JP2004134831A - 自動利得制御回路 - Google Patents

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Hisaya Kato
加藤 久也
Ippei Jinno
神野 一平
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

【課題】周波数軸上で隣接に妨害波がある時には、BPF等では完全に妨害波を除去できず正確な振幅制御ができない、また、電波が届かないところを通過しながら受信する時や、連結送信されているチャネル内でセグメントを切り替えた時に、可変利得増幅器の制御信号が変動し同期時間が長くなる。
【解決手段】RF信号を受信するアンテナ1と、希望するチャネルを選局するチューナ2と、チューナの出力信号を帯域制限するフィルタ3と、信号レベルを一定にする可変利得増幅器4と、デジタル信号に変換するADコンバータ5と、ベースバンドのOFDM信号に変換する直交復調部6と、周波数領域のOFDM信号に変換するフーリエ変換部7と、OFDM信号を復号する復号部8と、受信した信号の電波環境を判定する受信環境判定部9と、可変利得増幅器を制御する信号を生成する自動利得制御部10で構成される。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、テレビジョン信号送信システムに関し、特にOFDM方式を用いたディジタルテレビジョン信号受信装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来の受信信号の振幅を一定に保つ自動利得制御回路を備えたOFDM受信装置について説明する。
【0003】
図9は、従来の受信信号の振幅を一定に保つ自動利得制御回路を備えたOFDM受信装置の構成を示す。この自動利得制御回路において、受信信号を帯域通過フィルタ(BPF)41により帯域外のノイズが除去された後、周波数変換器42により所定の周波数に変換され、オートゲインコントロールアンプ(AGCアンプ)43により一定値に振幅制御され、ADプリフィルタ(LPF)44により所定帯域以下に制限され、ADコンバータ45によりデジタル信号に変換された後、直交検波器46に供給され、ベースバンドOFDM信号を得る。この直交検波器46の同相検波軸出力(Iデータ)と直交検波軸出力(Qデータ)はそれぞれOFDM信号の実部及び虚部であり、デジタルLPF47、48を介してFFT回路49に供給される。
【0004】
FFT回路49は、Iデータ及びQデータのガード期間を除いた有効シンボルまたはキャリアホール以外の部分のFFT処理を行うもので、その出力は各キャリアの振幅及び位相を表す複素データであり、共に等化回路50に供給される。この等化回路50は、入力された複素データに対してマルチパスなどによる振幅及び位相ずれの補正処理を行うものである。その出力はデマルチプレクサ(DEMUX)51によりヌルシンボル及び基準シンボルが分離され、情報シンボルの復調Iデータ、復調Qデータとなる。
【0005】
一方、デジタルLPF47、48から出力されるIデータ、QデータはAGC回路52に供給され、AGC回路52では振幅制御信号を生成しAGCアンプ43に入力されて受信信号の振幅を一定に保つように制御される。
【0006】
従来、周波数軸上で隣接に妨害波がある場合でもAGC回路での基準振幅値は固定のままである(例えば、特許文献1参照)。
【0007】
【特許文献1】
特開平9−214465号公報
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、このような従来の自動利得制御回路においては、連結送信での受信や部分受信や隣接チャネル妨害など周波数軸上で希望チャネルの隣接に妨害波があるときには、BPFやLPFなどでは完全に妨害波を除去できず、正確な振幅制御ができないという課題がある。
【0009】
また、トンネルやビル影など電波が届かないところを通過しながら信号を受信するときには、AGC回路で生成される振幅制御信号がバタバタして同期時間が長くなるという課題がある。
【0010】
また、アナログデバイスであるAGCアンプは、一般的にリダクションカーブが線形でないために受信信号レベルによって振幅変動に対する追従スピードが変わり、リダクションカーブが緩い所では速い振幅変動に追従できなくなる。
【0011】
本発明では、従来の自動利得制御回路で問題となるこのような課題を考慮し、受信したRF信号の電波環境を判定する受信環境判定部を設け、周波数軸上で希望チャネルの隣接に妨害波があるときには、自動利得制御部の基準値を変化させることにより正確な振幅制御が可能となる。
【0012】
また、トンネルやビル影など電波が届かないところを通過しながら信号を受信するときには、電波が届いている時の自動利得制御部のループフィルタ出力値を保持することにより、無信号状態から再度電波が受信できたときに同期時間が短くなる。
【0013】
また、リダクションカーブが線形であるデジタル自動利得制御回路を用いることにより、どの受信信号レベルに対しても振幅変動に対する追従スピードは一定となることを目的とするものである。
【0014】
【課題を解決するための手段】
このような目的を達成するために、本発明は、受信したRF信号から希望するチャネルを選局するチューナと、チューナの出力信号を帯域制限するフィルタと、フィルタの出力信号を一定レベルに保ち出力する可変利得増幅器と、可変利得増幅器の出力信号をアナログ信号からデジタル信号に変換するAD変換器と、AD変換器の出力信号を直交復調してベースバンドのOFDM信号を出力する直交復調部と、直交復調部の出力信号であるベースバンドのOFDM信号から周波数軸上で隣接にある妨害信号信号を除去する隣接妨害除去フィルタと、隣接妨害除去フィルタの出力信号を一定レベルに保つデジタル自動利得制御回路と、前記デジタル自動利得制御回路の出力信号をフーリエ変換して周波数領域のOFDM信号を出力するフーリエ変換部と、フーリエ変換部の出力信号である周波数領域のOFDM信号を復号する復号部と、隣接妨害除去フィルタの出力信号と前記受信環境判定部から前記可変利得増幅器を制御する信号を生成する自動利得制御部とを備えたことを特徴とする自動利得制御回路である。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下に、本発明をその実施の形態を示す図面に基づいて説明する。
【0016】
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態1における自動利得制御回路のブロック構成図である。図1において、1はRF信号を受信するアンテナ、2は受信したRF信号から希望するチャネルを選局するチューナ、3はチューナの出力信号を帯域制限するフィルタ、4は信号レベルを一定にする可変利得増幅器、5は可変利得増幅器の出力信号をデジタル信号に変換するADコンバータ、6はベースバンドのOFDM信号に変換する直交復調部、7は周波数領域のOFDM信号に変換するフーリエ変換部、8は周波数領域のOFDM信号を復号する復号部、9は受信した信号の電波環境を判定する受信環境判定部、10はベースバンドのOFDM信号と受信環境判定部の出力信号から可変利得増幅器を制御する信号を生成する自動利得制御部である。
【0017】
以上のように構成された自動利得制御回路について、以下、その動作を述べる。まず、アンテナ1で受信されたOFDM変調波のRF信号はチューナ2により希望するチャネルを選局されIF信号に変換される。そして、そのIF信号はフィルタ3のより帯域外のノイズが除去され、可変利得増幅器4で最適な値に振幅制御され、ADコンバータ5によりデジタル信号に変換された後、直交復調部6に入力されベースバンドのOFDM信号に変換される。そのベースバンドのOFDM信号はフーリエ変換部7で周波数領域のOFDM信号に変換され、復号部8で復号されて受信データとなる。
【0018】
一方、受信した信号の電波環境を受信環境判定部9で判定し、その情報をもとに自動利得制御部10で可変利得増幅器4を制御する信号を生成し、最適な振幅制御が実現される。
【0019】
次に、自動利得制御部10について、その動作を説明する。図2において、ベースバンドのOFDM信号の信号レベルをレベル検出器11で検出され、その検出結果を平均回路12で平均され、基準値設定器13との差分を減算器14で計算しループフィルタ15で平滑化し可変利得増幅器4を制御する信号を生成する。また、受信環境判定部9からの受信環境情報から基準値設定器13の基準値を可変したり、ループフィルタ15の出力信号を保持したりする。
【0020】
ここで、受信環境判定部9からの受信環境情報により、ループフィルタ15の出力信号を保持したり、自動利得制御部10の基準値設定器13の基準値を可変にする動作について説明する。
【0021】
まず、ループフィルタ15の出力信号を保持する場合について説明する。トンネルやビル影など電波が届かないところを通過するときは可変利得増幅器4を制御する自動利得制御部10の出力信号は急激に変化し、電波が届くようになったときに自動利得制御を再動作することになり、復号部8で受信データが再出力されるのには時間がかかる。従って、自動利得制御部10の出力信号が急激に変化したときはその直前の電波が届いているときの可変利得増幅器4の制御信号を保持することにより、再び電波が届くようになったときに復号部8で受信データを早く出力できる。
【0022】
また、図3のようなに1チャネルでnセグメントを連結送信されているときで、そのチャネル内で連結送信されている各セグメントを切り替えて選局されたとき、例えば、図3でセグメント1からセグメント2に切り替えたときは、チャネル内でのセグメントの信号レベルは同じなので、可変利得増幅器4の制御信号を保持することにより復号部8で受信データを早く出力できる。連結送信されているチャネル内で各セグメント間で切り替わったかどうかは、チューナ2の選局情報から判定する。
【0023】
次に、自動利得制御部10の基準値設定器13の基準値を可変する場合について説明する。チューナ2の選局情報をもとに受信環境判定部9で周波数軸上の隣接に妨害信号があるかどうかを判断し自動利得制御部10の基準値設定器13の基準値を妨害信号も加味した値に変化させることにより、より正確な振幅制御が可能となる。基準値の変化量は復号部8の復号エラーをモニタしながら決めても良い。
【0024】
また、フーリエ変換7の出力信号である周波数領域のOFDM信号から周波数軸上で隣接に妨害信号があるかどうかの判断とその妨害信号の大きさを測定し、自動利得制御部10の基準値設定器13の基準値を妨害信号も加味した値に変化させることにより、より正確な振幅制御が可能となる。ここで、図4は、下隣接にNTSC信号の音声信号があり、帯域外のノイズを除去するフィルタ3では完全に除去できず、ベースバンドのOFDM信号に隣接の妨害信号として残っており、それがフーリエ変換7の出力信号である周波数領域のOFDM信号で確認できる例で、そのフーリエ変換の出力信号レベルから隣接の妨害信号レベルを判定し自動利得制御部10の基準値設定器13の値を変化させる。
【0025】
また、図5は、連結送信されたOFDM信号を受信するときに帯域外のノイズを除去するフィルタ3では隣のセグメントを完全に除去できず、ベースバンドのOFDM信号に隣接の妨害信号として残っており、それがフーリエ変換部7の出力信号である周波数領域のOFDM信号で確認できる例で、フィルタ3の周波数特性から連結送信されている隣のセグメントの漏れ量を判定し自動利得制御部10の基準値設定器13の値を変化させる。ここでは連結送信の例であるが部分受信の場合でも良い。
【0026】
以上のように、本実施の形態の構成によれば、連結送信での受信や部分受信や隣接チャネル妨害など周波数軸上で希望チャネルの隣接に妨害波があるときに、BPFやLPFなどでは完全に妨害波を除去できない場合でも、自動利得制御部の基準値設定器の基準値を妨害信号も加味した値に変更することで正確な振幅制御ができる。
【0027】
また、トンネルやビル影など電波が届かないところを通過しながら信号を受信するときでも、自動利得制御部の出力信号を電波が届いているときの制御信号を保持することにより同期時間が短くなり復号部8で受信データを早く出力できる。
【0028】
また、連結送信されているチャネル内でセグメントを切り替えたときに、自動利得制御部が可変利得増幅器の制御信号を保持することにより同期時間が短くなり復号部8で受信データを早く出力できる。
【0029】
なお、上記実施の形態1では、自動利得制御部10は直交復調部6の出力信号を用いたがADコンバータ5の出力信号を用いても良い。
【0030】
(実施の形態2)
図6は、本発明の実施の形態2における自動利得制御回路のブロック構成図である。図2において、1はRF信号を受信するアンテナ、2は受信したRF信号から希望するチャネルを選局するチューナ、3はチューナの出力信号を帯域制限するフィルタ、4は信号レベルを一定にする可変利得増幅器、5は可変利得増幅器の出力信号をデジタル信号に変換するADコンバータ、6はベースバンドのOFDM信号に変換する直交復調部、21は隣接にある妨害信号を除去する隣接妨害除去フィルタ、22はベースバンドのOFDM信号を一定の振幅に制御するデジタル自動利得制御回路、7は周波数領域のOFDM信号に変換するフーリエ変換部、8は周波数領域のOFDM信号を復号する復号部、9は受信した信号の電波環境を判定する受信環境判定部、10はベースバンドのOFDM信号と受信環境判定部の出力信号から可変利得増幅器を制御する信号を生成する自動利得制御部である。
【0031】
以上のように構成された自動利得制御回路について、以下、その動作を述べる。まず、アンテナ1で受信されたOFDM変調波のRF信号はチューナ2により希望するチャネルを選局されIF信号に変換される。そして、そのIF信号はフィルタ3のより帯域外のノイズが除去され、可変利得増幅器4で最適な値に振幅制御され、ADコンバータ5によりデジタル信号に変換された後、直交復調部6に入力されベースバンドのOFDM信号に変換される。そのベースバンドのOFDM信号は隣接妨害除去フィルタ21により周波数軸上で隣接にある妨害信号を除去され、デジタル自動利得制御回路22で最適な値に振幅制御される。そして、フーリエ変換部7で周波数領域のOFDM信号に変換され、復号部8で復号されて受信データとなる。
【0032】
一方、受信した信号の電波環境を受信環境判定部9で判定し、その情報をもとに自動利得制御部10で可変利得増幅器4を制御する信号を生成し、最適な振幅制御が実現される。
【0033】
ここで、受信環境判定部9と自動利得制御部10の動作については、実施の形態1で説明したので省略する。
【0034】
隣接妨害除去フィルタ21は、デジタル回路で実現されるので、アナログデバイス特有の温度特性によるフィルタの周波数特性の変化がなく、また、ベースバンド帯域でフィルタを実現するので周波数特性を急峻に実現することができ、アナログデバイスであるフィルタ3では完全に除去できなかった隣接の妨害信号を除去することができ、ほぼ希望信号のみを後段に出力することができる。
【0035】
デジタル自動利得制御回路22について、その動作を説明する。図7において、隣接妨害除去フィルタ21の出力信号であるベースバンドのOFDM信号の信号レベルをレベル検出器31で検出され、その検出結果を平均回路32で平均され、基準値設定器33との差分を減算器34で計算して誤差情報を生成し、ループフィルタ35で平滑化され、乗算器36で誤差情報をもとに基準値設定器33の設定値と同じ振幅値になるように制御される。
【0036】
このデジタル自動利得制御回路22では、隣接妨害除去フィルタ21の出力信号を用いてベースバンドのOFDM信号を振幅制御するので、より最適な振幅値のOFDM信号を後段に出力することができる。また、アナログデバイスである可変利得増幅器4のゲインリダクションカーブは、一般的に図8のように線形となっておらず、入力信号レベルによって振幅変動に対する追従スピードが変化してしまうが、デジタル利得制御回路22では線形動作することが可能であるので、どの入力信号レベルに対しても振幅変動に対する追従スピードを一定にすることができる。
【0037】
以上のように、本実施の形態の構成によれば、隣接妨害除去フィルタがデジタル回路で実現され、アナログデバイス特有の温度特性によるフィルタの周波数特性の変化がなく、また、ベースバンド帯域でフィルタを実現するので周波数特性を急峻に実現することができ、アナログデバイスであるフィルタ3では完全に除去できなかった隣接の妨害信号を除去することができ、ほぼ希望信号のみを後段に出力することができ、デジタル自動利得制御回路でより最適な振幅制御が可能となる。
【0038】
また、デジタル自動利得制御回路では入力信号レベルに対して線形動作することが可能であるので、どの入力信号レベルに対しても振幅変動に対する追従スピードを一定にすることが可能となる。
【0039】
なお、上記実施の形態2では、自動利得制御部10は隣接妨害除去フィルタ21の出力信号を用いたがADコンバータ5や直交復調部6の出力信号を用いても良い。
【0040】
【発明の効果】
以上の説明より明らかなように、本発明は、連結送信での受信や部分受信や隣接チャネル妨害など周波数軸上で希望チャネルの隣接に妨害波があるときに、BPFやLPFなどでは完全に妨害波を除去できない場合でも、自動利得制御部の基準値設定器の基準値を妨害信号も加味した値に変更することで正確な振幅制御ができる。
【0041】
また、トンネルやビル影など電波が届かないところを通過しながら信号を受信するときでも、自動利得制御部の出力信号を電波が届いているときの制御信号を保持することにより同期時間が短くなり復号部8で受信データを早く出力できる。
【0042】
また、連結送信されているチャネル内でセグメントを切り替えたときに、自動利得制御部が可変利得増幅器の制御信号を保持することにより同期時間が短くなり復号部8で受信データを早く出力できる。
【0043】
また、隣接妨害除去フィルタがデジタル回路で実現され、アナログデバイス特有の温度特性によるフィルタの周波数特性の変化がなく、また、ベースバンド帯域でフィルタを実現するので周波数特性を急峻に実現することができ、アナログデバイスであるフィルタ3では完全に除去できなかった隣接の妨害信号を除去することができ、ほぼ希望信号のみを後段に出力することができ、デジタル自動利得制御回路でより最適な振幅制御ができる。
【0044】
また、デジタル自動利得制御回路では入力信号レベルに対して線形動作することが可能であるので、どの入力信号レベルに対しても振幅変動に対する追従スピードを一定にすることができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1による自動利得制御回路のブロック図
【図2】本発明の実施の形態1、2における自動利得制御部のブロック図
【図3】本発明の実施の形態1における連結送信されたOFDM信号のスペクトル図
【図4】本発明の実施の形態1における下隣接にNTSC信号があるときのスペクトル図
【図5】本発明の実施の形態1における連結送信されたOFDM信号がフィルタを通過したスペクトル図
【図6】本発明の実施の形態2による自動利得制御回路のブロック図
【図7】本発明の実施の形態2におけるデジタル自動利得制御回路のブロック図
【図8】本発明の実施の形態2における可変利得増幅器のゲインリダクションカーブの図
【図9】従来例における自動利得制御回路のブロック図
【符号の説明】
1 アンテナ
2 チューナ
3 フィルタ
4 可変利得増幅器
5,45 ADコンバータ
6 直交復調部
7 フーリエ変換部
8 復号部
9 受信環境判定部
10 自動利得制御部
11,31 レベル検出器
12,32 平均回路
13,33 基準値設定器
14,34 減算器
15,35 ループフィルタ
21 隣接妨害除去フィルタ
22 デジタル自動利得制御回路
36 乗算器
41 BPF
42 周波数変換器
43 AGCアンプ
44,47,48 LPF
46 直交検波器
49 FFT
50 等化回路
51 DEMUX
52 AGC回路

Claims (11)

  1. 受信された信号を一定レベルに保ち出力する可変利得増幅器と前記可変利得増幅器の出力信号をアナログ信号からデジタル信号に変換するAD変換器と
    受信した信号の電波環境を判定する受信環境判定部と
    前記AD変換器の出力信号であるデジタル信号と前記受信環境判定部の出力信号から前記可変利得増幅器を制御する信号を生成する自動利得制御部とを備え、
    周波数軸上で隣接に妨害信号があるときに前記受信環境判定部からの受信環境情報を用いて前記可変利得増幅器を制御する前記自動利得制御部の出力信号を変化させ前記可変利得増幅器の出力信号の振幅レベルを妨害信号が無い場合と比べ変化させることを特徴とする自動利得制御回路。
  2. 受信された信号を一定レベルに保ち出力する可変利得増幅器と前記可変利得増幅器の出力信号をアナログ信号からデジタル信号に変換するAD変換器と
    前記AD変換器の出力信号であるデジタル信号から周波数軸上で隣接にある妨害信号を除去する隣接妨害除去フィルタと
    前記隣接妨害除去フィルタの出力信号を一定レベルに保つデジタル自動利得制御回路と
    受信した信号の電波環境を判定する受信環境判定部と
    前記隣接妨害除去フィルタの出力信号と前記受信環境判定部の出力信号から前記可変利得増幅器を制御する信号を生成する自動利得制御部とを備え、
    周波数軸上で隣接に妨害信号があるときに前記受信環境判定部からの受信環境情報を用いて前記可変利得増幅器を制御する前記自動利得制御部の出力信号を変化させ前記可変利得増幅器の出力信号の振幅レベルを妨害信号が無い場合と比べ変化させ、また、前記隣接妨害除去フィルタで帯域制限してから前記デジタル自動利得制御回路で振幅を一定に保つことでより正確な受信信号の振幅レベル制御が可能となることを特徴とする自動利得制御回路。
  3. 直交周波数分割多重(OFDM)信号を受信するOFDM受信装置において
    受信したRF信号から希望するチャネルを選局するチューナと
    前記チューナの出力信号を帯域制限するフィルタと
    前記フィルタの出力信号を一定レベルに保ち出力する可変利得増幅器と
    前記可変利得増幅器の出力信号をアナログ信号からデジタル信号に変換するAD変換器と
    前記AD変換器の出力信号を直交復調してベースバンドのOFDM信号を出力する直交復調部と
    前記直交復調部の出力信号であるベースバンドのOFDM信号をフーリエ変換して周波数領域のOFDM信号を出力するフーリエ変換部と
    前記フーリエ変換部の出力信号である周波数領域のOFDM信号を復号する復号部と
    受信したRF信号の電波環境を判定する受信環境判定部と
    前記直交復調部の出力信号と前記受信環境判定部の出力信号から前記可変利得増幅器を制御する信号を生成する自動利得制御部とを備え、
    周波数軸上で隣接に妨害信号があるときに前記受信環境判定部からの受信環境情報を用いて前記可変利得増幅器を制御する前記自動利得制御部の出力信号を変化させ前記可変利得増幅器の出力信号の振幅レベルを妨害信号が無い場合と比べ変化させることを特徴とする自動利得制御回路。
  4. 直交周波数分割多重(OFDM)信号を受信するOFDM受信装置において
    受信したRF信号から希望するチャネルを選局するチューナと
    前記チューナの出力信号を帯域制限するフィルタと
    前記フィルタの出力信号を一定レベルに保ち出力する可変利得増幅器と
    前記可変利得増幅器の出力信号をアナログ信号からデジタル信号に変換するAD変換器と
    前記AD変換器の出力信号を直交復調してベースバンドのOFDM信号を出力する直交復調部と
    前記直交復調部の出力信号であるベースバンドのOFDM信号から周波数軸上で隣接にある妨害信号信号を除去する隣接妨害除去フィルタと
    前記隣接妨害除去フィルタの出力信号を一定レベルに保つデジタル自動利得制御回路と
    前記デジタル自動利得制御回路の出力信号をフーリエ変換して周波数領域のOFDM信号を出力するフーリエ変換部と
    前記フーリエ変換部の出力信号である周波数領域のOFDM信号を復号する復号部と
    受信した信号の電波環境を判定する受信環境判定部と
    前記隣接妨害除去フィルタの出力信号と前記受信環境判定部から前記可変利得増幅器を制御する信号を生成する自動利得制御部とを備え、
    周波数軸上で隣接に妨害信号があるときに前記受信環境判定部からの受信環境情報を用いて前記可変利得増幅器を制御する前記自動利得制御部の出力信号を変化させ前記可変利得増幅器の出力信号の振幅レベルを妨害信号が無い場合と比べ変化させ、また、前記隣接妨害除去フィルタで帯域制限してから前記デジタル自動利得制御回路で振幅を一定に保つことでより正確な受信信号の振幅レベル制御が可能となることを特徴とする自動利得制御回路。
  5. 前記自動利得制御部は
    前記AD変換器の出力信号であるデジタル信号の振幅値を算出するレベル検出器と
    前記レベル検出器の出力信号を平均化する平均回路と
    前記受信環境判定部の出力信号をもとに基準値が変化する基準値設定器と
    前記平均回路の出力信号と基準値設定器の出力信号の差分を算出する減算器と前記減算器の出力信号を平滑化し、かつ、前記受信環境判定部の出力信号により出力値を保持するループフィルタとを備え、
    周波数軸上で隣接に妨害信号があるときに前記受信環境判定部の出力信号をもとに前記基準設定回路の基準値を変化させて前記可変利得増幅器の出力信号の振幅レベルを変化させること、また、前記ループフィルタ出力値を保持することを特徴とする請求項1または請求項2または請求項3または請求項4に記載の自動利得制御回路。
  6. 前記受信環境判定部は、急に受信信号が無くなったときに前記自動利得制御部のループフィルタ出力値を保持する信号を出力することを特徴とする請求項1から4のいずれか一項に記載の自動利得制御回路。
  7. 前記受信環境判定部は、連結送信されている場合にその連結送信されているチャネル内でセグメントを切り替えたときに前記自動利得制御部のループフィルタ出力値を保持する信号を出力することを特徴とする請求項1から4のいずれか一項に記載の自動利得制御回路。
  8. 前記受信環境判定部は、希望するチャネルを選局する選局情報から周波数軸上で隣接に妨害信号があるかを判断し前記自動利得制御部の基準値設定器の基準値を変化させることを特徴とする請求項1から4のいずれか一項に記載の自動利得制御回路。
  9. 前記受信環境判定部は、前記フーリエ変換部の出力信号から周波数軸上で隣接に妨害信号があるかを判断し前記自動利得制御部の基準値設定器の基準値を変化させることを特徴とする請求項3または請求項4に記載の自動利得制御回路。
  10. 前記受信環境判定部は、前記復号部での復号エラーをモニタしながら段階的に前記自動利得制御部の基準値設定器の基準値を変化させることを特徴とする請求項3または請求項4に記載の自動利得制御回路。
  11. 前記受信環境判定部は、前記チューナの出力信号を帯域制限する前記フィルタの周波数特性から連結送信されている場合の隣接セグメント信号の漏れ量を判定し前記自動利得制御部の基準値設定器の基準値を変化させることを特徴とする請求項3または請求項4に記載の自動利得制御回路。
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