JP2009026201A - 評価結果出力装置、評価結果出力方法、プログラム - Google Patents
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Abstract
【解決手段】評価対象を評価する項目である評価項目を表す評価項目ラベルのデータ入力を受け付ける評価項目入力部と、前記評価項目入力部によって入力される評価項目ラベルが示す評価項目に対し、好印象を表すポジティブと悪印象を表すネガティブとのいずれか一方を表す評価値のデータ入力を受け付ける評価値入力部と、前記評価項目入力部から入力された評価項目ラベルと前記評価値入力部から入力された評価値と対応づけて記憶する記憶部と、前記記憶部を参照し、前記評価値の合計値を前記評価項目ラベル毎に算出する集計部と、前記集計部の算出結果を基に合計値を前記評価項目ラベル毎に、当該評価項目ラベルとともに表示する表示データを出力する出力部と、を有する。
【選択図】図1
Description
一方、評価者にとっては、自分の評価の結果を文章で書くとすると、記述の自由度が高すぎるため、書き込みの敷居を上げる原因となったり、場合によっては評価内容を表現できる文章を構築できず、評価者の考えを必ずしも多くは吸い上げられないという問題がある。
一方、評価者にとっては、対象への評価項目が固定されているため、特に何も思っていない項目についても、何らかの評価結果を記述しなければならならず、煩わしさを覚える場合もある。また、印象に強く残ったことに関する評価項目に対して簡単に評価できるが、そうでない評価項目については評価に迷ったり、評価が曖昧になってしまう場合がある。
また、本発明は、上述の評価結果出力装置において、前記評価項目入力部は、予め記憶された選択肢から選択する指示の入力を受け付ける、または、テキストデータの入力を受け付けることを特徴とする。
また、本発明は、上述の評価結果出力装置において、前記評価項目に対するコメントのデータ入力を受け付けるコメントデータ入力部を有し、前記集計部は、前記評価項目ラベル毎であって、かつ、前記コメントデータ入力部から入力されたコメントデータ毎に評価値の合計値を算出し、前記出力部は、前記評価項目ラベル毎であって、かつ、前記コメントデータ入力部から入力されたコメントデータ毎の評価値を基に、前記コメントデータとともに出力することを特徴とする。
また、本発明は、上述の評価結果出力装置において、前記集計部は、前記評価対象が複数ある場合に、前記評価対象に属する評価項目の評価値の合計値を前記評価対象毎に算出し、前記出力部は、前記集計部によって算出された評価値を前記評価対象毎に表示させる表示データを出力することを特徴とする。
また、本発明は、上述の評価結果出力装置において、前記出力部によって出力され表示装置に表示された項目のいずれかを選択する指示の入力を受け付ける指示部と、前記出力部は、表示装置に表示された評価対象が前記指示部によって指示された場合に、当該指示された評価対象に属する前記評価項目ラベル毎に、前記集計部によって算出された合計値を、当該評価項目ラベルとともに表示する表示データを出力することを特徴とする。
前記記憶部を参照し、前記評価値の合計値を前記評価項目ラベル毎に算出する集計工程、
前記集計工程の算出結果を基に合計値を前記評価項目ラベル毎に、当該評価項目ラベルとともに表示する表示データを出力する出力工程、を有することを特徴とする。
図1は、この発明の一実施形態による評価結果出力システム1の構成を示す概略ブロック図である。この図において、評価結果出力装置10は、複数の端末装置20にネットワーク30を介して接続される。この評価結果出力システムは、例えば、評価サイト、あるいは商品紹介サイトやSNS(Social Networking Service)サイトのレビューなどの商品評価機能に適用することが可能であり、ユーザに評価対象に対する評価を行ってもらい、その評価結果を集計し、他のユーザに閲覧させるものである。
端末装置20は、マウスやキーボードを介してユーザから入力される評価した結果を表すデータを評価結果出力装置10に送信する。
評価項目入力部12は、評価対象を評価する項目である評価項目を表す評価項目ラベルのデータ入力を通信部11を介して端末装置20から受信する。また、この評価項目入力部12は、予め記憶された選択肢から選択する指示の入力を受け付けたり、または、テキストデータの入力を受け付ける。
コメントデータ入力部14は、評価項目に対するコメントのデータ入力を通信部11を介して端末装置20から受信する。
指示部15は、出力部16によって出力され端末装置20の表示画面に表示された項目のいずれかを端末装置20のキーボードやマウス等の入力装置から入力される選択の指示の入力を通信部11を介して受信する。
集計部17は、記憶部17を参照し、評価値の合計値を評価項目ラベル毎に算出する。また、集計部は、評価項目ラベル毎であって、かつ、コメントデータ入力部14から入力されたコメントデータ毎に評価値の合計値を算出したり、評価対象が複数ある場合に、評価対象に属する評価項目の評価値の合計値を評価対象毎に算出したりする機能を有する。
出力部18は、集計部17の算出結果を基に合計値を評価項目ラベル毎に、当該評価項目ラベルとともに表示する表示データを通信部11を介して端末装置20に送信したり、評価項目ラベル毎であって、かつ、コメントデータ入力部14から入力されたコメントデータ毎の評価値を基に、コメントデータとともに出力する。
また、出力部18は、集計部17によって算出された評価値を評価対象毎に表示させる表示データを出力したり、端末装置20の表示装置に表示された評価対象が指示部15によって指示されたことを検出した場合に、当該指示された評価対象に属する評価項目ラベル毎に、集計部17によって算出された合計値を、当該評価項目ラベルとともに表示する表示データを通信部11を介して端末装置20に出力する。
ここでは、評価対象について「どこ」が「どういう評価」であるのかを入力することが可能である。
評価項目は、評価対象を評価する項目である評価項目を表す評価項目ラベルであり、例えば、旅館やホテル等の宿泊施設の評価として、「料金」や「部屋」、「食事」、「風呂」、「サービス」等の評価項目の名称が評価項目ラベルとして入力される。この入力はテキストで入力してもよく、プルダウンメニューによって予め設定されている評価項目ラベルから選択してもよい。この評価項目が「どこ」に対応する。
評価値は、評価項目入力部12によって入力される評価項目ラベルが示す評価項目に対し、好印象を表すポジティブ(positive)と、悪印象を表すネガティブ(negative)と、ポジティブとネガティブとの間の印象(例えば、何も感じない)を表すニュートラル(neutral)とのうちいずれかを表す値が入力される。この評価項目と評価値とを組み合わせることにより、「どこ」が「どういう評価」であるのかを把握できる。
コメントは、評価者自身がフリーワードを入力することが可能であり、これは入力装置から入力される。なお、このコメントについても、プルダウンメニューによって予め設定された選択肢の中から選択するようにしてもよい。
また、各項目に入力された評価結果を評価結果出力装置10に送信する送信ボタンが設けられる(符号g)。この送信ボタンがクリックされることにより、「評価項目」、「評価値」、「コメント」の各入力欄に入力された情報が評価結果出力装置10に送信される。
ここでは、評価値として‘positive’、‘negative’、‘neutral’のいずれかが記憶される。
また、評価項目ボックスcは、評価項目ラベルeの数に応じて表示される。この場合、評価項目ラベルeが非表示として指示された場合であっても、評価項目ラベルeがデータとして存在する場合は、評価項目ボックスcが表示される。
また、評価項目ボックスcは、評価項目属性値に応じて、評価対象ボックスa内において、垂直方向に対して上下させて配置される。ここでは、評価項目属性値がプラス(ポジティブ)の場合は上方に、評価項目属性値がマイナス(ネガティブ)の場合は下方に配置される。この上下の位置は、評価項目属性値が大きいほど、中心線からの距離が大きくなる。
ここで、評価項目属性値は、評価コメント属性値の総和である。この評価コメント属性値とは、評価コメント値と評価属性の積である。この評価コメント値は、上述のように、各評価項目に評価を行った評価者の人数であり、評価属性とは、‘positive’(+1)、‘neautral’(0)、‘negative’(−1)、等の評価した結果が良かったのか、悪かったのか、あるいはその間であったのかを示す属性である。評価対象値は、評価コメント値と評価属性の総和の積である。
例えば、評価コメントラベルfは、コメントデータとして入力された評価コメントの文字情報が、コメントデータとして入力された評価項目の評価項目ボックスc内に表示される。評価コメント楕円gは、評価コメント値に応じた大きさの楕円で表され、評価コメントラベルfの中心位置と同じ中心位置に配置される。
このような、図5に示す表示画面については、集計部17が集計した集計結果に基づいて、出力部18が出力データとして生成して外部に出力することにより、表示装置等に表示される。
このように、総合評価の集計結果に応じて表示することにより、複数の評価対象を比較することが可能となる。ここでは、総合評価が高いものが上方(positive側)に配置され、総合評価が低いものが下方(negative側)に配置されるので、その表示された位置を比較することによって、それぞれの評価対象の評価結果を比較して把握することが可能である。
これにより、特定の評価項目の評価値について、評価対象を比較することが可能となる。
端末装置20から評価結果出力装置10にアクセスがあると、通信部11を介して出力部18から評価結果入力の画面データが端末装置20に送信される。端末装置20において、評価結果入力画面において評価結果が入力され、評価結果が送信されると、通信部11は、その評価結果を受信する(ステップS11)。通信部11が評価結果を受信すると、評価項目入力部12は、評価結果のうち評価項目を記憶部16に記憶し、評価値入力部13は、評価結果のうち評価項目に対する評価値を評価項目に対応づけて記憶部16に記憶し、コメントデータ入力部14は、評価結果のうちコメントデータを評価項目に対応づけて記憶部16に記憶する。
図13は、評価項目の詳細な集計結果を表示する場合について説明する図である。集計部17は、‘positive’の評価値が付されていて、かつ、同じコメントデータが付された評価結果を評価項目毎に集計する。ここでは、例えば、旅館Aの評価項目「部屋」について、‘positive’の評価値が設定されており、かつ、コメントデータ「綺麗」が設定された評価値の数を集計した場合、その評価値は「+4」である。そして、評価項目ボックスc内について、上下横割りの線を中心軸bとし、この中心軸から上側(positive側)に、評価値の合計値に応じた距離の位置にコメントデータ「綺麗」を表示するとともに、そのコメントデータと中心位置を同じとする楕円を表示する。このとき、出力部18は、コメントデータ(評価コメントラベル)の文字の大きさと楕円(評価属性楕円)を、コメントデータを評価結果とした人数に応じた大きさになるように表示する。ここでは、楕円は、評価属性のポジティブを暖色系、ネガティブを寒色系、ニュートラルを暖色と寒色の中間色として色を付して表示することが可能である。
ここでは、単に総和のみで表示すると、「+1」となってしまうが、この評価項目がクリックされると、図13において説明したような、その評価項目における詳細な集計結果として、コメントデータ毎の集計結果が表示される。これにより、通常、評価結果を平均値等によって表現した場合、その詳細な内訳が把握できないが、この実施形態によれば、評価の分布を把握することができ、また、その内容を言葉で表現でき、ニュアンスを把握することが可能となる。
図15は、評価値の評価者数の総和を評価値として表示する場合について説明する図である。集計部17は、旅館Aの評価項目「部屋」について、評価値‘positive’、‘neautral’、‘negative’のそれぞれ評価者数の総和を評価値として計算する。出力部18は、この計算結果を出力する。ここでは、評価項目ボックス内に、‘positive’の評価をした人数に応じた楕円が表示される。例えば、「部屋」については、‘positive’が13人、‘neautral’が2人、‘negative’が12人として表示されるが、「アメニティ」については、「部屋」の‘positive’の楕円よりも小さいが、‘positive’側にのみ楕円が表示される。このように、例えば、アメニティについては、評価人数が少ないが、‘positive’の評価をした評価者ばかりであることが把握できる。
このように、‘positive’、‘neautral’、‘negative’間における人数の対比結果を把握することができ、評価項目の比較の指標とすることが可能となる。
また、「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、CD−ROM等の可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵されるハードディスク等の記憶装置のことをいう。さらに「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、インターネット等のネットワークや電話回線等の通信回線を介してプログラムを送信する場合の通信線のように、短時間の間、動的にプログラムを保持するもの、その場合のサーバやクライアントとなるコンピュータシステム内部の揮発性メモリのように、一定時間プログラムを保持しているものも含むものとする。また上記プログラムは、前述した機能の一部を実現するためのものであっても良く、さらに前述した機能をコンピュータシステムにすでに記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるものであっても良い。
12 評価項目入力部 13 評価値入力部
14 コメントデータ入力部 15 指示部
16 記憶部 17 集計部
18 出力部 20 端末装置
Claims (10)
- 評価対象を評価する項目である評価項目を表す評価項目ラベルのデータ入力を受け付ける評価項目入力部と、
前記評価項目入力部によって入力される評価項目ラベルが示す評価項目に対し、好印象を表すポジティブと悪印象を表すネガティブとのいずれか一方を表す評価値のデータ入力を受け付ける評価値入力部と、
前記評価項目入力部から入力された評価項目ラベルと前記評価値入力部から入力された評価値と対応づけて記憶する記憶部と、
前記記憶部を参照し、前記評価値の合計値を前記評価項目ラベル毎に算出する集計部と、
前記集計部の算出結果を基に合計値を前記評価項目ラベル毎に、当該評価項目ラベルとともに表示する表示データを出力する出力部と、
を有することを特徴とする評価結果出力装置。 - 前記出力部は、前記評価項目ラベルを表示するとともに当該評価項目ラベルに対応する評価項目ボックスを前記合計値に応じた位置に従って表示する
ことを特徴とする請求項1記載の評価結果出力装置。 - 前記評価項目入力部は、予め記憶された選択肢から選択する指示の入力を受け付ける、または、テキストデータの入力を受け付ける
ことを特徴とする請求項1または請求項2記載の評価結果出力装置。 - 前記評価項目に対するコメントのデータ入力を受け付けるコメントデータ入力部を有し、
前記集計部は、前記評価項目ラベル毎であって、かつ、前記コメントデータ入力部から入力されたコメントデータ毎に評価値の合計値を算出し、
前記出力部は、前記評価項目ラベル毎であって、かつ、前記コメントデータ入力部から入力されたコメントデータ毎の評価値を基に、前記コメントデータとともに出力する
ことを特徴とする請求項1または請求項2記載の評価結果出力装置。 - 前記出力部は、前記評価項目に応じた評価項目ラベルの前記評価項目ボックスに、前記コメントデータ入力部から入力されたコメントデータを表示する
ことを特徴とする請求項2または請求項4記載の評価結果出力装置。 - 前記集計部は、前記評価対象が複数ある場合に、前記評価対象に属する評価項目の評価値の合計値を前記評価対象毎に算出し、
前記出力部は、前記集計部によって算出された評価値を前記評価対象毎に表示させる表示データを出力する
ことを特徴とする請求項1から請求項3のうちいずれかに記載の評価結果出力装置。 - 前記出力部によって出力され表示装置に表示された項目のいずれかを選択する指示の入力を受け付ける指示部と、
前記出力部は、表示装置に表示された評価対象が前記指示部によって指示された場合に、当該指示された評価対象に属する前記評価項目ラベル毎に、前記集計部によって算出された合計値を、当該評価項目ラベルとともに表示する表示データを出力する
ことを特徴とする請求項4記載の評価結果出力装置。 - 前記評価値入力部は、前記評価項目入力部によって入力される評価項目ラベルが示す評価項目に対し、ポジティブとネガティブとの他に当該ポジティブと当該ネガティブとの間の印象を表すニュートラルを表す評価値のデータ入力を受け付け、
前記集計部は、前記評価値入力部から入力されたポジティブ、ネガティブ、ニュートラルのそれぞれの個数を基に評価値の合計値を算出する
ことを特徴とする請求項1から請求項5のうちいずれかに記載の評価結果出力装置。 - コンピュータに実行させる評価結果出力方法であって、
評価対象を評価する項目である評価項目を表す評価項目ラベルのデータ入力を受け付ける評価項目入力工程、
前記評価項目入力工程によって入力される評価項目ラベルが示す評価項目に対し、好印象を表すポジティブと悪印象を表すネガティブとのいずれか一方を表す評価値のデータ入力を受け付ける評価値入力工程、
前記評価項目入力工程によって入力された評価項目ラベルと前記評価値入力部から入力された評価値と対応づけて記憶部に記憶する記憶工程、
前記記憶部を参照し、前記評価値の合計値を前記評価項目ラベル毎に算出する集計工程、
前記集計工程の算出結果を基に合計値を前記評価項目ラベル毎に、当該評価項目ラベルとともに表示する表示データを出力する出力工程、
を有することを特徴とする評価結果出力方法。 - コンピュータに、
評価対象を評価する項目である評価項目を表す評価項目ラベルのデータ入力を受け付ける評価項目入力手段、
前記評価項目入力過程によって入力される評価項目ラベルが示す評価項目に対し、好印象を表すポジティブと悪印象を表すネガティブとのいずれか一方を表す評価値のデータ入力を受け付ける評価値入力手段、
前記評価項目入力過程によって入力された評価項目ラベルと前記評価値入力部から入力された評価値と対応づけて記憶部に記憶する記憶手段、
前記記憶部を参照し、前記評価値の合計値を前記評価項目ラベル毎に算出する集計手段、
前記集計過程の算出結果を基に合計値を前記評価項目ラベル毎に、当該評価項目ラベルとともに表示する表示データを出力する出力手段、
として機能させるプログラム。
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