JP2004139229A - ネットワークコミュニケーション提供サーバ - Google Patents
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Abstract
【解決手段】アイコン表示部212から任意にアイコンを選択することにより、メッセージ本体に対してメッセージ分類情報を付加して、メッセージデータを生成する分類情報データ付加手段11bと、メッセージデータには他のメッセージとの関係を示すメッセージ間関係情報データを付加するメッセージ間関係情報データ入力手段11cを備える構成とした。従って、保存されたメッセージデータの検索、コミュニケーションの再現を容易に行うことができ、保存されたメッセージデータを知識情報として幅広く利用することが可能である。
【選択図】 図2
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、ネットワークコミュニケーションシステムに関し、特に、コミュニケーションに参加する者が、容易にメッセージを送信・閲覧することができるとともに、保存されたメッセージデータを有効に利用することができるネットワークコミュニケーション提供サーバに関する。
【0002】
【従来の技術】
ネットワークを利用した端末装置間における会話等のネットワークコミュニケーションシステムとして、チャットと呼ばれる通信会話システムや、電子掲示板が広く利用されている。
このチャット、電子掲示板においては、前者が即時性を有し、1の端末装置から送信したメッセージが他の端末装置にリアルタイムに表示されるものであるのに対し、即時性を有さない電子掲示板とはそれぞれ異なるシステム上の特徴を有するが、いずれにしても、それぞれのサービスを提供するサーバにネットワークを介して接続した端末装置によりコミュニケーションに参加し、1の端末装置から送信されたテキスト・画像等からなるメッセージデータを他の端末装置にメッセージとして表示し、会議・ディスカッション等の形式による会話をさせたり、いわゆる掲示板的な用法で使用させることにより、端末装置間におけるコミュニケーションが可能となる仕組みである。
また、このような従来のチャット、電子掲示板におけるユーザインタフェースとしては、通常、端末装置から送信されるメッセージデータを入力するメッセージデータ入力部と、受信したメッセージデータを表示するメッセージ表示部とにより構成されるコミュニケーション画面を端末装置に表示する方法が採用されているが、近年では、メッセージの意図、感情を視覚的に表現した図形をメッセージデータに加えて表示する構成としてコミュニケーションをより興味深いものにしたり、メッセージ表示部上の任意位置に受信したメッセージデータを配置できる構成として会話の流れを把握し易く工夫されたものも提供されている(例えば、特許文献1参照)。
【0003】
【特許文献1】
特開平11−203227号
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、チャット・電子掲示板を用いたコミュニケーションには、有用な知識情報が含まれている場合も少なくない。従って、コミュニケーションに用いられたメッセージデータを保存して、これらを知識情報データベースとして再利用することが望ましい。
勿論、上記したような従来のコミュニケーションシステムにおいても、受信したテキスト・画像等によって作成されたメッセージ本体そのものを保存すること自体は容易であり、後から保存したメッセージデータの履歴を閲覧し、人手によって有用と思われる知識情報を抽出したり、関連知識情報ごとに分類する等のデータ加工を行って再利用することは可能である。
しかしながら、例えば、特許文献1のチャット画面表示方法を用いたコミュニケーションの履歴を保存する場合、メッセージ表示部上にメッセージデータとともに表示される図形から得られる情報や、メッセージ間の関係に関する情報がメッセージデータに含まれていないため、単にメッセージデータのみを保存しても特定のテーマに関係するメッセージデータのまとまりや、メッセージデータ相互間の関係性を把握することが極めて困難であり、ここから有用な知識情報を抽出するには多大な時間と労力を要していた。
【0005】
本発明は以上のような事情に鑑みてなされたものであって、メッセージデータの入力に際し、該メッセージデータの分類種別情報や、他の表示されたメッセージとの関係を示すメッセージ間関係情報を電子データとしてメッセージデータに付加する手段を備えるネットワークコミュニケーション提供サーバの提供を課題とする。また、保存されたメッセージデータを知識情報として容易かつ有効に再利用できるネットワークコミュニケーション提供サーバの提供を課題とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため、請求項1記載の本発明のネットワークコミュニケーション提供サーバは、ネットワークを介して接続された端末装置に対し、前記端末装置から送信されるメッセージデータを入力するメッセージデータ入力部と、受信したメッセージデータを表示するメッセージ表示部とにより構成されるコミュニケーション画面を表示させるコミュニケーション画面表示手段を備え、接続された複数の端末装置間のコミュニケーションを可能とするネットワークコミュニケーション提供サーバであって、
前記メッセージデータ入力部に、メッセージ本体が記述されるメッセージ記述部と、予め決定された分類方法によって分類されたメッセージ分類種別を表象する複数のアイコンが表示されるアイコン表示部とを表示させる前記コミュニケーション画面表示手段と、
前記アイコン表示部から任意にアイコンを選択することにより、前記メッセージ本体に対して、前記選択されたアイコンが表象するメッセージ分類種別をメッセージ分類情報データとして付加して送信されるメッセージデータを生成する分類情報データ付加手段と、を備えることを特徴とする。
【0007】
請求項2記載のネットワークコミュニケーション提供サーバは、請求項1記載のネットワークコミュニケーション提供サーバであって、前記メッセージデータに対して、前記メッセージ表示部上に既に表示されている他のメッセージとの関係を示すメッセージ間関係情報データを付加するメッセージ間関係情報データ付加手段を備えることを特徴とする。
【0008】
請求項3記載のネットワークコミュニケーション提供サーバは、請求項1又は2記載のネットワークコミュニケーション提供サーバであって、前記アイコン選択部から選択されたアイコンを、前記メッセージ表示部の任意位置に配置することにより、前記メッセージデータが送信されるように構成されたメッセージデータ送信手段を備えることを特徴とする。
【0009】
請求項4記載のネットワークコミュニケーション提供サーバは、請求項1〜3記載のネットワークコミュニケーション提供サーバであって、前記メッセージ間関係情報データが、前記メッセージ表示部上に配置されたアイコン相互間の配置位置関係によって定義され、メッセージ表示部上の任意位置に前記選択されたアイコンを配置することにより、前記メッセージデータに対して、前記定義されたメッセージ間関係情報データが付加される構成である前記メッセージ間関係情報データ付加手段を備えることを特徴とする。
【0010】
請求項5記載のネットワークコミュニケーション提供サーバは、請求項1〜4記載のネットワークコミュニケーション提供サーバであって、前記メッセージデータが、マークアップ言語(markup language)によって記述されることを特徴とする。
【0011】
請求項6記載のネットワークコミュニケーション提供サーバは、請求項1〜5記載のネットワークコミュニケーション提供サーバであって、受信したメッセージデータを保存する手段を備えることを特徴とする。
【0012】
請求項7記載のネットワークコミュニケーション提供サーバは、請求項6記載のネットワークコミュニケーション提供サーバであって、前記保存されたメッセージデータから任意のメッセージデータを抽出するメッセージデータ検索手段と、
前記検索手段により抽出されたメッセージデータが有するメッセージ本体と、該メッセージデータが有するメッセージ間関係情報データを参照することにより、該メッセージデータに連鎖的に関係付けられた他のメッセージデータのメッセージ本体とを表示するとともに、抽出されたメッセージデータ及びこれに関係付けられた他のメッセージデータが有するメッセージ分類情報データを参照してそれぞれのメッセージ分類種別を表象するアイコンを表示させることにより、一連のコミュニケーションの履歴を再現するコミュニケーション再現画面を表示するコミュニケーション再現画面表示手段と、を備えることを特徴とする。
【0013】
請求項8記載のネットワークコミュニケーション提供サーバは、請求項6又は7記載のネットワークコミュニケーション提供サーバであって、前記保存されたメッセージデータから任意に選択されたメッセージデータの、要約を抽出する要約抽出手段を備えることを特徴とする。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態を、図1〜図4に示した図面に基づいて更に詳しく説明する。図1は、本発明の一の実施形態を示すネットワークコミュニケーションシステム100の概略構成を示すものであり、1は、ネットワークコミュニケーションを提供するための処理手段を備えたネットワークコミュニケーション提供サーバ1である。このネットワークコミュニケーション提供サーバ1には、ネットワーク3を介して複数の端末装置2が接続されて本ネットワークコミュニケーションシステム100が構成されている。かかる構成の本コミュニケーションシステム100により提供されるコミュニケーションに参加しようとする者(参加者)は、端末装置2を用いて、ネットワーク3を介してネットワークコミュニケーション提供サーバ1にアクセスすることにより、他の端末装置2とのコミュニケーションを図ることが可能となる。
なお、ネットワーク3としてはインターネット、LAN、VAN等の有線・無線によるネットワークシステムを用いることができる。
【0015】
図2は、本発明のネットワークコミュニケーション提供サーバ1の構成模式図であり、ネットワークコミュニケーション提供サーバ1は、コミュニケーション画面表示手段11a、分類情報データ付加手段11b、メッセージ間関係情報データ付加手段11c、メッセージデータ送信手段11d、メッセージデータ保存手段11e、メッセージデータ検索手段11f、要約抽出手段11g及びコミュニケーション再現画面表示手段11hを備えて構成されている。
コミュニケーション画面表示手段11aは、例えば、図3に示すような、ネットワークコミュニケーション提供サーバ1に送信するメッセージデータを入力するためのメッセージデータ入力部210と、ネットワークコミュニケーション提供サーバ1が受信したメッセージデータを表示させるメッセージ表示部220により構成されるコミュニケーション画面200を端末装置2に表示させる。
【0016】
メッセージデータ入力部210には、更にメッセージ記述部211と、アイコン表示部212が表示される。メッセージ記述部211は、参加者が送信しようとするメッセージ本体を記述するスペースである。ここに言うメッセージ本体の記述には、テキストのみの記述の他、テキストとともに画像データや音声データ等をメッセージ記述部211に貼り付けることも含まれる。
アイコン表示部212には、予め決定された分類方法によって分類されたメッセージ分類種別を表象する複数のアイコン212a〜212cが表示される。メッセージ分類種別としては、例えば、メッセージの主たる目的の観点から各種に分類する方法により、「質問・疑問」、「答え」、「反論・反対意見」、「賛成意見」等のように分類して、これらをメッセージ分類種別として設定することができる。また、アイコン212a〜212cは、それぞれ上記いずれか1のメッセージ分類種別を表象するように、即ち、人の視覚によって、1のアイコンがどのメッセージ分類種別を表すものであるかを認識できるように成形される。具体的には、例えば、「質問・疑問」のメッセージ分類種別を表象するアイコンとしては、「?」マークを中央に配置した略円形図形のアイコン212aを用いる。このように「?」マークをアイコン中に配置することにより、アイコン212aが、メッセージ分類種別「質問・疑問」を表象するものであるということを視覚的に認識できる。同様に「答」の文字を中央に配置したアイコン212bは、メッセージ分類種別「答え」を、「反」の文字を中央に配置したアイコン212cは、メッセージ分類種別「反論、反対意見」を表象するものであることが視覚的に認識できる。
なお、これらのアイコン212a〜212cは、全てが一覧できるように表示しても良いが、図3に示すように、通常は1のアイコンがアイコン表示部212に表示されているが、例えば、アイコン表示部212の下方に表示されている左右矢印マークのいずれかをクリックすることによって、順次異なる種類のアイコンを表示させるように構成すれば、コミュニケーション画面200に占めるアイコン表示部212の省スペース化を図ることができる。
また、以上のように表示されるアイコン選択部212から、参加者が任意に選択したアイコンは、ドラッグ&ドロップにより、メッセージ表示部220上の任意位置に配置することが可能に構成されている。
【0017】
メッセージ表示部220は、後に説明するメッセージデータ送信手段11dによって送信されるメッセージデータとともに、選択されたアイコンが、ネットワークコミュニケーション提供サーバ1に受信された時系列に従い、順次メッセージ表示部220内に追加表示される構成である。なお、メッセージ表示部220には、スクロールバー等のユーザーインターフェイスを表示して、メッセージ表示部220の任意の位置を表示させる構成とできることは勿論である。
また、ネットワークコミュニケーション提供サーバ1に最新に受信されたメッセージが、後に説明するメッセージ間関係情報データを有する場合には、受信時系列とは無関係に、該メッセージ間関係情報データに基づき、関係性を有する他のメッセージの近傍に表示する等して視覚的にメッセージ間の関係が認識できるように表示させる。これにより、メッセージ表示部上で複数のテーマによるコミュニケーションが進行していても、それぞれのテーマによるコミュニケーションの流れが視覚的に把握できる。
【0018】
なお、コミュニケーション画面200には、上記のように構成されたメッセージデータ入力部210,メッセージ表示部220の他、図3に示すような、参加者表示部230を表示することによってコミュニケーションをより興味深いものにしたり、コミュニケーションのための資料を表示させるユーザーインターフェイスや、ネットワークコミュニケーション提供サーバ1との接続を断つ等の処理を行うユーザーインターフェイスを付加するその他の操作部240等を表示させる構成とすることができる。
【0019】
分類情報データ付加手段11bは、前記のアイコン表示部212から任意にアイコンを選択することにより、参加者がメッセージ記述部211に記述したメッセージ本体に対して、前記選択されたアイコンが表象するメッセージ分類種別をメッセージ分類情報データとして付加して、送信されるメッセージデータを生成する。即ち、本実施の形態におけるアイコン212a〜212cのそれぞれが表象する「質問・疑問」、「答え」、「反論・反対意見」、「賛成意見」のメッセージ分類種別をメッセージ分類種別情報データとしてメッセージ本体に付加する構成である。
メッセージ分類種別情報データをメッセージ本体に付加する手段としては、アイコン212a〜212cのそれぞれが表象するメッセージ分類種別を、マークアップ言語(markup language)のタグ(tag)に関係付け、アイコン表示部211からアイコンを選択した際、該アイコンに関係付けられたタグが、メッセージ本体として記述されたテキストに付加される構成とすることができる。一例を図3に基づいて説明すると、例えば、参加者がメッセージ記述部211に「今回のシミュレーションの事故原因は何でしょう?」のようにメッセージ本体を記述した後、アイコン211aを選択したとすると、
<メッセージ>
<header>
<発言者>遠藤</発言者>
<メッセージID>000001</メッセージID>
<時間>02/03/04 15:00:05</時間>
</header>
<body>
<質問>今回のシミュレーションの事故原因は何でしょう?</質問>
のようにメッセージ本体であるテキストに、<質問>・・・</質問>のタグがメッセージ分類情報データとして付加される。なお、以上の例のようにメッセージ本体とメッセージ分類種別情報データが付加されて生成されるメッセージデータの記述言語としては、マークアップ言語を用いることが好ましい。特に、独自にタグを定義することが可能なマークアップ言語であるXML(eXtensible Markup Language)によれば、アイコン212a〜212cと、それぞれのメッセージ分類種別情報データとを、容易に関係付けることができる。
このように、新たに送信するメッセージ本体に対して、メッセージ分類情報データを付加することにより、これを参照してメッセージ表示部上220や後に説明するメッセージ閲覧部310上に対応するアイコンをメッセージ本体の近傍に表示させることができ、表示されたメッセージ分類が視覚によって即座に理解できる。
【0020】
メッセージ間関係情報データ付加手段11cは、メッセージデータに対し、メッセージ表示部220上に既に表示されている他のメッセージとの関係を示すメッセージ間関係情報データを付加する。
このメッセージ間関係情報データをメッセージデータに付加する手段としては、参加者が送信しようとするメッセージデータに対して直接記述することにより付加するユーザインタフェースを設ける構成とする等、公知の手段を用いることができるが、例えば、予めメッセージ表示部220上に配置されるアイコン相互間の表示位置関係によって、付加されるメッセージデータ間関係情報を定義しておき、参加者がアイコン選択部212から選択したアイコンをメッセージ表示部220上の任意位置に配置した際、すでに表示されている他のアイコンと特定の位置関係に配置された場合には、上記定義されたメッセージ間関係情報データが自動的にメッセージデータに付加されるように構成することが好ましい。
例えば、図3において、すでにメッセージ表示部220上に表示されているアイコン212aに対して、新たに配置されるアイコン212bの一部が接触する位置関係となる場合には、両メッセージが関係性を有するものとして定義し、
<header>
<発言者>橋本</発言者>
<メッセージID>000002</メッセージID>
<時間>02/03/04 15:00:20</時間>
<関係メッセージID>000001</関係メッセージID>
</header>
<body>
<回答>単なる操作ミスじゃないですか。</回答>
のように、メッセージIDによって特定されたメッセージ間関係情報データ<関係メッセージID>000001</関係メッセージID>のタグが、メッセージデータに書き込まれる構成とすることができる。なお、アイコン212aと212bの位置関係は、メッセージ表示部220の座標軸を用いて算出することによって検出する等、公知の手段を用いることができる。
このように、新たに送信するメッセージデータに対して、既にメッセージ表示部220上に表示されているメッセージとの関係を付加することにより、一連の会話の流れを電子データとしても関係付けることができ、後に説明するメッセージデータの検索や、二次加工を行う際の便宜に資する。
【0021】
メッセージデータは、メッセージデータ送信手段11dにより、コミュニケーション提供サーバ1に送信される。メッセージデータ送信手段11dとしては、コミュニケーション画面200上に、送信ユーザーインターフェイスを表示させる構成とすることができるが、参加者が選択したアイコンを、メッセージ表示部220上の任意位置にドラッグ&ドロップして配置することにより、メッセージデータがネットワークコミュニケーション提供サーバ1に送信されるように構成される手段を用いることができる。このように、簡単な操作でメッセージデータを送信可能に構成することにより、活発なメッセージデータの送信に資することができる。
【0022】
メッセージデータ保存手段11eは、以上のコミュニケーション画面200を用いて、端末2からコミュニケーション提供サーバ1に送信されるメッセージデータを、順次、蓄積保存する。例えば、コミュニケーション提供サーバ1に設けられた記憶部若しくはコミュニケーション提供サーバ1と接続された他のデータベースに保存するように構成することができる。
【0023】
メッセージデータ検索手段11fは、上記保存手段により保存されたメッセージデータから、特定のメッセージデータを検索する。検索方法としては、キーワード等を用いてメッセージデータを全文検索する等、公知の手段を用いることができる。
検索の結果、抽出されたメッセージデータは、後に説明するコミュニケーション再現画面300のメッセージ閲覧部310に表示される。なお、保存されているメッセージデータには、メッセージ分類情報データ及びメッセージ間関係情報データが含まれている。従って、かかるメッセージ分類情報データ、メッセージ間関係情報データを利用することにより、検索の結果抽出された1のメッセージデータとともに、該メッセージデータのメッセージ分類情報を表象するアイコン、関係付けられた他の全てのメッセージデータとこのメッセージ分類情報を表象するアイコンの全てを連鎖的にメッセージ閲覧部310に表示することができる。具体的には、例えば、図4のメッセージ閲覧部310内に図示されているような表示方法を採用して特定のテーマによる一連のコミュニケーションの流れ、個々のメッセージの分類の認識が容易にすることが可能となる。
【0024】
要約抽出手段11gは、例えば、上記検索手段により抽出されたメッセージデータ等、選択されたメッセージデータから要約を生成して抽出する。これにより冗長なメッセージデータであっても、抽出された要約を閲覧することでメッセージの内容を容易に把握することが可能となる。要約抽出の具体的な処理手段としては、例えば、XMLで記述されたメッセージデータ中の文字列を形態素の列に変換し、文書解析する手法である形態素解析を用いてキーワードを抽出し、該キーワードをメッセージの要約として表示させる構成とすることができる。
【0025】
コミュニケーション再現画面表示手段11hは、例えば、図4に示すようなコミュニケーション再現画面300を端末装置2に表示させる。コミュニケーション再現画面300は、メッセージ閲覧部310と、操作部320とが表示される構成である。メッセージ閲覧部310には、上記したようにメッセージデータ検索手段11fによる検索の結果得られたメッセージデータや、要約抽出手段11gにより抽出されたメッセージデータの要約等が表示される。
なお、操作部320には、メッセージデータ検索手段11f、要約抽出手段11gを実行するための320a,320bのユーザーインターフェイスや、メッセージ閲覧部310の表示位置を移動するユーザインタフェイス320cの他、必要に応じてその他のユーザインタフェイス320dを表示させる構成とすることができる。
【0026】
以上のように構成されるメッセージデータ検索手段11fや要約抽出手段11gを用いて、例えば、特定の技術情報等に関係するメッセージデータを抽出して、その結果をコミュニケーション再現画面300に再現させることにより、保存されたメッセージデータを、有用な知識情報として容易に得ることが可能となる。また、マークアップ言語で記述されたメッセージデータは、様々に二次加工することによって、例えば、検索システムと組み合わせてFAQなどの形式に変換したり、コミュニケーションの知識データベースとして利用する等、容易に多種多様の形態に加工して活用することが可能となる。
また、本発明のネットワークコミュニケーション提供サーバは、電子会議システム、教育現場等における討論会等の様々な意見交換の場において特に有用であり、これらの場で集められ保存されたメッセージデータの幅広い活用が期待できる。
【0027】
【発明の効果】
本発明のネットワークコミュニケーション提供サーバによれば、アイコン表示部から任意にアイコンを選択することにより、メッセージ本体に対してメッセージ分類情報を付加して、メッセージデータを生成する分類情報データ付加手段と、メッセージデータには他のメッセージとの関係を示すメッセージ間関係情報データを付加するメッセージ間関係情報データ入力手段を備える構成としたので、保存されたメッセージデータの検索、コミュニケーションの再現を容易に行うことができ、保存されたメッセージデータを知識情報として幅広く利用することが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明の1の実施の形態にかかるコミュニケーションシステムの構成概略図を示す。
【図2】図2は、本発明の1の実施の形態にかかるコミュニケーション提供サーバの構成模式図である。
【図3】図3は、本発明のコミュニケーション画面表示手段により端末装置に表示される1のコミュニケーション画面構成図である。
【図4】図4は、本発明のコミュニケーション再現画面表示手段により端末装置に表示される1のコミュニケーション再現画面構成図である。
【符号の説明】
1 コミュニケーション提供サーバ
2 端末装置
3 ネットワーク
200 コミュニケーション画面
210 メッセージデータ入力部
211 メッセージ記述部
212 アイコン表示部
220 メッセージ表示部
300 コミュニケーション再現画面
310 メッセージ履歴表示部
320 操作部
Claims (8)
- ネットワークを介して接続された端末装置に対し、前記端末装置から送信されるメッセージデータを入力するメッセージデータ入力部と、受信したメッセージデータを表示するメッセージ表示部とにより構成されるコミュニケーション画面を表示させるコミュニケーション画面表示手段を備え、接続された複数の端末装置間のコミュニケーションを可能とするネットワークコミュニケーション提供サーバであって、
前記メッセージデータ入力部に、メッセージ本体が記述されるメッセージ記述部と、予め決定された分類方法によって分類されたメッセージ分類種別を表象する複数のアイコンが表示されるアイコン表示部とを表示させる前記コミュニケーション画面表示手段と、
前記アイコン表示部から任意にアイコンを選択することにより、前記メッセージ本体に対して、前記選択されたアイコンが表象するメッセージ分類種別をメッセージ分類情報データとして付加して送信されるメッセージデータを生成する分類情報データ付加手段と、を備えることを特徴とするネットワークコミュニケーション提供サーバ。 - 前記メッセージデータに対して、前記メッセージ表示部上に既に表示されている他のメッセージとの関係を示すメッセージ間関係情報データを付加するメッセージ間関係情報データ付加手段を備えることを特徴とする請求項1記載のネットワークコミュニケーション提供サーバ。
- 前記アイコン選択部から選択されたアイコンを、前記メッセージ表示部の任意位置に配置することにより、前記メッセージデータが送信されるように構成されたメッセージデータ送信手段を備えることを特徴とする請求項1又は2記載のネットワークコミュニケーション提供サーバ。
- 前記メッセージ間関係情報データが、前記メッセージ表示部上に配置されたアイコン相互間の配置位置関係によって定義され、メッセージ表示部上の任意位置に前記選択されたアイコンを配置することにより、前記メッセージデータに対して、前記定義されたメッセージ間関係情報データが付加される構成である前記メッセージ間関係情報データ付加手段を備えることを特徴とする請求項1〜3記載のネットワークコミュニケーション提供サーバ。
- 前記メッセージデータが、マークアップ言語(markup language)によって記述されることを特徴とする請求項1〜4記載のネットワークコミュニケーション提供サーバ。
- 受信したメッセージデータを保存する手段を備えることを特徴とする請求項1〜5記載のネットワークコミュニケーション提供サーバ。
- 前記保存されたメッセージデータから任意のメッセージデータを抽出するメッセージデータ検索手段と、
前記検索手段により抽出されたメッセージデータが有するメッセージ本体と、該メッセージデータが有するメッセージ間関係情報データを参照することにより、該メッセージデータを基に連鎖的に関係付けられた他のメッセージデータを抽出し、該他のメッセージデータのメッセージ本体とを表示するとともに、前記検索手段により抽出されたメッセージデータ及びこれに関係付けられた他のメッセージデータが有するメッセージ分類情報データを参照してそれぞれのメッセージ分類種別を表象するアイコンを表示させることにより、一連のコミュニケーションの履歴を再現するコミュニケーション再現画面を表示するコミュニケーション再現画面表示手段と、を備えることを特徴とする請求項6記載のネットワークコミュニケーション提供サーバ。 - 前記保存されたメッセージデータから任意に選択されたメッセージデータの、要約を抽出する要約抽出手段を備えることを特徴とする請求項6又は 請求項7記載のネットワークコミュニケーション提供サーバ。
Priority Applications (1)
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JP2002301641A JP2004139229A (ja) | 2002-10-16 | 2002-10-16 | ネットワークコミュニケーション提供サーバ |
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Cited By (1)
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JP2008192141A (ja) * | 2007-02-02 | 2008-08-21 | Internatl Business Mach Corp <Ibm> | インスタント・メッセージング通信方法、インスタント・メッセージング通信装置、および機械可読記憶手段(インスタント・メッセージング通信方法および装置) |
-
2002
- 2002-10-16 JP JP2002301641A patent/JP2004139229A/ja active Pending
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