JP2004153927A - 手動入力装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】サンギヤとプラネットギヤの噛合わせを、簡単な形状の部品により調整することができる手動入力装置を提供することにある。
【解決手段】出力軸11側と反対側のモータ10の端部側面における側面10a,10bにより形成される角とその周辺部、側面10a,10dにより形成される角とその周辺部、側面10b,10cにより形成されるモータ10の角とその周辺部、および側面10c,10dにより形成されるモータ10の角とその周辺部のそれぞれに当接する4つの突出部9を、モータホルダ1の側板2,3に設けて、モータホルダ1に収納されたモータ10が突出部9を支点にして揺動させることができるようにした。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、手動で回転操作される操作部材を備える各種電気機器に設けられ、操作部材の回転方向や回転量に応じて操作部材に所定の回転力を与える手動入力装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来から、手動入力装置には、電気機器に装着され、操作部材を回転操作することにより電気機器に信号を入力するものがある。
【0003】
この種の手動入力装置の発明として、本願出願人が先に出願した先行発明には、手動で回転操作される操作部材と、前記操作部材に回転力を付与するモータと、前記操作部材と前記モータとの間に介在される遊星歯車機構と、前記モータの出力軸の回転方向および回転量を検出する検出手段と、前記検出手段により検出される出力軸の回転方向および回転量に応じて前記操作部材に前記所定の回転力が付与されるよに前記モータを制御する制御手段とを備えるものがある。
【0004】
前記遊星歯車機構は、前記モータの出力軸から回転力を入力されるサンギヤ、このサンギヤに噛合いサンギヤを中心に公転する複数のプラネットギヤ、これらのプラネットギヤと内周側で噛合うリングギヤ、前記複数のプラネットギヤのそれぞれが回転可能に支持されプラネットギヤの公転に伴って回転するキャリア、および、このキャリアおよび前記操作部材と一体的に回転するキャリア軸を有している。
【0005】
また、この手動入力装置では、サンギヤとプラネットギヤの噛合わせを調整する調整手段を備えている。この調整手段は、太鼓状に形成される前記サンギヤと、このサンギヤを揺動可能に支持する支持手段とから構成されている。
【0006】
前記支持手段は、モータの出力軸に固定される第1回転体と、サンギヤと一体に形成され、前記第1回転体と係合して一体的に回転する第2回転体を備えている。また、この支持手段は、前記第2回転体が前記第1回転体に揺動可能に支持されるように第1回転体と第2回転体を係合させ、かつ、第1回転体と第2回転体が一体的に回転するように第1回転体と第2回転体を係合させる係合手段とを備えている。
【0007】
このように構成された手動入力装置では、モータと遊星歯車機構とを組付けるに際し、モータの出力軸に固定された第1回転体に対して第2回転体を揺動させることによって、サンギヤをプラネットギヤに対して揺動させて、サンギヤとプラネットギヤの噛合わせを調整することができる。
【0008】
なお、上述した先の出願は現在のところ未公開であり、また、他の先行技術文献情報については、本発明に関連のある記載が開示された文献を現在までのところ見出し得ないのが実状である。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
上述の手動入力装置では、サンギヤを太鼓状に形成する必要があり、また、モータの出力軸に固定される第1回転体と、サンギヤと一体の第2回転体とを係合させる係合手段として、これら第1回転体および第2回転体に突起や切欠きを複数設ける必要がある。つまり、上述の手動入力装置では、モータの出力軸にサンギヤを固定してサンギヤとプラネットギヤを噛合わせる場合よりも、複雑な形状の部品点数が多くなり、手動入力装置の作製費用が高くなるという問題があった。
【0010】
本発明は、上述の実状を考慮してなされたものであり、その目的は、サンギヤとプラネットギヤの噛合わせを、簡単な形状の部品により調整することができる手動入力装置を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】
上述の目的を達成するために、本発明は、手動で回転操作される操作部材と、前記操作部材に回転力を付与するモータと、前記モータの出力軸に固定されるサンギヤ、このサンギヤに噛合いサンギヤを中心に公転する複数のプラネットギヤ、前記プラネットギヤと内周側で噛合うリングギヤ、前記複数のプラネットギヤのそれぞれが回転可能に支持されプラネットギヤの公転に伴って回転するキャリア、および、このキャリアおよび前記操作部材と一体的に回転するキャリア軸を有する遊星歯車機構と、前記モータの出力軸の回転方向および回転量の少なくとも一方を検出する検出手段と、前記検出手段により検出される出力軸の回転方向および回転量の少なくとも一方に応じて、前記操作部材に前記所定の回転力が付与されるよに前記モータを制御する制御手段と、前記出力軸側と反対側の前記モータの端部側面に当接する複数の突出部を有し前記モータを保持するモータホルダとを備えることを特徴としている。
【0012】
このように構成した本発明では、モータと遊星歯車機構とを組付ける際に、モータホルダに保持されたモータを、モータホルダの突出部を支点にして揺動させることによって、モータの出力軸に固定されたサンギヤを、プラネットギヤに対して揺動させることができるので、サンギヤとプラネットギヤとの噛合わせを調整することができる。つまり、本発明では、複数の突出部を有するモータホルダ、という簡単な形状の部品により、サンギヤとプラネットギヤの噛合わせを調整することができる。
【0013】
また、前記発明において、前記突出部が、前記出力軸の中心線を挟んで対向する2箇所に配置されるものを1対として複数対設けられるものにしてもよい。このように構成した発明では、モータを360°方向に安定した状態で揺動させることができる。
【0014】
また、前記発明において、前記モータホルダが、前記複数の突出部の代わりに、前記出力軸側と反対側の前記モータの端部側面の全周に当接する突出部を有するものにしてもよい。このように構成した発明でも、モータを360°方向の安定した状態で揺動させることができる。
【0015】
また、前記発明において、前記モータホルダが、前記モータの側方で前記出力軸と平行に配置される1対の側板と、前記出力軸側の前記モータの端面に対向する第1端板と、前記出力軸側と反対側の前記モータの端面に対向する第2端板とを備えるとともに、前記1対の側板のそれぞれに前記突出部が設けられ、前記第1端板が、前記1対の側板の一方と一体の端板片と、他方と一体の端板片とに分割され、前記第2端板が、前記一方の端板片が前記他方の端板片から離間する方向に、前記一方の側板を回動可能に支持する第1ヒンジ部と、前記他方の端板片が前記一方の端板片から離間する方向に、前記他方の側板を回動可能に支持する第2ヒンジ部とを有し、前記各端板片に、前記出力軸が配置される孔を形成する切欠きが設けられるものにしてもよい。
【0016】
このように構成した発明では、1対の側板のそれぞれを第1ヒンジ部および第2ヒンジ部のそれぞれを支点にして回動させることにより、一方の側板およびこの側板と一体の一方の端板片と、他方の側板およびこの側板と一体の他方の端板片とを開閉することができる。
【0017】
【発明の実施の形態】
以下に本発明の手動入力装置の一実施形態について図を用いて説明する。
【0018】
図1は、本実施形態の分解斜視図、図2は、本実施形態に備えられる遊星歯車機構を示す縦断面図、図3は、図1に示すモータホルダに保持されたモータが揺動する様子を示す説明図である。
【0019】
本実施形態は、電気機器、例えば車載用電気機器に設けられ、図1,2に示すように、手動で回転操作される操作部材80と、操作部材80に回転力を付与するモータ10と、このモータ10と操作部材80との間に介在される遊星歯車機構と、モータ10の出力軸11の回転方向および回転量を検出する検出手段、例えばエンコーダ90と、このエンコーダ90により検出される出力軸11の回転方向や回転量に応じて操作部材80に所定の回転力が付与されるよにモータ10を制御する図示しない制御手段と、モータ10を保持するモータホルダ1とを備えている。
【0020】
前記遊星歯車機構は、合成樹脂製の部品のみで構成されており、図2に示すように、モータ10の出力軸11に固定されるサンギヤ30と、このサンギヤ30に噛合いサンギヤ30を中心に公転する複数、例えば3つのプラネットギヤ50と、これらのプラネットギヤ50と内周側で噛合うリングギヤ70と、3つのプラネットギヤ50のそれぞれが回転可能に支持されプラネットギヤ50の公転に伴って回転するキャリア60と、このキャリア60および操作部材80と一体的に回転するキャリア軸66とを備えている。
【0021】
前記プラネットギヤ50には、同図2に示すように、回転軸51,52が一体に形成されている。回転軸51は、キャリア60の円板部分64に設けられる軸孔65に、回転可能に挿入される。回転軸52は、規制部材40(図1に示す)の円板部分46に設けられる軸孔43に、回転可能に挿入される。
【0022】
キャリヤ60には、図1に示すように、プラネットギヤ50の軸方向の移動を規制する前記規制部材40がスナップ結合される。キャリア60は、その円板部分64の周縁部に、規制部材40と結合する3つの結合部61を有している。これらの結合部61は、軸方向に延設されており、軸方向に直交する方向に突出するスナップ爪62と、軸方向に突出する突起部63とを有している。また、規制部材40は、その円板部分46周縁部に、キャリア60の結合部61に対応する3つの結合部42を有している。これらの結合部42は、軸方向に延設される門形の部分からなり、その開口部45に、前記スナップ爪62が係止される。また、規制部材44の円板部分46は、各結合部43の基端部の中央に、前記突起部63が嵌め込まれる孔44を有している。
【0023】
前記エンコーダ90は、同図1に示すように、サンギヤ30と一体に形成されるコード板95と、このコード板95を挟んで対向する発光部92および受光部91と、金属製のブラケット96によりモータ10の端面10eに固定され、発光部92および受光部91が接続される回路基板94と、この回路基板94に固定され、発光部92および受光部91を保持するホルダ93とを備えている。なお、図示しないが、エンコーダ90から出力された検出信号は、制御手段に入力されるようになっている。
【0024】
前記制御手段は、図示しないが、エンコーダ90からの検出信号に応じて、すなわち出力軸11の回転方向や回転量に応じて、操作部材80に所定の回転力、例えば操作部材80の回転方向と反対方向で所定の大きさの回転力が操作部材80に与えられるように、モータ10を制御するものである。
【0025】
前記モータホルダ1は、同図1に示すように、モータ10の側方で出力軸11に平行に配置される1対の側板2,3と、出力軸11側のモータ10の端面10eに対向する第1端板78と、出力軸11側と反対側のモータ10の端面10fに対向する第2端板4とを備えている。
【0026】
前記1対の側板2,3のそれぞれには、前記コード板95との接触を避けるための凹部2b,3dがそれぞれ設けられている。
【0027】
前記第1端板78は、側板2と一体に形成される端板片7と、側板3と一体に形成される端板片8とに分割されている。端板片7および端板片8のそれぞれには、サンギヤ30が回転可能に配置される孔78aを形成する切欠き7a,8aが設けられている。
【0028】
前記第2端板4は、端板片7が端板片8から離間する方向、すなわち図1に示す矢印A方向に、側板2を回動可能に支持する第1ヒンジ部5と、端板片8が端板片7から離間する方向、すなわち図1に示す矢印B方向に回動可能に側板3を、支持する第2ヒンジ部6とを有している。
【0029】
つまり、モータホルダ1では、1対の側板2,3のそれぞれを第1ヒンジ部5および第2ヒンジ部6のそれぞれを支点にして回動させることにより、側板2および端板片7と、側板3および端板8とを開閉できるようになっている。
【0030】
また、モータホルダ1は、端板片7と端板片8が当接した状態で環状部材71に内接してスナップ結合するようになっている。すなわち、モータホルダ1の側板2に設けられるスナップ爪2aが、環状部材71に設けられる係止孔72に係止され、側板2と同様に側板3に設けられる図示しないスナップ爪が、係止孔72と同様に環状部材71に設けられる図示しない係止孔に係止されるようになっている。また、環状部材71には、前記リングギヤ70が設けられており、これにより、リングギヤ70がモータホルダ1に固定されるようになっている。
【0031】
前記1対の側板2,3には、出力軸11側と反対側のモータ10の端部側面に当接する複数、例えば4つの突出部9が設けられている。これら4つの突出部9のそれぞれは、例えば、出力軸11側と反対側のモータ10の端部側面における側面10a,10bにより形成される角とその周辺部、側面10a,10dにより形成される角とその周辺部、側面10b,10cにより形成されるモータ10の角とその周辺部、および側面10c,10dにより形成されるモータ10の角とその周辺部のそれぞれに当接するように配置されている。つまり、モータホルダ1には、出力軸11の中心線を挟んで対向する2箇所に配置される突出部9を1対として、2対の突出部9を設けてある。
【0032】
なお、側板2の両側端には、モータ10の側面10b,10dを抱えるような形状に形成される1対のアーム部2c(一方は図示していない)が設けられており、各アーム部2cの基端部付近の側板2部分からアーム部2cに沿って、前記突出部9が設けられている。同様に、側板3の両側端にも、モータ10の側面10b,10dを抱えるような形状に形成される1対のアーム部3cが設けられており、各アーム部3cの基端部付近の側板3部分からアーム部3cに沿って、前記突出部9が設けられている。
【0033】
このようにモータホルダ1に設けられた4つの突出部9のそれぞれは、モータ10がモータホルダ1に保持されると、モータ10の側面10a,10bにより形成される角とその周辺部、側面10c,10dにより形成される角とその周辺部、側面10b,側面10cにより形成される角およびその周辺部、および、側面10d,10aにより形成される角とその周辺部のそれぞれに当接する。これにより、モータ10が、突出部9を支点にして360°方向に揺動可能な状態となる。
【0034】
例えば、図3に示すように、側板3に設けられた2つの突出部9のそれぞれは、モータ10の側面10a,10cのそれぞれに当接する。また、側板2の1対のアーム部2cのそれぞれに設けられた2つの突出部9のそれぞれも同様に、モータ10の側面10a,10cのそれぞれに当接する。これにより、モータ10は、側面10aに当接した突出部9部分と、側面10cに当接した突出部9部分を支点に、矢印C方向に揺動可能な状態となる。
【0035】
本実施形態は、次のように動作する。
【0036】
操作部材80が、例えば一方向に回転操作されると、操作部材80と一体的にキャリア軸66およびキャリア60が一方向に回転する。プラネットギヤ50は、リングギヤ70がモータホルダ1に固定されているので、回転軸51,52を中心に他方向に自転しながら、サンギヤ30を中心に一方向に公転し、これに伴ってサンギヤ30、コード板95および出力軸11が一方向に回転する。なお、サンギヤ30、コード板95および出力軸11は、操作部材80の回転速度がサンギヤ30とリングギヤ70の歯数比により増速された回転速度で回転する。
【0037】
そして、エンコーダ90により、操作部材80の回転方向および回転量が検出され、その回転方向および回転量に相当する検出信号が制御手段に出力され、制御手段により、モータ10が制御される。これにより、モータ10の出力軸11からは、例えば他方向で所定の大きさの回転力が出力される。
【0038】
出力軸11から出力された他方向の回転力は、サンギヤ30、プラネットギヤ50、キャリア60およびキャリア軸66を介して操作部材80に伝達される。つまり、操作部材80には、操作方向と反対方向の回転力が与えられる。なお、操作部材80には、出力軸11から出力された回転力がサンギヤ30とリングギヤ70の歯数比により増大されて与えられている。
【0039】
本実施形態では、次の効果が得られる。
【0040】
本実施形態では、モータ10と遊星歯車機構を組付ける際に、モータホルダ1に保持されたモータ10を、モータホルダ1の突出部9を支点にして揺動させることによって、モータ10の出力軸11に固定されたサンギヤ30を、プラネットギヤ50に対して揺動させて、サンギヤ30とプラネットギヤ50との噛合わせを調整することができる。つまり、本実施形態では、4つの突出部9を有するモータホルダ1、という簡単な形状の部品により、サンギヤ30とプラネットギヤ50の噛合わせを調整することができ、したがって、製作費用の削減を図ることができる。
【0041】
また、本実施形態では、突出部9が、出力軸11の中心線を挟んで対向する2箇所に配置されるものを1対として2対配置されているので、モータ10を360°方向に安定した状態で揺動させることができ、したがって、サンギヤ30とプラネットギヤ50の噛合いの調整精度を向上させることができる。
【0042】
また、本実施形態では、1対の側板2,3のそれぞれを第1ヒンジ部5および第2ヒンジ部6のそれぞれを支点にして回動させることにより、側板2および端板片7と、側板3および端板片8とを、開閉させることができるので、モータ10をモータホルダ1内に容易に配置することができる。
【0043】
なお、本実施形態では、モータホルダ1が、出力軸11の中心線を挟んで対向する2箇所に配置される突出部9を1対として2対の突出部9を有するものであるが、本発明はこれに限るものではない。すなわち、モータホルダ1には、突出部を2対以上有するものでもよく、また、出力軸11側と反対側のモータ10の端部側面の全周に当接する突出部を有するものでもよい。このように構成したモータホルダ1でも、モータ10を360°方向に安定した状態で揺動させることができる。
【0044】
【発明の効果】
以上に説明したように、本発明では、モータと遊星歯車機構を組付ける際に、モータホルダに保持されたモータを、突出部を支点にして揺動させることによりサンギヤを揺動させて、サンギヤとプラネットギヤとの噛合わせを調整することができるので、複数の突出部を有するモータホルダ、という簡単な形状の部品により、サンギヤとプラネットギヤの噛合わせを調整することができる。したがって、制作費の削減を図ることができる。
【0045】
また、前記発明において、前記突出部が、前記出力軸の中心線を挟んで対向する2箇所に配置されるものを1対として複数対設けられるものにすれば、モータを360°方向に安定した状態で揺動させることができるので、サンギヤとプラネットギヤの噛合いの調整精度を向上させることができる。
【0046】
また、前記発明において、前記モータホルダが、前記複数の突出部の代わりに、前記出力軸側と反対側の前記モータの端部側面の全周に当接する突出部を有するものにしても、モータを360°方向の安定した状態で揺動させることができるので、サンギヤとプラネットギヤの噛合いの調整精度を向上させることができる。
【0047】
また、前記発明において、前記モータホルダが、前記モータの側方で前記出力軸と平行に配置される1対の側板と、前記出力軸側の前記モータの端面に対向する第1端板と、前記出力軸側と反対側の前記モータの端面に対向する第2端板とを備えるとともに、前記1対の側板のそれぞれに前記突出部が設けられ、前記第1端板が、前記1対の側板の一方と一体の端板片と、他方と一体の端板片とに分割され、前記第2端板が、前記一方の端板片が前記他方の端板片から離間する方向に、前記一方の側板を回動可能に支持する第1ヒンジ部と、前記他方の端板片が前記一方の端板片から離間する方向に、前記他方の側板を回動可能に支持する第2ヒンジ部とを有し、前記各端板片に、前記出力軸が配置される孔を形成する切欠きが設けられるものにすれば、1対の側板のそれぞれを第1ヒンジ部および第2ヒンジ部のそれぞれを支点にして回動させることにより、一方の側板およびこの側板と一体の一方の端板片と、他方の側板およびこの側板と一体の他方の端板片とを開閉することができるので、モータをモータホルダ内に容易に配置することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の手動入力装置の一実施形態の分解斜視図である。
【図2】本発明の手動入力装置に備えられる遊星歯車機構を示す縦断面図である。
【図3】図1に示すモータホルダに保持されたモータが揺動する様子を示す説明図である。
【符号の説明】
1 モータホルダ
2 側板
2a スナップ爪
2b 凹部
2c アーム部
3 側板
3d 凹部
3c アーム部
4 第2端板
5 第1ヒンジ部
6 第2ヒンジ部
7 端板片
7a 切欠き
8 端板片
8a 切欠き
9 突出部
10 モータ
10a 側面
10b 側面
10c 側面
10d 側面
10e 端面
10f 端面
11 出力軸
30 サンギヤ
40 規制部材
50 プラネットギヤ
60 キャリア
66 キャリア軸
70 リングギヤ
71 環状部材
72 係止孔
78 第1端板
78a 孔
80 操作部材
90 エンコーダ(検出手段)

Claims (4)

  1. 手動で回転操作される操作部材と、
    前記操作部材に回転力を付与するモータと、
    前記モータの出力軸に固定されるサンギヤ、このサンギヤに噛合いサンギヤを中心に公転する複数のプラネットギヤ、前記プラネットギヤと内周側で噛合うリングギヤ、前記複数のプラネットギヤのそれぞれが回転可能に支持されプラネットギヤの公転に伴って回転するキャリア、および、このキャリアおよび前記操作部材と一体的に回転するキャリア軸を有する遊星歯車機構と、
    前記モータの出力軸の回転方向および回転量の少なくとも一方を検出する検出手段と、
    前記検出手段により検出される出力軸の回転方向および回転量の少なくとも一方に応じて、前記操作部材に前記所定の回転力が付与されるよに前記モータを制御する制御手段と、
    前記出力軸側と反対側の前記モータの端部側面に当接する複数の突出部を有し前記モータを保持するモータホルダとを備えることを特徴とする手動入力装置。
  2. 請求項1記載の発明において、前記突出部が、前記出力軸の中心線を挟んで対向する2箇所に配置されるものを1対として複数対設けられることを特徴とする手動入力装置。
  3. 請求項1記載の発明において、前記モータホルダが、前記複数の突出部の代わりに、前記出力軸側と反対側の前記モータの端部側面の全周に当接する突出部を有することを特徴とする手動入力装置。
  4. 請求項1記載の発明において、
    前記モータホルダが、
    前記モータの側方で前記出力軸と平行に配置される1対の側板と、
    前記出力軸側の前記モータの端面に対向する第1端板と、
    前記出力軸側と反対側の前記モータの端面に対向する第2端板とを備えるとともに、
    前記1対の側板のそれぞれに前記突出部が設けられ、
    前記第1端板が、前記1対の側板の一方と一体の端板片と、他方と一体の端板片とに分割され、
    前記第2端板が、前記一方の端板片が前記他方の端板片から離間する方向に、前記一方の側板を回動可能に支持する第1ヒンジ部と、前記他方の端板片が前記一方の端板片から離間する方向に、前記他方の側板を回動可能に支持する第2ヒンジ部とを有し、
    前記各端板片に、前記出力軸が配置される孔を形成する切欠きが設けられることを特徴とする手動入力装置。
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