JP2004139293A - 電子商取引方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】ネットワーク50、60を介して、利用者端末10、加盟店サーバ20、銀行システム40と接続されたセンタ装置30が、銀行システム40が稼動していない場合、購入希望商品に対する対価について、自動融資処理を実行する。
【選択図】 図1
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、ネットワークを介して決済処理を実現する技術に関する。その中でも特に、インタネットを含むネットワークを介した取引である電子商取引における決済処理に関する。なお、本発明の電子商取引で取引される商品には、サービスも含まれる。
【0002】
【従来の技術】
従来、電子商店サーバーを介して購入した商品の決済を行うために、決済受付サーバーが、購買者から送信される口座番号とパスワードに基づいて、インタネット取引専用口座にて決済可能かを判断するものがある(特許文献1)。特許文献1では、決済可能と判断された場合、決済引受け書を購買者に送付する。そして、決済受付サーバーが、購買者を経由して決済を受付けたことを電子商店サーバーに通知する。そして、この結果に基づいて販売者が購買者に販売可能であることを確認でき、販売が行われると、購買者のインタネット取引専用口座から電子商店サーバーの販売者口座に決済代金を振り込む処理を行う。
【0003】
また、この特許文献1においては、決済処理を行うタイミングとして、月に一度といった所定期間ごとに、当月分の決済代金を一括して処理することが記載されている。
【0004】
【特許文献1】
特開2002−109419号公報(要約、0013〜0015項、図1)
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、特許文献1においては、購買者が商品の購入を希望した際に、決済受付サーバー30は、購買者が口座を有する金融機関の金融機関コンピュータb1にアクセスする。そして、このアクセスに基づいて、利用者の利用限度額を検出し、決済可能か判定する(0030項)。
【0006】
ここで、金融機関の勘定系システムと呼ばれるシステムにおいては、24時間稼動されていることはまれである。つまり、特許文献1において、金融機関コンピュータb1が稼動していない時間帯が存在する。このように、金融機関コンピュータb1が稼動していないときに、利用者等から購入希望がされた場合、決済可能との判断を行うことができなくなる、との問題が生じる。
【0007】
【課題を解決するための手段】
そこで、本発明は、以下の構成をとる。
本発明においては、ネットワークを介して、購買者が利用する利用者端末、販売店が管理する加盟店サーバおよびセンタ装置が互いに接続されており、利用者端末からの購入希望をセンタ装置が受付けた場合、所定条件を満たせば、購入希望に対する融資処理を実行する。
【0008】
また、本発明には、センタ装置が決済系システムと接続される態様も含まれる。この場合、所定条件として、購入希望されている商品の金額が、決済系システムが有しており、当該センタ装置に送信された購入者に対する融資可能金額以下であることが含まれる。
【0009】
また、センタ装置は、勘定系システムを利用可能か検知し、利用不可の場合自動融資可能か判断することも本発明に含まれる。なお、利用可能な場合、勘定系システムにおいて、決済処理を実行することも本発明に含まれる。
【0010】
なお、本発明の融資処理には、勘定系システムから送信される顧客情報に融資した旨の記録を追加し、所定タイミングでこの情報を勘定系システムに送信することも含まれる。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の一実施の形態を図面を用いて説明する。
図1に、本実施の形態の構成図を示す。本発明は、商品の購入を希望する利用者が利用する利用者端末10−1〜2、商品の販売者(元)が電子ショッピングを実施するために利用する加盟店サーバ20−1〜2、および、融資処理を実行するセンタ装置30が互いにインタネット50を介して接続されている。ここで、利用者端末10には、携帯電話10−1やいわゆるPC10−2が含まれる。なお、利用者端末10はこれら以外のPDAなどであってもよい。さらに、インタネット50は他のネットワークであってもよい。
【0012】
また、センタ装置30はいわゆる決済系システム40−1〜2と呼ばれる金融機関のシステムとそれぞれ専用線60−1〜2を介して接続される。ここで、センタ装置30と決済系システム40−1〜2は、インタネット50と利用者端末10などと接続しているネットワークであってもよい。
【0013】
次に、図2〜4に示すフローチャートを用いて、本実施の形態の処理内容について説明する。
【0014】
まず、ステップ1001において、利用者端末10が、加盟店サーバ20に対して、買い物を希望する利用者からの入力に応じた商品選択を実行する。まず、加盟店サーバ20が提示している商品群から、利用者が希望する商品をマウス等の入力手段を介して選択する。選択された結果、利用者端末10は、少なくとも選択された商品を識別する商品IDおよびその個数を、加盟店サーバ20に送信する。
【0015】
次に、ステップ1002において、加盟店サーバ20は、送信された商品IDおよび個数に基づき、取引内容を確定する。本実施の形態においては、商品ID、個数、金額および商品の送付先を確定する。まず、金額を、送信された商品ID(もしくは商品)およびその個数から算出する。加盟店サーバ20では、商品毎に価格を含むその商品の特徴を示すデータベースを有しておき、これを用いて取引の金額を算出する。また、送付先は、ステップ1001において、送付先を特定する情報を受信してもよい。また、利用者(もしくは利用者端末10)を特定する情報を受信し、これと予め記憶されている利用者に関する情報を用いて、送付先を決定してもよい。さらに、送付先は、商品がプログラムや画像データなど電子コンテンツの場合、利用者端末10としてもよい。
【0016】
次に、ステップ1003のおいて、加盟店サーバ20は、確定された取引内容を図5に示す加盟店取引DB21に格納する。ここでは、取引を識別する取引番号AAAAに対応する情報を格納する。すなわち、商品IDである商品コードがXXXXXであるテレビが個数1個の取引である。また、少量を含む金額(合計金額)が41,000円であり、送付先がXX市XXX町XXXである。
【0017】
ステップ1004において加盟店サーバ20から通知された取引内容を、ステップ1005において、利用者端末10が表示する。これにより、利用者は、取引内容を確認できる。ここで、加盟店サーバ20は、利用者端末10からの確認した旨を示す情報や修正要求を受信してもよい。
【0018】
次に、ステップ1006において、利用者からの入力に応じて、利用者端末10が決済方法の選択を実行する。ここでは、決済を行う銀行を識別する銀行IDとステップ1005で表示された金額をセンタ装置30に送信する。なお、本実施の形態においては、あわせて商品の購入先である加盟店を識別する加盟店IDとステップ1002で確定された取引番号も送付してもよい。本実施の形態においては、利用者が口座を有する〇〇〇〇銀行を利用者が選択し、その銀行ID9001が送付される。また、同様に、加盟店ID001が送付される。さらに、取引番号および合計金額として、ステップ1005で表示されたAAAAと41,000円が送付される。
【0019】
次に、ステップ1007において、センタ装置30は、決済方法の受付処理を実行する。センタ装置30は、まずステップ1006で送付された情報を受信する。そして、受信された情報、すなわち、決済依頼(方法)を識別する受付番号を作成する。そして、送付された情報を受付番号に対応付けて、ステップ1006で送付された情報を、図9に示す取引DB34に格納する。本実施の形態では、受付番号123456789が作成され、加盟店ID001、取引番号AAAA、銀行ID9001、合計金額41,000円を格納する。
【0020】
また、格納された加盟店IDの口座番号を、振込先口座に格納する。ここでは、図示しない加盟店に関する情報を格納したデータベースにより、振込先口座を確定する。
【0021】
次に、ステップ1008において、センタ装置30では、振込手続きを実行するためのログイン画面を作成する。つまり、〇〇〇〇銀行での振込手続きのためのログインを送信し、ステップ1009において利用者端末10が、図10に示すログイン画面を表示する。なお、本ログイン画面を、各銀行毎にカスタマイズされた画面としてもよい。この場合、ステップ1009で、ログイン画面の他、〇〇〇〇銀行の銀行ID9001と受付番号123456789を送信してもよい。ここで作成される画面は、図7に示す銀行リストDB32に格納された画面番号に基づいて、作成される。ここでは、図面番号を記憶しておいているが、画面の内容を示すデータを格納しておいてもよい。
【0022】
そして、ステップ1010において、利用者からの入力に応じて、利用者端末10が〇〇〇〇銀行に対するログイン処理を実行する。本実施の形態においては、利用者から入力されたパスワード(PW)と利用者ID(ID)を送信する。この場合、受付番号123456789と銀行ID9001を送信してもよい。
【0023】
次に、ステップ1011において、送信されたパスワードと利用者IDに基づいて、個人認証処理を実行する。ここでは、図6に示す顧客情報DB31に、利用者IDに一致する契約者番号がないかを検索する。本実施の形態では、利用者IDとしてEEEEEEが送付されたものとする。ここで、契約者番号「EEEEEE」があるので、送付されたパスワードが登録されているものと一致するか判定する。判定の結果、契約者番号が存在しないか、パスワードが一致しない場合、認証不可である旨の出力を、利用者端末10に対して実行する。この際、利用者に対して、一定回数再入力を許容し、それでも一致しない場合、処理を終了する。また、認証された場合、ステップ1012に進む。
【0024】
ステップ1012では、オン・オフステータスチェックを行う。これは、〇〇〇〇銀行の銀行システム40が稼動中かを、図11に示すオン・オフステータステーブルにより確認する。ここでは、〇〇〇〇銀行では、銀行システムが稼動していないので、ステップ1013に進む。つまり、ステップ1013以下の自動融資処理を進める。
【0025】
稼動中の場合、ステップ1013−1に進み、勘定系決済処理を実行する。つまり、通常とおり、利用者の口座から加盟店の口座への振込処理を、銀行システム40を利用して行う。但し、本実施の形態においては、ステップ1017までは、いずれの場合も同様の処理を実行し、その後銀行システムでの振込処理を実行する。
【0026】
なお、オン・オフステータステーブル32は、各銀行システムから稼動(オン)になった際に、その旨を示す情報を受信して情報を書き換えてもよい。また、予め銀行システムがいつ稼動中かを示す情報を受信しておき、これに基づいてテーブルには、稼動時間を格納しておいてもよい。
【0027】
次に、ステップ1013において、センタ装置30は、利用者端末10に対して、最終取引内容を作成し、送信する。すなわち、合計金額41,000円と利用者の口座を特定する利用者口座9999999を送信する。また、受付番号123456789、加盟店ID001(もしくはこれに対応する加盟店名)、商品IDXXXXXに対応する商品名テレビを送信してもよい。
【0028】
また、本ステップでは、ステップ1012の判定の結果に基づいて、「自動融資処理」か「振込処理」のいずれかであるかを、利用者端末10に送信する。そして、ステップ1014において、利用者端末10は、この内容を出力する。この内容を図11に示す。図11に示すとおり、「自動融資処理」か「振込処理」のいずれかであるかは、他の内容と区別して表示する。
【0029】
そして、ステップ1015において、利用者端末10は、利用者の入力に応じて、確認した旨の情報と確認暗証番号を送信する。また、この際、受付番号と当該利用者の自動融資処理における契約者ID(EEEEEE)を送付してもよい。なお、契約者IDは、先の処理で送付されている契約者番号EEEEEEそのものとしてもよいし、利用者口座番号9999999に基づいて、センタ装置30で作成してもよい。
【0030】
次に、ステップ1016において、センタ装置30は、再度の個人認証処理を実行する。これは、利用者端末10から送信された確認暗証番号が正しいものか確認し、より厳密な個人認証を行うものである。このため、本処理および確認暗証番号の送付はなくともかまわない。
【0031】
正規な利用者と個人認証されない場合、ステップ1011と同様に処理を中止する。また、正規な利用者であると認証された場合、ステップ1017へ進む。
【0032】
次に、ステップ1017では、本処理が「自動融資処理」か「振込処理」かを判定する。つまり、ステップ1012での判定の結果がいずれであるかを判定する。これは、受付番号をキーにして行ってもよい。つまり、ステップ1012において、受付番号123456789が「自動融資処理」か「振込処理」のいずれかなるかを記憶しておき、この内容から送信された受付番号の取引がいずれであるかを判定する。
【0033】
振込処理である場合、ステップ1012で説明したとおり、振込処理を実行する。自動融資処理すなわち銀行システム40が稼動していない場合、ステップ1018に進む。
【0034】
次に、ステップ1018において、センタ装置30は、自動融資可能金額を算出する。つまり、ステップ1010で送信された契約者番号EEEEEEを用いて、顧客情報DB31から融資可能な金額を検索する。本実施の形態では、対応する融資可能金額(1日)100000円および融資可能金額(1月)1000000円を検索結果とする。ここで、融資可能金額はそれぞれ、銀行が1日もしくは1ヶ月の間に融資可能な最大金額を示す情報である。これば、銀行により判断されるもので、この情報は一定期間毎などに銀行システム40から各利用者についての情報が送信されるものを使ってもよい。また、1日など期間で以外にも1回当りの融資可能金額としてもよい。
【0035】
次に、ステップ1019において、センタ装置30は、融資可能か判定する。これは、ステップ1018で確認された融資可能金額から購入の金額と既に融資されている金額を引いた差が、正負いずれかであるかで判定する。ここでは、融資可能金額が100,000円および1,000,000円であるので、それぞれについて、計算を実行する。
【0036】
まず、「1日」当たりについての判定を行う。融資DB33から、契約者ID「EEEEEE」の融資金額(本日)である「20,000円」を抽出する。そして、融資可能金額(1日)100,000円から融資金額(本日)20,000円と金額41,000円を引き、+39,000を算出する。このように値が正(+)であるので、融資可能として、1月の計算に移る。ここで、差が負(−)の場合、融資不可として処理を中止する。
【0037】
次に,「1月」当たりについての判定を行う。融資DB33から、契約者ID「EEEEEE」の融資金額(今月)である「109,000円」を抽出する。そして、融資可能金額(1月)1,000,000円から融資金額(今月)109,000円と金額41,000円を引き、+850,000を算出する。このように値が正(+)であるので、融資可能として処理する。ここで、差が負(−)の場合、融資不可として処理を中止する。つまり、ステップ1020に進む。
【0038】
次に、センタ装置30は、融資内容を取引DB34と融資DB33に格納する。まず、取引DB34には、取引結果を記録する。この場合,自動融資処理を実行した旨の記録をする。また、融資DB33には、融資金額(本日)、融資金額(今月)に、既に記録されている金額に、41,000円を足した値を記録する。また、最新融資金額に41,000円を、資金移動日付に当日の日付を記録する。
【0039】
そして、ステップ1021において、センタ装置30は、取引結果、すなわち、自動融資処理を実行した旨を利用者端末10に通知する。
【0040】
また、ステップ1022において、センタ装置30は、融資した金額つまり融資DB33にステップ1020で格納された最新融資金額、利用者のID「EEEEEE」(もしくは口座番号9999999)を、対応する銀行の銀行システムに通知する。この通知は、銀行システムが稼動状態への(もしくは稼動状態からの)切替時にオンライン処理として通知してもよい。また、予め定められた時間にバッチ処理で通知してもよい。この処理は、ステップ1021がされた後に同期して行ってもよいし、非同期に行ってもよい。
【0041】
そして、銀行システム40においては、通知された融資内容に基づいて、振込処理等、必要な処理を実行する。
【0042】
以上の処理により、勘定系システムと呼ばれる銀行システムが稼動していない場合においても、商品購入の決済処理を実行することが可能になる。
【0043】
【発明の効果】
本発明によれば、金融機関のコンピュータが稼動していなくとも、決済可能か判断でき、電子商取引をスムーズに実行することが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態のシステム構成を示す構成図である。
【図2】本発明の一実施の形態の処理の流れを示すフローチャート(その1)である。
【図3】本発明の一実施の形態の処理の流れを示すフローチャート(その2)である。
【図4】本発明の一実施の形態の処理の流れを示すフローチャート(その3)である。
【図5】加盟店取引DB21を示す図である。
【図6】顧客情報DB31を示す図である。
【図7】銀行リストDB32を示す図である。
【図8】融資DB33を示す図である。
【図9】取引DB34を示す図である。
【図10】ログイン画面を示す図である。
【図11】オン・オフステータステーブル35を示す図である。
【図12】取引内容確認画面を示す図である。
【符号の説明】
10…利用者端末、20…加盟店サーバ、30…センタ装置、40…銀行システム(勘定系システム)、50…インタネット、60…専用線
Claims (26)
- 商品の購入者が利用者する利用者端末と、前記商品の販売者が利用する加盟店サーバとネットワークを介して接続されたセンタ装置を用いた電子商取引方法において、
前記利用者端末もしくは前記加盟店サーバから送信され、前記利用者と前記販売者間での取引きされる商品の価格および前記利用者を識別する利用者IDを含む当該取引きについての決済を要求する決済要求情報を受信し、
利用者ごとの利用可能な金額を示し予め当該センタ装置が有している融資可能情報および前記商品の購入に必要な対価に基づいて、前記決済要求情報に対する融資による決済が可能かを判定し、
決済が可能である場合には、融資による決済が可能である旨を出力し、
前記利用者に対する前記商品の価格に基づく融資された金額に関する融資情報を記録することを特徴とする電子商取引方法。 - 請求項1に記載の電子商取引方法において、
前記融資可能情報が示す金額と融資された前記金額の差分を前記前記融資情報として、記録することを特徴とする電子商取引方法。 - 請求項2に記載の電子商取引方法において、
前記融資情報の記録は、前記利用者の前記融資可能情報を前記融資情報に書き換えることにより実行することを特徴とする電子商取引方法。 - 請求項1に記載の電子商取引方法において、
前記融資可能情報として前記利用者が融資を許可される金額を示す融資許可情報および当該利用者が受けている融資の金額を示す融資金額情報に基づいて、融資による決済が可能かを判定することを特徴とする電子商取引方法。 - 請求項4に記載の電子商取引方法において、
前記判定は、前記融資許可情報の示す金額から前記融資金額情報の示す金額および前記商品の購入に必要な対価を引いた差分が0以上の場合に、融資による決済が可能であると判定することを特徴とする電子商取引方法。 - 請求項1乃至5のいずれかに記載の電子商取引方法において、
当該センタ装置は、前記利用者の口座を有する金融機関の勘定系システムと第2のネットワークを介して接続し、
当該センタ装置が、前記第2のネットワークを介して前記勘定系システムが利用可能か検知し、
利用不可能の場合に、前記融資による決済が可能かを判定することを特徴とする電子商取引方法。 - 請求項6に記載の電子商取引方法において、
所定タイミング毎に、前記勘定系システムから前記融資可能情報を受信し、
予め有している前記融資可能情報を、受信された前記融資可能情報に書き換えることを特徴とする電子商取引方法。 - 請求項6または7のいずれかに記載の電子商取引方法において、
所定タイミング毎に、前記勘定系システムに、記録された前記融資情報を送付することを特徴とする電子商取引方法。 - 請求項6乃至8のいずれかに記載の電子商取引方法において、
当該センタ装置は、前記融資可能情報として前記利用者が融資を許可される金額を示す融資許可情報および当該利用者が受けている融資の金額を示す融資金額情報を、前記勘定系システムから受信し、
受信された前記融資許可情報および前記融資金額情報に基づいて、融資による決済が可能かを判定することを特徴とする電子商取引方法。 - 請求項9に記載の電子商取引方法において、
前記判定は、前記融資許可情報の示す金額から前記融資金額情報の示す金額および前記商品の購入に必要な対価を引いた差分が0以上の場合に、融資による決済が可能であると判定することを特徴とする電子商取引方法。 - 請求項8に記載の電子商取引方法において、
当該センタ装置は、所定タイミング毎に、前記勘定系システムから前記融資許可情報および前記融資金額情報を受信することを特徴とする電子商取引方法。 - 請求項1に記載の電子商取引方法において、
融資された前記金額を前記前記融資情報として、記録することを特徴とする電子商取引方法。 - 請求項1乃至12のいずれかに記載の電子商取引方法において、
前記決済が可能である旨の出力は、前記ネットワークを介し前記利用者端末および前記加盟店サーバに対して実行することを特徴とする電子商取引方法。 - 商品の購入者が利用者する利用者端末と、前記商品の販売者が利用する加盟店サーバとネットワークを介して接続された電子商取引装置において、
前記利用者端末もしくは前記加盟店サーバから送信され、前記利用者と前記販売者間での取引きされる商品の価格および前記利用者を識別する利用者IDを含む当該取引きについての決済を要求する決済要求情報を受信する受信手段と、
利用者ごとの利用可能な金額を示し予め当該センタ装置が有している融資可能情報および前記商品の購入に必要な対価に基づいて、前記決済要求情報に対する融資による決済が可能かを判定する判定手段と、
決済が可能である場合には、融資による決済が可能である旨を出力手段と、
前記利用者に対する前記商品の価格に基づく融資された金額に関する融資情報を記録媒体に記録する記録手段とを有することを特徴とする電子商取引装置。 - 請求項14に記載の電子商取引装置において、
前記記録手段は、前記融資可能情報が示す金額と融資された前記金額の差分を前記前記融資情報として、記録することを特徴とする電子商取引方法に利用されるセンタ装置。 - 請求項15に記載の電子商取引センタ装置において、
前記記録手段は、前記利用者の前記融資可能情報を前記融資情報に書き換えることにより前記融資情報を記録することを特徴とする電子商取引装置。 - 請求項14に記載の電子商取引装置において、
前記判定手段は、前記融資可能情報として前記利用者が融資を許可される金額を示す融資許可情報および当該利用者が受けている融資の金額を示す融資金額情報に基づいて、融資による決済が可能かを判定することを特徴とする電子商取引装置。 - 請求項17に記載の電子商取引装置において、
前記判定手段は、前記融資許可情報の示す金額から前記融資金額情報の示す金額および前記商品の購入に必要な対価を引いた差分が0以上の場合に、融資による決済が可能であると判定することを特徴とする電子商取引装置。 - 請求項14乃至18のいずれかに記載の電子商取引センタ装置において、
前記利用者の口座を有する金融機関の勘定系システムと第2のネットワークを介して接続する接続手段と、
前記第2のネットワークを介して前記勘定系システムが利用可能か検知する手段とを有し、
利用不可能の場合に、前記判定手段が、前記融資による決済が可能かを判定することを特徴とする電子商取引装置。 - 請求項19に記載の電子商取引装置において、
前記接続手段は、所定タイミング毎に、前記勘定系システムから前記融資可能情報を受信し、
前記記録手段は、予め有している前記融資可能情報を、受信された前記融資可能情報に書き換えることを特徴とする電子商取引装置。 - 請求項19または20のいずれかに記載の電子商取引装置において、
所定タイミング毎に、前記勘定系システムに、記録された前記融資情報を送付するための送付手段をさらに有することを特徴とする電子商取引装置。 - 請求項19乃至21のいずれかに記載の電子商取引装置において、
前記接続手段は、前記融資可能情報として前記利用者が融資を許可される金額を示す融資許可情報および当該利用者が受けている融資の金額を示す融資金額情報を、前記勘定系システムから受信し、
前記判定手段は、受信された前記融資許可情報および前記融資金額情報に基づいて、融資による決済が可能かを判定することを特徴とする電子商取引装置。 - 請求項22に記載の電子商取引装置において、
前記判定手段は、前記融資許可情報の示す金額から前記融資金額情報の示す金額および前記商品の購入に必要な対価を引いた差分が0以上の場合に、融資による決済が可能であると判定することを特徴とする電子商取引装置。 - 請求項21に記載の電子商取引装置において、
前記接続手段は、所定タイミング毎に、前記勘定系システムから前記融資許可情報および前記融資金額情報を受信することを特徴とする電子商取引装置。 - 請求項14に記載の電子商取引装置において、
前記記録手段は、融資された前記金額を前記前記融資情報として、記録することを特徴とする電子商取引装置。 - 請求項14乃至25のいずれかに記載の電子商取引装置において、
前記出力手段は、前記ネットワークを介し前記利用者端末および前記加盟店サーバに対して前記決済が可能である旨を出力することを特徴とする電子商取引装置。
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