JP2004150108A - 丸太フェンス構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】あらかじめ製造しておいた、支柱付き独立基礎コンクリートに木材等の丸太を使用し、簡単に組立設置する事ができる丸太フェンス構造を提供するものである。
【解決手段】あらかじめ製造しておいた、支柱付き独立基礎コンクリート2を直線上に等間隔に、地面7に水平に設置し、支柱3の上部より支柱直径の寸法よりも少し大きめの開口部9を設けた丸太4と、くさび5を交互に差込み、丸太4の最上部より上に突出した支柱3の外周部分にねじ込み可能な溝を設け、それに溝付きキャップ6を取り付け、丸太4と支柱3を一体化し、任意の高さに組立連結したものである。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明が属する技術分野】
本発明は、フェンス構造の改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来のフェスン構造は、鋼製のものや樹脂製のものが主流である。
【0003】
しかしながら、近年地産地消への動きが活発化してきており特に、木材を使用する積極的な取組みが推進され始め従来のフェンス構造では、時代にマッチングする事が出来にくくなってきている問題があった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、上記問題を改善し、あらかじめ製造しておいた支柱付き独立基礎コンクリートに、木材等の丸太を使用し簡単に組立設置また、撤去、再設置する事が容易にできる丸太フェンス構造を提供するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明の請求項1記載の丸太フェンス構造は、あらかじめ製造しておいた支柱付き独立基礎コンクリートを直線上に等間隔に、地面に水平に設置し、支柱上部より支柱直径の寸法より少し大きめの開口部を設けた丸太とくさびを交互に差込み任意の高さに組立連結する事を特徴とするものである。
【0006】
本発明の請求項2記載の丸太フェンス構造は、丸太を支柱でジョイントする場合に、隣り合わせどうしの丸太を直径の半分までカットし、上下をかみ合わせ一本の丸太状に形成する事を特徴とするものである。
【0007】
本発明の請求項3記載の丸太フェンス構造は、最上部の丸太上部より上に突出している支柱の外周部分に、ねじ込み可能な溝が設けられ、それに溝付きキャップを取り付け丸太と支柱を一体化したことを特徴としたものである。
【0008】
本発明の請求項4記載丸太フェンス構造は、固定フェンス及び、仮設フェンスどちらにも設置ができ何回も組立、撤去、再設置ができることを特徴としたものである。
【0009】
【発明の実施の形態】
以上本発明の実施の一形態を図1、2、3を参照して詳細に説明する。図において1は、丸太フェンス2は、支柱付き独立基礎コンクリート3は、支柱で基礎コンクリートと一体化されこの支柱3に、丸太4とくさび5が交互に上部より差し込まれている。丸太4は、つなぎ合わせ部8のように、上下でつなぎ合わせ一体化されている。最上部支柱には、キャップ6がねじ込まれ固定されている。
【0010】
また、図3に示すように支柱3の直径より少し大きめの円形開口部9が、丸太4に設けられている。これは、くさび5も同じである。
【0011】
また、支柱付き独立基礎コンクリート2は、図2に示すように、吊り金具10が設けられ、吊り上げ設置作業がスムーズに行えるようになっている。設置は、地面7に垂直に等間隔に配置されるものであり、組立連結する事により丸太フェンス1は、強固な度合いを増し従来の仮設フェンスのようにちょっとした風により転倒するようなことはない。
【0012】
丸太フェンス構造1は、現場の境界の地形によりいろいろな角度のコーナーが生じた場合でも支柱3に差し込み式となっているために、どのような角度にも対応ができる仕組みになっている。
【0013】
また、フェンスの高さ丸太の上下の間隔及び、支柱間は任意に選定することができるようになっている。
【0014】
【発明の効果】
以上説明した如く、本発明に係る請求項1記載の丸太フェンス構造によれば、あらかじめ製造しておいた支柱付き独立基礎コンクリートを直線上等間隔に地面に水平に設置し、支柱上部より丸太に支柱直径よりも少し大きめの開口部を設けた丸太とくさびを交互に差込み、任意の高さに組立連結するという簡単な作業である。また、強風などが発生した場合でもコンクリート基礎は、ある程度重量があり、それと連結一体化しているため、転倒を防止する事ができる構造である。
【0015】
また、請求項2記載の丸太フェンス構造によれば、丸太同士のジョイントが一体化されているために堅固の度合いを増す構造となっている。
【0016】
また、請求項3記載の丸太フェンス構造によれば、最上部をねじ込み式キャップで締め付け固定されることにより、フェンス全体が一体化されるという構造である。
【0017】
さらに請求項4記載の丸太フェンス構造によれば、何回も設置、撤去、再設置が可能であるため、一時的な工事現場での使用には、最適な丸太フェンス構造なのである。
【0018】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の一形態により、丸太フェンス構造の正面図である。
【図2】図1に示す丸太フェンス構造の断面図である。
【図3】図2に示す丸太フェンス構造の基礎コンクリートを除いた上から見た平面図である。
【符号の説明】
1 丸太フェンス構造
2 支柱付き独立基礎コンクリート
3 支柱
4 丸太
5 くさび
6 キャップ
7 地面
8 つなぎあわせ部
9 開口部
10 吊り金具

Claims (4)

  1. あらかじめ製造しておいた、支柱付き独立基礎コンクリートを直線上に等間隔に、地面に水平に設置し、支柱上部より支柱直径の寸法より少し大きめの開口部を設けた丸太とくさびを交互に差込み任意の高さに組立連結する事を特徴とする丸太フェンス構造。
  2. 丸太を支柱でジョイントする場合に、隣り合わせ同士の丸太を直径の半分までカットし、上下をかみ合わせ一本の丸太状に形成する事を特徴とする請求項1記載の丸太フェンス構造。
  3. 最上部の丸太上部より、上に突出している支柱の外周部分にねじ込み可能な溝が設けられ、それに溝付きキャップを取り付け、丸太と支柱を一体化したことを特徴とした請求項1、2記載の丸太フェンス構造。
  4. 固定フェンス及び、一時的な仮設フェンスのどちらにも設置ができ、何回も組立、撤去、再設置ができることを特徴とした請求項1、2、3記載の丸太フェンス構造。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100872200B1 (ko) * 2007-08-17 2008-12-09 도아기업 주식회사 도로용 울타리
JP7198954B1 (ja) 2022-03-07 2023-01-04 有限会社ナベ企画 基礎ブロック付き支柱を利用した塀の施工方法

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