JP2023017628A - エアゾール容器用移充填アダプタ及びエアゾール移充填キット - Google Patents

エアゾール容器用移充填アダプタ及びエアゾール移充填キット Download PDF

Info

Publication number
JP2023017628A
JP2023017628A JP2021121995A JP2021121995A JP2023017628A JP 2023017628 A JP2023017628 A JP 2023017628A JP 2021121995 A JP2021121995 A JP 2021121995A JP 2021121995 A JP2021121995 A JP 2021121995A JP 2023017628 A JP2023017628 A JP 2023017628A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
transfer
aerosol container
filling
aerosol
adapter
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2021121995A
Other languages
English (en)
Other versions
JP7185348B1 (ja
Inventor
由佳 長島
Yuka Nagashima
幸男 廣瀬
Yukio Hirose
裕之 宮▲崎▼
Hiroyuki Miyazaki
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Lloyd co Ltd
Original Assignee
Lloyd co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Lloyd co Ltd filed Critical Lloyd co Ltd
Priority to JP2021121995A priority Critical patent/JP7185348B1/ja
Priority to JP2022183214A priority patent/JP2023017994A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7185348B1 publication Critical patent/JP7185348B1/ja
Publication of JP2023017628A publication Critical patent/JP2023017628A/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Abstract

【課題】本発明は、汎用のエアゾール容器の内容物を安定して容易に移充填できるエアゾール容器用移充填アダプタ及びエアゾール移充填キットを目的とする。【解決手段】異なる二つのエアゾール容器のうち、一方のエアゾール容器の内容物を他方のエアゾール容器の内部に充填するエアゾール容器用移充填アダプタであって、両端が開口した外筒部10と、外筒部10を軸線O方向に二分し、軸線O方向に連通する貫通孔22を有する隔壁20と、貫通孔22を囲み、隔壁20から外筒部10の両端に向かい立ち上がる内筒部30と、を有し、隔壁20は、内筒部30の内側に張り出す張出壁部24を有する、エアゾール容器用移充填アダプタ1。【選択図】図2

Description

本発明は、エアゾール容器用移充填アダプタ及びエアゾール移充填キットに関する。
従来、塗料、染毛料、接着剤等、二液混合型のエアゾール容器が知られている。例えば、特許文献1には、外側容器の内部に内側容器を配設し、使用時にこれら両容器内の薬剤及び噴射用ガスを混合して外部に噴霧することができる混合型エアゾール容器が提案されている。特許文献1の混合型エアゾール容器によれば、より良好に、より確実に二液が混合されることが図られている。
特開2012-232766号公報
しかしながら、特許文献1の発明では、一つのエアゾール容器の内部にもう一つのエアゾール容器が配設されており、その構造が複雑であった。
汎用のエアゾール容器の内容物を移充填するにあたっては、誰が作業をしても、安定して容易に移充填を行えることが求められる。
そこで、本発明は、汎用のエアゾール容器の内容物を安定して容易に移充填できるエアゾール容器用移充填アダプタ及びエアゾール移充填キットを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明は以下の態様を有する。
[1]異なる二つのエアゾール容器のうち、一方のエアゾール容器の内容物を他方のエアゾール容器の内部に充填するエアゾール容器用移充填アダプタであって、
両端が開口した外筒部と、
前記外筒部を軸線方向に二分し、前記軸線方向に連通する貫通孔を有する隔壁と、
前記貫通孔を囲み、前記隔壁から前記外筒部の両端に向かい立ち上がる内筒部と、
を有し、
前記隔壁は、前記内筒部の内側に張り出す張出壁部を有する、エアゾール容器用移充填アダプタ。
[2]前記内筒部が、前記外筒部の両端に向かうに従い拡径するテーパ部を有する、[1]に記載のエアゾール容器用移充填アダプタ。
[3]第一のエアゾール製品と、第二のエアゾール製品と、[1]又は[2]に記載のエアゾール容器用移充填アダプタとを有する、エアゾール移充填キット。
本発明のエアゾール容器用移充填アダプタ及びエアゾール移充填キットによれば、汎用のエアゾール容器の内容物を安定して容易に移充填できる。
本発明の一実施形態に係るエアゾール容器用移充填アダプタの斜視図である。 図1のA-A線断面図である。 本発明の一実施形態に係るエアゾール容器用移充填アダプタの使用方法を説明する断面図である。 本発明の一実施形態に係るエアゾール容器用移充填アダプタの使用方法を説明する断面図である。
[エアゾール容器用移充填アダプタ]
本発明のエアゾール容器用移充填アダプタ(以下、単に「移充填アダプタ」ともいう。)は、異なる二つのエアゾール容器のうち、一方のエアゾール容器の内容物を他方のエアゾール容器の内部に充填するためのアダプタである。
本明細書において、「移充填」とは、一方のエアゾール容器の内容物を他方のエアゾール容器の内部に充填することをいう。
以下、本発明の移充填アダプタの一実施形態について、図面を参照して説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係る移充填アダプタの内部構造を透視的に簡略して示す斜視図である。図1に示すように、移充填アダプタ1は、円筒形の外筒部10と、円盤状の隔壁20と、外筒部10の内部に位置する円筒形の内筒部30とを有する。符号Oは、外筒部10の軸線である。
外筒部10は、両端に開口部12a、12bを有する。外筒部10の外表面には、外筒部10の径方向に突出する凸部14が形成されている。凸部14は、外筒部10を軸線O方向に二分する位置で、外筒部10の外表面を周回する。
外筒部10は、外筒壁16a、16bで構成される。凸部14よりも開口部12a寄りの外筒壁を外筒壁16aとする。凸部14よりも開口部12b寄りの外筒壁を外筒壁16bとする。
外筒部10の内部には、隔壁20が設けられている。隔壁20は、外筒部10を外筒部10の軸線O方向に二分する。すなわち、外筒部10の内部は、隔壁20で区画されている。隔壁20は、凸部14の位置に設けられている。
隔壁20は、その中心に貫通孔22を有する。貫通孔22は、隔壁20で二分された外筒部10の内部を軸線O方向に連通する。
内筒部30は、貫通孔22を囲み、隔壁20から外筒部10の両端に向かい立ち上がっている。内筒部30は、両端に開口部32a、32bを有する。
本実施形態の移充填アダプタ1において、外筒部10と内筒部30とは、軸線Oを管軸とする二重筒構造となっている。また、本実施形態の移充填アダプタ1において、外筒部10と内筒部30との間は、隔壁20によって塞がれている。
図2は、軸線Oを含む平面で、移充填アダプタ1を切断した断面図である。
図2に示すように、隔壁20は、貫通孔22を囲み、内筒部30の内側に張り出す張出壁部24を有する。張出壁部24は、円環状に形成されている。張出壁部24は、貫通孔22の周縁を周回している。内筒部30は、内筒壁36a、36bで構成される。隔壁20よりも開口部32a寄りの内筒壁を内筒壁36aとする。隔壁20よりも開口部32b寄りの内筒壁を内筒壁36bとする。
内筒壁36aは、隔壁20から開口部32aに向かうに従い、拡径している。すなわち、内筒壁36aは、外筒部10の開口部12aに向かうに従い拡径するテーパ部34aを有する。内筒壁36bは、隔壁20から開口部32bに向かうに従い、拡径している。すなわち、内筒壁36bは、外筒部10の開口部12bに向かうに従い拡径するテーパ部34bを有する。
移充填アダプタ1の大きさは、特に限定されないが、例えば、移充填アダプタ1の軸線O方向の長さL(外筒部10の軸線O方向の長さL10)は、20~40mmが好ましく、25~35mmがより好ましい。長さLが上記下限値以上であると、移充填の際に、移充填アダプタ1の外筒部10をエアゾール容器に対して、より容易に直立で設置できる。加えて、長さLが上記下限値以上であると、移充填の際に、エアゾール容器のステムを押し込んだ状態において、エアゾール容器のマウンテンカップの天壁部と外筒部10の先端とが接触する。このため、移充填の際のエアゾール容器の内容物の漏洩をより抑制できる。長さLが上記上限値以下であると、移充填の際に、エアゾール容器のステムを充分に押し込めるため、エアゾール容器の内容物をより容易に噴射できる。加えて、長さLが上記上限値以下であると、材料を削減でき、コスト面で有利である。
外筒壁16aの軸線O方向の長さL16aは、例えば、10~20mmが好ましく、12~18mmがより好ましい。長さL16aが上記下限値以上であると、移充填の際に、外筒壁16aをエアゾール容器に対して、より容易に直立で設置できる。加えて、長さL16aが上記下限値以上であると、移充填の際に、エアゾール容器のステムを押し込んだ状態において、エアゾール容器のマウンテンカップの天壁部と外筒壁16aの先端とが接触する。このため、移充填の際のエアゾール容器の内容物の漏洩をより抑制できる。長さL16aが上記上限値以下であると、エアゾール容器のマウンテンカップの天壁部と外筒壁16aの先端との隙間ができ、エアゾール容器のステムの押し込み量がより大きくなるため、エアゾール容器の内容物をより容易に噴射できる。加えて、長さL16aが上記上限値以下であると、材料を削減でき、コスト面で有利である。
外筒壁16aの軸線O方向の長さL16aは、外筒壁16aの隔壁20からの立ち上がりから、開口部12aの開口端までの距離である。
外筒壁16bの軸線O方向の長さL16bは、長さL16aと同様である。
外筒壁16bの軸線O方向の長さL16bは、外筒壁16bの隔壁20からの立ち上がりから、開口部12bの開口端までの距離である。
長さL16bと長さL16aとの比(以下、「比L16b/L16a」ともいう)は、例えば、0.8~1.2が好ましく、0.9~1.1がより好ましく、1.0がさらに好ましい。比L16b/L16aが上記数値範囲内であると、移充填の際に、二つのエアゾール容器のステムをより容易に押し込めるため、作業性をより高められる。
なお、比L16b/L16aが1.0とは、長さL16bと長さL16aとが等しいことを意味する。本実施形態においては、比L16b/L16aが1.0である。すなわち、長さL16bと長さL16aとは等しい。
移充填アダプタ1の外径Dは、例えば、10~30mmが好ましく、15~25mmがより好ましい。外径Dが上記下限値以上であると、移充填の際に、移充填アダプタ1の外筒部10をエアゾール容器に対して、より容易に直立で設置できる。このため、エアゾール容器のステムをより小さな力で押し込める。外径Dが上記上限値以下であると、移充填の際に、移充填アダプタ1をマウンテンカップの天壁部の領域内に位置できるため、移充填の作業性をより高められる。
外筒壁16aの厚さT16aは、特に限定されないが、例えば、0.5~3.0mmが好ましく、1.0~2.0mmがより好ましい。厚さT16aが上記下限値以上であると、外筒部10の強度をより高められる。厚さT16aが上記上限値以下であると、移充填アダプタ1をより軽量にできる。加えて、厚さT16aが上記上限値以下であると、材料を削減でき、コスト面で有利である。
外筒壁16bの厚さT16bは、外筒壁16aの厚さT16aと同様である。
隔壁20の大きさは、外筒部10の大きさ(外筒壁の内径)に応じて調整できる。外筒壁16aの内径D16aは、例えば、10~30mmが好ましく、15~25mmがより好ましい。内径D16aが上記下限値以上であると、移充填の際に、エアゾール容器のステムを移充填アダプタ1の外筒部10の内側に挿入しやすいため、移充填の作業性をより高められる。内径D16aが上記上限値以下であると、移充填アダプタ1を取り扱いやすくできるため、移充填の作業性をより高められる。
外筒壁16bの内径D16bは、外筒壁16aの内径D16aと同様である。
隔壁20の厚さT20は、特に限定されないが、例えば、0.5~3.0mmが好ましく、1.0~2.0mmがより好ましい。厚さT20が上記下限値以上であると、隔壁20の強度をより高められる。厚さT20が上記上限値以下であると、移充填アダプタ1をより軽量にできる。加えて、厚さT20が上記上限値以下であると、材料を削減でき、コスト面で有利である。
貫通孔22の大きさは、特に限定されないが、例えば、貫通孔22の直径D22は、1~5mmが好ましく、2~3mmがより好ましい。直径D22が上記下限値以上であると、移充填の際にエアゾール容器の内容物が貫通孔22を通過しやすく、移充填をよりスムーズに行うことができる。直径D22が上記上限値以下であると、エアゾール容器のステムに移充填アダプタ1を装着した際に、ステムの先端が貫通孔22を通過することをより確実に防止できる。このため、エアゾール容器のステムをより容易に押し込んで、移充填をよりスムーズに行うことができる。
張出壁部24の幅(内筒部30の径方向の長さ)D24は、例えば、0.5~2.0mmが好ましく、0.5~1.0mmがより好ましい。幅D24が上記下限値以上であると、移充填の際に、エアゾール容器のステムの先端と接触しやすく、エアゾール容器のステムをより容易に押し込める。このため、移充填をよりスムーズに行うことができる。幅D24が上記上限値以下であると、張出壁部24の強度をより高められる。
内筒部30の大きさは、エアゾール容器のステムの大きさに合わせて調整できる。内筒壁36aの開口部32aにおける内径D36aは、例えば、6~10mmが好ましく、7~9mmがより好ましい。内径D36aが上記下限値以上であると、移充填の際に、エアゾール容器のステムを内筒部30内に、より容易に挿入できる。このため、移充填をよりスムーズに行うことができる。内径D36aが上記上限値以下であると、エアゾール容器のステムの先端部と内筒壁36aとの隙間を小さくでき、エアゾール容器のステムを内筒壁36a内に、より安定に固定して、ステムをより容易に押し込める。このため、移充填をよりスムーズに行うことができる。
内筒部30の開口部32bにおける内径D36bは、内径D36aと同様である。
内筒部30の軸線O方向の長さL30は、例えば、10~20mmが好ましく、10~15mmがより好ましい。長さL30が上記下限値以上であると、移充填の際に、エアゾール容器のステムをより安定して固定できる。このため、移充填をよりスムーズに行うことができる。長さL30が上記上限値以下であると、内筒部30の強度をより高められる。
内筒壁36aの厚さT36aは、例えば、1.0~5.0mmが好ましく、1.5~3.0mmがより好ましい。厚さT36aが上記下限値以上であると、内筒部30の強度をより高められる。厚さT36aが上記上限値以下であると、移充填アダプタ1をより軽量にできる。加えて、厚さT36aが上記上限値以下であると、材料を削減でき、コスト面で有利である。
内筒壁36bの厚さT36bは、厚さT36aと同様である。
内筒部30のテーパ部34aの軸線Oに対する角度θ34aは、例えば、25~45°が好ましく、30~40°がより好ましい。角度θ34aが上記下限値以上であると、移充填の際に、エアゾール容器のステムをより容易に挿入できる。このため、移充填をよりスムーズに行うことができる。角度θ34aが上記上限値以下であると、エアゾール容器のステムの先端部と内筒壁36aとの隙間を小さくでき、エアゾール容器のステムをより安定して押し込める。このため、移充填をよりスムーズに行うことができる。
内筒部30のテーパ部34bの軸線Oに対する角度θ34bは、角度θ34aと同様である。
移充填アダプタ1の材質は、特に限定されないが、金属、樹脂、ガラス、木等が挙げられる。金属としては、例えば、金、銀、銅、鉄、亜鉛、ニッケル、アルミニウム、チタン、鉛、錫及びこれらの合金が挙げられる。樹脂としては、ポリオレフィン系樹脂、ポリエステル系樹脂、ポリアクリル系樹脂、ポリウレタン系樹脂、ポリカーボネート系樹脂、ポリ塩化ビニル系樹脂、ポリスチレン系樹脂、ポリアミド系樹脂、ポリイミド系樹脂等が挙げられる。ガラスとしては、石英ガラス、ソーダガラス、カリ石灰ガラス、カリ鉛ガラス、ホウケイ酸ガラス、水ガラス等が挙げられる。
移充填アダプタ1の材質としては、所望する強度を有し、成形しやすいことから、樹脂が好ましく、ポリオレフィン系樹脂、ポリエステル系樹脂、ポリアクリル系樹脂がより好ましい。
[移充填アダプタの製造方法]
移充填アダプタの製造方法は、特に限定されないが、例えば、射出成形が挙げられる。射出成形は、特定の形状の金型に溶融した材料を充填し、冷却し、固化させた後で、金型を脱型する製造方法である。
あるいは、移充填アダプタの製造方法としては、円柱状の部材を切削する削り出し法が挙げられる。
移充填アダプタの材質が樹脂の場合は、例えば、射出成形により、移充填アダプタを製造できる。
[エアゾール移充填キット]
本発明のエアゾール移充填キットは、本発明のエアゾール容器用移充填アダプタと、第一のエアゾール製品と、第二のエアゾール製品とを有する。
第一のエアゾール製品は、第一のエアゾール容器に、第一の内容物が充填された製品である。
第一のエアゾール容器としては、従来公知の汎用のエアゾール容器を適用できる。
第一の内容物としては、例えば、硬化剤と反応する主剤が挙げられる。主剤としては、例えば、硬化剤と反応してウレタン結合を形成するポリオールが挙げられる。ポリオールとしては、例えば、ポリエーテルポリオール、ポリエステルポリオール、ポリマーポリオール等が挙げられる。
ポリエーテルポリオールとしては、例えば、エチレングリコール、プロピレングリコール、グリセリン、ソルビトール、スクロース等、分子内に水酸基を2個以上有する化合物に、エチレンオキサイド、プロピレンオキサイド等、アルキレンオキサイドを付加重合させた化合物が挙げられる。
ポリエステルポリオールとしては、例えば、アジピン酸等の二塩基酸とエチレングリコール等の多価アルコールとを縮合させ、末端を水酸基とした化合物が挙げられる。
ポリマーポリオールとしては、例えば、ポリオール中に、ポリスチレン、ポリアクリロニトリル等を分散させた化合物が挙げられる。
第一の内容物は、噴射剤を含む。噴射剤としては、例えば、液化石油ガス、ジメチルエーテル、炭化水素、二酸化炭素、窒素等が挙げられる。
第一のエアゾール容器の内圧は、例えば、0.3~0.5MPaが好ましく、0.4~0.5MPaがより好ましい。
第二のエアゾール製品は、第二のエアゾール容器に、第二の内容物が充填された製品である。
第二のエアゾール容器としては、第一のエアゾール容器と同様の汎用のエアゾール容器が挙げられる。
第二の内容物としては、例えば、主剤と反応する硬化剤が挙げられる。硬化剤としては、例えば、上述した主剤と反応してウレタン結合を形成するポリイソシアネートが挙げられる。ポリイソシアネートとしては、例えば、トルエンジイソシアネート(TDI)、ジフェニルメタンジイソシアネート(MDI)、ヘキサメチレンジイソシアネート(HDI)、イソホロンジイソシアネート(IPDI、3-イソシアナトメチル-3,5,5-トリメチルシクロヘキシルイソシアネート)等が挙げられる。
第二の内容物は、噴射剤を含む。噴射剤としては、第一の内容物に含まれる噴射剤よりも圧力が高いものが挙げられる。第二のエアゾール容器の内圧を第一のエアゾール容器の内圧よりも高くする観点から、第二の内容物に含まれる噴射剤は、第一の内容物に含まれる噴射剤とは異なる噴射剤が採用される。第一の内容物に含まれる噴射剤と、第二の内容物に含まれる噴射剤とが同一であると、移充填の途中でエアゾール容器の内圧が平衡になり、移充填を完了できない。このため、第二の内容物に含まれる噴射剤は、第一の内容物に含まれる噴射剤よりもエアゾール容器の内圧を高圧にできる噴射剤を用いる。例えば、第一の内容物に含まれる噴射剤がジメチルエーテルの場合、第二の内容物に含まれる噴射剤としては、ジメチルエーテル(0.41MPa/20℃)よりも圧力が高い液化石油ガス(LPG)、窒素等が挙げられる。
第二のエアゾール容器の内圧は、第一のエアゾール容器の内圧よりも高い。第一のエアゾール容器の内圧と第二のエアゾール容器の内圧との圧力差があることで、内圧の高いエアゾール容器内の内容物を他方のエアゾール容器内に移充填できる。第二のエアゾール容器の内圧は、例えば、0.6~0.8MPaが好ましく、0.6~0.7MPaがより好ましい。
第一のエアゾール容器の内圧と第二のエアゾール容器の内圧との差圧は、例えば、0.1~0.5MPaが好ましく、0.2~0.3MPaがより好ましい。差圧が上記下限値以上であると、よりスムーズに移充填を行える。差圧が上記上限値以下であると、充填される側のエアゾール容器内の圧力の急激な上昇をより緩和できる。
なお、差圧は、第一の内容物の噴射剤の種類と量、第二の内容物の噴射剤の種類と量、及びこれらの組み合わせにより調節できる。
本発明のエアゾール移充填キットの一実施形態を図3に示す。
図3に示すように、本実施形態のエアゾール移充填キット300は、エアゾール容器用移充填アダプタ1と、第一のエアゾール製品と、第二のエアゾール製品とを有する。
第一のエアゾール製品は、第一のエアゾール容器100に、第一の内容物が充填された製品である。第一のエアゾール容器100は、有底円筒状の容器本体110と、容器本体110の肩部112の上端に取り付けられたマウンテンカップ120と、ステム130とを有する。
容器本体110は、円筒状の胴部113と、上方に向かうに従い外径が窄まる肩部112とを有する。肩部112の下端は、胴部113の上端とかしめによって接合している。すなわち、胴部113と、肩部112とは、かしめ部(リム部)114で接合している。
マウンテンカップ120は、平面視円形で平坦な天壁部122と、天壁部122の周縁から立ち上がる側壁部123とを有する。側壁部123の上端は、肩部112の上端とかしめによって接合している。すなわち、マウンテンカップ120と容器本体110とは、かしめ部(リム部)124で接合している。
側壁部123の高さH123(マウンテンカップ120の深さ)は、特に限定されないが、例えば、5~20mmが好ましく、10~15mmがより好ましい。側壁部123の高さH123は、側壁部123の天壁部122からの立ち上がりから、かしめ部124の上端までの距離である。
天壁部122の中央から上方に向かって、ステム130が起立する。ステム130の先端132は、拡径しており、開口部134が設けられている。第一のエアゾール容器100内の第一の内容物は、開口部134から上方に向かって噴射される。
第二のエアゾール製品は、第二のエアゾール容器200に、第二の内容物が充填された製品である。第二のエアゾール容器200は、第一のエアゾール容器100と同様の構造を有する。すなわち、第二のエアゾール容器200は、有底円筒状の容器本体210と、容器本体210の肩部212の上端に取り付けられたマウンテンカップ220と、ステム230とを有する。
容器本体210は、円筒状の胴部213と、上方に向かうに従い外径が窄まる肩部212とを有する。肩部212の下端は、胴部213の上端とかしめによって接合している。すなわち、胴部213と、肩部212とは、かしめ部(リム部)214で接合している。
マウンテンカップ220は、平面視円形で平坦な天壁部222と、天壁部222の周縁から立ち上がる側壁部223とを有する。側壁部223の上端は、肩部212の上端とかしめによって接合している。すなわち、マウンテンカップ220と容器本体210とは、かしめ部(リム部)224で接合している。
側壁部223の高さH223(マウンテンカップ220の深さ)は、特に限定されないが、例えば、5~20mmが好ましく、10~15mmがより好ましい。側壁部223の高さH223は、側壁部223の天壁部222からの立ち上がりから、かしめ部224の上端までの距離である。
天壁部222の中央から上方に向かって、ステム230が起立する。ステム230の先端232は、拡径しており、開口部234が設けられている。第二のエアゾール容器200内の第二の内容物は、開口部234から上方に向かって噴射される。
[移充填アダプタの使用方法]
本実施形態の移充填アダプタ1は、異なる二つのエアゾール容器のそれぞれのステムを内筒部30に挿入して使用する。
以下、本実施形態の移充填アダプタの使用方法について、図面を参照して説明する。
図3に示すように、まず、第一のエアゾール容器100を正立状態(ステム130を鉛直上方に向けた状態)とする。第一のエアゾール容器100のステム130を内筒部30の開口部32aに挿入して、ステム130に移充填アダプタ1を装着する。ステム130の先端132は、内筒壁36aの内部の空間に挿入され、ステム130の先端132の端部と、移充填アダプタ1の張出壁部24とが当接する。
ステム130に移充填アダプタ1を装着した状態において、第一のエアゾール容器100のマウンテンカップ120の天壁部122と、外筒壁16aの先端との間には、隙間d100が形成されている。
隙間d100は、ステム130の押し込み量と同等以上が好ましく、例えば、1~10mmが好ましく、2~5mmがより好ましい。
ステム130に移充填アダプタ1を装着した状態において、外筒壁16aの先端(下端)は、マウンテンカップ120のかしめ部124の上端よりも天壁部122寄りに位置する。すなわち、外筒壁16aの下端は、マウンテンカップ120の天壁部122と側壁部123とが形成する空間内に位置する。この状態において、移充填アダプタ1の外筒壁16aの位置は側壁部123で規制されるため、移充填アダプタ1を第一のエアゾール容器100に、より安定して装着できる。
次に、第二のエアゾール容器200を倒立状態(ステム230を鉛直下方に向けた状態)とし、内筒部30の開口部32bに第二のエアゾール容器200のステム230を挿入する。ステム230の先端232は、内筒壁36bの内部の空間に挿入され、ステム230の先端232の端部と、移充填アダプタ1の張出壁部24とが当接する。このとき、第一のエアゾール容器100のステム130の先端132の開口部134と、第二のエアゾール容器200のステム230の先端232の開口部234とを向かい合わせる。向き合った開口部134と開口部234とは、貫通孔22を介して連通する。
ステム230に移充填アダプタ1を装着した状態において、第二のエアゾール容器200のマウンテンカップ220の天壁部222と、外筒壁16bの先端との間には、隙間d200が形成されている。
隙間d200は、ステム230の押し込み量と同等以上が好ましく、例えば、1~10mmが好ましく、2~5mmがより好ましい。
ステム230に移充填アダプタ1を装着した状態において、外筒壁16bの先端(上端)は、マウンテンカップ220のかしめ部224の上端よりも天壁部222寄りに位置する。すなわち、外筒壁16bの上端は、マウンテンカップ220の天壁部222と側壁部223とが形成する空間内に位置する。この状態において、移充填アダプタ1の外筒壁16bの位置は側壁部123で規制されるため、移充填アダプタ1を第二のエアゾール容器200に、より安定して装着できる。
次に、第二のエアゾール容器200を下方に押し下げる(図4)。第二のエアゾール容器200を押し下げると、ステム130は容器本体110の内部方向に押し込まれ、ステム230は容器本体210の内部方向に押し込まれる。例えば、第二のエアゾール容器200の内圧が、第一のエアゾール容器100の内圧よりも高い場合、第二のエアゾール容器200内の第二の内容物は、ステム230から噴射され、貫通孔22、ステム130の先端132の開口部134を経て、第一のエアゾール容器100の内部に至る。その結果、第一のエアゾール容器100内で、第一のエアゾール容器100の第一の内容物と第二のエアゾール容器200の第二の内容物とが混合されて、所望する薬剤が第一のエアゾール容器100の内部に充填される。
ステム130を押下している間、天壁部122と、外筒壁16aの下端とが触れていることが好ましい。天壁部122と、外筒壁16aの下端とが触れていることで、移充填アダプタ1をより安定して直立させることができる。加えて、天壁部122と、外筒壁16aの下端とが触れていることで、第一の内容物が移充填アダプタ1の外部に漏洩することをより確実に抑制できる。
ステム230を押下している間、天壁部222と、外筒壁16bの上端とが触れていることが好ましい。天壁部222と、外筒壁16bの上端とが触れていることで、移充填アダプタ1をより安定して直立させることができる。加えて、天壁部222と、外筒壁16bの上端とが触れていることで、第二の内容物が移充填アダプタ1の外部に漏洩することをより確実に抑制できる。
このように、本実施形態の移充填アダプタ1によれば、汎用のエアゾール容器の内容物を安定して容易に移充填できる。
本発明のエアゾール移充填キットは、本発明のエアゾール容器用移充填アダプタを有するため、移充填の際に、移充填アダプタを安定して直立させることができる。このため、小さな力でエアゾール容器のステムを押下できる。加えて、本発明のエアゾール移充填キットは、本発明のエアゾール容器用移充填アダプタを有するため、移充填の際に、それぞれのエアゾール製品の内容物が移充填アダプタの外部に漏洩することを抑制できる。
以上、本発明の移充填アダプタについて説明してきたが、本発明の移充填アダプタは、上述した実施形態に限定されない。
移充填アダプタ1は、凸部14を有するが、移充填アダプタは、凸部を有していなくてもよい。
移充填アダプタ1は、外筒部10を二等分する位置に隔壁20が形成されているが、隔壁が形成される位置は、外筒部を二等分する位置でなくてもよい。
外筒部10は、円筒形であるが、本発明はこれに限定されず、外筒部は、楕円筒形でもよく、断面四角形、断面五角形等の多角筒形でもよい。
また、外筒部は、軸線O方向に延びるスリットを有してもよい。ただし、移充填時において、第一の内容物又は第二の内容物の漏洩をより良好に防止する観点からは、外筒部は、スリット等を有しないことが好ましい。
内筒部30は、円筒形であるが、本発明はこれに限定されず、内筒部は、楕円筒形でもよく、断面四角形、断面五角形等の多角筒形でもよい。
隔壁20は、外筒部10と内筒部30との間を塞いでいるが、本発明はこれに限定されない。外筒部と内筒部との間において、隔壁は、複数の貫通孔を有してもよい。
本実施形態の移充填アダプタの使用方法では、第二のエアゾール容器200の第二の内容物を噴射したが、第一のエアゾール容器100の第一の内容物を噴射してもよい。
この場合、第一のエアゾール容器100の内圧が、第二のエアゾール容器200の内圧よりも高くなっている。第一のエアゾール容器100内の第一の内容物は、ステム130から噴射され、貫通孔22、ステム230の先端232の開口部234を経て、第二のエアゾール容器200の内部に至る。その結果、第二のエアゾール容器200内で、第二のエアゾール容器200の第二の内容物と第一のエアゾール容器100の第一の内容物とが混合されて、所望する薬剤が第二のエアゾール容器200の内部に充填される。
本実施形態の移充填アダプタの使用方法では、内筒部30の開口部32aに第一のエアゾール容器100のステム130の先端132を挿入したが、内筒部30の開口部32aに第二のエアゾール容器200のステム230の先端232を挿入してもよい。
本実施形態のエアゾール移充填キットは、3種類以上のエアゾール製品を有していてもよい。
1 エアゾール容器用移充填アダプタ
10 外筒部
12a、12b 開口部
14 凸部
16a、16b 外筒壁
20 隔壁
22 貫通孔
24 張出壁部
30 内筒部
32a、32b 開口部
34a、34b テーパ部
36a、36b 内筒壁
100 第一のエアゾール容器
200 第二のエアゾール容器
110、210 容器本体
112、212 肩部
113、213 胴部
114、214 かしめ部
120、220 マウンテンカップ
122、222 天壁部
123、223 側壁部
124、224 かしめ部
130、230 ステム
132、232 ステムの先端
134、234 開口部
O 軸線

Claims (3)

  1. 異なる二つのエアゾール容器のうち、一方のエアゾール容器の内容物を他方のエアゾール容器の内部に充填するエアゾール容器用移充填アダプタであって、
    両端が開口した外筒部と、
    前記外筒部を軸線方向に二分し、前記軸線方向に連通する貫通孔を有する隔壁と、
    前記貫通孔を囲み、前記隔壁から前記外筒部の両端に向かい立ち上がる内筒部と、
    を有し、
    前記隔壁は、前記内筒部の内側に張り出す張出壁部を有する、エアゾール容器用移充填アダプタ。
  2. 前記内筒部が、前記外筒部の両端に向かうに従い拡径するテーパ部を有する、請求項1に記載のエアゾール容器用移充填アダプタ。
  3. 第一のエアゾール製品と、第二のエアゾール製品と、請求項1又は2に記載のエアゾール容器用移充填アダプタとを有する、エアゾール移充填キット。
JP2021121995A 2021-07-26 2021-07-26 エアゾール容器用移充填アダプタ及びエアゾール移充填キット Active JP7185348B1 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2021121995A JP7185348B1 (ja) 2021-07-26 2021-07-26 エアゾール容器用移充填アダプタ及びエアゾール移充填キット
JP2022183214A JP2023017994A (ja) 2021-07-26 2022-11-16 エアゾール容器用移充填アダプタ及びエアゾール移充填キット

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2021121995A JP7185348B1 (ja) 2021-07-26 2021-07-26 エアゾール容器用移充填アダプタ及びエアゾール移充填キット

Related Child Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2022183214A Division JP2023017994A (ja) 2021-07-26 2022-11-16 エアゾール容器用移充填アダプタ及びエアゾール移充填キット

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP7185348B1 JP7185348B1 (ja) 2022-12-07
JP2023017628A true JP2023017628A (ja) 2023-02-07

Family

ID=84357712

Family Applications (2)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2021121995A Active JP7185348B1 (ja) 2021-07-26 2021-07-26 エアゾール容器用移充填アダプタ及びエアゾール移充填キット
JP2022183214A Pending JP2023017994A (ja) 2021-07-26 2022-11-16 エアゾール容器用移充填アダプタ及びエアゾール移充填キット

Family Applications After (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2022183214A Pending JP2023017994A (ja) 2021-07-26 2022-11-16 エアゾール容器用移充填アダプタ及びエアゾール移充填キット

Country Status (1)

Country Link
JP (2) JP7185348B1 (ja)

Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5345980A (en) * 1989-09-21 1994-09-13 Glaxo Group Limited Method and apparatus an aerosol container
JP2004142769A (ja) * 2002-10-23 2004-05-20 Mitani Valve Co Ltd エアゾール製品のガス抜き方法およびエアゾール製品のガス抜き用容器
US20060278301A1 (en) * 2002-03-14 2006-12-14 Greer Lester R Jr Aerosol systems and methods for mixing and dispensing two-part materials
JP2008105710A (ja) * 2006-10-26 2008-05-08 Shigeru Matsuyama エアゾール容器のガス抜き具、ガス抜き具を備えたキャップ、及びエアゾール容器のガス抜き構造
WO2010022912A1 (en) * 2008-08-29 2010-03-04 Kpss-Kao Professional Salon Services Gmbh Container
JP2011006100A (ja) * 2009-06-25 2011-01-13 Kracie Home Products Ltd 靴用噴射アダプタ
JP2012012117A (ja) * 2011-10-20 2012-01-19 Yoshino Kogyosho Co Ltd エアゾール容器のガス抜き機構
DE102013019085A1 (de) * 2012-11-13 2014-05-15 STADMAR Ltd. Verfahren zur Erzeugung der Produkte, insbesondere Zweikomponentenprodukte im Spray sowie Geräte zum Einsatz dieses Verfahrens

Patent Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5345980A (en) * 1989-09-21 1994-09-13 Glaxo Group Limited Method and apparatus an aerosol container
US20060278301A1 (en) * 2002-03-14 2006-12-14 Greer Lester R Jr Aerosol systems and methods for mixing and dispensing two-part materials
JP2004142769A (ja) * 2002-10-23 2004-05-20 Mitani Valve Co Ltd エアゾール製品のガス抜き方法およびエアゾール製品のガス抜き用容器
JP2008105710A (ja) * 2006-10-26 2008-05-08 Shigeru Matsuyama エアゾール容器のガス抜き具、ガス抜き具を備えたキャップ、及びエアゾール容器のガス抜き構造
WO2010022912A1 (en) * 2008-08-29 2010-03-04 Kpss-Kao Professional Salon Services Gmbh Container
JP2011006100A (ja) * 2009-06-25 2011-01-13 Kracie Home Products Ltd 靴用噴射アダプタ
JP2012012117A (ja) * 2011-10-20 2012-01-19 Yoshino Kogyosho Co Ltd エアゾール容器のガス抜き機構
DE102013019085A1 (de) * 2012-11-13 2014-05-15 STADMAR Ltd. Verfahren zur Erzeugung der Produkte, insbesondere Zweikomponentenprodukte im Spray sowie Geräte zum Einsatz dieses Verfahrens

Also Published As

Publication number Publication date
JP2023017994A (ja) 2023-02-07
JP7185348B1 (ja) 2022-12-07

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP1507710B1 (en) Aerosol dispenser for mixing and dispensing multiple fluid products
US7357158B2 (en) Aerosol dispenser for mixing and dispensing multiple fluid products
EP3331775B1 (en) Method for assembling a dispensing system for dispensing a fluid medium
CN202163755U (zh) 包括改进的颈口的气溶胶容器
WO1995019923A1 (en) Insert for beverage container
CA2508873C (en) Pressurized can for mixing and dispensing two-component materials
EP3331776B1 (en) Valve cups and containers for use in fluid medium dispensing systems
KR20050051918A (ko) 용기
JP7185348B1 (ja) エアゾール容器用移充填アダプタ及びエアゾール移充填キット
JP2004523437A (ja) 二成分材料を混合及び吐出するための耐圧缶
WO1995004689A1 (en) Beverage container
US20070284390A1 (en) Reactive mixture with growing molecular species
US5012951A (en) Hopper for pressurized container
WO2020242287A1 (en) Control valve and cushion pad for spray can
JP2018012537A (ja) 2液吐出容器
JP2013147293A (ja) エアゾール容器およびそのエアゾール容器を用いたエアゾール製品の加圧方法
CN112424090B (zh) 饮料容器
US20040065678A1 (en) Spraying apparatus for introducing substances into the body or applying substances onto the body
US20220219880A1 (en) Beverage container
US20020088724A1 (en) Pressurized can with inner shell
US4915266A (en) Aerosol assembly for filling
CA1092069A (en) Pressurized barrier pack
KR101562317B1 (ko) 생맥주 또는 음료수 배달용기
CN1226219A (zh) 用于受压容器的阀门
US3869072A (en) Combination charging and dispensing valve for aerosol containers

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20210831

A871 Explanation of circumstances concerning accelerated examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A871

Effective date: 20210831

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20211116

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20211201

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

Effective date: 20211201

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20220114

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20220315

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20220531

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20220728

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20220928

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20221018

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20221117

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 7185348

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150