JP2004147167A - カラー画像処理装置 - Google Patents

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堂国 賢治
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Abstract

【構成】ページ分割コピーにおいて、ページの左右でカラーかモノクロかを別々に選択できるように、ユーザーインターフェースを構成する。次原稿受付機能の使用時には、次原稿毎にカラーかモノクロかを選択できるように、ユーザーインターフェースを構成する。
【効果】ページ分割コピーなどにおいて、ページ毎にユーザーがカラーかモノクロか選択できる。
【選択図】  図3

Description

【0001】
【発明の利用分野】
この発明はカラープリンタやカラーファクシミリ、カラースキャナなどのカラー画像の処理装置に関する。
【0002】
【従来技術】
【0003】
【特許文献1】特開2002−44466号公報
【0004】
上記特許文献1は、読み取った画像がカラーか白黒かを判別し、カラー画像であれば自動的にカラープリントし、白黒画像であれば白黒でコピーすることを記述している。またカラーか白黒かの判別単位は、ページよりも小さな単位であるバンドである。
【0005】
ところでページの一部のみがカラーである場合、カラーではなく白黒でコピーしたい場合がある。例えばページの一部でもカラープリントすると、トナーの現像定着のプロセスを複数回繰り返さなければならないので、コピー時間が長くなる。また重要な写真や図だけをカラープリントして、他は原稿がカラーでも白黒でコピーしたいことがある。カラー画像を検出すると自動的にカラープリントするのでは、このような要求に応えることができない。
【0006】
【発明の課題】
この発明の課題は、ページ分割機能や次原稿受付機能を用いて、複数ページや複数枚の原稿、あるいは複数の原稿束を読み取る際に、カラー画像として処理するか、モノクロ画像として処理するか、原稿のページ毎や1枚毎にあるいは原稿束毎に、ユーザーが選択できるようにすることにある(請求項1〜7)。
【0007】
【発明の構成】
この発明は、見開き原稿をカラースキャナで読み取った際に、見開き原稿の左右を別々のページとして処理するページ分割機能を備えたカラー画像処理装置において、前記左右の各ページに対して、画像をカラー画像とするかモノクロ画像とするかをユーザーが個別に選択できるように、ユーザーインターフェースを構成したことを特徴とする(請求項1)。
【0008】
好ましくは、前記ユーザーインターフェースを、ページ分割機能を用いるかどうかのユーザーの入力をガイダンスし、次いでカラー画像とするかモノクロ画像とするかをユーザーが左右の各ページ毎に入力できるようにガイダンスするように構成する(請求項2)。
【0009】
またこの発明は、原稿台上の複数枚の原稿をカラースキャナで連続的に読み取るための次原稿受付機能を備えたカラー画像処理装置において、前記複数枚の原稿の1枚毎に、画像をカラー画像とするかモノクロ画像とするかを、ユーザーが個別に選択できるように、ユーザーインターフェースを構成したことを特徴とする(請求項3)。
好ましくは、前記ユーザーインターフェースを、次原稿の有無のユーザーの入力をガイダンスし、次いで次原稿をカラー画像とするかモノクロ画像とするかのユーザーの入力をガイダンスするように構成する(請求項4)。
【0010】
またこの発明は、原稿束から原稿を1枚ずつカラースキャナへ供給するための給紙装置を備えると共に、複数の原稿束をカラースキャナで連続的に読み取るための次原稿受付機能を備えたカラー画像処理装置において、前記原稿束間で、画像をカラー画像とするかモノクロ画像とするかを、ユーザーが選択できるように、ユーザーインターフェースを構成したことを特徴とする(請求項5)。
好ましくは、1つの原稿束内でも、ページ単位で画像をカラー画像とするかモノクロ画像とするかを、ユーザーが選択できるように、ユーザーインターフェースを構成する(請求項6)。
【0011】
読み取った画像の用途は、カラーファクシミリや単なる画像データとして蓄積するものでも良いが、好ましくは読み取った画像をカラープリントするためのカラープリンタを設けて、カラープリントできるようにする(請求項7)。
【0012】
【発明の作用と効果】
この発明のカラー画像処理装置では、ページ分割機能を用いて、見開き原稿を左右の2ページにコピーする場合に、ユーザーは左右の各ページに対して、カラー画像とするかモノクロ画像とするかを選択できる。このため、カラー画像が含まれてはいるがモノクロでよい場合などは、モノクロで処理することができ便利である(請求項1)。
【0013】
請求項2の発明では、ページ分割機能を用いて見開き原稿の左右を別のページとして処理するかどうかの入力をガイダンスし、次いで左右の各ページをカラー画像とするかモノクロ画像とするかの入力をガイダンスするので、ユーザーに取っての操作性が良い(請求項2)。
【0014】
またこの発明では、次原稿受付機能を用いて原稿台上の複数枚の原稿をカラースキャナで連続的に読み取る際に、原稿の1枚毎にカラー画像とするかモノクロ画像とするかを個別に選択できるので、便利である(請求項3)。
請求項4の発明では、次原稿の有無の入力をガイダンスし、次いで次原稿をカラー画像とするかモノクロ画像とするかの入力をガイダンスするので、ユーザーは次原稿受付機能を用いる際に、カラーかモノクロかの選択操作が容易である。
【0015】
さらにこの発明では、ADF(自動給紙装置)と次原稿受付機能とを用いて、複数の原稿束を連続してカラースキャナで読み取る際に、少なくとも原稿束単位でカラーかモノクロかを選択できるので便利である(請求項5)。
請求項6の発明では特に、ページ単位でカラーかモノクロかを選択できるので、原稿束の一部のページをカラー画像とし、他をモノクロ画像とすることができ、便利である。
【0016】
請求項7の発明では、読み取った画像をカラープリンタでカラープリントできるので、必要なページのみをカラープリントすることにより、トナーの消費量を削減する、あるいはプリントに要する時間を短縮するなどのことができる。
【0017】
【実施例】
図1〜図7に、実施例を示す。これらの図において、カラー画像処理装置2は、カラースキャナ4の他に、カラープリンタ24やカラーファクシミリ26、LANインターフェース28などを備え、実質的にはスキャナ,コピー,プリンタ,ファクシミリ兼用の複合機である。カラースキャナ4には透明なガラスの原稿台を設けて、原稿台上に見開き原稿などの原稿を載置して、CCDなどのカラーセンサ8で原稿画像を読み取れるようにする。原稿台上の原稿を読み取ることを、以下FBS読み取りという。またADF(自動給紙装置)6を設けて、複数枚の原稿を自動的に1枚ずつ、カラーセンサ8での読み取り位置へと給紙できるようにする。ADF6を用いた読み取りを、ADF読み取りという。光学系駆動部10は、カラーセンサ8やミラーなどの光学系を、ADFでの読み取り位置へと移動させる。光学系駆動部10は、FBS読み取りの際に、カラーセンサ8やミラーなどを運動させて、読み取りを可能にする。
【0018】
カラーセンサ8は、例えばRGB各々のラインセンサを備え、各ラインセンサを用いて、RGB画像としてカラー画像を読み取り、出力形態はRGB各8ビットなどの階調画像である。カラーセンサ8がモノクロ画像としても画像を読み取る場合、例えば後述の画像処理部16でカラー画像をLabやCMYKなどの画像空間を介して、モノクロ画像に変換する。しかしカラーセンサ8で、例えばG(緑)などの一種類のラインセンサを用いて、最初からモノクロ画像として画像を読み取っても良い。ページ分割機能を用いて1枚の見開き原稿を左右2ページの画像として読み取る場合で、左右のページの一方がカラー読み取りで他方がモノクロ読み取りの場合、原稿サイズから読み取りライン数(走査ライン数)を決定して、所定のライン数分原稿を読み取ることにより、原稿の副走査方向(長手方向)の中央まで読み取ると、画像の処理条件をカラーとモノクロとの間で変更する。カラーセンサ8の出力はアナログフロントエンドプロセッサ(AFE)12へ送られ、増幅とAD変換とを受けた後に、シェーディング補正部14で、照明ばらつきの影響やカラーセンサ8での光素子毎の出力ばらつきなどを補正する。
【0019】
画像処理部16で縮小・拡大や回転,尖鋭化や平滑化などの画像処理を施す。またカラーセンサ8からシェーディング補正部14までで生じたデバイス依存性を補償し、デバイスから独立したカラー画像に変換する。また画像処理部16は、カラー画像を例えば多値画像(階調画像)のまま出力する。画像処理部16はカラーからモノクロへの画像変換を行い、例えばRGBカラー画像をLab画像に変換し、その内のL成分(明度成分)を用いてモノクロ画像とする。あるいはRGB画像をCMYK画像などに変換して、そのK成分(黒成分)をモノクロ画像として用いても良い。モノクロ画像は、画像処理装置をスキャナとして用いるときは多値画像として出力し、プリンタやファクシミリ装置として用いるときは、例えば2値化して出力する。さらにページ分割機能を用いて、1枚の見開き原稿を左右2ページとして読み取る場合、例えば画像処理部16で、読み取り画像を左右2ページに分割する。この場合において、左右のページで読み取り条件がカラーとモノクロとに変化する場合、画像処理部での処理条件を変更する。そして処理条件の変更のタイミングは、読み取り済みのライン数に基づいて決定する。
【0020】
20は画像バスで、22はコマンドバスであり、24はカラープリンタで、例えばCMYKの4色のトナーを用い、カラープリントする。26はカラーファクシミリで、モノクロやカラーのファクシミリの送受信を行う。28はLANインターフェースで、カラー画像処理装置2をネットワークに接続し、ネットワークプリンタやネットワークスキャナ、あるいはネットワークファクシミリ装置として、カラー画像処理装置2を動作させる。記憶部30は、読み取ったカラーやモノクロの画像あるいは受信した画像を記憶する。記憶部30は設けなくても良い。
【0021】
32はユーザーインターフェースで、カラー画像処理装置2の機側に設けた入力部34からユーザーの入力を受け付け、同様に機側に設けた表示部36で種々の表示を行う。入力部34や表示部36はLCDやタッチパネル、テンキー、スタートキーなどからなる。ユーザーインターフェース32はこれ以外に、LANインターフェース28を介して、ネットワークに接続されたクライアントからの操作入力を受け付け、クライアントに対して設定画面などの表示を送出することを処理する。
【0022】
ユーザーインターフェース32には条件記憶部38を設け、ユーザーがコピー(以下プリントということがある)やファクシミリ,スキャンなどの操作に対して入力した、動作条件を記憶する。例えばページ分割機能を用いたコピー(ページ分割コピー)を行うかどうか、ページ分割コピーを行う場合、左右の各ページを白黒とするかカラーとするか、などの入力を記憶する。また次原稿受付機能を用いてコピーする場合、次原稿の有無や、次の原稿はカラーかモノクロ(白黒)かなどを記憶する。さらに両面コピーを行うかなどのその他の条件を記憶する。
【0023】
40は次原稿受付機能処理部で、次原稿受付機能を用いる場合、次の原稿が無くなるまで原稿の読み取りを繰り返すようにADF6や光学系駆動部10などに指示し、かつ原稿の1枚毎にカラーかモノクロかの読み取り条件をカラーセンサ8に指定する。42はページ分割機能処理部で、原稿台上の見開き原稿に対して、原稿をその中央部で左右に2分割して2ページの画像として読み込むことを指示し、また左右の各ページに対して、カラーかモノクロかの読み取り条件をカラーセンサ8に指示する。次原稿受付機能処理部40やページ分割機能処理部42からの指示は、コマンドバス22を介して、カラースキャナ4へ入力される。読み取りモードがカラーかモノクロかはカラーセンサ8へ入力されるが、カラーセンサ8では原稿をカラーで読み取り、画像処理部16でカラーからモノクロに変換するようにしても良い。
【0024】
図2に、ページ分割コピーでの操作手順を示す。例えばカラー画像入りのブック原稿50を、見開き原稿としてFBSで読み取るものとする。ここでユーザーは表示部36などを介して、ページ分割コピーを行う旨をユーザーインターフェース32に入力する。すると表示部36には、ページ分割機能選択画面52が表示され、ページ分割コピーを行う旨と、原稿を表裏2ページではなく左右2ページに分割してコピーする旨が表示される。「左右」の表示の下に切替キーが表示され、このキーにタッチすると、分割条件が左右2ページではなく表裏2ページへと変化する。
【0025】
次いで表示部36には、カラー/モノクロ選択画面53が表示され、表示のデフォールト値は左右(表裏)ともモノクロ、または左右(表裏)ともカラーのいずれかである。図2では、左右各ページともカラーでプリントする旨が表示され、「カラー」の下に切替キーが表示されているので、これにタッチすることにより、左右の2ページについてカラーかモノクロかを個別に選択できる。図2のカラー/モノクロ選択画面54では、左側のページがカラープリントされ、右側のページがモノクロコピーされることが表示されている。ここでスタートキー55を押下すると、見開き原稿1枚(左右2ページ)分のカラースキャンが行われ、左側のページはカラープリントされ、右側のページはモノクロプリントされる。
【0026】
スタートキー55が押下され、他の入力がなされない場合、次も同様にページ分割機能を用いて左右2ページのコピーがなされるものとして、カラー/モノクロ選択画面54が表示される。ここで左右両ページともモノクロにする場合、「カラー」の下の切替キーにタッチすればよい。また図2に示す例とは逆に、左側をモノクロに、右側をカラーにする場合、左右それぞれの切替キーにタッチすればよい。このように、ページ分割機能によるコピー(プリント)を実行する間に、次の原稿をセットし、左右のページ毎にカラーかモノクロかを選択してスタートキーを押下すると、カラープリントができる。なおオールクリアなどの他の入力を行うと、ページ分割コピーの機能が解除される。実施例ではページ分割コピーは原稿台を用いてFBS読み取りするものとしたが、1枚の大きな原稿を見開き原稿と見なして、左右2ページあるいは表裏2ページの原稿に変換するように、ADF読み取りしてもよい。
【0027】
図3に、ページ分割コピーでのアルゴリズムを示す。ステップ1でページ分割を行うかどうかをユーザーに問い合わせ、ページ分割を行わない場合、コピー条件の入力を受け付け(ステップ2)、コピーを実行する(ステップ3)。ページ分割を行う場合、1枚の原稿の左右を、プリント用紙では左右2ページに分割するのか、両面2ページとするのか、などのコピー条件の入力を求める(ステップ4)。そしてページ分割した左右それぞれのページに対する、カラーかモノクロか入力を求める(ステップ5)。
【0028】
これらの条件が入力されると、ステップ6でカラーあるいはモノクロのコピーを実行し、ステップ7で次のコピーの有無の入力を検出する。次のコピーが存在する場合、コピー条件に変化がなければ、ページ分割コピーの場合はステップ5へジャンプする。これはカラーかモノクロかの指定が原稿毎に変化するものとして、原稿毎にかつ左右独立にカラーかモノクロかを指定できるようにするためである。ページ分割コピーでなく、かつコピー条件に変化がなければ、例えばステップ3へジャンプする。コピー条件に変更がある場合、コピー条件の変更に従って、いずれかのステップに戻り、例えばステップ1へジャンプする。
【0029】
図4〜図7に、次原稿受付機能を用いた際の操作手順や、ユーザーインターフェースのアルゴリズムを示す。FBSでの読み取りの場合、次原稿の有無に関するデフォールト値は「有」であり、ADFでの読み取りの場合、次原稿の受付に関するデフォールト値は「無」である。例えば次原稿受付機能がオフの場合、表示部36には次原稿受付機能選択画面61が表示され、ユーザーがここから切替キーにタッチすると、次原稿受付機能画面62が表示され、次原稿の受付機能が「有」にセットされる。ここから「有」の下の切替キーにタッチすると、次原稿「無」とされる。また読み取りは例えば「カラー」とされているが、切替キーにタッチすると「白黒」に変化する。このようにして次原稿を「有」にセットし、読み取りを「カラー」として、スタートキー63を押下すると、読み取りを実行する。以降の原稿に対しては、選択画面62から次原稿の有無やカラーかモノクロかなどの読み取り条件を指定し、スタートキー63を押下すると、次々と原稿が1枚ずつ読み込まれる。
【0030】
ここでADFを用いる場合、次の原稿を読み込むまでの間隔は数秒程度しかないので、基本的にページ間での操作入力を不要にし、設定を変更する場合のみ、変更したいページの読み取り開始直前に設定変更操作の入力を行えばよい。このようにADF読み取り中に設定変更操作が行われれば、次のページから変更後の条件が適用される。それ以外の場合は、前の読み取り条件と同じ条件で、読み取りを行うものとする。
【0031】
図5に、FBSを用いる場合の、次原稿受付機能でのユーザーインターフェースのアルゴリズムを示す。ステップ11でカラーかモノクロかなどのコピー条件を受け付け、スタートキーが押下されると(ステップ12)、原稿がセットされているかどうかをチェックし(ステップ13)、セットされていない場合「原稿をセットして下さい」などを表示する(ステップ14)。
【0032】
そしてステップ15で、カラーかモノクロかの指定されたモードで画像を読み取り、これと同時にあるいは読み取りを終了すると、図4の選択画面62などを表示して、次原稿の受付を行い(ステップ16)、所定時間の間に次原稿有りの入力がされなかったか、または次原稿無しの入力がされた場合(ステップ17〜19)、読み取り済みの原稿を、カラーあるいはモノクロでプリントする。次原稿有りの入力がされると(ステップ17)、カラーかモノクロかの選択(ステップ11)に戻り、指定された条件で次のページを読み込む。
【0033】
図6,図7にADFと次原稿受付機能とを用いて、複数の原稿束を読み取り、原稿束間やページ間でカラーかモノクロかの読み取り画像の種類を変更する際の、ユーザーインターフェースアルゴリズムを示す。最初にステップ21で、カラーかモノクロかなどの画像の読み取り条件や、次原稿受付機能を用いるか(「次原稿有り」)、あるいは次原稿受付機能を用いないか(「次原稿無し」)などの条件についての、ユーザーの入力を受け付ける。ステップ22でスタートキーが押下されるのを待ち、ステップ23で原稿のセットの有無を検出し、未セットの場合はステップ24で、原稿のセットを促す。ここで原稿は、複数枚の原稿からなる原稿束として、ADFにセットされるものとする。
【0034】
スタートキーが押下され、原稿がセットされていると、ステップ25で原稿の読み取りを開始し、ステップ26、27で次原稿の受付状態をチェックし、「次原稿有り」の場合は、ステップ28で次ページの有無をチェックし、次ページ有りの場合、ステップ29で読み取り条件変更の入力の有無をチェックする。そして変更が有れば、変更後の読み取り条件で次のページを読み取り(ステップ30)、変更がなければ、前のページと同じ読み取り条件で次のページを読み取る(ステップ31)。また次のページが無い場合、ステップ32で例えば所定時間待機した後に、1つの原稿束の読み取りが終わり、次の原稿束を読み取るものとしてステップ21へ戻る。
【0035】
これらのため、原稿束間で、カラーかモノクロかなどの読み取り条件をユーザーが選択できる(ステップ21)。また1つの原稿束のページ間でも、カラーかモノクロかなどの読み取り条件を変更でき(ステップ29)、読み取り条件が変更されると、次ページ以降の各ページの読み取り条件が変更される。
【0036】
「次原稿有り」の入力がなされていない場合(ステップ27)、ステップ35で「次原稿無し」と入力されているかどうをかをチェックし、「次原稿有り」との入力も「次原稿無し」との入力もなされていない場合、ステップ36で次ページの有無をチェックする。そして次ページが有れば、ステップ37で読み取り条件変更の入力の有無をチェックし、変更が有れば、変更後の読み取り条件で次のページを読み取り(ステップ38)、変更がなければ、前のページと同じ読み取り条件で次のページを読み取る(ステップ39)。
【0037】
ステップ36で次ページが無いことを検出した場合、読み取りを終了するかどうかをステップ41で判断し、終了する場合、次原稿の受付を終了して、ジョブを終了する。また読み取りを終了しない場合、ステップ27へ戻る。
【0038】
ステップ35で、「次原稿無し」の入力がされていることを検出した場合、結合子▲3▼から7のステップ45へ移り、次ページの有無をステップ45でチェックし、次ページが有る場合、ステップ46で読み取り条件変更の入力の有無をチェックし、変更が有れば、変更後の読み取り条件で次のページを読み取り(ステップ47)、変更がなければ、前のページと同じ読み取り条件で次のページを読み取る(ステップ48)。また次ページが無い場合、ステップ50から読み取りを終了する。
【0039】
なお図5〜図7の各アルゴリズムでは、原稿を例えば所定枚数読み取り・蓄積すると、読み取りの終了を待たずに、指定されたカラーかモノクロかの条件に応じて、自動的に画像をプリントするものとする。また図6,図7のアルゴリズムでは、原稿はほぼ連続して数秒程度の間隔で読み込まれるので、読み取り条件の変更が有れば、それ以降のページについて変更後の読み取り条件を適用するようにして、読み取り条件の変更がある場合のみ、読み取り条件の入力が必要なようにしている。
【0040】
実施例では、読み取った原稿はカラープリントするものとしたが、カラーファクシミリしても、あるいは記憶部などに蓄積しても良い。実施例では、ページ分割機能や次原稿受付機能を用いたコピーで、ページ毎にあるいは原稿束毎にカラーかモノクロかを指定できるので、原稿の種類により一律にカラーかモノクロかを定める場合よりも、便利である。さらにADFにより両面読み取りが可能な場合、表面と裏面とでカラーかモノクロかなどの読み取り条件を変更できるようにユーザーインターフェースを構成しても良い。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例のカラー画像処理装置のブロック図
【図2】実施例でのページ分割コピー時の操作手順を示す図
【図3】実施例でのページ分割コピーのユーザーインターフェースアルゴリズムを示すフローチャート
【図4】実施例の次原稿受付機能での操作手順を示す図
【図5】実施例でのFBSを用いた次原稿受付機能での、ユーザーインターフェースアルゴリズムを示すフローチャート
【図6】実施例でのADFを用いた次原稿受付機能での、ユーザーインターフェースアルゴリズムを示すフローチャート
【図7】図6の結合子▲3▼以降のユーザーインターフェースアルゴリズムを示すフローチャート
【符号の説明】
2     カラー画像処理装置
4     カラースキャナ
6     ADF
8     カラーセンサ
10    光学系駆動部
12    アナログフロントエンドプロセッサ(AFE)
14    シェーディング補正部
16    画像処理部
20    画像バス
22    コマンドバス
24    カラープリンタ
26    カラーファクシミリ
28    LANインターフェース
30    記憶部
32    ユーザーインターフェース
34    入力部
36    表示部
38    条件記憶部
40    次原稿受付機能処理部
42    ページ分割機能処理部
50    ブック原稿
52    ページ分割機能選択画面
53,54 カラー/モノクロ選択画面
55,63 スタートキー押下
61,62 次原稿受付機能選択画面

Claims (7)

  1. 見開き原稿をカラースキャナで読み取った際に、見開き原稿の左右を別々のページとして処理するページ分割機能を備えたカラー画像処理装置において、
    前記左右の各ページに対して、画像をカラー画像とするかモノクロ画像とするかをユーザーが個別に選択できるように、ユーザーインターフェースを構成したことを特徴とする、カラー画像処理装置。
  2. 前記ユーザーインターフェースを、ページ分割機能を用いるかどうかのユーザーの入力をガイダンスし、次いでカラー画像とするかモノクロ画像とするかをユーザーが左右の各ページ毎に入力できるようにガイダンスするように構成したことを特徴とする、請求項1のカラー画像処理装置。
  3. 原稿台上の複数枚の原稿をカラースキャナで連続的に読み取るための次原稿受付機能を備えたカラー画像処理装置において、
    前記複数枚の原稿の1枚毎に、画像をカラー画像とするかモノクロ画像とするかを、ユーザーが個別に選択できるように、ユーザーインターフェースを構成したことを特徴とする、カラー画像処理装置。
  4. 前記ユーザーインターフェースを、次原稿の有無の入力をガイダンスし、次いで次原稿をカラー画像とするかモノクロ画像とするかの入力をガイダンスするように構成したことを特徴とする、請求項3のカラー画像処理装置。
  5. 原稿束から原稿を1枚ずつカラースキャナへ供給するための給紙装置を備えると共に、複数の原稿束をカラースキャナで連続的に読み取るための次原稿受付機能を備えたカラー画像処理装置において、
    前記原稿束間で、画像をカラー画像とするかモノクロ画像とするかを、ユーザーが選択できるように、ユーザーインターフェースを構成したことを特徴とする、カラー画像処理装置。
  6. 1つの原稿束内でも、ページ単位で画像をカラー画像とするかモノクロ画像とするかを、ユーザーが選択できるように、前記ユーザーインターフェースを構成したことを特徴とする、請求項5のカラー画像処理装置。
  7. 前記読み取った画像をカラープリントするためのカラープリンタを設けたことを特徴とする、請求項1〜6のいずれかのカラー画像処理装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011193127A (ja) * 2010-03-12 2011-09-29 Kyocera Mita Corp 画像処理装置,画像形成装置

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