JP2010009145A - ウェブページ生成システム及びウェブページ生成プログラム - Google Patents

ウェブページ生成システム及びウェブページ生成プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】カスタマイズされたウェブページの動的な生成と、メンテナンス性の維持とを共に実現すること。
【解決手段】本ウェブページ生成システムは、カスタマイズツール100と、部品管理部101と、ユーザ定義ファイル管理部102と、標準定義ファイル109を管理するファイル管理部103と、ウェブページ生成エンジン104とを備えて構成されている。カスタマイズツール100は、ユーザ対応にテンプレートと呼ばれる一連の処理に含めるべき部品を部品管理部101から取り出し、ユーザ定義ファイルを作成する。ウェブページ生成エンジン104は、ユーザ定義ファイルと標準定義ファイルとをマージし、HTML形式で動的にウェブページを提供する。ユーザがウェブページを使用した後は、一時的に使用した資源を全て解放する。
【選択図】図1

Description

本発明はウェブページ生成システム及びウェブページ生成プログラムに係り、特に、定義ファイル生成支援ツールと、定義ファイルのみからウェブページを生成するツールとを備えて、複数の顧客の様々なニーズに合わせてカスタマイズされたウェブページを生成できるウェブページ生成システム及びウェブページ生成プログラムに関する。
近年、多くの企業が、利用可能なアプリケーション・ソフトウェア(以下、単に「アプリケーション」と略称する)の機能を、ネットワーク経由でユーザに提供している。Google社による、ワープロ、表計算アプリケーションや、SalesForce.com社による、顧客管理アプリケーションなどがその提供されるアプリケーションの代表例である。
これらのアプリケーションについては、いずれも、
(1)複数のユーザが同一のアプリケーションおよびハードウェア環境を共有している、
(2)データベースやウェブページなどの設定をユーザ毎にカスタマイズすることが可能である、
という特徴を有しており、SaaS(Software as a Service)と呼ばれている。
このSaaS(Software as a Service)のように、ネットワークを介してソフトウェアの機能を提供するシステムでは、複数のユーザが同一のソフトウェアおよびソフトウェア環境を共有する形式(即ちマルチテナント形式)でもって、ソフトウェアを提供しており、このため、ユーザ毎のニーズに対応するためのカスタマイズ機能が別途必要になる。
このようなカスタマイズ機能は、ウェブページで利用されるビジネスロジックの変更や、ユーザインターフェースの変更といった、利用者毎のニーズに合わせたウェブページのカスタマイズ処理を行うことが主要な機能である。このため、ウェブページを動的に生成することで、利用者毎のニーズに合ったカスタマイズを実現する手法が一般的に採用されている。ウェブページの動的な生成には、複雑なHTMLを記述する、JSPなどのプログラミングによる動的なウェブページ構成法などがある。
特開2003−132086号公報では、個人情報を一意に定めるキーをパラメータに保有し、ウェブページの仕様を定めるテンプレート情報と、前記キーパラメータにリンク付けされた情報と、該情報を使用して生成されるウェブページの表現形式を定めるルールベースとに基づいてウェブページを動的に生成する方法を提案している(特許文献1参照。)。
特開2003−132086号公報
ところで、上記背景技術で述べた従来のウェブページ生成システムにあっては、ウェブページを動的に生成する手法として、
(1)単一のウェブページファイルにビジネスロジックを組み込み、ユーザ毎に定義したパラメータで当該ビジネスロジックに分岐命令を設ける手段によって、ユーザ専用のウェブページを実現する手法、
(2)ユーザ毎に別々のウェブページファイルを準備し、このファイルを、ユーザ単位で振り分けることによって、ユーザ専用のウェブページとして使用する手法、
が存在する。
しかしながら、前記の(1)に記載の手法の場合、例えば、JSPなどのプログラミングによる動的なウェブページ構成手法では、ウェブページの中でビジネスロジックを分岐させているため、制御が複雑になり、ウェブページのボリューム(即ち1ページ当たりの平均情報量)が増大して、ウェブページを保管するファイルが肥大化してしまうといった問題点がある。
また、前記の(2)に記載の手法の場合、例えば、前述の特許文献1に記載のシステムでは、個人情報を一意に定めるキーをパラメータに有しており、ユーザ毎にカスタマイズしたウェブページが、HTML(Hyper Text Markup Language)ファイルとして出力されている。これにより、ユーザ専用のウェブページを動的に生成することは可能であるが、ユーザが増えるにつれてウェブページの数が増大するという問題点がある。
よって、上記いずれの手法においても、ウェブページを動的に生成することは可能であるが、ウェブページの肥大化や、ウェブページ数の増大が発生してしまうことから、ウェブページについては、そのメンテナンス性と、ユーザ毎のカスタマイズ性とが両立し難い関係にあることが知れる。
本発明は、上記従来の問題点に鑑みてなされたものであって、ウェブページの生成に際してウェブページの肥大化(即ち1ページ当たりの情報量の増大)およびページ数増大を防ぐことと、ユーザ定義ファイルを利用してユーザ毎にカスタマイズしたウェブページを生成することとを可能にして、カスタマイズされたウェブページの動的な生成と、メンテナンス性の維持とを共に実現することができるウェブページ生成システム及びウェブページ生成プログラムを提供することを目的としている。
上記課題を解決するために、本発明は、同一のサーバ環境を使用する複数のユーザの各々に対応してデータベース及びビジネスロジックをカスタマイズさせたウェブページを生成するウェブページ生成システムであって、定型的な処理の実行モジュールである部品を記憶し管理する部品管理手段と、ユーザが指定した当該ユーザ用の部品を前記部品管理手段から取り出して当該ユーザ用の定義ファイルを作成する手段と、前記ユーザ用の定義ファイルと予め記憶された標準の定義ファイルとを併合処理して当該ユーザ用のマージファイルを作成する手段と、前記ユーザ用のマージファイルをHTML形式に変換し、動的にウェブページを生成する手段とを備えたことを特徴とするウェブページ生成システムを提供するものである。
本発明のウェブページ生成システムにおいて、前記ウェブページ生成システムにおいて、前記部品の範疇には、ユーザとのインターフェース手段を設けるために必要な処理単位と、ユーザのビジネスロジックを実現するのに必要な処理単位とが含まれていることを特徴とする。
本発明のウェブページ生成システムにおいて、前記ユーザ用の定義ファイルが存在しない場合には、前記標準の定義ファイルのみを前記ユーザ用のマージファイルとして作成することを特徴とする。
本発明のウェブページ生成システムにおいて、前記動的に生成されたウェブページが前記ユーザによって使用され終わった時には、前記ウェブページ、及び前記ウェブページの生成途中に生成したファイルを全て消去し、かつ前記ウェブページ、及び前記ウェブページの生成途中に生成したファイルに充当されていた資源を全て開放して再使用可能にすることを特徴とする。
本発明は、また、同一のサーバ環境を使用する複数のユーザの各々に対応してデータベース及びビジネスロジックをカスタマイズさせたウェブページを生成するウェブページ生成プログラムであって、定型的な処理の実行モジュールである部品を記憶し管理する部品管理手段を有するコンピュータに、ユーザが指定した当該ユーザ用の部品を前記部品管理手段から取り出して当該ユーザ用の定義ファイルを作成するステップと、前記ユーザ用の定義ファイルと、前記コンピュータに予め記憶された標準の定義ファイルとを併合処理して当該ユーザ用のマージファイルを作成するステップと、前記ユーザ用のマージファイルをHTML形式に変換し、動的にウェブページを生成するステップとを実行させることを特徴とするウェブページ生成プログラムを提供するものである。
本発明のウェブページ生成プログラムにおいて、前記部品には、ユーザとのインターフェース手段を設けるために必要な処理の実行モジュールと、ユーザのビジネスロジックを実現するのに必要な処理の実行モジュールとが含まれていることを特徴とする。
本発明のウェブページ生成プログラムにおいて、前記ユーザ用の定義ファイルが存在しない場合には、前記標準の定義ファイルのみを前記ユーザ用のマージファイルとして作成することを特徴とする。
本発明のウェブページ生成プログラムにおいて、前記動的に生成されたウェブページの前記ユーザによる使用が終了した後に、前記ウェブページ、及び前記ウェブページの生成用に生成したファイルを全て消去し、かつ前記ウェブページ、及び前記ウェブページの生成用に生成したファイルに充当されていた前記コンピュータのリソース(資源)を全て開放して再使用可能にすることを特徴とする。
以上のように構成された本発明に係るウェブページ生成システムは、ユーザ定義ファイル管理部、定義ファイル管理部、部品管理部、ウェブページ生成エンジンを備えることで、ウェブページの肥大化およびページ数増大を防ぐ課題を解決する。即ち、ウェブページ生成エンジンでは、解析手段により、カスタマイズ可能なユーザ定義ファイルと標準アプリケーション用の定義ファイルとをマージし、このマージした結果を生成手段に引き渡し、この生成手段において部品管理手段に存在する部品を呼び出し、HTML形式の部品に変換する。変換されたHTML形式の部品はメモリ上に置いてHTMLファイルとしては生成しない。また、ウェブページは利用時に逐次的に作成されるため、マルチテナント型に対応してもウェブページが増大せずに済む。
さらに、本発明に係るウェブページ生成システムは、ユーザ毎にカスタマイズするためにXML形式のユーザ定義ファイルを用いる(ウェブページの自動生成に際しては、ウェブページの肥大化および増大を防ぐために上記手段を用いる)。ユーザ定義ファイルは、部品管理手段、カスタマイズツール、ユーザ定義ファイル管理手段を利用して生成する。まず、画面に表示させるコントロールや、ビジネスロジックを組み込んだ部品群を部品管理手段によって提供する。次に、それらの部品群を基に、ユーザ毎のカスタマイズを行うためのカスタマイズツールを提供し、ユーザ定義ファイルの生成を行う。ユーザ定義ファイルの作成を行った後、ユーザ定義ファイル管理手段が、リポジトリ上でユーザ毎にユーザ定義ファイルを管理する。
以上説明したように、本発明のウェブページ生成システム及びウェブページ生成プログラムによれば、マルチテナント型というカスタマイズ性が求められるウェブアプリケーションに対して、部品と定義ファイルから動的にウェブページを生成することが可能になる効果がある。
また、カスタマイズ用の定義ファイルにおいても、提供するカスタマイズツールを利用することで自動的に生成が可能となり、開発効率が飛躍的に高まる効果がある。
さらに、生成されたウェブページはメモリ上にHTMLがあるだけで、ファイルとしては保持しない。また、動的に生成されたウェブページがユーザによって使用され終わった時には、ウェブページ、及びウェブページの生成途中に生成したファイルを全て消去し、かつウェブページ、及びウェブページの生成途中に生成したファイルに充当されていた資源は、ウェブページ用のメモリ領域も含めて全て開放して再使用可能にする。これにより、ウェブページの増加によるメンテナンスの困難さを解消することができる効果がある。
以下、本発明のウェブページ生成システム及びウェブページ生成プログラムの最良の実施形態について、図面を参照して詳細に説明するが、便宜上、マルチテナント方式で提供されるアプリケーションにおいて、ユーザ毎にカスタマイズする方法を中心に説明を行う。
図1は、本発明の実施形態に係るウェブページ生成システムの全体構成を示す構成図である。
同図において、本実施形態のウェブページ生成システムは、ユーザに提供するウェブページの作成に必要な部品をカスタマイズするカスタマイズツール100と、ウェブページの完成に必要な部品を管理する部品管理部101と、ユーザ定義ファイルを管理するユーザ定義ファイル管理部102と、標準定義ファイル109を管理するファイル管理部103と、作成されたウェブページをHTML形式にしてウェブページとして提供するウェブページ生成エンジン104と、を備える。
ウェブページ生成エンジン104は、カスタマイズ可能なユーザ定義ファイルと標準アプリケーション用の定義ファイルとをマージする解析部114と、マージ結果を記録するユーザA用マージファイル110と、マージ結果を記録するユーザB用マージファイル111と、HTML形式でウェブページを生成する生成部115と、を備えて構成される。
ここでは、ユーザAが標準用HTML112を使用し、ユーザBがユーザB用HTML113を使用するものとする。
以下、本実施形態のウェブページ生成システムが有する各構成要素の機能について説明する。
カスタマイズツール100は、部品管理部101から、ユーザに提供するウェブページの作成に必要な部品を取り出し、この部品により、ユーザ定義ファイルをカスタマイズして作成し、ユーザ定義ファイル管理部102に引き渡す。
部品管理部101は、ウェブページの完成に必要な部品(ここでは、ユーザインターフェースに係るUI部品105と、ビジネスロジックに係るビジネスロジック部品106)を管理し、カスタマイズツール100に引き渡す。
ユーザ定義ファイル管理部102は、部品管理部101から受け取ったユーザ定義ファイル(ここでは、ユーザA用定義ファイル107とユーザB用定義ファイル108)を管理し、解析部114に引き渡す。
ファイル管理部103は、標準定義ファイル109を管理し、解析部114に引き渡す。
ウェブページ生成エンジン104は、ウェブページ(ここでは、標準用HTML112と、ユーザB用HTML113)を生成し、ウェブページとして提供する。
ウェブページ生成エンジン104の解析部114は、カスタマイズ可能なユーザ定義ファイルと標準アプリケーション用の定義ファイルとをマージし、当該マージ結果を記録するユーザA用マージファイル110と、同じく当該マージ結果を記録するユーザB用マージファイル111とを作成する。ウェブページ生成エンジン104の生成部115は、ユーザA用マージファイル110と、ユーザB用マージファイル111とから、HTML形式でウェブページを生成する(即ち、インターネット網に公開する)。
よって、本発明に係るウェブページ生成システムの特徴的な処理は、図1において、
(1)ユーザが部品管理部101のUI部品105とビジネスロジック部品106とを基にカスタマイズツール100を使用してユーザ定義ファイル(107、108)を生成すること、
(2)カスタマイズツール100により生成されたユーザ定義ファイル107、108)と定義ファイル(109)とをマージして、ウェブページ生成エンジン104を介してウェブページ(110、111)を生成すること、
(3)HTMLファイル、JSPページは、参照時には必要とせず、よって、少ないページボリュームでもマルチテナントに対応できること、
である。
カスタマイズツール100は、プロセスID、プロセス名、対象エンティティ(但し、ここではページによって操作することのできるデータベースをエンティティと呼称している)を標準構成としながらも、これらをユーザ毎にカスタマイズする機能を有する。
ここで、プロセスIDは、ビジネスプロセスを一意に識別するためのキーであり、プロセス名は一連の業務処理を表す名称である。プロセスとは複数のページによって構成される業務処理であり、対象エンティティを操作するための一連のページの組み合わせである。また、プロセス内のそれぞれのページには、「コントロール」と呼ばれる、エンティティを操作するための部品を設定することができる。
カスタマイズツール100は、2つの機能を有する。その1つ目の機能は、部品管理部101に属するUI部品105とビジネスロジック部品106とを基にして、ユーザ定義ファイル(107,108)をXML形式で生成することである。ちなみに、このXML形式のユーザ定義ファイルは、従来では手動で生成しなければならなかったが、本発明では自動生成している。このため、作成処理効率が飛躍的に高まる。さらに、カスタマイズツール100は、ビジネスロジック部品106から成るテンプレートを提供する。
カスタマイズツール100の2つ目の機能は、部品管理部101のUI部品105と、ビジネスロジック部品106に、新たな部品を追加登録することである。この機能により、UI部品105とビジネスロジック部品106の手持ちを拡張することができるため、カスタマイズの幅が広くなる効果がある。以下、主に前記の1つ目の機能に焦点を当てて説明する。
部品管理部101には、UI部品105と、ビジネスロジック部品106とが備えられている。ここで、UI部品105とは、画面に表示されるボタン、テキスト、ラベル、テキストエリア、セレクトボックス等のコントロール群をいう。一方、ビジネスロジック部品106とは、業務処理を扱うための部品であり、検索、一覧、検索一覧、編集等のページ内、及びページ間で動作するビジネスロジックを定義している。
図2は、UI部品105のリストを示す説明図であり、図3は、ビジネスロジック部品106のリストを示す説明図である。図2、図3には、部品名、その説明、及び備考の各カラムが設けられている。
図2に示すように、UI部品105は画面表示で一般的に利用されているものを網羅しており、図3に示すように、ビジネスロジック部品106も同様に一般的な処理機能を網羅している。
図4は、カスタマイズツール100の処理手順を示すフローチャート図である。以下、図1を参照しながら、図4に示すフローチャート図を使用して、カスタマイズツール100の処理手順を説明する。勿論、この処理手順は、ユーザがウェブページを利用するに際して、カスタマイズツール100が起動された時に実行される処理手順である。
(ステップS1)
ステップS1では、カスタマイズツール100は、ユーザが指定したテンプレートをロードする。
(ステップS2)
ステップS2では、カスタマイズツール100は、ロードしたテンプレートで使用されているUI部品105及びビジネスロジック部品108を呼び出し、呼び出した部品は、「panelsタグ」内でUI部品群105に、また、「PageMetaタグ」内でビジネスロジック部品108に、それぞれ出力する。
(ステップS3)
ステップS3では、カスタマイズツール100は、XML形式のユーザ定義ファイル(ここではユーザB用定義ファイル108)を生成し、ユーザ定義ファイル管理部102に引き渡す。
ユーザ定義ファイル管理部102では、ユーザ毎にアプリケーションをカスタマイズできるようにユーザ定義ファイル(107、108)を管理している。図1ではユーザA用のユーザ定義ファイル(107)は実体が無いことを表しており、このように、ユーザ定義ファイル管理部(102)ではカスタマイズしたいユーザのユーザ定義ファイル(ここではユーザB用定義ファイル108)のみを保持すればよい。
図5は、ユーザ定義ファイル(部分)の1構成例を示す説明図である。
同図において、四角で囲んだ部分がウェブページ内の機能、及びボタンの「submit処理」でデータをどのように扱うかの定義を示す箇所である。「submit処理」とは、ボタン押下時に発生するイベントの遷移やロードを表す。例えば、検索ボタンを押下して、一覧結果を別のページに表示させたい場合は、「submit処理」は遷移を表し、それに対し一覧結果を同ページに表示させたい場合は、「submit処理」はロードを指す。「FormActionタグ」内の「FormActionMeta」にはラベルの「検索」、及び「クリア」が存在しており、これらは処理機能として検索、クリアが有ることを表している。「FormActionMeta」とは、フォーム内でどのようなビジネスロジックが存在するかを表す。さらに、それぞれ「EventLinksタグ」内に「QueryEventLinkMeta」と書かれていることから、データはQueryに渡されることを意味している。「EventLinksタグ」とは、ビジネスロジックによるページ遷移でデータを受け渡す仕組みを表すものである。「nextpageタグ」の数字(図5では"1")は画面遷移先を表す。「panelIdタグ」(図5では"view")はパネル内のビジネスロジックを表す。
定義ファイル管理部103では、標準アプリケーションを提供するための標準定義ファイル109を管理している。基本的には、定義ファイル管理部103には標準の定義ファイルが存在することが前提である。但し、標準の定義ファイルは、無くてもシステム全体として問題はないが、ウェブページ生成の効率性、拡張性を考慮するならば用意しておくことが望ましい。
前述のとおり、ウェブページ生成エンジン104は、解析部114と生成部115を備える。
図6は、ウェブページ生成エンジン104の処理内容を示す説明図である。
同図に示すように、解析部114は、ユーザA用定義ファイル107が存在する場合はユーザA用定義ファイル107と標準定義ファイル109とをマージしてユーザA用のマージファイル110を作成し、生成部115に引き渡す。また、ユーザB用定義ファイル108が存在する場合はユーザB用定義ファイル108と標準定義ファイル109とをマージしてユーザB用のマージファイル111を作成し、生成部115に引き渡す。
図7は、解析部114の処理手順を示すフローチャート図である。以下、図1を参照しながら、図7に示すフローチャート図を使用して、解析部114の処理手順を説明する。
(ステップS21)
ステップS21では、解析部114は、ユーザ定義ファイル管理部102と定義ファイル管理部103の各定義ファイルをメモリ上にロードする。
(ステップS22)
ステップS22では、解析部114は、ユーザ定義ファイル(ここではユーザB用定義ファイル108のみが存在するものとする)が、各ユーザ対応に有るか否かを検証し、いずれかのユーザ定義ファイルが存在する場合は、ステップS23に進み、いずれのユーザ定義ファイルも存在しない場合は、ステップS25に移る。
(ステップS23)
ステップS23では、解析部114は、ユーザ定義ファイル管理部102に存在するユーザ定義ファイル(ここではユーザ定義B用ファイル108のみ)の各々と、標準定義ファイル109とをマージし、このマージ結果をマージファイル(ここではマージファイル111のみ)として出力する。
(ステップS24)
ステップS24では、解析部114は、ステップS23におけるマージ結果のファイル(ここではマージファイル111のみ)を、生成部115へ引き渡し、処理を終了する。
(ステップS25)
ステップS25では、解析部114は、ユーザ定義ファイル管理部102にユーザ定義ファイルが全く存在しない場合の処理として、標準定義ファイル109のみを生成部115へ渡し、ステップS24に移る。
図8は、生成部115の処理手順を示すフローチャート図である。以下、図1を参照しながら、図8に示すフローチャート図を使用して、生成部115の処理手順を説明する。
(ステップS31)
ステップS31では、生成部115は、解析部114から引き渡されたマージファイル(ここではマージファイル111のみ)を、メモリにロードする。
(ステップS32)
ステップS32では、生成部115は、UI部品105とビジネスロジック部品106を取り出す。
(ステップS32)
ステップS32では、生成部115は、メモリにロードしたマージファイル(ここではマージファイル111のみ)を基にし、UI部品105及びビジネスロジック部品106を使用してウェブページを生成し、処理を終了する。
以上の処理過程により、HTML形式に変換されたウェブページが動的に生成される。
なお、この生成されたウェブページ、及びこの生成途中で生成されたファイルは、ユーザによる使用後には全て消去され、これらに専有されていた資源は全て開放されて再利用されるものとする。
図9は、生成されたHTML(部分)の1構成例を示す説明図である。
同図に示すウェブページは、ファイルとして予め保持されているものではなく、また、ユーザに提供後も保持されるものでもなく、逐次的に(即ち、ユーザに提供する必要が生じた都度に)メモリ内にHTML形式のウェブページを生成し、ユーザに提供するものである。このため、マルチテナント型に対応する場合であってもウェブページを増大させずに済む。また、従来のウェブページ生成システムのように、HTMLファイルやJSPなどでパラメータだけを変化させて動的にウェブページ生成する方式とは異なり、ユーザ定義ファイル(107、108)と定義ファイル(109)を使用して、一から本格的にウェブページを動的に生成することができる(以上の点は本発明の最大の特徴である)。
さらに、ユーザがカスタマイズを行う際に変更が必要となるのは、ユーザ定義ファイル管理部102に存在するユーザ定義ファイルのみであるため、アプリケーションサーバの再起動や、ファイルのデプロイといった複雑な作業が必要でなくなる。また、ウェブページの数量的な増加を伴わないため、システムに変更が生じた場合にもメンテナンスが最小限で済む効果がある。
最後に、ユーザがウェブページを生成する場合の手順を1例として示す。
ユーザはカスタマイズツール100を用いてテンプレートを指定し、ビジネスプロセスを指定する(テンプレート選択後にはユーザフレンドリなプレビュー機能も使用できる)。続いて対象エンティティを指定することで、ビジネスプロセスに沿った画面に表示するデータ項目を決定すれば、ウェブページ(112、113)を容易に生成させることができる。
なお、本発明に係るウェブページ生成システムの各構成要素の処理の少なくとも一部をコンピュータ制御により実行するものとし、かつ、上記処理を、図4,7,8の各フローチャートで示した手順によりコンピュータに実行せしめるプログラムは、半導体メモリを始め、CD−ROMや磁気テープなどのコンピュータ読み取り可能な記録媒体に格納して配付してもよい。そして、少なくともマイクロコンピュータ,パーソナルコンピュータ,汎用コンピュータを範疇に含むコンピュータが、上記の記録媒体から上記プログラムを読み出して、実行するものとしてもよい。
本発明は、マルチテナント型に対応したウェブアプリケーションの開発全般に適用可能であり、特に、部品からウェブアプリケーションをカスタマイズするための定義ファイルを管理する方法全般に好適に適用可能である。
本発明の実施形態に係るウェブページ生成システムの全体構成を示す構成図である。 UI部品105のリストを示す説明図である。 ビジネスロジック部品106のリストを示す説明図である。 カスタマイズツール100の処理手順を示すフローチャート図である。 ユーザ定義ファイル(部分)の1構成例を示す説明図である。 ウェブページ生成エンジン104の処理内容を示す説明図である。 解析部114の処理手順を示すフローチャート図である。 生成部115の処理手順を示すフローチャート図である。 生成されたHTML(部分)の1構成例を示す説明図である。
符号の説明
100 カスタマイズツール
101 部品管理部
102 ユーザ定義ファイル管理部
103 定義ファイル管理部
104 ウェブページ生成エンジン
105 UI部品
106 ピジネスロジック部品
107 ユーザA用定義ファイル
108 ユーザB用定義ファイル
109 標準定義ファイル
110 ユーザA用マージファイル
111 ユーザB用マージファイル
112 標準用HTML
113 ユーザB用HTML
114 解析部
115 生成部

Claims (8)

  1. 同一のサーバ環境を使用する複数のユーザの各々に対応してデータベース及びビジネスロジックをカスタマイズさせたウェブページを生成するウェブページ生成システムであって、
    定型的な処理の実行モジュールである部品を記憶し管理する部品管理手段と、
    ユーザが指定した当該ユーザ用の部品を前記部品管理手段から取り出して当該ユーザ用の定義ファイルを作成する手段と、
    前記ユーザ用の定義ファイルと予め記憶された標準の定義ファイルとを併合処理して当該ユーザ用のマージファイルを作成する手段と、
    前記ユーザ用のマージファイルをHTML形式に変換し、動的にウェブページを生成する手段と、
    を備えたことを特徴とするウェブページ生成システム。
  2. 前記部品には、ユーザとのインターフェース手段を設けるために必要な処理の実行モジュールと、ユーザのビジネスロジックを実現するのに必要な処理の実行モジュールとが含まれていることを特徴とする請求項1記載のウェブページ生成システム。
  3. 前記ユーザ用の定義ファイルが存在しない場合には、前記標準の定義ファイルのみを前記ユーザ用のマージファイルとして作成することを特徴とする請求項1または請求項2記載のウェブページ生成システム。
  4. 前記動的に生成されたウェブページの前記ユーザによる使用が終了した後に、前記ウェブページ、及び前記ウェブページの生成用に生成したファイルを全て消去し、かつ前記ウェブページ、及び前記ウェブページの生成用に生成したファイルに充当されていたリソースを全て開放して再使用可能にすることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1項に記載のウェブページ生成システム。
  5. 同一のサーバ環境を使用する複数のユーザの各々に対応してデータベース及びビジネスロジックをカスタマイズさせたウェブページを生成するウェブページ生成プログラムであって、
    定型的な処理の実行モジュールである部品を記憶し管理する部品管理手段を有するコンピュータに、
    ユーザが指定した当該ユーザ用の部品を前記部品管理手段から取り出して当該ユーザ用の定義ファイルを作成するステップと、
    前記ユーザ用の定義ファイルと、前記コンピュータに予め記憶された標準の定義ファイルとを併合処理して当該ユーザ用のマージファイルを作成するステップと、
    前記ユーザ用のマージファイルをHTML形式に変換し、動的にウェブページを生成するステップと、
    を実行させることを特徴とするウェブページ生成プログラム。
  6. 前記部品には、ユーザとのインターフェース手段を設けるために必要な処理の実行モジュールと、ユーザのビジネスロジックを実現するのに必要な処理の実行モジュールとが含まれていることを特徴とする請求項5記載のウェブページ生成プログラム。
  7. 前記ユーザ用の定義ファイルが存在しない場合には、前記標準の定義ファイルのみを前記ユーザ用のマージファイルとして作成することを特徴とする請求項5または請求項6記載のウェブページ生成プログラム。
  8. 前記動的に生成されたウェブページの前記ユーザによる使用が終了した後に、前記ウェブページ、及び前記ウェブページの生成用に生成したファイルを全て消去し、かつ前記ウェブページ、及び前記ウェブページの生成用に生成したファイルに充当されていた前記コンピュータのリソースを全て開放して再使用可能にすることを特徴とする請求項5から請求項7のいずれか1項に記載のウェブページ生成プログラム。
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