JP2004151444A - 画像形成装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】記録媒体の経時劣化を防止し、画像形成の際の画質の低下を防止する。
【解決手段】記録媒体Fの種類毎に設けられた複数の記録媒体収容部2a、3bと記録媒体収容部2a、2bから取り出した記録媒体Fに画像を形成する画像形成部3、4とを備えた画像形成装置1に、記録媒体収容部2a、2bに記録媒体Fが装填された日時を記憶する記憶部8を設け、同一種類の記録媒体Fが収容された記録媒体収容部2a、2bが二つ以上あるときに、記録媒体Fが装填された日時の最も古い記録媒体収容部2aを選択して、記録媒体Fを取り出すように制御する制御部6を設ける。
【選択図】 図2
【解決手段】記録媒体Fの種類毎に設けられた複数の記録媒体収容部2a、3bと記録媒体収容部2a、2bから取り出した記録媒体Fに画像を形成する画像形成部3、4とを備えた画像形成装置1に、記録媒体収容部2a、2bに記録媒体Fが装填された日時を記憶する記憶部8を設け、同一種類の記録媒体Fが収容された記録媒体収容部2a、2bが二つ以上あるときに、記録媒体Fが装填された日時の最も古い記録媒体収容部2aを選択して、記録媒体Fを取り出すように制御する制御部6を設ける。
【選択図】 図2
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、記録媒体に画像を形成する画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
X線撮影装置やMRI(Magnetic Resonance Imaging)といった医療用画像撮影装置で撮影された被験者の診断部位の画像情報を可視化された画像としてフィルム上に出力する際にレーザイメージャ(Laser Imager)が広く使用されている。レーザイメージャは、画像情報に基づいて強度を変調しながらレーザ光で走査してフィルムに潜像を形成し、その後、フィルムを現像することにより潜像を可視化した画像とする。
また、レーザイメージャには異なる種類(サイズや感度特性等)のフィルムを収容できるように複数のフィルム収容部が設けられている。そして、出力する画像のサイズ等に応じて、適切な種類のフィルムを使用することができるようになっている(例えば、特許文献1参照)。
【0003】
【特許文献1】
特開平10−133310号公報(第8頁、第2図及び第4図)
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、フィルムは感光性材料等からなるため、未使用時には劣化を防止するために遮光性のパッケージング材等によって梱包されている。フィルム収容部にはパッケージング材等を取り除いた状態でフィルムが収容されることから、時間の経過とともにフィルムが劣化していき、フィルムの感度特性等が変化する恐れがあった。しかしながら、上記従来のレーザイメージャ(特許文献1)では、画像データにより指定されたもの、あるいは出力する画像のサイズや種類に応じたものを使用するようにしており、同一種類のフィルムを収容するフィルム収容部が複数ある場合、必ずしもフィルム装填日時の古いものが使用されるとは限らなかった。このため、場合によってはフィルム装填日時の古いフィルムがいつまでも使用されず、感度特性等が変化し、出力する画質が低下する恐れがあった。
【0005】
本発明の課題は、記録媒体の経時劣化を防止し、それにより出力する画質の低下を防止する画像形成装置を提供するものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
請求項1に記載の発明は、複数枚の記録媒体を収容し、収容する記録媒体の種類毎に設けられた複数の記録媒体収容部と、前記記録媒体収容部から取り出した記録媒体に画像を形成する画像形成部とを備えた画像形成装置において、前記各記録媒体収容部に記録媒体が装填された日時を記憶する記憶部が設けられ、同一種類の前記記録媒体が収容された前記記録媒体収容部が二つ以上あるときに、前記記録媒体が装填された日時の最も古い記録媒体収容部を選択して、前記記録媒体を取り出すように制御する制御部が設けられていることを特徴とする。
【0007】
請求項1に記載の発明によれば、制御部により同一種類の記録媒体が収容された記録媒体収容部が二つ以上あるときには、制御部により記録媒体が装填された日時の最も古いものから記録媒体が取り出すよう制御されるので、記録媒体収容部に装填された日時の古い順に記録媒体が使用される。通常、感光性材料等からなる記録媒体は、遮光性材料等により梱包されて保存されており、記録媒体収容部に装填される時に梱包材が取り除かれることが多い。梱包材が取り除かれると時間経過とともに記録媒体の感度特性等が変化するなど、記録媒体の品質が劣化する恐れがある。しかし、本発明では記録媒体収容部に収容されてから時間の経っている記録媒体から順に使用するので、記録媒体の経時劣化に伴う感度特性等の変化を防止し、これにより記録媒体上に形成する画質の低下を防止することができる。
【0008】
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の画像形成装置において、前記記録媒体は感光性熱現像材料からなり、前記画像形成部は、画像情報に基づいて前記記録媒体をレーザ光で露光する露光部と、露光された記録媒体を熱処理して現像する熱現像部とを備えることを特徴とする。
【0009】
請求項2に記載の発明によれば、記録媒体収容部に装填された日時が最も古いものから順に記録媒体を使用することにより、感光性熱現像材料からなる記録媒体の経時劣化を防止することができる。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して本発明の画像形成装置に係る実施の形態であるレーザイメージャ1について詳細に説明する。
【0011】
レーザイメージャ1は、X線撮影装置やMRI等の医用撮影装置により撮影された被験者の診断部位の画像情報を記録媒体であるフィルム上に可視像として出力するものであり、図1に示すように、筐体10と、複数のフィルム収容部2a、2bと、露光部3と、熱現像部4と、フィルム搬送部5等とを備えている。
【0012】
筐体10はレーザイメージャ1の外形を成すものであり、その内側には上記各部が配置されている。各部の位置関係は次のようになっている。まず、筐体10の上部には熱現像部4が配置されている。そして、熱現像部4の下方には2つのフィルム収容部2a、2bが上下二段に配置されるように設けられ、下段側のフィルム収容部2bの下方には露光部3が配置されている。フィルム搬送部5は、フィルム収容部2a、2b、露光部3、熱現像部4の順序で記録媒体を搬送できるように配置されている。
【0013】
各フィルム収容部2a、2bには、複数枚のフィルムFが収容されたフィルムトレイ(図示略)が設置されている。フィルム収容部2a、2bにはそれぞれ図示しないフィルムトレイ検知センサが設けられている。このフィルムトレイ検知センサによりフィルムトレイの有無が検知される。また、このフィルムと例検知センサは、フィルムトレイの大きさを感知し、フィルムトレイの大きさによって内側に収容するフィルムFのサイズ等を検知することができる。
【0014】
フィルムFは、例えばハロゲン化銀感光性熱現像材料から成り、PET樹脂(ポリエチレンテレフタレート樹脂)製の基材にハロゲン化銀、ベヘン酸銀(Beh、Ag)のような有機酸銀塩、調色剤及び還元剤等を含有した乳剤を塗布して構成される。
【0015】
各フィルム収容部2a、2bに収容される前のフィルムFはフィルムトレイに複数枚が収容された状態で遮光性のパッケージング材等によって梱包されている。そして、いずれかのフィルム収容部2a、2bでフィルム切れとなった場合には、フィルムトレイ毎新たなものと交換される。
なお、フィルム収容部2aとフィルム収容部2bにはそれぞれ同一種類のフィルムFを収容してもよいし、異なる種類のフィルムFを収容してもよい。以下、便宜的に、同一の種類のフィルムFとはフィルムFの大きさ(サイズ)が同じものを指すものとし、異なる種類のフィルムFとは大きさの異なるフィルムFを指すこととして説明する。
【0016】
露光部3は、レーザ光走査部31と副走査部32とを備えている。
レーザ光走査部31は、レーザ光を所定の強度で発するレーザ発光部31aと複数のミラー等からなりレーザ光の光路Lを形成する反射部31bとから構成される。そして、画像情報に基づいてレーザ発光部31aから出射するレーザ光の強度を変調させながら、レーザ光でフィルムFの搬送方向と直交する方向にフィルムFを走査する。
【0017】
副走査部32は、フィルム搬送部5の一部を成し、露光部3の下部に設けられた搬送経路32a中に一対の搬送ローラ32bを二つ備えて構成される。ローラ対32bの回転速度は制御部6によって制御され、フィルムFがレーザ光により1ライン走査される毎に、フィルムFを1ライン分搬送する。これによりフィルムFに塗布された感光乳剤中のハロゲン化銀が感光し、フィルムF全面に被験者の被撮影部位の潜像が形成される。
【0018】
熱現像部4は、加熱制御された状態で回転し、潜像が形成されたフィルムFを加熱処理することによりフィルムF上に被験者の被撮影部位の画像を可視像化する加熱ドラム41を備えている。
加熱ドラム41の外周部に沿うようにフィルム搬送部5が設けられている。さらに、加熱ドラム41の外周部には搬送されたフィルムFを、加熱ドラム41の外周面に密着した状態で搬送するローラ(図示略)が設けられている。
【0019】
フィルム搬送部5は、フィルム吸着機構51とフィルム搬送機構52とを備えている。フィルム吸着機構51は吸盤等のフィルム吸着手段51aを備え、制御部6により選択されるフィルム収容部2a又はフィルム収納部2bのいずれか一方からフィルムFを吸着して取り出し、フィルム搬送機構52に収容されたフィルムFを1枚ずつ吸着して取り出し、吸着したフィルムFをフィルム搬送機構52に搬送する。
【0020】
フィルム搬送機構52は、フィルム収容部2a又はフィルム収容部2bから露光部3、熱現像部4へと繋ぐように設けられた搬送経路52aと、フィルムFを搬送するローラ52b等から構成され、フィルム吸着機構51から搬送されたフィルムFを搬送経路52aに沿って、露光部3、熱現像部4の順に搬送する。熱現像部4によって現像されたフィルムFは、搬送経路52aの終端部近傍に設けられたフィルム排出口9に排出される。
【0021】
また、レーザイメージャ1には、図2に示すように、上記説明した各部を含むレーザイメージャ1の動作を集中制御する制御部6と、ROM7、RAM8、医用撮影装置等の外部との画像情報等のデータの出入力を行うインターフェース部(図示略)を備えている。これら各部はシステムバス等により接続されている。
【0022】
制御部6は、例えばCPU(Central Processing Unit)等から構成され、ROM7内に格納された各種制御プログラムを読み出してRAM8内の図示しないワークエリアに展開し、当該プログラムに従って各種処理を実行する。また、制御部6は、処理結果の一部あるいは全てをROM7やRAM8内に格納する。
【0023】
また、制御部6は、各フィルム収容部2a、2bに設けられたフィルムトレイ検知センサからの出力信号に基づいて、フィルムトレイが無い状態から有る状態に変化すると、フィルムFがフィルム収容部2a、2bに装填されたと判断し、その装填日時をRAM(記憶部)8内に設けられる装填日時記録領域81に記録する。
【0024】
また、制御部6は、フィルムトレイ検知センサからの出力信号に基づいて、フィルム収容部2a、2bに設置されたフィルムトレイの大きさを感知し、これに基づくフィルムFのサイズをフィルムFの種類としてRAM8内に設けられるフィルム種類記録領域82に記憶する。
【0025】
さらに、制御部6は、画像情報に基づいて、フィルム種類記録領域82を参照し、画像を出力すべき種類のフィルムFを収容しているのは、フィルム収容部2aなのかフィルム収容部2bなのかを判断し、当該フィルムを収容しているものをフィルム吸着機構51によってフィルムFを吸着すべきフィルム収容部として選択する。また、制御部6は、フィルム収容部2aとフィルム収容部2bに収容されたフィルムが同一のサイズである場合には、RAM8内の装填日時記録領域81を参照して、装填日時が最も古いフィルム収容部2を選択する。
すなわち、制御部6は選択すべきフィルム収容部2が複数あるときには、フィルムFが装填された日時の最も古いフィルム収納部2にある記録媒体を選択して、等該記録媒体に画像を形成させるように制御するようになっている。
【0026】
ROM7は、プログラムやデータ等が記憶されている1又は複数の記憶媒体(不図示)を有している。記録媒体は、制御部6で実行するプログラムを制御部6に対して読み取り可能に記憶している。記録媒体としては、半導体メモリもしくは磁気記録媒体、光磁気記録媒体、光学記録媒体などが挙げられる。
【0027】
RAM8は制御部6によって実行される各種プログラムやこれら各種プログラムによって処理されるデータ等を一時的に記憶する。また、RAM8は上述したように、装填日時記録領域81及びフィルム種類記録領域82を有している。
すなわち、RAM8は各フィルム収納部2a、2bにフィルムFが装填された日時を記憶する記憶手段としての機能を有する。
【0028】
さらに、RAM8は画像情報を記憶する画像情報記憶領域83を有している。この画像情報は、X線撮影装置やMRI等の医用撮影装置により撮影された被験者の診断部位の画像を示すデータであり、インターフェース部を介して上記の医用撮影装置から入力されるデータである。
【0029】
インターフェース部はデータ出入力用のポートを備え、このポートに医用撮影装置を直接又はLAN、WAN等のネットワークを介して接続し、データの転送速度の調整等を行い、医用撮影装置とレーザイメージャ1との間でデータの送受を行う。
【0030】
以上説明したレーザイメージャ1において行われる画像形成処理について、図3を参照しながら説明する。
【0031】
まず、制御部6は、RAM8内の画像情報記録領域83に格納された画像情報に基づいて、RAM8内のフィルム種類記録領域81を参照し、当該画像情報を出力すべきサイズ等が合致するフィルムFを収容したフィルム収容部2を検索する(ステップS1)。ここでは、フィルム収容部2aとフィルム収容部2bには同一のサイズのフィルムFが収容されているものとして、以下説明する。
【0032】
次に、制御部6はステップS1で検索されたフィルム収容部2が複数あるか否かを判断する(ステップS2)。ここでは、2つのフィルム収容部2a、2bが検索されるので、ステップS3に進む。なお、選択すべきフィルム収容部2が一つだけの場合にはステップS4に進む。
【0033】
次に、ステップS3では、制御部6はRAM8内の装填日時記録領域81を参照して、各フィルム収容部2a、2bにフィルムFが装填された日時が最も古いものを選択する。ここでは、制御部6はフィルム収容部2aのフィルム装填日時と、フィルム収容部2bのフィルム装填日時を比較し、古い方(仮にフィルム収容部2aとする)のフィルム収容部2aを選択する。
【0034】
そして、ステップS4では、制御部6は、フィルム吸着機構51を制御して、選択されたフィルム収容部2aに設置されたフィルムトレイからフィルムFを吸着して、フィルム搬送機構52に搬送させる。そして、制御部6はフィルム搬送機構52により当該フィルムFを露光部3、熱現像部4の順に搬送し、各部において所定の処理を実行し、フィルムFに画像を出力するように制御する。
【0035】
以上のように、フィルムFに画像を出力する際に、レーザイメージャ1は使用すべきフィルムFが収容されたフィルム収容部2の中からフィルムFが装填された日時の最も古いフィルム収容部2aに設置されたフィルムトレイに収容されたフィルムFを使用する。すなわち、画像出力の際には、フィルムFがパッケージング材から開包されてから時間が経っているフィルムFから順に使用するので、フィルムFの経時劣化に伴う感度特性等の変化を防ぎ、出力する画質の低下を防ぐことができる。
【0036】
なお、発明は、上記実施の形態に限定されるものではなく、本発明の主旨を逸脱しない範囲で適宜変更可能なのは勿論である。
例えば、上記実施の形態では、二つのフィルム収容部2a、2bを設けるものとしたが、これに限定されるものでなく、複数であればフィルム収容部を幾つ設けてもよい。また、フィルム収容部2a、2bにおいてフィルム切れが発生したときには、フィルムトレイ毎交換するものとしたがこれに限定されるものではなく、予めフィルム収容部2a、2b内に設置されているフィルムトレイに直接フィルムFを装填してもよい。
【0037】
また、本実施の形態ではフィルムFの大きさが同じ場合には同一の種類のフィルムとし、フィルムFの大きさが互いに異なるものを異なる種類のフィルムとしたがこれに限定されるものではない。例えば、同じ大きさのフィルムであっても感度特性、現像特性等の異なるものを異なる種類としても良いのは勿論である。なお、このような場合には、例えばレーザイメージャ1にオペレータが操作可能な入力キー等を備える設定操作部を設け、オペレータが設定操作部から各フィルム収容部に装填したフィルムFの種類を区別する情報を入力することにより、RAM8内のフィルム種類記録領域82にフィルムの種類を記録させるようにすることができる。
【0038】
【発明の効果】
請求項1に記載の発明によれば、制御部により同一種類の記録媒体が収容された記録媒体収容部が二つ以上あるときには、記録媒体が装填された日時の最も古いものから記録媒体を取り出すよう制御されるので、記録媒体収容部に装填された日時の古い順に記録媒体が使用される。通常、感光性材料等からなる記録媒体は、遮光性材料等により梱包されて保存されており、記録媒体収容部に装填される時に開封されることが多い。よって、開封されてから時間が経っている記録媒体から順に使用するので、記録媒体の経時劣化に伴う感度特性等の変化を防止し、これにより記録媒体上に形成する画質の低下を防止することができる。
【0039】
請求項2に記載の発明によれば、請求項1と同様の効果が得られるのは勿論のこと、記録媒体収容部に装填された日時が最も古いものから順に記録媒体を使用することにより、感光性熱現像材料からなる記録媒体の経時劣化を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した実施の形態のレーザイメージャの構成を示す断面図である。
【図2】図1のレーザイメージャの機能的構成を示すブロック図である。
【図3】図1のレーザイメージャの画像形成処理を説明するためのフローチャートである。
【符号の説明】
1 レーザイメージャ(画像形成装置)
2a、2b フィルム収容部(記録媒体収容部)
3 露光部
4 熱現像部
6 制御部
8 RAM(記憶部)
F フィルム(記録媒体)
【発明の属する技術分野】
本発明は、記録媒体に画像を形成する画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
X線撮影装置やMRI(Magnetic Resonance Imaging)といった医療用画像撮影装置で撮影された被験者の診断部位の画像情報を可視化された画像としてフィルム上に出力する際にレーザイメージャ(Laser Imager)が広く使用されている。レーザイメージャは、画像情報に基づいて強度を変調しながらレーザ光で走査してフィルムに潜像を形成し、その後、フィルムを現像することにより潜像を可視化した画像とする。
また、レーザイメージャには異なる種類(サイズや感度特性等)のフィルムを収容できるように複数のフィルム収容部が設けられている。そして、出力する画像のサイズ等に応じて、適切な種類のフィルムを使用することができるようになっている(例えば、特許文献1参照)。
【0003】
【特許文献1】
特開平10−133310号公報(第8頁、第2図及び第4図)
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、フィルムは感光性材料等からなるため、未使用時には劣化を防止するために遮光性のパッケージング材等によって梱包されている。フィルム収容部にはパッケージング材等を取り除いた状態でフィルムが収容されることから、時間の経過とともにフィルムが劣化していき、フィルムの感度特性等が変化する恐れがあった。しかしながら、上記従来のレーザイメージャ(特許文献1)では、画像データにより指定されたもの、あるいは出力する画像のサイズや種類に応じたものを使用するようにしており、同一種類のフィルムを収容するフィルム収容部が複数ある場合、必ずしもフィルム装填日時の古いものが使用されるとは限らなかった。このため、場合によってはフィルム装填日時の古いフィルムがいつまでも使用されず、感度特性等が変化し、出力する画質が低下する恐れがあった。
【0005】
本発明の課題は、記録媒体の経時劣化を防止し、それにより出力する画質の低下を防止する画像形成装置を提供するものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
請求項1に記載の発明は、複数枚の記録媒体を収容し、収容する記録媒体の種類毎に設けられた複数の記録媒体収容部と、前記記録媒体収容部から取り出した記録媒体に画像を形成する画像形成部とを備えた画像形成装置において、前記各記録媒体収容部に記録媒体が装填された日時を記憶する記憶部が設けられ、同一種類の前記記録媒体が収容された前記記録媒体収容部が二つ以上あるときに、前記記録媒体が装填された日時の最も古い記録媒体収容部を選択して、前記記録媒体を取り出すように制御する制御部が設けられていることを特徴とする。
【0007】
請求項1に記載の発明によれば、制御部により同一種類の記録媒体が収容された記録媒体収容部が二つ以上あるときには、制御部により記録媒体が装填された日時の最も古いものから記録媒体が取り出すよう制御されるので、記録媒体収容部に装填された日時の古い順に記録媒体が使用される。通常、感光性材料等からなる記録媒体は、遮光性材料等により梱包されて保存されており、記録媒体収容部に装填される時に梱包材が取り除かれることが多い。梱包材が取り除かれると時間経過とともに記録媒体の感度特性等が変化するなど、記録媒体の品質が劣化する恐れがある。しかし、本発明では記録媒体収容部に収容されてから時間の経っている記録媒体から順に使用するので、記録媒体の経時劣化に伴う感度特性等の変化を防止し、これにより記録媒体上に形成する画質の低下を防止することができる。
【0008】
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の画像形成装置において、前記記録媒体は感光性熱現像材料からなり、前記画像形成部は、画像情報に基づいて前記記録媒体をレーザ光で露光する露光部と、露光された記録媒体を熱処理して現像する熱現像部とを備えることを特徴とする。
【0009】
請求項2に記載の発明によれば、記録媒体収容部に装填された日時が最も古いものから順に記録媒体を使用することにより、感光性熱現像材料からなる記録媒体の経時劣化を防止することができる。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して本発明の画像形成装置に係る実施の形態であるレーザイメージャ1について詳細に説明する。
【0011】
レーザイメージャ1は、X線撮影装置やMRI等の医用撮影装置により撮影された被験者の診断部位の画像情報を記録媒体であるフィルム上に可視像として出力するものであり、図1に示すように、筐体10と、複数のフィルム収容部2a、2bと、露光部3と、熱現像部4と、フィルム搬送部5等とを備えている。
【0012】
筐体10はレーザイメージャ1の外形を成すものであり、その内側には上記各部が配置されている。各部の位置関係は次のようになっている。まず、筐体10の上部には熱現像部4が配置されている。そして、熱現像部4の下方には2つのフィルム収容部2a、2bが上下二段に配置されるように設けられ、下段側のフィルム収容部2bの下方には露光部3が配置されている。フィルム搬送部5は、フィルム収容部2a、2b、露光部3、熱現像部4の順序で記録媒体を搬送できるように配置されている。
【0013】
各フィルム収容部2a、2bには、複数枚のフィルムFが収容されたフィルムトレイ(図示略)が設置されている。フィルム収容部2a、2bにはそれぞれ図示しないフィルムトレイ検知センサが設けられている。このフィルムトレイ検知センサによりフィルムトレイの有無が検知される。また、このフィルムと例検知センサは、フィルムトレイの大きさを感知し、フィルムトレイの大きさによって内側に収容するフィルムFのサイズ等を検知することができる。
【0014】
フィルムFは、例えばハロゲン化銀感光性熱現像材料から成り、PET樹脂(ポリエチレンテレフタレート樹脂)製の基材にハロゲン化銀、ベヘン酸銀(Beh、Ag)のような有機酸銀塩、調色剤及び還元剤等を含有した乳剤を塗布して構成される。
【0015】
各フィルム収容部2a、2bに収容される前のフィルムFはフィルムトレイに複数枚が収容された状態で遮光性のパッケージング材等によって梱包されている。そして、いずれかのフィルム収容部2a、2bでフィルム切れとなった場合には、フィルムトレイ毎新たなものと交換される。
なお、フィルム収容部2aとフィルム収容部2bにはそれぞれ同一種類のフィルムFを収容してもよいし、異なる種類のフィルムFを収容してもよい。以下、便宜的に、同一の種類のフィルムFとはフィルムFの大きさ(サイズ)が同じものを指すものとし、異なる種類のフィルムFとは大きさの異なるフィルムFを指すこととして説明する。
【0016】
露光部3は、レーザ光走査部31と副走査部32とを備えている。
レーザ光走査部31は、レーザ光を所定の強度で発するレーザ発光部31aと複数のミラー等からなりレーザ光の光路Lを形成する反射部31bとから構成される。そして、画像情報に基づいてレーザ発光部31aから出射するレーザ光の強度を変調させながら、レーザ光でフィルムFの搬送方向と直交する方向にフィルムFを走査する。
【0017】
副走査部32は、フィルム搬送部5の一部を成し、露光部3の下部に設けられた搬送経路32a中に一対の搬送ローラ32bを二つ備えて構成される。ローラ対32bの回転速度は制御部6によって制御され、フィルムFがレーザ光により1ライン走査される毎に、フィルムFを1ライン分搬送する。これによりフィルムFに塗布された感光乳剤中のハロゲン化銀が感光し、フィルムF全面に被験者の被撮影部位の潜像が形成される。
【0018】
熱現像部4は、加熱制御された状態で回転し、潜像が形成されたフィルムFを加熱処理することによりフィルムF上に被験者の被撮影部位の画像を可視像化する加熱ドラム41を備えている。
加熱ドラム41の外周部に沿うようにフィルム搬送部5が設けられている。さらに、加熱ドラム41の外周部には搬送されたフィルムFを、加熱ドラム41の外周面に密着した状態で搬送するローラ(図示略)が設けられている。
【0019】
フィルム搬送部5は、フィルム吸着機構51とフィルム搬送機構52とを備えている。フィルム吸着機構51は吸盤等のフィルム吸着手段51aを備え、制御部6により選択されるフィルム収容部2a又はフィルム収納部2bのいずれか一方からフィルムFを吸着して取り出し、フィルム搬送機構52に収容されたフィルムFを1枚ずつ吸着して取り出し、吸着したフィルムFをフィルム搬送機構52に搬送する。
【0020】
フィルム搬送機構52は、フィルム収容部2a又はフィルム収容部2bから露光部3、熱現像部4へと繋ぐように設けられた搬送経路52aと、フィルムFを搬送するローラ52b等から構成され、フィルム吸着機構51から搬送されたフィルムFを搬送経路52aに沿って、露光部3、熱現像部4の順に搬送する。熱現像部4によって現像されたフィルムFは、搬送経路52aの終端部近傍に設けられたフィルム排出口9に排出される。
【0021】
また、レーザイメージャ1には、図2に示すように、上記説明した各部を含むレーザイメージャ1の動作を集中制御する制御部6と、ROM7、RAM8、医用撮影装置等の外部との画像情報等のデータの出入力を行うインターフェース部(図示略)を備えている。これら各部はシステムバス等により接続されている。
【0022】
制御部6は、例えばCPU(Central Processing Unit)等から構成され、ROM7内に格納された各種制御プログラムを読み出してRAM8内の図示しないワークエリアに展開し、当該プログラムに従って各種処理を実行する。また、制御部6は、処理結果の一部あるいは全てをROM7やRAM8内に格納する。
【0023】
また、制御部6は、各フィルム収容部2a、2bに設けられたフィルムトレイ検知センサからの出力信号に基づいて、フィルムトレイが無い状態から有る状態に変化すると、フィルムFがフィルム収容部2a、2bに装填されたと判断し、その装填日時をRAM(記憶部)8内に設けられる装填日時記録領域81に記録する。
【0024】
また、制御部6は、フィルムトレイ検知センサからの出力信号に基づいて、フィルム収容部2a、2bに設置されたフィルムトレイの大きさを感知し、これに基づくフィルムFのサイズをフィルムFの種類としてRAM8内に設けられるフィルム種類記録領域82に記憶する。
【0025】
さらに、制御部6は、画像情報に基づいて、フィルム種類記録領域82を参照し、画像を出力すべき種類のフィルムFを収容しているのは、フィルム収容部2aなのかフィルム収容部2bなのかを判断し、当該フィルムを収容しているものをフィルム吸着機構51によってフィルムFを吸着すべきフィルム収容部として選択する。また、制御部6は、フィルム収容部2aとフィルム収容部2bに収容されたフィルムが同一のサイズである場合には、RAM8内の装填日時記録領域81を参照して、装填日時が最も古いフィルム収容部2を選択する。
すなわち、制御部6は選択すべきフィルム収容部2が複数あるときには、フィルムFが装填された日時の最も古いフィルム収納部2にある記録媒体を選択して、等該記録媒体に画像を形成させるように制御するようになっている。
【0026】
ROM7は、プログラムやデータ等が記憶されている1又は複数の記憶媒体(不図示)を有している。記録媒体は、制御部6で実行するプログラムを制御部6に対して読み取り可能に記憶している。記録媒体としては、半導体メモリもしくは磁気記録媒体、光磁気記録媒体、光学記録媒体などが挙げられる。
【0027】
RAM8は制御部6によって実行される各種プログラムやこれら各種プログラムによって処理されるデータ等を一時的に記憶する。また、RAM8は上述したように、装填日時記録領域81及びフィルム種類記録領域82を有している。
すなわち、RAM8は各フィルム収納部2a、2bにフィルムFが装填された日時を記憶する記憶手段としての機能を有する。
【0028】
さらに、RAM8は画像情報を記憶する画像情報記憶領域83を有している。この画像情報は、X線撮影装置やMRI等の医用撮影装置により撮影された被験者の診断部位の画像を示すデータであり、インターフェース部を介して上記の医用撮影装置から入力されるデータである。
【0029】
インターフェース部はデータ出入力用のポートを備え、このポートに医用撮影装置を直接又はLAN、WAN等のネットワークを介して接続し、データの転送速度の調整等を行い、医用撮影装置とレーザイメージャ1との間でデータの送受を行う。
【0030】
以上説明したレーザイメージャ1において行われる画像形成処理について、図3を参照しながら説明する。
【0031】
まず、制御部6は、RAM8内の画像情報記録領域83に格納された画像情報に基づいて、RAM8内のフィルム種類記録領域81を参照し、当該画像情報を出力すべきサイズ等が合致するフィルムFを収容したフィルム収容部2を検索する(ステップS1)。ここでは、フィルム収容部2aとフィルム収容部2bには同一のサイズのフィルムFが収容されているものとして、以下説明する。
【0032】
次に、制御部6はステップS1で検索されたフィルム収容部2が複数あるか否かを判断する(ステップS2)。ここでは、2つのフィルム収容部2a、2bが検索されるので、ステップS3に進む。なお、選択すべきフィルム収容部2が一つだけの場合にはステップS4に進む。
【0033】
次に、ステップS3では、制御部6はRAM8内の装填日時記録領域81を参照して、各フィルム収容部2a、2bにフィルムFが装填された日時が最も古いものを選択する。ここでは、制御部6はフィルム収容部2aのフィルム装填日時と、フィルム収容部2bのフィルム装填日時を比較し、古い方(仮にフィルム収容部2aとする)のフィルム収容部2aを選択する。
【0034】
そして、ステップS4では、制御部6は、フィルム吸着機構51を制御して、選択されたフィルム収容部2aに設置されたフィルムトレイからフィルムFを吸着して、フィルム搬送機構52に搬送させる。そして、制御部6はフィルム搬送機構52により当該フィルムFを露光部3、熱現像部4の順に搬送し、各部において所定の処理を実行し、フィルムFに画像を出力するように制御する。
【0035】
以上のように、フィルムFに画像を出力する際に、レーザイメージャ1は使用すべきフィルムFが収容されたフィルム収容部2の中からフィルムFが装填された日時の最も古いフィルム収容部2aに設置されたフィルムトレイに収容されたフィルムFを使用する。すなわち、画像出力の際には、フィルムFがパッケージング材から開包されてから時間が経っているフィルムFから順に使用するので、フィルムFの経時劣化に伴う感度特性等の変化を防ぎ、出力する画質の低下を防ぐことができる。
【0036】
なお、発明は、上記実施の形態に限定されるものではなく、本発明の主旨を逸脱しない範囲で適宜変更可能なのは勿論である。
例えば、上記実施の形態では、二つのフィルム収容部2a、2bを設けるものとしたが、これに限定されるものでなく、複数であればフィルム収容部を幾つ設けてもよい。また、フィルム収容部2a、2bにおいてフィルム切れが発生したときには、フィルムトレイ毎交換するものとしたがこれに限定されるものではなく、予めフィルム収容部2a、2b内に設置されているフィルムトレイに直接フィルムFを装填してもよい。
【0037】
また、本実施の形態ではフィルムFの大きさが同じ場合には同一の種類のフィルムとし、フィルムFの大きさが互いに異なるものを異なる種類のフィルムとしたがこれに限定されるものではない。例えば、同じ大きさのフィルムであっても感度特性、現像特性等の異なるものを異なる種類としても良いのは勿論である。なお、このような場合には、例えばレーザイメージャ1にオペレータが操作可能な入力キー等を備える設定操作部を設け、オペレータが設定操作部から各フィルム収容部に装填したフィルムFの種類を区別する情報を入力することにより、RAM8内のフィルム種類記録領域82にフィルムの種類を記録させるようにすることができる。
【0038】
【発明の効果】
請求項1に記載の発明によれば、制御部により同一種類の記録媒体が収容された記録媒体収容部が二つ以上あるときには、記録媒体が装填された日時の最も古いものから記録媒体を取り出すよう制御されるので、記録媒体収容部に装填された日時の古い順に記録媒体が使用される。通常、感光性材料等からなる記録媒体は、遮光性材料等により梱包されて保存されており、記録媒体収容部に装填される時に開封されることが多い。よって、開封されてから時間が経っている記録媒体から順に使用するので、記録媒体の経時劣化に伴う感度特性等の変化を防止し、これにより記録媒体上に形成する画質の低下を防止することができる。
【0039】
請求項2に記載の発明によれば、請求項1と同様の効果が得られるのは勿論のこと、記録媒体収容部に装填された日時が最も古いものから順に記録媒体を使用することにより、感光性熱現像材料からなる記録媒体の経時劣化を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した実施の形態のレーザイメージャの構成を示す断面図である。
【図2】図1のレーザイメージャの機能的構成を示すブロック図である。
【図3】図1のレーザイメージャの画像形成処理を説明するためのフローチャートである。
【符号の説明】
1 レーザイメージャ(画像形成装置)
2a、2b フィルム収容部(記録媒体収容部)
3 露光部
4 熱現像部
6 制御部
8 RAM(記憶部)
F フィルム(記録媒体)
Claims (2)
- 複数枚の記録媒体を収容し、収容する記録媒体の種類毎に設けられた複数の記録媒体収容部と、前記記録媒体収容部から取り出した記録媒体に画像を形成する画像形成部とを備えた画像形成装置において、
前記各記録媒体収容部に記録媒体が装填された日時を記憶する記憶部が設けられ、
同一種類の前記記録媒体が収容された前記記録媒体収容部が二つ以上あるときに、前記記録媒体が装填された日時の最も古い記録媒体収容部を選択して、前記記録媒体を取り出すように制御する制御部が設けられていることを特徴とする画像形成装置。 - 請求項1に記載の画像形成装置において、
前記記録媒体は感光性熱現像材料からなり、
前記画像形成部は、画像情報に基づいて前記記録媒体をレーザ光で露光する露光部と、露光された記録媒体を熱処理して現像する熱現像部とを備えることを特徴とする画像形成装置。
Priority Applications (1)
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JP2002317434A JP2004151444A (ja) | 2002-10-31 | 2002-10-31 | 画像形成装置 |
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JP2002317434A JP2004151444A (ja) | 2002-10-31 | 2002-10-31 | 画像形成装置 |
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JP2002317434A Pending JP2004151444A (ja) | 2002-10-31 | 2002-10-31 | 画像形成装置 |
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Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2007217166A (ja) * | 2006-02-20 | 2007-08-30 | Fuji Xerox Co Ltd | 画像形成装置および方法 |
JP2015006941A (ja) * | 2013-06-25 | 2015-01-15 | 株式会社リコー | 印刷制御装置 |
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2002
- 2002-10-31 JP JP2002317434A patent/JP2004151444A/ja active Pending
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JP4706499B2 (ja) * | 2006-02-20 | 2011-06-22 | 富士ゼロックス株式会社 | 画像形成装置および方法 |
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