JP2003242060A - カスタマイズドコンテンツをユーザ間で共有するためのシステム、そのユーザ端末装置、コミュニティ発見装置、カスタマイズルールを記録した記録媒体、カスタマイズルールのフィードバック方法、これらのプログラム並びにプログラム記録媒体 - Google Patents

カスタマイズドコンテンツをユーザ間で共有するためのシステム、そのユーザ端末装置、コミュニティ発見装置、カスタマイズルールを記録した記録媒体、カスタマイズルールのフィードバック方法、これらのプログラム並びにプログラム記録媒体

Info

Publication number
JP2003242060A
JP2003242060A JP2002035834A JP2002035834A JP2003242060A JP 2003242060 A JP2003242060 A JP 2003242060A JP 2002035834 A JP2002035834 A JP 2002035834A JP 2002035834 A JP2002035834 A JP 2002035834A JP 2003242060 A JP2003242060 A JP 2003242060A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
rule
user terminal
customization
terminal device
content
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2002035834A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroki Kato
裕樹 加藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
Priority to JP2002035834A priority Critical patent/JP2003242060A/ja
Publication of JP2003242060A publication Critical patent/JP2003242060A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【課題】 コミュニティ参加者により変更されたカス
タマイズルールのフィードバック手法による、コンテン
ツの共有の実現と、コミュニティ参加者によって形成さ
れる新規コミュニティ若しくは新規サブ・コミュニティ
を発見する装置および方法を実現する。 【解決手段】 通信網に接続可能な複数のユーザ端末装
置と、前記通信網に接続されたコミュニティ発見装置と
を有し、前記複数のユーザ端末装置は、カスタマイズル
ールの作成、カスタマイズルールの受信、カスタマイズ
ルールの送信を行い、カスタマイズドコンテンツをユー
ザに閲覧させ、更新されたカスタマイズルールを受信し
た場合、他のユーザ端末装置からのフィードバック率が
所定の値を超えた場合、更新されたカスタマイズルール
のフィードバックを行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、カスタマイズドコ
ンテンツをユーザ間で共有するためのシステム、そのユ
ーザ端末装置、コミュニティ発見装置、カスタマイズル
ールを記録した記録媒体、カスタマイズルールのフィー
ドバック方法、これらのプログラム並びにプログラム記
録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】近年のネットワーク技術の発展及び普及
に伴って、World Wide Web等に多種多様なコンテンツが
公開されるようになっている。このような公開されてい
るコンテンツに対して、そのコンテンツの利用価値をど
のように表現するかという課題がある。コンテンツの利
用価値は、該コンテンツが単独で存在するだけでも判断
可能な場合もあるが、多くは他のコンテンツとの関係、
或いは他者の評価やコメントがあることで判断が可能に
なる。コンテンツの価値が判断可能となることで、該コ
ンテンツの利用方法が理解しやすくなり、またコンテン
ツの利用が促進される。
【0003】あるコンテンツに対して、他のコンテンツ
との関係、他者の評価を示す方法として、該コンテンツ
に対して関連する情報のリンクを追加や、自身のコメン
トを追加して公開するなどの方法として、他の人が作成
したウエブページに自己のノートやコメントなどを残す
ことができるブラウザ連動型ソフトウエアであるOdi
go(http://www.odigo.com)、他の人が作成したウエ
ブページにリンクを追加し、また新たなコンテンツをア
ップロードして専用サーバで公開するBrowseup(http://
www.browseup.com)などがある。
【0004】しかし、上記従来技術には以下のような問
題点がある。ネットワーク上に形成されるコミュニティ
は、原則として誰もが自由に書き込むとができる。しか
し、実際に何らの制限もなく何人にでも書き込みの権限
を与えた場合、コンテンツを貶める行為の横行やコミュ
ニティの趣旨に合致しない発言の増加などによるコミュ
ニティごとの文脈の実現不能という問題が生じる。
【0005】従来の技術では、上記の問題点を以下のよ
うにして解決を図る。カスタマイズドコンテンツを保持
するサーバでのユーザ認証をすることにより書き込みの
制限を行う。また、サーバ管理者などが書き込みの一括
管理を行い、不適当、不適切な書き込み等を抑制すると
いう方法がある。またさらに、ユーザごとのアクセス権
の設定を行い、ユーザの投票に基づき、アノテーション
データを評価して適切なアノーテーションデータのみを
コミュニティに導入するという方法もある。また、オリ
ジナルコンテンツを持つサーバ側でのポリシーファイル
の記述により、ユーザを管理する方法もある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような解決方法では、コミュニティに参加するすべての
ユーザを管理するのは困難であり、新たな参加者がコミ
ュニティに加わる制限となり、コミュニティの発展を阻
害し、コミュニティの自由な創造を妨げるおそれがある
という問題点がある。
【0007】また、ネットワーク上のコミュニティに
は、膨大な数のユーザが参加する場合があり、そのよう
なコミュニティにおいて各参加者が自己のオリジナリテ
ィを発揮すべくカスタマイズデータを作成すれば、カス
タマイズデータの数及びデータ量も膨大なものとなり、
このようなデータを一括管理することは、実質的に困難
という問題点があった。
【0008】
【課題を解決するための手段】[本発明に掛かる基本的
概念]まず、本発明を説明する際に用いる基本的な概念
を説明する。
【0009】[コンテンツ]本明細書中において、「コ
ンテンツ」とはネットワークを介して、取得し且つ閲覧
することが可能な情報をいい、たとえばJPEG形式な
どによる静止画画像ファイル、MPEG形式などの動画
像ファイル、MP3形式などの音声(楽曲)ファイル、
これらのファイルの一又は複数を含むことのできるHTM
L、XHTML、XMLなどの言語により記載されたWEB文書等で
ある。
【0010】[オリジナルコンテンツ]本明細書中にお
いて、「オリジナルコンテンツ」とは、ユーザによる情
報の付加の対象となるコンテンツをいい、例えばあるテ
ーマパークの全体配置を示しているWeb文書に対し
て、様々なユーザがこのテーマパークに関する情報を付
加する場合、このテーマパークの全体配置を示している
Web文書が「オリジナルコンテンツ」となる。
【0011】[カスタマイズドコンテンツ]本明細書中
において、「カスタマイズドコンテンツ」とは、オリジ
ナルコンテンツと、これに付加されたコンテンツ(以
下、「追加コンテンツ」という)とで構成されたコンテ
ンツをいう。先にあげた例では、テーマパークの全体配
置を示しているWeb文書と、ユーザによって付加され
たこのテーマパークに関する情報とから成る情報が「カ
スタマイズドコンテンツ」となる。
【0012】本実施の形態では、オリジナルコンテンツ
及び追加コンテンツは、ウェブページを対象とするもの
として記述するが、先に述べたようにオリジナルコンテ
ンツ及び追加コンテンツはウェブページに限らず、ネッ
ト上で公開されるビデオデータ、音声データなどでもよ
い。ビデオデータ、音声データについてもXMLなどのマ
ークアップ言語を用いて、ビデオデータ・音声データ中
の特定のシーンをオリジナルコンテンツとし、これに追
加したい情報(追加コンテンツ)へのリンクを添付して
カスタマイズドコンテンツを構成する方法などがある。
【0013】あるウェブページをオリジナルコンテンツ
として、カスタマイズドコンテンツの作成を行いたいユ
ーザは、該ウェブページをウェブサーバからダウンロー
ドしコンテンツの追加によるカスタマイズを行う。カス
タマイズドコンテンツ作成方法の一例としては、ウェブ
ブラウザに対して専用のカスタマイズソフトを利用し、
カスタマイズの操作を行い、カスタマイズルールを作成
する形態が考えられる。或いは、特開2000-222324のよ
うに標準的なブラウザを用いて、JAVA(サンマイクロシ
ステムズ社商標)やJAVA Scriptで記述されたカスタマ
イザをプロキシサーバでウェブページに合成して読み込
み、カスタマイズを行う方法でもよい。
【0014】[カスタマイズルール]本明細書中におい
て、「カスタマイズルール」とは、カスタマイズドコン
テンツの内容を記述する情報をいい、ユーザ端末装置は
「カスタマイズルール」を取得し、その記述内容を用い
て、そのルールによって記述されたカスタマイズドコン
テンツをユーザに表示する。
【0015】[カスタマイズルールの構成例]図1に、
本実施の形態におけるカスタマイズルールの構成例を示
す。ルールは、オリジナルコンテンツを特定するための
情報であるオリジナルコンテンツ特定情報101と、こ
のオリジナルコンテンツに関する追加コンテンツを特定
するための情報である追加コンテンツ特定情報102
と、このカスタマイズルールを送信元であるユーザ若し
くはユーザ端末装置を特定する情報である送信元特定情
報103と、このカスタマイズルールの送信先であるユ
ーザ若しくはユーザ端末装置を特定する情報である送信
先特定情報104と、このカスタマイズルールの配布若
しくは送信に関する制限を記述する配布制限情報105
と、任意のフィードバック率を記述するフィードバック
率情報106とを有している。なお、「フィードバック
率」とは、更新されたカスタマイズルールの送信先の全
ユーザ若しくはユーザ端末装置に対するルール受諾通知
を返信したユーザ若しくはユーザ端末装置の割合をい
う。ユーザ端末装置は、このフィードバック率情報を参
照して後に説明するカスタマイズルールのフィードバッ
クを実行するか否かを判断する。
【0016】追加コンテンツ情報102は、追加コンテ
ンツを特定するための追加コンテンツ特定情報102A
と、追加コンテンツの表示位置を示す位置情報102B
と、追加コンテンツのタイトル102Cと、追加コンテ
ンツを説明するコメント102Dとで構成されている。
追加コンテンツを特定するための追加コンテンツ特定情
報102Aは、たとえば追加コンテンツの場所を表すUR
I(Uniform Resource Indicator)である。
【0017】一例としては、カスタマイズルールは、オ
リジナルのウェブページURLとカスタマイズのルールを
ペアにした上述のようなデータとしてユーザ端末装置に
保存される。上記のカスタマイズルールの構成では、追
加コンテンツ特定情報102Aと、位置情報102B
と、タイトル102Cと、コメント102Dとを有する
としたが、必須項目は、コンテンツを追加する位置情報
と、追加コンテンツ特定情報(URI)の2つである。位
置情報102Bは、コンテンツがXHTMLで記述されてい
る場合には、XPointer などにより指定することが可能
である。また、動画データであれば、時間と画面上の位
置で指定することができる。追加コンテンツがインター
ネット上に存在しない場合には、その追加コンテンツは
カスタマイズルールと合わせてユーザ端末装置のいずれ
かのローカル記憶装置内に保存され、ローカルでの一意
な識別子(ファイル名、パス名など)に記述される。な
お、カスタマイズルールに含まれる情報として作成者情
報を追加しても良い。作成者情報には、ネットワーク上
で作成者を一意に識別可能な識別子(たとえば、E-mail
アドレス)などを利用する。
【0018】なお、本実施の形態では、一のカスタマイ
ズルールは、一の追加コンテンツのみを含む構成として
いる。従って、一のオリジナルコンテンツとX個の追加
コンテンツとから成るカスタマイズドコンテンツは、X
個のカスタマイズルールによって記述されるものとな
る。
【0019】ただし、本発明の別の実施の形態において
は、一のカスタマイズルールに二以上の追加コンテンツ
を含ませるようにしてもよい。
【0020】[カスタマイズドコンテンツの表示例]図
2は、あるカスタマイズドコンテンツの表示例を示す図
である。この例では、カスタマイズドコンテンツを表示
するウインドウ200内に、オリジナルコンテンツを示
す領域201と、追加コンテンツを示す領域202A,
202B,202C、202Dとが設けられている。
【0021】領域201には、オリジナルコンテンツ2
03が表示されており、領域202A,202B,20
2C、202Dには追加コンテンツとそのコメントが表
示される。
【0022】オリジナルコンテンツとして、あるテーマ
パークの公式Web頁が用いられる場合を考える。この
場合、追加コンテンツとしては、そのテーマパークを訪
れたことのあるユーザからの感想や評価など、たとえ
ば、あるアトラクションAについてユーザがデジタルカ
メラで取った画像と「結構怖い」というコメント、その
テーマパークまでの交通手段情報として、電車バス時刻
表サイトと「便利だよ」というコメント、雑誌サイトと
「ここを参考に回りました。左回りがよいそうです」と
いうコメントのような内容が追加コンテンツとしてウイ
ンドウ200に示される。
【0023】また、ユーザはオリジナルコンテンツ、追
加コンテンツそれぞれについてキーボード、ポインティ
ングデバイス等の入力手段を用いて操作することが可能
である。たとえば、オリジナルコンテンツ201内のリ
ンクを活性化して別のWeb頁に飛んだ場合、領域20
1内には、この別のWeb頁がオリジナルコンテンツと
して扱われ、ユーザ端末装置がこの別のWeb頁に関す
るカスタマイズルールを記憶していれば、カスタマイズ
ルールに記述された追加コンテンツが領域202A,2
02B,202C、202Dに表示されることとなる。
【0024】上記課題を解決するための手段として、本
発明は以下のような特徴を有する。
【0025】請求項1に記載の発明は、オリジナルコン
テンツと追加コンテンツとからなるカスタマイズドコン
テンツをユーザ間で共有するためのシステムであって、
このシステムは複数のユーザ端末装置と、前記通信網に
接続されたコミュニティ発見装置とを有している。
【0026】前記複数のユーザ端末装置のそれぞれは、
カスタマイズルールを作成し、他のユーザ端末装置から
カスタマイズルールを受信し、若しくは他のユーザ端末
装置に宛ててカスタマイズルールを送信し、カスタマイ
ズルールに基づくカスタマイズドコンテンツをユーザに
閲覧させ、更新されたカスタマイズルールを受信した場
合、他のユーザ端末装置にこの更新されたカスタマイズ
ルールを送信し、他のユーザ端末装置からのフィードバ
ック率が所定の値を超えた場合、更新されたカスタマイ
ズルールのフィードバックを行う。
【0027】カスタマイズルールは、カスタマイズドコ
ンテンツを記述した情報であって、ユーザはユーザ端末
装置を用いてこのカスタマイズルールをやり取りするこ
とにより、他人の作成したカスタマイズドコンテンツを
閲覧し、自分が作成したカスタマイズドコンテンツや他
のユーザからもらったカスタマイズドコンテンツをさら
に他のユーザに提供することが可能である。
【0028】また、各ユーザ端末装置は、更新されたカ
スタマイズルールを受信した場合、所定の条件を満たし
たときに、更新されたカスタマイズルールのフィードバ
ックを行う。このフィードバックは更新されたカスタマ
イズルールのオリジナルルールの作成者又は送信者に対
して行う。このフィードバックによって、オリジナルル
ールの作成者又は送信者に、オリジナルルールに対して
どのような更新がなされたかを自動的に知らせ、またユ
ーザ間におけるカスタマイズドコンテンツの共有関係を
より緊密にするように作用する。
【0029】また、このユーザ端末装置は、他のユーザ
端末装置からのフィードバック率が所定の値を超えた場
合、更新されたカスタマイズルールのフィードバックを
行うように動作するため、ユーザによる評価を受けたカ
スタマイズドコンテンツのみがユーザにより形成される
コミュニティ内において広がり、逆にユーザに評価され
ないカスタマイズドコンテンツは前記コミュニティ内で
広く頒布されることはない。
【0030】また、前記コミュニティ発見装置は、それ
ぞれのユーザ端末装置が記憶するカスタマイズルールを
収集し、収集したカスタマイズルールを分析することに
よって、ユーザ間に形成されたコミュニティを発見し、
どのようなコミュニティが形成されているか、コミュニ
ティ相互の関係はどうか、各ユーザはどのコミュニティ
に属するかなどの情報を提示する。
【0031】一般に、ユーザは自己の興味・関心事項の
対象に関連するカスタマイズドコンテンツを受け入れ、
そうでないカスタマイズドコンテンツは受け入れないも
のと考えることができる。したがって、カスタマイズド
コンテンツを記述するカスタマイズルールを分析するこ
とにより、そのカスタマイズルールをユーザ端末装置に
格納しているユーザの興味・関心事項の対象を推測する
ことができ、また同じカスタマイズルールを有するユー
ザ同士は、共通の興味・関心事項の対象を有するもので
あって、カスタマイズルールの授受によるコミュニケー
ションを行うコミュニティを形成していると考えること
ができる。
【0032】前記コミュニティ発見装置は、個々のユー
ザ端末装置が記憶しているカスタマイズルールに含まれ
るオリジナルコンテンツ特定情報、追加コンテンツ特定
情報をキーとして、ユーザの分類を行うこと等の手法に
よりカスタマイズルールを分析することによって、ユー
ザ間に形成されたコミュニティを発見する。
【0033】請求項2に記載の発明は、カスタマイズド
コンテンツをユーザ間で共有するためのユーザ端末装置
において、カスタマイズルールを記憶するためのルール
記憶手段と、前記ルール記憶手段に記憶されたカスタマ
イズルールを他のユーザ端末装置に宛てて送信し、他の
ユーザ端末装置からのカスタマイズルールを受信して前
記ルール記憶手段に記憶させ、他のユーザ端末装置から
受け取ったカスタマイズルールが更新されたカスタマイ
ズルールである場合には、この更新されたカスタマイズ
ルールのフィードバックを実行するためのルール共有手
段とを有することを特徴とする。
【0034】このユーザ端末装置は、ユーザ間における
カスタマイズルールの送信、受信を行うことにより、複
数のユーザ間でのカスタマイズドコンテンツの共有を実
現し、また、更新されたカスタマイズルールに関してフ
ィードバックを実行することにより、あるカスタマイズ
ドコンテンツを受け入れたユーザに対して、そのカスタ
マイズドコンテンツを用いて作成された新たな情報を常
に提供することにより、従前から存在するコミュニティ
の緊密度を高めたり、またはそのコミュニティから派生
する新たなコミュニティの形成を促すように作用する。
【0035】請求項5に記載の発明は、ユーザ端末装置
を利用してカスタマイズドコンテンツを共有できるユー
ザ間に形成されたコミュニティを発見するためのコミュ
ニティ発見装置において、各ユーザ端末装置からカスタ
マイズルールを受け取るルール収集手段と、ルール収集
手段が受け取ったカスタマイズルールを記憶するルール
データベース手段と、ルールデータベース手段の記憶内
容を分析して、ユーザ間にどのようなコミュニティが形
成されており、各ユーザ端末装置のユーザはどのコミュ
ニティに属しているかを示す情報を生成するコミュニテ
ィ分析手段とを有することを特徴とする。
【0036】請求項6に記載の発明は、オリジナルコン
テンツと追加コンテンツとからなるカスタマイズドコン
テンツを記述するカスタマイズルールを記録したコンピ
ュータ読み取り可能な記録媒体において、オリジナルコ
ンテンツを特定するための情報であるオリジナルコンテ
ンツ特定情報と、このオリジナルコンテンツに関する追
加コンテンツを特定するための情報である追加コンテン
ツ特定情報と、このカスタマイズルールを送信元である
ユーザ若しくはユーザ端末装置を特定する情報である送
信元特定情報と、このカスタマイズルールの送信先であ
るユーザ若しくはユーザ端末装置を特定する情報である
送信先特定情報とを有することを特徴とする。
【0037】請求項8に記載の発明は、オリジナルルー
ルと、変更されたルールとを有するカスタマイズルール
のフィードバックを行う方法において、このカスタマイ
ズルールに関するフィードバック率が前記カスタマイズ
ルールに記述された所定の値を超えているか否か判断す
るステップと、前記フィードバック率が前記カスタマイ
ズルールに記述された所定の値を超えている場合、前記
カスタマイズルールに記載されたユーザ端末装置を特定
する情報に基づいて、前記カスタマイズルールの一部又
は全部を他のユーザ端末装置に宛てて送信するステップ
とを有することを特徴とする。
【0038】請求項10に記載の発明は、オリジナルル
ールと変更されたルールとを有するカスタマイズルール
をフィードバックする方法において、すでに他のユーザ
端末装置に送信した第1のカスタマイズルールと、オリ
ジナルルールと変更されたルールとを有する第2のカス
タマイズルールとを比較し、第1のカスタマイズルール
は第2のカスタマイズルールに含まれるか否かを判断す
るステップと、第1のカスタマイズルールは第2のカス
タマイズルールに含まれると判断された場合、第1のカ
スタマイズルールの送信先特定情報に基づいて、この第
2のカスタマイズルールを送信するステップとを有する
ことを特徴とする。
【0039】この方法によれば、カスタマイズルールの
交換経路をトレースすることにより、オリジナルルール
をカスタマイズルールとして受け取っているユーザ端末
装置に対して、変更されたルールを自動的に供給するこ
とができる。
【0040】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態について、図
面を参照しながら説明する。
【0041】[システム構成例]まず、本実施形態を実
施するためのシステム(以下、本システムという)の構
成例について、図3を参照しながら説明する。図3は、
本システムの構成例を示すブロック図である。
【0042】図3に示すように、本システムは、通信網
300に接続されたコンテンツ・サーバ301と、通信
網300に接続可能なユーザ端末装置302と、通信網
300に接続されたコミュニティ発見装置303とを有
している。
【0043】[通信網]通信網300は、有線・無線、
専用回線・交換回線を問わず、これに接続されている装
置がそれぞれ目的とする装置に対しセッションを確立し
たときにその間での情報の送受を可能とするように作用
する。通信網300は、インターネットのように、ゲー
トウエイを介して複数のネットワークが組み合わされて
実現しても構わない。また、その接続についてもいわゆ
るバックボーンといわれる基幹線に直接接続せずとも、
PPP接続などによって一時的に接続してあっても、セ
ッションを確立したときにその間で情報の送受ができる
ようになっていれば構わない。なお、上記「通信網」は
専用回線を固定的に張りめぐらせたような、交換機を用
いない通信網も含むものとする。
【0044】[コンテンツ・サーバ]コンテンツ・サー
バ301は、ユーザ端末装置302からの要求に応じ
て、通信網を介してWeb文書や画像ファイル、動画フ
ァイル、音楽ファイル等のコンテンツを提供する機能を
有し、たとえばコンピュータやワークステーションを用
いたWWW(World Wide Web)サーバである。なお、図
中、コンテンツ・サーバは一のみ表示しているが、本実
施の形態が一のコンテンツ・サーバのみを用いることに
限定する趣旨ではなく、本実施の形態は複数のコンテン
ツサーバより提供される複数のコンテンツを扱うことが
できる。
【0045】[ユーザ端末装置]ユーザ端末装置302
は、演算処理装置(CPU)、主メモリ(RAM)、読
出し専用メモリ(ROM)、入出力装置(I/O)、ハ
ードディスク装置等の外部記憶装置を具備している装置
であって、たとえばたとえばコンピュータ、ワークステ
ーションなどの情報処理装置である。前記ROM、もし
くはハードディスク装置などに情報処理装置を本実施の
形態にかかるユーザ端末装置302として機能させるた
めのプログラム、もしくはカスタマイズルールを作成
し、送信し、受信し、フィードバックする各方法のプロ
グラムが記憶されており、これらプログラムを主メモリ
上に載せ、CPUがこれを実行することによりユーザ端
末装置302が実現され、若しくは方法が実行される。
また、上記プログラムはからなずしも当該装置内の記憶
装置に記憶されていなくともよく、外部の装置(例え
ば、ASP(アプリケーション・サービス・プロバイダ
のサーバなど)から提供され、これを主メモリに乗せる
構成であっても良い。
【0046】ユーザ端末装置302は、カスタマイズル
ールを作成し、あるいは更新し、他のユーザ端末装置か
らカスタマイズルールを受信し、若しくは他のユーザ端
末装置に宛ててカスタマイズルールを送信し、カスタマ
イズルールを記憶し、カスタマイズルールに基づくカス
タマイズドコンテンツをユーザに閲覧させる機能を有す
る。
【0047】かかる機能を実現するために、ユーザ端末
装置302は、ルール共有手段304と、ルール記憶手
段305と、ルール作成・更新手段306と、閲覧手段
307とを有している。
【0048】続いて、図4を参照しながらユーザ端末装
置302のより詳細な構成例について説明する。ユーザ
端末装置302は、通信制御手段401と、ルール共有
手段304と、ルール記憶手段305と、ルール作成・
更新手段306と、閲覧手段307と、表示手段402
と、入力手段403とを有している。
【0049】通信制御手段401は、通信網300から
の情報を受け取り、また通信網300へ情報を送出する
機能を有し、たとえばプロトコル・スタック、該プロト
コル・スタックに従って所定の通信手順を実行する中央
演算装置などで構成される前置通信処理装置(Front En
d Communication Processor)である。
【0050】ルール共有手段304は、カスタマイズル
ールを他のユーザ端末装置に宛てて送信し、若しくは他
のユーザ端末装置からのカスタマイズルールを受信し、
必要な場合にはカスタマイズルールのフィードバックを
実行する機能を有する。また、カスタマイズルールの送
信元情報、送信先情報の管理を行う。
【0051】ルール記憶手段305は、作成したカスタ
マイズルールや他のユーザ端末装置302から受け取っ
たカスタマイズルールを記憶する機能を有する。
【0052】ルール作成・更新手段306は、新たなカ
スタマイズルールを作成しこれをルール記憶手段に記憶
させ、若しくはルール記憶手段305に記憶されたカス
タマイズルールを修正する。
【0053】閲覧手段307は、カスタマイズルールの
内容に基づいて、オリジナルコンテンツのデータ及び追
加コンテンツのデータを取得し、これらに基づいてユー
ザに表示するためのカスタマイズドコンテンツのデータ
(例えば、HTML文書)を生成して表示手段402に
渡す機能を有する。
【0054】表示手段402は、閲覧手段から受け取っ
たカスタマイズドコンテンツのデータをユーザに視覚若
・聴覚により認識可能な状態にする機能を有し、たとえ
ば液晶ディスプレイ装置を含むデータ処理手段である。
【0055】入力手段403は、オリジナルコンテン
ツ、追加コンテンツのURI、コメントの文字データ、
位置の指定及び位置座標データなどを生成し、これらを
ルール作成・更新手段306、閲覧手段307に渡す機
能を有する手段であって、例えば、キーボード、ポイン
ティングデバイスなどである。
【0056】[ユーザ端末装置の動作例]次にユーザ端
末装置の動作例について、図5から図8を参照しながら
説明する。図5は、カスタマイズドコンテンツを閲覧す
る場合のユーザ端末装置302の動作例を示すフローチ
ャートであり、図6は、カスタマイズルールを他のユー
ザ端末装置に送信する場合のユーザ端末装置302の動
作例を示すフローチャートであり、図7は、他のユーザ
端末装置からカスタマイズルールを受信する場合のユー
ザ端末装置302の動作例を示すフローチャートであ
り、図8は、更新されたカスタマイズルールを受け取っ
た場合のユーザ端末装置302の動作例を示すフローチ
ャートである。
【0057】[カスタマイズドコンテンツの閲覧]ユー
ザがユーザ端末装置によってあるカスタマイズドコンテ
ンツを閲覧する場合の、ユーザ端末装置302の動作を
図4及び図5を参照しながら説明する。
【0058】まず、ユーザがあるカスタマイズドコンテ
ンツを閲覧するには、まずそのカスタマイズドコンテン
ツに含まれるオリジナルコンテンツを特定する情報(た
とえば、URL(Uniform Resource Locator))を入力
手段403により入力しオリジナルコンテンツを特定す
る情報を閲覧手段307に渡す。オリジナルコンテンツ
を特定する情報を受け取った閲覧手段307は、ルール
記憶手段305の内容を検索し、この特定する情報に対
応するカスタマイズルールがルール記憶手段に記憶され
ているか否かを調べる(S501)。この特定する情報に
対応するカスタマイズルールが複数記憶されている場合
には、該ルールをユーザに提示し、ユーザの選択を促す
ようにしても良い(S502)。ユーザは提示されたルー
ルから一又は複数を選択する(S503)ことができ
る。なお、2件以上のカスタマイズルールがユーザによ
り選択された場合には、選択されたルールを合成し一つ
のルールとするようにしても良い。本実施の形態では、
カスタマイズルールは追加コンテンツの付加のみを扱う
ので、相反するルールが記述されて競合することはな
い。従って、単純にカスタマイズルールの和集合をとる
ことでカスタマイズルールの合成が実現できる。一方、
カスタマイズルールにおいてオリジナルコンテンツの削
除を可能とする場合には、複数のルールの選択は行えな
いようにする必要がある。また、オリジナルコンテンツ
の作成者の意図がゆがめられる可能性からも、削除の操
作は実行できないほうが望ましい。
【0059】つぎに閲覧手段307は、前記対応するカ
スタマイズルールが一つのみである場合は、そのカスタ
マイズルールをルール記憶手段307から抽出し(S5
04)、あるいは前記対応するカスタマイズルールが複
数である場合は、ステップ503にて選択されたカスタ
マイズルールをルール記憶手段307から抽出する(S
504)。
【0060】つぎに、閲覧手段307は、オリジナルコ
ンテンツの取得を実行する(S505)。たとえば、オ
リジナルコンテンツを特定する情報がURLである場合
には、当該URLに対応するデータを格納するWWWサ
ーバに、HTTP(Hyper Text Transfer Protocol)の
GETコマンドなどを用いてそのデータの送信の要求を
発する。
【0061】つぎに、閲覧手段307は、抽出されたカ
スタマイズルールに含まれる追加コンテンツ情報を参照
して、追加コンテンツのデータ取得を実行する(S50
7)。閲覧手段307は、抽出されたカスタマイズルー
ルに含まれるすべての追加コンテンツ情報を取得するま
で、追加コンテンツのデータ取得を繰り返して行う(S
506)。
【0062】閲覧手段307は、オリジナルコンテンツ
及びカスタマイズルールに含まれるすべての追加コンテ
ンツ(インターネット上のコンテンツ、プライベートな
コンテンツを含む)の合成を行い、表示手段402に渡
す。表示手段402では、図2のように、オリジナルコ
ンテンツと追加コンテンツからなるカスタマイズドコン
テンツを表示する形態が考えられる。なお図2に示す表
示例では、オリジナルコンテンツに併せて、追加コンテ
ンツが縮小画面で表示される。縮小画面は、追加された
コンテンツを画面イメージに変換して画像サイズを縮小
することで、追加されたコンテンツがどのようなものか
判別可能な形で表示させることができる。縮小画面と同
時に、カスタマイズを行ったユーザが付与したコメント
(説明情報)も併せて表示させてもよい。
【0063】或いは、カスタマイズドコンテンツの別の
表示例としては、Dynamic HTMLなどの機能を利用するこ
とで、コンテンツの追加された位置にアイコンを表示
し、アイコンを操作することで追加されたコンテンツを
表示する形態などが考えられる。
【0064】一方、前記ステップ501において、ルー
ル記憶手段305に、対応するカスタマイズルールが存
在しなかった場合には、オリジナルコンテンツを通信網
300を介してコンテンツ・サーバ301からオリジナ
ルコンテンツを取得する(S508)。その後、表示手
段402に渡す。この場合には表示手段402では、オ
リジナルコンテンツのみを表示する形態が考えられる。
【0065】なお、本実施例では、カスタマイズルール
中で参照されているコンテンツとオリジナルコンテンツ
を同時に取得したが、同時に取得せず、別々に取得する
方法を採ることも可能である。その場合には、オリジナ
ルコンテンツ中に、コンテンツが追加されていることを
示すアイコンにコンテキストを含んだ形式のリンクを持
たせたものを合成してウェブページを生成することにな
る。該リンクがクリックされた場合,追加コンテンツを
該当するウェブサーバ、またはユーザ端末装置のローカ
ル記憶装置内から取得され,該コンテンツが表示手段に
表示されることになる。
【0066】[カスタマイズルールの共有]次にカスタ
マイズルールの共有を行う場合のユーザ端末装置302
の動作について説明する。カスタマイズルールの共有
は、あるユーザ端末装置302(以下、「送信側ユーザ
端末装置」という)から別のユーザ端末装置302(以
下、「受信側ユーザ端末装置」という)にカスタマイズ
ルールを送信することにより行われる。
【0067】[送信側ユーザ端末装置の動作]図6は、
送信側ユーザ端末装置の動作例を示すフローチャートで
ある。以下、図4,図6を参照しながら説明する。
【0068】まず、ユーザは、入力手段403より共有
の対象としたいカスタマイズルールを指定する情報、お
よびこのカスタマイズルールの送信先となる受信側ユー
ザ端末装置302を特定する情報(例えばそのユーザ端
末装置302のIPアドレス)を入力し、これをルール
共有手段304に渡す。
【0069】ルール共有手段304は、ルール記憶手段
305より、指定されたカスタマイズルールのデータを
読み取り、これを保持しておく(S601)。
【0070】つぎに、ルール共有手段304は、前記受
信側ユーザ端末装置を特定する情報を用いて、通信制御
手段401を介して受信側ユーザ端末装置にアクセスを
試み、受信側ユーザ端末装置がカスタマイズルールを受
信可能であるか否かを問い合わせる問い合わせ通知を受
信側ユーザ端末装置に送信する(S602)。受信側ユ
ーザ端末装置が受信可能である場合は、受信側ユーザ端
末装置のルール共有手段304が受信可能通知メッセー
ジを送信側ユーザ端末装置宛てに送信する。
【0071】送信側ユーザ通信端末装置のルール共有手
段304は、かかる受信可能通知を通信制御手段401
を介して取得すると、受信可能であると判断し、該通信
可能通知を発した受信側ユーザ端末装置に前記ステップ
601において保持したカスタマイズルールを送信する
(S603)。そして、ルール記憶手段305に記憶さ
れているカスタマイズルールの送信先特定情報104の
フィールド(図1参照)に、前記受信側ユーザ端末装置
を特定する情報を書き込む(S604)。これによりカ
スタマイズルールの共有相手がわかるようになる。
【0072】一方、ステップ602において、受信側ユ
ーザ端末装置が受信不可能である場合は、受信側ユーザ
端末装置のルール共有手段304が受信拒否メッセージ
を送信側ユーザ端末装置宛てに送信する。若しくは、受
信側ユーザ端末装置が前記問い合わせ通知に何ら応答を
しない場合には、送信側ユーザ端末装置のルール共有手
段304は、指定された受信側ユーザ端末装置にカスタ
マイズルールを送信できない旨のメッセージを表示手段
402に表示させる(S605)。
【0073】[受信側ユーザ端末装置の動作例]つぎ
に、受信側ユーザ端末装置の動作例について、図4,図
7を参照しながら説明する。
【0074】受信側ユーザ端末装置は、送信側ユーザ端
末装置からカスタマイズルールの受信可否の問い合わせ
通知(図6,ステップ602参照)を受け取ると、受信
側ユーザ端末装置のルール共有手段304は、送信先ユ
ーザ端末装置若しくはカスタマイズルールの送信元特定
情報103と、受信拒否リストとを比較する(S70
1)。送信先ユーザ端末装置若しくはカスタマイズルー
ルの送信元特定情報103が受信拒否リストに含まれて
いる場合は、受信側ユーザ端末装置のルール共有手段3
04は、送信側ユーザ端末装置に受信不能通知を通信制
御手段を介して送信する(S702)。なお、受信拒否
リストは、そのユーザ端末装置302のユーザがカスタ
マイズルールの送信を希望しないユーザをあらかじめ登
録しておくリストで、ルール共有手段304の一部とし
て設けられていても良いし、別途も受けるようにしても
良い。
【0075】一方、ステップ701において、送信先ユ
ーザ端末装置若しくはカスタマイズルールの送信元特定
情報103が受信拒否リストに含まれていない場合は、
ルール共有手段304は、送信側ユーザ端末装置からカ
スタマイズルールを受信し、このカスタマイズルールを
閲覧手段307に渡してカスタマイズルールから生成さ
れるカスタマイズドコンテンツを表示手段402によっ
て表示させる(S703)。
【0076】次に、ルール共有手段304は、ルール記
憶手段305を検索して、ステップ703において受信
したカスタマイズルールのオリジナルコンテンツ特定情
報101に記述されたオリジナルコンテンツと同じオリ
ジナルコンテンツを記述したカスタマイズルールがルー
ル記憶手段305に記憶されているか否かを調べる(S
704)。
【0077】同じオリジナルコンテンツを記述したカス
タマイズルールがルール記憶手段305に記憶されてい
ない場合は、ルール共有手段304は、表示手段402
にカスタマイズルールを登録するか否かをユーザに問い
合わせる画面を表示させ(S705)、ユーザが登録し
ないことを選択した場合は、処理を終了する一方、登録
することを選択した場合は、受信したカスタマイズルー
ルをルール記憶手段305に記憶させ(S706)、そ
の後処理を終了する。
【0078】一方、ステップ704において同じオリジ
ナルコンテンツを記述したカスタマイズルールがルール
記憶手段305に記憶されている場合は、ルール共有手
段304は、表示手段402に受信したカスタマイズル
ールと、ルール記憶手段305に記憶されている同一オ
リジナルコンテンツに関するカスタマイズルールとを合
成するか否かをユーザに問い合わせる画面を表示させ
(S707)、ユーザが合成しないことを選択した場合
は、前記ステップ704に処理を移す一方、ユーザが合
成することを選択した場合は、受信したカスタマイズル
ールと、ルール記憶手段305に記憶されている同一オ
リジナルコンテンツに関するカスタマイズルールとを合
成し(以下、「合成カスタマイズルール」という)、こ
れを閲覧手段307に渡し、この合成カスタマイズルー
ルから生成されるカスタマイズドコンテンツを表示手段
402によって表示させる(S708)。
【0079】その後、ルール共有手段304は、表示手
段402にこの合成カスタマイズルールを登録するか否
かをユーザに問い合わせる画面を表示させ(S70
9)、ユーザが登録しないことを選択した場合は、前記
ステップ705に処理を移す一方、ユーザが登録するこ
とを選択した場合は、合成カスタマイズルールをルール
記憶手段305に記憶させ(S710)、その後、カス
タマイズルールのフィードバック処理を行う。このカス
タマイズルールのフィードバック処理については、以降
に説明をする。
【0080】[カスタマイズルールのフィードバック動
作について]つぎに、ユーザ端末装置302におけるカ
スタマイズルールのフィードバック動作例について、図
4、図8を参照しながら説明する。
【0081】まず、あるユーザ端末装置Xが更新された
カスタマイズルールを、別のユーザ端末装置Yから受信
したものとする。「更新されたカスタマイズルール」と
は、カスタマイズルールを受信したユーザ端末装置のル
ール記憶手段305に記憶されているカスタマイズルー
ルと、このカスタマイズルールと同一のオリジナルコン
テンツに関する新たなカスタマイズルールとからなる合
成ルールをいう。なお、ルール記憶手段305に記憶さ
れているカスタマイズルールと新たなカスタマイズルー
ルとを区別するため、前者をオリジナルルール、後者を
変更されたルールと呼ぶものとする。
【0082】ユーザ端末装置Xのルール共有手段304
は、ユーザ端末装置Yから更新されたカスタマイズルー
ルの受信可否の問い合わせ通知を受け取ると、表示手段
402にこの更新されたカスタマイズルールを登録する
か否かをユーザに問い合わせる画面を表示させ(S80
1)、ユーザが登録しないことを選択した場合は処理を
終了し、一方ユーザが登録することを選択した場合は、
この更新されたカスタマイズルールをルール記憶手段3
05に記憶させる。そして、更新されたカスタマイズル
ールのうち、オリジナルルールの送信先特定情報104
を参照し、送信先特定情報が記述されているかどうかを
調べる(S802)。
【0083】このステップ802において、送信先特定
情報104が記述されている場合には、ルール共有手段
304は、通信制御手段401を介してこの送信先特定
情報104に対応するすべてのユーザ端末装置302に
前記更新されたカスタマイズルールを送信する(S80
3)。つぎに、前記更新されたカスタマイズルールの送
信を受けたユーザ端末装置のうち、そのユーザが更新さ
れたカスタマイズルールを受諾したユーザ端末装置30
2から受諾通知がユーザ端末装置Xに送られる。ユーザ
端末装置Xのルール共有手段304は、この受諾通知か
らフィードバック率を算出し、算出したフィードバック
率と更新されたカスタマイズルールのフィードバック率
情報106のフィールドに記載された値とを比較して、
算出したフィードバック率が前記フィードバック率情報
106のフィールドに記載された値を越えるか否かを調
べる(S804)。越えない場合は処理を終了する。
【0084】一方、算出したフィードバック率が前記フ
ィードバック率情報106のフィールドに記載された値
を越える場合は、ルール共有手段304はさらに、更新
されたカスタマイズルールに含まれる変更されたルール
は自己(この例では、ユーザ端末装置X)によって作成
されたものか否かを調べる(S805)。これは変更さ
れたルールの送信元特定情報103のフィールドにユー
ザ端末装置を特定する情報が格納されているかどうかを
調べることにより判断可能であり、何らのユーザ端末装
置を特定する情報も格納されていない場合には自己によ
って作成されたものと判断される。
【0085】前記ステップ805において、変更された
ルールが自己によって作成されたものと判断した場合、
ルール共有手段304はオリジナルルールの送信元特定
情報103を参照して、オリジナルルールの送信元であ
るユーザ端末装置302にこの変更されたルールを送信
し(S809)、かつ更新されたカスタマイズルールを
受諾した旨の通知をオリジナルルールの送信元であるユ
ーザ端末装置302に送信し(S810)、処理を終了
する。
【0086】一方、前記ステップ805において、変更
されたルールが自己によって作成されたものではないと
判断した場合、ルール共有手段304はさらに、前記更
新されたカスタマイズルールのオリジナルルールの送信
元特定情報103と、変更されたルールの送信元特定情
報103とを比較し、両者が異なるか否かを調べる(S
806)。
【0087】前記ステップ806において、ルール共有
手段304が両者が異ならないと判断した場合、ルール
共有手段304は更新されたカスタマイズルールを受諾
した旨の通知をオリジナルルールの送信元であるユーザ
端末装置302に送信し(S810)、処理を終了す
る。
【0088】一方、前記ステップ806において、ルー
ル共有手段304が両者が異なると判断した場合、ルー
ル共有手段304は、変更されたルールの送信元特定情
報103を参照して、この変更されたルールの送信元で
あるユーザ端末装置にこの更新されたカスタマイズルー
ルを送信し(S807)、かつ更新されたカスタマイズ
ルールを受諾した旨の通知を変更されたルールの送信元
であるユーザ端末装置に送信する(S808)ととも
に、オリジナルルールの送信元特定情報103を参照し
て、オリジナルルールの送信元であるユーザ端末装置に
この変更されたルールを送信し(S809)、かつ変更
されたルールを受諾した旨の通知をオリジナルルールの
送信元であるユーザ端末装置に送信(S810)して、
処理を終了する。
【0089】[コミュニティ発見装置]つぎに、図9,
図10,図11を参照しながらコミュニティ発見装置3
03について説明する。図9は、コミュニティ発見装置
303の構成例を示すブロック図、図10は、コミュニ
ティ発見装置303が有するルールデータベース(以
下、ルールDB)の記録内容例を示す図、図11は、コ
ミュニティ発見装置303により出力される出力画面例
を示す図である。
【0090】コミュニティ発見装置303は、それぞれ
のユーザ端末装置302が記憶するカスタマイズルール
を収集し、収集したカスタマイズルールを分析すること
によって、ユーザ間に形成されたコミュニティを発見す
る機能を有する。
【0091】コミュニティ発見装置303は、演算処理
装置(CPU)、主メモリ(RAM)、読出し専用メモ
リ(ROM)、入出力装置(I/O)、ハードディスク
装置等の外部記憶装置を具備している装置であって、た
とえばコンピュータ、ワークステーションなどの情報処
理装置などである。前記ROM、もしくはハードディス
ク装置などにこの情報処理装置をコミュニティ発見装置
303として機能させるためのプログラム、もしくはカ
スタマイズルールを用いてコミュニティを発見する方法
をコンピュータに実行させるためのプログラムが記憶さ
れており、該プログラムを主メモリ上に載せ、CPUが
これを実行することによりコミュニティ発見装置303
が実現され、若しくはカスタマイズルールを用いてコミ
ュニティを発見する方法が実行される。また、上記プロ
グラムはからなずしも情報処理装置内の記憶装置に記憶
されていなくともよく、外部の装置(例えば、ASP
(アプリケーション・サービス・プロバイダのサーバな
ど)から提供され、これを主メモリに乗せる構成であっ
ても良い。
【0092】コミュニティ発見装置303は、通信制御
手段901と、ルール収集手段902と、ルールDB9
03と、コミュニティ分析手段904と、コミュニティ
表示手段905とを有している。通信制御手段901
は、通信網300から情報を受け取り、また通信網30
0へ情報を送出する機能を有し、たとえばプロトコル・
スタック、該プロトコル・スタックに従って所定の通信
手順を実行する中央演算装置などで構成される前置通信
処理装置(Front End Communication Processor)であ
る。
【0093】ルール収集手段902は、通信制御手段9
01を介して各ユーザ端末装置302にそれが有するカ
スタマイズルールの送信を要求し、この要求に応じて送
信されたカスタマイズルールを通信制御手段901を介
して受け取り、ルールDB903に記憶させる機能を有
する。
【0094】ルールDB903は、ルール収集手段90
2からカスタマイズルールを受け取り、これを記憶する
機能を有する。図10は、ルールDB903の記憶内容
の例を示す図である。この例では、5つのユーザ端末装
置X,Y,Z,W,Vのそれぞれから受け取ったカスタ
マイズルールUX,UY,UZ,UW,UVが記憶され
ている様子を示している。
【0095】コミュニティ分析手段906は、ルールD
B903の記憶内容を分析して、ユーザ間にどのような
コミュニティが形成されており、各ユーザ端末装置のユ
ーザはどのコミュニティに属しているかを示す情報(以
下、コミュニティ分析結果情報という)を生成する機能
を有する。分析方法としては、カスタマイズルールに記
載されたオリジナルコンテンツ特定情報、追加コンテン
ツ情報に基づいて、ユーザ端末装置のグループ分け処理
する方法などが考えられる。たとえば、図10に示すル
ールDBの記憶内容では、カスタマイズルールUX,U
Y,UZ,UW,UVのすべてが、「http://www.A.co
m」「http://www.B.com」を共通して含んでいるので5
つのユーザ端末装置X,Y,Z,W,Vのユーザは第1
のコミュニティを形成しているものとして分類し、ま
た、カスタマイズルールUY,UWは「http://www.C.c
o.jp/clie」を共通して含んでいるので、ユーザ端末装
置Y,Wのユーザは第2のコミュニティを形成している
とし、またさらにカスタマイズルールUW,UVは「ht
tp://www.C.ne.jp/beginner」を共通して含んでいるの
で、ユーザ端末装置W,Vのユーザは、第3のコミュニ
ティを形成しているとし、またさらにカスタマイズルー
ルUZのみが「http://www.D.co.jp」を含んでいるの
で、ユーザ端末装置Zのユーザは単独で、第4のコミュ
ニティを形成しているという関係を得る。
【0096】コミュニティ表示手段905は、コミュニ
ティ分析手段906からコミュニティ分析結果情報を受
け取り、これをユーザが了知可能な形式で提示する機能
を有し、たとえば、液晶ディスプレイなどの表示手段、
プリンタなどの印刷手段である。図11は、コミュニテ
ィ表示手段905によって提示される情報の表示例を示
す図である。この例は、図10に示すルールDBの記憶
内容を分析した結果得られるコミュニティ分析結果情報
を表示した例であって、ウインドウ1100内のベン図
によって視覚化されている。ユーザ端末装置X,Y,
Z,W,Vのそれぞれのユーザにより形成されるコミュ
ニティに関しては、前述の第1のコミュニティに相当す
るPalmコミュニティ領域1101,前述の第2のコ
ミュニティに相当するCLIEコミュニティ領域110
2,前述の第3のコミュニティに相当する初心者コミュ
ニティ領域1103,前述の第4のコミュニティに相当
するHandspringコミュニティ領域1104が
表示されている。また、ユーザ端末装置X,Y,Z,
W,Vのそれぞれのユーザを示すマーク1105X,1
105Y,1105Z,1105W,1105Vが属す
るコミュニティ内に位置するように表示される。
【0097】これにより、ユーザ間においてどのような
コミュニティが形成されており、ユーザがどのコミュニ
ティに属しているかという情報を容易且つ理解しやすい
形式で獲得することができる。また、それぞれのコミュ
ニティの関係も同時に把握することが可能になる。
【0098】[本システムにおけるカスタマイズルール
の共有及びフィードバックについて]つぎに、本システ
ムにおけるカスタマイズルールの共有及びフィードバッ
クの動作例について、図12から図28を参照しながら
説明する。
【0099】図12は、カスタマイズルールの共有及び
フィードバックの流れを説明するための概念図である。
この図に示す例では、本システムを用いる10人のユー
ザがいるものとし、各ユーザはユーザ端末装置302を
有している。なお、それぞれのユーザ端末装置を区別す
るため、第1のユーザから第10のユーザのユーザ端末
装置302をそれぞれユーザ端末装置U1〜U10と呼
ぶこととする。
【0100】まず、ユーザ端末装置U1は、あるカスタ
マイズルールを記憶しており、このカスタマイズルール
をユーザ端末装置U2,ユーザ端末装置U3に送信す
る。図13はこの送信されたカスタマイズルールを示す
図である。この例ではカスタマイズルールは、4つのカ
スタマイズルールR1301〜R1304からなる合成
カスタマイズルール1300である。なお、各カスタマ
イズルールR1301〜R1304は、オリジナルコン
テンツ特定情報101に相当するオリジナルURLフィ
ールド1301、追加コンテンツ特定情報102に相当
する追加URLフィールド1302,位置フィールド1
303,タイトルフィールド1304、コメントフィー
ルド1305,送信元特定情報103に相当する受信フ
ィールド1306、送信先特定情報104に相当する送
信フィールド1307、配布制限情報105に相当する
配布制限フィールド1308、フィードバック率情報1
06に相当するFB率フィールド1309とを有してい
る。
【0101】図14は、上記合成カスタマイズルール1
300をユーザ端末装置302によって表示した場合の
画面例を示す図である。カスタマイズドコンテンツを表
示するウインドウ1400内に、オリジナルコンテンツ
を示す領域1401と、追加コンテンツを示す領域14
02A,1402B,1402C、1402D、140
2E、1402Fとが設けられている。
【0102】領域1401には、上記オリジナルURL
フィールドに記載されたURLに相当するオリジナルコ
ンテンツが表示されており、領域1402A,1402
B,1402C、1402Dには前記カスタマイズルー
ルR1301、R1302,R1303,R1304そ
れぞれ追加URL1302に相当する追加コンテンツと
そのコメントが表示される。
【0103】図15は、図12に続くカスタマイズルー
ルの共有及びフィードバックの流れを説明するための概
念図である。ユーザ端末装置U1より合成カスタマイズ
ルール1300を受領したユーザ端末装置U2は合成カ
スタマイズルール1300を受け入れ、記憶するが、ユ
ーザ端末装置U3は合成カスタマイズルール1300の
受領を拒否したものとする。図16は、このときのユー
ザ端末装置U1に記憶されているカスタマイズルール1
300を示す図である。送信フィールド1307にはカ
スタマイズルール1300を受領したユーザ端末装置U
2のURLは格納されているが、受領を拒否したユーザ
端末装置U3のURLは記述されない。また、合成カス
タマイズルール1300は、ユーザ端末装置U1により
作成されたものであるため、受信フィールド1306は
空欄のままである。
【0104】ここでユーザ端末装置U2のユーザは、他
のユーザのユーザ端末装置U4,U5,U6に宛ててこ
の合成カスタマイズルール1300を送信し、送信宛先
となった他のユーザのユーザ端末装置U4,U5,U6
は合成カスタマイズルール1300を受領した。図17
は、受諾通知を受けた時点におけるユーザ端末装置U2
において記憶された合成カスタマイズルール1300の
内容を示している。送信フィールド1306には、合成
カスタマイズルール1300の送信元であるユーザ端末
装置U1のURLが記載され、また、送信フィールド1
307には、ユーザ端末装置U4,U5,U6それぞれ
のURLが記載される。
【0105】同様に,ユーザ端末装置U4のユーザは、
他のユーザ端末装置U7,U8,U9に宛ててこの合成
カスタマイズルール1300を送信し,送信あて先とな
った他のユーザのユーザ端末装置U7,U8,U9は合
成カスタマイズルール1300を受領したとする.ま
た、ユーザ端末装置U5のユーザは、合成カスタマイズ
ルール1300を受け入れたが、特に他のユーザ端末装
置には転送しない。一方ユーザ端末装置U6のユーザ
は、合成カスタマイズルール1300を別のユーザ端末
装置U10に送信する。
【0106】図18は,カスタマイズルールの共有及び
フィードバックの流れを説明するための概念図である.
この段階で,ユーザ端末装置U2からの合成カスタマイ
ズルール1300を受領したユーザ端末装置U4のユー
ザは,合成カスタマイズルール1300をユーザ端末装
置U7,U8,U9に送信済みである.ここでユーザ端
末装置U4のユーザが,ユーザ端末装置U2から受領し
た合成カスタマイズルール1300に新たな追加コンテ
ンツを付け加えて,更新された合成カスタマイズルール
を作成する。この更新された合成カスタマイズルール
は,オリジナルの合成カスタマイズルールを送信したユ
ーザ端末装置U7,U8,U9に送信される。
【0107】図19は、ユーザ端末装置U4が記憶する
更新された合成カスタマイズルールを示す図である。更
新された合成カスタマイズルール1900は、前記合成
カスタマイズルールに、ユーザ端末装置U4のユーザが
同一のオリジナルコンテンツに関して新たな追加コンテ
ンツを加えるためのカスタマイズルールR1901を付
加して成るものである。なお、カスタマイズルールR1
901はユーザ端末装置U4において作成されたカスタ
マイズルールなので、その受信フィールド1306に
は、送信元を示す情報は何も格納されないが、他のカス
タマイズルールR1301からR1304の受信フィー
ルド1306には、送信元を示すユーザ端末装置U2の
URLとすでに送信済みであるユーザ端末U7,U8,
U9のURLが格納されている。また、更新された合成
カスタマイズルール1900を構成するカスタマイズル
ールR1901の送信フィールドには、更新された合成
カスタマイズルール1900の送信先であるユーザ端末
装置U7,U8,U9からの受諾通知を得た後、これら
のURLが格納されることとなる。
【0108】図20は、上記更新された合成カスタマイ
ズルール1900をユーザ端末装置302によって表示
した場合の画面例を示す図である。図14に示す表示内
容とほぼ同様であるが、追加コンテンツを示す領域14
02Eにユーザ端末装置U4により追加されたカスタマ
イズルールR1901にて記述された追加コンテンツが
表示されている点が異なる。
【0109】図21は、図18に続くカスタマイズルー
ルの共有及びフィードバックの流れを説明するための概
念図である。
【0110】同図では、ユーザ端末装置U4から更新さ
れた合成カスタマイズルール1900を受け取ったユー
ザ端末装置U7,U8,U9はすべてこれを受領してそ
の受諾通知をユーザ端末装置U4に返す様子を示してい
る。
【0111】図22は、ユーザ端末装置U7,U8,U
9それぞれに記憶される更新された合成カスタマイズル
ール1900を示している。この更新された合成カスタ
マイズルール1900において、すべての受信フィール
ド1306にはユーザ端末装置U4のURLが格納され
る。
【0112】図23は、図22に続く、カスタマイズル
ールの共有及びフィードバックの流れを説明するための
概念図である。ユーザ端末装置U4は、所定の期間ユー
ザ端末装置U7,U8,U9からの受諾通知を待ち、所
定の期間経過後フィードバック率を算出して、更新され
た合成カスタマイズルール1900のフィードバックを
行うか否かを判断する。この例の場合、図19に示すよ
うにFB率フィールド1309に格納されている値は
0.7であり、実際のフィードバック率は、受領通知件
数3件/送信件数3件=1.0となるので、実際のフィ
ードバック率の方が高いので、ユーザ端末装置U4は、
更新された合成カスタマイズルール1900のフィード
バックを実行するため、更新された合成カスタマイズル
ール1900をユーザ端末装置U2に送信する。
【0113】図24は、図23に続くカスタマイズルー
ルの共有及びフィードバックの流れを説明するための概
念図である。更新された合成カスタマイズルール190
0を受領したユーザ端末装置U2は、自己の記憶する合
成カスタマイズルール1300の送信フィールド130
7(図17参照)を読み、その送信先として記憶されて
いるユーザ端末装置U5,U6に更新された合成カスタ
マイズルール1900を送信する。
【0114】図25は、図23に続くカスタマイズルー
ルの共有及びフィードバックの流れを説明するための概
念図である。図25に示す例においては、ユーザ端末装
置U5は更新された合成カスタマイズルール1900の
受領を拒絶したものとする。一方、ユーザ端末装置U6
はすでに合成カスタマイズルール1300を他のユーザ
端末装置U10に送信しているので、自動的にこの更新
された合成カスタマイズルール1900をユーザ端末装
置U10に送信する。すなわち、更新された合成カスタ
マイズルール1900を受領したユーザ端末装置U6
は、自己が記憶している合成カスタマイズルール130
0の送信フィールドを読み取り、そこに記載されている
ユーザ端末装置U10に宛てて、更新された合成カスタ
マイズルール1900を送信する。
【0115】図26は、図25に続くカスタマイズルー
ルの共有及びフィードバックの流れを説明するための概
念図である。同図において、ユーザ端末装置U10で
は、合成カスタマイズルール1300を他のユーザ端末
装置に送信していないので、更新された合成カスタマイ
ズルール1900を受領拒絶することも可能であるが、
この例では、更新された合成カスタマイズルール190
0を受領しその旨をユーザ端末装置U6に通知するもの
とする。ユーザ端末装置U6は、実際のフィードバック
率と、更新された合成カスタマイズルール1900のF
B率を比較して、ユーザ端末装置U2に対する受領通知
の要否を判断する。この例の場合、図19に示すように
FB率フィールド1309に格納されている値は0.7
であり、実際のフィードバック率は、受領通知件数1件
/送信件数1件=1.0と実際のフィードバック率の方
が高いので、ユーザ端末装置U6は、更新された合成カ
スタマイズルール1900を受諾する通知をユーザ端末
装置U2に通知する。
【0116】ユーザ端末装置U2は、自己の記憶する合
成カスタマイズルール1900の受信フィールド130
6に記載されたユーザ端末装置U1にこの更新された合
成カスタマイズルール1900をフィードバックするか
否かを判断する。図27にユーザ端末装置U2において
記憶されている更新された合成カスタマイズルール27
00を示す。この例の場合では、図27に示すようにF
B率フィールド1309に格納されている値は0.7で
あり、一方実際のフィードバック率は、 受領通知件数1件/送信件数2件=0.5 と実際のフィードバック率の方が低いので、ユーザ端末
装置U2は、更新された合成カスタマイズルール190
0をユーザ端末装置U1にフィードバックしない。
【0117】図28は、図27に示した状態での、コミ
ュニティの形成状態を示す図である。図27に示した状
態では、合成カスタマイズルール1300は、ユーザ端
末装置U1およびU5に格納されており、合成カスタマ
イズルール1300を含む更新された合成カスタマイズ
ルール1900は、ユーザ端末装置U2,U4,U6〜
U10に格納されている。一方、ユーザ端末装置U3
は、合成カスタマイズルール1300および更新された
合成カスタマイズルール1900のいずれもか右脳して
いない。
【0118】これらルールの保有状況を調べることによ
り、ユーザ端末装置U3を除くユーザ端末装置のユーザ
は、コミュニティ2801を形成し、さらに、ユーザ端
末装置U2,U4,U6〜U10のユーザは、コミュニ
ティ2801内においてサブコミュニティ2802を形
成していると推測することができる。
【0119】なお、コミュニティ発見装置303は、ユ
ーザ端末装置U1からU10が記憶するカスタマイズル
ールを収集し、図28に示すようなコミュニティ情報を
生成する。
【0120】[本実施の形態の利点]オリジナルコンテ
ンツを用いてカスタマイズドコンテンツを作成し、カス
タマイズドコンテンツを記述するカスタマイズルールの
みをユーザ同士が直接やり取りすることによって、特定
のユーザだけで情報を共有することができ、また共有す
る情報のカスタマイズ及びカスタマイズされた情報の共
有を計ることができる。
【0121】複数の公開されたコンテンツを合わせてカ
スタマイズドコンテンツを作成することが出来、また、
カスタマイズドコンテンツにさらに追加コンテンツを付
加して更新することも可能である。このカスタマイズド
コンテンツをここのユーザが作成しユーザ間で授受する
ことによって、個々のユーザによる情報への文脈の自由
な付加(=カスタマイズ)の実現を可能とし、また、文
脈の共有による多層的なコミュニティの創出を可能とす
る。
【0122】また、本実施の形態では、カスタマイズル
ールの交換経路をカスタマイズルール内に記述すること
により、それぞれのユーザが有するカスタマイズルール
を一元管理するデータベースシステムが存在しなくて
も、更新されたカスタマイズルールをその作成者にまで
フィードバックすることができる、これによりユーザ間
におけるカスタマイズルールの共有がより一層緊密とな
る。
【0123】また、本実施の形態は、カスタマイズドコ
ンテンツをオリジナルコンテンツを特定する情報(たと
えば、URL)を用いて作成、管理することができるた
め、ユーザはオリジナルのURLにアクセスすることで、
カスタマイズ情報を閲覧することが出来るだけでなく、
ウェブページがどのような文脈でアクセスされているか
を容易に知ることができる。
【0124】また、カスタマイズドコンテンツは、オリ
ジナルコンテンツに対する追加情報として表現されるた
め、複数のカスタマイズを同時にオリジナルコンテンツ
に適用して閲覧することができるため、ネットワーク上
に公開されたコンテンツの利用価値を高めることが可能
となる。
【0125】
【発明の効果】本発明によれば、ネットワーク上に形成
されるコミュニティの参加者による、カスタマイズドコ
ンテンツの共有の実現を計ることができる。
【0126】また、本発明の別の態様によれば、コミュ
ニティ参加者によって形成される新規コミュニティ若し
くは新規サブ・コミュニティを発見することを実現す
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】カスタマイズルールの構成例を示す図。
【図2】カスタマイズドコンテンツの表示例を示す図。
【図3】発明の実施の形態にかかるシステムの構成例を
示すブロック図。
【図4】ユーザ端末装置の構成例を示すブロック図
【図5】カスタマイズドコンテンツを閲覧する場合のユ
ーザ端末装置の動作例を示すフローチャート。
【図6】カスタマイズルールを他のユーザ端末装置に送
信する場合のユーザ端末装置の動作例を示すフローチャ
ート。
【図7】他のユーザ端末装置からカスタマイズルールを
受信する場合のユーザ端末装置の動作例を示すフローチ
ャート。
【図8】更新されたカスタマイズルールを受け取った場
合のユーザ端末装置の動作例を示すフローチャート。
【図9】コミュニティ発見装置の構成例を示すブロック
図。
【図10】コミュニティ発見装置が有するルールデータ
ベースの記録内容例を示す図。
【図11】コミュニティ発見装置により出力される出力
画面例を示す図。
【図12】カスタマイズルールの共有及びフィードバッ
クの流れを説明するための概念図。
【図13】送信されたカスタマイズルールを示す図。
【図14】合成カスタマイズルールをユーザ端末装置に
よって表示した場合の画面例を示す図。
【図15】図12に続くカスタマイズルールの共有及び
フィードバックの流れを説明するための概念図。
【図16】ユーザ端末装置U1に記憶されているカスタ
マイズルールを示す図。
【図17】ユーザ端末装置U2において記憶された合成
カスタマイズルールの内容を示す図。
【図18】図15に続くカスタマイズルールの共有及び
フィードバックの流れを説明するための概念図。
【図19】ユーザ端末装置U4が記憶する更新された合
成カスタマイズルールを示す図。
【図20】更新された合成カスタマイズルールをユーザ
端末装置によって表示した場合の画面例を示す図。
【図21】図18に続くカスタマイズルールの共有及び
フィードバックの流れを説明するための概念図。
【図22】ユーザ端末装置U7,U8,U9それぞれに
記憶される更新された合成カスタマイズルールを示す
図。
【図23】図22に続く、カスタマイズルールの共有及
びフィードバックの流れを説明するための概念図。
【図24】図23に続くカスタマイズルールの共有及び
フィードバックの流れを説明するための概念図。
【図25】図23に続くカスタマイズルールの共有及び
フィードバックの流れを説明するための概念図。
【図26】図25に続くカスタマイズルールの共有及び
フィードバックの流れを説明するための概念図。
【図27】ユーザ端末装置U2において記憶されている
更新された合成カスタマイズルールを示す図。
【図28】図27に示した状態での、コミュニティの形
成状態を示す図
【符号の説明】
101 … オリジナルコンテンツ特定情報 102 … 追加コンテンツ情報 103 … 送信元特定情報 104 … 送信先特定情報 105 … 配布制限情報 106 … フィードバック率情報 300 … 通信網 301 … コンテンツ・サーバ 302 … ユーザ端末装置 303 … コミュニティ発見装置 304 … ルール共有手段 305 … ルール記憶手段 306 … ルール作成・更新手段 307 … 閲覧手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (54)【発明の名称】 カスタマイズドコンテンツをユーザ間で共有するためのシステム、そのユーザ端末装置、コミュ ニティ発見装置、カスタマイズルールを記録した記録媒体、カスタマイズルールのフィードバッ ク方法、これらのプログラム並びにプログラム記録媒体

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 オリジナルコンテンツと追加コンテンツ
    とからなるカスタマイズドコンテンツをユーザ間で共有
    するためのシステムにおいて、 通信網に接続可能な複数のユーザ端末装置と、 前記通信網に接続されたコミュニティ発見装置とを有
    し、 前記複数のユーザ端末装置のそれぞれは、カスタマイズ
    ルールを作成し、他のユーザ端末装置からカスタマイズ
    ルールを受信し、若しくは他のユーザ端末装置に宛てて
    カスタマイズルールを送信し、カスタマイズルールに基
    づくカスタマイズドコンテンツをユーザに閲覧させ、更
    新されたカスタマイズルールを受信した場合、他のユー
    ザ端末装置にこの更新されたカスタマイズルールを送信
    し、他のユーザ端末装置からのフィードバック率が所定
    の値を超えた場合、更新されたカスタマイズルールのフ
    ィードバックを行い、 前記コミュニティ発見装置は、それぞれのユーザ端末装
    置が記憶するカスタマイズルールを収集し、収集したカ
    スタマイズルールを分析することによって、ユーザ間に
    形成されたコミュニティを提示することを特徴とするカ
    スタマイズドコンテンツをユーザ間で共有するためのシ
    ステム。
  2. 【請求項2】 カスタマイズドコンテンツをユーザ間で
    共有するためのユーザ端末装置において、 自己が作成したカスタマイズルール若しくは他のユーザ
    端末装置から受け取ったカスタマイズルールを記憶する
    ためのルール記憶手段と、 前記ルール記憶手段に記憶されたカスタマイズルールを
    他のユーザ端末装置に宛てて送信し、他のユーザ端末装
    置からのカスタマイズルールを受信して前記ルール記憶
    手段に記憶させ、他のユーザ端末装置から受け取ったカ
    スタマイズルールが更新されたカスタマイズルールであ
    る場合には、この更新されたカスタマイズルールのフィ
    ードバックを実行するためのルール共有手段とを有する
    ことを特徴とするユーザ端末装置。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載のユーザ端末装置におい
    て、前記ルール共有手段は、カスタマイズルールの送信
    元情報と送信先情報とをそのカスタマイズルールに加え
    ることを特徴とするユーザ端末装置。
  4. 【請求項4】 請求項2に記載のユーザ端末装置におい
    て、前記ルール共有手段は、フィードバック率が所定の
    値を越えるか否かを判断し、フィードバック率が所定の
    値を越える場合に更新されたカスタマイズルールのフィ
    ードバックを実行することを特徴とするユーザ端末装
    置。
  5. 【請求項5】 ユーザ端末装置を利用してカスタマイズ
    ドコンテンツを共有できるユーザ間に形成されたコミュ
    ニティを発見するためのコミュニティ発見装置におい
    て、 各ユーザ端末装置からカスタマイズルールを受け取るル
    ール収集手段と、 ルール収集手段が受け取ったカスタマイズルールを記憶
    するルールデータベース手段と、 ルールデータベース手段の記憶内容を分析して、ユーザ
    間にどのようなコミュニティが形成されており、各ユー
    ザ端末装置のユーザはどのコミュニティに属しているか
    を示す情報を生成するコミュニティ分析手段とを有する
    ことを特徴とするコミュニティ発見装置。
  6. 【請求項6】 オリジナルコンテンツと追加コンテンツ
    とからなるカスタマイズドコンテンツを記述するカスタ
    マイズルールを記録したコンピュータ読み取り可能な記
    録媒体において、 オリジナルコンテンツを特定するための情報であるオリ
    ジナルコンテンツ特定情報と、 このオリジナルコンテンツに関する追加コンテンツを特
    定するための情報である追加コンテンツ特定情報と、 このカスタマイズルールを送信元であるユーザ若しくは
    ユーザ端末装置を特定する情報である送信元特定情報
    と、 このカスタマイズルールの送信先であるユーザ若しくは
    ユーザ端末装置を特定する情報である送信先特定情報と を有するデータが記録されたコンピュータ読み取り可能
    な記録媒体。
  7. 【請求項7】 請求項6に記載の記録媒体において、 前記データはさらに、フィードバック率情報を有するこ
    とを特徴とするコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
  8. 【請求項8】 オリジナルルールと、変更されたルール
    とを有するカスタマイズルールのフィードバックを行う
    方法において、 このカスタマイズルールに関するフィードバック率が前
    記カスタマイズルールに記述された所定の値を超えてい
    るか否か判断するステップと、 前記フィードバック率が前記カスタマイズルールに記述
    された所定の値を超えている場合、前記カスタマイズル
    ールに記載されたユーザ端末装置を特定する情報に基づ
    いて、前記カスタマイズルールの一部又は全部を他のユ
    ーザ端末装置に宛てて送信するステップとを有すること
    を特徴とするカスタマイズルールのフィードバックを行
    う方法。
  9. 【請求項9】 請求項8に記載の方法において、 前記カスタマイズルールに記載されたユーザ端末装置を
    特定する情報は、オリジナルルールの送信元特定情報若
    しくは、変更されたルールの送信元特定情報であること
    を特徴とするカスタマイズルールのフィードバックを行
    う方法。
  10. 【請求項10】 オリジナルルールと、変更されたルー
    ルとを有するカスタマイズルールをフィードバックする
    方法において、 すでに他のユーザ端末装置に送信した第1のカスタマイ
    ズルールと、オリジナルルールと変更されたルールとを
    有する第2のカスタマイズルールとを比較し、第1のカ
    スタマイズルールは第2のカスタマイズルールに含まれ
    るか否かを判断するステップと、 第1のカスタマイズルールは第2のカスタマイズルール
    に含まれると判断された場合、第1のカスタマイズルー
    ルの送信先特定情報に基づいて、この第2のカスタマイ
    ズルールを送信するステップとを有することを特徴とす
    るカスタマイズルールをフィードバックする方法。
  11. 【請求項11】 請求項2から請求項4のいずれかに記
    載のユーザ端末装置としてコンピュータを機能せしめる
    ためのプログラム。
  12. 【請求項12】 請求項5に記載のコミュニティ発見装
    置としてコンピュータを機能せしめるためのプログラ
    ム。
  13. 【請求項13】 請求項8から請求項10のいずれかに
    記載の方法をコンピュータ実行させるためのプログラ
    ム。
  14. 【請求項14】 請求項11から請求項13のいずれか
    に記載のプログラムを格納した、コンピュータ読み取り
    可能なプログラム記録媒体。
JP2002035834A 2002-02-13 2002-02-13 カスタマイズドコンテンツをユーザ間で共有するためのシステム、そのユーザ端末装置、コミュニティ発見装置、カスタマイズルールを記録した記録媒体、カスタマイズルールのフィードバック方法、これらのプログラム並びにプログラム記録媒体 Pending JP2003242060A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002035834A JP2003242060A (ja) 2002-02-13 2002-02-13 カスタマイズドコンテンツをユーザ間で共有するためのシステム、そのユーザ端末装置、コミュニティ発見装置、カスタマイズルールを記録した記録媒体、カスタマイズルールのフィードバック方法、これらのプログラム並びにプログラム記録媒体

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002035834A JP2003242060A (ja) 2002-02-13 2002-02-13 カスタマイズドコンテンツをユーザ間で共有するためのシステム、そのユーザ端末装置、コミュニティ発見装置、カスタマイズルールを記録した記録媒体、カスタマイズルールのフィードバック方法、これらのプログラム並びにプログラム記録媒体

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2003242060A true JP2003242060A (ja) 2003-08-29

Family

ID=27777910

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2002035834A Pending JP2003242060A (ja) 2002-02-13 2002-02-13 カスタマイズドコンテンツをユーザ間で共有するためのシステム、そのユーザ端末装置、コミュニティ発見装置、カスタマイズルールを記録した記録媒体、カスタマイズルールのフィードバック方法、これらのプログラム並びにプログラム記録媒体

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2003242060A (ja)

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006260548A (ja) * 2005-02-21 2006-09-28 Sony Computer Entertainment Inc ネットワークシステム及びその構成品、ネットワークの視覚化方法
JP2010009145A (ja) * 2008-06-24 2010-01-14 Hitachi Information Systems Ltd ウェブページ生成システム及びウェブページ生成プログラム
JP2010507167A (ja) * 2006-10-19 2010-03-04 イズフオユ カンパニー リミテッド ウェブページにおけるインジケーターを用いた情報表示及び管理システム
US8150916B2 (en) 2003-10-28 2012-04-03 Sony Corporation Method, apparatus, and system for transmitting information
JP2014067439A (ja) * 2005-10-07 2014-04-17 Google Inc ユーザが選択したコンテンツフィード及びコンテンツフィードの上位nリストの間接購読
WO2017002498A1 (ja) * 2015-07-01 2017-01-05 e-Janネットワークス株式会社 通信システム及びプログラム
CN110443291A (zh) * 2019-07-24 2019-11-12 阿里巴巴集团控股有限公司 一种模型训练方法、装置及设备

Cited By (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8150916B2 (en) 2003-10-28 2012-04-03 Sony Corporation Method, apparatus, and system for transmitting information
KR101401533B1 (ko) * 2003-10-28 2014-06-27 소니 주식회사 정보분배방법, 정보분배 시스템 및 정보분배장치
JP2006260548A (ja) * 2005-02-21 2006-09-28 Sony Computer Entertainment Inc ネットワークシステム及びその構成品、ネットワークの視覚化方法
JP2014067439A (ja) * 2005-10-07 2014-04-17 Google Inc ユーザが選択したコンテンツフィード及びコンテンツフィードの上位nリストの間接購読
JP2010507167A (ja) * 2006-10-19 2010-03-04 イズフオユ カンパニー リミテッド ウェブページにおけるインジケーターを用いた情報表示及び管理システム
JP2010009145A (ja) * 2008-06-24 2010-01-14 Hitachi Information Systems Ltd ウェブページ生成システム及びウェブページ生成プログラム
WO2017002498A1 (ja) * 2015-07-01 2017-01-05 e-Janネットワークス株式会社 通信システム及びプログラム
JP2017016429A (ja) * 2015-07-01 2017-01-19 e−Janネットワークス株式会社 通信システム及びプログラム
CN110443291A (zh) * 2019-07-24 2019-11-12 阿里巴巴集团控股有限公司 一种模型训练方法、装置及设备
CN110443291B (zh) * 2019-07-24 2023-04-14 创新先进技术有限公司 一种模型训练方法、装置及设备

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR101455405B1 (ko) 컨텐츠를 목표 주소로 전송하는 방법, 컨텐츠를 목표주소로 전송하는 시스템, 기본 사용자 인터페이스프리젠테이션을 적어도 하나의 컨텐츠-전달 아이콘으로채우는 방법 및 컴퓨터 판독가능 매체
KR100472202B1 (ko) 아이 알 씨 프로토콜을 이용한 웹 공동 브라우징 시스템및 그 방법
CN100361448C (zh) 网络装置的管理方法
JP3549097B2 (ja) 共同作業オブジェクトのオーナ識別方法、コンピュータシステムおよびコンピュータ可読な記録媒体
JP4938797B2 (ja) ニュース及びブログ相互間のトラックバックが可能なニュースサーバー及び相互間連動方法
US7793300B2 (en) System and method for abstracting state transitions without requiring client knowledge
US20090248818A1 (en) Cooperating system, chat server, program, and cooperating method
JP4934611B2 (ja) 注釈付デジタルコンテンツ共有システムおよび仲介サーバおよび端末装置
JP4772880B2 (ja) アプリケーション実行方法、アプリケーション変更装置、及びアプリケーション変更プログラム
JP2003242060A (ja) カスタマイズドコンテンツをユーザ間で共有するためのシステム、そのユーザ端末装置、コミュニティ発見装置、カスタマイズルールを記録した記録媒体、カスタマイズルールのフィードバック方法、これらのプログラム並びにプログラム記録媒体
WO2007088785A1 (ja) 個人情報の漏洩阻止装置・方法
JP2008158695A (ja) オンラインサービスを提供する情報処理システム及びプログラム
JP2011175460A (ja) 文書閲覧システム及びドキュメント変換サーバ
JP2005250826A (ja) 情報提供システム、情報提供方法、及び情報提供処理プログラム
JP2006285405A (ja) コンテンツ仲介方法、コンテンツ仲介システムおよびコンテンツ仲介サーバ
JPH11353377A (ja) 協同情報発信方法
US20050265232A1 (en) Mutual link system, information processing device, mutual link method, and program
TW200805972A (en) Context based navigation
JP2002082936A (ja) コンテンツデータ表示装置とコンテンツデータ表示システム
KR100510040B1 (ko) 에이전트 기반의 지능형 웹 서비스 게이트웨이 시스템 및그 운용방법
JP2000222329A (ja) 情報通信システム、情報提供装置、ユーザ属性情報収集方法及び記録媒体
JP4346276B2 (ja) 情報検索システム、情報検索装置、情報検索方法、および情報検索プログラム
JP2010238136A (ja) Webコンテンツ配信システム
JPH11161603A (ja) データ中継装置、データ中継方法、情報端末装置、情報端末装置の情報処理方法、データ通信システムおよび記録媒体
JP5020355B2 (ja) プロフィール表示装置、方法、プログラム及びシステム