JP2004138141A - 連結リング - Google Patents

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Hiroyuki Takaguchi
高口 博行
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Taiyo Seiki Iron Works Co Ltd
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Taiyo Seiki Iron Works Co Ltd
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Abstract

【課題】係合対象物に対してかけ外しの容易な連結リングを提供することである。
【解決手段】環体1の両端間に形成された開口部2に線材の折曲げによって形成された開閉体3を設ける。開閉体3には環体1の一端部内面に当接可能な当接杆部4の両端に長さが相違する一対の側杆部5a、5bを設け、各側杆部5a、5bの端から内向きに支点杆部6を設ける。支点杆部6を環体1の他端部側面に形成されたピン孔7a、7b内に挿入して開閉体3を開閉自在に支持する。
開閉体3の側杆部5a、5bに外側方に張り出す操作部8を設け、その操作部8を押し込むことにより開閉体3を開放させるようにし、操作部8を押し込む指先が開口部2を塞ぐことがなく、係合対象物に対する環体1のかけ外しの容易化を図る。
【選択図】 図2

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、例えば、ロープ同士を互いに連結する場合に用いられる連結環に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
この種従来の連結環として、図8および図9に示したものが従来から知られている。この連結環は、C字形環体11の両端間に形成された開口部12に開閉体13を設け、その開閉体13を線材の折曲げによって環体11の一端部内周に当接される当接杆部14の両端に長さが相違する一対の側杆部15を設け、各側杆部15の端部に内方に向く支点杆部16を設けた構成とし、前記支点杆部16のそれぞれを環体11の他端部両側に形成されたピン孔17内に挿入して、開閉体13を開閉自在に支持している。
【0003】
上記連結環においては、開閉体13を環体11の内側に押し込んで開放すると、開閉体13に捩りが生じ、その捩りの復元弾性により当接杆部14が環体11の一端部内周に当接する閉鎖位置まで開閉体13を復帰させるようにしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、上記従来の連結リングにおいては、開閉体13の一対の側杆部15が平行し、その側杆部15を指先Aで押し込んで開閉体13を開放状態とするため、指先Aが開口部12を塞ぎ、ロープ等の係合対象物Bに対する環体11のかけ外しの際に、指先Aが邪魔をし、かけ外しをスムーズに行なうことができないという不都合があった。
【0005】
この発明の課題はロープ等の係合対象物に対して簡単にかけ外しを行なうことができるようにした連結リングを提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記の課題を解決するために、この発明においては、両端間に開口部が形成された環体と、その環体の開口部を環体の内側から開閉する開閉体とから成り、前記開閉体が、線材の折曲げにより形成されて環体の一端部内面に当接可能な当接杆部と、その当接杆部の両端に設けられた長さが相違する一対の側杆部と、各側杆部の端部から内方に向く一対の支点杆部とを設けた構成とされ、前記開閉体の一対の支点杆部を環体の他端部両側に設けられた軸方向に位置がずれる一対のピン孔内に挿入して開閉体を開閉自在に支持し、開閉体の開放時に捩り力を生じさせ、その復元弾性によって開閉体を閉鎖位置に復帰させるようにした連結リングにおいて、前記開閉体の少なくとも一方の側杆部に外側方に張り出す操作部を設けた構成を採用している。
【0007】
上記のように、開閉体の少なくとも一方の側杆部に外側方に張り出す操作部を設けることにより、その操作部を押し込むことによって開閉体を開放状態とすることができると共に、上記操作部を押し込む指先が環体の開口部を塞ぐことがなく、ロープ等の係合対象物に対して環体をかけ外す際に指先が邪魔をすることがない。
【0008】
このため、係合対象物に対して環体をスムーズにかけ外しすることができる。
【0009】
この発明に係る連結リングにおいて、開閉体の当接杆部を環体の一端部内周に沿う円弧状とすると、開閉体の閉鎖時に当接杆部が環体の一端部に係合するため、開閉体の開閉端部の一側部に障害物が当接して開閉方向と交差する方向の衝撃力が作用した場合に、その衝撃力は当接杆部と環体の一端部の係合部で受けられることになり、開閉体が変形したり、あるいは支点杆部がピン孔から抜け出すのを防止することができる。
【0010】
また、環体の一端部内周に開閉体の当接杆部が嵌合可能な係合溝を設けておくと、開閉体の閉鎖時に当接杆部が係合溝に係合し、その当接杆部に連続する側杆部の開閉側の端部が環体の一端部側面と対向するため、開閉体の開閉端部の両側に前記と同様に衝撃力が付与されると、側杆部が環体の一端部側面に当接し、その当接部で衝撃力が受けられるため、開閉体が変形したり、あるいは支点杆部がピン孔から抜け出すのを防止することができる。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、この発明の実施の形態を図1乃至図7に基づいて説明する。図1乃至図3は、この発明に係る連結リングの第1の実施形態を示す。図示のように、環体1はC形をなし、互いに対向する両端間に開口部2が設けられている。
【0012】
開口部2には、その開口部2を環体1の内側から開閉する開閉体3が設けられている。開閉体3は鋼線等の線材の折曲げにより形成されて、環体1の一端部内面に当接可能な当接杆部4と、その当接杆部4の両端に連続する左右一対の側杆部5a、5bと、各側杆部5a、5bの端から内方向に向く支点杆部6とが設けられている。
【0013】
一対の側杆部5a、5bは長さが相違し、開閉体3の組込み前の自然状態では、図2に示すように、相対的に傾斜して支点杆部6側の端部が前後方向に位置がずれている。同図で示すLはずれ量を示す。
【0014】
図1に示すように、環体1の他端部における両側面には一対のピン孔7a、7bが設けられている。一対のピン孔7a、7bは、環体1の両端の対向方向に位置がずれ各ピン孔7a、7b内に対する支点杆部6の挿入により開閉体3は上記ピン孔7a、7bを中心として開閉自在とされている。
【0015】
開閉体3の取付け状態において、一対の側杆部5a、5bは平行状態に保持されると共に、開閉体3に捩り力が付与され、その捩り力によって開閉体3は当接杆部4が環体1の一端部内面に当接する閉鎖状態に保持されている。
【0016】
開閉体3の一対の側杆部5a、5bには外側方に張り出す操作部8が設けられている。図1においては、各側杆部5a、5bの開閉側の端部を外側方にU字形に折曲げ、そのU字形折曲げ部を操作部8としている。
【0017】
上記のように、開閉体3の側杆部5a、5bに操作部8を設けると、その操作部8を指先Aで押し込むことにより、開閉体3が環体1の内側に倒れて開放状態となり、その開放状態において操作部8を押し込む指先Aが開口部2を塞ぐことはない。このため、ロープ等の係合対象物に対して環体1をスムーズにかけ外しすることができる。
【0018】
また、開閉体3の開放時、その開閉体3に捩り力が付与される。このため、操作部8に対する押圧を解除すると、前記捩りの復元弾性により開閉体3は当接杆部4が環体1の一端部内面に当接する閉鎖状態に自動的に戻される。
【0019】
図4(I)、(II)は、この発明に係る連結リングの第2の実施形態を示す。
この第2の実施形態では、開閉体3に設けられた当接杆部4を環体1の一端部内周に沿う円弧状としている点で第1の実施形態で示す連結リングと相違している。
【0020】
このため、第1の実施形態で示す連結リングと同一部分については同一の符号を付して説明を省略する。
【0021】
第2の実施形態のように、当接杆部4を円弧状とすると、開閉体3の閉鎖時に円弧状の当接杆部4が環体1の一端部に係合するため開閉体3の側部が障害物に当接して、開閉体3に左右方向の衝撃力が付与されると、その衝撃力は当接杆部4と環体1の一端部の係合部で受けられることになる。
【0022】
このため、開閉体3が変形したり、あるいは、支点杆部6がピン孔7a、7bから抜け出たりするのを防止することができる。
【0023】
図5は、この発明に係る連結リングの第3の実施形態を示す。この実施形態で示す連結リングは、環体1の一端部内面に開閉体3の当接杆部4が嵌合可能な係合溝9を設けた点で第1の実施形態で示す連結リングと相違する。
【0024】
このため、第1の実施形態で示す連結リングと同一部分には同一の符号を付して説明を省略する。
【0025】
第3の実施形態で示すように環体1の一端部内面に係合溝9を設けることにより、開閉体3の閉鎖状態で当接杆部4が係合溝9に嵌まり、一対の側杆部5a、5bの開閉側端部が環体1の一端部側面に対向する。
【0026】
このため、開閉体3の一側部に障害物が当接して開閉体3に左右方向の衝撃力が付与されると、側杆部5a、5bの開閉側端部が環体1の一端部側面に当接し、その当接部において前記衝撃力を受ける。このため、開閉体3が左右方向に変形したり、支点杆部6がピン孔7a、7bから抜け出るのを防止することができる。
【0027】
第1の実施の形態では、側杆部5a、5bの開閉側端部にU字形の操作部8を設けたが、操作部8はこれに限定されず、例えば、図6(I)乃至(III )および図7(I)乃至(III )に示す形状を採用することができる。
【0028】
ここで、図6(I)に示す開閉体3においては、側杆部5a、5bにL字形の屈曲部を設け、その屈曲部を操作部8としている。
図6(II)に示す開閉体3においては、側杆部5a、5bをU字形に折曲げ、その折曲部を操作部としている。
図6(III )に示す開閉体3においては、側杆部5a、5bを円弧状として側部を操作部8としている。
【0029】
図7(I)に示す開閉体3においては、側杆部5a、5bを当接杆部4側の端から支点杆部6側の端に向けて傾斜させて、側杆部5a、5bの当接杆部4側の端部を操作部8としている。
図7(II)に示す開閉体3においては、側杆部5a、5bの開閉側端に当接杆部4と連続するU字形の屈曲部を形成し、その屈曲部を操作部8としている。
さらに、図7(III )に示す開閉体3においては、側杆部5a、5bの揺動支点側の端部に支点杆部6に連続するU字形の屈曲部を設け、その屈曲部を操作部8としている。
【0030】
第1の実施形態では、環体1としてC字形のものを示したが、環体1の形状はこれに限定されず、例えばD字形であってもよい。また、一対の側杆部5a、5bのそれぞれに操作部8を設けたが、一方の側杆部にのみ操作部8を設けるようにしてもよい。
【0031】
【発明の効果】
以上のように、この発明においては、開閉体の側杆部に外側方に張り出す操作部を設け、この操作部を押し込むことによって開閉体を開放させることができるため、開閉体を開放させる指先が開口部を塞ぐことがなく、係合対象物に対して環体をきわめて容易にかけ外しすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係る連結リングの第1の実施形態を示す正面図
【図2】図1の側面図
【図3】図2のIII −III 線に沿った断面図
【図4】(I)はこの発明に係る連結リングの第2の実施形態を示す側面図、(II)は(I)のIV−IV線に沿った断面図
【図5】この発明に係る連結リングの第3の実施形態を示す断面図
【図6】(I)、(II)、(III )は開閉体の他の例を示す正面図
【図7】(I)、(II)、(III )は開閉体のさらに他の例を示す正面図
【図8】従来の連結リングを示す正面図
【図9】図8の側面図
【符号の説明】
1 環体
2 開口部
3 開閉体
4 当接杆部
5a、5b 側杆部
6 支点杆部
7a、7b ピン孔
8 操作部
9 係合溝

Claims (3)

  1. 両端間に開口部が形成された環体と、その環体の開口部を環体の内側から開閉する開閉体とから成り、前記開閉体が、線材の折曲げにより形成されて環体の一端部内面に当接可能な当接杆部と、その当接杆部の両端に設けられた長さが相違する一対の側杆部と、各側杆部の端部から内方に向く一対の支点杆部とを設けた構成とされ、前記開閉体の一対の支点杆部を環体の他端部両側に設けられた軸方向に位置がずれる一対のピン孔内に挿入して開閉体を開閉自在に支持し、開閉体の開放時に捩り力を生じさせ、その復元弾性によって開閉体を閉鎖位置に復帰させるようにした連結リングにおいて、前記開閉体の少なくとも一方の側杆部に外側方に張り出す操作部を設けたことを特徴とする連結リング。
  2. 前記開閉体の当接杆部を環体の一端部内周に沿う円弧状とした請求項1に記載の連結リング。
  3. 前記環体の一端部内周に開閉体の当接杆部が嵌合可能な係合溝を形成した請求項1に記載の連結リング。
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