JP2004147618A - ヤマブシタケ入り即席汁食品 - Google Patents
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Abstract
【課題】一人が一日必要な量の健康食品のヤマブシタケを、面倒な手数を掛けて料理せずとも、無理なく自然に摂取できるヤマブシタケ入り即席汁食品を提供する。
【解決手段】生のヤマブシタケが、乾燥されて、フレーク状、顆粒状又は粉末状に粉砕されてなる、約2〜6gの重量のヤマブシタケ乾燥体を、即席汁食品の一人が一回使用する分量容器詰め密封された即席汁の乾燥具に混入する。そして、そのヤマブシタケ入り即席汁食品を日々料理して食する者が、日々必要な量の健康食品のヤマブシタケを、面倒な手数を掛けて料理せずとも、無理なく自然に摂取できるようにする。それと共に、その健康食品のヤマブシタケが、早期に腐敗するのを防ぐ。
【選択図】 図1
【解決手段】生のヤマブシタケが、乾燥されて、フレーク状、顆粒状又は粉末状に粉砕されてなる、約2〜6gの重量のヤマブシタケ乾燥体を、即席汁食品の一人が一回使用する分量容器詰め密封された即席汁の乾燥具に混入する。そして、そのヤマブシタケ入り即席汁食品を日々料理して食する者が、日々必要な量の健康食品のヤマブシタケを、面倒な手数を掛けて料理せずとも、無理なく自然に摂取できるようにする。それと共に、その健康食品のヤマブシタケが、早期に腐敗するのを防ぐ。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、生のヤマブシタケが乾燥されて粉砕されてなるヤマブシタケ乾燥体が入った即席汁食品に関する。
【0002】
【従来の技術】
ヤマブシタケは、その形状が、白い毛糸で作ったボンボンに似ている。その名称は、山伏の袈裟についている丸い飾りに似ていることに由来している。
中国では、猴頭茹(ホウトウクウ)と呼ばれ、高級食材として用いられる。
ヤマブシタケは、生活習慣病の原因物質の活性酸素を無毒化するスーパー・オキサイド・ディスムターゼという酵素を多く含んでいる。また、免疫効果を高めると言われるβ―グルカン類、脳細胞を活性化させると言われるヘリセノンなどの含有量が、他の食品に比べて極めて多い。
そのために、健康食品として、近時、注目されつつある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、生のヤマブシタケは、上記のように、特殊な形態をしていて、脆弱であり、ヒラタケ、しいたけ等の一般のきのこに比べて、その料理方法が、面倒なことが、難点の1つとなっている。そのために、広く利用されにくかった。特に、健康食品を求める老人や病弱者には、料理に手数が掛かることから、敬遠されがちであった。
また、日もちも悪く、冷蔵庫に入れても、1週間程度しかもたない。そのために、腐る前に、早めに料理して食べる必要があった。
【0004】
そこで、本発明者は、鋭意研究の結果、生のヤマブシタケを、真空凍結乾燥法(いわゆるフリーズドライ法)等により、乾燥して、フレーク状、顆粒状又は粉末状に粉砕して、袋等に容器詰め密封しておけば、その乾燥、粉砕されたヤマブシタケ乾燥体を、腐敗させずに、長期間保存し続けることが可能となることに、想到した。
また、そのヤマブシタケ乾燥体を、近時一般に広く利用されている即席みそ汁や即席スープ等の即席汁食品の袋等に容器詰め密封された乾燥具に混入しておけば、その即席汁食品を摂取する際に、生のヤマブシタケと同様な効能をもつ健康食品のヤマブシタケ乾燥体を、洗ったり、切断したりして、面倒な手数掛けて料理せずとも、日々自然に無理なく摂取できることに、想到した。
【0005】
図2は、本発明者が、群馬県桐生市の宏愛会第二リハビリテーション病院の協力を得て行った、ヤマブシタケの効能の調査結果を、示している。この実験では、同病院に入院している66〜90歳の老年痴呆患者7人に、生のヤマブシタケが、乾燥されて、フレーク状、顆粒状又は粉末状に粉砕されてなるヤマブシタケ乾燥体を、毎日約5gの重量、みそ汁に入れて、約半年間、継続して摂取してもらった後と、ヤマブシタケ乾燥体を摂取する前とにおける、その老年痴呆患者7人のFIM値(老年痴呆の自立度)の比較データーを示している。
この図2に示された実験結果によれば、ヤマブシタケ乾燥体を、毎日約5gの重量約半年間継続して摂取してもらった7人の老年痴呆患者全員のFIM値が改善していることが判る。FIM値は、その数値が大きいほど、その痴呆患者が機能的に自立していることを、示している。即ち、FIM値は、その数値が大きいほど、老年痴呆度が軽症であることを、意味している。
また、同病院の実験結果等から、ヤマブシタケ乾燥体は、成人一人が一日約2〜6gの重量摂取すれば、健康維持、健康増進のために十分であり、それ以上摂取しても、健康改善効果がさらに高まることはないことが、判明した。逆に、ヤマブシタケ乾燥体を、成人一人が一日約2gの重量よりも少ない量しか摂取しなかった場合は、健康維持、健康増進のための効果が十分得られないことも、判明した。
【0006】
そして、これらの発想及び実験結果等に基づき、生のヤマブシタケが、乾燥されて、フレーク状、顆粒状又は粉末状に粉砕されてなるヤマブシタケ乾燥体であって、健康維持及び増進のために成人一人が日々摂取するのに必要な重量のヤマブシタケ乾燥体が、一人が一回使用する分量容器詰め密封された即席汁の乾燥具に混入されてなる、即席汁食品を開発した。
【0007】
即ち、本発明は、健康維持、健康増進のために、成人一人が一日摂取するのに必要な重量のヤマブシタケ乾燥体を、面倒な手数掛けて料理せずとも、日々過不足なく自然に無理なく摂取できる、ヤマブシタケ乾燥体が容器詰め密封された即席汁の乾燥具に混入されてなる、ヤマブシタケ入り即席汁食品を提供することを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】
このようなの目的を達成するために、本発明のヤマブシタケ入り即席汁食品は、生のヤマブシタケが、乾燥されて、フレーク状、顆粒状又は粉末状に粉砕されてなる、ヤマブシタケ乾燥体が、一人が一回使用する分量袋等に容器詰め密封された即席汁の乾燥具に、約2〜6gの重量混入されてなることを特徴としている。
【0009】
このヤマブシタケ入り即席汁食品においては、生のヤマブシタケが乾燥されて水分が除去された乾燥体の状態で、即席汁の乾燥具と一緒に容器詰め密封されているために、そのヤマブシタケ乾燥体を、湿気を吸収させたり、細菌が浮遊する外気に触れさせたりして、腐敗させることなく、日もち良く、長期間保存し続けることができる。
また、そのヤマブシタケ乾燥体が、フレーク状、顆粒状又は粉末状に粉砕されて、一人が一回使用する分量の即席みそ汁や即席スープ等の即席汁の乾燥具と一緒に、約2〜6gの重量容器詰めされているために、その即席汁食品を用いて日々料理を作って食する者は、生のヤマブシタケと同様な効能をもつ健康食品のヤマブシタケ乾燥体を、面倒な手数を掛けずに、日々知らず知らずの間に、毎日必要な分量づつ、過不足なく確実に摂取し続けることが可能となる。
【0010】
【発明の実施の形態】
図1は本発明のヤマブシタケ入り即席汁食品の好適な実施の形態を示し、図1はその説明図である。以下に、このヤマブシタケ入り即席汁食品を説明する。
【0011】
図1のヤマブシタケ入り即席汁食品は、即席みそ汁食品に利用された場合の例を示している。この即席みそ汁食品は、一人が一回使用する分量の生味噌12又は乾燥味噌が収容されたアルミ箔袋製のみそ容器10と、同じく一人が一回使用する分量の乾燥ねぎ、乾燥わかめ、乾燥ふ、調味料等からなるみそ汁の乾燥具22が密封収容されたアルミ箔袋製の具容器20とから構成されている。この即席みそ汁食品によれば、その袋製のみそ容器10を破って取り出した生味噌12又は乾燥味噌と、その袋製の具容器20を破って取り出したみそ汁の乾燥具22とを、同じ汁椀に入れて、その汁椀に湯を注ぐことにより、その汁椀に一人が一回食する分量の即席みそ汁を手数を掛けずに迅速に作れる。
【0012】
以上の構成は、従来一般の即席みそ汁食品と同様であるが、図1のヤマブシタケ入り即席みそ汁食品においては、その一人が一回使用する分量の即席みそ汁の乾燥具22が収容されたアルミ箔製の具容器20に、フレーク状、顆粒状又は粉末状をしたヤマブシタケ乾燥体24が、健康維持、健康増進のために成人一人が一日必要な摂取量の約2〜6gの重量、即席みそ汁の乾燥具22に混入された状態で、容器詰め密封されている。そして、その容器詰め密封されたヤマブシタケ乾燥体24が、湿気を吸ったり、細菌が浮遊する外気に触れたりして、早期に腐敗するのが、防止されている。ヤマブシタケ乾燥体24は、生のヤマブシタケが、真空凍結乾燥法、天日乾燥法又は熱風乾燥法等により、湿度が7重量%以下等になるように乾燥された後、粉砕機等により、フレーク状、顆粒状又は粉末状に粉砕されて形成されている。
【0013】
このヤマブシタケ入り即席みそ汁食品においては、その袋製のみそ容器10を破って取り出した生味噌12又は乾燥味噌と、その袋製の具容器20を破って取り出したヤマブシタケ乾燥体24が混入されたみそ汁の乾燥具22とを、同じ汁椀(図示せず)に入れて、その汁椀に湯を注ぐことにより、その汁椀に、一人が一回食する分量のみそ汁であって、健康維持、健康増進のために成人一人が毎日摂取するのに必要な重量のヤマブシタケ乾燥体24が混入されたヤマブシタケ入りみそ汁を、手数を掛けずに、手軽に迅速に作ることができる。
そのために、その即席みそ汁食品を日々一般に利用して、みそ汁を作って食する者は、健康維持、健康増進のために成人一人が毎日摂取するのに必要な約2〜6gの重量のヤマブシタケ乾燥体24であって、生のヤマブシタケと同様な効能のある健康食品のヤマブシタケ乾燥体24を、面倒な手数を掛けずに、日々知らず知らずの間に、過不足なく確実に摂取し続けることが可能となる。
【0014】
健康維持、健康増進のために成人一人が毎日摂取するのに必要な約2〜6gの重量のヤマブシタケ乾燥体24は、即席スープ汁食品等の他の即席汁食品の一人が一回使用する分量容器詰め密封された乾燥具に混入することも、可能である。そして、そのようにすれば、その即席スープ汁食品等の即席汁食品を日々一般に利用して、スープ汁等の料理を作って食する者は、健康維持、健康増進のために成人一人が毎日摂取するのに必要な約2〜6gの重量のヤマブシタケ乾燥体24であって、生のヤマブシタケと同様な効能のある健康食品のヤマブシタケ乾燥体24を、面倒な手数を掛けずに、日々知らず知らずの間に、過不足なく確実に摂取し続けることが可能となる。
【0015】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明のヤマブシタケ入り即席汁食品によれば、日もちの悪い生のヤマブシタケを、乾燥させて粉砕した乾燥体として、そのヤマブシタケ乾燥体を、容器詰め密封した状態で、腐敗させることなく、長期間保存し続けることが可能となる。
また、本発明のヤマブシタケ入り即席汁食品を用いて、みそ汁、スープ汁等の料理を日々作って食する者は、健康維持、健康増進のために成人一人が毎日摂取するのに必要な約2〜6gの重量のヤマブシタケ乾燥体であって、生のヤマブシタケと同様な効能のある健康食品のヤマブシタケ乾燥を、面倒な手数を掛けずに、日々知らず知らずの間に、過不足なく確実に摂取し続けることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のヤマブシタケ入り即席汁食品の説明図である。
【図2】本発明のヤマブシタケ入り即席汁食品の効能説明図である。
【符号の説明】
10 みそ容器
12 生味噌
20 具容器
22 即席汁の乾燥具
24 ヤマブシタケ乾燥体
【発明の属する技術分野】
本発明は、生のヤマブシタケが乾燥されて粉砕されてなるヤマブシタケ乾燥体が入った即席汁食品に関する。
【0002】
【従来の技術】
ヤマブシタケは、その形状が、白い毛糸で作ったボンボンに似ている。その名称は、山伏の袈裟についている丸い飾りに似ていることに由来している。
中国では、猴頭茹(ホウトウクウ)と呼ばれ、高級食材として用いられる。
ヤマブシタケは、生活習慣病の原因物質の活性酸素を無毒化するスーパー・オキサイド・ディスムターゼという酵素を多く含んでいる。また、免疫効果を高めると言われるβ―グルカン類、脳細胞を活性化させると言われるヘリセノンなどの含有量が、他の食品に比べて極めて多い。
そのために、健康食品として、近時、注目されつつある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、生のヤマブシタケは、上記のように、特殊な形態をしていて、脆弱であり、ヒラタケ、しいたけ等の一般のきのこに比べて、その料理方法が、面倒なことが、難点の1つとなっている。そのために、広く利用されにくかった。特に、健康食品を求める老人や病弱者には、料理に手数が掛かることから、敬遠されがちであった。
また、日もちも悪く、冷蔵庫に入れても、1週間程度しかもたない。そのために、腐る前に、早めに料理して食べる必要があった。
【0004】
そこで、本発明者は、鋭意研究の結果、生のヤマブシタケを、真空凍結乾燥法(いわゆるフリーズドライ法)等により、乾燥して、フレーク状、顆粒状又は粉末状に粉砕して、袋等に容器詰め密封しておけば、その乾燥、粉砕されたヤマブシタケ乾燥体を、腐敗させずに、長期間保存し続けることが可能となることに、想到した。
また、そのヤマブシタケ乾燥体を、近時一般に広く利用されている即席みそ汁や即席スープ等の即席汁食品の袋等に容器詰め密封された乾燥具に混入しておけば、その即席汁食品を摂取する際に、生のヤマブシタケと同様な効能をもつ健康食品のヤマブシタケ乾燥体を、洗ったり、切断したりして、面倒な手数掛けて料理せずとも、日々自然に無理なく摂取できることに、想到した。
【0005】
図2は、本発明者が、群馬県桐生市の宏愛会第二リハビリテーション病院の協力を得て行った、ヤマブシタケの効能の調査結果を、示している。この実験では、同病院に入院している66〜90歳の老年痴呆患者7人に、生のヤマブシタケが、乾燥されて、フレーク状、顆粒状又は粉末状に粉砕されてなるヤマブシタケ乾燥体を、毎日約5gの重量、みそ汁に入れて、約半年間、継続して摂取してもらった後と、ヤマブシタケ乾燥体を摂取する前とにおける、その老年痴呆患者7人のFIM値(老年痴呆の自立度)の比較データーを示している。
この図2に示された実験結果によれば、ヤマブシタケ乾燥体を、毎日約5gの重量約半年間継続して摂取してもらった7人の老年痴呆患者全員のFIM値が改善していることが判る。FIM値は、その数値が大きいほど、その痴呆患者が機能的に自立していることを、示している。即ち、FIM値は、その数値が大きいほど、老年痴呆度が軽症であることを、意味している。
また、同病院の実験結果等から、ヤマブシタケ乾燥体は、成人一人が一日約2〜6gの重量摂取すれば、健康維持、健康増進のために十分であり、それ以上摂取しても、健康改善効果がさらに高まることはないことが、判明した。逆に、ヤマブシタケ乾燥体を、成人一人が一日約2gの重量よりも少ない量しか摂取しなかった場合は、健康維持、健康増進のための効果が十分得られないことも、判明した。
【0006】
そして、これらの発想及び実験結果等に基づき、生のヤマブシタケが、乾燥されて、フレーク状、顆粒状又は粉末状に粉砕されてなるヤマブシタケ乾燥体であって、健康維持及び増進のために成人一人が日々摂取するのに必要な重量のヤマブシタケ乾燥体が、一人が一回使用する分量容器詰め密封された即席汁の乾燥具に混入されてなる、即席汁食品を開発した。
【0007】
即ち、本発明は、健康維持、健康増進のために、成人一人が一日摂取するのに必要な重量のヤマブシタケ乾燥体を、面倒な手数掛けて料理せずとも、日々過不足なく自然に無理なく摂取できる、ヤマブシタケ乾燥体が容器詰め密封された即席汁の乾燥具に混入されてなる、ヤマブシタケ入り即席汁食品を提供することを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】
このようなの目的を達成するために、本発明のヤマブシタケ入り即席汁食品は、生のヤマブシタケが、乾燥されて、フレーク状、顆粒状又は粉末状に粉砕されてなる、ヤマブシタケ乾燥体が、一人が一回使用する分量袋等に容器詰め密封された即席汁の乾燥具に、約2〜6gの重量混入されてなることを特徴としている。
【0009】
このヤマブシタケ入り即席汁食品においては、生のヤマブシタケが乾燥されて水分が除去された乾燥体の状態で、即席汁の乾燥具と一緒に容器詰め密封されているために、そのヤマブシタケ乾燥体を、湿気を吸収させたり、細菌が浮遊する外気に触れさせたりして、腐敗させることなく、日もち良く、長期間保存し続けることができる。
また、そのヤマブシタケ乾燥体が、フレーク状、顆粒状又は粉末状に粉砕されて、一人が一回使用する分量の即席みそ汁や即席スープ等の即席汁の乾燥具と一緒に、約2〜6gの重量容器詰めされているために、その即席汁食品を用いて日々料理を作って食する者は、生のヤマブシタケと同様な効能をもつ健康食品のヤマブシタケ乾燥体を、面倒な手数を掛けずに、日々知らず知らずの間に、毎日必要な分量づつ、過不足なく確実に摂取し続けることが可能となる。
【0010】
【発明の実施の形態】
図1は本発明のヤマブシタケ入り即席汁食品の好適な実施の形態を示し、図1はその説明図である。以下に、このヤマブシタケ入り即席汁食品を説明する。
【0011】
図1のヤマブシタケ入り即席汁食品は、即席みそ汁食品に利用された場合の例を示している。この即席みそ汁食品は、一人が一回使用する分量の生味噌12又は乾燥味噌が収容されたアルミ箔袋製のみそ容器10と、同じく一人が一回使用する分量の乾燥ねぎ、乾燥わかめ、乾燥ふ、調味料等からなるみそ汁の乾燥具22が密封収容されたアルミ箔袋製の具容器20とから構成されている。この即席みそ汁食品によれば、その袋製のみそ容器10を破って取り出した生味噌12又は乾燥味噌と、その袋製の具容器20を破って取り出したみそ汁の乾燥具22とを、同じ汁椀に入れて、その汁椀に湯を注ぐことにより、その汁椀に一人が一回食する分量の即席みそ汁を手数を掛けずに迅速に作れる。
【0012】
以上の構成は、従来一般の即席みそ汁食品と同様であるが、図1のヤマブシタケ入り即席みそ汁食品においては、その一人が一回使用する分量の即席みそ汁の乾燥具22が収容されたアルミ箔製の具容器20に、フレーク状、顆粒状又は粉末状をしたヤマブシタケ乾燥体24が、健康維持、健康増進のために成人一人が一日必要な摂取量の約2〜6gの重量、即席みそ汁の乾燥具22に混入された状態で、容器詰め密封されている。そして、その容器詰め密封されたヤマブシタケ乾燥体24が、湿気を吸ったり、細菌が浮遊する外気に触れたりして、早期に腐敗するのが、防止されている。ヤマブシタケ乾燥体24は、生のヤマブシタケが、真空凍結乾燥法、天日乾燥法又は熱風乾燥法等により、湿度が7重量%以下等になるように乾燥された後、粉砕機等により、フレーク状、顆粒状又は粉末状に粉砕されて形成されている。
【0013】
このヤマブシタケ入り即席みそ汁食品においては、その袋製のみそ容器10を破って取り出した生味噌12又は乾燥味噌と、その袋製の具容器20を破って取り出したヤマブシタケ乾燥体24が混入されたみそ汁の乾燥具22とを、同じ汁椀(図示せず)に入れて、その汁椀に湯を注ぐことにより、その汁椀に、一人が一回食する分量のみそ汁であって、健康維持、健康増進のために成人一人が毎日摂取するのに必要な重量のヤマブシタケ乾燥体24が混入されたヤマブシタケ入りみそ汁を、手数を掛けずに、手軽に迅速に作ることができる。
そのために、その即席みそ汁食品を日々一般に利用して、みそ汁を作って食する者は、健康維持、健康増進のために成人一人が毎日摂取するのに必要な約2〜6gの重量のヤマブシタケ乾燥体24であって、生のヤマブシタケと同様な効能のある健康食品のヤマブシタケ乾燥体24を、面倒な手数を掛けずに、日々知らず知らずの間に、過不足なく確実に摂取し続けることが可能となる。
【0014】
健康維持、健康増進のために成人一人が毎日摂取するのに必要な約2〜6gの重量のヤマブシタケ乾燥体24は、即席スープ汁食品等の他の即席汁食品の一人が一回使用する分量容器詰め密封された乾燥具に混入することも、可能である。そして、そのようにすれば、その即席スープ汁食品等の即席汁食品を日々一般に利用して、スープ汁等の料理を作って食する者は、健康維持、健康増進のために成人一人が毎日摂取するのに必要な約2〜6gの重量のヤマブシタケ乾燥体24であって、生のヤマブシタケと同様な効能のある健康食品のヤマブシタケ乾燥体24を、面倒な手数を掛けずに、日々知らず知らずの間に、過不足なく確実に摂取し続けることが可能となる。
【0015】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明のヤマブシタケ入り即席汁食品によれば、日もちの悪い生のヤマブシタケを、乾燥させて粉砕した乾燥体として、そのヤマブシタケ乾燥体を、容器詰め密封した状態で、腐敗させることなく、長期間保存し続けることが可能となる。
また、本発明のヤマブシタケ入り即席汁食品を用いて、みそ汁、スープ汁等の料理を日々作って食する者は、健康維持、健康増進のために成人一人が毎日摂取するのに必要な約2〜6gの重量のヤマブシタケ乾燥体であって、生のヤマブシタケと同様な効能のある健康食品のヤマブシタケ乾燥を、面倒な手数を掛けずに、日々知らず知らずの間に、過不足なく確実に摂取し続けることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のヤマブシタケ入り即席汁食品の説明図である。
【図2】本発明のヤマブシタケ入り即席汁食品の効能説明図である。
【符号の説明】
10 みそ容器
12 生味噌
20 具容器
22 即席汁の乾燥具
24 ヤマブシタケ乾燥体
Claims (3)
- 生のヤマブシタケが、乾燥されて、フレーク状、顆粒状又は粉末状に粉砕されてなる、ヤマブシタケ乾燥体が、一人が一回使用する分量容器詰め密封された即席汁の乾燥具に、約2〜6gの重量混入されてなることを特徴とするヤマブシタケ入り即席汁食品。
- 前記ヤマブシタケ乾燥体が、生のヤマブシタケが、真空凍結乾燥法により、乾燥されて、フレーク状、顆粒状又は粉末状に粉砕されてなるものである請求項1記載のヤマブシタケ入り即席汁食品。
- 前記即席汁の乾燥具が、即席みそ汁の乾燥具である請求項1又は2記載のヤマブシタケ入り即席汁食品。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002319559A JP2004147618A (ja) | 2002-11-01 | 2002-11-01 | ヤマブシタケ入り即席汁食品 |
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002319559A JP2004147618A (ja) | 2002-11-01 | 2002-11-01 | ヤマブシタケ入り即席汁食品 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2004147618A true JP2004147618A (ja) | 2004-05-27 |
Family
ID=32462373
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002319559A Pending JP2004147618A (ja) | 2002-11-01 | 2002-11-01 | ヤマブシタケ入り即席汁食品 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2004147618A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN103798866A (zh) * | 2012-11-14 | 2014-05-21 | 张宝静 | 一种栗蘑汤食品制作加工工艺 |
CN111034757A (zh) * | 2019-12-23 | 2020-04-21 | 上海元祖梦果子股份有限公司 | 一种猴头菇酥的配方及其制作方法 |
-
2002
- 2002-11-01 JP JP2002319559A patent/JP2004147618A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN103798866A (zh) * | 2012-11-14 | 2014-05-21 | 张宝静 | 一种栗蘑汤食品制作加工工艺 |
CN111034757A (zh) * | 2019-12-23 | 2020-04-21 | 上海元祖梦果子股份有限公司 | 一种猴头菇酥的配方及其制作方法 |
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