JP2004142769A - エアゾール製品のガス抜き方法およびエアゾール製品のガス抜き用容器 - Google Patents
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Abstract
【課題】エアゾール製品のガス抜き作業の簡単化を図るとともに、ガス抜き作業時に残留内容物などが作業者に飛散することを確実に防止する。
【解決手段】エアゾール製品2の残留ガスをガス抜き用容器1に入れてそこから外部空間に排出する。作業手順は、先ずエアゾール製品2のステム24とガス抜き用容器1のステム14とを筒状のコネクタ部材16に取り付ける。次に、エアゾール製品2をガス抜き用容器1に対し相対的に押し下げて、ステム24,14を作動モードに設定する。これにより、エアゾール製品2の残留ガスや残留内容物(原液)がガス抜き用容器1の内部空間に直に移動する。移動後の残留ガスは当該容器のクリンチ部12aや環状ラバー15から外部空間に漏洩していく。クリンチ部12aにはガスケット22bを介在させていない。環状ラバー15には、エアゾール製品のステムラバーとは違ってリーク性の高いものを用いる。
【選択図】 図3
【解決手段】エアゾール製品2の残留ガスをガス抜き用容器1に入れてそこから外部空間に排出する。作業手順は、先ずエアゾール製品2のステム24とガス抜き用容器1のステム14とを筒状のコネクタ部材16に取り付ける。次に、エアゾール製品2をガス抜き用容器1に対し相対的に押し下げて、ステム24,14を作動モードに設定する。これにより、エアゾール製品2の残留ガスや残留内容物(原液)がガス抜き用容器1の内部空間に直に移動する。移動後の残留ガスは当該容器のクリンチ部12aや環状ラバー15から外部空間に漏洩していく。クリンチ部12aにはガスケット22bを介在させていない。環状ラバー15には、エアゾール製品のステムラバーとは違ってリーク性の高いものを用いる。
【選択図】 図3
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、エアゾール製品の残留ガス(噴射剤)を外部空間に排出する方法およびそのためのガス抜き用容器に関し、特にエアゾール製品を廃棄するなどに先立って必要なガス抜き作業の安全化を図るようにしたものである。
【0002】
なお、エアゾール製品の噴射剤として用いられる液化ガスおよび圧縮ガスのいずれも本発明のガス抜き処理の対象となる。
【0003】
一般に、エアゾール容器の焼却にともなう爆発事故などを防ぐため、エアゾール容器を廃棄する場合には、廃棄処理に先立ちその中の残留物を抜き取る作業が行なわれている。
【0004】
このとき、残留内容物(原液)や残留ガスが作業者に飛散しないことが望ましく、本発明はこのような要請に応えるものである。
【0005】
【従来の技術】
従来の、エアゾール容器のガス抜き作業時における残留内容物などの飛散防止を意図した形のガス抜き手法としては、
・天面中央部に孔部を形成した(エアゾール容器用の)蓋の上下を逆にして、その内側空間部に液体吸収剤(フェルト,スポンジ,吸水性の紙,吸油性の紙,布など)を装填し、
・この装填後の蓋の孔部にガス抜き対象のエアゾール容器のステムを挿入し、
・この挿入後の蓋を押し下げて当該蓋の一部をマウンティングカップの凹上部に係合させ、ステムがスプリングの上方向への弾性力に抗して下動した形のガス抜きモードとして、これを自己保持し、
・この自己保持状態で、蓋の内側空間部の液体吸収剤を介してエアゾール容器の内容物や残留ガスを外部空間に噴出させる、
などの方法を用いている(例えば特許文献1参照)。
【0006】
【特許文献1】
特許第2941761号公報
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
このような液体吸収剤を利用したガス抜き手法の場合、残留内容物(原液)や残留ガスが作業者に飛散することを防止できるものの、液体吸収剤を蓋の内部空間に装填する手間が大変であり、また、液体吸収剤の装填が不十分な空間域が生じるとそこから残留内容物などが作業者の方に飛散してしまうという問題点があった。
【0008】
そこで、本発明では、ガス抜き対象のエアゾール製品とは別に、いわばガスのリーク性能を高くしたガス抜き用容器を準備し、エアゾール容器の残留ガスおよび残留内容物をこのガス抜き用容器に移してそこから当該ガスを外部空間に漏洩させ、これによりエアゾール製品のガス抜き作業の簡単化を図るとともに、ガス抜き作業時に残留内容物などが作業者に飛散することを確実に防止して、ガス抜き作業のクリーン化を図ることを目的とする。
【0009】
また、エアゾール製品の残留内容物をガス抜き用容器に回収して、当該内容物の有効利用化を図ることを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
本発明は、以上の課題を次のようにして解決する。
(1)エアゾール製品内部の残留ガスを、この製品(例えば後述のエアゾール製品2)とは別のガス抜き用容器(例えば後述のガス抜き用容器1)に入れてそこから外部空間に排出するガス抜き方法を用いるに際し、前記エアゾール製品を前記ガス抜き用容器の開口部(例えば後述のステム14の内部通路14b)に接続した状態で、前記残留ガスを当該ガス抜き用容器に移動させ、この移動後のガスを、前記ガス抜き用容器のリーク作用部(例えば後述のクリンチ部12a,環状ラバー15)から前記外部空間に漏洩させる。
(2)上記(1)において、前記ガス抜き用容器として、エアゾール製品の静止モードおよび作動モードのそれぞれに対応した状態をとりえるものを用い、前記残留ガスの前記ガス抜き用容器への移動処理を、当該ガス抜き用容器の前記開口部と内部空間とが連通する作動モード対応状態で行なう。
(3)エアゾール製品内部の残留ガスを外部空間に排出する際に用いられるガス抜き用容器(例えば後述のガス抜き用容器1)を、前記エアゾール製品(例えば後述のエアゾール製品2)を接続した状態で前記残留ガスを容器内部に移動させるための開口部(例えば後述のステム14の内部通路14b)と、前記容器内部に入ったガスを前記外部空間に漏洩させるためのリーク作用部(例えば後述のクリンチ部12a,環状ラバー15)とを備えたものとする。
(4)上記(3)において、エアゾール製品の静止モードおよび作動モードのそれぞれに対応した状態をとることができる形にし、前記残留ガスの前記ガス抜き用容器への移動処理を、当該ガス抜き用容器の前記開口部と内部空間とが連通する作動モード対応状態で行なう。
【0011】
本発明によれば、上記(1),(3)のように、ガス抜き対象のエアゾール製品の残留ガスなどを当該容器から外部空間に直接排出するのではなく、当該製品を、リーク作用部を備えたガス抜き用容器に接続した上で、エアゾール製品の残留ガスなどを当該容器にいったん移してそこから外部空間に漏洩させている。
【0012】
そのため、エアゾール製品自体のガス抜き作業は当該製品をガス抜き用容器に接続して作動状態にするといった簡単な手間で済み、このガス抜きに要する時間(=エアゾール製品の残留ガスなどをガス抜き用容器に移しかえる時間)も短縮化され、かつ、ガス抜き作業の過程においてエアゾール製品の残留内容物などが作業者の方に飛散することを確実に防止できる。
【0013】
一方、ガス抜き用容器に収容された排出対象ガスは当該容器のリーク作用部からいわば静的に漏洩していき、かつ、この段階ではもはや作業者は当該容器を積極的に管理しなくてよいこともあいまって、ガス抜き作業全体のクリーン化を確実に図れる。そして、残留内容物自体はガス抜き用容器に回収される。
【0014】
また、上記(2),(4)のように、ガス抜き用容器をその静止モードと作動モードとが設定可能なものとし、当該容器の作動モードでエアゾール製品からのガス抜き作業を実行している。
【0015】
そのため、エアゾール製品自体のガス抜き作業、すなわちエアゾール製品の残留ガスなどをガス抜き用容器へ移しかえる作業は、当該容器とエアゾール製品それぞれの内部空間同士が確実に連通した安定状態で効率的に行なわれる。
【0016】
【発明の実施の形態】
本発明の実施の形態を図1乃至図4を用いて説明する。
【0017】
各図のうち、
図1は、ガス抜き用容器を示し、
図2は、エアゾール製品をガス抜き用容器に接続して、当該製品の残留ガスや残留内容物を当該容器に移しかえる作業を行なっている状態を示し、
図3は、図2の状態における要部を示し、
図4は、図2の作業終了後のガス抜き用容器からガスが漏洩している状態を示している。
【0018】
図1乃至図4において、
1はガス抜き用容器,
11はガス抜き用容器1の容器本体,11aは当該容器本体の胴部,11bは当該容器本体の肩部,11cは当該胴部と当該肩部との巻締め部,
12は肩部11bに固定されたマウンティングカップ,12aは当該肩部と当該マウンティングカップとのクリンチ部,12bは後述のハウジング13に対するかしめ処理にともなって生じる環状凹部,
13は筒状でその上端側の鍔状部分がマウンティングカップ12の中央部に固定されたハウジング,13aは当該鍔状部分の外周面の図示上下方向に形成された複数の溝状部,
14はハウジング13に収容された鞘状のステム,14aは当該ステムに形成された図示横方向の孔部,14bは当該孔部に続く図示上下方向の内部通路,
15はその外周側がマウンティングカップ12の内面とハウジング13の上端面とに挟持され、図1の静止モードにおいてその内周側が孔部14aを閉塞する弁作動用で、かつ、ガス漏洩用の環状ラバー,
16はステム14と後述のエアゾール製品21のステム24とを係合させて双方を連通させるための筒状のコネクタ部材,
2は通常のエアゾール製品,
21はエアゾール製品2の容器本体,21aは当該容器本体の胴部,21bは当該容器本体の肩部,21cは当該胴部と当該肩部との巻締め部,
22は肩部21bに固定されたマウンティングカップ,22aは当該肩部と当該マウンティングカップとのクリンチ部,22bは当該クリンチ部に介在させたシール作動用のガスケット,
23はマウンティングカップ22に固定されたハウジング,
24はハウジング23に収容されたステム,24aは当該ステムの内部通路,
25はハウジング23に取り付けられた吸上管
をそれぞれ示している。
【0019】
ガス抜き用容器1とエアゾール製品2との構造上の主な違いは、
・ガス抜き用容器1のクリンチ部12にはシール作動用の部材を設けてないこと(クリンチ部22aにはシール作動用のガスケット22bを設けている)
・ガス抜き用容器1のステム14には操作ボタンの代わりにコネクタ部材16が取り付けられること
・ガス抜き用容器1の環状ラバー15はエアゾール製品2の噴射用ガスに対するリーク性の高いもの(例えば薄いもの,膨潤率がエアゾール製品のステムラバーのそれから外れた値のもの,多孔質のもの,表面の凹凸の程度が高いもの)であること
などである。
【0020】
ガス抜き用容器1の容器本体11,マウンティングカップ12,ハウジング13,ステム14などはそれぞれエアゾール製品2の対応構成要素と同じものを転用できる。
【0021】
また、ガス抜き用容器1の組立て工程もエアゾール製品2のそれと同じようにすることができる。
【0022】
エアゾール製品2のガス抜き作業を行なう場合には、
(1)エアゾール製品2の操作ボタン(図示省略)をステム24から取外し、
(2)エアゾール製品2のステム24を図1の状態のコネクタ部材16の上側開口部に嵌め込み、
(3)この嵌め込んだ状態でエアゾール製品2を下方に押し下げて、ガス抜き用容器1のステム14とエアゾール製品2のステム24をそれぞれ移動させ、当該容器および当該製品の双方をいわゆる作動モードにすればよい(図2参照)。
【0023】
この作動モードでは、ガス抜き用容器1およびエアゾール製品2のステム14,24の各孔部(なお、エアゾール製品の孔部は図示を省略している。)が環状ラバー15,ステムラバー25によるそれまでの閉状態を解除される。
【0024】
その結果、エアゾール製品2残留ガスおよび残留内容物は、図2,図3で示すように、「吸上管25−ステム24の内部通路24a−ステム14の内部通路14b−ハウジング13の内部空間」を経てガス抜き用容器1の容器本体11の内部空間に移動する。
【0025】
ガス抜き用容器1に入った残留ガスは、図3,図4で示すように、
・シール作動用の部材を設けてないクリンチ部12
・ハウジング13の溝状部13a/ハウジング13の内部空間−環状ラバー15−マウンティングカップ12の中央端部とステム14の外周面との隙間部分/ステム14の内部通路14b
などのルートを経て外部空間に漏洩する。
【0026】
図4のガス抜き用容器1は、エアゾール製品2の残留ガスなどの移しかえ作業を終えてコネクタ部材16を取り外した状態であり、ステム14の孔部14aが環状ラバー15で閉じられた態様のいわゆる静止モードになっている。
【0027】
以上述べたように、エアゾール製品2の残留ガスはガス抜き用容器1にいったん入り、そこから外部空間に漏洩していく。
【0028】
このとき、エアゾール製品2の残留内容物はガス抜き用容器1に回収されるので、それを再利用することもできる。
【0029】
なお、図3の状態のまま、すなわちコネクタ部材16に取り付けたエアゾール製品2を押し下げて当該製品およびガス抜き用容器1の各ステムをいわゆる作動モードに設定したまま、当該製品のガス抜き作業を継続しても勿論よい。
【0030】
エアゾール製品2を図3の押し下げた状態に自己保持できるようにすれば、作業者は、エアゾール製品2を図3の状態に設定することや当該設定製品をガス抜き用容器1から取り外すことなどのみを行なうだけでよい。
【0031】
この自己保持のための手段としては、例えばコネクタ部材16にハウジングの環状凹部12bとの垂下係合部を形成すればよい。すなわち、コネクタ部材16が図3の状態まで下動したときに、この垂下係合部が環状凹部12bに係止されるようにすればよい。
【0032】
エアゾール製品2の残留ガスを確実・効率的にガス抜き用容器1に移動させるため、当該容器を冷やしてその内部圧力の増加を抑えるようにしてもよい。
【0033】
【発明の効果】
本発明は、このように、ガス抜き対象のエアゾール製品の残留ガスなどを当該容器から外部空間に直接排出するのではなく、当該製品を、リーク作用部を備えたガス抜き用容器に接続した上で、エアゾール製品の残留ガスなどを当該容器にいったん移してそこから外部空間に漏洩させているので、エアゾール製品自体のガス抜き作業の簡単化・短縮化を図るとともに、ガス抜き作業の過程においてエアゾール製品の残留内容物などが作業者の方に飛散することを確実に防止することができる。
【0034】
また、ガス抜き用容器に収容された排出対象ガスは当該容器のリーク作用部からいわば静的に漏洩していき、かつ、この段階ではもはや作業者は当該容器を積極的に管理しなくてよいこともあいまって、ガス抜き作業全体のクリーン化を確実に図り、残留内容物自体もガス抜き用容器に回収することができる。
【0035】
また、ガス抜き用容器をその静止モードと作動モードとが設定可能なものとして、当該容器の作動モードでエアゾール製品からのガス抜き作業を実行するので、エアゾール製品自体のガス抜き作業を、当該容器とエアゾール製品それぞれの内部空間同士が確実に連通した安定状態で効率的に行なうことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の、ガス抜き用容器を示す説明図である。
【図2】本発明の、エアゾール製品をガス抜き用容器に接続して、当該製品の残留ガスや残留内容物を当該容器に移しかえる作業を行なっている状態を示す説明図である。
【図3】本発明の、図2の状態における要部を示す説明図である。
【図4】本発明の、図2の作業終了後のガス抜き用容器からガスが漏洩している状態を示す説明図である。
【符号の説明】
1:ガス抜き用容器
11:容器本体
11a:容器本体の胴部
11b:容器本体の肩部
11c:胴部と肩部との巻締め部
12:マウンティングカップ
12a:肩部とマウンティングカップとのクリンチ部
12b:環状凹部
13:ハウジング
13a:上下方向の溝状部
14:鞘状のステム
14a:横方向の孔部
14b:孔部に続く内部通路
15:環状ラバー
16:筒状のコネクタ部材
2:通常のエアゾール製品
21:容器本体
21a:容器本体の胴部
21b:容器本体の肩部
21c:胴部と肩部との巻締め部
22:マウンティングカップ
22a:肩部とマウンティングカップとのクリンチ部
22b:シール作動用のガスケット
23:ハウジング
24:ステム
24a:内部通路
25:吸上管
【発明の属する技術分野】
本発明は、エアゾール製品の残留ガス(噴射剤)を外部空間に排出する方法およびそのためのガス抜き用容器に関し、特にエアゾール製品を廃棄するなどに先立って必要なガス抜き作業の安全化を図るようにしたものである。
【0002】
なお、エアゾール製品の噴射剤として用いられる液化ガスおよび圧縮ガスのいずれも本発明のガス抜き処理の対象となる。
【0003】
一般に、エアゾール容器の焼却にともなう爆発事故などを防ぐため、エアゾール容器を廃棄する場合には、廃棄処理に先立ちその中の残留物を抜き取る作業が行なわれている。
【0004】
このとき、残留内容物(原液)や残留ガスが作業者に飛散しないことが望ましく、本発明はこのような要請に応えるものである。
【0005】
【従来の技術】
従来の、エアゾール容器のガス抜き作業時における残留内容物などの飛散防止を意図した形のガス抜き手法としては、
・天面中央部に孔部を形成した(エアゾール容器用の)蓋の上下を逆にして、その内側空間部に液体吸収剤(フェルト,スポンジ,吸水性の紙,吸油性の紙,布など)を装填し、
・この装填後の蓋の孔部にガス抜き対象のエアゾール容器のステムを挿入し、
・この挿入後の蓋を押し下げて当該蓋の一部をマウンティングカップの凹上部に係合させ、ステムがスプリングの上方向への弾性力に抗して下動した形のガス抜きモードとして、これを自己保持し、
・この自己保持状態で、蓋の内側空間部の液体吸収剤を介してエアゾール容器の内容物や残留ガスを外部空間に噴出させる、
などの方法を用いている(例えば特許文献1参照)。
【0006】
【特許文献1】
特許第2941761号公報
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
このような液体吸収剤を利用したガス抜き手法の場合、残留内容物(原液)や残留ガスが作業者に飛散することを防止できるものの、液体吸収剤を蓋の内部空間に装填する手間が大変であり、また、液体吸収剤の装填が不十分な空間域が生じるとそこから残留内容物などが作業者の方に飛散してしまうという問題点があった。
【0008】
そこで、本発明では、ガス抜き対象のエアゾール製品とは別に、いわばガスのリーク性能を高くしたガス抜き用容器を準備し、エアゾール容器の残留ガスおよび残留内容物をこのガス抜き用容器に移してそこから当該ガスを外部空間に漏洩させ、これによりエアゾール製品のガス抜き作業の簡単化を図るとともに、ガス抜き作業時に残留内容物などが作業者に飛散することを確実に防止して、ガス抜き作業のクリーン化を図ることを目的とする。
【0009】
また、エアゾール製品の残留内容物をガス抜き用容器に回収して、当該内容物の有効利用化を図ることを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
本発明は、以上の課題を次のようにして解決する。
(1)エアゾール製品内部の残留ガスを、この製品(例えば後述のエアゾール製品2)とは別のガス抜き用容器(例えば後述のガス抜き用容器1)に入れてそこから外部空間に排出するガス抜き方法を用いるに際し、前記エアゾール製品を前記ガス抜き用容器の開口部(例えば後述のステム14の内部通路14b)に接続した状態で、前記残留ガスを当該ガス抜き用容器に移動させ、この移動後のガスを、前記ガス抜き用容器のリーク作用部(例えば後述のクリンチ部12a,環状ラバー15)から前記外部空間に漏洩させる。
(2)上記(1)において、前記ガス抜き用容器として、エアゾール製品の静止モードおよび作動モードのそれぞれに対応した状態をとりえるものを用い、前記残留ガスの前記ガス抜き用容器への移動処理を、当該ガス抜き用容器の前記開口部と内部空間とが連通する作動モード対応状態で行なう。
(3)エアゾール製品内部の残留ガスを外部空間に排出する際に用いられるガス抜き用容器(例えば後述のガス抜き用容器1)を、前記エアゾール製品(例えば後述のエアゾール製品2)を接続した状態で前記残留ガスを容器内部に移動させるための開口部(例えば後述のステム14の内部通路14b)と、前記容器内部に入ったガスを前記外部空間に漏洩させるためのリーク作用部(例えば後述のクリンチ部12a,環状ラバー15)とを備えたものとする。
(4)上記(3)において、エアゾール製品の静止モードおよび作動モードのそれぞれに対応した状態をとることができる形にし、前記残留ガスの前記ガス抜き用容器への移動処理を、当該ガス抜き用容器の前記開口部と内部空間とが連通する作動モード対応状態で行なう。
【0011】
本発明によれば、上記(1),(3)のように、ガス抜き対象のエアゾール製品の残留ガスなどを当該容器から外部空間に直接排出するのではなく、当該製品を、リーク作用部を備えたガス抜き用容器に接続した上で、エアゾール製品の残留ガスなどを当該容器にいったん移してそこから外部空間に漏洩させている。
【0012】
そのため、エアゾール製品自体のガス抜き作業は当該製品をガス抜き用容器に接続して作動状態にするといった簡単な手間で済み、このガス抜きに要する時間(=エアゾール製品の残留ガスなどをガス抜き用容器に移しかえる時間)も短縮化され、かつ、ガス抜き作業の過程においてエアゾール製品の残留内容物などが作業者の方に飛散することを確実に防止できる。
【0013】
一方、ガス抜き用容器に収容された排出対象ガスは当該容器のリーク作用部からいわば静的に漏洩していき、かつ、この段階ではもはや作業者は当該容器を積極的に管理しなくてよいこともあいまって、ガス抜き作業全体のクリーン化を確実に図れる。そして、残留内容物自体はガス抜き用容器に回収される。
【0014】
また、上記(2),(4)のように、ガス抜き用容器をその静止モードと作動モードとが設定可能なものとし、当該容器の作動モードでエアゾール製品からのガス抜き作業を実行している。
【0015】
そのため、エアゾール製品自体のガス抜き作業、すなわちエアゾール製品の残留ガスなどをガス抜き用容器へ移しかえる作業は、当該容器とエアゾール製品それぞれの内部空間同士が確実に連通した安定状態で効率的に行なわれる。
【0016】
【発明の実施の形態】
本発明の実施の形態を図1乃至図4を用いて説明する。
【0017】
各図のうち、
図1は、ガス抜き用容器を示し、
図2は、エアゾール製品をガス抜き用容器に接続して、当該製品の残留ガスや残留内容物を当該容器に移しかえる作業を行なっている状態を示し、
図3は、図2の状態における要部を示し、
図4は、図2の作業終了後のガス抜き用容器からガスが漏洩している状態を示している。
【0018】
図1乃至図4において、
1はガス抜き用容器,
11はガス抜き用容器1の容器本体,11aは当該容器本体の胴部,11bは当該容器本体の肩部,11cは当該胴部と当該肩部との巻締め部,
12は肩部11bに固定されたマウンティングカップ,12aは当該肩部と当該マウンティングカップとのクリンチ部,12bは後述のハウジング13に対するかしめ処理にともなって生じる環状凹部,
13は筒状でその上端側の鍔状部分がマウンティングカップ12の中央部に固定されたハウジング,13aは当該鍔状部分の外周面の図示上下方向に形成された複数の溝状部,
14はハウジング13に収容された鞘状のステム,14aは当該ステムに形成された図示横方向の孔部,14bは当該孔部に続く図示上下方向の内部通路,
15はその外周側がマウンティングカップ12の内面とハウジング13の上端面とに挟持され、図1の静止モードにおいてその内周側が孔部14aを閉塞する弁作動用で、かつ、ガス漏洩用の環状ラバー,
16はステム14と後述のエアゾール製品21のステム24とを係合させて双方を連通させるための筒状のコネクタ部材,
2は通常のエアゾール製品,
21はエアゾール製品2の容器本体,21aは当該容器本体の胴部,21bは当該容器本体の肩部,21cは当該胴部と当該肩部との巻締め部,
22は肩部21bに固定されたマウンティングカップ,22aは当該肩部と当該マウンティングカップとのクリンチ部,22bは当該クリンチ部に介在させたシール作動用のガスケット,
23はマウンティングカップ22に固定されたハウジング,
24はハウジング23に収容されたステム,24aは当該ステムの内部通路,
25はハウジング23に取り付けられた吸上管
をそれぞれ示している。
【0019】
ガス抜き用容器1とエアゾール製品2との構造上の主な違いは、
・ガス抜き用容器1のクリンチ部12にはシール作動用の部材を設けてないこと(クリンチ部22aにはシール作動用のガスケット22bを設けている)
・ガス抜き用容器1のステム14には操作ボタンの代わりにコネクタ部材16が取り付けられること
・ガス抜き用容器1の環状ラバー15はエアゾール製品2の噴射用ガスに対するリーク性の高いもの(例えば薄いもの,膨潤率がエアゾール製品のステムラバーのそれから外れた値のもの,多孔質のもの,表面の凹凸の程度が高いもの)であること
などである。
【0020】
ガス抜き用容器1の容器本体11,マウンティングカップ12,ハウジング13,ステム14などはそれぞれエアゾール製品2の対応構成要素と同じものを転用できる。
【0021】
また、ガス抜き用容器1の組立て工程もエアゾール製品2のそれと同じようにすることができる。
【0022】
エアゾール製品2のガス抜き作業を行なう場合には、
(1)エアゾール製品2の操作ボタン(図示省略)をステム24から取外し、
(2)エアゾール製品2のステム24を図1の状態のコネクタ部材16の上側開口部に嵌め込み、
(3)この嵌め込んだ状態でエアゾール製品2を下方に押し下げて、ガス抜き用容器1のステム14とエアゾール製品2のステム24をそれぞれ移動させ、当該容器および当該製品の双方をいわゆる作動モードにすればよい(図2参照)。
【0023】
この作動モードでは、ガス抜き用容器1およびエアゾール製品2のステム14,24の各孔部(なお、エアゾール製品の孔部は図示を省略している。)が環状ラバー15,ステムラバー25によるそれまでの閉状態を解除される。
【0024】
その結果、エアゾール製品2残留ガスおよび残留内容物は、図2,図3で示すように、「吸上管25−ステム24の内部通路24a−ステム14の内部通路14b−ハウジング13の内部空間」を経てガス抜き用容器1の容器本体11の内部空間に移動する。
【0025】
ガス抜き用容器1に入った残留ガスは、図3,図4で示すように、
・シール作動用の部材を設けてないクリンチ部12
・ハウジング13の溝状部13a/ハウジング13の内部空間−環状ラバー15−マウンティングカップ12の中央端部とステム14の外周面との隙間部分/ステム14の内部通路14b
などのルートを経て外部空間に漏洩する。
【0026】
図4のガス抜き用容器1は、エアゾール製品2の残留ガスなどの移しかえ作業を終えてコネクタ部材16を取り外した状態であり、ステム14の孔部14aが環状ラバー15で閉じられた態様のいわゆる静止モードになっている。
【0027】
以上述べたように、エアゾール製品2の残留ガスはガス抜き用容器1にいったん入り、そこから外部空間に漏洩していく。
【0028】
このとき、エアゾール製品2の残留内容物はガス抜き用容器1に回収されるので、それを再利用することもできる。
【0029】
なお、図3の状態のまま、すなわちコネクタ部材16に取り付けたエアゾール製品2を押し下げて当該製品およびガス抜き用容器1の各ステムをいわゆる作動モードに設定したまま、当該製品のガス抜き作業を継続しても勿論よい。
【0030】
エアゾール製品2を図3の押し下げた状態に自己保持できるようにすれば、作業者は、エアゾール製品2を図3の状態に設定することや当該設定製品をガス抜き用容器1から取り外すことなどのみを行なうだけでよい。
【0031】
この自己保持のための手段としては、例えばコネクタ部材16にハウジングの環状凹部12bとの垂下係合部を形成すればよい。すなわち、コネクタ部材16が図3の状態まで下動したときに、この垂下係合部が環状凹部12bに係止されるようにすればよい。
【0032】
エアゾール製品2の残留ガスを確実・効率的にガス抜き用容器1に移動させるため、当該容器を冷やしてその内部圧力の増加を抑えるようにしてもよい。
【0033】
【発明の効果】
本発明は、このように、ガス抜き対象のエアゾール製品の残留ガスなどを当該容器から外部空間に直接排出するのではなく、当該製品を、リーク作用部を備えたガス抜き用容器に接続した上で、エアゾール製品の残留ガスなどを当該容器にいったん移してそこから外部空間に漏洩させているので、エアゾール製品自体のガス抜き作業の簡単化・短縮化を図るとともに、ガス抜き作業の過程においてエアゾール製品の残留内容物などが作業者の方に飛散することを確実に防止することができる。
【0034】
また、ガス抜き用容器に収容された排出対象ガスは当該容器のリーク作用部からいわば静的に漏洩していき、かつ、この段階ではもはや作業者は当該容器を積極的に管理しなくてよいこともあいまって、ガス抜き作業全体のクリーン化を確実に図り、残留内容物自体もガス抜き用容器に回収することができる。
【0035】
また、ガス抜き用容器をその静止モードと作動モードとが設定可能なものとして、当該容器の作動モードでエアゾール製品からのガス抜き作業を実行するので、エアゾール製品自体のガス抜き作業を、当該容器とエアゾール製品それぞれの内部空間同士が確実に連通した安定状態で効率的に行なうことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の、ガス抜き用容器を示す説明図である。
【図2】本発明の、エアゾール製品をガス抜き用容器に接続して、当該製品の残留ガスや残留内容物を当該容器に移しかえる作業を行なっている状態を示す説明図である。
【図3】本発明の、図2の状態における要部を示す説明図である。
【図4】本発明の、図2の作業終了後のガス抜き用容器からガスが漏洩している状態を示す説明図である。
【符号の説明】
1:ガス抜き用容器
11:容器本体
11a:容器本体の胴部
11b:容器本体の肩部
11c:胴部と肩部との巻締め部
12:マウンティングカップ
12a:肩部とマウンティングカップとのクリンチ部
12b:環状凹部
13:ハウジング
13a:上下方向の溝状部
14:鞘状のステム
14a:横方向の孔部
14b:孔部に続く内部通路
15:環状ラバー
16:筒状のコネクタ部材
2:通常のエアゾール製品
21:容器本体
21a:容器本体の胴部
21b:容器本体の肩部
21c:胴部と肩部との巻締め部
22:マウンティングカップ
22a:肩部とマウンティングカップとのクリンチ部
22b:シール作動用のガスケット
23:ハウジング
24:ステム
24a:内部通路
25:吸上管
Claims (4)
- エアゾール製品内部の残留ガスを、この製品とは別のガス抜き用容器に入れてそこから外部空間に排出するガス抜き方法であって、
前記エアゾール製品を前記ガス抜き用容器の開口部に接続した状態で、前記残留ガスを当該ガス抜き用容器に移動させ、
この移動後のガスが、前記ガス抜き用容器のリーク作用部から前記外部空間に漏洩するようにした、
ことを特徴とするエアゾール製品のガス抜き方法。 - 前記ガス抜き用容器として、エアゾール製品の静止モードおよび作動モードのそれぞれに対応した状態をとりえるものを用い、
前記残留ガスの前記ガス抜き用容器への移動処理を、当該ガス抜き用容器の前記開口部と内部空間とが連通する作動モード対応状態で行なう、
ことを特徴とする請求項1記載のエアゾール製品のガス抜き方法。 - エアゾール製品内部の残留ガスを外部空間に排出する際に用いられるガス抜き用容器であって、
前記エアゾール製品を接続した状態で前記残留ガスを容器内部に移動させるための開口部と、
前記容器内部に入ったガスを前記外部空間に漏洩させるためのリーク作用部とを備えた、
ことを特徴とするエアゾール製品のガス抜き用容器。 - エアゾール製品の静止モードおよび作動モードのそれぞれに対応した状態をとることができ、
前記残留ガスの前記ガス抜き用容器への移動処理を、当該ガス抜き用容器の前記開口部と内部空間とが連通する作動モード対応状態で行なう、
ことを特徴とする請求項3記載のエアゾール製品のガス抜き用容器。
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP7185348B1 (ja) | 2021-07-26 | 2022-12-07 | ロイド株式会社 | エアゾール容器用移充填アダプタ及びエアゾール移充填キット |
-
2002
- 2002-10-23 JP JP2002308426A patent/JP2004142769A/ja active Pending
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