JP2003190338A - ゴルフクラブヘッド - Google Patents

ゴルフクラブヘッド

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JP2003190338A
JP2003190338A JP2001397531A JP2001397531A JP2003190338A JP 2003190338 A JP2003190338 A JP 2003190338A JP 2001397531 A JP2001397531 A JP 2001397531A JP 2001397531 A JP2001397531 A JP 2001397531A JP 2003190338 A JP2003190338 A JP 2003190338A
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head main
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JP2001397531A
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Masaru Kono
賢 甲野
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Sumitomo Rubber Industries Ltd
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Sumitomo Rubber Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 設計自由度を高めつつ製造時のバラツキを低
減する。 【解決手段】 ソール部をなすソール壁部14にトウ側
からヒール側を連ねるサイド壁部15とホーゼル部16
とを鋳造により一体に形成したヘッド主部11、クラウ
ン部を形成するクラウン部材13、及びフェース部を形
成するフェース部材12を一体に溶着することにより形
成される。フェース部材12とクラウン部材13とは、
鍛造又はプレス加工により形成された塑性加工品20か
らなる。フェース部材12は、フェース面Fの縁部の少
なくとも一部で後方に折れ曲がる折曲げ部12aないし
dを有する。この折曲げ部と、クラウン部材13又はヘ
ッド主部11とが溶着される突き合わせ部に、互いに噛
み合うことにより両部材の位置ずれを防ぐ位置ずれ防止
部9を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、設計自由度を高め
つつ製造時のバラツキを低減するのに役立つゴルフクラ
ブヘッドに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、金属材料を用いて形成したウッド
型のゴルフクラブヘッドとしては、例えば図9〜図18
に示されるようなものが知られている。図9のものは、
フェース部a、クラウン部b、サイド部c及びホーゼル
部dを鋳造にて一体に形成し、これに別体で形成された
ソール板e’が溶接される(以下、「Aタイプ」と称す
る。)。また図10に示すものは、クラウン部b、サイ
ド部c、ソール部e及びホーゼル部dを鋳造にて一体に
形成し、これに別体で形成されたフェース板a’が溶接
される(以下、「Bタイプ」と称する。)。
【0003】また図11に示すものは、サイド部cとソ
ール部eとを一体に形成し、これに別体で形成されたフ
ェース板a’クラウン板b’、ホーゼル部材d’がそれ
ぞれ溶接される(以下、「Cタイプ」と称する。)。ま
た図12に示すものは、フェース部a、サイド部c、ソ
ール部e及びホーゼル部dを一体に形成し、これに別体
で形成されたクラウン板b’が溶接される(以下、「D
タイプ」と称する。)。
【0004】また図13に示すものは、クラウン部b、
サイド部c及びソール部eを鋳造にて一体に形成し、こ
れに別体で形成されたフェース板a’、ホーゼル部材
d’が溶接される(以下、「Eタイプ」と称する。)。
【0005】また図14に示すものは、それぞれ別体で
形成されたフェース板a’、クラウン板b’、サイド板
c’、ソール板e’及びホーゼル部材d’が溶接される
(以下、「Fタイプ」と称する。)。また図15に示す
ものは、サイド部cとソール部eとを一体に形成し、か
つフェース部aとホーゼル分dとを一体に形成し、これ
らに別体で形成されたクラウン板bが溶接される(以
下、「Gタイプ」と称する。)。
【0006】また図16に示すものは、フェース部a、
サイド部c及びホーゼル部dを鋳造にて一体に形成し、
これに別体で形成されたクラウン板b’とソール板e’
とが溶接される(以下、「Hタイプ」と称する。)。ま
た図17のものは、フェース部a、サイド部c及びソー
ル部eを鋳造にて一体に形成し、これに別体で形成され
たクラウン板b’とホーゼル部材d’とが溶接される
(以下、「Iタイプ」と称する。)。さらに図18に示
すものは、フェース部aとホーゼル部dとを一体に形成
し、これに別体で形成されたクラウン板b’、サイド板
c’、ソール板e’とが溶接される(以下、「Jタイ
プ」と称する。)。
【0007】これらの構成をまとめると表1のようにな
る。なお一体に形成されている部分には共通のローマ数
字を付している。
【0008】
【表1】
【0009】
【発明が解決しようとする課題】前記A、D、H及びI
タイプのヘッドでは、フェース部aを含む一体成形部分
が複雑な形状をなすため、この部分が鋳造により形成さ
れる(換言すれば鋳造以外では成形できない。)。この
ため、フェース部aには鋳造可能な金属材料しか採用で
きず、より高強度、高反発性に優れた例えばβ型チタン
合金などを採用できないという欠点がある。つまり、こ
のようなヘッドは、反発性能の向上が十分に図れない。
【0010】また前記B及びEタイプのヘッドでは、ク
ラウン部bを含む一体成形部分が複雑な形状となるた
め、この部分が鋳造により形成される。ヘッドのクラウ
ン部bは強度的に見て薄肉化が十分に可能な部分である
ため、薄肉化によって重量配分設計を可能とする。しか
し、鋳造によりクラウン部bを成形する場合、薄くしす
ぎると湯流れが悪くなって成形不良が多発するという欠
点がある。換言すれば、このようなヘッドは、クラウン
部の薄肉化を困難とし、その結果、ヘッドの重量設計の
自由度を阻害する。
【0011】また前記C、E、F、G、I及びJタイプ
のヘッドでは、シャフトが固着されるホーゼル部dがソ
ール部eと別体で形成されているため、これらを溶接す
る必要がある。しかし、溶接時には多量の熱が作用する
ため、歪が生じやすくなる他、溶接部の接合精度を高め
るにも限界があり、ソール部eに対するホーゼル部dの
角度が影響するライ角やフック角などにバラツキが生じ
やすい。つまり、このようなヘッドは、寸法安定性に欠
点がある。
【0012】また、近年では、図19に示すように、サ
イド部c、ソール部e及びホーゼル部dを鋳造にて一体
に形成し、これに別体で形成したクラウン板b’とフェ
ース板a’とを溶接したヘッドも提案されている(以
下、「Kタイプ」と称し、表1にも示す。)。
【0013】このようなヘッドは、フェース板a’には
高強度の圧延材などを用いて反発性を向上でき、またク
ラウン板b’にもプレス加工品などの薄い圧延材が適用
できる。さらにソール部eとホーゼル部dとは鋳造にて
精度良く一体形成しうるため、角度のバラツキが改善さ
れるものと期待されている。
【0014】しかしながら、このようなKタイプのヘッ
ドについても種々の欠点があった。先ず、フェース板
a’が板状で形成されているため、図20に示すよう
に、溶接部mがフェース板a’の周囲の隅部で行われ
る。このため、作業性が悪く、溶接精度にバラツキが生
じ易い。またフェース板a’を先にソール部eを含む一
体形成部材jに溶接すると、溶接時の熱によってフェー
ス板a’の下縁がソール部e側に矢印方向に引っ張ら
れ、逆に上縁側が前に倒れてロフト角が小さくなるとい
う欠点がある。また、クラウン板b’を先に一体形成部
材jに溶接し、その後にフェース板a’を溶接する場
合、クラウン板b’と一体化部材jとの位置決めがよほ
ど精度良く行われていないと、フェース板a’の位置決
め精度が悪くなりひいてはロフト角、フック角がばらつ
くという欠点がある。
【0015】本発明は、以上のような実状に鑑み案出な
されたもので、フェース部の材料選定自由度を確保で
き、かつヘッドの重量配分設計の自由度を高め、しかも
ライ角、フック角などのバラツキを減じるのに役立つゴ
ルフクラブヘッドを提供することを目的としている。
【0016】
【課題を解決するための手段】本発明のうち請求項1記
載の発明は、クラウン部側のクラウン開口部と前側のフ
ェース開口部とを有し、かつソール部をなすソール壁部
にトウ側からヒール側を連ねるサイド壁部とホーゼル部
とを鋳造により一体に形成したヘッド主部、前記クラウ
ン開口部に取り付けられることによりクラウン部を形成
するクラウン部材、及び前記フェース開口部に取り付け
られることによりフェース部を形成するフェース部材を
一体に溶着することにより形成され、かつ前記フェース
部材と前記クラウン部材とは、鍛造又はプレス加工によ
り形成された塑性加工品からなり、しかも前記フェース
部材は、フェース面の縁部の少なくとも一部で後方に折
れ曲がる折曲げ部を有するとともに、前記フェース部材
の折曲げ部と、前記クラウン部材又は前記ヘッド主部と
が溶着される突き合わせ部に、互いに噛み合うことによ
り両部材の位置ずれを防ぐ位置ずれ防止部を設けたこと
を特徴としている。
【0017】また請求項2記載の発明は、前記位置ずれ
防止部は、前記折曲げ部の後縁に設けた波状後縁部と、
前記クラウン部材又は前記ヘッド主部の前縁に設けられ
かつ前記波状後縁部に噛み合う波状前縁部とからなるこ
とを特徴とする請求項1に記載のゴルフクラブヘッドで
ある。
【0018】また請求項3記載の発明は、前記波状後縁
部は、少なくともクラウン部側に設けたクラウン部側の
折曲げ部とサイド部側に設けたサイド部側の折曲げ部の
各後縁をなすことを特徴とする請求項1又は2記載のゴ
ルフクラブヘッドである。
【0019】また請求項4記載の発明は、前記フェース
部材は、β型チタン合金からなることを特徴とする請求
項1乃至3のいずれかに記載のゴルフクラブヘッドであ
る。
【0020】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施の一形態を図面
に基づき説明する。図1は本発明の実施形態に係るゴル
フクラブヘッドの斜視図、図2はその溶接前の分解斜視
図、図3は各部材を溶接前に仮組みした仮組み状態のト
ウ側から見た側面図、図4はその平面図をそれぞれ示し
ている。
【0021】図1において、ゴルフクラブヘッド(以
下、単に「ヘッド」ということがある。)1は、ボール
を打撃するフェース面Fを有するフェース部2と、前記
フェース面Fの上縁2aに連なりヘッド上面をなすクラ
ウン部3と、前記フェース面Fの下縁2bに連なりヘッ
ド底面をなすソール部4と、前記クラウン部3とソール
部4との間を前記フェース面Fのトウ側縁2cからバッ
クフェースを通りヒール側縁2dまでのびるサイド部5
と、図示しないシャフトが装着されるホーゼル6とを具
えたものが例示される。また本例のヘッド1は、金属材
料からなりかつ内部に空所が形成されたウッド型のもの
が例示されている。
【0022】また図2〜図4に示すように、本実施形態
のヘッド1は、ヘッド主部11と、その前部に配される
フェース部材12と、前記ヘッド主部10の上部に配さ
れるクラウン部材13との3つの部材とからなり、これ
らの各突き合わせ部を溶接により一体に溶着して形成さ
れている。
【0023】前記ヘッド主部11は、クラウン部側にク
ラウン開口部Ocを、前側に前記クラウン開口部Ocに
連なるフェース開口部Ofをそれぞれ有し、かつ前記ソ
ール部4をなすソール壁部14に、トウ側からヒール側
を連ねるサイド壁部15とホーゼル部16とが一体に形
成されている。該ヘッド主部11は、例えばロストワッ
クス精密鋳造により成形された鋳造品20からなる。こ
のため、ソール壁部14とホーゼル部16とを別体で形
成しこれらを溶接するタイプのヘッド(例えば前記C、
E、F、G、I及びJタイプのヘッド)に比べてライ
角、フック角などのバラツキを大幅に低減しうる。
【0024】またヘッド主部11のサイド壁部15は、
本例ではヘッド1のサイド部5とクラウン部3との間の
稜線Eをクラウン部3側に小巾で超える周縁部15aを
有したものを例示する。この周縁部15aは、前記クラ
ウン部3の一部を形成する。また周縁部15aには、前
記クラウン部材13を載置し、図3、図4に示す如く仮
組み状態に保持しうる載置片15bが複数個隔設された
ものを示す。これは、クラウン部材13とヘッド主部1
1とを溶接する際の位置合わせを容易化でき、溶接作業
を能率化しうる。なお載置片15bは、周縁部15aに
連続して形成することもでき、またクラウン部材13の
内面には、前記載置片15bと嵌まり合う凹部13aを
設けるときにはさらに位置合わせを正確に行いうる。
【0025】前記ホーゼル部16は、本実施形態ではシ
ャフトを差込む差込孔Oを有し上端側から斜め下方にヘ
ッド内方にのびる筒状部16Aと、この筒状部16Aの
上部側で一体かつ末広がりのコーン状をなす裾部16B
とを具え、前記サイド壁部15に一体化されている。前
記筒状部16Aは、差し込まれたシャフトの角度を一定
に保持する。
【0026】また、本実施形態のヘッド主部11は、鋳
造品20からなるため、サイド壁部15及び/又はソー
ル壁部14の厚さを連続的ないし段階的に変化させ、厚
さを非一定としている。これにより、所望の重量配分設
計をなすことができる。より好適にはヘッド主部11の
最小厚さを0.8mm程度とし、最大厚さを3.5mm程度
とするのが望ましい。最小厚さが0.8mm未満になる
と、鋳造時に鋳型内に溶湯が十分に行き渡らず成形不良
が生じやすい傾向があり、逆に最大厚さが3.5mmを超
えると、ヘッド重量が大となり、ヘッドの大型化を阻害
する傾向がある。
【0027】このように、ヘッド1の主要部をなすヘッ
ド主部11を鋳造品20としたときには、ソール壁部1
4、サイド壁部15の厚さ(肉厚)を各位置にて容易に
変化させることができ、圧延材やプレス材では得られ難
い効果的な重量配分設計が可能となる。その結果、ヘッ
ドの重心位置の設計や慣性モーメントの設計の自由度を
大幅に高めうる。特に好ましくは、ヘッド主部11を鋳
造に適しかつ高強度かつ低比重のチタン合金、例えばT
i−6Al−4Vを採用するのが望ましい。
【0028】前記フェース部材12は、前記フェース面
Fを含む他、図2、及び図2のA−A断面、B−B断面
である図5(A)、(B)に示すように、前記ホーゼル
部16との接合される部分を除いて該フェース面Fの各
縁部2a、2b、2c及び2dで折れ曲がりヘッド後方
にのびるクラウン側の折曲げ部12a、ソール側の折曲
げ部12b、トウ側の折曲げ部12c及びヒール側の折
曲げ部12dを有するお椀状のものが例示される。なお
ホーゼル部16との接続部分には前記折曲げ部を切り欠
いた凹所12eが形成されている。
【0029】該フェース部材12は、ヘッド主部11の
前記フェース開口部Ofに配され溶接により取り付けら
れる。そしてソール側の折曲げ部12bはソール壁部1
4と溶着により一体化しソール部4の一部を形成する。
また前記トウ側の折曲げ部12c、ヒール側の折曲げ部
12dは、ヘッド主部11のサイド壁部15に溶着され
て一体化しサイド部5の一部を構成する。なおクラウン
側の折曲げ部12aの後縁は、クラウン部材13の前縁
と溶着される。
【0030】このように、フェース部材は、フェース面
Fの縁部の少なくとも一部で後方に折れ曲がる折曲げ部
12aないしdを有するため、ヘッド主部11又はクラ
ウン部材13との溶接が、フェース面Fの縁部2aない
し2dから後方に隔たる位置にて行うことができるた
め、溶接作業性が向上し溶接精度の向上にも役立つ。こ
のためフェース部2への熱影響を減じ、ロフト角の変化
や歪を防止しうる。とりわけフェース面Fの表面の丸み
(フェースラウンド)が熱によって変形等するのを効果
的に防止できる。
【0031】またフェース部材12は、本実施形態では
熱間鍛造により成形した塑性加工品21が用られる。こ
のため、フェース部材12に使用可能な金属材料の選択
の幅が広がり、材料選定の自由度が向上する。例えば高
強度のため薄肉化して反発性を向上しうるβ型チタン合
金が好適に使用できる。β型チタン合金としては、例え
ばTi−15V−3Al−3Sn−3CrやTi−4.
5Al−3V−2Fe−2Mo、Ti−10V−2Fe
−3Al、Ti−22V−4Al等を用いることができ
る。このβ型チタン合金は、鋳造には適していないが、
鍛造又はプレスによって種々成形できる。
【0032】なお図5(B)に示すように、フェース部
材12におけるフェース部2の厚さtfは、特に限定さ
れるものではないが、例えば2.0〜3.5mm、より好
ましくは2.0〜3.0mmであるのが望ましい。フェー
ス部2の厚さtfが2.0mm未満になると、耐久性や強
度が低下する傾向があり、逆に3.5mmを超えると、剛
性が過度に高められて反発性が低下しかつヘッド重量の
増大を招き易い傾向がある。
【0033】前記クラウン部材13は、本例では圧延材
などの金属板材を所定形状に打ち抜き、これをプレス加
工することにより形成された塑性加工品21から形成さ
れ、各部が実質的に同一厚さをなしている。このクラウ
ン部材13の厚さtcは、0.3〜1.5mm、より好ま
しくは0.3〜0.8mm、さらに好ましくは0.5〜
0.7mmとするのが望ましい。このように、クラウン部
材13を鋳造では成形困難な厚さに薄肉化できるため、
ヘッドの上部の重量を効果的に削減でき、低重心化を図
りうるなど重量設計の自由度を向上しうる他、軽量化、
大型化などにも役立つ。
【0034】また圧延材は、厚さが小であっても鋳造品
に見られるような「巣」といった材料欠陥が少なく、緻
密な結晶構造を具えている。従って、圧延材をクラウン
部材13に用いたときには、クラウン部3を薄肉化しつ
つ材料欠陥に伴う強度低下を効果的に抑制しうる。なお
クラウン部材13の厚さtcが0.3mm未満であると、
十分な強度が得られずに耐久性が低下する傾向があり、
逆に1.5mmを超えると、ヘッド重心が高くなるなど打
ちこなすのが難いヘッドになる傾向がある。
【0035】本発明のヘッド1は、フェース部材12の
前記折曲げ部12aないしdと、前記クラウン部材13
又は前記ヘッド主部11とが溶着される突き合わせ部8
に、互いに噛み合うことにより両部材の位置ずれを防ぐ
位置ずれ防止部9を設けている。
【0036】本例の位置ずれ防止部9は、前記クラウン
部側の折曲げ部12aの後縁とトウ側の折曲げ部12c
の後縁とにそれぞれ設けられた波状後縁部9A、及びク
ラウン部材13の前縁とヘッド主部11のサイド壁部1
5のトウ側の前縁とにそれぞれ設けられかつ前記波状後
縁部9Aに噛み合う波状前縁部9Bにより構成されたも
のを例示している。
【0037】このような位置ずれ防止部9は、溶着に先
立ちヘッド主部11にフェース部材12を仮組みした際
に、フェース部材12におけるトウ側の折曲げ部12c
の波状後縁部9Aと、ヘッド主部11におけるサイド壁
部15に設けた波状前縁部9Bとが噛み合うことによ
り、上下方向(クラウン−ソール方向)の位置ずれを防
止できる。またヘッド主部11に先にクラウン部材13
を溶着したときには、該クラウン部材13の前縁に設け
た波状前縁部9Bにフェース部材12のクラウン側の折
曲げ部に設けた波状後縁部9Aをも噛み合わせることに
よって、上下方向のみならず水平方向(トウーヒール方
向)の位置ずれをも防止でき、さらに位置合わせを精度
良く行うことができる。従って、突き合わせ時の位置決
め精度をより一層向上でき、溶接精度をさらに向上しう
る。
【0038】ここで、突き合わせ部8が噛み合う態様と
しては、例えば図6(A)に示すように、波状後縁部9
Aと波状前縁部9Bとが連続して接し密に噛み合うよう
な場合、同図(B)に示すように、波の山と谷とが互い
に当接し当接部Xを形成するとともに、この当接部X、
X間に波状後縁部9Aと波状前縁部9Bとが離間する離
間部Yを形成する場合、及び同図(C)に示すように、
波の山と谷とが離間することにより離間部Yを形成する
とともに、これらの離間部Y,Y間に当接部Xを形成す
る場合のいずれでも良い。とりわけ、図6(B)、
(C)の場合、前記離間部Yがいわゆる突き合わせ部8
の開先として機能し、溶接強度を向上するのに役立つ。
なお、噛み合いには、両部材が強固に嵌合する必要はな
く、治具等を併用して適度な外力を加えた状態におい
て、両部材の位置を最適な突き合わせ位置に導く態様で
足りるものである。
【0039】前記離間部Yの離間幅WYは、特に限定は
されないが、例えば0.5〜3.0mm程度とするのが望
ましい。また図6(A)の場合においても、波状後縁部
9A又は波状前縁部9Bの少なくとも一方の端面を斜め
に切り欠くことにより、図4のZ−Z断面である図7に
示す如く開先Jを容易に形成できる。
【0040】また前記波状後縁部9A(又は波状前縁部
9B)は、特に限定はされないが、クラウン部材13と
の突き合わせ部8Aにおいて、図4に示すように波の振
幅WHを例えば2〜15mm、より好ましくは4〜10mm
程度とすることが望しい。前記振幅WHが2mm未満であ
ると、溶接位置決め作業時にずれ易く精度が悪化すると
いう傾向があり、逆に15mmを超えると、フェース部材
12の折曲げ部のヘッド後方への長さが大となり鍛造又
はプレスにて成形するのが困難となる他、波の谷部分
で、溶接箇所がフェース面の周縁に接近し易く反発性の
低下を招くという点で好ましくない。
【0041】また波状後縁部9A(又は波状前縁部9
B)の波長WLを、例えば5〜40mm、より好ましくは
10〜30mmとするのが望ましい。前記波長WLが5mm
未満であると、細かい波形状になり過ぎて鍛造成形が困
難になる傾向があり、逆に40mmを超えると、溶接位置
決め作業時にずれ易く精度が悪化する傾向がある。
【0042】なお、サイド壁部15とトウ側の折曲げ部
12cとの突き合わせ部8Cは、前記突き合わせ部8A
に比べて突き合わせ長さが小となるため、該突き合わせ
部8Cでの波状後縁部9A(又は波状前縁部9B)の波
長、振幅は前記突き合わせ部8Aでの好ましい波長W
H、振幅WLのそれぞれ0.5〜0.7倍程度に設定す
るのが望ましい。
【0043】また、図5に示すように、前記各折曲げ部
12aないし12dの前記フェース面2の各縁部2aな
いし2dからヘッドの後方への最小長さL(各折曲げ部
表面に沿って測定される長さ)は、特に限定はされない
が、好ましくはホーゼル部16との接合部を除き、5〜
30mm、より好ましくは5〜20mm、さらに好ましくは
5〜15mm程度とするのが望ましい。このように折曲げ
部12aないし12dの長さLを限定したときには、フ
ェース部材12と、クラウン部材13又はヘッド主部1
1との溶接箇所を、大きな衝撃力が作用するフェース部
2から負荷応力の小さいヘッド後方側の領域へとより遠
ざけることができる。このため、クラウン部材13、フ
ェース部材12などのさらなる薄肉化が可能となる他、
フェース面への溶接熱の影響を最小限に抑えうる。
【0044】上記のヘッド1を製造する場合、例えばヘ
ッド主部11の載置片15bにクラウン部材13を載置
して位置合わせする。しかる後、両部材を点溶接する。
すなわち、ヘッド主部11のクラウン開口部Ocとクラ
ウン部材13との突き合わせ部の数カ所を小範囲で離散
的に溶接する。次に、フェース部材12をヘッド主部1
1、クラウン部材13に仮組みする。このとき、位置ず
れ防止部9によってフェース部材12の上下方向、水平
方向の位置ずれが防止でき、精度良く位置合わせでき
る。そして、フェース部材12と、ヘッド主部11又は
クラウン部材13との突き合わせ部8を上記と同様に点
溶接する。
【0045】次に、点溶接により仮溶着されたヘッドの
ロフト角、ライ角、フック角などを測定するとともに、
ずれが生じている場合、この仮溶着の段階で溶接部を曲
げる等により各部を設計目標値に修正する。そして、諸
角度が正しく修正された後に突き合わせ部を連続的に本
溶接して各部を一体に固着する。このように、本溶接に
先立ってヘッドの諸角度を修正することにより、比較的
に小さな力で微妙な角度の調節が可能となりヘッドの手
直等の作業性を向上できより一層生産性を向上するのに
役立つ。
【0046】本実施形態のヘッド1は、例えばヘッド体
積が250cm3 以上のものに適用することがより効果的
である。ヘッド体積が250cm3 以上になると、ヘッド
大型化に伴う重量増加を抑制するために各部材の薄肉化
がさらに要求され、かつその中で重心設計を行わねばな
らないため、重心設計の自由度が高くかつフェース部材
12の材料選定の自由度を向上しうるという本発明の効
果がより顕著に発揮される。
【0047】なお前記フェース部材12は、冷間鍛造又
はプレス加工されたものでも良く、クラウン部材13に
も鍛造品を用いることができる。さらに、フェース部材
12は全ての折曲げ部12aないし12dに位置ずれ防
止部9を設けても良いし、また例えばクラウン側の折曲
げ部12aだけに設けることなど種々変形しうるのは言
うまでもない。また折曲げ部も、クラウン部側の折曲げ
部12aだけ設けることもできる。
【0048】図8(A)〜(D)には、本発明の他の実
施形態の一例を示す。この例では、クラウン部側の折曲
げ部12aとクラウン部材13との突き合わせ部8Aを
代表的に示すが、(A)のものでは、折曲げ部12aの
後縁とクラウン部材13の前縁とをジグザグ状に形成し
噛み合わせた態様を示す。(B)のものは、折曲げ部1
2aの後縁とクラウン部材13の前縁とをV字状に形成
し噛み合わせた態様を示す。(C)のものは、折曲げ部
12aの後縁とクラウン部材13の前縁とに台形状の凹
凸部を設けて噛み合わせた態様を示す。このように、位
置ずれ防止部9は、フェース部材12の折曲げ部の前縁
と、ヘッド主部11又はクラウン部材13の後縁とが噛
み合って溶着前の位置決めを容易に行わしめるものであ
ればその形状は特に限定されることなく種々の構成が採
用できる。
【0049】
【実施例】表2に示す仕様によりヘッド体積が320cm
3 、ヘッド質量が185gの略同一外形のウッド型ゴル
フクラブヘッドを表1の仕様に基づきそれぞれ10個試
作し、寸法安定性、反発係数及び耐久性能をテストとし
た。なお研磨仕上げ後の設計目標値、テスト方法は次の
通りである。
【0050】<ヘッドの設計目標値> ・クラウン部の厚さ:0.8mm均一 ・オリジナルロフト角:10゜ (ソール部を平面に自然に置いたときのフェース面のロ
フト角) ・ライ角:55゜ ・フック角:2゜ ・フェースラウンド:曲率半径256mm
【0051】<寸法安定性>ロフト角(オリジナルロフ
ト角)、ライ角、フック角、クラウン部の厚さ、フェー
スラウンドについて寸法を測定し、設計目標値に対する
誤差の最小値(マイナス側の誤差)及び最大値(プラス
側の誤差)を求めた。いずれも小さいほど良好である。
【0052】<耐久性能>各供試ヘッドを治具等を用い
て固定するとともに、そのフェース部の中央に、住友ゴ
ム工業(株)製のゴルフボール(MAXFLI HI-BRID)を速
度55m/sでフェース面と直角に衝突するように設定
し、打球面が損傷するまでの衝突回数を測定した。30
00回の衝突でフェース部に割れが生じなければ実用上
満足のゆくレベルといえる。
【0053】<反発性能>U.S.G.A.の Procedu
re for Measureing the Velocity Ratio of a Club Hea
d for Conformance to Rule 4-1e, Revision 2 (Februa
ry 8, 1999) に基づきヘッドの反発係数を求めた。結果
は10個の平均値を示し、数値が大きいほど良好であ
る。ヘッドの仕様を表2に、テスト結果を表3にそれぞ
れ示す。
【0054】
【表2】
【0055】
【表3】
【0056】このテストでは、実施例のヘッドが、寸法
(諸角度、厚さ等)のバラツキが小さく、耐久性能、反
発性能において優れることが確認できる。
【0057】次に、図2に示した波状後縁部と波状前縁
部とからなる位置ずれ防止部において、波の形を種々変
化させて同様のテストを行った。テスト内容は、前述の
通りとした。波の仕様を表4に、テスト結果などを表5
に示す。
【0058】
【表4】
【0059】
【表5】
【0060】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のゴルフク
ラブヘッドは、フェース部材、クラウン部材が、ヘッド
主部とは別体をなす塑性加工品からなる。このため、材
料選定の自由度が増し、例えばフェース部材には鋼反発
性に優れた材料を用いて飛距離の向上を図り、またクラ
ウン部材については最低強度を確保しつつ可能な限り薄
肉化した圧延材などを用いてヘッドの軽量化、大型化、
重心設計の自由度の向上等を図りうる。
【0061】またソール部とホーゼル部とを含むヘッド
主部は、鋳造により一体に形成される結果、これらを溶
接により接合するものに比してライ角、フック角といっ
た諸角度のバラツキが低減し、精度の良いヘッドを提供
するのに役立つ。
【0062】さらに、フェース部材の折曲げ部と、クラ
ウン部材又はヘッド主部との突き合わせ部に位置ずれ防
止部を設けているため、溶接時において両部材の位置ず
れを防止することができ、精度良く溶着しうる。
【0063】また請求項2記載の発明のように、前記位
置ずれ防止部が、折曲げ部の後縁に設けた波状後縁部
と、クラウン部材又は前記ヘッド主部の前縁に設けられ
かつ前記波状後縁部に噛み合う波状前端縁部とからなる
ときには、かみ合わせを円滑に行うことができしかも位
置合わせを簡単かつ確実に行うことができる。
【0064】また請求項3記載の発明のように、前記波
状後縁部が、クラウン部側の折曲げ部とサイド部側の折
曲げ部の各後縁をなすときには、水平方向(トウーヒー
ル方向)の位置ずれをクラウン部側の波状後縁部で防ぐ
とともに、サイド部側の折曲げ部の波状後縁部によって
上下方向(クラウン−ソール方向)の位置ずれを防止で
き、突き合わせ時の位置決め精度をより一層向上しう
る。
【0065】また請求項4記載の発明のように、前記フ
ェース部材をβ型チタン合金から形成したときには、高
強度、高反発のヘッドを提供しうる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施形態のヘッドの斜視図である。
【図2】その分解斜視図である。
【図3】各部材の溶接前の仮組状態でのトウ側から見た
ヘッドの側面図である。
【図4】その平面図である。
【図5】(A)、(B)は、フェース部材の断面図であ
る。
【図6】(A)〜(C)は、クラウン部側の折曲げ部と
クラウン部材との噛み合いを説明する断面図である。
【図7】図4のZ−Z部断面図である。
【図8】(A)〜(C)は、本発明の他の実施形態を示
す仮組み状態の平面図である。
【図9】従来のヘッドの分解斜視図である。
【図10】従来のヘッドの分解斜視図である。
【図11】従来のヘッドの分解斜視図である。
【図12】従来のヘッドの分解斜視図である。
【図13】従来のヘッドの分解斜視図である。
【図14】従来のヘッドの分解斜視図である。
【図15】従来のヘッドの分解斜視図である。
【図16】従来のヘッドの分解斜視図である。
【図17】従来のヘッドの分解斜視図である。
【図18】従来のヘッドの分解斜視図である。
【図19】従来のヘッドの分解斜視図である。
【図20】従来のヘッドの分解斜視図である。
【符号の説明】
1 ゴルフクラブヘッド 2 フェース部 3 クラウン部 4 ソール部 5 サイド部 6 ホーゼル部 8 突き合わせ部 9 位置ずれ防止部 11 ヘッド主部 12 フェース部材 12a クラウン部側の折曲げ部 12b ソール部側の折曲げ部 12a トウ側の折曲げ部 12a ヒール側の折曲げ部 13 クラウン部材

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】クラウン部側のクラウン開口部と前側のフ
    ェース開口部とを有し、かつソール部をなすソール壁部
    にトウ側からヒール側を連ねるサイド壁部とホーゼル部
    とを鋳造により一体に形成したヘッド主部、 前記クラウン開口部に取り付けられることによりクラウ
    ン部を形成するクラウン部材、及び 前記フェース開口部に取り付けられることによりフェー
    ス部を形成するフェース部材を一体に溶着することによ
    り形成され、 かつ前記フェース部材と前記クラウン部材とは、鍛造又
    はプレス加工により形成された塑性加工品からなり、し
    かも前記フェース部材は、フェース面の縁部の少なくと
    も一部で後方に折れ曲がる折曲げ部を有するとともに、 前記フェース部材の折曲げ部と、前記クラウン部材又は
    前記ヘッド主部とが溶着される突き合わせ部に、互いに
    噛み合うことにより両部材の位置ずれを防ぐ位置ずれ防
    止部を設けたことを特徴とするゴルフクラブヘッド。
  2. 【請求項2】前記位置ずれ防止部は、前記折曲げ部の後
    縁に設けた波状後縁部と、前記クラウン部材又は前記ヘ
    ッド主部の前縁に設けられかつ前記波状後縁部に噛み合
    う波状前縁部とからなることを特徴とする請求項1に記
    載のゴルフクラブヘッド。
  3. 【請求項3】前記波状後縁部は、少なくともクラウン部
    側に設けたクラウン部側の折曲げ部とサイド部側に設け
    たサイド部側の折曲げ部の各後縁をなすことを特徴とす
    る請求項1又は2記載のゴルフクラブヘッド。
  4. 【請求項4】前記フェース部材は、β型チタン合金から
    なることを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載
    のゴルフクラブヘッド。
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