JP2004141350A - ゴルフクラブヘッドの製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】寸法のバラツキを減じうるゴルフクラブヘッドの製造方法を提供する。
【解決手段】ボールを打球するフェース面Fを有するフェース部材2と、このフェース部材2を前面に配するヘッド本体3とがその接合縁2e、3eを溶接により固着されたゴルフクラブヘッド1を製造する製造方法である。フェース部材2又はヘッド本体3の一方の接合縁2e又は3eの少なくとも一部に形成される凹部10と、他方の接合縁2e又は3eの少なくとも一部に形成され凹部10に嵌まり合う凸部11とからなる嵌合部12を形成する。嵌合部12は、嵌め合わせることにより、フェース部材2とヘッド本体3とを位置決めしロフト角の向きにフェース部材2を傾ける。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、不良率を減じ、より精度良くゴルフクラブヘッドを製造しうるゴルフクラブヘッドの製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】
金属製のゴルフクラブヘッドは、例えばそれぞれ別成形されたフェース部材とこのフェース部材を前面に配するへッド本体とを溶接により一体に固着することにより製造される。溶接は、自動化されている場合もあるが、多くの場合、人手によって行われる。このため、溶接後の製品には個々の作業者の癖などが反映されやすく、これがロフト角、フック角、ライ角にバラツキを生じさせるなど、不良率を高める原因となっている。
【0003】
本発明は、以上のような問題点に鑑み案出なされたもので、フェース部材又はヘッド本体の一方に凹部を、他方に前記凹部に嵌まり合う凸部を形成するとともに、前記凸部と前記凹部とを嵌め合わせることによりフェース部材とヘッド本体とを位置決めして溶接を行うことを基本として、溶接に先立ち、フェース部材とヘッド本体とを精度良く位置決めし精度の良いゴルフクラブヘッドを製造しうるゴルフクラブヘッドの製造方法を提供することを目的としている。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本発明のうち請求項1記載の発明は、ボールを打球するフェース面を有するフェース部材と、このフェース部材を前面に配するヘッド本体とがその接合縁を溶接により固着されたゴルフクラブヘッドを製造するゴルフクラブヘッドの製造方法であって、前記フェース部材又はヘッド本体部の一方の接合縁の少なくとも一部に形成される凹部と、他方の接合縁の少なくとも一部に形成され前記凹部に嵌まり合う凸部とからなる嵌合部を形成するとともに、前記嵌合部は、嵌め合わせることにより前記フェース部材とヘッド本体とを位置決めしロフト角の向きにフェース部材を傾けることを特徴としている。
【0005】
また請求項2記載の発明は、前記フェース部材は、前記接合縁をその周縁部に有しかつこの接合縁に前記嵌合部の一方が形成され、かつ前記ヘッド本体は、前記フェース部材の前記周縁部と向き合う開口周縁部に、前記嵌合部の他方が形成された接合縁を具えることを特徴とする請求項1記載のゴルフクラブヘッドの製造方法である。
【0006】
また請求項3記載の発明は、前記フェース部材とヘッド本体とは、ヒール、トウ方向でのスライドにより前記嵌合部が互いに嵌め込み可能としたことを特徴とするゴルフクラブヘッドの製造方法である。
【0007】
また請求項4記載の発明は、前記フェース部材は、その背面の周縁部に設けられた接合縁が第1の平面により形成されるとともに、前記ヘッド本体は、フェース部材の前記第1の平面に当接する第2の平面からなる前面を有する受片と、その前方の前片とにより前記凹部が形成されたことを特徴とする請求項1記載のゴルフクラブヘッドである。
【0008】
また請求項5記載の発明は、前記フェース部材とヘッド本体とは、前記第1、第2の平面が当接することにより、フェース部材のロフト角でヘッド本体に位置決めすることを特徴とすることを特徴とする請求項4に記載のゴルフクラブヘッドの製造方法である。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の一形態を図面に基づき説明する。
図1には、本発明の第1の実施形態のゴルフクラブヘッドの分解斜視図を示している。本実施形態のゴルフクラブヘッド(以下、単に「ヘッド」ということがある。)1は、ボールを打球するフェース面Fを有するフェース部材2と、このフェース部材2を前面に配するヘッド本体3とからなるウッド型を示し、各々の接合縁2e、3eを溶接することにより製造される。なおヘッド本体3は、2以上の部品を固着して形成しても良い。
【0010】
フェース部材2は、本例ではフェース面Fのほぼ全域を形成する板状で構成される。この実施形態では、フェース部材2の背面の周縁部8がヘッド本体3に接合されるフェース部材の接合縁2eを構成する。フェース部材2は、例えばプレス、圧延、鋳造又は鍛造により形成することができ、本例では鋳造品が用いられる。またフェース部材2には、ヘッド本体3と溶接可能な材料が適宜選択され、本例ではチタン合金が採用される。
【0011】
ヘッド本体3は、ヘッド上面をなすクラウン部4と、ヘッド底面をなすソール部5と、クラウン部4とソール部5との間を継ぐサイド部6と、図示しないシャフトが差し込まれるホーゼル部7とを含み、内部を中空形状としている。またヘッド本体3の前面には、開口周縁部9が設けられる。開口周縁部9は、フェース部材2の背面の周縁部8と向き合いかつ接合される。即ち、この開口周縁部9がヘッド本体3の接合縁3eを構成する。またヘッド本体3は、例えばロストワックス精密鋳造法などにより前記各部を一体に成形される。またヘッド本体3には、フェース部材2と溶接可能な材料が適宜選択される。本実施形態ではフェース部材と同じチタン合金により形成されたものを例示する。
【0012】
また本発明では、フェース部材2又はヘッド本体部3の一方の接合縁2e又は3eの少なくとも一部に形成される凹部10と、他方の接合縁2e又は3eの少なくとも一部に形成され前記凹部10に嵌まり合う凸部11とからなる嵌合部12を形成している。
【0013】
この本実施形態では、フェース部材2の接合縁2eのクラウン側の縁と、ソール側の縁とにそれぞれ複数個の凸部11が設けられている。該凸部11は、図3(A)に示すように、フェース部材2の背面からヘッド本体3へとのびる小巾かつ薄板状の突起体であって、接合縁2eに沿って一定の中でのびている。また図4(A)に略示するように、凸部11は、本例ではフェース部材2の外周面2Eから内側に距離fを控えた位置で形成されている。この凸部11は、本例ではフェース部材2の鋳造時に一体に形成される。
【0014】
またヘッド本体3の接合縁3eには、この凸部11と嵌まり合う本例では有底の凹部10が形成されている。ヘッド本体3の開口周縁部9は、凹部10が形成される部分を厚肉として、凸部11が差込可能な矩形の孔からなる凹部10を形成している。従って、この実施形態では、凸部11は凹部10に差し込まれ、より強固かつ確実な嵌合状態を得ることができる。なお凸部11と凹部10とは、それぞれ逆の部材に設けられていても良く、また両方の部材に双方を設けても良い。また凹部10もヘッド本体3の鋳造時に成形される。
【0015】
そして、図2に示すように、嵌合部12(凸部11と凹部10)を嵌め合わせることにより、フェース部材2とヘッド本体3とを位置決めし、ロフト角の向きにフェース部材2を傾けることができる。ここで、「ロフト角の向きにフェース部材を傾ける」とは、図2に示すように、嵌合部12を嵌め合わせて仮組みしたヘッド1を規定のライ角としかつフック角が0゜となるように調整して水平面HPに載置した基準状態において、ロフト角αが設計目標値の範囲内に収まることを意味する。またライ角は、前記ホーゼル部7に設けられたシャフト差込孔7aの軸中心線CLを基準として傾ける。
【0016】
このような製造方法では、フェース部材2とヘッド本体3とを、嵌合部12を嵌め合わせることにより、溶接に先立ち仮固定できる。とりわけ、嵌合部12を止まりばめとしたときには、別途治具等を用いて両部材を保持することなく強固に仮固定できる。これは溶接作業時の治具取付、取り外しといった工程を減じ、生産性を大幅に向上させるのに役立つ。また、嵌合部12を嵌め合わせることによって、フェース部材2が所定のロフト角の向きに傾けられるため、精度の良い位置合わせが可能となり、溶接精度の向上も十分に期待でき、不良率の低減を図りうる。
【0017】
図3(A)、(B)には、接合縁2e、3eの要部拡大断面図を示している。本実施形態では、凸部11の長さを凹部10の深さよりも大としている。このため、嵌合部12を密に嵌め合わせると、図3(B)に示すように、フェース部材2の接合縁2eと、ヘッド本体3の接合縁3eとの間に、例えば1〜8mm、より好ましくは2〜6mm程度の隙間Sを形成できる。そして、図3(C)に示すように、この隙間Sは、溶接時に溶加材などの溶融金属Mを満たすのに役立ち、溶接作業性を向上する。なお、レーザービーム溶接など、溶加材を用いない溶接の場合には、凸部11の長さを調節し隙間Sをより小さく設定することもできる。
【0018】
また、図4(A)及びそのX視図である図4(B)に示すように、凸部11には、この凸部11を貫通する1以上の貫通孔13を設けることが望ましい。嵌合部12を嵌め合わせた状態において、貫通孔13は、一部が凹部10の中に位置するとともに、他の一部が凹部10の外部にはみ出して位置する。このような貫通孔13を設けた凸部11は、溶融金属Mを隙間Sに満たす際に、該溶融金属Mが貫通孔13を介して凹部10の内部や凸部11の裏側など広い範囲に流れ込む。従って、溶接をより確実ならしめ、継手強度を向上させる。
【0019】
凹部10及び凸部11の形状、個数などは特に限定されるものではない。本例では凸部11を扁平な横長板状で形成したもの示すが、例えば丸棒等の軸体で構成しても良く、また他の形状で構成することもできる。また凸部11及び凹部10の個数などは、特に限定することなく種々変更しうるのは言うまでもない。またヘッド1は、溶接後、溶接部などを研磨し、また必要により塗装などの工程を経て製品として仕上げられる。
【0020】
図5には、本発明の第2の実施形態を示している。
この実施形態のフェース部材2は、実質的なフェース面Fを形成する基部2Aと、該基部2Aの周縁部で折れ曲がりヘッド後方へとのびる延長部2Bとを含むものが例示される。延長部2Bは、任意の位置に形成でき、本例ではクラウン部4の一部を形成するクラウン部側の延長部と、ソール部5の一部を形成するソール部側の延長部と、サイド部6のトウ側部分の一部を形成するトウ側の延長部とを含むものが示されている。この実施形態では、延長部2Bの後端面15がなす接合縁2eに凸部11が、ヘッド本体3の開口周縁部9がなす接合縁3eに凹部10がそれぞれ形成されている。
【0021】
そして前記フェース部材2とヘッド本体3とは、嵌合部12を嵌め合わせ、前記接合縁2e、3e間で溶接される。これにより、ヘッド1が製造できる。この実施形態では、溶接部をフェース面Fの周縁から後方へ隔てることができる。従って、フェース面Fの剛性が溶接部によって過度に高められるのを防止し、反発性の低下などを防止しうる。また、打球時の歪が溶接部に作用し難くなるため、耐久性の向上にも役立つ。このような観点より、特に好ましくは、延長部9の長さDを5mm以上、さらに好ましくは10mm以上、特に好ましくは10〜20mmとするのが望ましい。
【0022】
図6〜図9には、本発明の第3の実施形態を示している。
前記第1ないし第2の実施形態では、嵌合部12は、いずれもフェース部材2とヘッド本体3とをフェース、バックフェース方向(いわゆる前後方向)に移動させることにより嵌め合わせるものを示した。この実施形態では、フェース部材2とヘッド本体3とをヒール、トウ方向でスライドさせることにより前記嵌合部12が互いに嵌め込み可能とされる。
【0023】
本実施形態のフェース部材2は、図6、図9に示すように、フェース面Fのほぼ全域を形成する板状で形成されたものを示す。またフェース部材2の背面の周縁部は、ヘッド本体3と接合されるフェース部材の接合縁2eを構成する。本実施形態では、フェース部材2の背面で環状に連続する接合縁2eが、単一の第1の平面P1で形成されている。またフェース部材2は、その周縁部に向かって厚さが徐々に減じた端細状で形成される。
【0024】
他方、ヘッド本体3は、第1の実施形態と同様、クラウン部4と、ソール部5と、サイド部6と、ホーゼル部7とを含み、内部を中空形状としている。本実施形態のヘッド本体3の前面の開口周縁部9には、レール状の凹部10が形成されている。
【0025】
凹部10は、図6、図8などに示すように、フェース部材2の前記第1の平面P1に当接する第2の平面P2からなる前面を有する受片17と、その前方の前片18とにより形成される。受片17は、本例では開口周縁部9に沿って環状に形成される。受片17と前片18との間の溝状の空間は、フェース部材2の周縁部が嵌め込まれる。また凹部10は、図6、図7に示すように、開口周縁部9のトウ側縁からクラウン側縁及びソール側縁にそれぞれのびて終端する横U字状で形成される。凹部10のヒール側は、前片18を取り除いた途切れ部20としている。そして、この途切れ部20は、フェース部材2が挿入可能な開口寸法を持っている。
【0026】
フェース部材2は、そのトウ側端をヒール側の途切れ部20から凹部10へと嵌め込まれる。この際、本例では、フェース部材2をトウ側へスライドさせる。これにより、図7に示す如く、フェース部材2の周縁部が凹部10に嵌まり込みフェース部材2とヘッド本体3とを互いに嵌め込みできる。フェース部材2は、凹部10のトウ側の端部に当接することにより前記スライドが規制される。そして凹部10に嵌め込まれたフェース部材2の第1の平面P1と、ヘッド本体3の第2の平面とを当接させることにより、フェース部材2を所定のロフト角αでヘッド本体3に位置決めしうる。この例では、フェース部材2とヘッド本体3とが単一の平面で接するため、曲面同士を当接させる場合に比べ、より精度を高めることができる。
【0027】
そして、図10(A)に示すように、フェース部材2の接合縁2eとヘッド本体3の接合縁3eとを溶接する。本例では、フェース部材2の周縁部の前面と、ヘッド本体3の前片18との間の隙間に、溶融金属Mを満たすことにより溶接している。そして、図10(B)に示すように、溶接部などをフェース面Fに沿って滑らかに研磨する。これによりヘッド1を製造しうる。
【0028】
なお上記実施形態では、ヒール側に凹部10の途切れ部20を設けているが、トウ側に設けても良く、またクラウン、ソール方向に沿ってフェース部材2をスライドして嵌め込むように凹部10の途切れ部20の位置を変えても良い。また、第1又は第2の実施形態において、嵌合部12を除く接合縁2e、3eを平面で構成することもできる。
【0029】
【実施例】
本発明の方法(第1〜第3の実施形態)に従いウッド型のゴルフクラブヘッドを試作し、ロフト角、フック角のバラツキを調べた。そして、ロフト角又はフック角のいずれかが設計値(公差を含む)から外れたものを不良品とし、その発生率を調べた。また比較例として、第1の実施形態から凸部と凹部との嵌め合わせ構造を除いた同形状のヘッドについてもそれぞれ試作し性能を評価した。なお角ヘッドとも100個づつ試作した。テストの結果は表1に示されるが、本発明の方法に寄れば不良率が大幅に削減されており、技術的優位性が確認できた。
【0030】
【表1】
Figure 2004141350
【0031】
【発明の効果】
上述したように、本発明のゴルフクラブヘッドの製造方法によれば、フェース部材とヘッド本体とを嵌合部で嵌め合わせることにより、フェース部材ので位置決めでき、しかる後、溶接を行うことができるので、精度良くゴルフクラブヘッドを製造することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態を示す分解斜視図である。
【図2】仮組みしたヘッドの断面図である。
【図3】(A)〜(C)は、フェース部材とヘッド本体との接合縁の要部拡大断面図である。
【図4】(A)はフェース部材とヘッド本体との接合縁の要部拡大斜視図、(B)はそのX視図である。
【図5】本発明の第2の実施形態を示す分解斜視図である。
【図6】本発明の第3の実施形態を示す分解斜視図である。
【図7】その仮組み状態の正面図である。
【図8】図7のA−A部分断面図である。
【図9】フェース部材の背面から見た斜視図である。
【図10】(A)、(B)は、フェース部材とヘッド本体との接合縁付近を拡大して示す拡大断面図である。
【符号の説明】
1 ゴルフクラブヘッド
2 フェース部材
2e フェース部材の接合縁
3 ヘッド本体
3e ヘッド本体の接合縁
8 フェース部材の背面の周縁部
9 ヘッド本体の開口周縁部
10 凹部
11 凸部
12 嵌合部
17 受片
18 前片
α ロフト角
P1 第1の平面
P2 第2の平面

Claims (5)

  1. ボールを打球するフェース面を有するフェース部材と、このフェース部材を前面に配するヘッド本体とがその接合縁を溶接により固着されたゴルフクラブヘッドを製造するゴルフクラブヘッドの製造方法であって、
    前記フェース部材又はヘッド本体部の一方の接合縁の少なくとも一部に形成される凹部と、他方の接合縁の少なくとも一部に形成され前記凹部に嵌まり合う凸部とからなる嵌合部を形成するとともに、
    前記嵌合部は、嵌め合わせることにより前記フェース部材とヘッド本体とを位置決めしロフト角の向きにフェース部材を傾けることを特徴とするゴルフクラブヘッドの製造方法。
  2. 前記フェース部材は、前記接合縁をその周縁部に有しかつこの接合縁に前記嵌合部の一方が形成され、
    かつ前記ヘッド本体は、前記フェース部材の前記周縁部と向き合う開口周縁部に、前記嵌合部の他方が形成された接合縁を具えることを特徴とする請求項1記載のゴルフクラブヘッドの製造方法。
  3. 前記フェース部材とヘッド本体とは、ヒール、トウ方向でのスライドにより前記嵌合部が互いに嵌め込み可能としたことを特徴とするゴルフクラブヘッドの製造方法。
  4. 前記フェース部材は、その背面の周縁部に設けられた接合縁が第1の平面により形成されるとともに、
    前記ヘッド本体は、フェース部材の前記第1の平面に当接する第2の平面からなる前面を有する受片と、その前方の前片とにより前記凹部が形成されたことを特徴とする請求項1記載のゴルフクラブヘッド。
  5. 前記フェース部材とヘッド本体とは、前記第1、第2の平面が当接することにより、フェース部材のロフト角でヘッド本体に位置決めすることを特徴とすることを特徴とする請求項4に記載のゴルフクラブヘッドの製造方法。
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