JP3582496B2 - 電子メール配信装置および電子メール配信方法並びにコンピュータプログラム - Google Patents

電子メール配信装置および電子メール配信方法並びにコンピュータプログラム Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、複数のメールアドレス宛に電子メールを配信する電子メール配信の技術に関する。
【0002】
【従来の技術】
インターネットの一つの機能として電子メールの機能がある。この電子メールの機能を利用すれば、インターネットに接続している誰にでもメッセージを送信することができる。この機能によれば、複数のメールアドレスを予め指定することで、多数の配信先に対して1回の送信操作で電子メールを同報配信するといったこともできる。
【0003】
上記同報配信の場合には、送信するメッセージは全て同じ内容であった。これに対して、メッセージの一部、例えば、「×××様」といった宛名の欄を差し込みフィールドとして、この差し込みフィールドに、予め用意したデータベースの宛名情報を順に差し込んでいくことで、配信者に固有のメッセージを送信可能とした構成も知られている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
電子メールで使用できる日本語の2バイトコードは、RFC 1468 Japanese Character Encoding for Internet Messages (ISO−2022−JP)で規定されるものである。これに対して、一般のパーソナルコンピュータで使用できる日本語の2バイトコードは、例えばShift−JISで規定されるもので、上記電子メールで使用できる2バイトコードよりも多数の文字をサポートしている。上記宛名の欄を差し込みフィールドとした従来の技術では、上記宛名の欄には氏名などが入るが、この氏名には、上記の電子メールで使用できる日本語の2バイトコードから外れた漢字(いわゆる「拡張漢字」)が使われることが多い。例えば、図12の(a)に示す「高」に対応する拡張漢字や、図12の(b)に示す「匡」に対応する拡張漢字が該当する(特許庁で使用できる文字が制限されていることから、敢えて図を用いて拡張漢字を示した)。これら文字は、「たかはし」さんや「ただし」さんなど氏名に普通に使用される。その場合、電子メールのメッセージ中に、電子メールで使用できない拡張漢字が含まれることになり、受信者が受け取った電子メールのメッセージに、文字化けが起きるといった問題が発生した。
【0005】
この発明は、上記問題に鑑みてなされたもので、メッセージに宛名情報を差し込んで電子メールとして配信する際に起きる文字化けを回避することを課題としている。
【0006】
【課題を解決するための手段およびその作用・効果】
前述した課題を解決するための手段として、以下に示す構成をとった。
【0007】
この発明の第1の電子メール配信装置は、
複数のメールアドレス宛に電子メールを配信する電子メール配信装置であって、
配信先のメールアドレスを、配信先の氏名または名称を示す宛名情報とともに記憶する配信先情報記憶手段と、
宛名用の差し込みフィールドを具備するメッセージ情報を作成するメッセージ作成手段と、
前記配信先情報記憶手段に記憶される配信先のメールアドレスに対応する宛名情報を前記配信先情報記憶手段から読み出して、前記メッセージ情報中の上記差し込みフィールドに差し込むことにより、前記配信先毎のメッセージ情報を完成するメッセージ完成手段と、
前記配信先毎のメッセージ情報を、当該配信先のメールアドレス宛に送信する送信手段と
を備えるとともに、
前記メッセージ完成手段は、
前記配信先情報記憶手段から読み出した宛名情報が、電子メールにて使用不可能な規格外文字データを含むものであるか否かを判別する判別手段と、
前記判別手段により前記宛名情報が前記規格外文字データを含むものであると判別されたときに、当該宛名情報に替えて当該配信先のメールアドレスを前記差し込みフィールドに差し込む規格外処理手段と
を備えることを特徴としている。
【0008】
上記構成の電子メール配信装置によれば、宛名用の差し込みフィールドに差し込む宛名情報に、電子メールにて使用不可能な規格外文字データが含まれる場合、その宛名情報に替えて、同じ配信先のメールアドレスが差し込まれる。メールアドレスは、当然、電子メールにて使用可能な文字から構成されており、しかも、インターネットの世界ではそのまま名前として通用するものである。したがって、電子メールにおいて宛名情報を差し込んで配信する際に起きる文字化けを防止するとともに、宛名としての機能を損ねることはない。
【0009】
上記構成の電子メール配信装置において、インターネットに接続されるとともに、前記配信先情報記憶手段に記憶すべき配信先の情報と、前記メッセージ情報の基となる文書データとを前記インターネットを介して外部から受信する受信手段を備える構成とすることができる。
【0010】
この構成によれば、電子メール配信装置に対して、外部からインターネットを介して、配信先の情報とメッセージ情報の基となる文書データとを指示するだけで、電子メールの配信を指示することが可能となる。
【0011】
この発明の第2の電子メール配信装置は、
複数のメールアドレス宛に電子メールを配信する電子メール配信装置であって、
配信先のメールアドレスを、配信先の氏名または名称を示す宛名情報と、電子メールにて使用可能な文字を用いて配信先を付加的に特定する付加情報とともに記憶する配信先情報記憶手段と、
宛名用の差し込みフィールドを具備するメッセージ情報を作成するメッセージ作成手段と、
前記配信先情報記憶手段に記憶される配信先のメールアドレスに対応する宛名情報を前記配信先情報記憶手段から読み出して、前記メッセージ情報中の上記差し込みフィールドに差し込むことにより、前記配信先毎のメッセージ情報を完成するメッセージ完成手段と、
前記配信先毎のメッセージ情報を、当該配信先のメールアドレス宛に送信する送信手段と
を備えるとともに、
前記メッセージ完成手段は、
前記配信先情報記憶手段から読み出した宛名情報が、電子メールにて使用不可能な規格外文字データを含むものであるか否かを判別する判別手段と、
前記判別手段により前記宛名情報が前記規格外文字データを含むものであると判別されたときに、当該宛名情報に替えて当該配信先の前記付加情報を前記差し込みフィールドに差し込む規格外処理手段と
を備えることを特徴としている。
【0012】
上記構成の第2の電子メール配信装置によれば、宛名用の差し込みフィールドに差し込む宛名情報に、電子メールにて使用不可能な規格外文字データが含まれる場合、その宛名情報に替えて、同じ配信先の付加情報が差し込まれる。付加情報は、電子メールにて使用可能な文字から構成されており、しかも、配信先を特定するものである。したがって、電子メールにおいて宛名情報を差し込んで配信する際に起きる文字化けを防止するとともに、宛名としての機能を損ねることはない。
【0013】
上記構成の第2の電子メール配信装置において、前記付加情報は、配信先の氏名または名称を仮名文字にて示す振り仮名である構成とすることができる。
【0014】
この構成によれば、振り仮名によって、電子メールにおいて宛名情報を差し込んで配信する際に起きる文字化けを防止することができ、また、宛名としての機能を奏することができる。
【0015】
上記構成の第2の電子メール配信装置において、インターネットに接続されるとともに、前記配信先情報記憶手段に記憶すべき配信先の情報と、前記メッセージ情報の基となる文書データとを前記インターネットを介して外部から受信する受信手段を備える構成とすることができる。
【0016】
この構成によれば、電子メール配信装置に対して、外部からインターネットを介して、配信先の情報とメッセージ情報の基となる文書データとを指示するだけで、電子メールの配信を指示することが可能となる。
【0017】
この発明の第1の電子メール配信方法は、
複数のメールアドレス宛に電子メールを配信する電子メール配信方法であって、
(a)配信先のメールアドレスを、配信先の氏名または名称を示す宛名情報とともに予め用意するステップと、
(b)宛名用の差し込みフィールドを具備するメッセージ情報を作成するステップと、
(c)前記ステップ(a)により用意された配信先のメールアドレスに対応する宛名情報を読み出して、前記メッセージ情報中の上記差し込みフィールドに差し込むことにより、前記配信先毎のメッセージ情報を完成するステップと、
(d)前記配信先毎のメッセージ情報を、当該配信先のメールアドレス宛に送信するステップと
を備えるとともに、
前記ステップ(c)は、
(c1) 前記読み出した宛名情報が、電子メールにて使用不可能な規格外文字データを含むものであるか否かを判別するステップと、
(c2)前記ステップ(c1)により前記宛名情報が前記規格外文字データを含むものであると判別されたときに、当該宛名情報に替えて当該配信先のメールアドレスを前記差し込みフィールドに差し込むステップと
を備えることを特徴としている。
【0018】
この発明の第2の電子メール配信方法は、
複数のメールアドレス宛に電子メールを配信する電子メール配信方法であって、
(a)配信先のメールアドレスを、配信先の氏名または名称を示す宛名情報と、電子メールにて使用可能な文字を用いて配信先を付加的に特定する付加情報とともに予め用意するステップと、
(b)宛名用の差し込みフィールドを具備するメッセージ情報を作成するステップと、
(c)前記ステップ(a)により用意された配信先のメールアドレスに対応する宛名情報を読み出して、前記メッセージ情報中の上記差し込みフィールドに差し込むことにより、前記配信先毎のメッセージ情報を完成するステップと、
(d)前記配信先毎のメッセージ情報を、当該配信先のメールアドレス宛に送信するステップと
を備えるとともに、
前記ステップ(c)は、
(c1) 前記読み出した宛名情報が、電子メールにて使用不可能な規格外文字データを含むものであるか否かを判別するステップと、
(c2)前記ステップ(c1)により前記宛名情報が前記規格外文字データを含むものであると判別されたときに、当該宛名情報に替えて当該配信先の前記付加情報を前記差し込みフィールドに差し込むステップと
を備えることを特徴としている。
【0019】
この発明の第1のコンピュータプログラムは、
複数のメールアドレス宛に電子メールを配信する処理を実行するコンピュータプログラムであって、
(a)配信先のメールアドレスを、配信先の氏名または名称を示す宛名情報とともに予め用意する機能と、
(b)宛名用の差し込みフィールドを具備するメッセージ情報を作成する機能と、
(c)前記機能(a)により用意された配信先のメールアドレスに対応する宛名情報を読み出して、前記メッセージ情報中の上記差し込みフィールドに差し込むことにより、前記配信先毎のメッセージ情報を完成する機能と、
(d)前記配信先毎のメッセージ情報を、当該配信先のメールアドレス宛に送信する機能と
を、コンピュータに実現させるとともに、
前記機能(c)は、
(c1) 前記読み出した宛名情報が、電子メールにて使用不可能な規格外文字データを含むものであるか否かを判別する機能と、
(c2)前記機能(c1)により前記宛名情報が前記規格外文字データを含むものであると判別されたときに、当該宛名情報に替えて当該配信先のメールアドレスを前記差し込みフィールドに差し込む機能と
を、コンピュータに実現させることを特徴としている。
【0020】
この発明の第2のコンピュータプログラムは、
複数のメールアドレス宛に電子メールを配信する処理を実行するコンピュータプログラムであって、
(a)配信先のメールアドレスを、配信先の氏名または名称を示す宛名情報と、電子メールにて使用可能な文字を用いて配信先を付加的に特定する付加情報とともに予め用意する機能と、
(b)宛名用の差し込みフィールドを具備するメッセージ情報を作成する機能と、
(c)前記機能(a)により用意された配信先のメールアドレスに対応する宛名情報を読み出して、前記メッセージ情報中の上記差し込みフィールドに差し込むことにより、前記配信先毎のメッセージ情報を完成する機能と、
(d)前記配信先毎のメッセージ情報を、当該配信先のメールアドレス宛に送信する機能と
を、コンピュータに実現させるとともに、
前記機能(c)は、
(c1) 前記読み出した宛名情報が、電子メールにて使用不可能な規格外文字データを含むものであるか否かを判別する機能と、
(c2)前記機能(c1)により前記宛名情報が前記規格外文字データを含むものであると判別されたときに、当該宛名情報に替えて当該配信先の前記付加情報を前記差し込みフィールドに差し込む機能と
を、コンピュータに実現させることを特徴としている。
【0021】
この発明の第1の記憶媒体は、この発明の第1のコンピュータプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体を特徴としている。この発明の第2の記憶媒体は、この発明の第2のコンピュータプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体を特徴としている。
【0022】
上記構成の第1または第2の電子メール配信方法、第1または第2のコンピュータプログラム、第1または第2の記録媒体は、上記発明の第1または第2の電子メール配信装置と同様な作用・効果を有しており、電子メールにおいて宛名情報を差し込んで配信する際に起きる文字化けを防止するとともに、宛名としての機能を奏することもできる。
【0023】
【発明の他の態様】
この発明は、以下のような他の態様も含んでいる。その第1の態様は、この発明のコンピュータプログラムを含むことで搬送波内に具現化されたデータ信号としての態様である。第2の態様は、コンピュータプログラムを通信経路を介して供給するプログラム供給装置としての態様である。この第2の態様では、コンピュータプログラムをネットワーク上のサーバなどに置き、通信経路を介して、必要なプログラムをコンピュータにダウンロードし、これを実行することで、上記の装置や方法を実現することができる。
【0024】
【発明の実施の形態】
以上説明したこの発明の構成・作用を一層明らかにするために、以下この発明の実施の形態を実施例に基づき説明する。
【0025】
1.ハードウェアの全体構成
図1は、この発明の第1実施例を適用するネットワークシステム10の概略構成を示すブロック図である。図示するように、このネットワークシステム10は、インターネット20を利用したものである。ネットワークシステム10では、電子メールを送受信可能な複数(図示の例では4台)のパーソナルコンピュータ30,32,34,36と、電子メールの配信を行なう1台のメール配信用サーバ40とがインターネット20を介して相互に接続されている。
【0026】
メール配信用サーバ40は、CPU、ROM、RAM、ハードディスクドライブ(HDD)、ネットワーク制御回路等を備える周知のコンピュータから構成されるもので、メール配信用のWebサイトを提供する。このWebサイトは、HTML(Hyper Text Markup Language)を用いた表示用のデータとして提供される。
【0027】
パソコン30(32,34,36)は、CPU、ROM、RAM、ハードディスクドライブ(HDD)、ネットワーク制御回路等を備える周知のコンピュータから構成されるもので、周辺装置であるキーボード30a(32a,34a,36a)とCRTディスプレイ(以下、単にディスプレイと呼ぶ)30b(32b,34b,36b)とが接続されている。このHDDには、電子メール送受信用のアプリケーションプログラム(コンピュータプログラム)が格納されている。
【0028】
パソコン30は、その電子メール送受信用のアプリケーションプログラムを実行することで、インターネット20に接続している誰とでも(図示の例では、他のパソコン32〜36と)電子メールをやり取りすることができる。詳細には、他のパソコン32〜36が、パソコン30宛の電子メールを送信した場合、電子メールは図示しないメールサーバに届けられる。パソコン30は、電子メール送受信用のアプリケーションプログラムを実行することで、このメールサーバにログインして、自身宛の電子メールを取り込むことができる。そして、パソコン30は、自身宛の電子メールのメッセージをディスプレイ30Bに表示する。
【0029】
また、パソコン30は、電子メールを他のパソコン32〜36に送信したい場合には、電子メール送受信用のアプリケーションプログラムを実行することで、キーボード30aからキー入力の操作指令に基づいてメッセージを作成して、そのメッセージを電子メールとして、図示しないメールサーバに送信する。他のパソコン32〜36も、パソコン30と同一の構成により、インターネット20に接続している誰とでも電子メールをやり取りすることができる。
【0030】
さらに、パソコン30〜36のHDDには、Webブラウザのアプリケーションプログラム(コンピュータプログラム)が格納されている。パソコン30〜36は、そのWebブラウザのアプリケーションプログラムを実行して、そのWebブラウザから上記メール配信用のWebサイトのURLを指定することで、上記メール配信用サーバ40にアクセスする。そして、パソコン30は、メール配信用サーバ40に対して、上記メール配信用のWebサイトの指示に従って電子メールの配信先を示す配信先リストや、電子メールのメッセージの件名や本文の内容を送る。こらら各種のデータを受けたメール配信用サーバ40は、その配信先リストに従う配信先のパソコンに対して、その電子メールのメッセージを配信する。
【0031】
図2は、パソコン30から他のパソコン32〜36に対して配信したときのメール配信用サーバ40の動作の状態を機能的に示すブロック図である。図示するように、パソコン30は、メール配信用のWebサイトの指示に従って電子メールの配信先を示す配信先リストと電子メールの件名と本文とをメール配信用サーバ40に対して送る。
【0032】
図3は、メール配信用のWebサイトにより提供されるWebページWPの一例を示す説明図である。図示するように、このWebページWPには、送信したい電子メールについての「件名」と「本文」と「宛先」を入力するためのデータ入力欄ID1,ID2,ID3が設けられている。「件名」のデータ入力欄ID1は、電子メールの件名を入力するためのものである。「本文」のデータ入力欄ID2は、電子メールの本文を入力するためのものである。
【0033】
図4は、「本文」のデータ入力欄ID2から入力される本文のデータの一例を示す説明図である。図示するように、この本文のデータは、文字列データdt1,dt2を備え、さらには、データ差し込み用のフィールドfdも備える。データ差し込み用のフィールドfdは、「宛名」を差し込むためのもので、”[Name]”といった文字列で示される。文字列データdt1は、フィールドfdに続く「様、こんにちは。」といった文字列データであり、文字列データdt2は、「新製品デジカメXの紹介メールで…」といった文字列データである。
【0034】
図3に戻り、「宛先」のデータ入力欄ID3は、電子メールの配信先を入力するためのもので、「宛名」、「メールアドレス」、「電話番号」の3つのデータ入力欄ID31,ID32,ID33を備える。ここで、「宛名」のデータ入力欄ID31は、配信先の氏名または名称を入力するためのもので、「メールアドレス」のデータ入力欄ID32は、配信先の電子メールアドレスを入力するためのもので、「電話」のデータ入力欄ID33は、配信先の電話番号を入力するためのものである。このデータ入力欄ID3の右隣には「追加」のボタンBT1が設けられている。
【0035】
パソコン30の作業者は、キーボード30aを駆使して、「宛名」、「メールアドレス」、「電話番号」のデータ入力欄ID31,ID32,ID33に順にデータ入力して、その後、「追加」のボタンBT1をマウスによってクリックすることで、データ入力欄ID31,ID32,ID33から入力した一の配信先の氏名または名称、メールアドレス、電話番号の情報(以下、これら情報をまとめて配信先の情報と呼ぶ)を配信先リストに登録することができる。データ入力欄ID3の下方には、その配信先リストの内容を一覧表示する「宛先リスト」のデータ表示欄LTが設けられている。
【0036】
作業者は、「件名」のデータ入力欄ID1から、送りたい電子メールの件名を入力し、「本文」のデータ入力欄ID2からその電子メールの本文を入力し、さらに、「宛先リスト」のデータ表示欄LTを確認しながら「宛先」のデータ入力欄ID3から配信先の情報を入力し、その後、「送信」のボタンBT2をマウスクリックする。「送信」のボタンBT2がマウスクリックされると、図2に示すように、パソコン30からメール配信用サーバ40に向かって、上記件名と本文と配信先リストの各データが送信される。
【0037】
メール配信用サーバ40は、受信部41により、これらデータを受信して、受信した件名と本文のデータを、メッセージ登録部42により登録する。この登録の結果、パソコン30のHDD内には、「件名」のデータフィールドと「本文」のデータフィールドとからなるメッセージファイルが保存されることになる。また、メール配信用サーバ40は、受信した配信先リストのデータを、配信先リスト登録部43により登録する。この登録の結果、パソコン30のHDD内には、配信先リストファイルが保存されることになる。配信先リストファイルは、「宛名」、「メールアドレス」、「電話番号」の各データフィールドからなる1レコードデータを一の配信先として複数組備える構成である。
【0038】
メッセージ完成部44は、メッセージ登録部42からメッセージファイルFL1を読み出すとともに、配信先リスト登録部43から一の配信先の情報を順に読み出す。さらに、メッセージ完成部44は、メッセージファイルFL1の「本文」のデータに備えられるデータ差し込み用のフィールドfdに、その一の配信先の情報のうちの「宛名」のデータ(拡張漢字が含まれる場合には、このデータに替えて「メールアドレス」のデータ)を差し込む。この結果、本文と件名とからなる配信先に固有のメッセージ情報が完成することになる。送信部45は、その完成したメッセージ情報を、当該メッセージ情報の対応する配信先のメールアドレス宛に送信する。メッセージ完成部44により一のメッセージ情報が完成する毎に、送信部45はそのメッセージ情報を送信する。
【0039】
メール配信用サーバ40は、HDDに格納されたコンピュータプログラムをCPU30が実行することによって、上記各部41〜45の機能を実現する。このコンピュータプログラムは、予め記録媒体に記録されたものである。記録媒体としては、フレキシブルディスクやCD−ROM、光磁気ディスク、ICカード、ROMカートリッジ、パンチカード、バーコードなどの符号が印刷された印刷物、コンピュータの内部記憶装置(RAMやROMなどのメモリ)および外部記憶装置等、コンピュータが読取り可能な種々の媒体を利用できる。また、コンピュータプログラムは、外部のネットワークに接続される特定のサーバから、ネットワークを介して提供されるプログラムデータをダウンロードして得るようにすることもできる。
【0040】
図5および図6は、メール配信用サーバ40のCPUにて実行されるメール配信ルーチンを示すフローチャートである。このメール配信ルーチンは、上記コンピュータプログラムの流れを概略的に示すものである。このメール配信ルーチンは、メール配信用のWebページWPの表示用のデータをパソコン(ここでは、アクセスしてきているパソコンをパソコン30として説明を続ける)に対して出力後、パソコン30から「送信」のボタンBT2がマウスクリックされたときに実行開始される。
【0041】
メール配信用サーバ40のCPUは、処理が開始されると、アクセスをしてきたパソコン30から、WebページWPの内容に従って入力された件名と本文と配信先リストの各データを受信する(ステップS110)。次いで、CPUは、受信した件名データと本文データとをパソコン30のHDDに記憶する(ステップS120)。
【0042】
図7は、パソコン30のHDDに記憶される各種データのデータ構造を示す説明図である。ステップS120の結果、図示するように、そのHDDには、メッセージファイルFL1が記憶される。メッセージファイルFL1は、件名データを納める「件名」のデータフィールドDF11と、本文データを納める「本文」のデータフィールドDF12とを備えるデータ構造である。
【0043】
図5に戻り、ステップS120の実行後、CPUは、ステップS110で受信した配信先リストデータをパソコン30のHDDに記憶する(ステップS130)。この結果、図6に示すように、そのHDDには、配信先リストファイルFL2が記憶される。配信先リストファイルFL2は、「宛名」、「メールアドレス」、「電話番号」の各データフィールドDF21,DF22,DF23からなる1レコードデータを一の配信先として複数組備えるデータ構造である。
【0044】
図5に戻り、ステップS130の実行後、CPUは、HDDからステップS110で記憶したメッセージファイルFL1を読み込む(ステップS140)。その後、CPUは、メッセージファイルFL1中の本文データ内に、”[Name]”と記されたデータ差し込み用のフィールドfdが含まれているか否かを判別する(ステップS150)。ここで、含まれていないと判別されたときには、ステップS140で読み込んだメッセージファイル中の件名データと本文データとを対にして電子メールとして送信するためのメッセージデータを作成し、ステップS130で記憶された配信先リストファイル中のそれぞれのメールアドレスに対して、上記メッセージデータを順に送信する処理(同報配信処理)を行なう(ステップS160)。
【0045】
ステップS160の実行後、「エンド」に抜けて、この処理ルーチンを終了する。一方、ステップS150で、本文データ内に、”[Name]”と記されたデータ差し込み用のフィールドfdが含まれていると判別されたときには、図6のステップS170に処理を進める。
【0046】
ステップS170では、CPUは、変数mに初期値として値1をセットする。続いて、CPUは、HDDから、ステップS140で読み込んだメッセージファイルFL1中の件名データと本文データとを対にして、電子メールとして送信するためのメッセージデータを作成する(ステップS180)。その後、HDDから、ステップS130で記憶した配信先リストファイルFL2内のm番目のレコードを読み込む(ステップS190)。
【0047】
続いて、CPUは、ステップS190で読み込んだm番目のレコードの「宛名」のデータフィールドDF21内に拡張漢字が含まれているか否かを判別する(ステップS200)。ここで、拡張漢字とは、Shift−JISで言えばコードが 0xED3F〜7C7Eのもので、電子メールで使用不可能な文字である。ステップS200で、拡張漢字が含まれていないと判別された場合には、ステップS180で作成されたメッセージデータの”[Name]”と記されたデータ差し込み用のフィールドfdに、ステップS190で読み込んだm番目のレコードの「宛名」のデータフィールドDF21に記憶された宛名データを差し込む(ステップS210)。
【0048】
図8は、メッセージデータに宛名データが差し込まれた一例を示す説明図である。図示するように、メッセージデータ内のデータ差し込み用のフィールドfdには、「宛名」のデータフィールドDF21に記憶される例えば「特許花子」といった宛名データが差し込まれ、その宛名データに続いて、「様、こんにちは。」といった文字列データが並ぶ。
【0049】
図6に戻り、ステップS200で、拡張漢字が含まれていると判別された場合には、ステップS180で作成されたメッセージデータの”[Name]”と記されたデータ差し込み用のフィールドfdに、ステップS190で読み込んだm番目のレコードの「メールアドレス」のデータフィールドDF22に記憶されたメールアドレスデータを差し込む(ステップS220)。
【0050】
図9は、メッセージデータにメールアドレスデータが差し込まれた一例を示す説明図である。図示するように、「宛名」のデータフィールドDF21内に、例えば図12の(a)に示した「高」に対応する拡張漢字が含まれている場合に、メッセージデータ内のデータ差し込み用のフィールドfdには、「メールアドレス」のデータフィールドDF22に記憶される例えば「takahashi@xxx.co.jp」といったメールアドレスデータが差し込まれ、そのメールアドレスデータに続いて、「様、こんにちは。」といった文字列データが並ぶ。
【0051】
ステップS210またはS220の実行後、ステップS210またはS220でデータの差し込みがなされたメッセージデータを、ステップS190で読み込んだm番目のレコードの「メールアドレス」のデータフィールドDF22に記憶されたメールアドレス宛に送信する(ステップS230)。その後、変数mを値1だけインクリメントして(ステップS240)、その変数mの値が、配信先リストファイルFL2に格納されたレコード数、すなわち配信先の数mmaxを越えるか否かを判別する(ステップS250)。
【0052】
ここで、変数mがmmaxを以下であると判別されると、ステップS180に処理を戻して、ステップS180ないしS250を繰り返し実行する。一方、ステップS250で変数mがmmaxを越えたと判別されると、「エンド」に抜けてこの処理ルーチンを終了する。
【0053】
このCPUとCPUにて実行されるステップS200の処理が、特許請求の範囲の判別手段に対応し、CPUとCPUにて実行されるステップS220の処理が、特許請求の範囲の規格外処理手段に対応する。ここで、ステップS200では、「宛名」のデータフィールドDF21内に拡張漢字が含まれているか否かを判別することで、電子メールにて使用不可能な規格外文字データであるか否かを判別していたが、これに替えて、電子メールにて使用可能な文字データを文字コードの範囲で表わし、「宛名」のデータフィールドDF21内にその範囲を外れる文字コードのデータが含まれるか否かを判断する構成とすることもできる。
【0054】
以上のように構成されたこの第1実施例によれば、宛名用の差し込みフィールドfdに差し込む宛名データに、電子メールにて使用不可能な拡張漢字が含まれる場合、その宛名データに替えて、同じ配信先のメールアドレスデータが差し込まれる。メールアドレスデータは、当然、電子メールにて使用可能な文字から構成されており、しかも、インターネットの世界ではそのまま名前として通用するものである。したがって、電子メールにおいて宛名情報を差し込んで配信する際に起きる文字化けを防止するとともに、宛名としての機能を損ねることはない。
【0055】
また、この第1実施例では、インターネット20に接続されるパソコン30〜36から配信先の情報と、電子メールの件名と本文とを入力することで、メール配信用サーバ40に対してメール配信を指示することができる。このために、多数の者がこのメール配信のサービスを受けることが可能となる。
【0056】
次に、この発明の第2実施例について説明する。前記第1実施例では、配信先情報として、「宛名」、「メールアドレス」、「電話番号」がパソコン側から入力可能な構成となっていたが、これに替えて、この第2実施例では、図10に示すように、「宛名」、「メールアドレス」、「電話番号」に加えて「振り仮名」もパソコン側から入力可能となっている。「振り仮名」は、配信先の氏名または名称を、電子メールにて使用可能な仮名文字にて示すものである。この第2実施例では、図11に示すように、宛名用の差し込みフィールドfdに差し込む宛名に、電子メールにて使用不可能な拡張漢字が含まれる場合、その宛名に替えて、同じ配信先の振り仮名が差し込まれる。振り仮名は、電子メールにて使用可能な全角カタカナ文字から構成されており、しかも、配信先を特定することが可能である。したがって、電子メールにおいて宛名情報を差し込んで配信する際に起きる文字化けを防止するとともに、宛名としての機能を損ねることはない。
【0057】
なお、この第2実施例の変形例として、宛名用の差し込みフィールドfdに差し込むデータを、「振り仮名」に替えて「電話番号」とすることができる。この差し込むデータは、電子メールにて使用可能な文字を用いて配信先を特定可能なものであればいずれのデータでもよい。
【0058】
前記実施例では、パソコン30を用いて、配信先の情報をWebページWPに設けた入力欄ID3からキー入力する構成としていたが、これに替えて、表計算ソフトで予め作成した表データを配信先の情報として送信する構成とすることもできる。
【0059】
前記実施例では、パソコン30から、メール配信用サーバ40の提供するWebページにアクセスすることにより、電子メールの配信を行なうことができるように構成されていたが、これに替えて、所定のメール配信用サーバに対して所定の様式の電子メールを送信することにより、電子メールの配信を行なうことができる構成とすることもできる。この構成では、メール配信用サーバに送る電子メール中に電子メールの件名、本文を記し、添付ファイルとして配信先の情報を示すデータファイルを添付するようにするのが好ましい。
【0060】
前記実施例では、パソコン30から、メール配信用サーバ40を介して配信先に電子メールを送信するように構成されていたが、パソコン30に上記メール配信用サーバ40のメッセージ登録部42、配信先リスト登録部43、メッセージ完成部44、送信部45の機能を持たせた構成として、パソコン30から各配信先に電子メールを直接配信する構成とすることもできる。この場合、パソコン30は、自身のHDDに記憶された上記表データを配信先として定める構成とすることもできる。
【0061】
以上、本発明の一実施例を詳述してきたが、本発明は、こうした実施例に何等限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々なる態様にて実施することができるのは勿論のことである。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1実施例を適用するネットワークシステム10の概略構成を示すブロック図である。
【図2】パソコン30から他のパソコン32〜36に対して配信したときのメール配信用サーバ40の動作の状態を機能的に示すブロック図である。
【図3】メール配信用のWebサイトにより提供されるWebページWPの一例を示す説明図である。
【図4】「本文」のデータ入力欄ID2から入力される本文のデータの一例を示す説明図である。
【図5】メール配信用サーバ40のCPUにて実行されるメール配信ルーチンの前半部分を示すフローチャートである。
【図6】前記メール配信ルーチンの後半部分を示すフローチャートである。
【図7】パソコン30のHDDに記憶される各種データのデータ構造を示す説明図である。
【図8】メッセージデータに宛名データが差し込まれた一例を示す説明図である。
【図9】メッセージデータにメールアドレスデータが差し込まれた一例を示す説明図である。
【図10】この発明の第2実施例における配信先情報を示す説明図である。
【図11】メッセージデータに振り仮名データが差し込まれた一例を示す説明図である。
【図12】拡張漢字を例示する説明図である。
【符号の説明】
10…ネットワークシステム
20…インターネット
30,32,34,36…パーソナルコンピュータ(パソコン)
30a,32a,34a,36a…キーボード
30b、32b,34b,36b…ディスプレイ
40…メール配信用サーバ
41…受信部
42…メッセージ登録部
43…配信先リスト登録部
44…メッセージ完成部
45…送信部
FL1…メッセージファイル
FL2…配信先リストファイル

Claims (10)

  1. 複数のメールアドレス宛に電子メールを配信する電子メール配信装置であって、
    配信先のメールアドレスを、配信先の氏名または名称を示す宛名情報とともに記憶する配信先情報記憶手段と、
    宛名用の差し込みフィールドを具備するメッセージ情報を作成するメッセージ作成手段と、
    前記配信先情報記憶手段に記憶される配信先のメールアドレスに対応する宛名情報を前記配信先情報記憶手段から読み出して、前記メッセージ情報中の上記差し込みフィールドに差し込むことにより、前記配信先毎のメッセージ情報を完成するメッセージ完成手段と、
    前記配信先毎のメッセージ情報を、当該配信先のメールアドレス宛に送信する送信手段と
    を備えるとともに、
    前記メッセージ完成手段は、
    前記配信先情報記憶手段から読み出した宛名情報が、電子メールにて使用不可能な規格外文字データを含むものであるか否かを判別する判別手段と、
    前記判別手段により前記宛名情報が前記規格外文字データを含むものであると判別されたときに、当該宛名情報に替えて当該配信先のメールアドレスを前記差し込みフィールドに差し込む規格外処理手段と
    を備える電子メール配信装置。
  2. 請求項1に記載の電子メール配信装置であって、
    インターネットに接続されるとともに、
    前記配信先情報記憶手段に記憶すべき配信先の情報と、前記メッセージ情報の基となる文書データとを前記インターネットを介して外部から受信する受信手段を備える電子メール配信装置。
  3. 複数のメールアドレス宛に電子メールを配信する電子メール配信装置であって、
    配信先のメールアドレスを、配信先の氏名または名称を示す宛名情報と、電子メールにて使用可能な文字を用いて配信先を付加的に特定する付加情報とともに記憶する配信先情報記憶手段と、
    宛名用の差し込みフィールドを具備するメッセージ情報を作成するメッセージ作成手段と、
    前記配信先情報記憶手段に記憶される配信先のメールアドレスに対応する宛名情報を前記配信先情報記憶手段から読み出して、前記メッセージ情報中の上記差し込みフィールドに差し込むことにより、前記配信先毎のメッセージ情報を完成するメッセージ完成手段と、
    前記配信先毎のメッセージ情報を、当該配信先のメールアドレス宛に送信する送信手段と
    を備えるとともに、
    前記メッセージ完成手段は、
    前記配信先情報記憶手段から読み出した宛名情報が、電子メールにて使用不可能な規格外文字データを含むものであるか否かを判別する判別手段と、
    前記判別手段により前記宛名情報が前記規格外文字データを含むものであると判別されたときに、当該宛名情報に替えて当該配信先の前記付加情報を前記差し込みフィールドに差し込む規格外処理手段と
    を備える電子メール配信装置。
  4. 前記付加情報は、配信先の氏名または名称を仮名文字にて示す振り仮名である請求項3に記載の電子メール配信装置。
  5. 請求項3または4に記載の電子メール配信装置であって、
    インターネットに接続されるとともに、
    前記配信先情報記憶手段に記憶すべき配信先の情報と、前記メッセージ情報の基となる文書データとを前記インターネットを介して外部から受信する受信手段を備える電子メール配信装置。
  6. 複数のメールアドレス宛に電子メールを配信する電子メール配信方法であって、
    (a)配信先のメールアドレスを、配信先の氏名または名称を示す宛名情報とともに予め用意するステップと、
    (b)宛名用の差し込みフィールドを具備するメッセージ情報を作成するステップと、
    (c)前記ステップ(a)により用意された配信先のメールアドレスに対応する宛名情報を読み出して、前記メッセージ情報中の上記差し込みフィールドに差し込むことにより、前記配信先毎のメッセージ情報を完成するステップと、
    (d)前記配信先毎のメッセージ情報を、当該配信先のメールアドレス宛に送信するステップと
    を備えるとともに、
    前記ステップ(c)は、
    (c1) 前記読み出した宛名情報が、電子メールにて使用不可能な規格外文字データを含むものであるか否かを判別するステップと、
    (c2)前記ステップ(c1)により前記宛名情報が前記規格外文字データを含むものであると判別されたときに、当該宛名情報に替えて当該配信先のメールアドレスを前記差し込みフィールドに差し込むステップと
    を備える電子メール配信方法。
  7. 複数のメールアドレス宛に電子メールを配信する電子メール配信方法であって、
    (a)配信先のメールアドレスを、配信先の氏名または名称を示す宛名情報と、電子メールにて使用可能な文字を用いて配信先を付加的に特定する付加情報とともに予め用意するステップと、
    (b)宛名用の差し込みフィールドを具備するメッセージ情報を作成するステップと、
    (c)前記ステップ(a)により用意された配信先のメールアドレスに対応する宛名情報を読み出して、前記メッセージ情報中の上記差し込みフィールドに差し込むことにより、前記配信先毎のメッセージ情報を完成するステップと、
    (d)前記配信先毎のメッセージ情報を、当該配信先のメールアドレス宛に送信するステップと
    を備えるとともに、
    前記ステップ(c)は、
    (c1) 前記読み出した宛名情報が、電子メールにて使用不可能な規格外文字データを含むものであるか否かを判別するステップと、
    (c2)前記ステップ(c1)により前記宛名情報が前記規格外文字データを含むものであると判別されたときに、当該宛名情報に替えて当該配信先の前記付加情報を前記差し込みフィールドに差し込むステップと
    を備える電子メール配信方法。
  8. 複数のメールアドレス宛に電子メールを配信する処理を実行するコンピュータプログラムであって、
    (a)配信先のメールアドレスを、配信先の氏名または名称を示す宛名情報とともに予め用意する機能と、
    (b)宛名用の差し込みフィールドを具備するメッセージ情報を作成する機能と、
    (c)前記機能(a)により用意された配信先のメールアドレスに対応する宛名情報を読み出して、前記メッセージ情報中の上記差し込みフィールドに差し込むことにより、前記配信先毎のメッセージ情報を完成する機能と、
    (d)前記配信先毎のメッセージ情報を、当該配信先のメールアドレス宛に送信する機能と
    を、コンピュータに実現させるとともに、
    前記機能(c)は、
    (c1) 前記読み出した宛名情報が、電子メールにて使用不可能な規格外文字データを含むものであるか否かを判別する機能と、
    (c2)前記機能(c1)により前記宛名情報が前記規格外文字データを含むものであると判別されたときに、当該宛名情報に替えて当該配信先のメールアドレスを前記差し込みフィールドに差し込む機能と
    を、コンピュータに実現させるためのコンピュータプログラム。
  9. 複数のメールアドレス宛に電子メールを配信する処理を実行するコンピュータプログラムであって、
    (a)配信先のメールアドレスを、配信先の氏名または名称を示す宛名情報と、電子メールにて使用可能な文字を用いて配信先を付加的に特定する付加情報とともに予め用意する機能と、
    (b)宛名用の差し込みフィールドを具備するメッセージ情報を作成する機能と、
    (c)前記機能(a)により用意された配信先のメールアドレスに対応する宛名情報を読み出して、前記メッセージ情報中の上記差し込みフィールドに差し込むことにより、前記配信先毎のメッセージ情報を完成する機能と、
    (d)前記配信先毎のメッセージ情報を、当該配信先のメールアドレス宛に送信する機能と
    を、コンピュータに実現させるとともに、
    前記機能(c)は、
    (c1) 前記読み出した宛名情報が、電子メールにて使用不可能な規格外文字データを含むものであるか否かを判別する機能と、
    (c2)前記機能(c1)により前記宛名情報が前記規格外文字データを含むものであると判別されたときに、当該宛名情報に替えて当該配信先の前記付加情報を前記差し込みフィールドに差し込む機能と
    を、コンピュータに実現させるためのコンピュータプログラム。
  10. 請求項8または9記載のコンピュータプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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