JP2004149153A - サーバー、液体サーバー装置およびサーバーへの内袋取付方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】内容液10の入った注出口付きバッグインボックス内袋1Aと、該バッグインボックス内袋の収納時に注出操作が可能な状態で該バッグインボックス内袋を収納する函体14を有するサーバーとを含む液体サーバー装置であって、前記サーバーが前記バッグインボックス内袋を入れて前記函体内に設置する取り外し自在のリテーナー12を有することを特徴とする液体サーバー装置A。
【選択図】 図5
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、内容液の入った注出口付きのバッグインボックス内袋と、該内袋収納時に注出操作が可能な状態に該内袋を収納する函体を有するサーバーとを含む液体サーバー装置、該装置に用いられるサーバーおよびサーバーへの内袋取付方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、液体を充填、保管、輸送することを目的とする、合成樹脂製のフィルムを熱シールして袋状にした内袋と、直方体または立方体の形状の段ボール製の外箱からなる、一般にバッグインボックスと呼ばれる5リットルから20リットル程度の液体容器が食品や薬品用の大型容器として広く使用されている。
最近では、ミネラルウォーター等の飲料用の容器としても多く使われるようになってきているが、その場合、内容量が多く重いため、普通のPETボトルなどの小型容器のように、容器自体を持ち上げてコップ等に注ぐことはできないので、通常、注出用のコックを注出口に取り付け、容器を横倒しにして台の上等に置き、コックを開閉することにより内容品を注出する。
また、飲料の場合、冷やしたり、温めたりして飲むのが一般的であり、オフィスや業務用の用途、公共の場所等では、段ボール製の外箱ごと、一般にサーバーと呼ばれる冷却装置および/または加温装置がついた分注用注出器具のボックス(函体)の中に入れて、冷却または加温された内容液をコックから供給するサーバー装置を用いる方法が採られることが多くなってきている。
【0003】
図9は従来の液体サーバー装置用の内袋、図10および図11は従来の液体サーバー装置をそれぞれ例示する図であり、これらの図中符号Bは液体サーバー装置、1Bは内袋である。また図10は内袋1Bに内容液が満たされた状態、図11は内容液が注出不可能な状態まで減少している状態を示す。
この液体サーバー装置Bは、段ボール製の外箱9(バッグインボックス外箱)内に、内容液10の入ったバッグインボックス内袋1Bを収納、包装してなるバッグインボックスと、該バッグインボックスを収納する函体14を有するサーバーとから構成されている。該サーバーは、該函体14の前面を開閉可能に閉じる前面扉19を有している。また符号20はコップである。
この液体サーバー装置Bに収納されるバッグインボックス内袋1Bは、1枚または複数枚の合成樹脂製フィルムを重ね合わせて周縁部を熱シールして周囲シール部4を形成して構成されている。一方のフィルム側には合成樹脂からなる注出口が設けられ、この注出口は封止栓6を螺着や嵌合して封止してある。このバッグインボックス内袋1Bは、内容液10を充填し、注出口を封止栓6で封じた状態で外箱9内に収容、包装してバッグインボックスとする。
このバッグインボックスを使用する場合には、必要に応じてミシン目の入った外箱の一部を切り取って封止栓6部分を露出させた後、上向き状態で封止栓6を取り外し、同梱されているコック17付き栓を注出口に螺着や嵌合し、このコック17を底側に向けてバッグインボックスを置き、そのまま使用するか、あるいはサーバーに収容して使用する場合には、サーバーの前面扉19を開けて函体14内にバッグインボックスを収納して使用する。
【0004】
また、更に複雑な構造を持つ液体サーバー装置としては、サーバー内に冷却および加温用内容液貯留タンクを設け、バッグインボックス注出口からジョイントと配管を通じてサーバー内の貯留タンクに内容液を一旦貯留し、このタンクを冷却、加温することにより、冷却、加温の熱効率を良くし、かつ、温水とポンプを使用して配管内を殺菌する構造のもの等もある(例えば、特許文献1参照)。
【0005】
【特許文献1】
特開平11−190577号公報
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上述した従来のバッグインボックスおよび液体サーバー装置には、次のような問題があった。
(1)冷却、加温機能を備えた飲料サーバーは、いわゆる冷蔵庫、温蔵庫であるが、バッグインボックスは外箱が一般に段ボールであり、断熱性が非常に高い。従って、段ボール外箱ごとサーバーの函体に入れて冷却または加温することは、断熱材で包んだ容器を冷やしたり、暖めたりすることになり、熱効率が非常に悪く、また内容量も大きいために目的の温度に達するまでに非常に時間がかかる。このため、特許文献1のように、内容液を一旦サーバー内の冷却または加温タンク内に貯留して冷却、加温すれば熱効率が良くなり、冷却、加温の時間は短縮できるが、やはり機械の構造が複雑になり、コストが非常に高くなる。また、微生物による変質対策を含めたメンテナンスも面倒である。
(2)バッグインボックスの注出口にコックを接続して注出する場合、コックが下方になるようにバッグインボックスを横倒しにするが、内容液が減ってくると液圧が極端に下がるため、内容液の注出速度が非常に遅くなり、注出に時間がかかり、使い勝手が悪い。
(3)内容液が減り、液面が注出口の位置近くまで来ると、それ以上液が出なくなり、例えば、10リットル容器で400から500ミリリットル程度の量が残液として内袋の中に残ってしまう(図11参照)。これは、液圧が下がることと、バッグインボックス外箱内の限られたスペース内で、内袋がクシャクシャな不定形状にしぼむため、しぼんだ内袋の保形性が強まり、それ以上しぼみにくくなるためである。ペットボトルやビン等では、逆さにすれば容器内に空気が入り内容液が注出できるが、バッグインボックスを静置して使うと、コックの細い口から容器内に空気が置換する現象、いわゆるエアバックが起きにくく、結果として内容液が多量に残る。これを改善しようとして、バッグインボックスを多少斜めに置いたり、外箱内に傾斜を付けるためのパッドをセットしたり、あるいは注出口を内袋の真下に配置したりしても、ほとんど改善することはできない。また、バッグインボックスをサーバーから取り出してコックを取り外し、逆さに振って内容液を最後まで出すこともできるが、手間がかかり、現実的ではない。
(4)前記(1)、(2)の問題を解決するために、内袋内の内容液をサーバーに取り付けたポンプで吸引したり、内袋に空気を送り込んで内容液を押し出したりすることも考えられるが、当然、機械のコストが非常に高くなる。また、微生物による変質対策を含めたメンテナンスも面倒である。
【0007】
以上のように、従来のバッグインボックスを使用した液体サーバー装置は、内容液の減少に伴って液の出が悪くなり、また残液が非常に多い。これらを解決するためにサーバーを機械的に改造すると、サーバーが複雑で高価なものになり、メンテナンスも面倒になる。
本発明は、前記事情に鑑みてなされたもので、残液が少なく、最後まで液体の流出速度の低下を防ぎ、また、内容液の冷却、加温効率が良く、安価で簡便な使い勝手の良いサーバー、液体サーバー装置およびサーバーへの内袋取付方法の提供を目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
前記目的を達成するために、本発明は、内容液の入った注出口付きバッグインボックス内袋の収納時に注出操作が可能な状態で前記内袋を収納する函体を有するサーバーであって、前記サーバーが前記内袋を入れて前記函体内に設置する取り外し自在のリテーナーを有することを特徴とするサーバーを提供する。
本発明のサーバーにおいて、前記サーバーの函体内に前記リテーナーを設置した時に、前記リテーナーの底面が手前よりも奥の方が高くなるように、リテーナー底面および/またはサーバー函体底面に傾斜面を設けた構成としてもよい。
また前記内袋が、前記注出口から離間した隅部に貫通孔または折り込みからなる吊り下げ部を有し、かつ該吊り下げ部を掛止した際に前記内袋の注出口が前記吊り下げ部よりも下方となる位置に、前記リテーナーまたは前記函体内に前記吊り下げ部を掛止する掛止部を有する構成としてもよい。
さらに前記リテーナーに前記注出口を保持するホルダーを設けた構成としてもよい。
また前記リテーナーに把手孔を設けた構成としてもよい。
【0009】
また本発明は、内容液の入った注出口付きバッグインボックス内袋と、該内袋の収納時に注出操作が可能な状態で前記内袋を収納する函体を有するサーバーとを含む液体サーバー装置であって、前記内袋が前記函体内に設置する取り外し自在のリテーナーに入れられていることを特徴とする液体サーバー装置を提供する。
本発明の液体サーバー装置において、前記サーバーの函体内に前記リテーナーを設置した時に、前記リテーナーの底面が手前よりも奥の方が高くなるように、前記リテーナーの底面および/または前記サーバー函体の底面に傾斜面を設けた構成としてもよい。
また前記内袋が、前記注出口から離間した隅部に貫通孔または折り込みからなる吊り下げ部を有し、かつ該吊り下げ部を掛止した際に前記注出口が前記吊り下げ部よりも下方となる位置に、前記リテーナーまたは前記函体内に前記吊り下げ部を掛止する掛止部を有する構成としてもよい。
さらに前記リテーナーに前記注出口を保持するホルダーを設けた構成としてもよい。
また前記リテーナーに把手孔を設けた構成としてもよい。
【0010】
さらに本発明は、液体の入った注出口付きバッグインボックス内袋を、該内袋の収納時に注出操作が可能な状態で前記内袋を収納する函体を有するサーバーへの内袋取付方法であって、前記サーバーに前記内袋を入れて前記函体内に設置する取り外し自在のリテーナーを設置することを特徴とするサーバーへの内袋取付方法を提供する。
本発明のサーバーへの内袋取付方法において、前記内袋に、前記注出口から離間した隅部に貫通孔または折り込みからなる吊り下げ部を設け、前記リテーナーまたは前記函体内に該吊り下げ部を掛止する掛止部を設け、前記内袋を前記リテーナーに入れ、かつ前記内袋の注出口が前記吊り下げ部よりも下方となるように、前記内袋の前記吊り下げ部を前記掛止部に掛止することが好ましい。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の一実施形態について図面を参照して説明する。
図1〜8は本発明の液体サーバー装置の一実施形態を示す図であり、図1は本実施形態の液体サーバー装置に用いられる内袋の平面図、図2は内袋を包装するバッグインボックス外箱の斜視図、図3はバッグインボックスの縦断面図、図4は本実施形態の液体サーバー装置の正面図、図5は同じ液体サーバー装置の側面図、図6は同じ液体サーバー装置のリテーナー12の斜視図、図7はリテーナー12に内袋1Aをセットした状態を示す斜視図、図8は同じ液体サーバー装置の内容液減少状態の側面図である。これらの図中符号Aは液体サーバー装置、1Aはバッグインボックス内袋(以下、内袋と略記する)、11はサーバー、12はリテーナーである。
【0012】
本実施形態の液体サーバー装置Aは、内容液10の入った注出口付きの内袋1Aと、該内袋1Aを収納するリテーナー12及び函体14を有するサーバー11とからなり、該内袋1A収納時に注出操作が可能な状態となるよう注出口にコック17が接続されている。内袋1Aは注出口から離間した側の両角部に吊り下げ用孔2(吊り下げ部)を有し、またリテーナー12は、内袋1Aの吊り下げ用孔2を通して掛止するフック15(掛止部)を備えた構成になっている。この吊り下げ用孔2は、フック15に吊り下げられれば、その大きさに制限はなく、5mmφ程度でも良いが、指が数本入る程度の大きさが確保されていることが好ましい。このような大きさとすることで、吊り下げ用孔2に指を入れてバッグインボックス外箱からの該内袋1Aの取り出しや、リテーナー12へのセット等の取り扱い作業性が向上する。
【0013】
リテーナー12は、内袋1Aの交換を行うための開口を備えたボックス状の構造物である。このリテーナー12は、炭素鋼、ステンレス鋼、アルミニウムなどの金属板、ポリエチレンテレフタレート(PET)のようなプラスチック板などで作製され、熱伝導率が高い点から金属板で作製したものが好ましい。また重量軽減の観点から、リテーナー12の少なくとも一部をメッシュ板、パンチング板、或いは筋交いとして構成することが好ましい。またリテーナー12の前面側および/または側面側にはリテーナー把手孔13が設けられている。
【0014】
本例示において内袋1Aは、1枚または複数枚の合成樹脂製フィルムを重ね合わせて周縁部を熱シールして周囲シール部4を形成するとともに、各角部にコーナーシール部5を形成したガゼット袋を用いている。このコーナーシール部5のうち注出口に近い側の2つのコーナーシール部5は、内袋1Aをサーバー11内に吊り下げた時に上部になる方向に向かって広がるように形成されている。この内袋1Aの注出口側の両角部には、把手用孔3が設けられている。また、図1中、符号6は封止栓、7はガゼット折り込み部、8はガゼット袋隅部融着部である。
【0015】
内袋1Aの一方のフィルム側には合成樹脂からなる注出口が設けられ、この注出口は封止栓6を螺着や嵌合して封止してある。この注出口は通常略円筒状をなしており、その一端の周縁が内袋1Aの一方のフィルムに熱シールされて内袋1Aと連結されている。該注出口の先端側外周面には封止栓6またはコック17付き栓を螺着や嵌合するための雄ネジが形成されている。また該雄ネジより内袋1A側の外周には、径方向外側に向けて突出する複数の環状突部が所定間隔をおいて設けられており、これらの環状突部間の隙間部分は後述するリテーナー12側の上下一対のホルダー16によって挟持されるようになっている。
【0016】
内袋1Aを形成するフィルムは、単体のポリエチレンフィルムや、ポリアミドとポリエチレンのラミネートフィルムや、エチレン・ビニルアルコールコポリマーとポリエチレンの多層フィルム、アルミ蒸着フィルム、アルミ箔等々、用途によって適宜、適当な合成樹脂やその他のフィルムを選定して使用することができるが、これらに限定されるものではない。袋の強度を高めたり、酸素バリアー性を高めたりするためには、これらフィルムを適宜組み合わせて2層以上にして袋を形成することができる。
【0017】
この内袋1Aは、内容液10を入れ、注出口に封止栓6を螺着や嵌合して密封した状態で、図2に示すような立方体または直方体に形成された段ボール製の外箱9(バッグインボックス外箱)の中に収納(図3参照)し、バッグインボックスとして製造される。本実施形態において、使用者はこのバッグインボックスを購入し、使用時(内袋1A交換時)に外箱9を開封し、図3に示された上向きの封止栓6を開栓方向に回して取り外し、同梱してあるコック17付き栓を注出口に螺着や嵌合し、内袋1Aを取り出してリテーナー12にセットした後、サーバー11内に設置し、内袋1Aのみを使用する。なお、封止栓と兼用できるコックを予め注出口に取り付けている場合は、封止栓とコックを交換する必要はない。
【0018】
前記サーバー11は、前記内袋1Aを収納した時に注出操作が可能な状態となるよう注出口にコック17が接続されている内袋1Aを収納するリテーナー12とリテーナー12を収納する函体14とを有している。この函体14の前面側には、内袋1A交換時に開閉する前面扉19が開閉可能に取り付けられている。リテーナー12の左右上部には、L字状またはクランク形状のフック15(掛止部)が設けられている。このフック15は内袋を入れるときに邪魔にならないように、外側に回転させることができる。なお、本実施形態では吊り下げ用孔2とフック15とをそれぞれ2つとして構成したが、これらの個数は特に限定されず、1つまたはそれ以上とすることができる。
【0019】
このリテーナー12の内部底面は、手前側(前面扉19側)よりも奥の方が漸次高くなる傾斜面18になっている。この傾斜面18を設けたことによって、図5に示す内容液10の満水状態から、図8に示す内容液10の残量減少状態まで、スムーズに内容液10を注出できる。また傾斜面18により、内袋1A内の内容液10を殆ど残らず注出できるので、注出終了後に内袋1A内の残液量を少なくすることができる。
【0020】
また、本実施形態では、吊り下げ用孔2にフック15をガゼットの折り込みの内側から上部の孔のみに通すようになっているが、内袋が吊り下げられれば、全フィルムを通すなど他の通し方によって掛止するようにしてもよい。
【0021】
このリテーナー12の前面側には、内袋1Aの注出口を、より詳細には注出口の外周に設けられた環状突起間の隙間部分を挟持して、コック17が接続された注出口の位置を固定するためのホルダー16が設けられている。このホルダー16は、注出口を挟持し得る開閉自在の部材であり、たとえば上下一対の部材を着脱可能に組み合わせた構造のもの等を適宜使用できる。
【0022】
サーバー11には、内袋1Aを冷却または加温するための冷却手段または加温手段を設けることができる。またサーバー11前面のコック17の下方には、コップ20を置くための台が水平に突出形成されている。
【0023】
本実施形態の液体サーバー装置Aにおいて、サーバー11に内袋1Aを設置するには、まず、バッグインボックスの外箱9を開封し、次に内袋1Aの注出口に螺着されていた封止栓6を取り外し、コック17付き栓を螺着や嵌合する。なお、前述したように、封止栓と兼用できるコックを予め注出口に取り付けている場合は、封止栓とコックを交換する必要はない。また、内容液を注出する位置によっては、予めサーバーの外壁に設けられた固定式のコックを用いネジ連結式または嵌合連結式のホースやジョイントを介して注出口をコックに接続してもよい。次に、内袋1Aを外箱9から取り出してサーバー11の前面扉19を開け、リテーナー12を取り出し、使用済みの内袋を取り外した後、取り付けるべき内袋1Aを持ち上げてリテーナー12内に入れる。そして内袋1Aの両側の吊り下げ用孔2をそれぞれリテーナー12のフック15に通して掛止する。次に、上下一対のホルダー16を開いて内袋1Aの注出口を挟持し、固定する。そして、内袋のセットされたリテーナー12を、サーバー11の函体14内の所定の位置に設置する。この取付操作によって、図4および図5に示すように、内容液が入った内袋1Aをリテーナー12のフック15に掛止し、吊り下げた状態でサーバー11内に設置することができる。
【0024】
本実施形態による液体サーバー装置Aは、前記の如く、バッグインボックス用内袋1Aの隅部1箇所以上に、フック15によって吊り下げることができるように吊り下げ用孔2を設け、該吊り下げ用孔2の反対側に封止栓6またはコック17付き栓を取り付ける注出口を設けた内袋1Aと、内容液10の入った内袋1Aをセットするリテーナー12の上部に内袋1Aの吊り下げ用孔2を掛止して内袋1Aを吊り下げるフック15を設け、下部には注出口固定用のホルダー16を設けた構成とし、内容液10の入った内袋1Aをリテーナー12に入れて、吊り下げ用孔2をフック15に掛止し、また注出口を下部のホルダー16に固定して、リテーナー12をサーバー11の函体14内に設置し、内容液を注出できるように構成したことにより、下部の注出口からコック17により内容液10を注出したときに、内袋1Aが吊り下げられているために、内容液は常に重力によって内袋1Aの下部に集中して溜まり、通常のバッグインボックスを外箱8ごと置いた場合に比べてより大きな液圧が注出口にかかり、内容液の流出速度が速く、スムーズな注出が可能となる。また内容液が少なくなっても液圧が高く維持できるため、注出に要する時間が短くて済む。また、内袋1Aがスムーズにきれいに折り畳まれていくため、残液も非常に少なくなる。
【0025】
また、断熱性の高い段ボール製の外箱8から内袋1Aのみを取り出して、熱伝導率の良いリテーナー12に移し換えてサーバー11にセットすることにより、内袋1Aをサーバー11にセットする作業が簡便かつ容易にでき、かつサーバー11での内容液の冷却、加温の熱効率が非常に良くなり、短時間で冷却や加温をすることができる。
【0026】
また、内袋1Aに、注出口近傍から、内袋1Aをリテーナー12にセットしたときに上部になる方向に向かって広がっていくコーナーシール部5を設けたことによって、注出口に更に内容液が集中するため、より液圧を高くし、残液量も減少できる。
内袋1Aは本例示ではガゼット袋を用いているが、平袋またはスタンディングパウチも使用できる。ガゼットやスタンディングパウチ袋の場合は貫通孔(吊り下げ用孔2)またはその製袋形状を利用した折り込み部を吊り下げ部として利用することができる。平袋の場合は吊り下げ部として貫通孔が好適である。
また、ガゼット袋の場合は、内容液を入れると直方体形状に膨らむため体積効率がよく、サーバー11の小型化に有利である。これらの各種の袋のうちでも、ガゼット袋は手で持ち易く、内袋1Aをリテーナー12にセットし易いことから、特に好ましい。また平袋の場合、注出口とコーナーシールとの間が遠くなりやすく、残液が多めになるが、ガゼット袋なら注出口とコーナーシールとの距離が近くなり、内容液の注出がスムーズになるとともに残液が少なくなり、有利である。
【0027】
また、サーバー11のリテーナー12の内部底面に、手前よりも奥の方が高くなる傾斜面18を設けたことによって、より内容液を注出口へ集中させる補助的作用を持たせ、また、内容液10が減ってきて内袋1Aが折り畳まれていく時に、内袋1Aがクシャクシャの不定形にならずにきれいに折り畳まれるように作用し、流出速度の向上、残液の削減に効果がある。
【0028】
図12は、本発明に係る液体サーバー装置に用いられる内袋の第2の例を示す図である。この内袋1Cは、長方形の2枚の合成樹脂フィルムの周囲を熱シールして周囲シール部4を形成するとともに、各角部にコーナーシール部5を形成した平袋構造になっている。この内袋1Cでは、袋の下部中央に封止栓6付きの注出口を設け、その両側角部に把手用口3を穿設し、かつ上側両角部に吊り下げ用孔2を穿設した構成になっている。この内袋1Cは、前述した内袋1Aとほぼ同様に使用できる。
【0029】
図13は、本発明に係る液体サーバー装置に用いられる内袋の第3の例を示す図である。この内袋1Dは、スタンディングパウチの例であり、底フィルムが折り込まれてシールされている。図中、符号21は底フィルムの折り込み部(スタンディングパウチ底紙)、22はスタンディングパウチ底紙融着部である。なお、この図では封止栓6付きの注出口が上になっているが、この内袋1Dをリテーナー12にセットするときは、注出口を下向きにしてセットする。この場合も折り込まれた底紙を吊り下げ部として利用できる。
【0030】
図14は、本発明に係る液体サーバー装置に用いられる内袋の第4の例を示す図である。この内袋1Eは、前記内袋1Aとほぼ同様の構成要素を備えているが、吊り下げ用孔に代えて、ガゼット袋の折り込み部23を吊り下げ部として利用した構成になっている。この折り込み部23は、ガゼット袋の隅部の前部と後部のフィルムを融着することによって形成され、図15及び図16に示すように、リテーナー12の左右から突出したフック15に折り込み部23を引っ掛けて吊り下げるようになっている。
【0031】
図17〜16は、本発明に係る液体サーバー装置の別な実施形態を示す図である。この実施形態による液体サーバー装置A2は、図4〜8に示した前記液体サーバー装置Aとほぼ同様の構成要素を備えている。この液体サーバー装置A2は、図17,図18に示すように、内袋1Aの吊り下げ用孔2をリテーナー12に設けられたフックではなく、サーバー11の函体14内に設けられたフック(掛止部)15に吊り下げるようになっている。なお、図17と図18では内袋1Aに設けられた吊り下げ用孔2を利用して、フック15に掛止するようになっているが、前述したように、内袋がガゼット袋の場合は、折り込み部を利用して掛止部に吊り下げてもよい。本実施形態の液体サーバー装置A2は、前記液体サーバー装置Aと同様の作用効果を得ることができる。
【0032】
また、図19は本発明に係る液体サーバー装置の更に別な実施形態を示す図である。この実施形態の液体サーバー装置A3では、傾斜面24をサーバー11の函体14の底面にも設けてある。また図19中、符号25は、内袋1Aを収納したリテーナー12の位置決め用のリテーナーストッパーである。
本実施形態の液体サーバー装置A3も、前記液体サーバー装置Aと同様の作用効果を得ることができる。
なお、本発明に係る液体サーバー装置において、フック15は2つに限定されず1つでもよく、この場合には図20に示すように、袋の角部に吊り下げ用孔2を設けた内袋1Fが好適に用いられる。
【0033】
【実施例】
図4及び図5に示す構造を有する本発明に係る液体サーバー装置A(以下、実施例という)と、図10に示す構造を有する従来の液体サーバー装置B(以下、比較例という)とを用意し、注出速度、残液量および冷却速度について比較試験を行った。
内袋として、図1に示す10リットル入りのガゼット袋を用い、これにミネラルウォーター10リットルを入れたものを用いた。実施例は該内袋をステンレス鋼製のリテーナーにセットし、リテーナーのフックに吊り下げて、サーバー内にセットした。一方、比較例は内袋を段ボール製の外箱に入れて包装したバッグインボックスをサーバーに収納した。サーバーは冷却能力が同一のものを使用した。また注出口に取り付けるコックは同じものを使用した。
【0034】
前記実施例および比較例のそれぞれの液体サーバー装置について、10リットルの内容液が1リットルまで少なくなった場合の、内容液200ミリリットルの注出所要時間と最終的な残液量、および20℃の内容液(ミネラルウォーター10リットル)が5℃に冷えるまでの所要時間を測定し、比較した。各試験の結果をまとめて表1に記す。
【0035】
【表1】
【0036】
表1から判るように、本発明に係る実施例の液体サーバー装置は、外箱ごとバッグインボックスをサーバーに収納した比較例と比べ、注出速度が速く、残液量が大幅に減少でき、また内容液の冷却時間を大幅に短縮できた。
【0037】
【発明の効果】
本発明によれば、断熱性の高い段ボール製の外箱から内袋のみを取り出して、熱伝導率のよいリテーナーにセットして、サーバー内に設置することが簡便、かつ容易にできるので、サーバーでの内容液の冷却、加温の熱効率が非常に良くなり、短時間で内容液の冷却や加温をすることができるようになる。
また充填済のバッグインボックスの内袋を外箱無しで簡便にサーバー内に吊り下げてセットして使用できるようになり、また内袋がクシャクシャにならずに、きれいに折り畳まれるので、常に注出口のある内袋下部に内容液が集中して溜まり、従来のように、バッグインボックスを外箱ごとサーバー内に置いた場合に比べて常に大きな液圧が注出口にかかり、内容液の流出速度が速くスムーズな注出が可能となる。また内容液が少なくなっても液圧が高く、内袋がスムーズにきれいに折り畳まれていくため、残液も非常に少ない、優れた液体サーバーシステムが得られる。
以上のように、本発明により、サーバーに複雑な内容液注出装置や残液削減機能、冷却、加温効率を高める機構を設ける必要もなく、安価で、使い勝手がよく、メンテナンスも簡単な優れた液体サーバーシステムが得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の液体サーバー装置に用いられるガゼット形状の内袋の平面図である。
【図2】内袋を包装するバッグインボックス外箱の斜視図である。
【図3】バッグインボックスの縦断面図である。
【図4】本発明の一実施形態の液体サーバー装置の正面図である。
【図5】同じ液体サーバー装置の側面図である。
【図6】同じ液体サーバー装置のリテーナーの斜視図である。
【図7】リテーナーに内袋をセットした状態の斜視図である。
【図8】同じ液体サーバー装置の内容液減少状態の側面図である。
【図9】従来のバッグインボックス内袋を例示する平面図である。
【図10】従来の液体サーバー装置を例示する側面図である。
【図11】従来の液体サーバー装置の内容液減少状態の側面図である。
【図12】本発明の液体サーバー装置に用いられる内袋の第2の例を示す平面図である。
【図13】本発明の液体サーバー装置に用いられる内袋の第3の例を示す平面図である。
【図14】本発明の液体サーバー装置に用いられる内袋の第4の例を示す平面図である。
【図15】本発明の別な実施形態の液体サーバー装置のリテーナーに内袋をセットした状態の斜視図である。
【図16】同じ液体サーバー装置のリテーナーに内袋をセットした側面図である。
【図17】同じ液体サーバー装置の正面図である。
【図18】同じ液体サーバー装置の側面図である。
【図19】本発明の更に別な実施形態の液体サーバー装置の側面図である。
【図20】本発明の液体サーバー装置に用いられる内袋の更に別な例を示す平面図である。
【符号の説明】
A,B,A2,A3…液体サーバー装置
1A,1B,1C,1D,1E,1F…内袋
2…吊り下げ用孔(吊り下げ部)
3…内袋把手用孔
4…周囲シール部
5…コーナーシール部
6…封止栓
7…ガゼット折り込み部
8…ガゼット袋隅部融着部
9…バッグインボックス外箱
10…内容液
11…サーバー
12…リテーナー
13…リテーナー把手孔
14…函体
15…フック(掛止部)
16…注出口固定用ホルダー
17…注出用コック
18…リテーナー内傾斜面
19…サーバー前面扉
20…コップ
21…スタンディングパウチ底紙折り込み部
22…スタンディングパウチ底紙融着部
23…ガゼット袋折り込み部(吊り下げ部)
24…傾斜面
25…リテーナーストッパー
Claims (12)
- 内容液の入った注出口付きバッグインボックス内袋の収納時に注出操作が可能な状態で前記内袋を収納する函体を有するサーバーであって、
前記サーバーが前記内袋を入れて前記函体内に設置する取り外し自在のリテーナーを有することを特徴とするサーバー。 - 前記サーバーの函体内に前記リテーナーを設置した時に、前記リテーナーの底面が手前よりも奥の方が高くなるように、リテーナー底面および/またはサーバー函体底面に傾斜面を設けた請求項1記載のサーバー。
- 前記内袋が、前記注出口から離間した隅部に貫通孔または折り込みからなる吊り下げ部を有し、かつ該吊り下げ部を掛止した際に前記内袋の注出口が前記吊り下げ部よりも下方となる位置に、前記リテーナーまたは前記函体内に前記吊り下げ部を掛止する掛止部を有する請求項1または2記載のサーバー。
- 前記リテーナーに前記注出口を保持するホルダーを設けた請求項1〜3のいずれかに記載のサーバー。
- 前記リテーナーに把手孔を設けた請求項1〜4のいずれかに記載のサーバー。
- 内容液の入った注出口付きバッグインボックス内袋と、該内袋の収納時に注出操作が可能な状態で前記内袋を収納する函体を有するサーバーとを含む液体サーバー装置であって、
前記内袋が前記函体内に設置する取り外し自在のリテーナーに入れられていることを特徴とする液体サーバー装置。 - 前記サーバーの函体内に前記リテーナーを設置した時に、前記リテーナーの底面が手前よりも奥の方が高くなるように、前記リテーナーの底面および/または前記サーバー函体の底面に傾斜面を設けた請求項6記載の液体サーバー装置。
- 前記内袋が、前記注出口から離間した隅部に貫通孔または折り込みからなる吊り下げ部を有し、かつ該吊り下げ部を掛止した際に前記注出口が前記吊り下げ部よりも下方となる位置に、前記リテーナーまたは前記函体内に前記吊り下げ部を掛止する掛止部を有する請求項6または7記載の液体サーバー装置。
- 前記リテーナーに前記注出口を保持するホルダーを設けた請求項6〜8のいずれかに記載の液体サーバー装置。
- 前記リテーナーに把手孔を設けた請求項6〜9のいずれかに記載の液体サーバー装置。
- 液体の入った注出口付きバッグインボックス内袋を、該内袋の収納時に注出操作が可能な状態で前記内袋を収納する函体を有するサーバーへの内袋取付方法であって、
前記サーバーに前記内袋を入れて前記函体内に設置する取り外し自在のリテーナーを設置することを特徴とするサーバーへの内袋取付方法。 - 前記内袋に、前記注出口から離間した隅部に貫通孔または折り込みからなる吊り下げ部を設け、前記リテーナーまたは前記函体内に該吊り下げ部を掛止する掛止部を設け、前記内袋を前記リテーナーに入れ、かつ前記内袋の注出口が前記吊り下げ部よりも下方となるように、前記内袋の前記吊り下げ部を前記掛止部に掛止する請求項11記載のサーバーへの内袋取付方法。
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