算処理を実行することによって、所定の機能が実現される。
情報格納サーバ20に備えられる機能や、情報格納サーバ20を構成するコンピュータの物理的な構成は特に限定されるものではない。情報格納サーバ20は、電子メールで受信した情報を格納して保存する機能の他に、検索、編集など様々な機能を備えるものであってもよい。これらの機能を含めたサーバの機能が、物理的には複数のコンピュータで処理される構成となっていてもよい。
図1のメール受信部21、格納処理部22、図2のメール受信部21、格納処理部22、メール処理部24は、いずれも機能的に特定されるものであって、情報格納サーバ20のハードディスク等の補助記憶装置に格納されたプログラムがメインメモリに読み出され、CPUで演算処理を実行することによって、各々に対応する機能が実現される。
図1の情報格納部23、図2の情報格納部23、変換ルール記憶部25には、情報格納サーバ20のハードディスク等の補助記憶装置の記憶領域が割り当てられる。この記憶領域は物理的に一台のコンピュータに備えられることを必須の要件とするものではなく、データベースサーバ等を構成する他のコンピュータに設けられてもよいし、複数のコンピュータに分散して設けられるものであってもよい。
図1に示した情報加工サーバ30は、ユーザ端末10等から電子メールで受信した情報を加工して生成した電子メールを、情報格納サーバ20に送信するためのサーバコンピュータである。情報加工サーバ30にはCPU、メインメモリ、ハードディスク等の補助記憶装置が備えられ、補助記憶装置に格納されたプログラムがメインメモリに読み出され、CPUで演算処理を実行することによって、所定の機能が実現される。
情報加工サーバ30に備えられる機能や、情報加工サーバ30を構成するコンピュータの物理的な構成は特に限定されるものではない。情報加工サーバ30は、受信した電子メールを加工して送信する機能の他にも、様々な機能を備えるものであってもよい。これらの機能を含めたサーバの機能が、物理的には複数のコンピュータで処理される構成となっていてもよい。
図1のメール受信部31、メール加工部32、メール送信部33は、いずれも機能的に特定されるものであって、情報加工サーバ30のハードディスク等の補助記憶装置に格納されたプログラムがメインメモリに読み出され、CPUで演算処理を実行することによって、各々に対応する機能が実現される。
図1の変換ルール記憶部34には、情報加工サーバ30のハードディスク等の補助記憶装置の記憶領域が割り当てられる。この記憶領域は物理的に一台のコンピュータに備えられることを必須の要件とするものではなく、データベースサーバ等を構成する他のコンピュータに設けられてもよいし、複数のコンピュータに分散して設けられるものであってもよい。
以上の構成を前提にして、本発明にかかる情報加工サーバ、情報格納サーバの動作について、それぞれ図4〜図7と図11、図8〜図10と図12を用いて説明するが、その前に図3を用いて、現在の一般的なインターネット上での情報保存サービスにおいて、保存したい情報を電子メールで送信する仕組みと、送信した情報にURLが含まれる場合の問題点について説明する。尚、図3における情報の送信は、図1に示したユーザ端末10から、情報格納サーバ20に保存したい情報を送信する構成となる。
現在、ユーザが保存したいメモや画像などの様々な情報を、インターネット上に保存することができるサービスが提供されているが、こうしたサービスを利用して保存したい情報を送信する際には、電子メールを用いることが可能になっている。ユーザはPCや携帯電話機などのユーザ端末10から、メール送信部11を起動して保存したい情報を電子メールによって情報格納サーバ20に送信すると、情報格納サーバ20ではメール受信部21で電子メールを受信し、格納処理部22を起動して、電子メールのタイトルや本文に記述されている、あるいは添付ファイルとして添付された保存したい情報を、ユーザ毎に割り当てられた情報格納部23の所定の記憶領域に格納する。このようにして情報格納サーバ20に格納された情報は、通常は、ユーザのみが情報格納サーバ20にログインして、閲覧や編集をすることができる。
こうしたサービスを利用するユーザには、情報保存サービスの提供者からユーザID等の識別コードが割り当てられ、ログイン時の認証等に用いられるが、その他に電子メールで保存したい情報を送信する際に用いるメールアドレスも、ユーザ毎に割り当てられることになる。例えば図3では、送信する電子メールの宛先に指定されたメールアドレスが「user111@domain」となっているが、ここで利用するメールアドレスに、ユーザ毎に固有のアカウント(この例ではユーザIDである「user111」)を設定したメールアドレスを割り当てることとすれば、電子メールを受信した情報格納サーバ20では、受信した電子メールがどのユーザからのものであるか、受信したメールアドレスのアカウントから識別することができるので、保存したい情報をユーザ毎に割り当てられた情報格納部23の所定の記憶領域に格納することが可能になる。
尚、情報格納サーバ20でユーザを識別するための方法は特に限定されるものではなく、上記のようなメールアドレスのアカウントにユーザIDを用いる方法の他に、例えば、メールアドレスにユーザID以外の識別キーを用いることとしてもよいし、電子メールのタイトルや本文にユーザの識別キーを記述することとしてもよい。
このようにしてユーザ端末10から送信される電子メールの本文に、ユーザが保存したい情報としてURL(図3の例では「http://sample/」)が含まれていた場合、このURLも保存する情報の一部として情報格納部23に格納されることになる。そして、ユーザがユーザ端末10にURLが含まれた情報を情報格納部23から読み出すと、ユーザ端末10にはURLが表示されるので、このURLにアクセスすることによって(URLにアクセスする方法は特に限定されるものではないが、例えば、情報格納サーバ20でURLが含まれた情報を情報格納部23に格納する際に、URLが表示される部分をクリックすると自動的にそのURLにアクセスするリンクを埋め込んでおくこととすればよい)、ユーザ端末10にはURLによって特定されるサーバ等に記憶された情報が出力され、ユーザは必要な情報を確認することができる。
以上のように構成することによって、情報格納サーバ20には必要な情報そのものを保存しておかなくても、URLにアクセスすることによって情報を確認することが可能になるが、ここで問題になるのが、URLに存在していた情報が削除されてしまったり、保存場所が変更されてしまったりするようなケースである。こうしたケースでは、ユーザはユーザ端末10に情報格納サーバ20からURLを取得することはできるものの、図3に示したように、必要な情報にアクセスすることができなくなってしまう。
そこで本発明では、図4に示した実施形態のように、中間サーバの位置づけとなる情報加工サーバ30を設けることによって、情報格納サーバ20の仕様はそのままであっても、URLのみでなく、URLに存在していた情報を情報格納サーバ20にも格納し、URLに存在していた情報が削除されてしまったり、保存場所が変更されてしまったりするようなケースでも、ユーザ端末10で情報格納サーバ20から必要な情報を取り出せる仕組みとなっている。
図4では、URLが含まれた情報を保存したいユーザは、情報格納サーバ20ではなく、情報加工サーバ30に電子メールを送信する。このときに送信する電子メールの宛先には、情報格納サーバ20を運営する情報保存サービスの提供者から割り当てられたユーザIDをアカウントとする「user111@domain」のメールアドレスではなく、「user111@sample」のように、ドメインが情報加工サーバ30で受信可能なメールアドレスのドメインである「@sample」で、アカウントが自らのユーザIDである「user111」となるメールアドレスを設定する。
そして、この電子メールはドメインが「@sample」であるため、情報保存サービスを提供する情報格納サーバ20ではなく、中間サーバである情報加工サーバ30のメール受信部31で受信されることになる。情報加工サーバ30のメール受信部31で、ドメインが「@sample」である電子メールを受信すると、メール加工部32が起動され、受信した電子メールの宛先に設定されたメールアドレスのアカウントや本文を読み取って、以下の電子メールの送信ファイルを生成する処理が実行される。
まず、読み取ったメールアドレスのユーザIDをアカウントに、情報格納サーバ20で受信可能なメールアドレスのドメインである「@domain」をドメインに指定したメールアドレス「user111@domain」を、宛先のメールアドレスに設定する。ここで、情報格納サーバ20で受信可能なメールアドレスのドメインである「@domain」は、ユーザが利用している情報保存サービスに対応するサーバのドメインを、あらかじめ情報加工サーバ30に登録しておくこととすればよいが、ユーザが送信する電子メールの宛先のメールアドレスのサブドメインに「user111@domain.sample」のように情報格納サーバ20のドメインを指定させて、サブドメインから情報格納サーバ20のドメインを取り出すよう構成してもよい。
次に、電子メールの本文(添付ファイルでもよい)にURL(図4では「http://sample/」)が含まれているかを確認し、含まれている場合にはこれを読み取り、読み取ったURLによって特定されるサーバ等の記憶領域にアクセスして、URLにアクセスすることによって出力されるWebページのHTMLファイル等の情報を取得する。
そして、URLから取得したHTMLファイル等の情報を、生成した電子メールの送信ファイルの本文に書き込む。又は、HTMLファイル等のURLから取得したファイルや、HTMLファイルをPDF等の形式に変換したファイルを、添付ファイルとして送信ファイルに添付することとしてもよい。この電子メールの送信ファイルを送信すると、情報格納サーバ20のメール受信部21で受信され、図3を用いて説明したのと同様の処理によって、アカウントのユーザIDからユーザを識別し、ユーザ毎に割り当てられた情報格納部23の所定の記憶領域に、電子メールの本文に記述されたURLから取得したHTMLファイル等の情報や、電子メールに添付されたファイルが格納されることになる。
以上の処理によって、ユーザはURLが含まれた電子メールを情報加工サーバ30に送信すれば、情報格納サーバ20の情報格納部23には、URLが含まれた情報そのものではなく、URLから取得した情報が格納されることになり、ユーザは情報格納サーバ20の情報格納部23からこの情報を取り出すだけで、URLにアクセスしなくても必要な情報を確認することが可能になるので、URLに存在していた情報が削除されてしまったり、保存場所が変更されてしまったりするようなケースにも対応することができる。中間サーバである情報加工サーバ30を設けるこうした仕組みによると、情報格納サーバ20の仕様を何ら変更することなく実現が可能なものである。
中間サーバである情報加工サーバ30を介して情報格納サーバ20に電子メールを送信する際には、情報加工サーバ30でURLから情報を取得して書き込むことに加えて、次に説明するような仕組みによって、保存する情報のデータ本体に、グループやカテゴリなどを示すノートブック名やタグ名などのメタデータを付すことも可能である。
その前提として、図5を用いて、現在の一般的なインターネット上での情報保存サービスにおける、電子メールを利用してメタデータを情報格納サーバに格納させる仕組みについて説明する。保存する情報のデータ本体に、情報の分類や検索などに用いるためのグループやカテゴリなどを示すノートブック名やタグ名などのメタデータを付したい場合には、図5に示したような方法で、情報格納サーバ20でメタデータを受け付けて、データ本体に関連付けて格納するサービスが提供されている。送信する電子メールの宛先には、ユーザに割り当てられたメールアドレス(「user111@domain」)が指定され、本文には保存したい情報のデータ本体が記述されている。
そして、図5に示したように、送信する電子メールの本文には、データ本体と関連付けて格納したいメタデータが記述されている。また、格納処理部22においてこれらがメタデータであることを認識し、どのようなメタデータであるかを識別することができるように、データの先頭には所定の符号(「=」と「$」)が付されている。図5において、「=」は保存したい情報が属するグループを示すノートブックの「ノートブック名」であることを、「$」は保存したい情報のカテゴリを示すために付すタグの「タグ名」であることを識別するキーとなる符号であるとする。
情報格納サーバ20で電子メールを受信すると、格納処理部22では、宛先(To)に指定されたメールアドレスのアカウントの「user111」から情報を送信したユーザを識別し、タイトル(Subject)に記述された「sample」をタイトル、本文(mail body)に記述された情報を本文とする保存対象となるデータ本体を、識別されたユーザに割り当てられた情報格納部23の所定の記憶領域に格納する処理を実行する。
格納処理部22では、本文の「=」の後に記述された「info1」を「ノートブック名」、本文の「$」の後に記述された「info2」を「タグ名」とそれぞれ認識し、これらをメタデータとしてデータ本体に関連付けて、識別されたユーザに割り当てられた情報格納部23の所定の記憶領域に格納する処理を実行する。尚、以上に説明したメタデータを特定するための情報は、電子メールの本文ではなく、タイトルに記述することとしてもよい。
以上のように、現在提供されているインターネット上で情報を保存するサービスでは、保存したい情報のデータ本体を電子メールで送信する際に、電子メールの本文やタイトルに所定の形式でメタデータを記述することによって、メタデータを識別してデータ本体と関連付けて格納する方法が採用されている。尚、メタデータは必ずデータ本体とあわせて送信されることを必要とするものではなく、対象となるデータ本体を識別できる情報と併せて送信するならば、データ本体を含まないメタデータのみを電子メールで送信することによって、すでに情報格納サーバ20の情報格納部23に保存されているデータ本体に、メタデータを付すことも可能である。
こうした現在提供されているインターネット上で情報を保存するサービスでメタデータを付すことができる一般的な方式に対して、中間サーバである情報加工サーバ30を介して情報格納サーバ20に電子メールを送信する方式では、図6に示したように、メタデータを特定する情報をメールアドレスに含めることによって、本文やタイトルにメタデータを記述しなくても、データ本体にメタデータを関連付けて格納することが可能となる。
図6では、図5を用いて説明したユーザ端末10から保存したい情報を情報格納サーバ20に直接送信する構成に対して、中間サーバの位置づけとなる図1の情報加工サーバ30が設けられ、ユーザはドメインが「@domain」のメールアドレスを受信する情報格納サーバ20ではなく、ドメインが「@sample」のメールアドレスを受信する情報加工サーバ30に、保存したい情報を電子メールで送信することになる。
図6の例において、データ本体に付したいメタデータを送信するユーザは、情報加工サーバ30に電子メールを送信する。このときに送信する電子メールの宛先には、情報格納サーバ20を運営する情報保存サービスの提供者から割り当てられたユーザIDをアカウントとする「user111@domain」のメールアドレスではなく、「user111_info1+info2@sample」のように、ドメインが情報加工サーバ30で受信可能なメールアドレスのドメインである「@sample」であり、アカウントが自らのユーザIDである「user111」の後ろに、データ本体に付したいメタデータである「info1」と「info2」を、それぞれ「_」と「+」という所定の符号の後ろに記述したアカウントとなる、メールアドレスを設定する。
尚、この例において、「_」の符号は、その後に記述された「info1」が、保存される情報のグループを示す「ノートブック名」であることを、「+」の符号は、その後ろに記述された「info2」が、保存される情報のカテゴリを示す「タグ名」であることを示すものとする。本発明ではこのように、所定の符号を付すことによって、ノート名やタグ名をユーザが自由に記述することが可能になっている。
このように、所定の符号の後ろにメタデータを記述したメールアドレスを用いることによって、メールアドレスの中にメタデータを含めることが可能になるため、ユーザは電子メールの本文やタイトルにメタデータを記述することが不要になる。そのため、よく使うメタデータのパターンに対応するメールアドレスをユーザ端末10のアドレス帳に保存しておけば、ユーザはアドレスからメールアドレスを選択するという簡単な操作を行うだけで、メタデータを付与するための電子メールを送信することが可能になる。
そして、この電子メールはドメインが「@sample」であるため、情報保存サービスを提供する情報格納サーバ20ではなく、中間サーバである情報加工サーバ30のメール受信部31で受信されることになる。このときに「@sample」の前のアカウントには、このサービスを利用するユーザのユーザIDだけでなく、その後ろに様々なメタデータが記述されたパターンが存在し得ることになるが、情報加工サーバ30のメール受信部31において、全てのアカウントに対応するメールボックスを用意しておくことは事実上不可能である。そのため、情報加工サーバ30のメール受信部31は、ドメインが「@sample」である電子メールを全て受信する、あるいは、ドメインが「@sample」であって、アカウントの先頭部分にこのサービスを利用するユーザのユーザIDが含まれた電子メールを全て受信する、といった設定にしておくことが必要となる。
情報加工サーバ30のメール受信部31で、ドメインが「@sample」である電子メールを受信すると、メール加工部32が起動され、受信した電子メールの宛先に設定されたメールアドレスのアカウントを読み取って、以下の電子メールの送信ファイルを生成する処理が実行される。
まず、読み取ったメールアドレスの先頭部分にあるユーザIDをアカウントに、情報格納サーバ20で受信可能なメールアドレスのドメインである「@domain」をドメインに指定したメールアドレス「user111@domain」を宛先のメールアドレスに設定する。ここで、情報格納サーバ20で受信可能なメールアドレスのドメインである「@domain」は、ユーザが利用している情報保存サービスに対応するドメインを、あらかじめ情報加工サーバ30に登録しておくこととすればよいが、ユーザが送信する電子メールの宛先のメールアドレスのサブドメインに情報格納サーバ20のドメインを「user111@domain.sample」のように指定させて、サブドメインから情報格納サーバ20のドメインを取り出すよう構成してもよい。
次に、読み取ったメールアドレスから所定の符号をキーにして、メールアドレスに含まれるメタデータを特定する。この例では、「_」の後ろに「info1」が、「+」の後ろに「info2」がそれぞれ記述されているので、「ノートブック名」が「info1」、「タグ名」が「info2」であることが特定できる。
そして、特定したメタデータを、情報格納サーバ20において処理可能な所定の形式で、電子メールの本文やタイトルに設定する。図5に示したような情報格納サーバ20で処理可能な形式とするために、図6に示したように、特定したメタデータを電子メールの本文に所定の形式で(「ノートブック名」である「info1」の前には「=」の符号、「タグ名」である「info2」の前には「$」の符号をそれぞれ付して)設定する。尚、情報格納サーバ20で処理可能とするために、メタデータを電子メールの本文ではなく、タイトルに記述することが必要な場合は、特定したメタデータを電子メールのタイトルに所定の形式で設定すればよい。
続いてメール送信部33を起動し、このようにして生成した電子メールを送信すると、情報格納サーバ20ではメール受信部21で電子メールを受信して、図5を用いて説明したのと同様の処理フローで、メタデータをデータ本体に関連付けて情報格納部23に格納する処理を実行することができる。すなわち、情報加工サーバ30を設けることによって、情報格納サーバ20の仕様を何ら変更することなく、メールアドレスの設定のみによってメタデータを付すことが可能なサービスを提供することが可能になるものである。
以上に説明した、中間サーバである情報加工サーバ30を介して情報格納サーバ20に電子メールを送信する方式では、データ本体に付したいメタデータを、ユーザ端末10から送信する電子メールの宛先に設定するメールアドレスのアカウントではなく、サブドメインに含めることとしてもよい。また、メールアドレスにメタデータそのものを含めるのではなく、メタデータを特定するためのキーコードを含めることとして、変換ルール記憶部34にメールアドレスのアカウントに含まれ得るキーコードと、それらのキーコードによって特定されるメタデータを関連付けて記憶されておき、メールアドレスのアカウントから読み取ったそれぞれのキーコードに対して、変換ルール記憶部34からそれらのキーコードと関連付けて記憶されたメタデータを読み出すことによって、データ本体に付したいメタデータを特定することとしてもよい。
情報加工サーバ30において、図4を用いて説明した、電子メールに含まれるURLをURLから取得した情報に置き換える処理のみでなく、図6で説明した、メタデータを所定の形式に設定する処理も加えることとしたのが、図7である。この図に示したように、ユーザが情報加工サーバ30に送信する電子メールに、URLを記述することに加えて、メタデータを特定するための情報をメールアドレスに設定すれば、情報加工サーバ30を介して情報格納サーバ20に電子メールを送信することによって、電子メールの本文等に記述したURLを自動的にURLから取得した情報に置き換えて保存できるだけでなく、メールアドレスを設定するだけの操作で、データ本体にメタデータを付すことも可能になり、ユーザの利便性が一層向上するものである。
図7を前提にした、本発明にかかる情報加工サーバにおける情報の加工処理のフローを示したのが、図11のフローチャートである。
情報加工サーバ30のメール受信部31において、ユーザ端末10から送信された電子メールを受信すると、メール加工部32が起動されて、図11のフローチャートに示した処理が実行される。まず、受信した電子メールから、本文に記述されている、あるいは添付ファイルとして添付されているデータ本体を読み取って(S01)、URLが含まれていないかを確認する(S02)。URLが含まれていれば、URLによって特定されるサーバ等の記憶領域にアクセスして、URLにアクセスすることによって出力されるWebページのHTMLファイル等の情報を取得する(S03)。
次に、受信した電子メールの宛先に指定されたメールアドレスのアカウント(又はサブドメイン、若しくはアカウントとサブドメインの両方)を読み取る(S04)。読み取ったメールアドレスのアカウント(又はサブドメイン)にメタデータが含まれているか、あるいはメタデータを特定するためのキーコードが含まれているかを確認する(S05)。
メタデータ又はメタデータを特定するためのキーコードが含まれている場合には、図6を用いて説明した方法によってメタデータを特定して、URLにアクセスして取得したWebページのHTMLファイル等の情報があればそれをデータ本体に含み、さらに特定したメタデータを情報格納サーバ20で処理可能な所定の形式に設定した、情報格納サーバ20に送信するための電子メールの送信ファイルを生成する(S06)。一方、メールアドレスのアカウント(又はサブドメイン)にメタデータ又はメタデータを特定するためのキーコードが含まれていない場合には、URLにアクセスして取得したWebページのHTMLファイル等の情報があればそれをデータ本体に含んだ、情報格納サーバ20に送信するための電子メールの送信ファイルを生成する(S07)。
尚、URLにアクセスして取得したWebページのHTMLファイル等の情報をデータ本体に含むための方法は、URLから取得したHTMLファイル等の情報を電子メールの送信ファイルの本文に書き込むこととしてもよいし、HTMLファイル等のURLから取得したファイルやHTMLファイルをPDF等の形式に変換したファイルを、添付ファイルとして送信ファイルに添付することとしてもよい。
先に説明した図4では、中間サーバの位置づけとなる情報加工サーバ30を設け、情報加工サーバ30でURLにアクセスして取得した情報を情報格納サーバ20に格納させるのに対して、図8は、URLが含まれた電子メールを情報格納サーバ20に直接送信し、情報格納サーバ20においてURLにアクセスして取得した情報を格納する実施形態における、本発明にかかる情報格納サーバの仕組みを示したものである。
図8の実施形態は、図3を用いて説明した、ユーザ端末10から保存したい情報を情報格納サーバ20に送信する構成を前提として、情報格納サーバ20には、図2に示したメール処理部24や変換ルール記憶部25によって実施可能となる、新たな機能が付加されることになる。
図8の実施形態では、URLが含まれた情報を保存したいユーザは、情報格納サーバ20に電子メールを送信する。このときに送信する電子メールの宛先には、情報格納サーバ20を運営する情報保存サービスの提供者から割り当てられたユーザIDをアカウントとする「user111@domain」のメールアドレスが用いられる。
情報格納サーバ20のメール受信部21でドメインが「@domain」であるこの電子メールを受信すると、メール処理部24が起動されて、電子メールの本文(添付ファイルでもよい)にURL(ここでは「http://sample/」)が含まれているかを確認し、含まれている場合にはこれを読み取り、URLによって特定されるサーバ等の記憶領域にアクセスして、URLにアクセスすることによって出力されるWebページのHTMLファイル等の情報を取得する。尚、URLが含まれていない場合には、格納処理部22において、図3を用いて説明したケースと同様の処理を実行する。
そして、URLから取得したHTMLファイル等の情報を格納処理部22に引き渡し、保存する情報のデータ本体の一部として、メールアドレス等から特定されるユーザ(図3を用いて説明したように、例えば、メールアドレスに含まれるユーザID等から特定することとすればよい)に割り当てられた情報格納部23の所定の記憶領域に格納する。又は、HTMLファイル等のURLから取得したファイルや、HTMLファイルをPDF等の形式に変換したファイルを、保存する情報のデータ本体の一部として、情報格納部23の所定の記憶領域に格納することとしてもよい。
以上の処理によって、ユーザはURLが含まれた電子メールを情報格納サーバ20に送信すれば、情報格納部23には、URLを含む電子メールに記述された情報そのままではなく、URLから取得した情報が格納されることになり、ユーザは情報格納サーバ20の情報格納部23からこの情報を取り出すだけで、URLにアクセスしなくても必要な情報を確認することが可能になるので、URLに存在していた情報が削除されてしまったり、保存場所が変更されてしまったりするようなケースにも対応することができる。
このように構成される本発明にかかる情報格納サーバ20についても、情報加工サーバについて説明したのと同様に、情報格納サーバ20でURLから情報を取得して書き込むことに加えて、次に説明するような仕組みによって、保存する情報のデータ本体に、グループやカテゴリなどを示すノートブック名やタグ名などのメタデータを付すことも可能である。
すなわち、図5を用いて説明した、現在提供されているインターネット上で情報を保存するサービスでメタデータを付すことができる一般的な方式に対して、図9に示した方式では、メタデータを特定する情報をメールアドレスに含めることによって、本文やタイトルにメタデータを記述しなくても、データ本体にメタデータを関連付けて格納することが可能となる。図3を用いて説明した、ユーザ端末10から保存したい情報を情報格納サーバ20に送信する構成を前提として、情報加工サーバ30には、図2に示したメール処理部24や変換ルール記憶部25によって実施可能となる、新たな機能が付加されることになる。
図9の例においても、データ本体に付すメタデータが含まれている保存したい情報を送信するユーザは、情報格納サーバ20に電子メールを送信する。ここで送信する電子メールの宛先に設定されるメールアドレスのドメインは「@domain」となるが、アカウントには情報格納サーバ20を運営する情報保存サービスの提供者から割り当てられたユーザIDである「user111」ではなく、図9の例では、「user111_info1+info2」のように、自らのユーザIDである「user111」の後ろに、データ本体に付したいメタデータである「info1」と「info2」を、それぞれ「_」と「+」という所定の符号の後ろに記述したアカウントが用いられる。
尚、図9の例において、「_」の符号は、その後に記述された「info1」が保存される情報のグループを示す「ノートブック名」であることを、「+」の符号は、その後ろに記述された「info2」が保存される情報のカテゴリを示す「タグ名」であることを示すものとする。メタデータをサブドメインに含める場合も、同様に所定の符号を用いることとしてもよいし、「.」で区切られる順に「ノートブック名」「タグ名」とメタデータの種類を特定するルールを定めておくこととしてもよい。この実施形態でも、こうした所定の符号を付すなどの方法によって、ノート名やタグ名をユーザが自由に記述することが可能になっている。
このように、この実施形態でも、所定の符号の後ろにメタデータを記述したメールアドレス等を用いることによって、メールアドレスの中にメタデータを含めることが可能になるため、ユーザは電子メールのタイトルや本文にメタデータを記述することが不要になる。そのため、よく使うメタデータのパターンに対応するメールアドレスをユーザ端末10のアドレス帳に保存しておけば、ユーザはアドレスからメールアドレスを選択するという簡単な操作を行うだけで、メタデータを付与するための電子メールを送信することが可能になる。
そして、この電子メールはドメインが「@domain」であり、情報保存サービスを提供する情報格納サーバ20で受信されることになるが、このときに「@domain」の前のアカウントには、このサービスを利用するユーザのユーザIDだけでなく、その後ろに様々なメタデータが記述されたパターンが存在し得ることになるため、情報格納サーバ20のメール受信部21において、全てのアカウントに対応するメールボックスを用意しておくことは事実上不可能である。そのため、情報格納サーバ20のメール受信部21は、ドメインが「@domain」である電子メールは全て受信する、あるいは、ドメインが「@domain」であって、アカウントの先頭部分にこのサービスを利用するユーザのユーザIDが含まれた電子メールは全て受信する、といった設定にしておくことが必要となる。
情報格納サーバ20のメール受信部21でドメインが「@domain」である電子メールを受信すると、メール処理部24が起動され、受信した電子メールの宛先に設定されたメールアドレスのアカウントを読み取って、以下の処理を実行する。尚、情報格納サーバ20では、図3を用いて説明したような、現在のサービスで提供されている保存したい情報を受信する方法と併存させることとしてもよく、その場合は「@domain」の前にあるアカウントがユーザIDのみである場合には、メール処理部24は起動されず、図3を用いて説明したのと同様の処理が実行されることになる。
図9の例では、読み取ったメールアドレスから所定の符号をキーにして、メールアドレスに含まれるメタデータを特定する。「_」の後ろに「info1」が、「+」の後ろに「info2」がそれぞれ記述されているので、「ノートブック名」が「info1」、「タグ名」が「info2」であることが特定できる。また、これらのメタデータを除いたアカウントの先頭にある「user111」を、電子メールを送信したユーザのユーザIDと特定する。
続いて、格納処理部22を起動して、メール処理部24において特定したユーザIDとメタデータを用いて、図3を用いて説明したのと同様の流れで、情報格納部23に情報を格納する処理を実行する。すなわち、メール処理部24で特定されたユーザIDの「user111」から、情報を送信したユーザを識別し、タイトル(Subject)に記述された「sample」をタイトル、本文(mail body)に記述された情報を本文とするデータ本体を、識別されたユーザに割り当てられた情報格納部23の所定の記憶領域に格納する処理を実行する。
そして、メール処理部24で特定されたメタデータである「ノートブック名」の「info1」と「タグ名」の「info2」をデータ本体に関連付けて、識別されたユーザに割り当てられた情報格納部23の所定の記憶領域に格納する処理を実行する。
尚、メタデータは必ずデータ本体とあわせて送信されることを必要とするものではなく、対象となるデータ本体を識別できる情報と併せて電子メールで送信するならば、すでに情報格納サーバ20の情報格納部23に保存されているデータ本体にメタデータを付すことが可能であることは、図5を用いて説明した現在提供されているデータ本体にメタデータを付すサービスと同様である。
メール処理部24と格納処理部22での処理については、以上に説明したようにメール処理部24で特定したユーザIDとメタデータを格納処理部22に引き渡し、格納処理部22でこれらの情報を用いてメタデータを情報格納部23に格納する処理を実行するよう構成すればよいが、図1のように構成される情報加工サーバ30を用いた実施形態と同様に、メール受信部21で受信した電子メールを、メール処理部24で格納処理部22において処理可能な通常の形式に加工して、格納処理部22に引き渡すよう構成することとしてもよい。
以上に説明した、メタデータが含まれたメールアドレスを宛先に設定して情報格納サーバ20に電子メールを送信する方式では、データ本体に付したいメタデータを、ユーザ端末10から送信する電子メールの宛先に設定するメールアドレスのアカウントではなく、サブドメインに含めることとしてもよい。また、メールアドレスにメタデータそのものを含めるのではなく、メタデータを特定するためのキーコードを含めることとして、変換ルール記憶部25にメールアドレスのアカウントに含まれ得るキーコードと、それらのキーコードによって特定されるメタデータを関連付けて記憶されておき、メールアドレスのアカウントから読み取ったそれぞれのキーコードに対して、変換ルール記憶部25からそれらのキーコードと関連付けて記憶されたメタデータを読み出すことによって、データ本体に付したいメタデータを特定することとしてもよい。
情報格納サーバ20において、図8を用いて説明した、電子メールに含まれるURLをURLから取得した情報に置き換えて格納する処理のみでなく、図9で説明した、メタデータをデータ本体に関連付けて格納する処理も加えることとしたのが、図10である。この図に示したように、ユーザが情報格納サーバ20に送信する電子メールに、URLを記述することに加えて、メタデータを特定するための情報をメールアドレスに設定すれば、情報格納サーバ20に電子メールを送信することによって、電子メールの本文等に記述したURLを自動的にURLから取得した情報に置き換えて保存するだけでなく、メールアドレスを設定するだけの操作で、データ本体にメタデータを付すことも可能になり、ユーザの利便性が一層向上するものである。
図10を前提にした、本発明にかかる情報格納サーバにおける情報の格納処理のフローを示したのが、図12のフローチャートである。
情報格納サーバ20のメール受信部21において、ユーザ端末10から送信された電子メールを受信すると、メール処理部24が起動されて、図12のフローチャートに示した処理が実行される。まず、受信した電子メールから、本文に記述されている、あるいは添付ファイルとして添付されているデータ本体を読み取って(S11)、URLが含まれていないかを確認する(S12)。URLが含まれていれば、URLによって特定されるサーバ等の記憶領域にアクセスして、URLにアクセスすることによって出力されるWebページのHTMLファイル等の情報を取得する(S13)。
次に、受信した電子メールの宛先に指定されたメールアドレスのアカウント(又はサブドメイン、若しくはアカウントとサブドメインの両方)を読み取る(S14)。読み取ったメールアドレスのアカウント(又はサブドメイン)にメタデータが含まれているか、あるいはメタデータを特定するためのキーコードが含まれているかを確認する(S15)。
メタデータ又はメタデータを特定するためのキーコードが含まれている場合には、図9を用いて説明した方法によってメタデータを特定して、URLにアクセスして取得したWebページのHTMLファイル等の情報があればそれを含むデータ本体に、特定したメタデータを関連付けて格納する(S16)。一方、メールアドレスのアカウント(又はサブドメイン)にメタデータ又はメタデータを特定するためのキーコードが含まれていない場合には、URLにアクセスして取得したWebページのHTMLファイル等の情報があればそれを含むデータ本体を情報格納サーバ20の情報格納部23に格納する(S17)。
尚、URLにアクセスして取得したWebページのHTMLファイル等の情報をデータ本体に含むための方法は、URLから取得したHTMLファイル等の情報を保存する情報の本文に書き込むこととしてもよいし、HTMLファイル等のURLから取得したファイルやHTMLファイルをPDF等の形式に変換したファイルを、添付ファイルとして格納することとしてもよい。
10 ユーザ端末
11 メール送信部
20 情報格納サーバ
21 メール受信部
22 格納処理部
23 情報格納部
24 メール処理部
25 変換ルール記憶部
30 情報加工サーバ
31 メール受信部
32 メール加工部
33 メール送信部
34 変換ルール記憶部

Claims (8)

  1. 電子メールで受信した情報を格納する情報格納サーバに、電子メールを加工して送信する情報加工サーバであって、
    電子メールを送信したユーザを識別可能な識別情報と、ユーザが保存したい情報のURLが含まれた第1の電子メールを受信する受信手段と、
    前記受信手段が受信した第1の電子メールに含まれるURLにアクセスすることによって出力される情報を取得する取得手段と、
    前記取得手段が取得した情報又は前記情報を所定の形式に変換したファイルの少なくとも一方と、前記第1の電子メールに含まれる識別情報から特定されるユーザの識別情報が含まれ、前記情報格納サーバで受信可能なメールアドレスを宛先に設定した第2の電子メールの送信ファイルを生成する生成手段と、
    前記生成手段が生成した第2の電子メールの送信ファイルを送信する送信手段と、を備えていて、
    前記情報格納サーバは、前記第2の電子メールに含まれる前記情報又は前記情報を所定の形式に変換したファイルの少なくとも一方を、前記第2の電子メールに含まれる識別情報から特定されるユーザがアクセス可能な所定の記憶領域に格納すること
    を特徴とする情報加工サーバ。
  2. 前記受信手段は、宛先のメールアドレスに所定のドメインが指定された電子メールを前記第1の電子メールとして受信し、
    前記受信手段が受信した第1の電子メールの宛先に設定されたメールアドレスのアカウントまたはサブドメインの少なくとも一部から、所定の条件に基づいてメタデータを特定する特定手段を備え、
    前記生成手段は、前記特定手段によって特定されたメタデータを、前記情報格納サーバで処理可能な所定の形式に設定し、前記情報格納サーバで受信可能なメールアドレスを前記第2の電子メールの宛先に設定し、
    前記情報格納サーバは、前記第2の電子メールを受信すると、前記第2の電子メールに所定の形式で設定されたメタデータを、前記メタデータに対応するデータ本体に関連付けて格納すること
    を特徴とする請求項1記載の情報加工サーバ。
  3. 電子メールで受信した情報を格納する情報格納サーバであって、
    電子メールを送信したユーザを識別可能な識別情報と、ユーザが保存したい情報のURLが含まれた電子メールを受信する受信手段と、
    前記受信手段が受信した電子メールに含まれるURLにアクセスすることによって出力される情報を取得する取得手段と、
    前記取得手段が取得した情報又は前記情報を所定の形式に変換したファイルの少なくとも一方を、前記電子メール受信手段が受信した電子メールに含まれる識別情報から特定されるユーザがアクセス可能な所定の記憶領域に格納する格納手段と、
    を備えることを特徴とする情報格納サーバ。
  4. 前記受信手段は、宛先のメールアドレスに所定のドメインが指定された電子メールを受信し、
    前記受信手段が受信した電子メールの宛先に設定されたメールアドレスのアカウントまたはサブドメインの少なくとも一部から、所定の条件に基づいてメタデータを特定する特定手段を備えていて、
    前記格納手段は、前記特定手段によって特定されたメタデータを、前記メタデータに対応するデータ本体に関連付けて格納すること
    を特徴とする請求項3記載の情報格納サーバ。
  5. 電子メールで受信した情報を格納する情報格納サーバに、電子メールを加工して送信する情報加工サーバに、
    電子メールを送信したユーザを識別可能な識別情報と、ユーザが保存したい情報のURLが含まれた第1の電子メールを受信する受信ステップと、
    前記受信ステップで受信した第1の電子メールに含まれるURLにアクセスすることによって出力される情報を取得する取得ステップと、
    前記取得ステップで取得した情報又は前記情報を所定の形式に変換したファイルの少なくとも一方と、前記第1の電子メールに含まれる識別情報から特定されるユーザの識別情報が含まれ、前記情報格納サーバで受信可能なメールアドレスを宛先に設定した第2の電子メールの送信ファイルを生成する生成ステップと、
    前記生成ステップで生成した第2の電子メールの送信ファイルを送信する送信ステップと、を実行させ、
    前記情報格納サーバは、前記第2の電子メールに含まれる前記情報又は前記情報を所定の形式に変換したファイルの少なくとも一方を、前記第2の電子メールに含まれる識別情報から特定されるユーザがアクセス可能な所定の記憶領域に格納すること
    を特徴とする情報加工プログラム。
  6. 電子メールで受信した情報を格納する情報格納サーバに、
    電子メールを送信したユーザを識別可能な識別情報と、ユーザが保存したい情報のURLが含まれた電子メールを受信する受信ステップと、
    前記受信ステップで受信した電子メールに含まれるURLにアクセすることによって出力される情報を取得する取得ステップと、
    前記取得ステップで取得した情報又は前記情報を所定の形式に変換したファイルの少なくとも一方を、前記電子メール受信ステップで受信した電子メールに含まれる識別情報から特定されるユーザがアクセス可能な所定の記憶領域に格納する格納ステップと、
    を実行させることを特徴とする情報格納プログラム。
  7. 電子メールで受信した情報を格納する情報格納サーバに、電子メールを加工して送信する情報加工サーバが、電子メールを送信したユーザを識別可能な識別情報と、ユーザが保存したい情報のURLが含まれた第1の電子メールを受信する受信ステップと、
    前記情報加工サーバが、前記受信ステップで受信した第1の電子メールに含まれるURLにアクセスすることによって出力される情報を取得する取得ステップと、
    前記情報加工サーバが、前記取得ステップで取得した情報又は前記情報を所定の形式に変換したファイルの少なくとも一方と、前記第1の電子メールに含まれる識別情報から特定されるユーザの識別情報が含まれ、前記情報格納サーバで受信可能なメールアドレスを宛先に設定した第2の電子メールの送信ファイルを生成する生成ステップと、
    前記情報加工サーバが、前記生成ステップで生成した第2の電子メールの送信ファイルを送信する送信ステップと、
    前記情報格納サーバが、前記第2の電子メールを受信して、前記第2の電子メールに含まれる前記情報又は前記情報を所定の形式に変換したファイルの少なくとも一方を、前記第2の電子メールに含まれる識別情報から特定されるユーザがアクセス可能な所定の記憶領域に格納する格納ステップと、
    を有することを特徴とする情報の格納方法。
  8. 電子メールで受信した情報を格納する情報格納サーバが、電子メールを送信したユーザを識別可能な識別情報と、ユーザが保存したい情報のURLが含まれた電子メールを受信する受信ステップと、
    前記情報格納サーバが、前記受信ステップで受信した電子メールに含まれるURLにアクセすることによって出力される情報を取得する取得ステップと、
    前記情報格納サーバが、前記取得ステップで取得した情報又は前記情報を所定の形式に変換したファイルの少なくとも一方を、前記電子メール受信ステップで受信した電子メールに含まれる識別情報から特定されるユーザがアクセス可能な所定の記憶領域に格納する格納ステップと、
    を有することを特徴とする情報の格納方法。
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