JP2004153829A5 - - Google Patents

Claims (11)

1. 映像監視システムに用いる画像処理システムであって、
   過去の画像の少なくとも一部を表わす基準変換係数を記憶する記憶媒体と、
   プロセッサとを備え、
   前記プロセッサは、現前画像を表わすセンサ値を受信して前記基準変換係数に空間的に対応し、該現前画像の少なくとも一部を表わす現前変換係数を計算し、さらに前記現前変換係数と前記基準変換係数との比較を実行し、該比較に基づいて前記現前画像内のイベントを検出することを特徴とする、画像処理システム。
2. 前記プロセッサが、前記現前変換係数と前記基準変換係数の間の差分を計算することにより前記比較を実行するように構成されていることを特徴とする、請求項１に記載の画像処理システム。
3. 前記プロセッサが、さらに、前記現前変換係数と前記基準変換係数の間の差分が差分閾値を上回るかどうかを判定し、前記差分が前記閾値を上回るときに前記イベントを検出するように構成されていることを特徴とする、請求項２に記載の画像処理システム。
4. 前記プロセッサは、さらに、前記基準変換係数と対応する前記現前変換係数のうちの少なくとも一方に個別の重みを割り当てて前記差分を計算するように構成されていることを特徴とする、請求項３に記載の画像処理システム。
5. 前記プロセッサは、離散コサイン変換処理を用いて前記現前変換係数を計算するように構成され、前記現前変換係数と前記基準変換係数とは前記離散コサイン変換係数のうちの直流分を除く該離散コサイン変換係数の低周波分であることを特徴とする、請求項３に記載の画像処理システム。
6. 前記プロセッサはさらに、前記現前画像をブロックに分割するように構成され、前記現前変換係数を前記各ブロックごとに計算し、前記比較を前記各ブロックごとに前記現前変換係数と前記基準変換係数との間で行うことを特徴とする、請求項３に記載の画像処理システム。
7. 前記プロセッサはさらに、前記差分が前記差分閾値を上回る前記ブロックのそれぞれに変化ブロックの標識を付すことで前記比較を実行し、かつ、前記変化ブロックの数がブロック閾値を上回ったときに前記イベントを検出するように構成されていることを特徴とする、請求項６に記載の画像処理システム。
8. 前記差分閾値が前記ブロックのそれぞれに個別に設定されていることを特徴とする、請求項６に記載の画像処理システム。
9. 前記プロセッサは、前記現前画像の注視区域に対応する前記現前変換係数を前記基準変換係数と比較するように構成され、前記注視区域は前記現前画像の前記センサ値の一部しか含まないことを特徴とする、請求項３に記載の画像処理システム。
10. 前記プロセッサは、さらに、前記イベントの検出に応じて前記現前画像についてのイベント通知を転送することを特徴とする、請求項１に記載の画像処理システム。
11. 前記プロセッサは、さらに、ウェーブレット変換処理を用いて前記現前変換計数を計算するように構成されていることを特徴とする、請求項１に記載の画像処理システム。