JP2004157715A - 電子装置のデータベース作成方法及びデータベースのデータ構造 - Google Patents

電子装置のデータベース作成方法及びデータベースのデータ構造 Download PDF

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浩之 古山
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Abstract

【課題】電子装置のデータベースの作成を簡略化することである。
【解決手段】電子装置を構成する部品に付されたその部品の識別のための部品識別データである部品番号をデータ取得装置により取得し(ステップS23)、取得した部品識別データを指定された装置識別データである製造番号に関連付けしてデータベースに記憶させる(ステップS35)。これにより、電子装置のデータベースが作成される。
【選択図】 図14

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、電子装置のデータベース作成方法及びデータベースのデータ構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、POS端末、ECR、プリンタなど様々な電子装置が製品化され広く普及している。
【0003】
近年、環境を保護しようという声が高まっている。このような観点から、不要となった製品をリサイクル(資源として再利用)したり、不要とされたがまだ使用可能な装置や部品をリユース(再使用)することが望ましい。そして、このように製品のリサイクルやリユースを行なうことが、その製品を製造販売した製造メーカに求められるようになってきている。
【0004】
製造メーカにとって、製造販売した製品のリサイクル/リユースを行なうには、それらの製品に関するデータ、部品構成、稼働状況などを把握することによって効率的に行なうことができる。
【0005】
ここで、製品のリサイクルデータ(部品番号、部品の寿命、部品の材料、稼働記録など)をデータベースで管理するという提案が従来よりなされており、この提案では、データベースのデータに基づいて製品や部品をリサイクルするものやリユースするものに分別することができるとされている(例えば、特許文献1)。
【0006】
【特許文献1】
特開2002−143826公報
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、データベースを記憶するサーバを用いてのデータベースの作成方法としては、例えば、まず、入力するデータのリストを作成し、そのリストに記載されたデータをオペレータがキーボードを操作してキー入力するという方法がある。しかしながら、このようなデータベースの作成方法では、大量のデータを一度に扱い、キーボード入力するので、オペレータにとって負荷が大きい。
【0008】
本発明の目的は、電子装置のデータベースの作成を簡略化することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本発明は、電子装置(例えば、POS端末)を構成する部品に付されたその部品の識別のための部品識別データをデータ取得装置により取得する取得ステップと、前記取得ステップで取得した前記部品識別データを指定された前記装置識別データに関連付けしてデータベースに記憶させる記憶ステップと、を含む。
【0010】
したがって、データ取得装置により取得された部品識別データが、指定された装置識別データに関連付けされてデータベースに記憶され、データベースが作成される。
【0011】
【発明の実施の形態】
[第一の実施の形態]
本発明の第一の実施の形態を図1ないし図14に基づいて説明する。
【0012】
[POS端末管理システムの概略]
本実施の形態のPOS端末管理システムは、概略的には、電子装置であるPOS端末をリサイクル、リユース又は廃棄するかの判断などのために、POS端末製造メーカが製造販売した電子機器であるPOS(Point of Sales:販売時点管理)端末に関するデータをPOS端末製造メーカが管理することを可能とするものである。
【0013】
図1は本実施の形態のPOS端末管理システムを概略的に示すブロック図である。図1に示すように、本実施の形態のPOS端末管理システム1は、POS端末製造メーカに設置されPOS端末管理データベース101(図5参照)を有するデータベースサーバ201を備えている。このデータベースサーバ201は、コンビニエンスストアなどの店舗に設けられたPOSシステム301に例えば専用回線などの通信ネットワーク401を介して接続されている。データベースサーバ201には、POS端末製造メーカの工場に設置された複数のデータ取得装置501がLAN(Local Area Network)601により接続されている。POSシステム301は、POS端末製造メーカが製造販売しコンビニエンスストアのレジカウンターに設置された複数台のPOS端末302と、コンビニエンスストアのバックヤードに設置されそれらのPOS端末302をLAN303によって接続して集中管理するストアコンピュータ304とで構成されている。
【0014】
そして、POS端末管理システム1では、POS端末製造メーカの工場でPOS端末302を組み立てる際に、POS端末管理データベース101を作成し、店舗に出荷されたPOS端末302の稼働状況をPOSシステム301からデータベースサーバ201に送信し、そのデータを受信したデータベースサーバ201において、POS端末管理データベース101を随時更新する。これにより、そのPOS端末管理データベース101のデータをPOS端末302の管理に提供することを可能とする。
【0015】
[POS端末管理システム1の各部]
続いて、POS端末管理システム1を構成する各部について説明する。
【0016】
まず、POSシステム301を構成するPOS端末302について説明する。ここで、図2はPOS端末302を概略的に示すブロック図、図3は稼働状況データファイル321を示す模式図である。POS端末302は、店舗の精算場所に配設されてキャッシャが売上処理を行うためのものであり、図示しない電源により電力が供給され、図2に示すような構成とされている。
【0017】
POS端末302は、図2に示すように、制御ブロック305を備えている。制御ブロック305は、CPU(Central Processing Unit)306、制御プログラムを格納するROM(Read Only Memory)307、RAM(Random Access Memory)308などを有する制御部であるPCボード部309と、このPCボード部にバスライン310により接続されHDD(Hard Disk Drive)などで構成されるメモリ部311とを有し、POS端末302の各部の駆動制御や各種演算などを行なう。この制御ブロック305には、LAN303とのデータの送受信を行なう通信インターフェース312や、プリンタブロック313、表示ブロック314、バーコードスキャナ315、キーボード316などがバスライン310を介して接続されている。
【0018】
プリンタブロック313は、パルス電流により駆動されるヘッド部317、プラテン(図示せず)を有するガイドブロック部318、プラテンを回転駆動するモータ部319などから構成されている。このプリンタブロック313は、売上処理に伴い、取引単位で後述するようなレシートを発行するとともに、並行してジャーナル用紙への印字を行うものである。
【0019】
表示ブロック314は、液晶部320などを有しており、この液晶部320に所定事項を表示する。
【0020】
バーコードスキャナ315は、バーコードや2次元コードなどのコードシンボルを光学的に読み取る。
【0021】
このようなPOS端末302のメモリ部311には、PCボード部309のCPU306を動作させる制御プログラムの他、当該POS端末302の各部の稼働状況データを記憶した図3に示すような稼働状況データファイル321が格納されている。POS端末302の稼働状況データは、PCボード部309の通電時間、ヘッド部317へ供給された電流のパルス数、ヘッド部317の走行距離、モータ部319の通電時間、ガイドブロック部318のプラテンの走行距離、表示ブロック314の液晶部320の通電時間などである。
【0022】
次に、ストアコンピュータ304について説明する。ここで、図4はストアコンピュータ304を概略的に示すブロック図である。ストアコンピュータ304は、POSシステム301全体の制御を受け持ち、その電装系は、例えば、図4に示すような構成とされている。ストアコンピュータ304は、CPU322、ROM323、RAM324などで構成される制御部325と、HDDなどで構成されるメモリ部326とを有し、バスライン327を介して接続された通信インターフェース328から、LAN303を介して複数台のPOS端末302との間でデータの送受信を実行し得るように構成されている。ここで、通信インターフェース328は、通信ネットワーク401を介してのデータベースサーバ201とのデータの送受信も行う。さらに、制御部325には、キーボード329、表示ブロック330及びプリンタブロック331が接続されている。メモリ部326には、制御部325のCPU322を動作させる制御プログラムの他、商品マスタファイル、店舗売上ファイルなどが格納されている。
【0023】
以上のようなPOS端末302とストアコンピュータ304とで構成されるPOSシステム301の売上処理の際の動作について簡単に説明する。例えば商品に付された商品コードがPOS端末302のバーコードスキャナ315によって読み取られると、POS端末302は読み取った商品コードをストアコンピュータ304に問い合わせる。そして、商品コードの問い合わせがあったストアコンピュータ304側においては、POS端末302からの問い合わせにより商品マスタファイルを検索し、該当する商品コードに対応した商品名や単価などを読み出してPOS端末302へ送信する。また、POS端末302は、ストアコンピュータ304からの商品名や単価などを受信し、問い合わせした商品コード及び受信した商品名や単価などに基づく売上登録処理や表示ブロック314の液晶部320への表示、またプリンタブロック313により印字出力を行い、さらに売上登録処理した売上登録データをストアコンピュータ304へ送信する。さらに、POS端末302から売上登録処理した売上登録データを送信されたストアコンピュータ304側では、POS端末302からの売上登録データを店舗売上ファイルに累計する。
【0024】
このとき、稼働状況データファイル321に記憶されているPCボード部309の通電時間、ヘッド部317へ供給された電流のパルス数、ヘッド部317の走行距離、モータ部319の通電時間、ガイドブロック部318のプラテンの走行距離、表示ブロック314の液晶部320の通電時間などが稼働状況に応じて更新される。
【0025】
次に、データベースサーバ201について説明する。ここで、図5はデータベースサーバ201を概略的に示すブロック図である。図5に示すように、データベースサーバ201には、CPU202、ROM203、RAM204などで構成される制御部205と、HDDなどで構成されるメモリ部206とを有し、バスライン207を介して接続された通信インターフェース208から、LAN601を介して複数台のデータ取得装置501との間でデータの送受信を実行し得るように構成されている。ここで、通信インターフェース208は、通信ネットワーク401を介してのストアコンピュータ304とのデータの送受信も行なう。さらに、制御部205には、キーボード209、表示ブロック210及びプリンタブロック211が接続されている。メモリ部206には、制御部205のCPU202を動作させる制御プログラムの他、POS端末管理データベース101が格納されている。
【0026】
ここで、図6はPOS端末管理データベース101の階層構造を概略的に示す模式図である。POS端末管理データベース101には、概略的には、図6に示すように、POS端末302毎にPOS端末302を構成する部品が階層構造で記憶されており、それらのPOS端末302及び部品に関するデータがそれぞれのPOS端末302及び部品に関連付けされて記憶されている。そして、POS端末管理データベース101のデータは、書き換え自在に保持されている。ここで、POS端末302は、POS端末302を識別するための装置識別データである製造番号で扱われ、POS端末302を構成する部品は、部品を識別するための部品識別データである部品番号で扱われる。
【0027】
ここで、POS端末302の構成部品の階層構造について説明する。POS端末302の各部品は、階層構造で分類可能である、階層レベル上位の部品から階層レベル下位の部品に分類される。そして、POS端末302は、階層レベル最上位である階層レベル1の部品(例えば、制御ブロック305、プリンタブロック313、表示ブロック314など)の集合体とされている。この階層レベル1の部品のうちの例えばプリンブロックは、階層レベル2の部品(ヘッド部317、モータ部319、ガイドブロック部318など)の集合体とされている。このようにPOS端末302は、部品が階層構造で構成されている。そして、POS端末管理データベース101では、このような階層構造でPOS端末302の各部品の部品番号が関連付けされてPOS端末302の製造番号毎に記憶されている。
【0028】
次に、POS端末管理データベース101の具体的な構造を説明する。ここで、図7はPOS端末管理データベース101の端末管理テーブルを概略的に示す模式図、図8は制御ブロック305に関する部品管理テーブルを概略的に示す模式図、図9はプリンタブロック313に関する部品管理テーブルを概略的に示す模式図、図10は表示ブロック314に関する部品管理テーブルを概略的に示す模式図である。
【0029】
このPOS端末管理データベース101には、図7に示すような端末管理テーブル102と、図8ないし図10に示すような部品管理テーブル103(103a,103b,103c)とが設けられている。
【0030】
端末管理テーブル102は、POS端末302に関するデータを記憶するテーブルである。端末管理テーブル102には、POS端末302の製造番号を記憶する製造番号エリア104が設けられている。そして、端末管理テーブル102には、POS端末302の製品名を記憶する製品名エリア105、寿命データである価値寿命データとしてPOS端末302の意匠のトレンドを記憶する意匠エリア106、POS端末302の製造日を記憶する製造日エリア107、POS端末302の販売形態(レンタル、ユース、販売など)を記憶する販売形態エリア108、POS端末302の販売日やレンタル・ユース開始日などを記憶する販売日,レンタル・ユース開始日エリア109、レンタルやユースの終了日を記憶するレンタル・ユース終了日エリア110、レンタル先・ユース先・販売先を記憶するレンタル・リース・販売先エリア111、階層レベル1の部品の部品名称に対応付けてその部品の部品番号を記憶する部品番号エリア112が、製造番号エリア104毎に設けられており、それらの各エリア105,106,107,108,109,110,111,112に記憶されるデータは、それらのエリアに対応する製造番号エリア104に記憶されているデータに対応付けされる。
【0031】
ここで、価値寿命データであるPOS端末302の意匠のトレンドは、数値で表され、例えば、トレンドとして最新のものを「1」、一世代前のものを「2」、二世代前のものを「3」、三世代前のものを「4」というように表される。
【0032】
部品管理テーブル103(103a,103b,103c)は、各部品に関するデータを記憶するテーブルである。図2ないし図4に示すように、各部品管理テーブル103(103a,103b,103c)には、制御ブロック305、プリンタブロック313、表示ブロック314などの部品(以下、親部品という)の部品名称を記憶する親部品名称エリア113、それらの親部品の部品番号を記憶する親部品番号エリア114が設けられている。
【0033】
そして、各部品管理テーブル103(103a,103b,103c)には、親部品番号エリア114に記憶されている部品番号に対応する親部品を構成しそれらの親部品よりも階層レベルが1つ低い部品(以降、子部品という)の部品データを記憶する子部品データエリア115が設けられている。
【0034】
子部品データエリア115には、子部品名称を記憶する子部品名称エリア116、親部品番号エリア114に記憶されている親部品番号に関連付けして子部品の部品番号を記憶する子部品番号エリア117が設けられている。そして、子部品データエリア115には、子部品番号エリア117に記憶される子部品番号に対応する部品の寿命データである稼働状況に関する稼働状況データを記憶する稼働状況エリア118、子部品番号エリア117に記憶される子部品番号に対応する部品の材質を記憶する材質エリア119が、子部品番号エリア117毎に設けられており、それらの各エリア118,119に記憶されるデータは、それらのエリア118,119に対応する子部品番号エリア117に記憶されている子部品番号に対応付けされる。
【0035】
また、部品管理テーブル103には、親部品番号毎や子部品番号毎に寿命データである価値寿命データとして部品の性能を記憶する性能エリア120が設けられている。例えば、図8及び図10に示すように、制御ブロック305に関する部品管理テーブル103aや表示ブロック314に関する部品管理テーブル103cには、子部品番号毎に性能エリア120が設けられており、この性能エリア120に記憶されたデータは、性能エリア120に対応する子部品番号エリア117に記憶されている子部品番号データに対応付けされる。また、図9に示すように、プリンタブロック313に関する部品管理テーブル103bには、親部品番号毎に性能エリア120が設けられており、この性能エリア120に記憶されたデータは、性能エリア120に対応する親部品番号エリア114に記憶されている親部品番号データに対応付けされる。
【0036】
ここで、価値寿命データであるPOS端末302の部品の性能は、意匠のトレンドと同様に数値で表され、例えば、性能として最新のものを「1」、一世代前のものを「2」、二世代前のものを「3」、三世代前のものを「4」というように表される。部品の性能の内容としては、例えば、PCボード部309の場合は、CPU306のクロック周波数を挙げることができ、プリンタブロック313の場合は、印字速度を挙げることができる。
【0037】
また、前述した制御ブロック305を構成するPCボード部309の稼働状況データは、例えばPCボード部309の通電時間である。プリンタブロック313を構成するヘッド部317の稼働状況データは、例えばヘッド部317に供給された電流のパルス数及びヘッド部317の走行距離である。同じくプリンタブロック313を構成するモータ部319の稼働状況データは、例えば、モータ部319の通電時間である。同じくプリンタブロック313を構成するガイドブロック部318の稼働状況データは、例えばガイドブロックを構成するプラテンの走行距離である。表示ブロック314を構成する液晶部320の稼働状況データは、例えば液晶部320の通電時間である。
【0038】
なお、POS端末302を構成する階層1の部品がブロック部品ではなく単一部品の場合には、部品管理テーブル103の構成は、子部品データエリア115のみを有する構成となる。
【0039】
加えて、メモリ部206には、番号識別ファイル(図示せず)が設けられている。製造番号・部品番号には、POS端末302や各部品の区別を示すデータが含まれており、そのデータに関する情報が、番号識別ファイルに記憶されている。
【0040】
次に、POS端末製造メーカに設置されているデータ取得装置501について説明する。ここで、図11はデータ取得装置501を概略的に示すブロック図である。データ取得装置501は、後述するように、POS端末製造メーカの工場でのPOS端末302の組み立ての際に、バーコードなどのコードシンボルで表示されたPOS端末302の製造番号や部品の部品番号を読み取るものであり、その電装系は、例えば、図11に示すような構成とされている。
【0041】
データ取得装置501は、図11に示すように、CPU、ROM、RAMなどで構成される制御部502と、HDDなどで構成されるメモリ部503とを有し、バスライン504を介して接続された通信インターフェース505から、LAN601を介してデータベースサーバ201との間でデータの送受信を実行し得るように構成されている。また、制御部502にはバスライン504を介して、キーボード506、表示ブロック507、プリンタブロック508及びコードシンボルを光学的に読み取るスキャナ509が接続されている。メモリ部503には、制御部502のCPUを動作させる制御プログラムなどが格納されている。
【0042】
次に、POS端末管理システム1のPOS端末管理データベース101のデータの更新処理の概略を説明する。
【0043】
まず、POS端末管理データベース101の稼働状況データの更新について図12及び図13に示すフローチャートに基づいて説明する。図12に示すように、POS端末302のCPU306は、所定時刻(例えば、予め設定した夜間・早朝などの営業時間外の時刻)になったと判断した場合には(ステップS1のY)、メモリ部311の稼働状況データファイル321に記憶されているPOS端末302の稼働状況データをデータベースサーバ201に対して送信する(ステップS2)。
【0044】
一方、データベースサーバ201のCPU202は、図13に示すように、POSシステム301(POS端末302)から送信されたPOS端末302の稼働状況のデータを受信した場合には(ステップS11のY)、POS端末管理データベース101の稼働状況エリア118のデータをステップS11で受信したデータに更新して記憶する(ステップS12)。
【0045】
なお、本実施の形態においては、データベースサーバ201とのデータの送受信をストアコンピュータ304において行うようにしたが、これに限るものではなく、POS端末302がデータベースサーバ201とのデータの送受信を直接行うようにしても良い。
【0046】
次に、価値寿命データ(意匠のトレンド、部品の性能)の更新について説明する。新しい意匠や新しい部品が作られ、意匠のトレンドや部品の性能の世代が更新された場合には、POS端末管理データベース101の価値寿命データは、オペレータのキーボード209操作によるキーボード209入力などにより書き換えられる。例えば、POS端末302の意匠が最新から一世代前になった場合には、意匠エリア106のデータが「1」から「2」に書き換えられ、部品の性能が最新から一世代前になった場合には、性能エリア120のデータが「1」から「2」に書き換えられる。
【0047】
[POS端末管理データベース101の作成方法]
次に、POS端末管理データベース101の作成方法について説明する。POS端末管理データベース101は、POS端末302のPOS端末製造メーカの工場において、POS端末302を組み立てる際に作成される。ここで、工場でのPOS端末302の組み立て手順の概略を説明する。POS端末302の組み立ては、POS端末302を構成する部品のうち階層レベルが下位の部品から上位の部品の順に組み立てられていく。具体的には、まず、ブロック組み立てラインで制御ブロック305やプリンタブロック313などのブロックを組み立てる。その後、組み立て最終ラインで階層レベル1の部品を組み上げることによりPOS端末302の組み立てが行なわれる。
【0048】
POS端末管理データベース101の作成では、予めPOS端末管理データベース101で管理記憶する全ての部品に対して部品番号をコードシンボル化してそのコードシンボルを付しておく。コードシンボルとしては、バーコードや2次元コードなどを例示することができる。バーコードを部品に付する方法としては、シール用紙にバーコードをプリントしておき、そのシール用紙を各部品に貼り付けたり、部品自体にバーコードを直接プリントしたりすることを例示することができる。複数の部品の集合体であるブロックには、そのブロックのベースとなる部品(以降、ベース部という)例えばフレームなどにブロックの部品番号のコードシンボルを付しておく。また、POS端末302の製造番号もコードシンボル化してPOS端末302のベース部に付しておく。なお、部品番号は、コードシンボル化することに限るものではなく、例えば、部品番号自体を各部品に付しても良い。この場合には、データ取得装置としてOCR(Optical character reader:光学式文字読み取り装置)を用いれば良い。
【0049】
そして、POS端末302の構成部品を組み上げる順に、つまり、POS端末302を構成する部品のうち階層レベルが下位の部品から上位の部品の順にPOS端末管理データベース101に登録していく。まず、ブロック組み立てラインでのブロックの組み立ての際に、各ブロック毎にPOS端末管理データベース101における部品管理テーブル103を作成し、その後、組み立て最終ラインでのPOS端末302の階層レベル1の部品(制御ブロック305、プリンタブロック313、表示ブロック314など)の組み上げの際に、端末管理テーブル102を作成する。このときのデータ取得装置501のCPU及びデータベースサーバ201のCPU202が行なう処理の流れを図14に示すフローチャートに基づいて製造メーカのオペレータの操作手順とともに説明する。
【0050】
まず、部品管理テーブル作成処理についてプリンタブロック313を例に説明する。データ取得装置501は、スキャナ509による番号データ(部品番号や製造番号)の読み取りまで待機する(ステップS21)。
【0051】
オペレータは、プリンタブロック313のベース部に予め貼り付けられたプリンタブロック313の部品番号のコードシンボルに対して、データ取得装置501のスキャナ509による読み取り操作を行なう。
【0052】
オペレータの操作によってスキャナ509により番号データの読み取りが行なわれた場合には(ステップS21のY)、読み取った番号データ(この場合にはプリンタブロック313の部品番号)をデータベースサーバ201へ送信する(ステップS22)。
【0053】
一方、データベースサーバ201では、データ取得装置501からの番号データを受信した場合には(ステップS31のY)、受信した番号データに基づいて作成するテーブルを決定する(ステップS32)。このテーブルの決定は、受信した番号データをメモリ部206に記憶されている番号識別ファイルに照合することにより行なわれる。この場合、受信した部品データはプリンタブロック313の部品番号であるので、作成するテーブルはプリンタブロック313の部品管理テーブル103bであると決定(指定)される。
【0054】
ステップS32において作成するテーブルを決定した後、その作成を決定したテーブルの親部品番号エリア114又は製造番号エリア104にステップS31で受信した番号データを記憶する(ステップS33)。ここで、テーブルが部品管理テーブル103である場合には、番号データを親部品番号エリア114に記憶し、テーブルが端末管理テーブル102である場合には、番号データを製造番号エリア104に記憶する。この場合には、プリンタブロック313の部品管理テーブル103bにステップS31で受信したプリンタブロック313の部品番号を記憶する。
【0055】
その後、データベースサーバ201は、次の番号データの受信まで待機する(ステップS34)。
【0056】
データ取得装置501は、ステップS22において番号データをデータベースサーバ201へ送信した後、スキャナ509による番号データの読み取りまで待機する(ステップS23)。
【0057】
オペレータは、ベース部にヘッド部317、モータ部319、ガイドブロック部318などを組み付けてプリンタブロック313を組み立てる際に、それらの各部品に付された各部品の部品番号のコードシンボルに対してスキャナ509による読み取り操作を行なう。
【0058】
オペレータの操作によってスキャナ509により番号データの読み取りが行なわれた場合には(ステップS23のY、取得ステップ、第一の取得ステップ)、読み取った番号データ(この場合にはプリンタブロック313の子部品の部品番号)をデータベースサーバ201へ送信する(ステップS24)。
【0059】
一方、データベースサーバ201では、データ取得装置501から番号データを受信した場合には(ステップS34のY)、受信した番号データをステップS32で指定したテーブルの子部品番号エリア117又は部品番号エリア112に記憶する(ステップS35、記憶ステップ、第一の記憶ステップ)。ここで、テーブルが部品管理テーブル103である場合には、番号データを子部品番号エリア117に記憶し、テーブルが端末管理テーブル102である場合には、番号データを部品番号エリア112に記憶する。そして、部品管理テーブル103の子部品番号エリア117に番号データを記憶する場合には、その番号データを親部品番号エリア114に記憶されている番号データに関連付けし、端末管理テーブル102の部品番号エリア112に番号データを記憶する場合には、その番号データを製造番号エリア104に記憶されている番号データに関連付けする。この場合には、ステップS34で受信したプリンタブロック313の子部品の部品番号をプリンタブロック313の部品管理テーブル103bの子部品番号エリア117に記憶し、その部品番号を親部品番号エリア114に記憶されているプリンタブロック313の部品番号に関連付けする。
【0060】
このようなステップS23、ステップS24、ステップS34、ステップS35の処理が、ブロックを構成する各部品のコードシンボルに対するオペレータによるスキャナ509での読み取り操作毎に行なわれる。
【0061】
データ取得装置501は、ステップS24において番号データをデータベースサーバ201へ送信した後、オペレータによるキーボード506の操作などによる終了宣言の入力に待機する(ステップS25)。終了宣言が入力されたと判断した場合には(ステップS25のY)、終了信号をデータベースサーバ201に送信し(ステップS26)、処理を終了する。
【0062】
一方、データベースサーバ201では、データ取得装置501から終了信号を受信した場合には(ステップS36のY)、処理を終了する。
【0063】
以上の処理により部品管理テーブル103が作成される。
【0064】
次に、端末管理テーブル作成処理について説明する。この場合も、まず、データ取得装置501は、スキャナ509による番号データの読み取りまで待機する(ステップS21)。
【0065】
オペレータは、POS端末302のベース部に予め貼り付けられたPOS端末302の製造番号のコードシンボルに対してスキャナ509による読み取り操作を行なう。
【0066】
オペレータの操作によってスキャナ509により番号データの読み取りが行なわれた場合には(ステップS21のY)、読み取った番号データ(この場合にはPOS端末302の製造番号)をデータベースサーバ201へ送信する(ステップS22)。
【0067】
一方、データベースサーバ201では、データ取得装置501から番号データを受信した場合には(ステップS31のY)、受信した番号データに基づいて作成するテーブルを決定する(ステップS32)。この場合、受信した部品データはPOS端末302の製造番号であるので、作成するテーブルはPOS端末の302の端末管理テーブル102であると決定(指定)される。
【0068】
そした、ステップS32において作成するテーブルを決定した後、その作成を決定したテーブルの親部品番号エリア114にステップS31で受信したPOS端末302の製造番号を記憶する(ステップS33)。
【0069】
データ取得装置501は、ステップS22において番号データをデータベースサーバ201へ送信した後、スキャナ509による番号データの読み取りまで待機する(ステップS23)。
【0070】
オペレータは、ベース部に、制御ブロック305、プリンタブロック313、表示ブロック314などの階層レベル1の部品を組み付けてPOS端末302を組み立てる際に、それらの各部品に付された各部品の部品番号のコードシンボルに対してスキャナ509による読み取り操作を行なう。
【0071】
データ取得装置501は、スキャナ509により部品番号の読み取りが行なわれた場合には(ステップS23のY、取得ステップ、第二の取得ステップ)、読み取った部品番号をデータベースサーバ201へ送信する(ステップS24)。
【0072】
一方、データベースサーバ201では、データ取得装置501から部品番号を受信した場合には(ステップS34のY)、受信した部品番号をステップS32で指定した端末管理テーブルの製造番号エリア104に記憶されている製造番号に関連付けして部品番号エリア112に記憶する(ステップS35、記憶ステップ、第二の記憶ステップ)。
【0073】
このようなステップS23、ステップS24、ステップS34、ステップS35の処理が、POS端末302を構成する階層レベル1の部品のコードシンボルに対するオペレータによるスキャナ509での読み取り操作毎に行なわれる。
【0074】
その後、データ取得装置501では、ステップS25及びステップS26の処理がなされ、データベースサーバ201では、ステップS36の処理がなされる。
【0075】
以上の処理により端末管理テーブル102が作成される。
【0076】
これらの処理により、部品番号がPOS端末の製造番号に関連付けされて階層構造で記憶され、POS端末管理データベース101が作成される。以上のような処理を製造するPOS端末302毎に行なう。
【0077】
以上説明したように、本実施の形態では、POS端末302を構成する部品に付されたその部品の識別のための部品番号をデータ取得装置501により読み取り、その読み取った部品番号が指定されたPOS端末の製造番号に関連付けされてPOS端末管理データベース101に記憶されPOS端末管理データベース101が作成されるので、データベースの作成を簡略化することができる。
【0078】
そして、POS端末302のPOS端末製造メーカは、例えばレンタル期限やユース期限が切れて回収したPOS端末302を、リサイクル、リユース又は廃棄するのかを、このようなPOS端末管理データベース101を参照することにより簡単に判断することができる。
【0079】
また、本実施の形態においては、電子装置であるPOS端末302を構成し階層構造で分類可能な部品に付されたその部品の識別のための部品識別データである部品番号をデータ取得装置501により取得する第一の取得ステップと、第一の取得ステップで取得した部品番号を指定された上位の階層の部品の部品番号に関連付けしてデータベースであるPOS端末管理データベース101に記憶させる第一の記憶ステップと、階層構造の最上位の部品に付された部品番号をデータ取得装置501により取得する第二の取得ステップと、第二の取得ステップで取得した部品番号を指定されたPOS端末の識別のための装置識別データである製造番号に関連付けしてPOS端末管理データベース101に記憶させる第二の記憶ステップと、を含むことにより、部品番号が製造番号に関連付けされて階層構造でPOS端末管理データベース101に記憶されるので、部品番号を階層構造で管理することができ、POS端末管理データベース101を使い易くすることができる。
【0080】
また、本実施の形態においては、取得ステップは、電子装置であるPOS端末302が組み立てられる際に行なわれることにより、POS端末302の組み立ての際にPOS端末管理データベース101を作成することができる。
【0081】
また、本実施の形態においては、部品に付された部品識別データである部品番号データは、コードシンボルであり、データ取得装置501は、コードシンボルを光学的に読み取ることにより、POS端末管理データベース101への製造番号や部品番号の入力作業を簡略化することができる。
【0082】
また、本実施の形態のデータベースであるPOS端末管理データベース101のデータ構造においては、電子装置であるPOS端末302の識別のための装置識別データである製造番号データと、POS端末302を構成する部品の識別のための部品識別データである部品番号データと、部品の寿命に関する寿命データと、を含み、部品番号データをその部品番号データに対応する部品が構成するPOS端末302の製造番号データに関連付けして階層構造で保持し、寿命データをその寿命データが対応する部品の部品番号データに関連付けして保持していることにより、部品番号を階層構造で管理することができ、POS端末管理データベース101を使い易くすることができる。
【0083】
また、本実施の形態のPOS端末管理データベース101のデータ構造においては、寿命データは、書き換え自在に保持されていることにより、寿命データを書き換えることができる。
【0084】
また、本実施の形態のPOS端末管理データベース101のデータ構造においては、寿命データは、部品の稼働状況に関する稼働状況データ(例えば、PCボード部309の通電時間、ヘッド部317に供給された電流のパルス数、ヘッド部317の走行距離、モータ部319の通電時間、ガイドブロックを構成するプラテンの走行距離、液晶部320の通電時間など)であることにより、部品の稼働状況に関するデータをPOS端末管理データベース101により管理することができる。
【0085】
また、本実施の形態のPOS端末管理データベース101のデータ構造においては、寿命データは、部品の価値の寿命に関する価値寿命データ(例えば、CPU306のクロック周波数、そのクロック周波数での価値寿命など)であることにより、部品の価値寿命に関するデータをPOS端末管理データベース101により管理することができる。
【0086】
[第二の実施の形態]
次に、本発明の第二の実施の形態を図15に基づいて説明する。なお、上述した実施の形態と同じ部分は同一符号で示し説明も省略する(以下の実施の形態でも同じ)。図15は本実施の形態のデータ取得装置を概略的に示すブロック図である。
【0087】
本実施の形態は、第一の実施の形態に対してPOS端末管理データベース101の作成方法でのデータの取得方法及びデータ取得装置551が異なる。本実施の形態では、POS端末302及び各部品に対して製造番号及び部品番号を付する手段として、POS端末302及び各部品に非接触読取方式の無線タグ(図示せず)を取り付けている。これらの無線タグには、それらの無線タグが取り付けられているPOS端末302の製造番号又は部品の部品番号が記憶されている。
【0088】
ここで、無線タグとしては、静電結合方式、電磁結合方式、電磁波誘導方式、マイクロ波方式など、いずれの方式であってもよい。
【0089】
本実施の形態のデータ取得装置551は、図15に示すように、無線タグリーダ552を備えている。この無線タグリーダ552は、POS端末302のベース部や各部品に取り付けられた無線タグに無線通信によりアクセスし無線タグに対してデータ読み取り動作を実行する。
【0090】
そして、本実施の形態のPOS端末管理データベース101の作成方法でのデータの取得方法としては、無線タグリーダ552により無線タグに記憶されている製造番号や部品番号を読み取ることにより実行される。
【0091】
このように、本実施の形態においては、部品に付された部品識別データである部品番号は、部品に取り付けられた無線タグに記憶されており、データ取得装置501は、無線タグとの無線通信により部品番号を取得することにより、POS端末管理データベース101への製造番号や部品番号の入力作業を簡単にすることができる。
【0092】
次に、本実施の形態のPOS端末管理データベース101の作成方法の第一の変形例を説明する。本変形例では、POS端末管理データベース101の作成において、POS端末302の組み立て完了後に、無線タグリーダ552をPOS端末302に近づけて、無線タグリーダ552によりPOS端末302内の全ての無線タグのデータ(POS端末302の製造番号、各部品の部品番号)を読み取り(取得ステップ)、POS端末管理データベース101を作成する。このとき、部品は階層構造でPOS端末管理データベース101に記憶させる(記憶ステップ)。このときは、部品番号に部品の親子関係を特定するデータを含ませておき、そのデータをデータベースサーバ201のメモリ部206の番号識別ファイルに記憶させておくことにより、部品番号を階層構造で関連付けすることが可能となる。
【0093】
これにより、POS端末管理データベース101への製造番号や部品番号の入力作業をさらに簡単にすることができる。
【0094】
このように本実施の形態においては、部品は、階層構造で分類可能であり、記憶ステップは、取得ステップで取得した部品識別データである部品番号を階層構造でデータベースであるPOS端末管理データベース101に記憶させることにより、部品番号を階層構造で管理することができ、POS端末管理データベース101を使い易くすることができる。
【0095】
[第三の実施の形態]
次に、本発明の第三の実施の形態を図16及び図17に基づいて説明する。ここで、図16は本実施の形態のPOS端末を概略的に示すブロック図、図17はデータ取得装置を概略的に示すブロック図である。
【0096】
本実施の形態は、図16に示すように、第二の実施の形態と異なり、POS端末351の筐体(図示せず)の内部に無線タグリーダ352が設けられており、図17に示すように、データ取得装置560には、無線タグリーダ352と無線でデータの送受信が可能な無線通信器561が設けられている。
【0097】
そして、データ取得装置560において構成部品検索命令をキーボード506などにより入力すると、無線通信器561によりPOS端末302の無線タグリーダ352に対して無線タグ検索信号が出力され、その無線タグ検索信号を受信した無線タグリーダ352がPOS端末302内の全ての無線タグのデータを読み取る。無線タグリーダ352は、読み取った無線タグのデータをデータ取得装置560に出力する。これにより、データ取得装置560においてPOS端末351の製造番号や各部品の部品番号が取得され、それらのデータがデータ取得装置560からデータベースサーバ201に送信され、データベースサーバ201においてPOS端末管理データベース101が作成される。これにより、POS端末管理データベース101への製造番号や部品番号の入力作業をさらに簡単にすることができる。
【0098】
【発明の効果】
本発明によれば、電子装置を構成する部品に付されたその部品の識別のための部品識別データをデータ取得装置により取得する取得ステップと、前記取得ステップで取得した前記部品識別データを指定された前記装置識別データに関連付けしてデータベースに記憶させる記憶ステップと、を含むことにより、データ取得装置により取得された部品識別データが、指定された装置識別データに関連付けされてデータベースに記憶されデータベースが作成されるので、データベースの作成を簡略化することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一の実施の形態のPOS端末管理システムを概略的に示すブロック図である。
【図2】POS端末を概略的に示すブロック図である。
【図3】端末稼働状況データファイルを示す模式図である。
【図4】ストアコンピュータを概略的に示すブロック図である。
【図5】データベースサーバを概略的に示すブロックである。
【図6】POS端末管理データベースの階層構造を概略的に示す模式図である。
【図7】POS端末管理データベースの端末管理テーブルを概略的に示す模式図である。
【図8】制御ブロックに関する部品管理テーブルを概略的に示す模式図である。
【図9】プリンタブロックに関する部品管理テーブルを概略的に示す模式図である。
【図10】表示ブロックに関する部品管理テーブルを概略的に示す模式図である。
【図11】データ取得端末を概略的に示すブロック図である。
【図12】POS端末における処理の流れを示すフローチャートである。
【図13】データベースサーバにおける処理の流れを示すフローチャートである。
【図14】端末管理データベース作成処理の流れを示すフローチャートである。
【図15】本発明の第二の実施の形態のデータ取得装置を概略的に示すブロック図である。
【図16】本発明の第三の実施の形態のPOS端末を概略的に示すブロック図である。
【図17】データ取得装置を概略的に示すブロック図である。
【符号の説明】
101…POS端末管理データベース(データベース)、302…POS端末(電子装置)、501…データ取得装置、551…データ取得装置、560…データ取得装置

Claims (10)

  1. 電子装置を構成する部品に付されたその部品の識別のための部品識別データをデータ取得装置により取得する取得ステップと、
    前記取得ステップで取得した前記部品識別データを指定された前記電子装置の識別のための装置識別データに関連付けしてデータベースに記憶させる記憶ステップと、
    を含む電子装置のデータベース作成方法。
  2. 前記部品は、階層構造で分類可能であり、
    前記記憶ステップは、前記取得ステップで取得した前記部品識別データを階層構造で前記データベースに記憶させる請求項1記載のデータベース作成方法。
  3. 電子装置を構成し階層構造で分類可能な部品に付されたその部品の識別のための部品識別データをデータ取得装置により取得する第一の取得ステップと、
    前記第一の取得ステップで取得した前記部品識別データを指定された上位の階層の部品の前記部品識別データに関連付けしてデータベースに記憶させる第一の記憶ステップと、
    階層構造の最上位の部品に付された前記部品識別データを前記データ取得装置により取得する第二の取得ステップと、
    前記第二の取得ステップで取得した前記部品識別データを指定された前記電子装置の識別のための装置識別データに関連付けして前記データベースに記憶させる第二の記憶ステップと、
    を含む電子装置のデータベース作成方法。
  4. 前記取得ステップは、電子装置が組み立てられる際に行なわれる請求項1,2又は3記載の電子装置のデータベース作成方法。
  5. 前記部品に付された前記部品識別データは、コードシンボルであり、
    前記データ取得装置は、前記コードシンボルを光学的に読み取る請求項1,2,3又は4記載の電子装置のデータベース作成方法。
  6. 前記部品に付された前記部品識別データは、前記部品に取り付けられた無線タグに記憶されており、
    前記データ取得装置は、前記無線タグとの無線通信により前記部品識別データを取得する請求項1,2,3,4又は5記載の電子装置のデータベース作成方法。
  7. 電子装置の識別のための装置識別データと、
    前記電子装置を構成し階層構造で分類可能な部品の識別のための部品識別データと、
    前記部品の寿命に関する寿命データと、
    を含み、
    前記部品識別データをその部品識別データに対応する部品が構成する前記電子装置の前記装置識別データに関連付けして階層構造で保持し、前記寿命データをその寿命データが対応する前記部品の前記部品識別データに関連付けして保持しているデータベースのデータ構造。
  8. 前記寿命データは、書き換え自在に保持されている請求項7記載のデータベースのデータ構造。
  9. 前記寿命データは、前記部品の稼働状況に関する稼働状況データである請求項7又は8記載のデータベースのデータ構造。
  10. 前記寿命データは、前記部品の価値の寿命に関する価値寿命データである請求項7,8又は9記載のデータベースのデータ構造。
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