JP2004138625A - 時計 - Google Patents
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Abstract
【目的】 本発明の目的は、時計用ネジ受けのメネジ成形をセルフタッピンネジにより成形することにより、時計用ネジ受けの製造工程を短縮し安価に製造できることを提供することにある。
【構成】 本発明は、時計用ネジ受けのメネジがセルフタッピンネジにより成形されることを特徴とする。
【選択図】 図２
【構成】 本発明は、時計用ネジ受けのメネジがセルフタッピンネジにより成形されることを特徴とする。
【選択図】 図２
Description
本発明は、セルフタッピングネジによりメネジ成形を行う時計用ネジ受けに関する。
従来の時計用ネジ受けは、製造工程でメネジ成形を行っていた。
しかし、上記従来技術では、時計用ネジ受けの製造工程で下穴加工した後タップを使用しメネジ成形を行っているため、時計用ネジ受けを製造するのに時間がかかり、コストが高くなってしまう。
本発明は、ネジにいわゆるセルフタッピングネジを使用することにより、時計用ネジ受けのメネジ成形を製造工程から、組立工程時に移すことにより、時計用ネジ受けを安価に製造することを特徴とする、時計用ネジ受けを提供する。
本発明の時計は、外周に段部と、不貫通で底部を有し、かつ、上面側に斜面が形成された案内付きストレートの下穴とが設けられた時計用ネジ受けが、時計用地板にアセンブルされ、他の部品が前記時計用地板に積層された状態でセルフタッピンネジが前記下穴にねじこまれて、前記他の部品が前記セルフタッピンネジにより前記時計用地板に締結されており、前記時計用ネジ受けの底面と前記時計用地板の底面とは同一の高さであることを特徴とする。
以上、本発明によれば、時計用ネジ受けには、上面側に斜面が形成された案内付きストレートの下穴とが設けられ、かつ、前記時計用ネジ受けの底面と前記時計用地板の底面とは同一の高さの状態で、時計用ネジ受けのメネジのセルフタッピングネジが成形されるので、時計用時板や他の時計部品等を変形させることなく、締結作業を行なうことができる。
以下、本発明の実施例を図１、図２により説明する。
図１は、本発明による時計用ネジ受け１１と時計用の地板１２がアセンブルされている図である。
時計用ネジ受けにはメネジが設けられておらず、案内付きストレートの下穴が設けられている。時計用ネジ受けは、自動旋盤により製造された後、時計用の地板にアセンブルされる。アセンブル時には、時計用ネジ受けがネジ締め時に回転しないように、時計用ネジ受けに設けられている回転止め用ローレット部１１ａにより、地板に固定される。地板はプラスチック製であり、時計用ネジ受けに設けられたローレット部が食い込むようになっている。
図２は、前記のように本発明による時計用ネジ受けが地板にアセンブルされた後、他の部品２２，２３，２４が組み込まれ、セルフタッピングネジ２１により締め付けられ、セルフタッピングネジと地板との間で固定されている図である。
地板にアセンブルされた時計用ネジ受けに、他の部品が部品に設けられている穴で位置出しされ、適切な位置に組み込まれる。他の部品が組み込まれた後、ドライバー２５によりセルフタッピングネジが締めらる。この時、時計用ネジ受けに設けられたストレートの下穴にセルフタッピングネジによりメネジ部２１ａが成形され、ネジ締めされる。セルフタッピングネジと、時計用ネジ受けの間でネジ締めされたことにより、セルフタッピングネジと地板との間に他の部品が固定される。
図３は、従来の時計用ネジ受け３１と時計用の地板３２がアセンブルされている図である。
時計用ネジ受けには、製造工程でメネジ加工がされており、メネジ部３１ａが設けられている。メネジ加工は自動旋盤により下穴加工され、その後タップを使用してメネジ部が設けられる。時計用ネジ受けは、自動旋盤により製造された後、時計用の地板にアセンブルされる。アセンブル時には、時計用ネジ受けがネジ締め時に回転しないように、時計用ネジ受けに設けられている回転止め用ローレット部３１ｂにより、地板に固定される。地板はプラスチック製であり、時計用ネジ受けに設けられたローレット部が食い込むようになっている。
図４は、前記のように従来の時計用ネジ受けが地板にアセンブルされた後、他の部品４２，４３，４４が組み込まれ、オネジ４１によりオネジと地板の間で固定されている図である。
地板にアセンブルされた時計用ネジ受けに、他の部品が部品に設けられている穴で位置出しされ、適切な位置に組み込まれる。他の部品が組み込まれた後、ドライバー４５によりオネジが締められる。時計用ネジ受けに設けられたメネジと、オネジによりネジ締めされる。オネジと時計用ネジ受けの間でネジ締めされたことにより、オネジと地板との間に他の部品が固定される。
１１ 製造工程でメネジ成形されない時計用ネジ受け
２１ セルフタッピングネジ
２１ａ セルフタッピングネジにより成形されたメネジ部
２１ セルフタッピングネジ
２１ａ セルフタッピングネジにより成形されたメネジ部
Claims (1)
- 外周に段部と、
不貫通で底部を有し、かつ、上面側に斜面が形成された案内付きストレートの下穴とが設けられた時計用ネジ受けが、
時計用地板にアセンブルされ、他の部品が前記時計用地板に積層された状態でセルフタッピンネジが前記下穴にねじこまれて、前記他の部品が前記セルフタッピンネジにより前記時計用地板に締結されており、
前記時計用ネジ受けの底面と前記時計用地板の底面とは同一の高さであることを特徴とする時計。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2004017283A JP2004138625A (ja) | 2004-01-26 | 2004-01-26 | 時計 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2004017283A JP2004138625A (ja) | 2004-01-26 | 2004-01-26 | 時計 |
Related Parent Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8401392A Division JPH05285728A (ja) | 1992-04-06 | 1992-04-06 | 時計用ネジ受け |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2004138625A true JP2004138625A (ja) | 2004-05-13 |
Family
ID=32464202
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2004017283A Pending JP2004138625A (ja) | 2004-01-26 | 2004-01-26 | 時計 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2004138625A (ja) |
-
2004
- 2004-01-26 JP JP2004017283A patent/JP2004138625A/ja active Pending
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