JPH1120876A - 弁装置 - Google Patents
弁装置Info
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- JPH1120876A JPH1120876A JP18818798A JP18818798A JPH1120876A JP H1120876 A JPH1120876 A JP H1120876A JP 18818798 A JP18818798 A JP 18818798A JP 18818798 A JP18818798 A JP 18818798A JP H1120876 A JPH1120876 A JP H1120876A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- shaft
- valve
- valve housing
- gas
- housing
- Prior art date
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- Pending
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
- B65D—CONTAINERS FOR STORAGE OR TRANSPORT OF ARTICLES OR MATERIALS, e.g. BAGS, BARRELS, BOTTLES, BOXES, CANS, CARTONS, CRATES, DRUMS, JARS, TANKS, HOPPERS, FORWARDING CONTAINERS; ACCESSORIES, CLOSURES, OR FITTINGS THEREFOR; PACKAGING ELEMENTS; PACKAGES
- B65D83/00—Containers or packages with special means for dispensing contents
- B65D83/14—Containers or packages with special means for dispensing contents for delivery of liquid or semi-liquid contents by internal gaseous pressure, i.e. aerosol containers comprising propellant for a product delivered by a propellant
- B65D83/34—Cleaning or preventing clogging of the discharge passage
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
- Y10T—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
- Y10T137/00—Fluid handling
- Y10T137/8593—Systems
- Y10T137/86928—Sequentially progressive opening or closing of plural valves
- Y10T137/87016—Lost motion
- Y10T137/8704—First valve actuates second valve
Landscapes
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Dispersion Chemistry (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Containers And Packaging Bodies Having A Special Means To Remove Contents (AREA)
- Vacuum Packaging (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 ガス漏れが生じず、製品取り出し過程の後に
清浄化過程が起こる構造の圧縮ガス包装用の弁装置を提
供する。 【解決手段】 弁体３と弁ハウジング６とバネ７と弁頭
８とを含み、弁体は、中空の軸４と当該軸に結合した軸
体５を含み、圧縮ガス包装側が開口した弁ハウジング内
には、該弁ハウジングから突き出た軸を有する軸体が収
容され、軸体はバネ上に配置され、バネにより弁ハウジ
ング内で支持されており、弁頭が開口９を有し、圧縮ガ
ス包装１を閉鎖し、該開口を通って軸が延びている。弁
ハウジングは、軸を取り巻くパッキングにより弁頭に対
して密閉されている。軸は側面開口11を有し、該開口
は、バネが非押圧状態では別のパッキングにより閉鎖さ
れる。２つのパッキング間には実質的にガス気密性の空
間12が形成されており、この空間は、弁ハウジング上に
ある通過ステップと２つのガス流路19、20を経て、推進
剤の入った領域と連通される。
清浄化過程が起こる構造の圧縮ガス包装用の弁装置を提
供する。 【解決手段】 弁体３と弁ハウジング６とバネ７と弁頭
８とを含み、弁体は、中空の軸４と当該軸に結合した軸
体５を含み、圧縮ガス包装側が開口した弁ハウジング内
には、該弁ハウジングから突き出た軸を有する軸体が収
容され、軸体はバネ上に配置され、バネにより弁ハウジ
ング内で支持されており、弁頭が開口９を有し、圧縮ガ
ス包装１を閉鎖し、該開口を通って軸が延びている。弁
ハウジングは、軸を取り巻くパッキングにより弁頭に対
して密閉されている。軸は側面開口11を有し、該開口
は、バネが非押圧状態では別のパッキングにより閉鎖さ
れる。２つのパッキング間には実質的にガス気密性の空
間12が形成されており、この空間は、弁ハウジング上に
ある通過ステップと２つのガス流路19、20を経て、推進
剤の入った領域と連通される。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、請求項１に記載し
た概念による圧縮ガス包装用の弁装置に関するものであ
る。
た概念による圧縮ガス包装用の弁装置に関するものであ
る。
【０００２】
【従来の技術】このような弁装置は、ＤＥ−ＯＳ第４３
０８０６８号から知られている。この書類には、製品取
り出し過程の後、及び、弁装置を作動させた後におい
て、圧縮ガス包装の頭部空間から、軸と噴霧ノズルを通
してガス状の推進剤の少量が吐出される弁装置が記載さ
れている。これにより、高圧で、軸と噴霧ノズルから内
容物が取り出され、このようにして、製品取り出しの後
ごとに、軸と噴霧ノズルが清浄化される。このために、
目詰まりが防止される。
０８０６８号から知られている。この書類には、製品取
り出し過程の後、及び、弁装置を作動させた後におい
て、圧縮ガス包装の頭部空間から、軸と噴霧ノズルを通
してガス状の推進剤の少量が吐出される弁装置が記載さ
れている。これにより、高圧で、軸と噴霧ノズルから内
容物が取り出され、このようにして、製品取り出しの後
ごとに、軸と噴霧ノズルが清浄化される。このために、
目詰まりが防止される。
【０００３】しかしながら、この公知の弁装置には、不
適切な使用の際、或いは軸が上方側位置にあって下方が
気密である位置において軸が堅く締め付けられている際
に、圧縮ガス包装から好ましくないガス漏れが生じて、
圧縮ガス包装のガスが全て抜けてしまうことがあるとい
う欠点があり、これは、軸を通って上記位置をガスが通
過する際にガスの吐出が起こるためである。更に、この
公知の弁装置には、製品取り出しが始まる前に清浄化過
程が更に行われるという欠点もある。このような清浄化
過程は、製品取り出しが終了時に前もって清浄化過程が
既に実施されている場合には必要ではない。この第２の
清浄化過程は、常に大きなガス損失をもたらす。
適切な使用の際、或いは軸が上方側位置にあって下方が
気密である位置において軸が堅く締め付けられている際
に、圧縮ガス包装から好ましくないガス漏れが生じて、
圧縮ガス包装のガスが全て抜けてしまうことがあるとい
う欠点があり、これは、軸を通って上記位置をガスが通
過する際にガスの吐出が起こるためである。更に、この
公知の弁装置には、製品取り出しが始まる前に清浄化過
程が更に行われるという欠点もある。このような清浄化
過程は、製品取り出しが終了時に前もって清浄化過程が
既に実施されている場合には必要ではない。この第２の
清浄化過程は、常に大きなガス損失をもたらす。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上述の様式
の圧縮ガス包装用の弁装置において、望ましくないガス
漏れが生じることはなく、しかも、製品取り出し過程の
後に制限のある清浄化過程だけがその度ごとに起こるよ
うにして形成されているものを提供することを課題とす
る。
の圧縮ガス包装用の弁装置において、望ましくないガス
漏れが生じることはなく、しかも、製品取り出し過程の
後に制限のある清浄化過程だけがその度ごとに起こるよ
うにして形成されているものを提供することを課題とす
る。
【０００５】上記課題は、前記請求項１の特徴部分によ
って解決される。それによれば、弁装置の弁ハウジング
は、この弁ハウジングを取り巻いているハウジングに対
してバネによって上方に向かって付勢されており、この
弁ハウジングは、この上方側の位置において、ハウジン
グ内に設けられた第１ガス流路を、弁ハウジングのパッ
キングから閉鎖していて、しかも、弁ハウジングとハウ
ジングとの間には、第２ガス流路が設けられており、こ
の流路は、弁ハウジングが下方側に位置した際に、第１
ガス流路と連通し、しかも、弁ハウジングと弁頭のパッ
キングとの間に存在する通過ステップを越えて空間と連
通している。
って解決される。それによれば、弁装置の弁ハウジング
は、この弁ハウジングを取り巻いているハウジングに対
してバネによって上方に向かって付勢されており、この
弁ハウジングは、この上方側の位置において、ハウジン
グ内に設けられた第１ガス流路を、弁ハウジングのパッ
キングから閉鎖していて、しかも、弁ハウジングとハウ
ジングとの間には、第２ガス流路が設けられており、こ
の流路は、弁ハウジングが下方側に位置した際に、第１
ガス流路と連通し、しかも、弁ハウジングと弁頭のパッ
キングとの間に存在する通過ステップを越えて空間と連
通している。
【０００６】
【課題を解決するための手段】即ち、本発明の弁装置
は、弁体と、弁ハウジングと、バネと、弁頭とを含んだ
圧縮ガス包装用の弁装置で、前記弁体が、中空軸と当該
軸に結合した軸体とから成り、前記弁ハウジング内に
は、該弁ハウジングから突き出た前記軸を有する前記軸
体が収容されており、かつ、該弁ハウジングが圧縮ガス
包装側において開口しており、前記バネ上に前記軸体が
配置されていて、該バネが前記軸体を前記弁ハウジング
内で支持しており、前記弁頭が前記圧縮ガス包装を閉鎖
していて開口を有しており、該開口を通って前記中空軸
が延びていて、この際、前記弁ハウジングが、前記軸を
取り巻いているパッキングによって前記弁頭に対して密
閉されており、前記軸が側方を向いた開口を有し、該開
口が、バネに応力が加わっていないか、或いはほとんど
バネに応力が加わっていない状態で、前記軸が上方側に
位置する静止位置にある場合には、液体空間と連通しな
いようになっており、その近傍には前記パッキングから
離れて更に別の、前記軸を取り巻いているパッキングが
設けられており、該パッキングが前記弁ハウジングを閉
鎖しており、その結果、両パッキング間に空間が形成さ
れ、該空間が、弁ハウジング上にある通過ステップを越
えて、推進剤の入った圧縮ガス包装の頭部空間と連通す
るものにおいて、前記弁ハウジング(6) が、バネ(17)に
よって前記弁ハウジング(6) を取り巻いているハウジン
グ(18)に対して上方へ向かって付勢されていること、前
記弁ハウジング(6) が上方側の位置にある場合には、前
記ハウジング(18)内に設けられた第１ガス流路(19)が、
前記弁ハウジング(6) のパッキング(22)により閉鎖され
ること、及び、前記弁ハウジング(6) と前記ハウジング
(18)との間には第２ガス流路(20)が設けられており、弁
ハウジング(6) が下方側位置で止まった際に、前記第２
ガス流路(20)が、前記第１ガス流路(19)と連通し、しか
も、前記弁ハウジング(6) と前記弁頭(8) の前記パッキ
ング(10)との間に存在する通過ステップ(14)を越えて前
記空間(12)と連通すること特徴とする。
は、弁体と、弁ハウジングと、バネと、弁頭とを含んだ
圧縮ガス包装用の弁装置で、前記弁体が、中空軸と当該
軸に結合した軸体とから成り、前記弁ハウジング内に
は、該弁ハウジングから突き出た前記軸を有する前記軸
体が収容されており、かつ、該弁ハウジングが圧縮ガス
包装側において開口しており、前記バネ上に前記軸体が
配置されていて、該バネが前記軸体を前記弁ハウジング
内で支持しており、前記弁頭が前記圧縮ガス包装を閉鎖
していて開口を有しており、該開口を通って前記中空軸
が延びていて、この際、前記弁ハウジングが、前記軸を
取り巻いているパッキングによって前記弁頭に対して密
閉されており、前記軸が側方を向いた開口を有し、該開
口が、バネに応力が加わっていないか、或いはほとんど
バネに応力が加わっていない状態で、前記軸が上方側に
位置する静止位置にある場合には、液体空間と連通しな
いようになっており、その近傍には前記パッキングから
離れて更に別の、前記軸を取り巻いているパッキングが
設けられており、該パッキングが前記弁ハウジングを閉
鎖しており、その結果、両パッキング間に空間が形成さ
れ、該空間が、弁ハウジング上にある通過ステップを越
えて、推進剤の入った圧縮ガス包装の頭部空間と連通す
るものにおいて、前記弁ハウジング(6) が、バネ(17)に
よって前記弁ハウジング(6) を取り巻いているハウジン
グ(18)に対して上方へ向かって付勢されていること、前
記弁ハウジング(6) が上方側の位置にある場合には、前
記ハウジング(18)内に設けられた第１ガス流路(19)が、
前記弁ハウジング(6) のパッキング(22)により閉鎖され
ること、及び、前記弁ハウジング(6) と前記ハウジング
(18)との間には第２ガス流路(20)が設けられており、弁
ハウジング(6) が下方側位置で止まった際に、前記第２
ガス流路(20)が、前記第１ガス流路(19)と連通し、しか
も、前記弁ハウジング(6) と前記弁頭(8) の前記パッキ
ング(10)との間に存在する通過ステップ(14)を越えて前
記空間(12)と連通すること特徴とする。
【０００７】又、本発明は、上記構造を有する弁装置に
おいて、前記第２ガス流路(20)が、前記軸(4) の中心軸
(21)に対して平行に走っていること、前記第１ガス流路
(19)が、前記軸(4) の中心軸(21)から外側に放射状の方
向に向かって走っていること、及び、前記弁ハウジング
(6) のパッキング(22)が、上側位置に位置する際に、前
記第２ガス流路(20)を下方側で制限し、かつ、前記第１
ガス流路(19)を閉鎖していることを特徴とするものでも
ある。
おいて、前記第２ガス流路(20)が、前記軸(4) の中心軸
(21)に対して平行に走っていること、前記第１ガス流路
(19)が、前記軸(4) の中心軸(21)から外側に放射状の方
向に向かって走っていること、及び、前記弁ハウジング
(6) のパッキング(22)が、上側位置に位置する際に、前
記第２ガス流路(20)を下方側で制限し、かつ、前記第１
ガス流路(19)を閉鎖していることを特徴とするものでも
ある。
【０００８】本発明の弁装置は、望ましくないガス漏れ
が生じることはなく、しかも、製品取り出し過程の後に
制限のある清浄化過程だけがその度ごとに起こるという
長所を有している。一定量のガスを収容し、かつ供給す
るための閉鎖可能な空間を利用することにより、軸及び
噴霧ノズルを清浄化するために、制限されたガスの消費
が達成される。空間体積だけが清浄化過程に使用され
る。
が生じることはなく、しかも、製品取り出し過程の後に
制限のある清浄化過程だけがその度ごとに起こるという
長所を有している。一定量のガスを収容し、かつ供給す
るための閉鎖可能な空間を利用することにより、軸及び
噴霧ノズルを清浄化するために、制限されたガスの消費
が達成される。空間体積だけが清浄化過程に使用され
る。
【０００９】製品取り出し過程の間は、圧縮ガス包装の
頭部空間からのガスは、２つのガス流路を通って空間に
誘導され、その結果、この空間が高圧のガスで充填され
る。製品取り出し過程の後に、このガスは、軸の側方に
ある開口を通り、かつ、軸を通って外部に放出される。
この際、軸と、当該軸上に存在する噴霧ノズルは、ガス
流により清浄化される。これは、製品取り出し過程の直
後の清浄化過程だけに起こる。軸が上方に達しても完全
でない場合には、製品供給が起こらないか、空間体積に
相当するガス放出だけが起こるか、のいずれかとなる。
頭部空間からのガスは、２つのガス流路を通って空間に
誘導され、その結果、この空間が高圧のガスで充填され
る。製品取り出し過程の後に、このガスは、軸の側方に
ある開口を通り、かつ、軸を通って外部に放出される。
この際、軸と、当該軸上に存在する噴霧ノズルは、ガス
流により清浄化される。これは、製品取り出し過程の直
後の清浄化過程だけに起こる。軸が上方に達しても完全
でない場合には、製品供給が起こらないか、空間体積に
相当するガス放出だけが起こるか、のいずれかとなる。
【００１０】第２ガス流路は、軸の中心軸に対して平行
に走っており、第１ガス流路は、軸の中心軸から外側に
放射状の方向に向かって走っており、しかも、内部ハウ
ジングのパッキングは、上方側の位置にある際、第２ガ
ス流路を下方側で制限し、かつ、第１ガス流路を閉鎖し
（請求項２）、このようにして、簡単な方法で、頭部空
間から軸にかけてのガス流の安全な遮断が可能となる。
この点において、この遮断は特に安全なものであり、即
ち、二重の遮断が達成される。一つは、２つの流路の間
であり、もう一つは、通過ステップ上においてである。
に走っており、第１ガス流路は、軸の中心軸から外側に
放射状の方向に向かって走っており、しかも、内部ハウ
ジングのパッキングは、上方側の位置にある際、第２ガ
ス流路を下方側で制限し、かつ、第１ガス流路を閉鎖し
（請求項２）、このようにして、簡単な方法で、頭部空
間から軸にかけてのガス流の安全な遮断が可能となる。
この点において、この遮断は特に安全なものであり、即
ち、二重の遮断が達成される。一つは、２つの流路の間
であり、もう一つは、通過ステップ上においてである。
【００１１】
【発明の実施の形態】以下、本発明を、図面に基づいて
詳細に説明する。図１は、本発明の弁装置の２つの異な
った状態における縦断面図であり、この弁装置は、弁体
と、弁ハウジングと、側面開口を有した軸と、ガス流路
を有したハウジングと、軸の清浄化に使用されるガス体
積を取り出して供給するための空間を有している。
詳細に説明する。図１は、本発明の弁装置の２つの異な
った状態における縦断面図であり、この弁装置は、弁体
と、弁ハウジングと、側面開口を有した軸と、ガス流路
を有したハウジングと、軸の清浄化に使用されるガス体
積を取り出して供給するための空間を有している。
【００１２】圧縮ガス包装１には、弁体３を有する弁装
置２が設けられており、この弁体３は、中空の軸４と当
該軸４に結合した軸体５とから成っている。この軸４
は、弁ハウジング６から突き出ている。この弁ハウジン
グ６は、圧縮ガス包装１側において開口している。弁ハ
ウジング６内で支持した状態にあるバネ７上には、軸体
５が配置されている。弁頭８は、圧縮ガス包装１を閉鎖
しており、開口９を有している。この開口９を通って中
空の軸４が延びている。この弁ハウジング６は、軸４を
取り巻いているパッキング１０により、弁頭８に対して
密閉されている。この軸４は、側方を向いた開口１１を
有している。この開口１１は、ほとんど応力が除去され
ているバネ７の場合には（図１における右側）、軸４が
上方側の静止位置に位置して、空間１２と連通する。上
方側にあるパッキング１０から離れた位置には、もう一
つのパッキング１３が設けられている。このパッキング
１３は、弁ハウジング６を閉鎖している。空間１２は、
パッキング１０と１３の間にある。この空間１２は、押
圧された軸４の場合には（図１における左側）、弁ハウ
ジング６上にある通過ステップ１４を越えて、推進剤１
５の入った圧縮ガス包装１の頭部空間１６と連通する。
この弁ハウジング６は、バネ１７によって弁ハウジング
６を取り巻いているハウジング１８に対して上方へ向か
って付勢されている。このような上方側の位置において
は、ハウジング１８内に設けられた第１ガス流路１９
は、弁ハウジング６のパッキング２２により閉鎖され
る。この弁ハウジング６とハウジング１８との間には第
２ガス流路２０が設けられている。このガス流路２０
は、弁ハウジング６が下方側に位置している際には、第
１ガス流路１９と連通し、しかも、弁ハウジング６と弁
頭８のパッキング１０との間に存在する通過ステップ１
４を越えて空間１２と連通する。この第２ガス流路２０
は、軸４の中心軸２１に対して平行に走っている。この
第１ガス流路１９は、軸４の中心軸２１から外側に放射
状の方向に走っている。弁ハウジング６のパッキング２
２は、弁ハウジング６が上方側位置にある時に、第２ガ
ス流路２０を下方側で制限して、この際、第１ガス流路
１９を閉鎖する。
置２が設けられており、この弁体３は、中空の軸４と当
該軸４に結合した軸体５とから成っている。この軸４
は、弁ハウジング６から突き出ている。この弁ハウジン
グ６は、圧縮ガス包装１側において開口している。弁ハ
ウジング６内で支持した状態にあるバネ７上には、軸体
５が配置されている。弁頭８は、圧縮ガス包装１を閉鎖
しており、開口９を有している。この開口９を通って中
空の軸４が延びている。この弁ハウジング６は、軸４を
取り巻いているパッキング１０により、弁頭８に対して
密閉されている。この軸４は、側方を向いた開口１１を
有している。この開口１１は、ほとんど応力が除去され
ているバネ７の場合には（図１における右側）、軸４が
上方側の静止位置に位置して、空間１２と連通する。上
方側にあるパッキング１０から離れた位置には、もう一
つのパッキング１３が設けられている。このパッキング
１３は、弁ハウジング６を閉鎖している。空間１２は、
パッキング１０と１３の間にある。この空間１２は、押
圧された軸４の場合には（図１における左側）、弁ハウ
ジング６上にある通過ステップ１４を越えて、推進剤１
５の入った圧縮ガス包装１の頭部空間１６と連通する。
この弁ハウジング６は、バネ１７によって弁ハウジング
６を取り巻いているハウジング１８に対して上方へ向か
って付勢されている。このような上方側の位置において
は、ハウジング１８内に設けられた第１ガス流路１９
は、弁ハウジング６のパッキング２２により閉鎖され
る。この弁ハウジング６とハウジング１８との間には第
２ガス流路２０が設けられている。このガス流路２０
は、弁ハウジング６が下方側に位置している際には、第
１ガス流路１９と連通し、しかも、弁ハウジング６と弁
頭８のパッキング１０との間に存在する通過ステップ１
４を越えて空間１２と連通する。この第２ガス流路２０
は、軸４の中心軸２１に対して平行に走っている。この
第１ガス流路１９は、軸４の中心軸２１から外側に放射
状の方向に走っている。弁ハウジング６のパッキング２
２は、弁ハウジング６が上方側位置にある時に、第２ガ
ス流路２０を下方側で制限して、この際、第１ガス流路
１９を閉鎖する。
【００１３】製品取り出し過程の間は、軸４は、その下
方側位置に保持され、この際、弁ハウジング６の底部２
４に対して当接部２３が押圧された状態となる。この位
置では、ガス２５は、圧縮ガス包装１の頭部空間１６か
ら、２つのガス流路１９と２０を経て空間１２内に誘導
され、その結果、この空間がガス２５によって高圧充填
される。製品取り出し過程の後では、軸４が上方側に位
置し、ガス２５は、軸４の側方にある開口１１を通り、
軸４を経て外部に放出される。当接部２６は、軸４が上
方に向かって押された際の位置を制限し、製品空間２７
のパッキング１３に相応する位置を、空間１２に対して
密閉する。空間１２からのガス２５は、軸４を清浄化す
る。清浄化過程は、製品取り出し過程の直後にだけ起こ
る。
方側位置に保持され、この際、弁ハウジング６の底部２
４に対して当接部２３が押圧された状態となる。この位
置では、ガス２５は、圧縮ガス包装１の頭部空間１６か
ら、２つのガス流路１９と２０を経て空間１２内に誘導
され、その結果、この空間がガス２５によって高圧充填
される。製品取り出し過程の後では、軸４が上方側に位
置し、ガス２５は、軸４の側方にある開口１１を通り、
軸４を経て外部に放出される。当接部２６は、軸４が上
方に向かって押された際の位置を制限し、製品空間２７
のパッキング１３に相応する位置を、空間１２に対して
密閉する。空間１２からのガス２５は、軸４を清浄化す
る。清浄化過程は、製品取り出し過程の直後にだけ起こ
る。
【００１４】
【発明の効果】本発明の弁装置では、望ましくないガス
漏れが生じず、しかも、製品取り出し過程の後に、制限
された清浄化過程がその度ごとにだけ起こるという長所
を有しており、一定量のガスを収容し、かつ供給するた
めの閉鎖可能な空間を利用することによって、軸及び噴
霧ノズルを清浄化するために、空間体積に相当する体積
だけのガスが消費されるだけで清浄化が達成できる。
漏れが生じず、しかも、製品取り出し過程の後に、制限
された清浄化過程がその度ごとにだけ起こるという長所
を有しており、一定量のガスを収容し、かつ供給するた
めの閉鎖可能な空間を利用することによって、軸及び噴
霧ノズルを清浄化するために、空間体積に相当する体積
だけのガスが消費されるだけで清浄化が達成できる。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明の弁装置の２つの異なった状態における
縦断面図である。
縦断面図である。
１ 圧縮ガス包装 ２ 弁装置 ３ 弁体 ４ 軸 ５ 軸本体 ６ 弁ハウジング ７ バネ ８ 弁頭 ９ 開口 １０ パッキング（上側の） １１ 開口（軸） １２ 空間 １３ パッキング（下側の） １４ 通過ステップ １５ 推進剤 １６ 頭部空間 １７ バネ １８ ハウジング １９ ガス流路 ２０ ガス流路 ２１ 中心軸 ２２ パッキング（外側の） ２３ 当接部 ２４ 底部 ２５ ガス ２６ 当接部 ２７ 製品空間
Claims (2)
- 【請求項１】 弁体と、弁ハウジングと、バネと、弁頭
とを含んだ圧縮ガス包装用の弁装置で、前記弁体が、中
空軸と当該軸に結合した軸体とから成り、前記弁ハウジ
ング内には、該弁ハウジングから突き出た前記軸を有す
る前記軸体が収容されており、かつ、該弁ハウジングが
圧縮ガス包装側において開口しており、前記バネ上に前
記軸体が配置されていて、該バネが前記軸体を前記弁ハ
ウジング内で支持しており、前記弁頭が前記圧縮ガス包
装を閉鎖していて開口を有しており、該開口を通って前
記中空軸が延びていて、この際、前記弁ハウジングが、
前記軸を取り巻いているパッキングによって前記弁頭に
対して密閉されており、前記軸が側方を向いた開口を有
し、該開口が、バネに応力が加わっていないか、或いは
ほとんどバネに応力が加わっていない状態で、前記軸が
上方側に位置する静止位置にある場合には、液体空間と
連通しないようになっており、その近傍には前記パッキ
ングから離れて更に別の、前記軸を取り巻いているパッ
キングが設けられており、該パッキングが前記弁ハウジ
ングを閉鎖しており、その結果、両パッキング間に空間
が形成され、該空間が、弁ハウジング上にある通過ステ
ップを越えて、推進剤の入った圧縮ガス包装の頭部空間
と連通するものにおいて、 前記弁ハウジング(6) が、バネ(17)によって前記弁ハウ
ジング(6) を取り巻いているハウジング(18)に対して上
方へ向かって付勢されていること、前記弁ハウジング
(6) が上方側の位置にある場合には、前記ハウジング(1
8)内に設けられた第１ガス流路(19)が、前記弁ハウジン
グ(6) のパッキング(22)により閉鎖されること、及び、
前記弁ハウジング(6) と前記ハウジング(18)との間には
第２ガス流路(20)が設けられており、弁ハウジング(6)
が下方側位置で止まった際に、前記第２ガス流路(20)
が、前記第１ガス流路(19)と連通し、しかも、前記弁ハ
ウジング(6) と前記弁頭(8) の前記パッキング(10)との
間に存在する通過ステップ(14)を越えて前記空間(12)と
連通すること特徴とする弁装置。 - 【請求項２】 前記第２ガス流路(20)が、前記軸(4) の
中心軸(21)に対して平行に走っていること、前記第１ガ
ス流路(19)が、前記軸(4) の中心軸(21)から外側に放射
状の方向に向かって走っていること、及び、前記弁ハウ
ジング(6) のパッキング(22)が、上側位置に位置する際
に、前記第２ガス流路(20)を下方側で制限し、かつ、前
記第１ガス流路(19)を閉鎖していることを特徴とする請
求項１記載の弁装置。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| DE19725688.0 | 1997-06-18 | ||
| DE1997125688 DE19725688A1 (de) | 1997-06-18 | 1997-06-18 | Ventileinrichtung |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1120876A true JPH1120876A (ja) | 1999-01-26 |
Family
ID=7832800
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP18818798A Pending JPH1120876A (ja) | 1997-06-18 | 1998-06-17 | 弁装置 |
Country Status (4)
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|---|---|
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| EP (1) | EP0885815A1 (ja) |
| JP (1) | JPH1120876A (ja) |
| DE (1) | DE19725688A1 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2015137139A (ja) * | 2014-01-24 | 2015-07-30 | 株式会社三谷バルブ | 噴射口詰まり防止機構およびこの噴射口詰まり防止機構を備えたエアゾール式製品 |
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- 1998-05-05 US US09/072,922 patent/US5941424A/en not_active Expired - Fee Related
- 1998-06-17 JP JP18818798A patent/JPH1120876A/ja active Pending
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|---|---|---|---|---|
| JP2015137139A (ja) * | 2014-01-24 | 2015-07-30 | 株式会社三谷バルブ | 噴射口詰まり防止機構およびこの噴射口詰まり防止機構を備えたエアゾール式製品 |
Also Published As
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|---|---|
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